JP2000133445A - エレクトロルミネセンス素子封止方法及び装置 - Google Patents

エレクトロルミネセンス素子封止方法及び装置

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JP2000133445A JP10307323A JP30732398A JP2000133445A JP 2000133445 A JP2000133445 A JP 2000133445A JP 10307323 A JP10307323 A JP 10307323A JP 30732398 A JP30732398 A JP 30732398A JP 2000133445 A JP2000133445 A JP 2000133445A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 密封剤を短時間で空気の混入やはみ出しを防
ぎながら全域に広げる。 【解決手段】 昇降手段Cの作動で透明基板2及びカバ
ー板3を接近させることにより、多量密封剤4aの略平
らな上端部と、逆山形に垂れ下がった少量密封剤4bと
が夫々一点で接触を開始して略均一な量で広がり、その
後、これら総ての密封剤が合流して、カバー板3又は透
明基板2の周縁部まで到達する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレクトロルミネ
センス(electroluminescence;以下「EL」という)を
発光素子として用いるフラットパネル・ディスプレイ、
即ちELディスプレイの組立工程において、上記EL素
子を封止する方法及びその実施に直接使用する装置に関
する。詳しくは、矩形のエレクトロルミネセンス素子層
が形成された透明基板とカバー板との間に、液状の密封
剤を塗布し、これら透明基板とカバー板のどちらか一方
が吸着保持される定盤に対し、他方が吸着保持される吸
着部材を昇降手段により上下動させることにより、上記
密封剤が押し広げられてエレクトロルミネセンス素子層
を封止する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のEL素子の封止装置とし
ては、例えば図8(a)の実線に示す如く下定盤Aに対
し吸着部材Bを昇降手段Cにより上下動するように構成
し、この下定盤Aの上に矩形の透明基板2を吸着保持し
て、この透明基板2の上面中央部には、図8(b)の実
線に示す如く密封剤4がEL素子層1の上に集中して塗
布され、このEL素子層1の周囲には、密封剤4のはみ
出し防止とギャップ厚を確保するための樹脂製枠10が
形成されるものがある。そして、図8(a)の二点鎖線
に示す如く昇降手段Cの作動で、吸着部材B及びそれに
吸着保持されたカバー板3が水平状態のままゆっくり下
降して、該カバー板3を密封剤4の上端部に接触させる
ことにより、図8(b)の二点鎖線に示す如く中央部の
密封剤4が押し潰されて放射状に広がり、それ以降の下
降でカバー板3が上記枠10に突き当った後は、カバー
板3と透明基板2との間に発生する毛細管現象により密
封剤4が全体に広がってEL素子層1を密封していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、このよう
な従来のEL素子封止方法及び装置では、透明基板の中
央部から密封剤を放射状に押し広げて毛細管現象により
周縁部まで広げるため、この周縁部の隅々まで密封剤が
到達完了するまでに多大の時間を要し、その結果、装置
のタクトタイムが長くなるという問題がある。これを解
決するためには、装置の台数を増やしたり、密封剤の広
がりが完了するまで待機させるためにバッファ等の設置
が必要となって、大幅なコストアップになるという問題
がある。更に、透明基板の中央部に密封剤が集中して塗
布されるため、この中央部から放射方向の距離が外周四
隅部より短い各辺中間部の領域では、密封剤のはみ出し
が発生し易く、これを解決するためには、EL素子層の
周囲に、密封剤のはみ出し防止用の枠を設ける必要があ
り、製品のコストアップになるという問題がある。ま
た、透明基板の中央部に塗布された液状密封剤は、粘性
