JP2000133912A - 樹脂付き金属箔及びその製造方法 - Google Patents

樹脂付き金属箔及びその製造方法

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JP2000133912A
JP2000133912A JP30508298A JP30508298A JP2000133912A JP 2000133912 A JP2000133912 A JP 2000133912A JP 30508298 A JP30508298 A JP 30508298A JP 30508298 A JP30508298 A JP 30508298A JP 2000133912 A JP2000133912 A JP 2000133912A
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metal foil
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foil
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Katsuhiko Ito
克彦 伊藤
Yukihiro Hatsuta
行大 八田
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切断の際に樹脂粉が発生して飛散するおそれ
のない樹脂付き金属箔を提供する。 【解決手段】 金属箔1の片面に樹脂を塗布すると共に
乾燥して半硬化させることによって、金属箔1の片面に
樹脂層2を設けて形成され、配線パターン3を設けた内
層用基板4に樹脂層2の側で重ねて積層成形することに
よって多層配線板を製造するために使用される樹脂付き
金属箔に関する。このような樹脂付き金属箔おいて、金
属箔1の主要部分にのみ樹脂層2が設けられておりその
周囲には樹脂層2が設けられていないことを特徴とす
る。樹脂層2が設けられていない部分に沿って金属箔1
を切断することによって、切断の際に樹脂粉が発生する
ことを防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多層配線板を製造
するために使用される樹脂付き金属箔及び樹脂付き金属
箔の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から多層配線板の製造に、銅箔等の
金属箔の片側の表面に樹脂層を設けて作製される樹脂付
き金属箔が使用されている。すなわち、配線パターン済
みの内層用基板の片面あるいは両面に樹脂層側で樹脂付
き金属箔を重ね、あるいは内層用基板に1枚もしくは2
枚のプリプレグを介して樹脂付き銅箔を重ね、これを加
熱加圧成形して樹脂層による絶縁接着層で内層用基板の
表面に金属箔を積層することによって、多層配線板を製
造することができる。この金属箔にはエッチング加工等
を行なうことによって回路が形成されるものである。
【0003】そしてこの樹脂付き金属箔は、ポリイミド
樹脂、エポキシ樹脂、フッ素樹脂などの熱硬化性の未硬
化あるいは低分子量の樹脂を溶媒に溶解または分散させ
て液状に調製したワニスを用いるか、あるいは常温で液
状の低分子量の樹脂を用い、これら液状の樹脂を金属箔
の片側の表面に塗布し、これを高温下で乾燥してB−ス
テージ状態に半硬化させることによって、金属箔の片面
に樹脂層を設けて作製されている。このように作製され
る樹脂付き金属箔は、所定の大きさに切断して使用され
るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の樹脂付
き金属箔の樹脂層は半硬化状態で脆いので、樹脂付き金
属箔を所定の大きさに切断する際に、樹脂粉の飛散が発
生し易い。そしてこの飛散した樹脂粉が積層成形時に金
属箔の表面に付着すると、樹脂粉で金属箔の表面が凹む
打痕不良が発生したり、回路形成する際のエッチング工
程などで樹脂粉の付着部分に金属箔が残存して、絶縁性
不良やショートなどの原因になったりするおそれがある
ものであった。
【0005】また、樹脂付き銅箔を長尺に形成してロー
ルに巻き取って使用することも行われている。この場合
には、樹脂付き銅箔をロールから繰り出して送りながら
その長手方向や幅方向に切断して積層成形のプレス装置
