JP2000132929A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP2000132929A
JP2000132929A JP10302396A JP30239698A JP2000132929A JP 2000132929 A JP2000132929 A JP 2000132929A JP 10302396 A JP10302396 A JP 10302396A JP 30239698 A JP30239698 A JP 30239698A JP 2000132929 A JP2000132929 A JP 2000132929A
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正人 小林
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高司 山口
Kenichi Iimura
憲一 飯村
Irizou Nanba
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/60Fluid-dynamic spacing of heads from record-carriers
    • G11B5/6005Specially adapted for spacing from a rotating disc using a fluid cushion

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  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 二つ以上の高応答小ストロークの微動アクチ
ュエータと、低応答大ストロークの粗動アクチュエータ
とを協調させて二つ以上のヘッドを同時に高速高精度に
位置決め制御するディスク装置を提供する。 【解決手段】 ディスク全体にわたって動作可能なスト
ロークをもつ粗動アクチュエータ11と、ストロークが
小さく限られている第一の微動アクチュエータ5、6
と、第二の微動アクチュエータ7、8と、ディスク面1
2上のトラックに第一の微動アクチュエータで駆動され
るヘッド1を位置決めすると同時に、第二のディスク面
13上のトラックに第二の微動アクチュエータでヘッド
2を位置決めし、ヘッド1の位置決め位置とヘッド2の
位置決め位置との中心位置に粗動アクチュエータ11が
追従動作を行うことを特徴とするディスク装置。以上に
より、データの転送速度の高速化や、ヘッド切り換え時
の高速化が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク装置
や光ディスク装置などのディスク装置に関するもので、
特に、高応答小ストロークの微動アクチュエータと、低
応答大ストロークの粗動アクチュエータとを協調させて
高速高精度な位置決め動作を実現するディスク装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】ディスク装置、例えば磁気ディスク装置
においては、高密度に記録された情報を高速でアクセス
するために、アクチュエータによって駆動される磁気ヘ
ッドを目的のトラックへ高速に移動させ(シーク制
御)、目的のトラック中心に高精度に追従させる(フォ
ロイング制御)ことが要求される。このためには、アク
チュエータの軽量化および位置決め制御系の高帯域化が
必要となるが、軽量化すると剛性が低下するためにアク
チュエータの機構共振周波数を上げることには一定の限
界があり、位置決め制御系の帯域はこれによって制限さ
れる。
【0003】現在の磁気ディスク装置のトラック幅は3
μm程度であり、位置決め精度は0.3μm程度であ
る。将来の磁気ディスク装置に要求されるトラック幅は
1μm以下であり、その時の位置決め精度は0.1μm
以下を達成しなければならない。この位置決め精度を達
成するには、制御系の帯域を現状の500Hz程度から
2kHz以上に拡大する必要がある。
【0004】従来より、ボイスコイルモータで構成され
る粗動アクチュエータと、ピエゾ素子等で構成される微
動アクチュエータとを組み合わせて磁気ヘッドを高速高
精度に位置決めする技術が知られている。例えば、特開
平4−368676号公報には、粗動アクチュエータの
制御系と微動アクチュエータの制御系とを協調させて制
