JP3180752B2 - 磁気ヘッド装置のヘッド位置決め機構およびヘッド位置決め方法 - Google Patents
磁気ヘッド装置のヘッド位置決め機構およびヘッド位置決め方法Info
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Description
のヘッド位置決め機構およびヘッド位置決め方法に関
し、特に、微小トラッキングアクチュエータを用いる装
置に関する。
示すように、1つのアクチュエータに連結されたキャリ
ッジ1と支持ばね2により磁気ヘッド3の移動を行って
きた。しかし、高トラック密度化によりヘッド位置決め
精度向上の手段として、主アクチュエータとは別に各磁
気ヘッド3を微小距離移動させるための微小トラッキン
グアクチュエータを用いることが提案されている。例え
ば、特開平2−26369号公報や特開平4−2326
778号公報では、微小トラッキングアクチュエータと
して微小変位発生素子を用いたものが発明されている。
これらの発明では、圧電素子などの剛性の高い微小変位
発生素子を使うことにより、主アクチュエータを移動さ
せるヘッド粗シーク動作を行った場合にも支持ばねが不
用意に変動することのないようになっている。ヘッド粗
シーク動作中は微小変位発生素子を動作停止させ、ヘッ
ド粗シーク動作終了後に主アクチュエータを停止し、ヘ
ッド精密シークとして位置誤差信号に基づいて微小変位
発生素子によりヘッド位置決め動作を行ってきた。
能・精密機器部門講演会講演論文集、磁気ディスク装置
の高コンプライアンス型微小トラッキングアクチュエー
タでは図18に示すような電磁力を用いた微小トラッキ
ングアクチュエータが発表されている。この中で、駆動
力に電磁力を用い、大きな可動距離が得られると述べら
れている。
な微小変位発生素子を用いた場合には、変位部分はキャ
リッジ部分に比べて非常に軽いのが普通である。このた
め、微小トラッキングアクチュエータの駆動時に主アク
チュエータが干渉を受けることは少ない。しかし、圧電
素子のような微小変位発生素子は、駆動に高電圧が必要
になること、素子自体の長期信頼性が高く、実用性が低
いという課題がある。
ラック追従動作が長くなると主アクチュエータのドリフ
ト等により、キャリッジと支持ばねの相対位置が時間経
過で変動して微小トラッキングアクチュエータの可動範
囲を越えたり、キャリッジと支持ばねの重量比が小さい
と微小トラッキングアクチュエータを駆動したときに作
用反作用の干渉による振動が生じるという課題がある。
合された形の記録再生分離型ヘッドが知られている。こ
の記録再生分離型ヘッドでは、記録ヘッドの位置と再生
ヘッドの位置がずれているため、記録時と再生時とで磁
気ヘッドの位置を補正しなければならないという課題が
ある。補正量はディスク媒体の半径方向位置により異な
るため、特開平9−120650号公報に開示されてい
るように、半径方向位置での記録位置と再生位置の差を
オフセット量として記憶し、オフセット量に基づいて目
標位置を補正するという方法が提案されている。しか
し、記録時と再生時とで補正時間が必要であり、高速位
置決めができないという課題がある。
ャリッジと支持ばねの干渉による振動を防止し、アクセ
ス時間を短縮する磁気ヘッド装置のヘッド位置決め機構
を提供することを目的とする。
の切り替え時にヘッドの制定動作時間を必要としないヘ
ッド位置決め機構を提供することを目的とする。
キングアクチュエータを有する磁気ヘッド装置のヘッド
位置決め機構であって、キャリッジと支持ばねとに前記
キャリッジと支持ばねとの相対位置を検出する相対位置
検出器を具備し、 前記磁気ヘッドが記録再生分離型ヘッ
ドであり、この記録再生分離型ヘッドにより検出した磁
気ヘッドとディスク媒体面の記録トラック中心との位置
誤差を示すヘッド位置誤差信号と、前記相対位置検出器
により検出した相対位置検出信号とを入力とし、前記記
録再生分離型ヘッドの記録ヘッドと再生ヘッドとが同時
に目標トラック中心に追従するように主アクチュエータ
と微小トラッキングアクチュエータを協調制御する入力
制御器を具備した構成からなる。ここで主アクチュエー
タと微小トラッキングアクチュエータとの協調制御は、
以下のように制御する。
ク中心との位置誤差を示すヘッド位置誤差信号と、前記
キャリッジと前記支持ばねとの相対位置検出信号と前記
記録再生分離型ヘッドの記録ヘッド中心と再生ヘッド中
心とがともに目標トラック中心に位置すべき目標相対位
置を用いて、トラック追従動作とアクセス動作をそれぞ
れ次のように制御する。トラック追従動作を行う場合に
は、前記ヘッド位置誤差信号を基にヘッド位置誤差をな
