JP2000115391A - ドアホン装置 - Google Patents

ドアホン装置

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JP2000115391A
JP2000115391A JP10278984A JP27898498A JP2000115391A JP 2000115391 A JP2000115391 A JP 2000115391A JP 10278984 A JP10278984 A JP 10278984A JP 27898498 A JP27898498 A JP 27898498A JP 2000115391 A JP2000115391 A JP 2000115391A
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Minoru Fujita
実 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】双方向通話時のハウリングを防止する。 【解決手段】ドアホン子機1の子機マイク10を介して
入力された訪問者からの受話信号の音質(音圧周波数)
特性を、インターホン親機2の受話演算増幅器23を介
して音域が高くなるにつれて受話音の音量が増大するよ
うに調整して、ハンドセット20のレシーバ20aにて
鳴動される高音域の受話音を聞き易くするとともに、受
話演算増幅器23の切り替えと同時に送話演算増幅器2
5の音質(音圧周波数)特性を切り替えて、ハンドセッ
ト20の親機マイク20bを介して入力された居住者か
らの送話信号を音域が高くなるにつれてドアホン子機1
のスピーカ11にて鳴動される送話音の音量を低減させ
るように調整することにより、双方向通話時のハウリン
グが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はドアホン装置に係わ
り、特に双方向通話時のハウリングを防止させたドアホ
ン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種のドアホン装置とし
て、図4のブロック図に示す構成のドアホン装置が提案
されている。同図に示すドアホン装置は、通常、住戸の
玄関(住戸玄関)、住戸内にそれぞれ設置されるドアホ
ン子機101、インターホン親機102から構成されて
おり、ドアホン子機101とインターホン親機102と
は、伝送路L101を介して接続されている。
【0003】ドアホン子機101には、ドアホン子機1
01を使用する訪問者がインターホン親機102を使用
する居住者との通話を成立させるために用いる子機マイ
ク110、スピーカ111と、4線側に子機マイク11
0、スピーカ111が、2線側に2線からなる伝送路L
101がそれぞれ接続され、入出力される信号(受話信
号、送話信号)を4線2線変換、2線4線変換して出力
する2線−4線変換回路112とが備えられている。
【0004】インターホン親機102には、居住者が訪
問者との通話を成立させるために用いるレシーバ120
a、親機マイク120bからなるハンドセット120
と、ハンドセット120のレシーバ120aにて鳴動さ
れる受話音の音質特性を調整するために切り替えられる
受話音切替スイッチ121と、受話音切替スイッチ12
1を介した受話信号の高周波数帯域のみを通過させるハ
イパスフィルタ(以下、HPFと称す)122と、同様
に受話音切替スイッチ121を介した受話信号をHPF
122の通過周波数帯域よりも低い所定の周波数帯域で
通過させるバンドパスフィルタ(以下、BPFと称す)
123と、HPF122、BPF123をそれぞれ介し
た受話信号を増幅する受話アンプ124と、ハンドセッ
ト120の親機マイク120bを介して入力された送話
信号を増幅する送話アンプ125と、4線側に受話音切
替スイッチ121の切替接点と送話アンプ125の出力
側が、2線側に伝送路L101がそれぞれ接続され、入出
力される信号(送話信号、受話信号)を4線2線変換、
2線4線変換して出力する2線−4線変換回路126と
が備えられている。
【0005】このように構成されたドアホン装置におい
て、インターホン親機102を使用する居住者が高齢等
であり、ハンドセット120のレシーバ120aにて鳴
動される高音域の受話音を聞き易くするためには、受話
音切替スイッチ121を切り替えてHPF122を選択
する。ここで、ドアホン子機101を使用する訪問者