が極端に高くない限り上端部が略平らな面状となり、こ
の平らな上端面に対して水平状態のまま下降したカバー
板が面接触するため、この面接触する瞬間に空気が混入
し易く、しかも接触した瞬間に密封剤は一気に押し潰れ
るが、カバー板は吸着部材にて上下移動不能に保持され
ているために、上記密封剤の急激な形状変化に追従でき
ず、これらカバー板と密封剤の上端部との間に空気が混
入し易かった。その結果、密封剤中に気泡が発生し、こ
の気泡がカバー板とEL素子との間に残って、EL素子
を劣化させたり、ELディスプレイパネルとしての品質
を低下させるという問題がある。上記気泡の発生を防ぐ
には、カバー板が密封剤の上端面に接触する瞬間の下降
速度を極端に低速にすることが考えられるものの、この
接触時の高さ位置は、透明基板やカバー板の厚さ寸法や
塗布後の密封剤形状などの変化要因によって位置検出が
困難であるため、吸着部材及びそれに吸着保持されたカ
バー板の下降全工程を低速化する必要があり、その結
果、装置のタクトタイムが長くなるという問題がある。
また更に、EL素子層を密封するために必要な密封剤の
充填量は、枠によって囲まれた面積と枠の高さとで形成
された容積と完全に一致させる必要があるが、特に枠の
高さ寸法にバラツキが多いため、枠が設定高さより低い
場合には、密封剤がはみ出し、これと逆に高い場合に
は、密封剤が不足して透明基板とカバー板との間に気泡
が発生し、EL素子を劣化させたり、ELディスプレイ
パネルとしての品質を低下させるという問題がある。こ
れを解決するには、枠の高さ精度を向上させるために高
額な装置を導入する必要があり、ELディスプレイパネ
ルのコストを低減できないという問題がある。枠の高さ
精度を向上できたとしても、上述した理由でカバー板が
枠の上面接触する位置の検出は困難であるため、カバー
板を下降させ過ぎて該枠を損傷させるという問題があ
る。
【0004】本発明のうち請求項1記載の発明は、密封
剤を短時間で空気の混入やはみ出しを防ぎながら全域に
広げることを目的としたものである。請求項2記載の発
明は、塗布後の密封剤形状や透明基板及びカバー板の厚
み誤差と関係なく吸着部材を定量下降させるだけで空気
の混入やはみ出しを起こさずに封止作業を完了すること
を目的としたものである。請求項3記載の発明は、請求
項2に記載の発明の目的に加えて、密封剤を短時間で空
気の混入やはみ出しを防ぎながら全域に広げることを目
的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうち請求項1記載の発明は、定盤に吸
着保持される透明基板又はカバー板のどちらか一方の中
央部及び外周部に、多量の密封剤を適宜間隔毎に分散し
て塗布し、吸着部材に吸着保持されるカバー板又は透明
基板の他方には、上記多量密封剤と相対する位置に、少
量の密封剤を夫々塗布するステップと、上記多量密封剤
の上端部と、逆山形状に垂れ下がった密封剤とを、昇降
手段により接近させて接触させるステップと、からなる
ことを特徴とする方法である。請求項2記載の発明は、
昇降手段に対し吸着部材を上下動自在に支持し、定盤に
吸着保持された透明基板又はカバー板のどちらか一方に
向けて該吸着部材に吸着保持されたカバー板又は透明基
板の他方を弾性的に押圧するための伸縮自在な弾性部材
を配設したことを特徴とするものである。請求項3記載
の発明は、請求項2記載の発明の構成に、前記定盤に吸
着保持される透明基板又はカバー板のどちらか一方の中
央部及び外周部に、多量の密封剤を適宜間隔毎に分散し
て塗布し、吸着部材に吸着保持されるカバー板又は透明
基板の他方には、上記多量密封剤と相対する位置に、少
量の密封剤を夫々塗布した構成を加えたことを特徴とす
る。
【0006】
【作用】請求項1の発明は、昇降手段の作動で透明基板
及びカバー板を接近させることにより、多量密封剤の略
平らな上端部と、逆山形に垂れ下がった少量密封剤とが
夫々一点で接触を開始して略均一な量で広がり、その
後、これら総ての密封剤が合流して、カバー板又は透明
基板の周縁部まで到達する方法である。請求項2の発明
は、昇降手段の作動で、定盤に吸着保持した透明基板又
はカバー板のどちらか一方に塗布される密封剤に対し、
