JP2000134288A - 電話機 - Google Patents

電話機

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JP2000134288A
JP2000134288A JP10299681A JP29968198A JP2000134288A JP 2000134288 A JP2000134288 A JP 2000134288A JP 10299681 A JP10299681 A JP 10299681A JP 29968198 A JP29968198 A JP 29968198A JP 2000134288 A JP2000134288 A JP 2000134288A
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signal
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handset
digital
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JP10299681A
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English (en)
Inventor
Kotaro Machidera
侯大郎 待寺
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Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話機の周囲の背景音の入力を安価に確実に
防止する。 【解決手段】 送受器25に入力される送話音をコーデ
ィック回路26によってディジタル信号に変換し、送受
器25と独立に設けられたマイク37によって検出され
た背景音をA/D変換器38によってディジタルの信号
に変換してディジタルフィルタ39に入力し、コーディ
ック回路26の出力信号からディジタルフィルタ39の
出力を減算手段40によって減算し、この減算結果を受
けたフィルタ係数更新手段41は送話信号からこの送話
信号に含まれる背景音成分を除いた音声成分だけが減算
手段40から出力されるようにディジタルフィルタ39
のフィルタ係数を所定のアルゴリズムにしたがって更新
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送受器によって通
話を行う電話機において、周囲からの背景音による音質
の低下を防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】電話機のうち、例えば公衆電話機のよう
に、車等の交通量が多い場所や人通りの激しい場所等に
設置される電話機では、周囲から高いレベルの背景音が
送受器に入力され通話相手側に伝達されて、通話が満足
に行えなくなる。
【0003】これを解決するために、従来では、送受器
の通気口の位置や形状等を工夫して、背景音の入力を防
止するものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ように背景音の入力を防止する特殊構造の送受器は、コ
ストが高く、しかも、その構造によって送受器自体のデ
ザインが限定されてしまい、設計の自由度が少なくなる
という問題があった。
【0005】また、背景音のみをマイクによって検出
し、その検出信号を送受器から出力される送話信号から
単純に減算する方法も考えられるが、送受器は、利用者
が手に持って不特定な位置に移動されるため、送受器か
ら出力される送話信号に含まれる背景音成分の位相とマ
イクで検出された背景信号の位相とは必ずしも一致せ
ず、背景音を確実に除去することは困難であり、逆に雑
音増加の恐れもある。
【0006】本発明は、この問題を解決して、送受器の
デザインを限定することなく、低コストで背景音を確実
に除去できる電話機を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の電話機は、通話を行うための送
受器と、前記送受器と独立に設けられ、周囲からの背景
音を電気信号に変換する背景音入力手段と、前記送受器
から出力される送話信号をディジタル信号に変換する第
1のA/D変換器と、前記背景音入力手段から出力され
る背景信号をディジタル信号に変換する第2のA/D変
換器と、前記第2のA/D変換器の出力に対してフィル
タリング処理を行うディジタルフィルタと、前記第1の
A/D変換器の出力から前記ディジタルフィルタの出力
を減算する減算手段と、前記減算手段の出力を受け、該
減算手段の出力が前記送話信号から該送話信号に含まれ
る背景音成分を除いた音声成分のみに収束するように、
前記ディジタルフィルタのフィルタ係数を所定の適応ア
ルゴリズムにしたがって更新するフィルタ係数更新手段
とを有し、前記送話信号から背景音成分を除去した音声
成分を回線へ送出することを特徴としている。
【0008】また、本発明の請求項2の電話機は、請求
項1の電話機において、前記減算手段の出力と前記第2
