JP2000131985A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

定着装置及び画像形成装置

Info

Publication number
JP2000131985A
JP2000131985A JP10308196A JP30819698A JP2000131985A JP 2000131985 A JP2000131985 A JP 2000131985A JP 10308196 A JP10308196 A JP 10308196A JP 30819698 A JP30819698 A JP 30819698A JP 2000131985 A JP2000131985 A JP 2000131985A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
fixing device
electrode member
expanding
heating resistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10308196A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Echigo
勝博 越後
Yasuhiko Taguchi
泰彦 田口
Takashi Fujita
貴史 藤田
Jun Yura
純 由良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP10308196A priority Critical patent/JP2000131985A/ja
Publication of JP2000131985A publication Critical patent/JP2000131985A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電流消費を低減させつつ定着ローラの発熱抵
抗体層と電極部材間において安定した導通を確保して立
上りの素早い定着装置を提供する。 【解決手段】 円筒形状の芯金101の内部に絶縁層1
02を介して設けられた発熱抵抗体層103を有する定
着ローラ100を備え、発熱抵抗体層103よりも芯金
101の内部に、径方向に拡開可能で発熱抵抗体層に接
触可能に設けられた導電性輪状の電極部材301A,3
01Bを配置し、拡開機構300A,300Bを用いて
これら電極部材を各々拡開させて接着剤を用いることな
く発熱抵抗体層103に圧接固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録材に転写され
たトナー像を加熱加圧して定着させる定着装置及びこの
定着装置を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画
像形成装置の分野においては、消費電力の規制などの関
係から、如何に装置の省エネルギー化を図るかが1つの
技術的課題となっている。その1つの手段として、装置
待機時において、定着装置の定着設定温度を下げたり、
定着ローラを加熱する発熱手段の一例であるハロゲンヒ
ータをオフすることにより消費電力を低減させている。
このように待機時の設定温度を下げたり、定着ローラの
加熱をオフすると、電力消費という点では好ましいが、
反面、定着装置や画像形成装置の立上がりに時間を要
し、結果的にプリント時間が長くなってしまう。
【0003】立上がりの速い定着装置や画像形成装置を
得るためには、定着ローラの加熱効率アップを図ること
が挙げられる。これには、定着ローラの外周面或いは内
周面に発熱抵抗体層を設けて定着ローラを加熱する方式
がある。この方式は、ハロゲンヒータによる加熱方式に
比べると、10〜20%熱効率がアップすることが知ら
れており、このような発熱抵抗体層を設けた定着ローラ
の採用が進んでいる。一般に発熱抵抗体層を用いた定着
ローラを備えた定着装置や画像形成装置においては、発
熱抵抗体層の両端部に接触して給電するためのブラシを
設ける必要がある。このような発熱抵抗体層を備えた定
着ローラにおいて、発熱抵抗体層の両端部に直接ブラシ
を当接させて給電する方式では、定着ローラの回転によ
ってブラシの摩耗が発生し耐久性が著しく低下するとと
もに、回転により振動やジャンピングが起こり、ノイズ
発生につながるという課題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような不具合を解
決するため、特開平10−104987号では、発熱抵
抗体層に直接ブラシを当接させずに、発熱抵抗体層の両