吸着部材に吸着保持したカバー板又は透明基板の他方を
接触させた瞬間に、密封剤が一気に押し潰れてもこれに
引っ張られて弾性部材を変形させることにより、カバー
板が吸着部材と関係なく下動して両者間に隙間ができ
ず、その後の密封剤の広がりに応じて弾性部材が変形す
ることにより、吸着部材及びカバー板又は透明基板の他
方を下動させて、毛細管現象による密封剤の広がりが促
進され、更に昇降手段により吸着部材を下降させ過ぎた
としても、逆に広がった密封剤により弾性部材が変形し
てカバー板又は透明基板の他方を上動することにより、
それらの重量と密封剤のから受ける反力とが釣り合っ
て、カバー板と透明基板とが所定のギャップ厚に保た
れ、密封剤が必要以上に押し潰されないものである。請
求項3の発明は、請求項2記載の構成に対して、前記定
盤に吸着保持される透明基板又はカバー板のどちらか一
方の中央部及び外周部に、多量の密封剤を適宜間隔毎に
分散して塗布し、吸着部材に吸着保持されるカバー板又
は透明基板の他方には、上記多量密封剤と相対する位置
に、少量の密封剤を夫々塗布した構成を追加したので、
昇降手段の作動で透明基板及びカバー板を接近させるこ
とにより、多量密封剤の略平らな上端部と、逆山形に垂
れ下がった少量密封剤とが夫々一点で接触を開始して略
均一な量で広がり、その後、これら総ての密封剤が合流
して、カバー板又は透明基板の周縁部まで到達する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。この実施例は、図1〜図5に示す如く
矩形のエレクトロルミネセンス素子層板1が形成された
矩形状の透明基板2の上方に、それより小さな矩形状の
カバー板3を相互に対向させて配置し、定盤Aとして下
定盤の上面に上記透明基板2を吸着保持すると共に、吸
着部材Bとして上定盤の下面に上記カバー板3を吸着保
持し、この下定盤Aに対し上定盤Bを従来周知構造の昇
降手段Cにより上下動させることにより、透明基板2と
カバー板3の間に所定厚さ寸法のギャップGを形成した
場合を示したものである。
【0008】上記透明基板2は、ガラスにより形成さ
れ、その片面には、矩形のEL素子層1が、アノードと
カソードの両電極パターン(図示せず)に挟まれて薄膜
状に形成されている。更に、透明基板2の中央部及び外
周部には、前記下定盤Aに吸着保持した後か或いは下定
盤Aに吸着保持する前の時点で、多量の密封剤4を適宜
間隔毎に分散して塗布する。詳しくは、透明基板2の中
央部には、上記EL素子層1を封止するのに必要な密封
剤4の6〜9割程度を、ディスペンサー(図示せず)に
より塗布し、外周部には、残りの密封剤4の大部分を等
量ずつに分割して適宜間隔毎にディスペンサーにより塗
布し、この塗布後の状態では、これら多量密封剤4a…
の上端部が夫々略平らになる。
【0009】上記多量密封剤4…の塗布位置は、EL素
子層1及び透明基板2の平面形状に応じて変化する。例
えば図2(a)に示すようなEL素子層1及び透明基板
2が正方形である場合には、透明基板2の対角線2a,
2aが交差する中央部に、大きな多量密封剤4a1を1
つ配置し、これら対角線2a,2a上で交点から等距離
の外周四隅部には、上記多量密封剤4a1より小さな多
量密封剤4a2を4つ配置している。また図3(a)に
示すようなEL素子層1及び透明基板2が縦横比の小さ
い長方形である場合には、透明基板2の長辺と平行な中
心線2bに沿って大きな2つの多量密封剤4a3,4a3
を、中心点2cから等距離の中心部に配置し、これら対
角線2d,2d上で交点2cから等距離の外周四隅部に
は、上記多量密封剤4a3より小さな多量密封剤4a4を
4つ配置している。更に図4(a)に示すようなEL素
子層1及び透明基板2が縦横比の大きい長方形である場
合には、透明基板2の中心点2fに大きな1つの多量密
封剤4a5を配置すると共に、長辺と平行な中心線2e
に沿って中心点2fから等距離の中心部に上記多量密封
剤4a5よりやや小さい2つの多量密封剤4a6,4a6
を配置し、これら対角線2g,2g上で交点2fから等
距離の外周四隅部には、上記多量密封剤4a6より小さ
な多量密封剤4a7を4つ配置している。