に導入することになるが、この場合も樹脂付き金属箔を
所定の大きさに切断する際に、樹脂粉の飛散が発生し易
い。
【0006】さらに、内層用基板の多数箇所に個々の配
線パターンを設けておき、この内層用基板の全面に樹脂
付き金属箔を重ねて積層成形し、得られた多層配線板を
各配線パターン間に沿って切断して単体に分離すること
によって、多数の多層配線板を製造する場合には、この
切断時に樹脂粉が飛散して、この樹脂粉が金属箔の表面
に付着するおそれがある。
【0007】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、切断の際に樹脂粉が発生して飛散するおそれのな
い樹脂付き金属箔及びその製造方法を提供することを目
的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
樹脂付き金属箔は、金属箔1の片面に樹脂を塗布すると
共に乾燥して半硬化させることによって、金属箔1の片
面に樹脂層2を設けて形成され、配線パターン3を設け
た内層用基板4に樹脂層2の側で重ねて積層成形するこ
とによって多層配線板を製造するために使用される樹脂
付き金属箔において、金属箔1の主要部分にのみ樹脂層
2が設けられておりその周囲には樹脂層2が設けられて
いないことを特徴とするものである。
【0009】また請求項2の発明は、樹脂層2が設けら
れた主要部分は内層用基板4と接着される部分であるこ
とを特徴とするものである。
【0010】また請求項3の発明は、長尺の金属箔1に
その長手方向に沿って樹脂層2が断続的に設けられてお
りロール状に巻き取られていることを特徴とするもので
ある。
【0011】また請求項4の発明は、金属箔1の幅方向
に樹脂層2が設けられていない部分が存在することを特
徴とするものである。
【0012】また請求項5の発明は、金属箔1の長手方
向に樹脂層2が設けられていない部分が存在することを
特徴とするものである。
【0013】本発明の請求項6に係る樹脂付き金属箔の
製造方法は、上記の請求項1乃至5のいずれかに記載の
樹脂付き金属箔を製造するにあたって、金属箔1の主要
部分にのみ樹脂を塗布すると共に乾燥して半硬化させる
ことを特徴とするものである。
【0014】本発明の請求項7に係る樹脂付き金属箔の
製造方法は、上記の請求項1乃至5のいずれかに記載の
樹脂付き金属箔を製造するにあたって、金属箔1の全面
に樹脂を塗布すると共に乾燥して半硬化させた後、不要
部分の樹脂層2を除去することを特徴とするものであ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0016】金属箔1としては、銅箔、銀箔、アルミニ
ウム箔、ステンレス箔などを用いることができる。また
この金属箔1の表面に設ける樹脂層2を形成する樹脂と
しては、特開平5−206647号公報や特開平9−2
05280号公報などに開示されるようにエポキシ樹
脂、ポリイミド樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、フェノ
ール樹脂、ポリフェニレンオキサイド含有熱硬化性樹脂
など熱硬化性樹脂を使用することができる。常温で固形
であれば溶媒に溶解または分散させて液状のワニスに調
製して、あるいは常温で液状であればそのままもしくは
溶媒で希釈して用いるものである。また、切断時の樹脂
粉の発生をより低減するためにエラストマー等の可塑剤
を添加するようにしてもよい。
【0017】そして金属箔1の片側の表面に上記の液状
の熱硬化性樹脂を塗布し、これを120〜190℃程度
の温度で3〜15分間程度加熱して熱硬化性樹脂をBス
テージ状態に半硬化させることによって、金属箔1の片
面に樹脂層2を設けた樹脂付き金属箔Aを得ることがで
きるものである。ここで本発明では、樹脂層2は金属箔
1の全面に設けられるのではなく、必要な部分において
のみ設けられるものであり、樹脂層2の周囲は金属箔1
の表面に樹脂が存在しない空白部5としてある。
【0018】図1(a)は樹脂付き金属箔Aの一例を示
すものであり、金属箔1の四辺の周部及び金属箔1を横
に横切る位置に空白部5が形成されるように樹脂層2が
設けてある。図1(b)は樹脂付き金属箔Aの他の一例
を示すものであり、金属箔1の四辺の周部及び金属箔1