のA/D変換器の出力との相互相関を検出する相互相関
検出手段と、前記相互相関検出手段によって検出された
相関値に応じて、前記フィルタ係数更新手段の収束判定
のための修正係数を更新する修正係数更新手段とを備え
ている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。図1は、実施形態の公衆電話機20
の構成を示す図である。
【0010】この公衆電話機20は、従来の公衆電話機
と同様に、カード処理装置21、硬貨処理装置22、ダ
イヤル装置23、表示器24、送受器25、フックスイ
ッチ26、コーデック回路27および回線インタフェー
ス28を備えており、さらに、送話信号から背景音を除
去するために操作するノイズ除去スイッチ31、送話信
号の切り換えを行う切換スイッチ32、ノイズ除去部3
5およびこれらの制御を行う制御装置50を備えてい
る。
【0011】カード処理装置21は、挿入されたカード
の残り度数を読み取って制御装置50へ出力し、制御装
置50からの料金徴収指令を受けてカードの残り度数を
減算して通話終了時にカードを返却する。また硬貨処理
装置22は、投入硬貨の金額を検出して制御装置50へ
出力し、制御装置50からの料金徴収指令を受けて硬貨
を収納し、通話終了時に残り硬貨を返却する。
【0012】ダイヤル装置23は、通話相手の電話番号
を入力するためのものであり、入力された番号を制御装
置50へ出力する。表示器24にはカードの残り度数、
投入硬貨の残額や電話番号等の情報が制御装置50によ
って表示される。
【0013】送受器25は、マイクとスピーカ(ともに
図示せず)によって形成され、利用者の送話音声を送話
信号に変換して出力し、回線から入力された受話信号を
受話音声に変換する。
【0014】フックスイッチ26は、送受器25がオン
フック状態かオフフック状態かを検出して、その検出信
号を制御装置50へ出力する。
【0015】コーディック回路27は、回線から回線イ
ンタフェース28を介して入力されるディジタルの受話
信号をアナログ信号に変換して送受器25へ出力し、送
受器25から出力されるアナログの送話信号またはノイ
ズ除去部35からの信号をディジタル信号に変換して回
線インタフェース28へ出力する。
【0016】回線インタフェース28は、制御装置50
から出力される回線の接続や制御に必要な情報と、コー
ディック回路27から出力される送話信号をディジタル
公衆回線へ出力し、回線側から制御情報と受話信号とを
受け、その制御情報を制御装置50へ出力し、受話信号
をコーディック回路27へ出力する。
【0017】ノイズ除去スイッチ31は、公衆電話機2
0の利用者が背景音を除去して通話するか否かを選択す
るためのスイッチであり、例えば戻し操作の必要のない
非ロック型の押釦スイッチによって形成されている。
【0018】切換スイッチ32は、ノイズ除去スイッチ
31の操作に応じて制御装置50により切り換え制御さ
れる2回路2接点のスイッチであり、送受器25とコー
ディック回路27の送話信号ラインの間に設けられてい
る。
【0019】切換スイッチ32の第1の共通端子32a
は、送受器25の送話信号ラインに接続され、第2の共
通端子32dは、コーディック回路27の送話信号ライ
ンに接続され、第1の共通端子32aに接続可能な一方
の端子32bと、第2の共通端子32dに接続可能な一
方の端子32eの間は直結されている。
【0020】切換スイッチ32は、常時は、第1の共通
端子32aが端子32bに接続され且つ第2の共通端子
32dが端子32eに接続された状態にあり、送受器2
5とコーディック回路27の送話信号ラインの間を直結
している。
【0021】切換スイッチ32の第1の共通端子32a
に接続可能な他方の端子32cと、第2の共通端子32
dに接続可能な他方の端子32fは、ノイズ除去部35
のコーディック回路36に接続されている。
【0022】コーディック回路36は、切換スイッチ3
2を介して入力されるアナログの送話信号をディジタル
信号に変換し、ノイズ除去されたディジタル信号をアナ
ログ信号に変換して切換スイッチ32を介してコーディ
ック回路27へ出力する。このコーディック回路36
は、実施形態の第1のA/D変換器を構成するものであ
る。
【0023】また、このノイズ除去部35には、背景音
を検出するためのマイク37が設けられている。マイク
37は、送受器25に対する利用者の送話音声が入りに
くく、周囲からの背景音が入りやすい位置に設けられて
いる。
【0024】マイク37に入力された背景音は、A/D
変換器38によってディジタルの背景信号に変換され
る。このA/D変換器38は、実施形態の第2のA/D
変換器を構成するものである。
【0025】A/D変換器38の出力はディジタルフィ
ルタ39に入力される。ディジタルフィルタ39は例え
ばトランスバーサル型FIRフィルタによって構成さ
れ、複数のフィルタ係数によって決まる応答特性を有し
ている。
【0026】ディジタルフィルタ39の出力は減算手段
40に入力されている。減算手段40は、コーディック
回路36の出力からディジタルフィルタ39の出力を減
算する。
【0027】減算手段40の出力は、フィルタ係数更新