【0010】上記カバー板3は、例えば透明ガラスによ
り形成され、その中央部及び外周部には、前記吸着部材
Bとして上定盤の下面に吸着保持する前の時点で、上記
下定盤Aの多量密封剤4a…と相対する位置に、少量の
密封剤4b…を夫々点状にディスペンサーで塗布する。
これら少量密封剤4b…の塗布量は、この塗布された面
を上記透明基板2と対向するように下方へ向けても落下
しない量であり、この塗布面を下方へ向けた状態では、
図1に示す如く夫々の中心部が逆山形状に垂れ下がる。
【0011】更に、上記少量密封剤4b…の塗布位置も
上述した多量密封剤4の塗布位置と同様に、図2(a)
〜図4(a)に示す如くEL素子層1及び透明基板2の
平面形状に応じて変化する。即ち、図2(a)に示すよ
うなEL素子層1及び透明基板2が正方形である場合に
は、透明基板2の中央部に配置した大きな多量密封剤4
a1と、外周四隅部に配置した小さな多量密封剤4a2…
と夫々相対するように、少量密封剤4b1,4b2…をカ
バー板3に配置している。また図3(a)に示すような
EL素子層1及び透明基板2が縦横比の小さい長方形で
ある場合には、透明基板2の中央部に配置した大きな多
量密封剤4a3,4a3と、外周四隅部に配置した小さな
多量密封剤4a4…と夫々相対するように、少量密封剤
4b3,4b3,4b4…をカバー板3に配置している。更
に図4(a)に示すようなEL素子層1及び透明基板2
が縦横比の大きい長方形である場合には、透明基板2の
中央部に配置した大きな多量密封剤4a5及びそれより
やや小さい多量密封剤4a6,4a6と、外周四隅部に配
置した小さな多量密封剤4a7…と夫々相対するよう
に、少量密封剤4b5,4b6,4b6,4b7…をカバー
板3に配置している。
【0012】前記下定盤Aは、その上面が水平となるよ
うにベースD上に固定され、その上面は平坦で真空吸着
用の多数の孔や溝などの吸引口A1が形成される。
【0013】前記上定盤Bは、従来周知構造の昇降手段
Cによって下定盤Aに対し、その下面が下定盤Aの上面
と平行となるように保持したまま上下動するように構成
される。本実施例の場合には、上記昇降手段Cが、上記
ベースD上に立設した複数の案内ガイドC1と、上定盤
Bに固着した上記案内ガイドC1に沿って上下方向へ往
復動自在な複数の摺動部C2と、例えばモーターなどの
駆動源C3に連結して摺動部C2に螺合したボールネジ
C4とから構成され、上記駆動源C3の作動でボールネ
ジC4を回転させることにより、摺動部C2及び上定盤
Bが案内ガイドC1に沿って上下動するようになってい
る。そして、上記駆動源C3は、コントローラー(図示
せず)により作動制御され、その初期状態で摺動部C2
を上限位置に待機させ、第1の動作信号を入力すること
により、摺動部C2を下降させて上定盤Bが設定高さ位
置まで下降した時点で下降を停止し、第2の動作信号を
入力することにより、摺動部C2を上昇させて初期状態
に戻す。
【0014】また、前記密封剤4は、紫外線硬化性樹脂
からなる液状接着剤か又は熱硬化性樹脂からなる液状接
着剤であり、その充填量は、前記透明基板2とカバー板
3の間に形成されたギャップGの容積と一致し、詳しく
は該ギャップGの厚さ寸法に、カバー板3の面積を乗算
することにより求められる。そして、前記昇降手段Cに
より密封剤4が十分に広がった後の適宜タイミングで、
紫外線硬化型接着剤の場合には紫外線を照射することに
より固化して透明基板2とカバー板3が接着され、また
熱硬化型接着剤の場合には、加熱することにより固化し
て透明基板2とカバー板3が接着される。
【0015】次に、斯かるEL素子の封止方法を、上述
した装置を使用して説明する。先ず、初期状態では、図
1の実線に示す如く上定盤Bが上昇しており、この状態
で下定盤Aの上面の定位置には、透明基板2を載置して
吸引口A1からの吸引を開始させることにより吸着保持
され、この吸着保持した後に多量密封剤4a…が塗布さ
れるか、或いは予め多量密封剤4a…が塗布される透明
基板2を吸着保持する。これにより、多量密封剤4a…
は、夫々の上端部が略平らになる。
【0016】また、上定盤Bの下面の定位置には、予め
少量密封剤4b…が塗布されたカバー板3を配置して吸