御系の高帯域化を実現する技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術は、上位コン
トローラから指定された特定の一つのヘッドに対する微
動・粗動アクチュエータを用いた位置決め制御技術の問
題を解決した。しかし、微動・粗動アクチュエータを用
い二つ以上のヘッドを同時に高速高精度に位置決め制御
する技術については多くの課題が残されている。
【0006】同一シリンダ上のデータを二つ以上のヘッ
ドを用いて同時に読むことが可能となれば、同時に大量
のデータを上位コントローラに転送することができる。
高速なデータの転送を実現するには、基本的にはビット
密度を詰め、ディスクを高速回転させることが重要であ
るが、磁気干渉の問題や、データ転送用の回路の問題に
より、ビット密度を詰めることには限界がある。そこ
で、同時に複数のデータを読み書きすることができれ
ば、ビット密度を詰めることなく、データ転送の高速化
を図ることができる。
【0007】また、二つ以上のヘッドを用いてディスク
に予め記録されている位置情報を同時に読むことが可能
となれば、同一シリンダ上で連続的なヘッドの切換えを
行うことができる。連続的なデータの転送を実現するに
は、基本的には、ヘッド切り換えの移動時間を零にする
ことが重要であるが、多数のヘッドを支持するキャリッ
ジの熱などに起因した変形によりヘッド間には数μm以
下のずれが生じ、このため、ヘッド切り換え時の整定時
間を零にするには限界がある。そこで、二つ以上のヘッ
ドを用いて同時に位置情報を読み取ることが可能となれ
ば、所定のヘッドでデータを読み書きしている間に、予
め次に選択されるヘッドを所定のシリンダに位置決めす
ることによりヘッド切り換えの時間を零とすることがで
きる。ゆえに、二つ以上のヘッドを同時に高速高精度に
位置決めする制御技術の課題は、重要であり、解決され
なければならない。
【0008】そこで、本発明の目的は、二つ以上の高応
答小ストロークの微動アクチュエータと、低応答大スト
ロークの粗動アクチュエータとを協調させて高速高精度
な位置決め動作を実現するディスク装置および位置決め
制御方式を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ディスク全体にわたって動作可能なスト
ロークをもつ粗動アクチュエータと、該粗動アクチュエ
ータによって移動可能でストロークが小さく限られてい
る第一の微動アクチュエータと第二の微動アクチュエー
タと、第一のディスク面上の第一のトラックに該第一の
微動アクチュエータで駆動される第一のヘッドを位置決
めすると同時に、第二のディスク面上の第二のトラック
に該第二の微動アクチュエータで第二のヘッドを位置決
めする手段を設けたものである。
【0010】また、本発明は、ディスク全体にわたって
動作可能なストロークをもつ粗動アクチュエータと、該
粗動アクチュエータによって移動可能でストロークが小
さく限られている第一の微動アクチュエータと第二の微
動アクチュエータと、第一のディスク面上の第一のトラ
ックに該第一の微動アクチュエータで駆動される第一の
ヘッドを位置決めすると同時に、第二のディスク面上の
第二のトラックに該第二の微動アクチュエータで第二の
ヘッドを位置決めし、該第一のヘッドの位置決め位置と
該第二のヘッドの位置決め位置との中心位置に該粗動ア
クチュエータが追従動作を行う手段を設けたものであ
る。
【0011】さらに、本発明は、ディスク全体にわたっ
て動作可能なストロークをもつ粗動アクチュエータと、
該粗動アクチュエータによって移動可能でストロークが
小さく限られている第一の微動アクチュエータと第二の
微動アクチュエータと、該第一の微動アクチュエータに
よって駆動される第一のヘッドと、該第二の微動アクチ
ュエータによって駆動される第二のヘッドとを備えたこ
とを特徴とするディスク装置において、前記第一の微動
アクチュエータの変位量と前記第二の微動アクチュエー
タの変位量とを加算した加算変位量と、前記第一のヘッ
ドの位置信号と第一の目標値とを比較した後の第一の誤
差信号と、前記第二のヘッドの位置信号と第一の目標値
とを比較した後の第二の誤差信号と、該加算位置信号と
該第一の誤差信号と該第二の誤差信号とを加算し、それ
らを平均した信号を前記粗動アクチュエータのフィード
バック補償器に印加する手段を設けたものである。
【0012】そして、本発明は、ディスク全体にわたっ
て動作可能なストロークをもつ粗動アクチュエータと、
該粗動アクチュエータによって移動可能でストロークが