端部に接するように個別に導電性の良い輪状の電極部材
を設けて、その電極に対して給電を行うことが提案され
ている。このような電極部材を定着ローラに対して取り
付ける場合には、定着ローラの回転や定着ローラに加わ
る負荷を考慮して確実な導通と十分な固定強度を確保す
る必要がある。しかし特開平10−104987号にお
いては、定着ローラの内面の発熱抵抗体層の端部に電極
部材を取り付けるのに、定着ローラの内面に係止部を設
けたり、導電剤とマトリックス成分との混合物からなる
ペースト状の接着剤を用いて接合しているので、厚紙通
紙などで加圧力が大きくなったり、経時的に接着剤が劣
化してくると電極部材の固定強度が低下してしまう。こ
のため輪状の電極部材が定着ローラ内で回転し易く、定
着ローラ内面との摺接で摩耗して耐久性が低下したり、
発熱抵抗体層との接触が不安定となり十分に給電でき
ず、熱効率が低下して立ち上がりに時間を要してしまう
おそれがある。このような発熱抵抗体層と電極部材との
接触が不安定な定着ローラを備えた定着装置を画像形成
装置に装着すると、装置の立上りに時間を要してしまい
プリント時間が長くなってしまうことになる。
【0005】本発明は上記の問題点を解決するものであ
り、電流消費を低減させつつ定着ローラの発熱抵抗体層
と電極部材間において安定した導通を確保して立上りの
素早い定着装置を提供することと、装置の電流消費を低
減しながら素早い立上りを可能としてプリント時間の短
かい画像形成装置を提供することをその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的達成のた
め、請求項1記載の発明では、円筒状の芯金の内部に絶
縁層を介して設けられた発熱抵抗体層を有する定着ロー
ラを備えた定着装置において、発熱抵抗体層よりも芯金
の内部に配置されて径方向に拡開可能であり、同発熱抵
抗体層に接触可能に設けられた導電性で輪状の電極部材
と、電極部材を拡開して発熱抵抗体層に圧接させる拡開
機構とを有するため、拡開機構の動作により電極部材が
拡開されて発熱抵抗体層に圧接されることになる。
【0007】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
定着装置において、拡開機構が、電極部材を保持しなが
ら定着ローラの端部に装着される絶縁性の樹脂キャップ
と、この樹脂キャップに回転可能に支持されてその一部
にねじ部を有する軸状の電極端子と、ねじ部上を移動可
能であって電極部材に挿入可能に設けられ挿入時に電極
部材を拡開する導電性で輪状の拡開部材と、ねじ部に螺
合されて電極端子との相対回転により拡開部材を電極部
材に向かって移動させる移動部材とを備えているため、
電極端子と移動部材とを相対回転すると移動部材がねじ
部で送られ拡開部材がこれに押されて電極部材に向かっ
て移動し、電極部材内に挿入される。これにより電極部
材が押し広げられて拡開して発熱抵抗体層に圧接される
とともに、電極部材が、移動部材で押される拡開部材と
樹脂キャップとで挟持されて固定される。
【0008】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
定着装置において、電極部材の一部に切り込み部を設
け、この電極部材の内周面と接する拡開部材の外周部に
同外周部を均等幅に分割する複数のスリットを設けてい
るため、電極部材内に拡開部材が挿入した際に電極部材
が拡開し易くなるとともに、拡開部材の変形がスリット
によって均一に吸収されて電極部材への挿入時の姿勢が
安定すると共に、各部材の寸法誤差を吸収できる。
【0009】請求項4記載の発明では、請求項2または
3記載の定着装置において、発熱抵抗体層の内径をr
3、電極部材の外径をr1、拡開部材の外径をr2とし
たとき、r3>r1≦r2、r3>r2となる関係に設
定しているため、拡開部材が外部から発熱抵抗体層端部
に挿入可能となるとともに、電極部材が拡開部材によっ
て拡開され、十分な圧接力を持って発熱抵抗体層に圧接
固定される。
【0010】請求項5記載の発明では、請求項2、3ま
たは4記載の定着装置において、電極部材の板厚をt
1、拡開部材の板厚をt2、移動部材の板厚をt3とし
たとき、t1≦t2≦t3となる関係に設定しているた
め、電極部材を拡開する際に電極部材が拡開し易くなる
とともに、電極部材へ拡開部材を挿入する際に拡開部材
を移動させるのに一番負荷のかかる移動部材の強度が高
められる。
【0011】請求項6記載の発明では、請求項2乃至5
の何れか1つに記載の記載の定着装置において、拡開部
材の、電極部材と対向する周縁部が曲面状に形成されて