を横に横切る位置及び金属箔1を縦に横切る位置に空白
部5が形成されるように樹脂層2が設けてある。
【0019】樹脂付き金属箔Aを作製するにあたって、
上記の液状の熱硬化性樹脂を金属箔1に塗布するには、
スクリーン印刷による印刷、コンマコーター、転写コー
ター、カーテンフローコーター、ダイコーターなどによ
るコーティングによって行なうことができる。ここで、
コンマコーター20は、図8(a)に示すように、ロー
ル21で金属箔1を送ることによって、樹脂溜まり22
内の熱硬化性樹脂液23を金属箔1の表面に付着させ、
クリアランス板24を通過させることによって金属箔1
の表面に熱硬化性樹脂液23を所定厚みで塗布するよう
にしてたものである。また転写コーター25は、樹脂槽
26内の熱硬化性樹脂液23を転写ロール27の表面に
付着させると共にスクイズロール28で余分な熱硬化性
樹脂液23を絞り、転写ロール27の表面に接触するよ
うに送られる金属箔1の表面に転写ロール27から熱硬
化性樹脂液23を転写させて塗布するようにしたもので
ある。さらにダイコーター29は、押し出しノズル30
から金属箔1の表面に熱硬化性樹脂液23を押し出して
塗布するようにしたものである。そして金属箔1の必要
な部分においてのみ樹脂層2を設ける方法は二通りがあ
る。
【0020】まず一つの方法は、金属箔1の必要な部分
においてのみパターン状に熱硬化性樹脂液を塗布し、こ
れを加熱乾燥して半硬化させることによって、金属箔1
の必要な部分においてのみ樹脂層2を設ける方法であ
る。例えば、スクリーンにパターン状のマスクを設け、
このスクリーンを通して熱硬化性樹脂液を金属箔1の表
面にスクリーン印刷することによって、金属箔1の必要
な部分においてのみパターン状に熱硬化性樹脂液を塗布
することができる。またパターン状のマスクを通してコ
ンマコーター、転写コーター、カーテンフローコータ
ー、ダイコーターなどで金属箔1の表面に熱硬化性樹脂
液をコーティングすることによって、金属箔1の必要な
部分においてのみパターン状に熱硬化性樹脂液を塗布す
ることができる。
【0021】このように金属箔1の必要な部分において
のみパターン状に熱硬化性樹脂液を塗布し、これを加熱
乾燥して半硬化させることによって、樹脂付き金属箔A
を作製するにあたって、定尺の金属箔1を用いて、金属
箔1一枚ずつに上記のような熱硬化性樹脂液の塗布及び
加熱乾燥の作業を行なうようにしてもよいが、連続工法
で樹脂付き金属箔Aを作製することもできる。すなわち
ロール6に巻いた長尺の金属箔1を用い、図2に示すよ
うに金属箔1をロール6から繰り出して連続して送りな
がら、上記のスクリーン印刷装置やコンマコーター、転
写コーター、カーテンフローコーター、ダイコーターな
どの塗布装置7で金属箔1の片面に必要な部分において
のみパターン状に熱硬化性樹脂液を塗布し、さらにこの
金属箔1を連続して送りながら加熱乾燥機8に通して熱
硬化性樹脂液を半硬化状態に乾燥する。このようにして
金属箔1の片面に必要な部分においてのみ樹脂層2を設
けて長尺に形成される樹脂付き金属箔Aを作製すること
ができるものであり、この長尺の樹脂付き金属箔Aは、
図2(a)のように切断装置15で所定寸法に切断して
積層成形工程に送られるか、あるいは図2(b)のよう
にロール9に巻き取って積層成形工程に送られる。上記
のようにして連続工法で生産性高く樹脂付き金属箔Aを
作製することができるものである。
【0022】他の一つの方法は、金属箔1の片面の全面
にコンマコーター、転写コーター、カーテンフローコー
ター、ダイコーターなどで熱硬化性樹脂液を塗布し、こ
れを加熱乾燥して半硬化させて金属箔1の全面に樹脂層
2を形成し、そして不要な部分の樹脂層2を除去するこ
とによって、金属箔1の必要な部分においてのみ樹脂層
2を設ける方法である。金属箔1の表面の不要な部分の
樹脂層2を除去する方法としては、レーザービームを金
属箔1の表面の不要な部分の樹脂層2に照射して、この
不要な部分の樹脂層2を熱分解することによって取り除
く方法、熱転写ローラで金属箔1の表面の不要な部分の
樹脂層2を加熱溶融させると共にこの加熱溶融させた部
分の樹脂層2を熱転写ロールの表面に転写させて取り除
く方法、ヒーターで金属箔1の表面の不要な部分の樹脂
層2を加熱溶融させると共にこの加熱溶融させた部分の