小さく限られている第一の微動アクチュエータと第二の
微動アクチュエータと、該第一の微動アクチュエータに
よって駆動される第一のヘッドと、該第二の微動アクチ
ュエータによって駆動される第二のヘッドとを備えたこ
とを特徴とするディスク装置において、前記第一のヘッ
ドは第一のディスク面上に対向し、前記第二のヘッドは
第二のディスク面上に対向し、該第一のディスク面上に
一定間隔毎に位置情報を予め記録しておき、該第二のデ
ィスク面上には該第一のディスク面上に記録した位置情
報と位相をずらして予め記録する手段を設けたものであ
る。
【0013】また、本発明は、ディスク全体にわたって
動作可能なストロークをもつ粗動アクチュエータと、該
粗動アクチュエータによって移動可能でストロークが小
さく限られている第一の微動アクチュエータと第二の微
動アクチュエータと、該第一の微動アクチュエータによ
って駆動される第一のヘッドと、該第二の微動アクチュ
エータによって駆動される第二のヘッドとを備えたこと
を特徴とするディスク装置において、前記第一のヘッド
は第一のディスク面上に対向し、前記第二のヘッドは第
二のディスク面上に対向し、前記第一のヘッドが該第一
のディスク面上のトラックに追従制御している間に、前
記第二のヘッドが該第二のディスク面上の目的のトラッ
クに移動し、移動が完了したのちに、前記第一のヘッド
から前記第二のヘッドにデータの読み書きを実施するヘ
ッドを切換える手段を設けたものである。以上の解決手
段を3つ以上のヘッド、3つ以上の微動アクチュエータ
に対し実施することもできる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面によ
り詳細に説明する。図1は、本発明に関わるディスク装
置の一実施例を示すハードウエアの構成図である。磁気
ディスク12、13は、スピンドルモータ16により高
速に一定回転し、トラックのセクタの先頭にはあらかじ
め位置情報14、15が記録されている。
【0015】この磁気ディスク装置においては、同時に
二つの磁気ヘッドA:1と磁気ヘッドB:2を用いて、
対向するそれぞれのディスク12、13へのデータの読
み書きができるように、それぞれ独立したヘッドアンプ
21、22が存在する。磁気ヘッドA:1は、ばね3に
よって支えられ、ばね3は、ピエゾ素子5とピエゾ素子
6によって駆動され、ピエゾ素子5、6はキャリッジ9
に支持される。ピエゾ素子5が伸び、ピエゾ素子6が縮
むと、ヘッドは微小移動する。逆に、ピエゾ素子6が伸
び、ピエゾ素子5が縮むと、ヘッドは逆方向に微小移動
する。同様に、磁気ヘッドB:2は、ばね4によって支
えられ、ばね4は、ピエゾ素子7とピエゾ素子8によっ
て駆動され、ピエゾ素子7、8はキャリッジ9に支持さ
れる。
【0016】キャリッジ9は一体となってボイスコイル
モータ11により駆動される。ボイスコイルモータ11
の移動にともない、キャリッジ9は、ピボット軸10を
中心にディスクの外周から内周方向あるいはその逆方向
に移動する。なお、以下では、ピエゾ素子5、6を微動
アクチュエータA、ピエゾ素子7、8を微動アクチュエ
ータB、ボイスコイルモータ11を粗動アクチュエータ
として記述する。
【0017】ディスク12には、時刻Ts毎に位置情報
を予め記録させておく。ここでは、一例として二種類の
位置情報14と位置情報15を記録させた。位置情報1
4は、セクタの先頭を示すマーカ部、AGC(オートマ
ティック・ゲイン・コントロール)引き込み部、トラッ
ク番号、相対位置を検出するためのバースト信号を記録
する。位置情報15は、マーカ部およびバースト信号の
みを記録しておく。すべてのセクタにAGCやトラック
番号を記録させないことで、データ領域の拡大を図るこ
とができる。さらに、ディスク13には、ディスク12
と同一の位置信号を位相を90度ずらして記録してお
く。これにより、位置情報を復調する位置信号復調回路
26と制御則を演算するマイクロプロセッサ33の数を
減らすことができる。マイクロプロセッサ内の演算のタ
イミングについては、図2で後に詳細に説明する。
【0018】位置情報は、位置信号復調回路26によ
り、ヘッド位置信号YAを生成する。位置信号は、目標
のオフセット量RAと比較され、微動アクチュエータA
用の制御器31により、微動アクチュエータAの操作量
を演算する。微動アクチュエータは、高域の40kHz
程度に機構共振を有する。微動用アクチュエータの制御