くすように微小トラッキングアクチュエータを駆動し、
目標相対位置と前記相対位置検出信号との差を基に相対
位置誤差をなくすように主アクチュエータを駆動する。
アクセス動作を行う場合には、目標相対位置と前記相対
位置検出信号との差を基に相対位置誤差をなくすように
微小トラッキングアクチュエータを駆動し、ヘッド位置
誤差信号を基にヘッド位置誤差をなくすように主アクチ
ュエータを駆動する。
分離型ヘッドの記録ヘッド中心と再生ヘッド中心とがと
もに目標トラック中心に位置すべき相対位置のことで、
本発明での目標相対位置は目標相対位置発生器により発
生する。目標相対位置発生器は、目標トラックの位置を
基に目標相対位置を算出してもかまわないし、目標トラ
ックの位置ごとにあらかじめ目標相対位置を記録したテ
ーブルを参照して目標位置を求めてもかまわない。
容量センサーや光センサー、MRセンサー等既存のセン
サーを使うことができる。
クチュエータは、圧電素子、磁歪素子、電歪素子等の微
小変位発生素子を用いることもできるが、駆動力として
電磁力を用いたものが寿命、駆動電力、可動距離の点で
有利である。
ッドとディスク面の記録トラックとの位置誤差信号サン
プリング時間より短くし、マルチサンプリング制御を行
うことにより、主アクチュエータと微小トラッキングア
クチュエータの相対位置制御の制御帯域を広く取ること
ができる。これにより、支持ばねの高周波振動を抑えて
高精度な位置決め動作を行うことができる。
を参照して説明する。
め装置を示す斜視図であり、図2はその断面図である。
図3は、本発明の実施形態全体を示す側面図である。
14がスピンドル13により回転しており、そのディス
ク媒体14の両面から磁気ヘッド3によりデータを読み
書きする。キャリッジ1は、主アクチュエータ12によ
り全体が回転するようになっている。図1,図2に示す
ように磁気ヘッド3はスライダ4に取り付けられてお
り、スライダ4は磁気ヘッド3を浮上させる働きをす
る。スライダ4は支持ばね2により支えられており、こ
の支持ばね2がキャリッジ1に接続している。キャリッ
ジ1と支持ばね2は回転軸6により接続されており、支
持ばね2に接続するコイル8とキャリッジに取り付けら
れた磁石15およびヨークとして働く磁石のヨーク9や
コイル支持部7等によりなるVCM(Voice Co
il Motor)の微小トラッキングアクチュエータ
により支持ばね2とキャリッジ1の相対位置を変えるこ
とができるようになっている。この相対位置を検出する
ための相対位置検出器11,16がキャリッジ1と支持
ばね2の間にある。この検出器の特性としては、図4に
示すように位置偏差と検出信号が線形なものが望まし
く、本実施形態では容量センサーを用いる。容量センサ
ーは図2に示すようにキャリッジ1と支持ばね2に取り
付けられる。
す。図に示すように支持ばねが動くと容量センサーの検
出部の重なる面積18が変動し、それにより容量センサ
ーの検出値が変動する。ここで静電容量は検出部の重な
る面積すなわちコンデンサとして働く部分の面積に比例
し、検出部の重なる面積の変動は位置偏差と比例する。
そのため図8に示すように静電容量と位置偏差とが比例
するため、静電容量を電圧に変換する容量センサーを用
いることにより図4に示す特性が得られる。
にあらかじめ書き込まれたヘッド位置誤差信号を磁気ヘ
ッド3で読み込むことにより検出される。このヘッド位
置誤差信号は、書かれ方によりいくつかの方式がある
が、大きく3つに分けられる。すなわち、ディスク媒体
14の特殊な面全体に書き込むサーボ面サーボ方式と、
図16に示すようにディスク媒体面のデータ領域39の
間にサーボ領域38としてヘッド位置誤差信号が書かれ
るエンベディドサーボ方式と、さらに両方をあわせたハ
イブリッドサーボ方式がある。ここでは、ディスク枚数
を少なくしたときのもっともデータフォーマット効率の
良いエンベディドサーボ方式を考える。エンベディドサ
ーボ方式では、データ領域39を広くとるためにサーボ
領域38をなるべく減らすことが要求されている。この
時ヘッド位置誤差信号のサンプリング時間はディスク媒
体14の回転数と1周あたりのヘッド位置誤差信号の数
で決まる。これに対し、前述したキャリッジ1と支持ば
ね2の相対位置検出器11,16は連続的に相対位置検
出信号が得られる。そのため、相対位置検出信号の取得
をヘッド位置誤差信号の取得と同期させるだけでなく、
ヘッド位置誤差信号の1サンプル時間の中間で相対位置
検出信号21を検出することにより相対位置検出信号を
1/2のサンプリング時間とするマルチサンプリング制
御を実現することができる。さらに短いサンプル時間で