が、インターホン親機102を使用する居住者との通話
を成立させるためにドアホン子機101の子機マイク1
10を介して音声を入力すると、この音声は電気信号の
受話信号S101として送出され、2線−4線変換回路1
12にて4線2線変換され、伝送路L101を介してイン
ターホン親機102に伝送される。インターホン親機1
02に入力された受話信号S101は、2線−4線変換回
路126にて2線4線変換され、受話音切替スイッチ1
21を介してHPF122にて高周波帯域が強調された
受話信号S102として伝送される。この受話信号S102は
受話アンプ124にて増幅され、ハンドセット120の
レシーバ120aより高音質の受話音として鳴動され
る。一方、ドアホン子機101からの受話信号S101
を、該受話信号本来の所定の周波数帯域の受話音(受話
信号S112)としてハンドセット120のレシーバ12
0aにて鳴動させるためには、受話音切替スイッチ12
1を切り替えてBPF123を選択することで可能とな
る。
【0006】また、ハンドセット120のレシーバ12
0aにて鳴動された受話音に応答した居住者が、ハンド
セット120の親機マイク120bを介して音声を入力
すると、この音声は送話アンプ125を介して増幅され
た電気信号の送話信号S201として、2線−4線変換回
路126にて4線2線変換され、伝送路L101を介して
ドアホン子機101に伝送される。ドアホン子機101
に入力された送話信号S201は、2線−4線変換回路1
12にて2線4線変換され、スピーカ111より送話音
として鳴動される。よって、ドアホン子機101と伝送
路L101を介したインターホン親機102間において双
方向通話が成立する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ドアホン装置は上述にように構成されているので、イン
ターホン親機の受話特性(音質特性)を変更させること
により、ドアホン装置が設置される周囲の環境の相違に
起因してハウリングが発生する難点があった。本発明は
上述の難点を解消するためになされたもので、ドアホン
子機の訪問者からの受話信号の音質特性を調整して高音
域の受話音を聞き易くするとともに、同時にインターホ
ン親機の居住者からの送話信号の音質特性を調整するこ
とにより、双方向通話時のハウリングを防止したドアホ
ン装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明によるドアホン装置は、ドアホン子機の
子機マイク、スピーカとインターホン親機のハンドセッ
トのレシーバ、親機マイクとで通話を行なうドアホン装
置であって、ドアホン子機の子機マイクからインターホ
ン親機のレシーバに至る通話路に、音域が高くなるにつ
れて受話音量が増大する周波数特性を有するように選択
される受話演算増幅器を介在させ、インターホン親機の
親機マイクからドアホン子機のスピーカに至る通話路
に、受話演算増幅器に連動して送話音量が低減する周波
数特性を有するように選択される送話演算増幅器を介在
させたものである。
【0009】このようなドアホン装置によれば、ドアホ
ン子機の子機マイクを介して入力された訪問者からの受
話信号の音質(音圧周波数)特性を、インターホン親機
の受話演算増幅器を介して音域が高くなるにつれて受話
音の音量が増大するように調整して、ハンドセットのレ
シーバにて鳴動される高音域の受話音を聞き易くすると
ともに、受話演算増幅器の切り替えと同時に送話演算増
幅器の音質(音圧周波数)特性を切り替えて、ハンドセ
ットの親機マイクを介して入力された居住者からの送話
信号を音域が高くなるにつれてドアホン子機のスピーカ
にて鳴動される送話音の音量を低減させるように調整す
ることから、双方向通話時のハウリングが防止される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるドアホン装置
を適用した好ましい形態の一実施例について、図面を参
照して説明する。図1は本発明によるドアホン装置の一
実施例の構成を示すブロック図であり、通常、住戸の玄
関(住戸玄関)、住戸内にそれぞれ設置されるドアホン
子機1、インターホン親機2から構成されており、ドア
ホン子機1とインターホン親機2とは、伝送路L1を介
して接続されている。
【0011】ドアホン子機1には、ドアホン子機1を使
用する訪問者が、インターホン親機2を使用する居住者