器31には、積分特性を持たせれば、微動アクチュエー
タAを安定に動作可能である。同様にしてヘッド位置信
号YBが生成され、目標のオフセット量RBと比較さ
れ、微動アクチュエータB用の制御器29により、微動
アクチュエータBの操作量を演算する。微動用アクチュ
エータB用の制御器29にも、積分特性をもたせれば、
微動アクチュエータBを安定に動作できる。微動非干渉
制御器32は、誤差eA、誤差eB、操作量uA、操作
量uBを入力として、粗動アクチュエータを駆動する操
作量uV、微動アクチュエータAの操作量の補正量、微
動アクチュエータBの操作量の補正量を出力する。
【0019】非干渉制御器32の詳細については、図3
にて説明するが、基本的には、2つの微動アクチュエー
タが互いに干渉することなく、かつ、粗動アクチュエー
タの動作が2つの微動アクチュエータの動作を考慮して
最適な位置に保持されるように制御側の演算がなされ
る。2つの微動アクチュエータは、その移動範囲が限定
されているため、(ここでは±1.1μmとする)、2
つの微動アクチュエータと粗動アクチュエータの位置関
係によっては、微動アクチュエータの動作範囲外となっ
てしまい、望ましい動作をさせることが困難となる。例
えば、非干渉制御器32は、微動アクチュエータAによ
って駆動されるヘッドA:1と微動アクチュエータBに
よって駆動されるヘッドB:2の中心位置に粗動アクチ
ュエータを位置決めすることを実現する。
【0020】操作量uA、uB、uVは、それぞれD/
A変換回路28、25、27でディジタル量からアナロ
グ量に変換され、アンプ24、20、23に送出され、
それぞれピエゾ素子5、6、ピエゾ素子7、8、ボイス
コイルモータ11が駆動される。ここで、微動アクチュ
エータA用アンプ24は、ピエゾ素子5とピエゾ素子6
とには互いに逆符号の電圧を印加する。微動アクチュエ
ータB用アンプも同様に動作する。ブロック33内は、
ディジタル信号を意味し、一つのマイクロプロセッサ3
3で演算実行する。
【0021】ただし、ここでは、一つのマイクロプロセ
ッサで、2つのヘッドを同時に位置決め制御するハード
ウエアの構成例を示したが、もちろん2つのマイクロプ
ロセッサで2つのヘッドを駆動する制御器の演算をパラ
レル演算することも容易に可能である。
【0022】図2は、図1に示す本発明のハードウエア
の演算のタイミングを図式化したものである。ヘッド
A:1で位置信号のマーカ部を読み取ると割り込みフラ
グ40が発生する。この間隔は、サンプリングTs毎に
発生する。ヘッドB:2に対する位置信号の割り込みフ
ラグ41は、フラグ40が発生した後、時刻Ts/2毎
に発生する。
【0023】これは、図1に示す通り、位置情報をディ
スク12とディスク13とで、90度位相をずらして記
録しているためである。位置信号の割り込みフラグ4
0、41が発生すると、位置信号復調回路26がA/D
変換を開始し42、43、位置信号YAと位置信号YB
を生成する。位置信号YAに基づき、マイクロプロセッ
サ33は、微動アクチュエータAの操作量uAと粗動ア
クチュエータの操作量uVの演算を実行する44。微動
アクチュエータAの操作量uAが決定すると、微動アク
チュエータ対応D/A変換フラグが立ち46、D/A変
換を開始し、アンプ24に送出される。そして、粗動ア
クチュエータの操作量uVが確定すると、粗動アクチュ
エータ対応D/A変換フラグが立ち48、D/A変換を
開始し、アンプ23に送出される。
【0024】また、マイクロプロセッサ33は、微動ア
クチュエータBの操作量uBの演算と粗動アクチュエー
タuVの演算を実行する45が、それぞれが確定した時
点で、微動アクチュエータB対応D/A変換フラグ47
と粗動アクチュエータD/A変換フラグ49を立て、D
/A変換を開始する。ここでは、ディスク12とディス
ク13に記録した位置信号の位相を90度ずらすとして
いるが、ずらしかたは、90度に限定してはなく、任意
の値にしてもよい。
【0025】マイクロプロセッサ33は、2つの微動ア
クチュエータと一つの粗動アクチュエータの演算44、
45を処理する必要がある。現在、粗動アクチュエータ
のみで位置決めを行い、サンプリング周波数Tsが10
0μsのディスク装置においては、マイクロプロセッサ
を動作させるクロック周波数は33MHzから50MH
zのものが使われている。制御系の帯域を2kHz以上
とするためには、サンプリング周波数Tsを50μs程
度にしなければならない。