手段41、相互相関検出手段42およびコーディック回
路36に出力される。
【0028】フィルタ係数更新手段41は、減算手段4
0の出力の2乗平均を計算してその値が所定値以下に収
束するように、ディジタルフィルタ39のフィルタ係数
をLMSアルゴリズムにしたがって更新して、送話信号
からその送話信号に含まれている背景音成分が除去され
た音声成分が減算手段40から出力されるようにしてい
る。
【0029】以下、その原理について説明する。先ず、
利用者が話をしていない場合、即ち、送話信号が背景音
成分のみの場合について考える。
【0030】送受器25から出力される送話信号をd
(n)、マイク37から出力される背景音信号をx
(n)、背景音信号x(n)に対するディジタルフィル
タ39のフィルタ応答を、 y(n)=Σh(k)・x(n−k) (ただし、h(k)はフィルタ係数、Σはk=0〜n−
1までの総和を示す)とする。
【0031】ここで、図2のように、周囲からの背景音
nが送受器25に入力されて送話信号dとして出力され
るまでの信号経路と、背景音nがマイク37に入力され
てその背景音信号xがディジタルフィルタ39に入力さ
れディジタルフィルタ39から応答信号yが出力される
までの信号経路とを考え、それぞれの経路の伝達関数を
Ha(s)、Hb(s)として、ラプラス変換したとき
図3のように表される。
【0032】したがって、D(s)、Y(s)は、 D(s)=Ha(s)・N(s) Y(s)=Hb(s)・N(s) となる。これらの式からN(s)を消去すると、 Y(s)=D(s)・H(b)/H(a) となる。
【0033】上式は、伝達関数H(b)/H(a)によ
ってD(s)からY(s)を生成することができること
を示している。
【0034】フィルタ係数更新手段41は、この伝達特
性に対応するフィルタ係数をLMSアルゴリズムにした
がって更新することで目標とする信号d(=背景音成分
n)に対してフィルタの出力yを近づける。
【0035】即ち、フィルタ係数更新手段41は、減算
手段40の出力eの2乗が最小となるようにフィルタ係
数を更新する。
【0036】ここで、eの2乗は、 e2 =(n−y)2 となり、nとyは互いに相関があるから、その期待値
(平均値)は、 E〔e2 〕=E〔(n−y)2 〕 となり、E〔e2 〕を小さくするようにフィルタ係数を
更新することは、E〔(n−y)2 〕を小さくする、即
ち、yをnに近づけていることになる。これによって、
減算手段40の出力には背景音成分が殆ど現れなくな
る。
【0037】また、送話信号dに利用者の音声Sが含ま
れている場合も同様である。即ち、送話信号d=S+n
とすれば、減算手段40の出力eの2乗は、 e2 =(d−y)2 =S2 +2(n−y)S+(n−y)2 となる。前記したように、この場合、Sはnおよびyに
対して相関が無く、nとyは相関があるため、上式の期
待値(平均)は、 E〔e2 〕=E〔S2 〕+E〔(n−y)2 〕 となる。
【0038】ここで、E〔S2 〕は、ディジタルフィル
タ39の応答と無関係に一定値であるから、E〔e2
を小さくするようにフィルタ係数を更新することは、前
記同様にE〔(n−y)2 〕を小さくする、即ち、yを
nに近づけていることになる。
【0039】このようにフィルタ係数更新手段41がL
MSアルゴリスムにしたがってフィルタ係数を更新する
ことによって、送話信号からその送話信号に含まれてい
る背景音成分が確実に除去されて、減算手段40の出力
は利用者の音声成分だけになる。
【0040】また、相互相関検出手段42は、減算手段
40の出力とA/D変換器38の出力との相互相関を検
出し、その検出結果を修正係数更新手段43に出力す
る。
【0041】修正係数更新手段43は、相互相関検出手
段42によって検出された相関値が小さくなるように、
フィルタ係数更新手段41の収束判定のための修正係数
を更新して、フィルタ係数更新手段41によるディジタ
ルフィルタ39の応答が速やかに収束するようにしてい
る。この修正係数更新手段43は相互相関検出手段42
によって検出される相関値のピークを検出し、そのピー
ク値が小さくなるように修正係数を更新する。
【0042】なお、ノイズ除去部35のディジタルフィ
ルタ39、減算手段40、フィルタ係数更新手段41、
相互相関検出手段42および修正係数更新手段43は、
ディジタルシグナルプロセッサ(DSP)あるいはCP
U、ROM等からなるマイクロコンピュータによって構
成されている。
【0043】以上のように構成された公衆電話機20で
は、利用者が通話を行う際に、ノイズ除去スイッチ31
を押せば、送受器25から出力される送話信号がノイズ
除去部35に入力され、その送話信号に含まれる背景音
成分が確実に除去されて、コーディック回路36、27
および回線インタフェース28を介して回線へ送出され
る。
【0044】このため、通話相手側は、公衆電話機利用
者の音声のみを受話音として聞くことができ、公衆電話
機周囲の背景音に影響されずに通話を円滑に行うことが
できる。
【0045】なお、この実施形態では、ディジタルフィ
ルタとしてトランスバーサルFIR型のものを用いてい