相対位置検出信号21をサンプルするマルチサンプリン
グ制御も同様に実現できる。
説明する。図9に示すようにヘッド位置決め制御器は磁
気ヘッドによりディスク媒体面から得られるヘッド位置
誤差信号25と、相対位置検出器から得られるキャリッ
ジと支持ばねの相対位置検出信号26を入力として、キ
ャリッジを移動させる主アクチュエータの駆動電流28
と支持ばねを移動させる微小トラッキングアクチュエー
タの駆動電流27を出力とした制御系を構成する。入力
制御器29でそれぞれのアクチュエータを協調させる協
調制御を実現する。すなわち入力制御器ではヘッド位置
および動作モード(トラック位置追従動作モード、アク
セス動作モード)により計算または前もって作成された
テーブルを用いたテーブル引きによって規定される目標
ヘッド位置とヘッド位置誤差信号25との差および、同
様に規定されるキャリッジと支持ばねの目標相対位置と
相対位置検出信号26との差によってそれぞれのアクチ
ュエータの制御器の入力を決定する。この入力値に基づ
いて、それぞれのアクチュエータで位置決め制御を行
う。
標トラックに追従させるトラック追従動作について説明
する。目標トラックに磁気ヘッドを追従させる場合記録
ヘッドに薄膜ヘッド、再生ヘッドにMRヘッドを用いた
場合のように記録と再生に異なるヘッドを用いた場合に
はスライダとトラック中心との相対角度によって記録ヘ
ッドと再生ヘッドの追従する位置が異なる。例えば記録
ヘッドが目標トラック中心に追従してデータを記録して
いる時に再生ヘッドが目標トラック中心とずれている
と、記録されたデータのベリファイ等により再生ヘッド
に切り替えた時に再生ヘッドを目標トラック中心に整定
するための余分な時間が必要となる。この整定時間をな
くすために図12に示すように記録ヘッドと再生ヘッド
が同時に同一トラック中心に追従していることが望まし
く、それによりスライダと目標トラックとの相対角度が
一意に決まり、キャリッジと支持ばねの相対位置が一意
に決まることになる。実際にはキャリッジと支持ばねの
目標相対位置はスピンドルやそれぞれのアクチュエータ
の位置関係や記録再生用のそれぞれのヘッドの位置関
係、シリンダ半径等の物理的条件によって決定できるた
め、目標相対位置発生器36により追従するトラックの
シリンダ番号をパラメータとしてテーブルまたは計算式
を前もって作成しておくことが可能である。また、個体
差等を考慮して同一シリンダ上で磁気ヘッドの切り替え
を行うときに磁気ヘッドの移動距離を最小限にする様に
キャリブレーションを行って前記テーブルまたは計算式
に補正項を足す等をして補正することもある。以上のよ
うに決められる目標相対位置37と検出器から取得され
る相対位置検出信号26との差を入力制御器の出力とし
て主アクチュエータ制御器31に入力する。また、微小
トラッキングアクチュエータ制御器30には、目標トラ
ック中心とのヘッド位置誤差信号25をそのまま入力す
ることにより、ヘッドの位置決め動作を行う。それぞれ
の制御器としてはPID制御器または、位相進み遅れ補
償器を用い、微小トラッキングアクチュエータ制御器は
主アクチュエータ制御器より周波数帯域を広くとる。そ
れによりヘッド位置決めは微小トラッキングアクチュエ
ータで高速に行い、キャリッジと支持ばねの相対位置は
主アクチュエータで微小トラッキングアクチュエータよ
りは低速で目標相対位置に合致する。
ラックに移動するアクセス動作を説明する。まず磁気ヘ
ッドは図13に示したようにアクセス開始トラック中心
40で前述のトラック追従動作状態にある。アクセス開
始命令により図14に示すように、微小トラッキングア
クチュエータについては目標トラックで追従したときに
おける前述のヘッド位置追従動作で説明したキャリッジ
と支持ばねの目標相対位置と、検出器から取得される相
対位置検出信号26との差を入力制御器の出力として微
小トラッキングアクチュエータ制御器30に入力する。
微小トラッキングアクチュエータ制御器としては、ヘッ
ド位置追従動作と同じ制御器を用いればよいが、アクセ
ス中にキャリッジと支持ばねの相対位置を固定するため
微小トラッキングアクチュエータはヘッド位置追従動作
時より制御帯域は広くとる。主アクチュエータは、ディ
スク媒体より磁気ヘッドにより取得される位置誤差信号
25を主アクチュエータ制御器の入力として取り込み、
その値により推定される主アクチュエータの速度推定値
を、前記アクセス距離と前記位置誤差信号とにより求め
られる速度プロファイルに追従させるように動作する。
この時の速度プロファイルの生成では微小トラッキング
アクチュエータの動作も考慮する必要があるが、微小ト