いるため、周縁部に角がなくなり、電極部材へ拡開部材
を挿入する際のひっかかりや挿入後の拡開部材の移動に
伴う抵抗が極めて少なくなる。
【0012】請求項7記載の発明では、請求項2乃至6
の何れか1つに記載の定着装置において、電極端子が樹
脂キャップとの間に平ワッシャ及びスプリングワッシャ
を介して樹脂キャップに支持され、樹脂キャップの外側
に位置する部位に係合部材が軸方向と交差して設けられ
ているため、一定量電極端子が回転すると平ワッシャ及
びスプリングワッシャが緩み止めとして作用し、定着ロ
ーラの外部から係合部材に治具や指を係合させることで
容易に電極端子を回転させることができる。
【0013】請求項8記載の発明では、請求項1乃至7
の何れか1つに記載の定着装置が画像形成装置の装置本
体に設けられているので、装置の電流消費が低減されて
つつ装置の立上り時間が速くなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の形態を図面を用い
て説明する。図2は本発明を適用した画像形成装置の一
形態であるカラープリンタを示す。カラープリンタは、
装置本体5内に、像担持体としてのドラム状の感光体1
A,1B,1C,1D、各感光体に接離可能に設けられ
た転写材担持体としての転写ベルト2、各感光体の表面
にそれぞれ静電潜像を書き込む書き込みユニット3A,
3B,3C,3D、各感光体の静電潜像を現像する現像
ユニット4A,4B,4C,4D、記録材となる用紙6
を積載され装置本体5に挿脱可能に設けられた給紙トレ
イ7、給紙ローラ8及び、定着装置9を備えている。
【0015】カラープリンタは、図示しない情報入出力
機器となるコンピュータとシリアルあるいはパラレルケ
ーブルを介して接続されており、コンピュータから出力
された情報を、各書き込みユニットでイエロ、マゼン
タ、シアン、ブラックの光画像として各感光体に照射す
るようになっている。各現像ユニットは、それぞれイエ
ロ、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーを内蔵してい
て、おのおの対応する感光体にトナーを供給して各色に
応じて形成された静電潜像を現像している。転写ベルト
2は、駆動ローラ2aと従動ローラ2bとに巻き掛けら
れていて、図示しない駆動機構によって反時計回り方向
に回転移動するように構成されている。
【0016】用紙6は、給紙ローラ8で1枚づつレジス
トローラ対10に向かって給紙され、このレジストロー
ラ10によって、各感光体と転写ベルト2とが摺接する
転写部に画像先端と用紙先端とが一致する所定のタイミ
ングで送り出され、各転写部を通過することで各色のト
ナー画像11を転写される。転写後の用紙6は、定着装
置9でトナー画像11を定着された後、装置本体5の上
部に形成された排紙口12から排紙部13へと排紙され
る。なお、各感光体の周部近傍には、感光体表面を清掃
する周知のクリーニング手段と、感光体表面を所定の電
荷に帯電させる周知の帯電手段とがそれぞれ配置されて
いる。この形態において、クリーニング手段にはブレー
ド、帯電手段には電源と接続した帯電ローラを用いてい
るがこれらに限定されるものではない。
【0017】定着装置9は、図1に示すように分割可能
なケース110A,110B内に定着ローラ100と加
圧ローラ200及び拡開機構300A,300Bを備え
ている。定着ローラ100の芯金101は、主にアル
ミ、鉄等の材料により円筒状に構成されており、その肉
厚は0.3mm〜1.0mmの範囲の薄肉となってい
る。定着ローラ100はその両端部100a,100b
を側板400A,400Bに、断熱ブッシュ401A,
401B、ベアリング402A,402Bからなる回転
支持部材を介して回転可能に支持されている。端部10
0bには、図示しない駆動手段で回転される駆動ギア4
03が固定されている。定着ローラ100は、駆動ギア
403の回転により回転駆動される。
【0018】加圧ローラ200は、シリコーンゴム等の
弾性材から構成されていて、加圧レバー201A,20
1Bに支持されて図示しない加圧スプリングによって定
着ローラ100に圧接されている。
【0019】加圧ローラ200との対向側に位置する定
着ローラ100の外周面には、定着ローラ100の表面
温度を検出する温度センサ505が当接されている。こ
の温度センサ505で検出された信号は、同センサが接
続された入力回路501を経てCPU503に取り込ま
れる。CPU503には電源504及びドライバー50
2が接続されている。CPU503は検出した定着ロー
ラ100の温度を基にドライバ502を介して発熱抵抗