たが、他のフィルタ、例えばIIRフィルタ等を用いて
もよい。
【0046】また、この実施形態では、フィルタ係数更
新手段41が、LMSアルゴリズムにしたがって、ディ
ジタルフィルタのフィルタ係数を更新していたが、他の
アルゴリズムにしたがってフィルタ係数を更新するよう
にしてもよい。
【0047】
【他の実施の形態】前記実施形態では、ノイズ除去スイ
ッチ31を操作することによって、背景音を除去するよ
うにしていたが、ノイズ除去スイッチ31および切換ス
イッチ32を省略し、送受器25とコーディック回路2
7との間にノイズ除去部35を直結し、送受器25から
の送話信号に対して常に背景音を除去するようにしても
よい。
【0048】また、図4に示す公衆電話機60のよう
に、背景音信号の平均レベルを検出する背景音レベル検
出手段61と、背景音信号の平均レベルを基準値と比較
しその比較結果を制御装置50に出力する比較手段62
とを設け、背景音信号の平均レベルが基準値より大きい
ときには、切換スイッチ32によって送受器25とコー
ディック回路27との間にノイズ除去部35を接続さ
せ、背景音信号の平均レベルが基準値以下のときには、
送受器25とコーディック回路27との間を直結させる
ようにしてもよい。
【0049】また、前記実施形態では、ディジタル式の
公衆電話機に本発明を適用していたが、アナログ式の公
衆電話機、ディジタルあるいはアナログの加入者電話
機、携帯電話、PHS等にも本発明を同様に適用でき
る。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電話機
は、送受器に入力される送話音をディジタル信号に変換
し、送受器と独立に設けられた背景音検出手段によって
検出された背景音をディジタルの信号に変換してディジ
タルフィルタに入力し、ディジタルフィルタの出力をデ
ィジタルの送話信号から減算し、送話信号からこの送話
信号に含まれる背景音成分を除いた音声成分だけが減算
手段から出力されるように、ディジタルフィルタのフィ
ルタ係数を更新している。
【0051】このため、背景音の入力をキャンセルする
構造の送受器を使用することなく、背景音を確実に除去
することができ、コストを下げることができ、また、送
受器のデザインの自由度が高くなる。
【0052】また、減算手段の出力と背景音信号との相
互相関を検出し、その検出値に応じてフィルタ係数更新
手段の修正係数を更新するようにした電話機では、ディ
ジタルフィルタの応答特性を速やかに収束させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成を示すブロック図
【図2】実施形態の原理を説明するための図
【図3】実施形態の原理を説明するための図
【図4】本発明の他の実施形態の構成を示すブロック図
【符号の説明】
20 公衆電話機 25 送受器 27 コーディック回路 28 回線インタフェース 31 ノイズ除去スイッチ 32 切換スイッチ 35 ノイズ除去部 36 コーディック回路 37 マイク 38 A/D変換器 39 ディジタルフィルタ 40 減算手段 41 フィルタ係数更新手段 42 相互相関検出手段 43 修正係数更新手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年12月8日(1998.12.
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通話を行うための送受器と、 前記送受器と独立に設けられ、周囲からの背景音を電気
    信号に変換する背景音入力手段と、 前記送受器から出力される送話信号をディジタル信号に
    変換する第1のA/D変換器と、 前記背景音入力手段から出力される背景信号をディジタ
    ル信号に変換する第2のA/D変換器と、 前記第2のA/D変換器の出力に対してフィルタリング
    処理を行うディジタルフィルタと、 前記第1のA/D変換器の出力から前記ディジタルフィ
    ルタの出力を減算する減算手段と、 前記減算手段の出力を受け、該減算手段の出力が前記送
    話信号から該送話信号に含まれる背景音成分を除いた音
    声成分のみに収束するように、前記ディジタルフィルタ
    のフィルタ係数を所定の適応アルゴリズムにしたがって
    更新するフィルタ係数更新手段とを有し、 前記送話信号から背景音成分を除去した音声成分を回線
    へ送出することを特徴とする電話機。
  2. 【請求項2】前記減算手段の出力と前記第2のA/D変
    換器の出力との相互相関を検出する相互相関検出手段
    と、 前記相互相関検出手段によって検出された相関値に応じ
    て、前記フィルタ係数更新手段の収束判定のための修正
    係数を更新する修正係数更新手段とを備えたことを特徴
    とする請求項1記載の電話機。
JP10299681A 1998-10-21 1998-10-21 電話機 Pending JP2000134288A (ja)

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