との通話を成立させるために用いる子機マイク10、ス
ピーカ11と、4線側に子機マイク10、スピーカ11
が、2線側にライン接続端子T1を介して2線からなる
伝送路L1がそれぞれ接続され、入出力される信号(受
話信号、送話信号)を4線2線変換、2線4線変換して
出力する2線−4線変換回路12とが備えられている。
【0012】インターホン親機2には、居住者が訪問者
との通話を成立させるために用いるレシーバ20a、親
機マイク20bからなるハンドセット20と、ハンドセ
ット20のレシーバ20aにて鳴動される受話音の音質
特性を調整するために切り替えられる受話音切替スイッ
チ21と、ハンドセット20の子機マイク20bを介し
て入力された音声(送話信号)の音質特性を調整するた
めに受話音切替スイッチ21の切り替えに連動して切替
制御される送話音切替スイッチ22と、受話音切替スイ
ッチ21を介した受話信号の音域が高くなるにつれて、
ハンドセット20のレシーバ20aにて鳴動される受話
音の音量を増大させる周波数特性(後述する)を有する
受話演算増幅器23と、受話演算増幅器23を介した受
話信号を増幅する受話アンプ24と、送話音切替スイッ
チ22を介した送話信号の音域が高くなるについて、ド
アホン子機1のスピーカ11にて鳴動される送話音の音
量を低減させる周波数特性(後述する)を有する送話演
算増幅器25と、送話演算増幅器25を介した送話信号
を増幅する送話アンプ26と、4線側に受話音切替スイ
ッチ21の切替接点P1と送話アンプ26の出力側が、
2線側にライン接続端子T2を介して伝送路L1がそれぞ
れ接続され、入出力される信号(送話信号、受話信号)
を2線4線変換、4線2線変換して出力する2線−4線
変換回路27と、一端が受話音切替スイッチ21の第
1、第2のメイク接点P2、P3に、他端が受話コンデン
サC1を介して受話演算増幅器23の(−)入力側にそ
れぞれ接続された第1の受話入力抵抗R1、第2の受話
入力抵抗R2と、受話演算増幅器23の入出力間に接続
された受話帰還抵抗R3と、一端が送話音切替スイッチ
22の第1、第2のメイク接点P5、P6に、他端が送話
コンデンサC2を介して送話演算増幅器25の(−)入
力側にそれぞれ接続された第1の送話入力抵抗R4、第
2の送話入力抵抗R5と、送話演算増幅器25の入出力
間に接続された送話帰還抵抗R6とが備えられており、
受話演算増幅器23、送話演算増幅器25の(+)入力
側には基準電位点がそれぞれ接続されており、受話演算
増幅器23の出力側には受話アンプ24の入力側が、送
話演算増幅器25の出力側には送話アンプ26の入力側
がそれぞれ接続されている。また、第1の受話入力抵抗
R1、第2の受話入力抵抗R2の抵抗値、および第1の送
話入力抵抗R4、第2の送話入力抵抗R5の抵抗値は、入
力される受話信号、送話信号の電圧(音圧)レベルであ
る音域が高(低)くなるにつれて小さく(大きく)なる
性質をそれぞれ有しており、その抵抗値の大きさはR1
<R2、R4>R5にそれぞれ設定されているものとす
る。
【0013】このように構成されたドアホン装置におい
て、以下、その動作について、図1のブロック図、図2
の音圧周波数特性図をそれぞれ参照して説明する。図1
のブロック図に示すように、インターホン親機2を使用
する居住者とドアホン子機1を使用する訪問者との通話
時において、インターホン親機2のハンドセット20の
レシーバ20aにて鳴動される受話音を標準レベル(後
述する)で鳴動させるためには、受話音切替スイッチ2
1の第2のメイク接点P3を閉成させ、これに連動して
切り替わる送話音切替スイッチ22の第2のメイク接点
P6を閉成させておく。
【0014】このように設定されたドアホン装置におい
て、ドアホン子機1を使用する訪問者が、インターホン
親機2を使用する居住者との通話を成立させるためにド
アホン子機1の子機マイク10を介して音声を入力する
と、この音声は電気信号の受話信号S1として送出さ
れ、2線−4線変換回路12にて4線2線変換され、ラ
イン接続端子T1から伝送路L1を介してインターホン親
機2に伝送される。インターホン親機2のライン接続端
子T2に入力された受話信号S1は、2線−4線変換回路
27にて2線4線変換され、受話音切替スイッチ21の
切替接点P1に入力される。受話音切替スイッチ21の
切替接点P1に入力された受話信号S1は、第2のメイク
接点P3から第2の受話入力抵抗R2、受話コンデンサC
1を介して受話演算増幅器23の(−)入力側に伝送さ