体層103への通電を制御して所定の温度となるように
構成されている。これら入力回路501、ドライバー5
02、CPU503、電源504及び温度センサ505
で通電制御手段500の主要部が構成されている。
【0020】芯金101の内周面には、図3に示すよう
に絶縁層102を介して発熱抵抗体層103が積層さ
れ、芯金101の外周面には、トナー像11を定着する
際にオフセットが発生しないように、テフロンなどの耐
熱性をもった離型剤が塗布されて離型層104が形成さ
れている。
【0021】発熱抵抗体層103の製造方法について説
明する。図示しない基材となるアルミパイプの外周にテ
フロン樹脂を成形して構成された図示しないマンドレル
の外周に、まずパターン状の発熱抵抗体層103を巻付
け、その上にシート状の絶縁部材(絶縁層102)を重
ねて巻き付ける。更にその上に図示しない接着層を重ね
て、それを一体で芯金101の内部に挿入し両端部の位
置合わせをした後に、高温炉に入れて焼成することによ
り、芯金101の内部に発熱抵抗体層103が貼り付け
られ一体化される。発熱抵抗体層103は、SUS箔或
いは鉄−クロム合金を材料として構成されており、パタ
ーン状に構成されている。発熱抵抗体層103と芯金1
01との絶縁層102を構成する部材としては、耐熱性
と絶縁性の特性を持つポリイミドフィルムやそれに類似
するものを用いると良い。
【0022】発熱抵抗体層103よりも芯金101の中
心側(内部)には、径方向に拡開可能であって発熱抵抗
体層103に接触可能に設けられた導電性で輪状の電極
部材301A,301Bと、電極部材301A,301
Bを拡開して発熱抵抗体層103の両端にそれぞれ圧接
させる拡開機構300A,300Bとが設けられてい
る。
【0023】拡開機構300A,300Bは、電極部材
301A,301Bを保持するとともに定着ローラ10
0の端部100a,100bにそれぞれ装着される絶縁
性の樹脂キャップ105A,105Bと、各樹脂キャッ
プに回転可能に支持されその一部にねじ部308A,3
08Bをそれぞれ有する軸状の電極端子304A,30
4Bと、各ねじ部上を移動可能に設けられ電極部材30
1A,301Bにそれぞれ挿入可能であり、挿入時に電
極部材301A,301Bを拡開する導電性で輪状の拡
開部材302A,302Bと、ねじ部308A,308
Bにそれぞれ螺合されて電極端子304A,304Bと
の相対回転により拡開部材302A,302Bをそれぞ
れ電極部材301A,301Bに向かって移動させる移
動部材303A,303Bとを備えている。
【0024】ケース110A,110Bにその一端を固
定された板バネ311A、311Bには、給電ブラシ3
10A、310Bがそれぞれ支持されている。この給電
ブラシ310A、310Bは、定着ローラ100の外側
から一定の押圧力で電極端子304A、304Bに圧接
されている。
【0025】電極部材301A,301B及び拡開部材
302A,302Bは、それぞれステンレス鋼板等の金
属板を絞ってキャップ状に加工したものである。これら
両部材には、絞り加工性と耐蝕性の点からオーステナイ
ト系のSUS304等の材料を用いるのが望ましい。移
動部材303A,303Bはステンレス鋼板やオーステ
ナイト系のSUS304等の金属板で円板状に形成され
ている。電極端子304A,304Bは、ここでは黄銅
棒材を軸及びネジ等の所定の形状に加工したもので、加
工後に耐蝕性と表面硬度を増すためにNiメッキ等の表
面処理を施されている。樹脂キャップ105A,105
Bは、PPS等の耐熱性と電気絶縁性を併せ持った樹脂
で構成されている。
【0026】電極部材301Aと電極部材301B及び
拡開機構300Aと拡開機構300Bは、それぞれ定着
ローラ100の端部100a,100bに同一構成のも
のを対称的に配置したものであるのである。従って、端
部100a側に配置された電極部材301Aと拡開機構
300Aを中心に説明し、端部100b側に配置された
構成要素については、端部100a側の説明で用いた数
字符号の後に符号Bを付して両者を区別する。
【0027】図4に示すように、樹脂キャップ105A
は、断面ハット形状を成し、凹部105Aaの底面の中
央に、ねじ部308Aを挿通するための孔105Abが
設けられている。凹部105Aaの外径は、熱膨張や装
着性を考慮して芯金101の内径r4よりもやや小さく
形成されている。樹脂キャップ105Aは、そのつば部
105Adが芯金101の端部に当接することで、芯金
101内部への移動を規制されている。
【0028】電極部材301Aは、発熱抵抗体層103