ラッキングアクチュエータを目標相対位置により固定す
ることと、微小トラッキングアクチュエータが目標相対
位置に整定する速度プロファイルの加速時には主トラッ
キングアクチュエータに最大駆動電流を流すためその影
響はほぼ無視できる。
示すように目標トラックにヘッドを追従させる。
持ばねと相対角度を検出することによりトラック追従動
作中に望ましいキャリッジと支持ばねの相対角度すなわ
ち記録ヘッドと再生ヘッドを同時に同一トラック中心に
追従させる動作が実現可能となる。第2にキャリッジと
支持ばねの相対角度を固定させてアクセス動作を行える
ため、キャリッジと支持ばねの干渉を抑えてヘッドの振
動を抑制できることである。
す斜視図。
す断面図。
出器の動作例を示す図。
出器の動作例を示す図。
出器の動作例を示す図。
置関係概略図。
示す図。
号 33 主アクチュエータ制御器の入力信号 36 目標相対位置発生器 37 目標相対位置 38 サーボ領域 39 データ領域 40 アクセス開始トラック中心
Claims (7)
- 【請求項1】ディスク媒体面にデータの記録再生を行う
磁気ヘッドと、磁気ヘッドを支持する支持ばねと、この
支持ばねを移動させる微小トラッキングアクチュエータ
とこの微小トラッキングアクチュエータを介して前記支
持ばねと接続されたキャリッジと、このキャリッジによ
り支持ばねを移動させる主アクチュエータとからなる磁
気ヘッド装置のヘッド位置決め機構であって、前記磁気
ヘッドが記録再生分離型ヘッドであり、前記キャリッジ
と前記支持ばねとに前記キャリッジと前記支持ばねとの
相対位置を検出する相対位置検出器を具備し、該相対位
置検出器により検出した相対位置検出信号と、前記記録
再生分離型ヘッドにより検出した磁気ヘッドとディスク
媒体面の記録トラック中心との位置誤差を示すヘッド位
置誤差信号とを入力とし、前記記録再生分離型ヘッドの
記録ヘッドと再生ヘッドとが同時に目標トラック中心に
追従するように主アクチュエータと微小トラッキングア
クチュエータを協調制御する入力制御器と、前記記録再
生分離型ヘッドの記録ヘッド中心と再生ヘッド中心がと
もに目標トラック中心に位置すべき相対位置を目標トラ
ックの位置ごとに発生する目標相対位置発生器とを具備
し、トラック追従動作を行う場合には、前記入力制御器
は前記ヘッド位置誤差信号を微小トラッキングアクチュ
エータ制御器に入力し、この微小トラッキングアクチュ
エータは入力に対してヘッド位置誤差をなくすように微
小トラッキングアクチュエータを駆動し、前記入力制御
器は前記目標相対位置発生器の出力と前記相対位置検出
信号との差を主アクチュエータ制御器に入力し、この主
アクチュエータ制御器は入力に対して相対位置誤差をな
くすように主アクチュエータを駆動し、アクセス動作を
行う場合には、前記入力制御器は前記目標相対位置発生
器の出力と前記相対位置検出信号との差を微小トラッキ
ングアクチュエータ制御器に入力し、この微小トラッキ
ングアクチュエータは入力に対して相対位置誤差をなく
すように微小トラッキングアクチュエータを駆動し、前
記入力制御器は前記ヘッド位置誤差信号を主アクチュエ
ータ制御器に入力し、この主アクチュエータ制御器は入
力に対してヘッド位置誤差をなくすように主アクチュエ
ータを駆動することを特徴とする磁気ヘッドのヘッド位
置決め機構。 - 【請求項2】前記相対位置検出器は容量センサーである
ことを特徴とする請求項1に記載の磁気ヘッドのヘッド
位置決め機構。 - 【請求項3】前記目標相対位置発生器が、目標トラック
の位置を基に目標相対位置を算出することを特徴とする
請求項1記載の磁気ヘッドのヘッド位置決め機構。 - 【請求項4】前記目標相対位置発生器が、目標トラック
の位置ごとにあらかじめ目標相対位置を記録したテーブ
ルを参照して目標位置を求めることを特徴とする請求項
1記載の磁気ヘッドのヘッド位置決め機構。 - 【請求項5】前記微小トラッキングアクチュエータは駆
動力として電磁力を用いたものあることを特徴とする請
求項1から4のいずれかに記載の磁気ヘッドのヘッド位
置決め機構。 - 【請求項6】ディスク媒体面にデータの記録再生を行う
記録再生分離型ヘッドと、記録再生分離型ヘッドを支持
する支持ばねと、この支持ばねを移動させる微小トラッ
キングアクチュエータとこの微小トラッキングアクチュ
エータを介して前記支持ばねと接続されたキャリッジ
と、このキャリッジにより支持ばねを移動させる主アク
チュエータとからなり、前記キャリッジと前記支持ばね
とに前記キャリッジと前記支持ばねとの相対位置を検出
する相対位置検出器を具備した磁気ヘッド装置のヘッド