れる。受話演算増幅器23は、図2の音圧周波数特性図
に示すように、(受話帰還抵抗R3の抵抗値)/(第2
の受話入力抵抗R2の抵抗値)の除算から算出される利
得G1に起因し、入力された受話信号S1の電圧(音圧)
レベルである音域が高くなるにつれて、受話音の音量を
増大するように利得G1で増幅させた受話信号S2として
出力する。この受話信号S2は受話アンプ24にて増幅
され、ハンドセット20のレシーバ20aより音量が増
大された標準レベルの受話音として鳴動される。
【0015】また、送話音切替スイッチ22の第2のメ
イク接点P6が閉成時において、ハンドセット20のレ
シーバ20aにて鳴動された標準レベルの受話音に応答
した居住者が、ハンドセット20の親機マイク20bを
介して音声を入力すると、この音声は電気信号の送話信
号S11として送出され、送話音切替スイッチ22の切替
接点P4、第2のメイク接点P6、第2の送話入力抵抗R
5、送話コンデンサC2を介して送話演算増幅器25の
(−)入力側に伝送される。送話演算増幅器25は、図
2の音圧周波数特性図に示すように、(送話帰還抵抗R
6の抵抗値)/(第2の送話入力抵抗R5)の抵抗値の除
算から算出される利得G2に起因し、入力された送話信
号S11を利得G2で音域が高くなるにつれて送話音の音
量を低減させた送話信号S12として出力する。この送話
信号S12は送話アンプ26にて増幅され、2線−4線変
換回路27にて4線2線変換され、ライン接続端子T2
から伝送路L1を介してドアホン子機1に伝送される。
ドアホン子機1のライン接続端子T1に入力された送話
信号S12は、2線−4線変換回路12にて2線4線変換
され、スピーカ11より音量が低減された標準レベルの
送話音として鳴動される。
【0016】一方、インターホン親機2を使用する居住
者が高齢等であり、ハンドセット20のレシーバ20a
にて鳴動される受話音、特に高音域の受話音を聞き易く
するためには、受話音切替スイッチ21を切り替えて第
1のメイク接点P2を閉成させ、これに連動して切り替
わる送話音切替スイッチ22の第1のメイク接点P5を
閉成させる。
【0017】このように設定されたドアホン装置におい
て、上述のようにドアホン子機1の訪問者からの受話信
号S1がインターホン親機2の受話音切替スイッチ21
の切替接点P1に入力されると、この受話信号S1は第1
のメイク接点P2から第1の受話入力抵抗R1、受話コン
デンサC1を介して受話演算増幅器23の(−)入力側
に伝送される。受話演算増幅器23は、図2の音圧周波
数特性図に示すように、(受話帰還抵抗R3の抵抗値)
/(第1の受話入力抵抗R1の抵抗値)の除算から算出
される利得G11、即ち、利得の大きさG11>G1に起因
し、入力された受話信号S1を利得G1による増幅度より
も大きな割合で、音域が高くなるにつれて受話音の音量
を増大させた受話信号S22として出力する。この受話信
号S22は受話アンプ24にて増幅され、上述の受話信号
S2よりも高音圧レベルで高音質の受話音としてハンド
セット20のレシーバ20aにて鳴動される。
【0018】また、送話音切替スイッチ22の第1のメ
イク接点P5が閉成時において、ハンドセット20のレ
シーバ20aにて鳴動された高音圧レベルで高音質の受
話音に応答した居住者が、ハンドセット20の親機マイ
ク20bを介して音声を入力すると、この音声は電気信
号の送話信号S31として送出され、送話音切替スイッチ
22の切替接点P4、第1のメイク接点P5、第1の送話
入力抵抗R4、送話コンデンサC2を介して送話演算増幅
器25の(−)入力側に伝送される。送話演算増幅器2
5は、図2の音圧周波数特性図に示すように、(送話帰
還抵抗R6の抵抗値)/(第1の送話入力抵抗R4の抵抗
値)の除算から算出される利得G12、即ち、利得の大き
さG12<G2に起因し、入力された送話信号S31を利得
G2による増幅度よりも小さな割合で、音域が高くなる
につれて送話音の音量を低減させた送話信号S32として
出力する。この送話信号S32は上述の送話信号S12と同
様な経路を介して伝送され、送話信号S12よりも低音圧
レベルで高音質の送話音としてドアホン子機1のスピー
カ11にて鳴動される。
【0019】よって、インターホン親機2の受話演算増
幅器23の音圧周波数特性に連動して送話演算増幅器2
5の音圧周波数特性を制御することにより、ドアホン子
機1と伝送路L1を介したインターホン親機2間におい