の端部103Aaに通電を行うためのもので、図6に示
すように、板金で絞ってキャップ状に形成されており、
その底部301Adに開口部301Acを有し、その外
周部の一部に開口部301Acまで達する切り込み部3
01Aaが設けられた構造となっている。この電極部材
301Aは、図4に示すように底部301Adを樹脂キ
ャップ105Aの底部105Ac側に来るように配置さ
れている。
【0029】拡開部材302Aは、電極部材301Aの
内部に挿入して電極部材301Aを外側に押し広げて発
熱抵抗体層103の端部103Aaに圧接させるための
ものである。拡開部材302Aは、図7に示すように、
板材を絞ってキャップ状にしたもので、その底部302
Adにねじ部308Aを挿通するための孔302Acが
形成され、外周部302Abには同外周部及び底部30
2Adを均等幅に分割する複数のスリット302Aa
が、孔302Acに向かって形成されており、その径が
縮小可能な構造となっている。拡開部材302Aは、図
4に示すように、電極部材301Aよりも芯金101の
中央寄りに来るように配置されている。
【0030】発熱抵抗体層103の内径r3と電極部材
302Aの外径r1、拡開部材の外径r2の関係は、r
3>r1≦r2であり、r3>r2に設定されている。
ここでの電極部材302Aの外径r1は、拡開前の状態
の時の寸法である。これは、内径r3よりも大きいと発
熱抵抗体層103内に挿入できないためである。最終的
な電極部材301Aの外径は、すなわち拡開時の外形
は、芯金101の内周面に設けられた発熱抵抗体層10
3の内径r3に対して所定の量だけ大きくする必要があ
る。これは電極部材301Aを発熱抵抗体層103に圧
接させるためである。従って、拡開部材302Aの外径
r2は、電極部材301Aの外径r1と同一かそれより
も大きく設定して、電極部材301Aの内周面301A
b内への挿入時に電極部材301を拡開して発熱抵抗体
層103に対して十分に圧接することができるようにな
っている。電極部材301の内径r6は、拡開部材30
2Aの外径r2よりも小さく設定されている。
【0031】拡開部材302Aの外周部302Adと底
部302Adには、複数のスリット302Aaが設けら
れているため、拡開部材302Aの外径r2を電極部材
301Aの外径r1より大きくしても、スリット302
Aaの部分で、電極部材301Aの内部への挿入時に拡
開部材302Aの変形が吸収されるため組付けることが
可能となる。また、スリット302Aaを均等に設ける
ことにより変形が円周方向で均一になるため電極部材3
01Aと拡開部材302Aとが傾いて組付けられるとい
った問題が発生しなくなるとともに、電極部材301A
の寸法公差がスリットを持たない拡開部材302Bの圧
入に比べて広く設定できる。
【0032】拡開部材302Aの、電極部材301Aと
対向する周縁部R2は、曲面状に形成されており、電極
部材301Aの内部へ挿入する際のひっかかりや、挿入
後の電極部材301Aの内周面301Abとの摺動抵抗
が小さくなるように配慮されている。拡開部材302A
や内周面301Abに導電性を有する潤滑剤を塗布した
り、潤滑層を形成してより挿入をスムーズになるように
構成しても良い。周縁部R2の曲率は、電極部材301
Aの周縁部R1の曲率よりも大きく形成されていて、電
極部材301Aの内部に拡開部材302Aが入り込むと
きに電極部材301Aを押し広げ易く構成されている。
これにより組付け時の電極端子304Aを回転させるト
ルクが小さくなる。
【0033】電極部材301Aの底面301Adと、拡
開部材302Aの底面302Adとは、電極部材301
Aの内部に拡開部材302Aが組み込まれた時に、両者
が完全に密着するように平面に形成されている。
【0034】移動部材303Aは、図8に示すように、
円板状であって、その中央にボス部303Aaを有し部
分的に厚く形成されている。移動部材303Aの外径r
5は、拡開部材302の内部に無理なく挿入でき、かつ
拡開部材302の変形を妨げない大きさに設定されてい
る。ボス部303Aaには、移動部材303Aを軸方向
に貫通する雌ねじ303Abが形成されている。移動部
材303Aは、図4に示すように、ボス部303Aaと
反対側に位置する平面部303Acを樹脂キャップ10
5A側に位置し、拡開部材302Aよりも芯金101の
中央寄りとなるように配置されてねじ部308Aに螺合
されている。
【0035】電極部材301Aの板厚をt1、拡開部材
302Aの板厚をt2、移動部材303Aの板厚をt3
としたとき、板厚の関係は、t1≦t2≦t3の関係に
設定されている。