樹脂層2をヘラで取り除く方法、紫外線を金属箔1の表
面の不要な部分の樹脂層2に照射して、この不要な部分
の樹脂層2を分解することによって取り除く方法などが
ある。
【0023】このように金属箔1の全面に熱硬化性樹脂
液を塗布し、これを加熱乾燥して半硬化させた後、樹脂
層2の不要な部分を除去して必要な部分にのみ樹脂層2
を残すことによって、樹脂付き金属箔Aを作製するにあ
たって、定尺の金属箔1を用いて、金属箔1一枚ずつに
上記のような熱硬化性樹脂液の塗布、加熱乾燥、不要な
樹脂層2を除去する作業を行なうようにしてもよいが、
連続工法で樹脂付き金属箔Aを作製することもできる。
すなわちロール6に巻いた長尺の金属箔1を用い、図3
に示すように金属箔1をロール6から繰り出して連続し
て送りながら、上記のコンマコーター、転写コーター、
カーテンフローコーター、ダイコーターなどの塗布装置
7で金属箔1の片面の全面に熱硬化性樹脂液を塗布し、
さらにこの金属箔1を連続して送りながら加熱乾燥機8
に通して熱硬化性樹脂液を半硬化状態に乾燥し、金属箔
1の片面の全面に樹脂層2を設ける。次にこの樹脂層2
を全面に設けた金属箔1を連続して送りながら、上記の
レーザービーム照射装置、熱転写ローラ装置、ヒーター
装置、紫外線照射装置などの樹脂除去装置10に通し、
金属箔1の表面の不要な部分の樹脂層2を除去する。こ
のようにして金属箔1の片面に必要な部分においてのみ
樹脂層2を設けて長尺に形成される樹脂付き金属箔Aを
作製することができるものであり、この長尺の樹脂付き
金属箔Aは、図3(a)のように切断装置15で所定寸
法に切断して積層成形工程に送られるか、あるいは図3
(b)のようにロール9に巻き取って積層成形工程に送
られる。上記のように連続工法で生産性高く樹脂付き金
属箔Aを作製することができるものである。
【0024】図4に上記の各連続工法で作製した長尺の
樹脂付き金属箔Aを示す。図4(a)は長尺の樹脂付き
金属箔Aの一例を示すものであり、金属箔1の幅方向の
両側部に長手方向(送り方向、塗布方向)に沿って空白
部5を形成すると共に金属箔1を幅方向に横切って空白
部5を形成するように樹脂層2が設けてある。従ってこ
のものでは樹脂層2は金属箔1の長手方向に沿って断続
的に一列に並ぶように設けられる。図4(b)は樹脂付
き金属箔Aの他の一例を示すものであり、金属箔1の幅
方向の両側部及び中央部に長手方向(送り方向、塗布方
向)に沿って空白部5を形成すると共に金属箔1を幅方
向に横切って空白部5を形成するように樹脂層2が設け
てある。従ってこのものでは樹脂層2は金属箔1の長手
方向に沿って断続的に複数列に並ぶように設けられる。
【0025】次に、上記のようにして作製される樹脂付
き金属箔Aを用いて多層配線板を製造する方法を説明す
る。
【0026】まず樹脂付き金属箔Aを隣り合う樹脂層2
間の空白部5に沿って切断して、各樹脂層2ごとに分離
し、金属箔1の片面に一つの樹脂層2が設けられた樹脂
付き金属箔A′を得る。樹脂付き金属箔Aを切断するに
あたって、このように樹脂層2が存在しない空白部5を
切断するために、樹脂粉が発生するようなおそれはな
い。そして図5(a)のように内層用の配線パターン3
を形成済みの内層用基板4の片面あるいは両面に樹脂層
2側で樹脂付き金属箔A′を重ね、これを加熱加圧して
積層成形することによって、図5(b)のように樹脂層
2の樹脂がCステージ状態に硬化した絶縁接着層12で
内層用基板4に金属箔1を積層接着した多層配線板13
を得ることができるものである。この多層配線板13に
あって、必要に応じてスルーホールを加工すると共に表
面の金属箔1をエッチング加工して外層用の配線パター
ンを形成することによって、多層プリント配線板として
仕上げることができるものである。ここで、樹脂付き金
属箔Aを切断する際に上記のように樹脂粉は殆ど発生し
ないので、この樹脂粉が金属箔1の表面に付着して、積
層成形の際に樹脂粉の付着部分が凹む打痕不良が発生す
ることがなく、また回路形成する際のエッチング工程な
どで樹脂粉の付着部分に金属箔1が残存するようなこと
がなくなり、絶縁性不良やショートなどを未然に防いで
多層プリント配線板の信頼性を高めることができるもの
である。
【0027】上記のようにして多層配線板13を製造す
るにあたって、図2(b)、図3(b)、図4(a)