【0026】すなわち、マイクロプロセッサのクロック
周波数は、倍の66MHzから100MHz程度としな
ければならない。この装置に一つの微動アクチュエータ
と一つの粗動アクチュエータを動作させる従来技術のデ
ィスク装置では微動アクチュエータの制御の演算が加わ
るため、約1.5倍の100MHzから150MHzの
クロック周波数が必要となる。
【0027】さらに、本発明の2つの微動アクチュエー
タと一つの粗動アクチュエータを協調動作させるディス
ク装置では、さらに約1.5倍の150MHzから22
5MHzのクロック周波数が必要となる。マイクロプロ
セッサの演算能力は、150MHz程度以上のクロック
周波数を必要とするが、これは、100MHz程度のク
ロック周波数で可動するマイクロプロセッサを2つ使用
して2つの微動アクチュエータを並列に動作させるより
も安価に装置を構成することができる。
【0028】図3は、図1に示す本発明の実施例のハー
ドウエアの構成の一例をブロック線図に示したものであ
る。ここで、PA60は、D/A変換回路28から微動
アクチュエータA:5、6を含みヘッドA:1の位置信
号までの伝達関数を表わし、CA61は、微動アクチュ
エータA用の制御器31の伝達関数を表わす。同様にP
B64は、D/A変換回路25から微動アクチュエータ
B:7、8を含みヘッドB:2の位置信号までの伝達関
数を表わし、CB65は、微動アクチュエータB用の制
御器29の伝達関数を表わす。一方、PV62は、D/
A変換回路27からボイスコイルモータ11を含みキャ
リッジ9の特性までの伝達関数を表わし、CV63は、
粗動アクチュエータ用の制御器30の伝達関数を表わ
す。
【0029】図1の非干渉制御器32は、図3ではブロ
ック67で表わされる。この非干渉ブロック67はいく
つかの特徴がある。ここでは、2つのヘッドを同時に位
置決めする構成について示すが、この考えは、3つ以上
のヘッドを同時に位置決めする構成にも容易に拡張する
ことができる。第一の特徴は、粗動アクチュエータの制
御器63に対するフィードバック信号eVとして、ヘッ
ドA:1の位置誤差信号eAとヘッドB:2の位置誤差
信号eBの加算信号68を施していること。第二の特徴
は、微動アクチュエータAの変位信号yAと微動アクチ
ュエータBの変位信号yBの加算信号69をさらにフィ
ードバック信号として制御器63に施していること。第
三の特徴は、それらの誤差信号eVの平均をとっている
ことである。
【0030】実際のシステムでは、微動アクチュエータ
の変位yAやyBを検出することは困難なため、ピエゾ
素子の入出力関係がほぼ比例関係であることより、操作
量uAを用いて変位yAを推定することとする。また、
オブザーバ等の理論を用いても変位yAを推定すること
は可能である。同様にして変位yBも推定する。位置誤
差eAとeBを減少させるよう粗動アクチュエータは駆
動する一方、応答しきれずに残された偏差をそれぞれの
微動アクチュエータの制御器61、65で圧縮する。さ
らに、微動アクチュエータAと微動アクチュエータBの
出力位置の中心に粗動アクチュエータを位置決めする。
これにより、ストロークが狭く限られた微動アクチュエ
ータの能力を最大限に生かすことができる。
【0031】以上の議論を数式を用いてより詳細に説明
する。微動アクチュエータAに関しては次式が成立す
る。
【数1】
【0032】同様に微動アクチュエータBに関しては、
次式が成立する。
【数2】
【0033】また、ヘッド位置信号は、以下である。
【数3】
【数4】
【0034】さらに、粗動アクチュエータに関しては次
式が成立し、これは(数3)、(数4)を用いて展開で
きる。
【数5】
【0035】(数5)の関係より、粗動アクチュエータ
の位置yVの関係式は以下となる。
【数6】
【0036】このことは、粗動アクチュエータの位置y
Vは、微動アクチュエータAの目標位置RAと微動アク
チュエータBの目標位置RBの平均値の位置に位置決め
可能なことを示している。上式の右辺第一項は、粗動ア
クチュエータと粗動アクチュエータ用制御器からなる閉
ループ関数を示している。この閉ループ特性の帯域は約
500Hz程度に設定してある。
【0037】また、(数1)を(数3)に代入するとヘ
ッドAの位置信号
【数7】 が得られ、(数2)を(数4)に代入するとヘッドBの
位置信号
【数8】 が得られる。
【0038】(数7)は、微動アクチュエータAによっ
て駆動されるヘッドAの位置信号YAと目標位置RAお