【0036】電極端子304Aは、ねじ部308Aより
も径大に形成されていて、樹脂キャップ105Aとの間
に、平ワッシャ307A及びスプリングワッシャ306
Aを介して孔105Abにねじ部308Aを挿通するこ
とで樹脂キャップ105Aに回転自在に支持されてい
る。ねじ部308Aは、開口部301、孔302Acを
貫通して移動部材303を螺合できる長さを有してい
る。電極端子304Aの先端は円錐状を成し、給電ブラ
シ310Aに形成された円錐凹部に係合して給電ブラシ
310Aに対して回転可能となっている。樹脂キャップ
105Aの外側に位置する電極端子304Aの円筒状の
部位には、軸方向と交差して係合部材となるスプリング
ピン305Aが打ち込まれている。
【0037】このような構成の定着装置9における、拡
開機構300Aと電極部材301Aの組付け手順とその
作用について説明する。予めスプリングピン305Aを
打ち込んだ電極端子304Aのねじ部308Aに、スプ
リングワッシャ306Aと平ワッシャ307Aaを通し
た状態で、ねじ部308Aを樹脂キャップ105Aの孔
105Abに差し込んで貫通する。次に、電極部材30
1Aと拡開部材302Aを、それぞれの底面301A
d,302Adが樹脂キャップ105Aの底面105A
c側に位置する向きでねじ部308A上に配置し、平面
303Acが樹脂キャップ105A側にくる向きで移動
部材303をねじ部308Aに捩じ込む。この状態で電
極端子304Aと移動部材303を相対回転させると、
移動部材303をねじ部308A上を移動して拡開部材
302Aに当接する。そして樹脂キャップ105Aと電
極部材301Aと拡開部材302Aと移動部材303と
がそれぞれ隙間なく接触、好ましくは軽圧接するまで移
動部材303Aを移動して各部材を仮止めしたアセンブ
リを形成する。このアセンブリを図4に示すように、樹
脂キャップ105Aのつば部105Abが芯金101の
端部に当接するまで芯金101の内部に挿入して仮固定
する。
【0038】次に、樹脂キャップ105Aの外側に位置
する電極端子304Aを回転させると、図5に示すよう
に移動部材303Aが電極部材301A側に引張られて
移動し始める。それに連れて拡開部材302Aが電極部
材301A側へと移動して、周縁部R2の作用により電
極部材301Aの内部に入り込み、電極部材301Aが
押し広げられる。つまり、嵌入した拡開部材302Aと
電極部材301Aとで圧接部Aが構成され、押し広げら
れた電極部材301Aと発熱抵抗体層103とで圧接部
Bが構成される。さらに電極端子304を回転させる
と、移動部材303で拡開部材302が押されて電極部
材301Aの内部を移動し、電極部材301Aが樹脂キ
ャップ105の底面105Acと底面302Adとで挟
持される。この結果は、電極部材301Aは、十分に拡
開されて発熱抵抗体層103の端部103Aaに圧接さ
れるともに、樹脂キャップ105Aに拡開部材302A
及び移動部材303と一体化された状態で圧接される。
このため、樹脂キャップ105Aが芯金101の端部に
一体的に装着されて組付けられる。
【0039】本形態では、電極端子304A側から電極
部材301A、拡開部材302、移動部材303Aの各
板厚t1,t12,t3を、順次厚く設定しているの
で、ねじ込み中に最も負荷のかかる移動部材303Aに
強度が与えられる。このため、移動部材303Aの変形
等がなくなり拡開部材302及び電極部材301Aにか
かる押圧力を効率的に伝達することができる。
【0040】拡開部材302Aの周縁部R2が、電極部
材301Aの周縁部R1よりも大ききな曲率を持つ曲面
に形成されてため、電極部材301Aの内部に拡開部材
302Aが入り込む時に電極部材301Aを押し広げ易
くなるともに、電極部材301Aの内部を移動するとき
の内周面301Abとの摺動抵抗が少なくなる。このた
め、組付け時に電極端子304Aを回転させるトルクが
小さくて済み、組付け性が大変よい。
【0041】電極端子304Aを一定量回転させると、
すなわち,拡開部材302Aの底面302Adが電極部
材301Aの内底面301Aeに密着してから回転させ
ると、平ワッシャ307a及びスプリングワッシャ30
6aが締め込まれるので、移動部材303のゆるみ止め
がなされ、電極部材301Aと発熱抵抗体層103との
圧接状態や、樹脂キャップ105Aの装着状態を長期に
渡って良好に保持することができる。
【0042】電極端子304Aには、スプリングピン3
05Aが打ち込んであるので、電極端子304Aを回転
する際に、このピンに組付けする作業者が指をひっかけ
たり、あるいは、専用治具を係合させることができ、電