引口B1からの吸引を開始させることにより吸着保持さ
せるか、或いはカバー板3を吸着保持させた後に少量密
封剤4b…が塗布される。これにより、各少量密封剤4
b…は夫々の中心部が逆山形状に垂れ下がって、上記多
量密封剤4a…の略平らな上端部と夫々相対する。
【0017】この状態から、昇降手段Cの駆動源C3が
作動して、上定盤Bの下降を開始すると、図1の二点鎖
線に示す如く各少量密封剤4b…の逆山形状に垂れ下が
った中心部が、上端部が略平らな多量密封剤4a…に夫
々一点で接触を開始する。それにより、合流時に空気が
混入せず、密封剤4中には気泡が発生しない。
【0018】上記中央部及び外周部に配置した少量密封
剤4b…と多量密封剤4a…が夫々一点で接触して合流
した後は、上定盤Bの下降に伴って夫々略均一な量で放
射状に広がり、ある程度まで広がると総ての密封剤4が
合流する。この頃には、図5の実線に示す如く上定盤B
の下降が完了して、図2(b)〜図4(b)に示す如く
カバー板3の外周四隅部3a…及び各辺中間部3b…を
覆い、その最も外側部分が周縁部3c…に到達した時点
では、密封剤4が未到達な領域は非常に少ない。その
後、密封剤4がはみ出すことなく周縁部3c…の全域ま
で到達してEL素子層1は完全に密封される。
【0019】従って、密封剤4の広がりは多点で略同時
に広がり始めるから、図2(b)〜図4(b)に示され
る状態までに要する時間は極めて短い。更に、密封剤4
の押し広げを開始する時点で、既に多量密封剤4aが略
全域に分散配置されるので、従来のような中央部と外周
四隅部に密封剤4の量が不均一になることから発生する
透明基板2とカバー板3とのギャップの違いにより歪が
発生し、その結果、製品としてELディスプレイパネル
の表示が悪くなるという致命的な欠点を防止できる。
【0020】その後は、前記上定盤Bの吸引口B1から
の吸引を解除してカバー板3の吸着が開放され、これに
続いて前記昇降手段Cの駆動源C3が作動し、上定盤B
の上昇を開始して図5の二点鎖線に示す如く初期状態に
戻り、その後は、下定盤Aの吸引口A1からの吸引を解
除して透明基板2の吸着が開放され、密封剤4が充填さ
れた透明基板2及びカバー板3を次の工程へ送る。この
際、下定盤A上において透明基板2とカバー板3の間に
充填された密封剤4に対し、紫外線が照射されるか或い
は加熱されて、密封剤4の一部又は全部を固化して透明
基板2とカバー板3を貼り合わせた後に次の工程へ送る
か、或いは次の工程へ送った後に、紫外線が照射される
か或いは加熱されて、密封剤4を固化して透明基板2と
カバー板3を貼り合わせ。それ以降は、上述した動作が
繰り返される。
【0021】一方、図6及び図7に示すものは、本発明
の他の実施例であり、このものは、前記吸着部材Bとし
て上定盤を昇降手段Cに対し上下動自在に支持し、この
上定盤B及びそれに吸着保持されたカバー板3を、定盤
Aとして下定盤の上面に吸着保持された透明基板2に向
けて弾性的に押圧するための伸縮自在な弾性部材6を配
設した構成が、前記図1〜図5に示した実施例とは異な
り、それ以外の構成は図1〜図5に示した実施例と同じ
ものである。
【0022】本実施例では、上記昇降手段Cの複数の摺
動部C2に亙って保持プレート5aを固着し、この保持
プレート5aには、複数又は単数のボールブッシュ5b
とスプラインシャフト5cからなる摺動機構が上下方向
へ往復動自在に配設され、これらボールブッシュ5bか
ら下方へ突出したスプラインシャフト5cの下端には、
上定盤Bをその吸引口B1が前記下定盤Aの上面と平行
に対向するように連設している。更に、上記ボールブッ
シュ5bから上方へ突出したスプラインシャフト5cの
上端と、保持プレート5aの上面の間には、前記弾性部
材6として例えばコイルスプリングを配設し、このコイ
ルスプリング6によって上定盤Bは、僅かな力が作用し
ただけでも上下動するようになっている。
【0023】次に、斯かる図6及び図7に示すEL素子
の封止方法を、上述した装置を使用して説明する。前記
図1〜図5に示した実施例と異なる動作のみを記載すれ
ば、先ず、上定盤Bの下面にカバー板3を吸着保持させ
た初期状態では、図6の実線に示す如くカバー板3の重