よび粗動アクチュエータの位置yVとの間の関係式を表
している。目標位置RAからヘッド位置YBまでの関係
は、微動アクチュエータAとその制御器からなる閉ルー
プ系で定義され、さらに、粗動アクチュエータからヘッ
ド位置YBまでの関係は、微動アクチュエータAとその
制御機からなる感度関数で定義される。ここで、この閉
ループ特性の帯域は2kHz以上であり、感度関数は、
2kHz以下の周波数において圧縮能力を有することか
ら、(数6)で定義される比較的低い周波数成分を有す
る粗動アクチュエータの動作に影響されることはなく、
位置信号YAの運動は目標位置RAに支配される。同様
な議論は、(数8)を用いて微動アクチュエータBに対
しても議論することができる。
【0039】よって、本発明によって、2つのヘッドを
同時に目標位置に微動アクチュエータを用いて位置決め
し、なおかつ、両者の位置の平均値に粗動アクチュエー
タを位置決めできることが分かった。
【0040】例えば3つのヘッドを同時に3つの微動ア
クチュエータを用いて位置決めする際には、加算点68
に3つめの位置誤差信号を加える。また、加算点69
に、3つめのヘッドの変位信号を加える。そして、ブロ
ック66で3分の1倍する。これにより、粗動アクチュ
エータの動作は、3つの微動アクチュエータの動作の平
均値に位置決めすることができる。
【0041】さらに、ブロック66では、現時点の平均
をとっているが、位置信号などはノイズや振動等の影響
を除去するため、移動平均したフィードバック信号eV
を用いてもよい。
【0042】図4は、本発明による応答波形の一例を示
している。ディスク12、13が200Hzで一定回転
しているとすると、5ms周期の同期的な振動が生じ、
ヘッドA:1およびヘッドB:2はその信号に追従しな
ければならない。ここでは、周波数が200Hzで振幅
が±1μの正弦波でディスク12が振動し、同期してデ
ィスク13が振動しているとする。また、微動アクチュ
エータのストロークは±1.1μm(ストロークで2.
2μm)と仮定する。この場合、本発明によれば、ヘッ
ドAは2μmを中心に正弦波状に位置決めを行い、ヘッ
ドBは−2μmを中心に正弦波状に位置決めを行い、粗
動アクチュエータの位置yVは、ヘッドAの位置信号Y
AとヘッドBの位置信号YBの中間位置、すなわち、0
μmを中心に位置決めする。このため、ヘッドAとヘッ
ドBのオフトラック量は、最大で約4μmを許容するこ
とができる。
【0043】一方、図5は、図4の条件で図8(後に説
明)に示す構成で微動アクチュエータBと粗動アクチュ
エータを協調制御させ、微動アクチュエータAは単独で
動作させたときの応答波形である。この場合、粗動アク
チュエータの動きは、微動アクチュエータBの動きと同
一となる。このとき、微動アクチュエータAは最大で2
μmのオフトラック量を許容することができる。しか
し、この量は、図4の半分であり、図8に示す制御技術
では、微動アクチュエータの動作範囲をより狭くしてし
まうことが分かる。
【0044】図6は、ディスクAとディスクBの振動周
期が180度ずれていた場合の本発明による応答波形で
ある。本発明によれば、粗動アクチュエータは動かなく
て良く、微動アクチュエータAと微動アクチュエータB
が各々ディスク振動に追従するように動作する。この場
合、ヘッドAとヘッドBのオフトラック量は、最大で2
μmを許容することができる。
【0045】一方、図7は、図6の条件で本発明を用い
ずに、図8に示す構成で微動アクチュエータBと粗動ア
クチュエータを協調制御させ、微動アクチュエータAは
単独で動作させたときの応答波形である。粗動アクチュ
エータの動きは、微動アクチュエータBの動きと同一と
なる。このとき、微動アクチュエータAのオフトラック
許容量は0である。これ以上オフトラックさせて動作さ
せると、動作が飽和してしまい、高精度な追従が不可能
となってしまう。よって、図8に示す制御技術では、微
動アクチュエータの動作範囲をより狭くしてしまうこと
が分かる。
【0046】なお、図8の構成によっても2つのヘッド
を同時に動作制御させることが可能であり、本発明の別
の形態の一実施例である。この構成は、微動アクチュエ
ータBと粗動アクチュエータは協調制御80を実施し
て、常に微動アクチュエータBの位置信号YBは粗動ア
クチュエータの出力yVに追従するように動作する。し
かし、微動アクチュエータAの位置は粗動アクチュエー
タの動きとは無関係に目標のトラック中心に位置決めす