(b)のように長尺に作製した樹脂付き金属箔Aを用い
る場合には、樹脂付き金属箔Aをロール9から繰り出し
て送りながらその長手方向や幅方向に切断して積層成形
のプレス装置に導入することになるが、樹脂付き金属箔
Aの切断は樹脂層2間の空白部5に沿って行なわれるの
で、この場合も樹脂付き金属箔Aを切断する際に樹脂粉
は殆ど発生しない。
【0028】また、多数箇所に個々の配線パターン3を
設けた図6のような多面取りの内層用基板4を用いる場
合、各配線パターン3に対応する部分において樹脂層2
を設けた図6のような樹脂付き金属箔Aを用いる。そし
て図7(a)のように内層用基板4の各配線パターン3
に各樹脂層2を重ねるようにして内層用基板4の片面あ
るいは両面に樹脂付き金属箔Aを重ね、これを加熱加圧
して積層成形することによって、図7(b)のように樹
脂層2の樹脂がCステージ状態に硬化した絶縁接着層1
2で内層用基板4の各配線パターン3の部分に金属箔1
を積層接着する。樹脂層2間の空白部5においては内層
用基板4に金属箔1は接着されていない。このように積
層成形した後、図6や図7(a)の二点鎖線で示すよう
に樹脂付き金属箔Aの空白部5に沿って内層用基板4及
び金属箔1を切断することによって、各配線パターン3
毎に切り離して単体の多層配線板13を得ることができ
るものである。このように単体の多層配線板13を得る
ために切断を行なうにあたって、樹脂付き金属箔Aの切
断は樹脂層2間の空白部5に沿って行なわれるので、こ
の場合も樹脂付き金属箔Aを切断する際に樹脂粉は殆ど
発生しない。
【0029】
【実施例】次に本発明を実施例によって具体的に説明す
る。
【0030】(実施例1)熱硬化性樹脂液としてビスフ
ェノールA型エポキシ樹脂とジシアンジアミドを主成分
とするFR−4タイプの積層板製造用のエポキシ樹脂ワ
ニスを用い、また金属箔1として厚み18μmの電解銅
箔(古河サーキット社製「GT−18μm」)を用い
た。そしてこの金属箔1を図2(a)のようにロール6
から繰り出して送りながら、パターン状のマスクを設け
たスクリーンを使用して熱硬化性樹脂液を金属箔1の片
面の必要部分にのみ塗布し、さらにこれを連続して送っ
て加熱乾燥機8に通し、150℃で5分間加熱すること
によって、乾燥後の厚みが50μmの樹脂層2が必要部
分にパターン状に設けられた図4(b)のような樹脂付
き金属箔Aを得た。そしてこれを切断装置15で空白部
5に沿って所定の大きさに切断した。
【0031】(実施例2)熱硬化性樹脂液の塗布を、パ
ターン状のマスクを金属箔1に密着させてコンマコータ
ーにより金属箔1の片面の必要部分にのみ行なうように
した他は、実施例1と同様にして図4(b)のような樹
脂付き金属箔Aを作製し、そしてこれを切断装置15で
空白部5に沿って所定の大きさに切断した。
【0032】(実施例3)熱硬化性樹脂液及び金属箔1
として実施例1と同じものを用いた。そしてこの金属箔
1を図3(a)のようにロール6から繰り出して送りな
がら、コンマコーターによって熱硬化性樹脂液を金属箔
1の片面の全面に塗布し、これを連続して送って加熱乾
燥機8に通し、150℃で5分間加熱して熱硬化性樹脂
液を乾燥した後、レーザービームを照射して不要部分の
樹脂層2を取り除くことによって、乾燥後の厚みが50
μmの樹脂層2が必要部分にパターン状に設けられた図
4(b)のような樹脂付き金属箔Aを得た。そしてこれ
を切断装置15で空白部5に沿って所定の大きさに切断
した。
【0033】(実施例4)熱転写ローラーで不要部分の
樹脂層2を取り除くようにした他は、実施例3と同様に
して図4(b)のような樹脂付き金属箔Aを作製し、そ
してこれを切断装置15で空白部5に沿って所定の大き
さに切断した。
【0034】(実施例5)ヒーターを用いて加熱すると
共にヘラで不要部分の樹脂層2を取り除くようにした他
は、実施例3と同様にして図4(b)のような樹脂付き
金属箔Aを作製し、そしてこれを切断装置15で空白部
5に沿って所定の大きさに切断した。
【0035】(実施例6)紫外線を照射して不要部分の
樹脂層2を取り除くようにした他は、実施例3と同様に
して図4(b)のような樹脂付き金属箔Aを作製し、そ
してこれを切断装置15で空白部5に沿って所定の大き
さに切断した。
【0036】(実施例7)熱硬化性樹脂液としてビスフ