て、ハウリングが防止された良好な双方向通話が成立す
る。尚、上記実施例において、ドアホン子機の訪問者か
らの受話信号、インターホン親機の居住者からの送話信
号の音質特性を調整するためには、受話音切替スイッチ
を切り替えて選択された該受話入力抵抗の抵抗値を利得
を決定する要素として用いて受話演算増幅器の音圧周波
数特性を設定する、同様に受話音切替スイッチに連動し
て切り替えられる送話音切替スイッチにより選択された
該送話入力抵抗の抵抗値を利得を決定する要素として用
いて送話演算増幅器の音圧周波数特性を設定していた
が、本発明による他の実施例として図3のブロック図に
示すように、インターホン親機52の受話演算増幅器2
3、送話演算増幅器25の利得を決定する要素として、
抵抗値が可変する可変抵抗からなる受話可変抵抗R11
と、これに連動して抵抗値が変化する送話可変抵抗R12
とをそれぞれ設けることにより、インターホン親機52
の回路構成の簡素化が図れるとともに、図2の音圧周波
数特性図に示すような上記実施例と同様な効果を奏する
(詳述せず)。また、図3のブロック図に示すドアホン
装置の構成において、図1のブロック図に示すドアホン
装置に用いられた各部と同一部については同様な符号を
付加して、その説明は省略する。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のドアホン装置によれば、ドアホン子機の訪問者からの
受話信号の音質特性を調整して高音域の受話音を聞き易
くするとともに、同時にインターホン親機の居住者から
の送話信号の音質特性を調整することにより、双方向通
話時におけるハウリングを防止でき、特に高音域の受話
音が聞き取り難い高齢等の居住者と訪問者との良好な双
方向通話が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるドアホン装置の一実施例の構成を
示すブロック図。
【図2】図1(図3)のインターホン親機に備えられた
受話演算増幅器および送話音声増幅器の電圧−周波数特
性を示す音圧周波数特性図。
【図3】本発明によるドアホン装置の他の実施例の構成
を示すブロック図。
【図4】従来のドアホン装置の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1・・・・・ドアホン子機 2・・・・・インターホン親機 10・・・・・子機マイク 11・・・・・スピーカ 20・・・・・ハンドセット 20a・・・・・レシーバ 20b・・・・・親機マイク 23・・・・・受話演算増幅器 25・・・・・送話演算増幅器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアホン子機(1)の子機マイク(1
    0)、スピーカ(11)とインターホン親機(2)のハ
    ンドセット(20)のレシーバ(20a)、親機マイク
    (20b)とで通話を行なうドアホン装置であって、 前記ドアホン子機の前記子機マイクから前記インターホ
    ン親機の前記レシーバに至る通話路に、音域が高くなる
    につれて受話音量が増大する周波数特性を有するように
    選択される受話演算増幅器(23)を介在させ、 前記インターホン親機の前記親機マイクから前記ドアホ
    ン子機の前記スピーカに至る通話路に、前記受話演算増
    幅器に連動して送話音量が低減する周波数特性を有する
    ように選択される送話演算増幅器(25)を介在させた
    ことを特徴とするドアホン装置。
JP10278984A 1998-09-30 1998-09-30 ドアホン装置 Withdrawn JP2000115391A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006033594A (ja) * 2004-07-20 2006-02-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd インターホン装置

Cited By (2)

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JP4595419B2 (ja) * 2004-07-20 2010-12-08 パナソニック電工株式会社 インターホン装置

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