るため、ストロークが限られた微動アクチュエータの動
作は飽和していまい、高精度な位置決めが困難となる。
【0047】図9は、図3に示す本発明の構成で微動ア
クチュエータAと微動アクチュエータBと粗動アクチュ
エータを動作させたときのヘッド切り換え動作の応答波
形の一例である。ヘッドAは目的のトラックに追従制御
をして、データ92を上位コントローラに送出してい
る。この時ヘッドBは、何らかの動作をしているものと
する。上位からヘッドBに対して、目的のトラックへの
移動命令90がくると、ヘッドBは移動を開始する。目
的のトラックに到達すると、電気的にヘッドAからヘッ
ドBにヘッドを切換える。そして、ヘッドBはデータ9
3を上位コントローラに送出する。これにより、連続し
たデータの読み出しが可能となる。従来は、2つ以上の
ヘッドを同時に動作させることができなかったため、目
的のヘッドに対し移動命令を発生してから、目的のヘッ
ドが目的のトラックに整定するまでの時間は、データの
送出をストップするしか方法はなかった。なお、粗動ア
クチュエータ位置は本発明によりヘッドAとヘッドBの
ほぼ中心を移動することとなる。
【0048】なお、上述した実施例では、磁気ディスク
装置を取り上げたが、本発明は、他の記憶媒体、例え
ば、光ディスクやDVD−RAMを用いる場合にも同様
に実現が可能である。
【0049】また、上述した実施例では、いくつかの数
値を具体化して説明したが、本発明は、数値による制限
は受けない。
【0050】
【発明の効果】本発明では、二つ以上の高応答小ストロ
ークの微動アクチュエータと、低応答大ストロークの粗
動アクチュエータとを協調させて高速高精度な位置決め
動作を実現するディスク装置および位置決め制御方式を
提供した。本発明によると、ストロークが限られた複数
の微動アクチュエータを同時に位置決め制御することが
可能となり、データの転送速度の高速化や、ヘッドAの
稼働中にヘッドBを予め位置決めすることにより、ヘッ
ド切り換え時の高速化に特に効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク装置のハードウエアの構成
図。
【図2】本発明の動作タイミングを示す図。
【図3】本発明の一構成を示す図。
【図4】本発明の制御技術による応答波形。
【図5】従来技術の組み合わせによる応答波形。
【図6】本発明の制御技術による応答波形。
【図7】従来技術の組み合わせによる応答波形。
【図8】本発明の別の構成を示す図。
【図9】本発明の制御技術によるヘッド切り換え時の応
答波形。
【符号の説明】
1 ヘッドA 2 ヘッドB 5,6,7,8 ピエゾ素子 11 ボイスコイルモータ 12,13 ディスク 14,15 位置情報 29 微動アクチュエータB用制御器 30 粗動アクチュエータ用制御器 31 微動アクチュエータA用制御器 32 非干渉制御器 33 マイクロプロセッサ 60 微動アクチュエータA 61 微動アクチュエータA用制御器 62 粗動アクチュエータ 63 粗動アクチュエータ用制御器 64 微動アクチュエータB 65 微動アクチュエータB用制御器 67 非干渉制御器 80 非干渉制御器
フロントページの続き (72)発明者 飯村 憲一 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 難波 入三 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 Fターム(参考) 5D088 JJ03 JJ08 5H004 GA02 GA04 GB20 HA07 HB07 JA03 MA42 MA43 5H303 AA22 BB01 BB07 BB18 CC01 CC04 DD01 DD14 DD19 HH04 LL02 QQ09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク全体にわたって動作可能なスト
    ロークをもつ粗動アクチュエータと、該粗動アクチュエ
    ータによって移動可能でストロークが小さく限られてい
    る第一の微動アクチュエータと第二の微動アクチュエー
    タとを備え、第一のディスク面上の第一のトラックに該
    第一の微動アクチュエータで駆動される第一のヘッドを
    位置決めすると同時に、第二のディスク面上の第二のト
    ラックに該第二の微動アクチュエータで第二のヘッドを
    位置決めする手段を備えたことを特徴とするディスク装
    置。