ェノールA型エポキシ樹脂とジシアンジアミドを主成分
とし、微粒子架橋ゴム(日本合成ゴム社製「XER−9
1」)を樹脂分に対して3phr配合して調製したエポ
キシ樹脂ワニスを用い、金属箔1として実施例1と同じ
ものを用いた。あとは実施例1と同様にして図4(b)
のような樹脂付き金属箔Aを作製し、そしてこれを切断
装置15で空白部5に沿って所定の大きさに切断した。
【0037】(実施例8)実施例1と同様にして長尺の
樹脂付き金属箔Aを作製し、この長尺の樹脂付き金属箔
Aを切断せずに図2(b)のようにロール9に巻き取っ
た。
【0038】(実施例9)実施例7と同様にして長尺の
樹脂付き金属箔Aを作製し、この長尺の樹脂付き金属箔
Aを切断せずに図2(b)のようにロール9に巻き取っ
た。
【0039】(比較例1)熱硬化性樹脂液及び金属箔1
として実施例1と同じものを用いた。そしてこの金属箔
1を図2(a)のようにロール6から繰り出して送りな
がら、コンマコーターによって熱硬化性樹脂液を金属箔
1の片面の全面に塗布し、これを連続して送って加熱乾
燥機8に通し、150℃で5分間加熱して熱硬化性樹脂
液を乾燥することによって、乾燥後の厚みが50μmの
樹脂層2が全面に設けられた樹脂付き金属箔Aを得た。
そしてこれを切断装置15で所定の大きさに切断した。
【0040】(比較例2)熱硬化性樹脂液として実施例
7と同じものを、金属箔1として実施例1と同じものを
用いた。あとは比較例1と同様にして樹脂層2が全面に
設けられた樹脂付き金属箔Aを作製し、そしてこれを切
断装置15で所定の大きさに切断した。
【0041】(比較例3)比較例1と同様にして長尺の
樹脂付き金属箔Aを作製し、この長尺の樹脂付き金属箔
Aを切断せずに図2(b)のようにロール9に巻き取っ
た。
【0042】(比較例4)比較例2と同様にして長尺の
樹脂付き金属箔Aを作製し、この長尺の樹脂付き金属箔
Aを切断せずに図2(b)のようにロール9に巻き取っ
た。
【0043】FR−4タイプの両面銅張り積層板(積層
板の厚み1.0mm、銅箔の厚み35μm)を用い、一
方の銅箔は全面をエッチングして除去すると共に他方の
銅箔にはエッチング加工して配線パターン3を図6のよ
うに設けた多面取りの内層用基板4を作製した。そして
実施例1〜7で得た切断後の樹脂付き金属箔Aを図7
(a)のように内層用基板4の各配線パターン3に各樹
脂層2を重ねるようにして内層用基板4の片面に重ね、
これをステンレスプレートの間に挟んで、100℃、5
kg/cm2の条件で加熱して樹脂層2の樹脂を溶融流
動させて配線パターン3を埋め込み成形した後、170
℃、30kg/cm2の条件で120分間加熱加圧して
積層成形することによって、図7(b)のように樹脂層
2の樹脂がCステージ状態に硬化した絶縁接着層12で
内層用基板4の各配線パターン3の部分に金属箔1を積
層接着した。次に、図6や図7(a)の二点鎖線で示す
ように樹脂付き金属箔Aの空白部5に沿って内層用基板
4及び金属箔1を切断することによって、各配線パター
ン3毎に切り離して単体の多層配線板13を得た。
【0044】また、実施例1〜7の樹脂付き金属箔Aの
代わりに比較例1,2で得た切断後の樹脂付き金属箔A
を用い、あとは上記と同様にして内層用基板4に金属箔
1を積層接着した。そして図6や図7(a)の二点鎖線
に相当する箇所で内層用基板4及び金属箔1を切断する
ことによって、各配線パターン3毎に切り離して単体の
多層配線板13を得た。
【0045】このように多層配線板13を製造するにあ
たって、単体分離のための切断を行なったときの樹脂粉
の飛散量(切断長さ1m当たりの樹脂飛散量)を測定し
た。また多層配線板13の打痕不良の発生率を測定し
た。それぞれの結果を表1に示す。
【0046】
【表1】 表1にみられるように、各実施例のものは比較例のもの
に比べて樹脂の飛散量が大幅に低下し、打痕不良の発生
率も大幅に低下するものであった。またゴムを配合した
エポキシ樹脂ワニスを用いた実施例7では樹脂の飛散量
や打痕不良の発生率はさらに低くなる。しかしゴムの配
合によって耐熱性が低下するおそれがあるが、ゴムを配
合しない実施例1〜6においても比較例2との比較にみ
られるように、樹脂の飛散量や打痕不良の発生率は十分
に低いレベルである。
【0047】FR−4タイプの両面銅張り積層板(積層
板の厚み1.0mm、銅箔の厚み35μm)を用い、一