量分だけ弾性部材6が短縮して上定盤Bが僅かに下降し
て釣り合う。その後、昇降手段Cの駆動源C3の作動に
より上定盤Bの下降を開始して、図6の二点鎖線に示す
如く少量密封剤4b…と多量密封剤4a…とが接触した
瞬間は、これら少量密封剤4b…と多量密封剤4a…同
士が引き合ってカバー板3を引き下げようとする。この
下方への引っ張り力により弾性部材6を短縮させて、カ
バー板3が昇降手段Cによる下降速度よりも速く引き下
げられる。それにより、少量密封剤4b…と多量密封剤
4a…同士の引き合いに追従してカバー板3が下動する
から、少量密封剤4b…と多量密封剤4a…と間に隙間
ができず、両者間への空気の混入を完全に防止して、密
封剤4中には気泡が発生しない。その後の上記密封剤4
の広がるのに従ってカバー板3が下方へ僅かに引っ張ら
れて弾性部材6が更に短縮し、これにより、キャップG
が調整されて毛細管現象による密封剤4の広がりが促進
される。それにより、密封剤4の広がりは更に加速され
てスムーズに行われる。更に、昇降手段Cの駆動源C3
によって図7の実線に示す如く上定盤Bを下降させ過ぎ
たとしても、広がった密封剤4により弾性部材6が伸長
してカバー板3を上方向へ押し戻す。それにより、カバ
ー板3の重量と密封剤4のから受ける反力とが釣り合っ
て、カバー板3と透明基板2とが所定のギャップG厚
(例えば20〜50μm)に保たれる。その結果、カバ
ー板3により密封剤4が必要以上に押し潰されてはみ出
ない。
【0024】従って、図6及び図7に示すものは、前記
図1〜図5に示した実施例よりも塗布後の密封剤形状や
透明基板及びカバー板の厚み誤差と関係なく吸着部材を
定量下降させるだけで空気の混入やはみ出しを起こさず
に封止作業を完了できるという利点はある。
【0025】なお、図6及び図7に示した実施例におい
てカバー板3の大きさが小さいものである場合には、上
定盤Bに代えて複数又は単数の吸着パットを上下動自在
に支持しても同様な作用効果が得られる。
【0026】また、図6及び図7に示した実施例では、
前記図1〜図5に示した実施例で説明した透明基板2の
中央部及び外周部に分散して塗布された多量密封剤4a
…と、カバー板3の中央部及び外周部に塗布された少量
密封剤4b…とを夫々一点で接触させる方法を図示して
いるが、図8に示すように透明基板の中央部に集中して
塗布された密封剤4をカバー板3により押し広げるよう
にしても良い。この場合には、カバー板3が密封剤4の
平らな上端面に接触した瞬間に、密封剤4が一気に押し
潰れても、これに引っ張られてカバー板3が吸着部材で
ある上定盤Bと関係なく下動するから、この急激な密封
剤4の形状変化に追従して両者間に隙間が発生しないと
共に、カバー板3により密封剤4が必要以上に押し潰さ
れてはみ出ることもない。その結果、図8に示したもの
よりも、下降したカバー板3が塗布後の密封剤形状や透
明基板及びカバー板の厚み誤差と関係なく吸着部材を定
量下降させるだけで空気の混入やはみ出しを起こさずに
封止作業を完了するできるという利点がある。
【0027】尚、前示両実施例では、透明基板2の上方
にカバー板3を相互に対向させて配置したが、これに限
定されず、これと上下逆にしてカバー板3の上方に対向
させて透明基板2を配置して、カバー板3の中央部及び
外周部に多量密封剤4a…分散して塗布すると共に、透
明基板2の中央部及び外周部に少量密封剤4b…を塗布
しても良い。更に、昇降手段Cも前述したものに限定さ
れず、同様の作用をすれば他の構成であっても良い。ま
た、前示両実施例で真空中においても特性の変化がない
密封剤4を使用するのであれば、密封剤4を押し広げる
空間を2000Pa以下の真空にすることで、気泡防止
に対しては更に良い結果が得られる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、昇降手段の作動で透明基板及びカバ
ー板を接近させることにより、多量密封剤の略平らな上
端部と、逆山形に垂れ下がった少量密封剤とが夫々一点
で接触を開始して略均一な量で広がり、その後、これら
総ての密封剤が合流して、カバー板又は透明基板の周縁
部まで到達するので、密封剤を短時間で空気の混入やは