  2. 【請求項2】 ディスク全体にわたって動作可能なスト
    ロークをもつ粗動アクチュエータと、該粗動アクチュエ
    ータによって移動可能でストロークが小さく限られてい
    る第一の微動アクチュエータと第二の微動アクチュエー
    タとを備え、第一のディスク面上の第一のトラックに該
    第一の微動アクチュエータで駆動される第一のヘッドを
    位置決めすると同時に、第二のディスク面上の第二のト
    ラックに該第二の微動アクチュエータで第二のヘッドを
    位置決めし、該第一のヘッドの位置決め位置と該第二の
    ヘッドの位置決め位置との中心位置に該粗動アクチュエ
    ータを追従動作させる手段を備えたことを特徴とするデ
    ィスク装置。
  3. 【請求項3】 ディスク全体にわたって動作可能なスト
    ロークをもつ粗動アクチュエータと、該粗動アクチュエ
    ータによって移動可能でストロークが小さく限られてい
    る第一の微動アクチュエータと第二の微動アクチュエー
    タと、該第一の微動アクチュエータによって駆動される
    第一のヘッドと、該第二の微動アクチュエータによって
    駆動される第二のヘッドとを備えたディスク装置におい
    て、前記第一の微動アクチュエータの変位量と前記第二
    の微動アクチュエータの変位量とを加算した加算変位量
    と、前記第一のヘッドの位置信号と第一の目標値とを比
    較した後の第一の誤差信号と、前記第二のヘッドの位置
    信号と第一の目標値とを比較した後の第二の誤差信号
    と、該加算位置信号と該第一の誤差信号と該第二の誤差
    信号とを加算し、それらを平均した信号を前記粗動アク
    チュエータのフィードバック補償器に印加する手段を備
    えたことを特徴とするディスク装置。
  4. 【請求項4】 ディスク全体にわたって動作可能なスト
    ロークをもつ粗動アクチュエータと、該粗動アクチュエ
    ータによって移動可能でストロークが小さく限られてい
    る第一の微動アクチュエータと第二の微動アクチュエー
    タと、該第一の微動アクチュエータによって駆動される
    第一のヘッドと、該第二の微動アクチュエータによって
    駆動される第二のヘッドとを備えたディスク装置におい
    て、 前記第一のヘッドは第一のディスク面上に対向し、前記
    第二のヘッドは第二のディスク面上に対向し、該第一の
    ディスク面上に一定間隔毎に位置情報を予め記録してお
    き、該第二のディスク面上には該第一のディスク面上に
    記録した位置情報と位相をずらして予め記録する手段を
    備えたことを特徴とするディスク装置。
  5. 【請求項5】 ディスク全体にわたって動作可能なスト
    ロークをもつ粗動アクチュエータと、該粗動アクチュエ
    ータによって移動可能でストロークが小さく限られてい
    る第一の微動アクチュエータと第二の微動アクチュエー
    タと、該第一の微動アクチュエータによって駆動される
    第一のヘッドと、該第二の微動アクチュエータによって
    駆動される第二のヘッドとを備えたディスク装置におい
    て、 前記第一のヘッドは第一のディスク面上に対向し、前記
    第二のヘッドは第二のディスク面上に対向し、前記第一
    のヘッドが該第一のディスク面上のトラックに追従制御
    している間に、前記第二のヘッドが該第二のディスク面
    上の目的のトラックに移動し、移動が完了したのちに、
    前記第一のヘッドから前記第二のヘッドにデータの読み
    書きを実施するヘッドを切換える手段を備えたことを特
    徴とするディスク装置。
  6. 【請求項6】 ディスク全体にわたって動作可能なスト
    ロークをもつ粗動アクチュエータと、該粗動アクチュエ
    ータによって移動可能でストロークがAμm程度と限ら
    れている第一の微動アクチュエータとストロークがBμ
    m程度と限られている第二の微動アクチュエータとを備
    えたディスク装置において、 前記第一の微動アクチュエータに対するオフセット量と
    前記第二の微動アクチュエータに対するオフセット量の
    加算した値が、(A+B)μm以下であることを特徴と
    するディスク装置。
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