方の銅箔は全面をエッチングして除去すると共に他方の
銅箔にはエッチング加工して配線パターン3を設けた内
層用基板4を作製した。そして実施例8,9で得た長尺
の樹脂付き金属箔Aをロール9から繰り出しながら空白
部5に沿って所定の大きさに切断し、この所定寸法に切
断した樹脂付き金属箔A′を図5(a)のように内層用
基板4の片面に重ね、これをプレス成形装置に投入し
て、170℃、30kg/cm2の条件で120分間加
熱加圧して積層成形することによって、図5(b)のよ
うに樹脂層2の樹脂がCステージ状態に硬化した絶縁接
着層12で内層用基板4に金属箔1を積層接着した多層
配線板13を得た。
【0048】また実施例8,9の樹脂付き金属箔Aの代
わりに比較例3,4で得た長尺の樹脂付き金属箔Aを用
い、これをロール9から繰り出しながら上記と同じ大き
さに切断した。この切断した樹脂付き金属箔A′を用
い、上記と同様にして多層配線板13を得た。
【0049】このように多層配線板13を製造するにあ
たって、樹脂付き金属箔Aの切断を行なったときの樹脂
粉の飛散量(切断長さ1m当たりの樹脂飛散量)を測定
した。また多層配線板13の打痕不良の発生率を測定し
た。それぞれの結果を表2に示す。
【0050】
【表2】 表2にみられるように、各実施例のものは比較例のもの
に比べて樹脂の飛散量が大幅に低下し、打痕不良の発生
率も大幅に低下するものであった。またゴムを配合した
エポキシ樹脂ワニスを用いた実施例9では樹脂の飛散量
や打痕不良の発生率はさらに低くなる。しかしゴムの配
合によって耐熱性が低下するおそれがあるが、ゴムを配
合しない実施例8においても比較例4との比較にみられ
るように、樹脂の飛散量や打痕不良の発生率は十分に低
いレベルである。
【0051】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1に係る樹
脂付き金属箔は、金属箔の主要部分にのみ樹脂層が設け
られておりその周囲には樹脂層が設けられていないの
で、この樹脂層が設けられていない部分に沿って金属箔
を切断することによって、切断の際に樹脂粉の飛散が発
生することを防止することができるものである。
【0052】また請求項2に係る樹脂付き金属箔は、樹
脂層が設けられた主要部分は内層用基板と接着される部
分であるので、内層用基板に樹脂付き金属箔を積層成形
して多層配線板を製造した後に多層配線板を切断するに
あたって、樹脂層が設けられていない部分に沿って切断
することによって、切断の際に樹脂粉の飛散が発生する
ことを防止することができるものである。
【0053】また請求項3に係る樹脂付き金属箔は、長
尺の金属箔にその長手方向に沿って断続的に樹脂層が設
けられておりロール状に巻き取られているので、長尺の
樹脂付き金属箔をロールから繰り出して樹脂層が設けら
れていない部分に沿って金属箔を切断しながらプレス積
層装置に供給して、多層配線板の成形を行なうことがで
き、多層配線板の成形の生産性を高めることができるも
のである。
【0054】また請求項4に係る樹脂付き金属箔は、金
属箔の幅方向に樹脂層が設けられていない部分が存在す
るので、樹脂層が設けられていない部分に沿って金属箔
を幅方向に切断することができ、樹脂粉の飛散が発生し
ない切断を行なうことができるものである。
【0055】また請求項5に係る樹脂付き金属箔は、金
属箔の長手方向に樹脂層が設けられていない部分が存在
するので、樹脂層が設けられていない部分に沿って金属
箔を長手方向に切断することができ、樹脂粉の飛散が発
生しない切断を行なうことができるものである。
【0056】本発明の請求項6に係る樹脂付き金属箔の
製造方法は、上記の請求項1乃至5のいずれかに記載の
樹脂付き金属箔を製造するにあたって、金属箔の主要部
分にのみ樹脂を塗布すると共に乾燥して半硬化させるよ
うにしたので、金属箔の主要部分にのみ樹脂層が設けら
れておりその周囲には樹脂層が設けられていない樹脂付
き金属箔を容易に製造することができるものである。
【0057】本発明の請求項7に係る樹脂付き金属箔の
製造方法は、上記の請求項1乃至5のいずれかに記載の
樹脂付き金属箔を製造するにあたって、金属箔の全面に
樹脂を塗布すると共に乾燥して半硬化させた後、不要部
分の樹脂層を除去するようにしたので、金属箔の主要部