み出しを防ぎながら全域に広げられる。従って、透明基
板の中央部から密封剤を放射状に押し広げて毛細管現象
により周縁部まで広げる従来の方法に比べ、周縁部の隅
々まで密封剤が僅かな時間で到達し、その結果、装置の
タクトタイムを短縮化でき、それにより、装置の台数を
増やしたり、密封剤の広がりが完了するまで待機させる
バッファなどの設置が必要とならない。更に、放射方向
の距離が外周四隅部より短い各辺中間部の領域では密封
剤のはみ出しが発生し易い従来の方法に比べ、密封剤が
略均一な量で広がるから密封剤のはみ出しが発生せず、
それにより、EL素子層の周囲に密封剤のはみ出し防止
用の枠を設ける必要がなく、製品のコストを低減できる
ばかりでなく、高品質のELディスプレイパネルを提供
できる。また、透明基板上に塗布された密封剤の平らな
上端面に対し水平状態のまま下降したカバー板が面接触
する従来の方法に比べ、密封剤の平らな上端面にカバー
板が面接触しないから、カバー板とEL素子との間に気
泡が発生するのを防止でき、それにより、EL素子を劣
化させたり、ELディスプレイパネルとしての品質を下
げることがない。
【0029】請求項2の発明は、昇降手段の作動で、定
盤に吸着保持した透明基板又はカバー板のどちらか一方
に塗布される密封剤に対し、吸着部材に吸着保持したカ
バー板又は透明基板の他方を接触させた瞬間に、密封剤
が一気に押し潰れてもこれに引っ張られて弾性部材を変
形させることにより、カバー板が吸着部材と関係なく下
動して両者間に隙間ができず、その後の密封剤の広がり
に応じて弾性部材が変形することにより、吸着部材及び
カバー板又は透明基板の他方を下動させて、毛細管現象
による密封剤の広がりが促進され、更に昇降手段により
吸着部材を下降させ過ぎたとしても、逆に広がった密封
剤により弾性部材が変形してカバー板又は透明基板の他
方を上動することにより、それらの重量と密封剤のから
受ける反力とが釣り合って、カバー板と透明基板とが所
定のギャップ厚に保たれ、密封剤が必要以上に押し潰さ
れないので、塗布後の密封剤形状や透明基板及びカバー
板の厚み誤差と関係なく吸着部材を定量下降させるだけ
で空気の混入やはみ出しを起こさずに封止作業を完了で
きる。従って、気泡の発生を防ぐには昇降手段の作動に
伴う吸着部材の下降全工程を低速化する必要がある従来
のものに比べ、吸着部材の下降全工程を速くしても気泡
が発生せず、その結果、装置のタクトタイムを短縮化で
き、タイムアップのためにバッファ等がいらなくなり、
製造及び組立工程のコストを低減化でき、それにより低
価格のELディスプレイパネルを提供できる。
【0030】請求項3の発明は、請求項2の発明の効果
に加えて、昇降手段の作動で透明基板及びカバー板を接
近させることにより、多量密封剤の略平らな上端部と、
逆山形に垂れ下がった少量密封剤とが夫々一点で接触を
開始して略均一な量で広がり、その後、これら総ての密
封剤が合流して、カバー板又は透明基板の周縁部まで到
達するので、密封剤を短時間で空気の混入やはみ出しを
防ぎながら全域に広げられる。従って、透明基板の中央
部から密封剤を放射状に押し広げて毛細管現象により周
縁部まで広げる従来の方法に比べ、周縁部の隅々まで密
封剤が僅かな時間で到達し、その結果、装置のタクトタ
イムを短縮化でき、それにより、装置の台数を増やした
り、密封剤の広がりが完了するまで待機させるバッファ
などの設置が必要とならない。更に、放射方向の距離が
外周四隅部より短い各辺中間部の領域では密封剤のはみ
出しが発生し易い従来の方法に比べ、密封剤が略均一な
量で広がるから密封剤のはみ出しが発生せず、それによ
り、EL素子層の周囲に密封剤のはみ出し防止用の枠を
設ける必要がなく、製品のコストを低減できるばかりで
なく、高品質のELディスプレイパネルを提供できる。
また、透明基板上に塗布された密封剤の平らな上端面に
対し水平状態のまま下降したカバー板が面接触する従来
の方法に比べ、密封剤の平らな上端面にカバー板が面接
触しないから、カバー板とEL素子との間に気泡が発生
するのを防止でき、それにより、EL素子を劣化させた
り、ELディスプレイパネルとしての品質を下げること