位置決め機構を用いたヘッド位置決め方法であって、再
生ヘッドとディスク媒体面の記録トラック中心との位置
誤差を示すヘッド位置誤差信号と、前記キャリッジと前
記支持ばねとの相対位置検出信号と前記記録再生分離型
ヘッドの記録ヘッド中心と再生ヘッド中心とがともに目
標トラック中心に位置すべき目標相対位置を用いて、ト
ラック追従動作を行う場合には、前記ヘッド位置誤差信
号を基にヘッド位置誤差をなくすように微小トラッキン
グアクチュエータを駆動し、目標相対位置と前記相対位
置検出信号との差を基に相対位置誤差をなくすように主
アクチュエータを駆動し、アクセス動作を行う場合に
は、目標相対位置と前記相対位置検出信号との差を基に
相対位置誤差をなくすように微小トラッキングアクチュ
エータを駆動し、ヘッド位置誤差信号を基にヘッド位置
誤差をなくすように主アクチュエータを駆動することを
特徴とする磁気ヘッドのヘッド位置決め方法。 - 【請求項7】前記相対位置検出器の相対位置サンプリン
グ時間が、前記磁気ヘッドとディスク面の記録トラック
との位置誤差信号サンプリング時間より短いことを特徴
とする請求項1から5のいずれかに記載の磁気ヘッドの
ヘッド位置決め機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02055998A JP3180752B2 (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | 磁気ヘッド装置のヘッド位置決め機構およびヘッド位置決め方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP02055998A JP3180752B2 (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | 磁気ヘッド装置のヘッド位置決め機構およびヘッド位置決め方法 |
Publications (2)
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JPH11219572A JPH11219572A (ja) | 1999-08-10 |
JP3180752B2 true JP3180752B2 (ja) | 2001-06-25 |
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ID=12030528
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3180752B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200491406Y1 (ko) * | 2018-04-12 | 2020-04-14 | 주식회사 마코푸드시스템 | 음식 거치대 |
JP7197787B2 (ja) | 2019-02-26 | 2022-12-28 | 東亜ディーケーケー株式会社 | 校正機能付pH検出器、pH測定装置及びpH測定装置の校正方法 |
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---|---|---|---|---|
US6930850B2 (en) | 2000-11-13 | 2005-08-16 | Kyodo Denshi System Co., Ltd. | Head clamping apparatus for magnetic disk tester and magnetic disk tester |
US7038877B2 (en) | 2003-03-12 | 2006-05-02 | Matsushita Electric Idustrial Co., Ltd. | Head positioning apparatus |
-
1998
- 1998-02-02 JP JP02055998A patent/JP3180752B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|---|---|---|
KR200491406Y1 (ko) * | 2018-04-12 | 2020-04-14 | 주식회사 마코푸드시스템 | 음식 거치대 |
JP7197787B2 (ja) | 2019-02-26 | 2022-12-28 | 東亜ディーケーケー株式会社 | 校正機能付pH検出器、pH測定装置及びpH測定装置の校正方法 |
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