極端子304Aを回転する際の滑りがなくなり、作業性
が良く組付け時間を短縮することができる。更にこの治
具をトルクゲージと組合わせることにより組付けトルク
の管理が容易となる。
【0043】このような取付け工程を電極部材301B
及び拡開機構300B側でも同様に行うことで、図1に
示すように、電極部材301Bが発熱抵抗体層103に
十分に圧接されて状態となり、かつ樹脂キャップ105
Bが定着ローラ100の端部100b側に装着される。
このため、電極部材301A,301Bと加熱発熱体層
103との導通が確実なものとなる。
【0044】一方、図1に示すように、電極部材301
A,301Bを備えたアセンブリを組付けた後は、電極
端子304A,304Bに電極ブラシ310A,310
Bを圧接させる。この状態で駆動ギア403に駆動力が
入力されると、樹脂キャップ105A,105B、電極
部材301A,301B及び拡開機構300A,300
Bが芯金101に対して絶縁性を確保しながら定着ロー
ラ100と一体回転される。このため、電流制御手段5
00によって定着ローラ100に通電が行われても、定
着ローラ100の外周面は絶縁されるので、安全性を確
保しながら所望する温度まで安定、かつ素早く加熱する
ことができる。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、拡開機構
の動作により電極部材が拡開されて発熱抵抗体層に圧接
されることになるので、熱源として発熱抵抗体を用いた
定着ローラであっても、発熱抵抗体層と電極部材との固
定を接着剤を用いることなく達成でき、発熱抵抗体層に
給電を行うに際し安定した導通状態を得ることができ、
電流消費を低減しながら装置の立上りを早めることがで
きる。
【0046】請求項2記載の発明によれば、電極端子を
回転させると移動部材がねじ部で送られ拡開部材がこれ
に押されて電極部材に向かって移動し、電極部材内に嵌
入されるため、電極部材が押し広げられて拡開して発熱
抵抗体層に圧接されるとともに、電極部材が、移動部材
で押される拡開部材と樹脂キャップとで挟持されて固定
される。これにより、発熱抵抗体層と電極部材との固定
を接着剤を用いることなく達成でき、給電を行うに際し
て両者の接触状態の安定化を図れて良好な導通状態を保
て、電流消費を低減しながら装置の立上りを早めること
ができる。
【0047】請求項3記載の発明によれば、電極部材内
に拡開部材が嵌入した際に電極部材が拡開し易くなると
ともに、拡開部材の変形がスリットによって均一に吸収
されて電極部材への嵌入時の姿勢が安定すると共に、電
極部材の寸法公差がスリットを持たない剛体の圧入に比
べて広く設定でき、発熱抵抗体層に給電を行うに際し安
定した導通状態を得ることができ、電流消費を低減しな
がら装置の立上りを早めながらコストダウンを図れる。
【0048】請求項4記載の発明によれば、拡開部材が
外部から芯金内に挿入可能となるとともに、この拡開部
材によって電極部材が拡開されて発熱抵抗体層に十分な
圧接力を持って圧接固定されるため、より発熱抵抗体層
と電極部材との接触状態の安定化を図れて良好な導通状
態を保て、電流消費を低減しながら装置の立上りを安定
して早めることができる。
【0049】請求項5記載の発明によれば、電極部材を
拡開する際に電極部材が拡開し易くなるとともに、電極
部材へ拡開部材を嵌入する際に拡開部材を移動させるの
に一番負荷のかかる移動部材の強度が高められるので、
電極部材や拡開機構を組付ける場合の部品の変形等が少
なくなって十分な固定強度で取り付けられ、より一層発
熱抵抗体層と電極部材との接触状態の安定化を図れて電
流消費を低減しながら装置の立上りを安定して早めるこ
とができる。
【0050】請求項6記載の発明によれば、周縁部に角
がなくなり、電極部材へ拡開部材を嵌入する際のひっか
かりや嵌入後の拡開部材の移動に伴う抵抗が極めて少な
くなるので、電極部材を組付ける場合の組付けトルクを
低減でき、発熱抵抗体層と電極部材との接触状態の安定
化を図れて良好な導通状態を保て、電流消費を低減しな
がら装置の立上りを安定して早めつつ優れた電極部材の
組付け性を得られる。
【0051】請求項7記載の発明によれば、電極端子が
一定量回転すると平ワッシャ及びスプリングワッシャが
緩み止めとして作用し、また、定着ローラの外部から係
合部材に治具や指を係合させることで容易に電極端子を
回転させることができるため、より優れた電極部材の組
付け性を得ながら、同時に電極部材を組付けた後のゆる
み等がなく十分な固定強度を長期に渡って維持でき、発
熱抵抗体層と電極部材との接触状態を長期に渡って安定