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示すEL素子封止方法の
一部切欠正面図で、吸着部材の下降前を実線で示してい
る。
【図2】 図1の(2)−(2)線に沿える部分的な横
断平面図であり、(a)は密封剤の流入前を示し、
(b)は密封剤の合流後を示している。
【図3】 密封剤の分散位置の変形例を示す部分的な横
断平面図であり、(a)は密封剤の流入前を示し、
(b)は密封剤の合流後を示している。
【図4】 密封剤の分散位置の変形例を示す部分的な
横断平面図であり、(a)は密封剤の流入前を示し、
(b)は密封剤の合流後を示している。
【図5】 吸着部材の下降完了時を実線で示す一部切欠
正面図である。
【図6】 本発明の他の実施例を示すEL素子封止装置
の一部切欠正面図であり、吸着部材が下降する前の初期
状態を実線で示している。
【図7】 吸着部材の下降完了時を示す一部切欠正面図
である。
【図8】 従来のEL素子封止方法の一例で、(a)は
吸着部材の下降前を実線で示し一部切欠正面図であり、
(b)は同状態の部分的な拡大横断平面図である。
【符号の説明】
A 定盤(下定盤) B 吸着部材
(上定盤) C 昇降手段 1 EL素子層 2 透明基板 3 カバー板 4 密封剤 4a 多量密封
剤 4b 少量密封剤 6 弾性部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形のエレクトロルミネセンス素子層
    (1)が形成された透明基板(2)とカバー板(3)と
    の間に、液状の密封剤(4)を塗布し、これら透明基板
    (2)とカバー板(3)のどちらか一方が吸着保持され
    る定盤(A)に対し、他方が吸着保持される吸着部材
    (B)を昇降手段(C)により上下動させることによ
    り、上記密封剤(4)が押し広げられてエレクトロルミ
    ネセンス素子層(2)を封止する方法において、 前記定盤(A)に吸着保持される透明基板(2)又はカ
    バー板(3)のどちらか一方の中央部及び外周部に、多
    量の密封剤(4)を適宜間隔毎に分散して塗布し、吸着
    部材(B)に吸着保持されるカバー板(3)又は透明基
    板(2)の他方には、上記多量密封剤(4a)と相対す
    る位置に、少量の密封剤(4b)を夫々塗布するステッ
    プと、 上記多量密封剤(4a)の上端部と、逆山形状に垂れ下
    がった密封剤(4b)とを、昇降手段(C)により接近
    させて接触させるステップと、からなることを特徴とす
    るエレクトロルミネセンス素子封止方法。
  2. 【請求項2】 矩形のエレクトロルミネセンス素子層
    (1)が形成された透明基板(2)とカバー板(3)と
    の間に、液状の密封剤(4)を塗布し、これら透明基板
    (2)とカバー板(3)のどちらか一方が吸着保持され
    る定盤(A)に対し、他方が吸着保持される吸着部材
    (B)を昇降手段(C)により上下動させることによ
    り、上記密封剤(4)が押し広げられてエレクトロルミ
    ネセンス素子層(2)を封止する装置において、 前記昇降手段(C)に対し吸着部材(B)を上下動自在
    に支持し、定盤(A)に吸着保持された透明基板(2)
    又はカバー板(3)のどちらか一方に向けて該吸着部材
    (B)に吸着保持されたカバー板(3)又は透明基板
    (2)の他方を弾性的に押圧するための伸縮自在な弾性
    部材(6)を配設したことを特徴とするエレクトロルミ
    ネセンス素子封止装置。
  3. 【請求項3】 前記定盤(A)に吸着保持される透明基
    板(2)又はカバー板(3)のどちらか一方の中央部及
    び外周部に、多量の密封剤(4)を適宜間隔毎に分散し
    て塗布し、吸着部材(B)に吸着保持されるカバー板
    (3)又は透明基板(2)の他方には、上記多量密封剤
    (4a)と相対する位置に、少量の密封剤(4b)を夫
    々塗布した請求項2記載のエレクトロルミネセンス素子
    封止装置。
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