分にのみ樹脂層が設けられておりその周囲には樹脂層が
設けられていない樹脂付き金属箔を容易に製造すること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示すものであり、
(a),(b)はそれぞれ樹脂付き金属箔の平面図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態の一例を示すものであり、
(a),(b)はそれぞれ樹脂付き金属箔の製造工程の
概略正面図である。
【図3】本発明の実施の形態の一例を示すものであり、
(a),(b)はそれぞれ樹脂付き金属箔の製造工程の
概略正面図である。
【図4】本発明の実施の形態の一例を示すものであり、
(a),(b)はそれぞれ樹脂付き金属箔の平面図であ
る。
【図5】本発明の実施の形態の一例を示すものであり、
(a),(b)はそれぞれ多層配線板の製造を示す断面
図である。
【図6】本発明の実施の形態の一例における多層配線板
の製造を示す斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態の一例を示すものであり、
(a),(b)はそれぞれ多層配線板の製造を示す断面
図である。
【図8】(a)はコンマコーターの概略図、(b)は転
写コーターの概略図、(c)はダイコーターの概略図で
ある。
【符号の説明】
1 金属箔 2 樹脂層 3 配線パターン 4 内層用基板 9 ロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E346 AA05 AA06 AA12 AA15 AA32 BB01 CC08 CC31 DD03 DD12 DD32 EE02 EE06 EE07 GG01 GG02 GG22 GG26 GG28 HH08 HH11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属箔の片面に樹脂を塗布すると共に乾
    燥して半硬化させることによって、金属箔の片面に樹脂
    層を設けて形成され、配線パターンを設けた内層用基板
    に樹脂層の側で重ねて積層成形することによって多層配
    線板を製造するために使用される樹脂付き金属箔におい
    て、金属箔の主要部分にのみ樹脂層が設けられておりそ
    の周囲には樹脂層が設けられていないことを特徴とする
    樹脂付き金属箔。
  2. 【請求項2】 樹脂層が設けられた主要部分は内層用基
    板と接着される部分であることを特徴とする請求項1に
    記載の樹脂付き金属箔。
  3. 【請求項3】 長尺の金属箔にその長手方向に沿って断
    続的に樹脂層が設けられておりロール状に巻き取られて
    いることを特徴とする請求項1に記載の樹脂付き金属
    箔。
  4. 【請求項4】 金属箔の幅方向に樹脂層が設けられてい
    ない部分が存在することを特徴とする請求項3に記載の
    樹脂付き金属箔。
  5. 【請求項5】 金属箔の長手方向に樹脂層が設けられて
    いない部分が存在することを特徴とする請求項3に記載
    の樹脂付き金属箔。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の樹脂
    付き金属箔を製造するにあたって、金属箔の主要部分に
    のみ樹脂を塗布すると共に乾燥して半硬化させることを
    特徴とする樹脂付き金属箔の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至5のいずれかに記載の樹
    脂付き金属箔を製造するにあたって、金属箔の全面に樹
    脂を塗布すると共に乾燥して半硬化させた後、不要部分
    の樹脂層を除去することを特徴とする樹脂付き金属箔の
    製造方法。
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WO2006098406A1 (ja) * 2005-03-17 2006-09-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 回路形成基板の製造方法

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