的に保て、電流消費を低減しながら素早い装置の立上り
を長期間確保できる。
【0052】請求項8記載の発明によれば、上述した各
請求項にかかる定着装置が装置本体に設けられているの
で、装置の電流消費が低減されてつつ装置の立上り時間
を早められ、クイックスタートやプリント時間の短縮を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す定着装置の構成を
示す断面図である。
【図2】本発明にかかる定着装置を備えた画像形成装置
の一形態を示す構成図である。
【図3】定着ローラの構成を示す部分拡大断面図であ
る。
【図4】定着ローラの一端側内部の構成を示す拡大断面
図である。
【図5】拡開機構の操作時に電極部材と発熱抵抗体層と
の圧接状態を示す拡大断面図である。
【図6】(a)は電極部材の側面図、(b)は電極部材
の正面図である。
【図7】(a)は拡開部材の側面図、(b)は拡開部材
の正面図である。
【図8】(a)は移動部材の側面図、(b)は移動部材
の正面図である。
【符号の説明】
5 装置本体 9 定着装置 100 定着ローラ 101 芯金 102 絶縁層 103 発熱抵抗体層 100a,100b 定着ローラの端部 105A,105B 樹脂キャップ 300A,300B 拡開機構 301A,301B 電極部材 301Aa,301Ba 切り込み部 301Ab,301Bb 電極部材の内周面 302A,302B 拡開部材 302Aa,302Ba スリット 302Ab,302Bb 拡開部材の外周部 303A,303B 移動部材 304A,304B 電極端子 305A,305B 係合部材 306A,306B スプリングワッシャ 307A,307B 平ワッシャ 308A,308B ねじ部 R2 拡開部材の周縁部 r1 電極部材の外径 r2 拡開部材の外径 r3 発熱抵抗体層の内径 t1 電極部材の板厚 t2 拡開部材の板厚 t3 移動部材の板厚
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 貴史 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 由良 純 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H033 AA30 AA31 BA25 BB12 BB19 BB21 BB22 3K058 AA02 AA28 AA81 BA18 CE19 DA04 DA13

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒状の芯金の内部に絶縁層を介して設け
    られた発熱抵抗体層を有する定着ローラを備えた定着装
    置において、 上記発熱抵抗体層よりも上記芯金の内部に配置されて径
    方向に拡開可能であり、同発熱抵抗体層に接触可能に設
    けられた導電性で輪状の電極部材と、 上記電極部材を拡開して上記発熱抵抗体層に圧接させる
    拡開機構とを有することを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の定着装置において、 上記拡開機構は、上記電極部材を保持するとともに上記
    定着ローラの端部に装着される絶縁性の樹脂キャップ
    と、上記樹脂キャップに回転可能に支持されその一部に
    ねじ部を有する軸状の電極端子と、上記ねじ部上を移動
    可能であって上記電極部材に挿入可能に設けられ、挿入
    時に上記電極部材を拡開する導電性で輪状の拡開部材
    と、上記ねじ部に螺合されて上記電極端子との相対回転
    により上記拡開部材を上記電極部材に向かって移動させ
    る移動部材とを有することを特徴とする定着装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の定着装置において、 上記電極部材の一部には切り込み部が設けられ、同電極
    部材の内周面と接する上記拡開部材の外周部には同外周
    部を均等幅に分割する複数のスリットが設けられている
    ことを特徴とする定着装置。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載の定着装置におい
    て、 上記発熱抵抗体層の内径をr3、上記電極部材の外径を
    r1、上記拡開部材の外径をr2としたとき、 r3>r1≦r2であり、r3>r2であることを特徴
    とする定着装置。
  5. 【請求項5】請求項2、3または4記載の定着装置にお
    いて、 上記電極部材の板厚をt1、上記拡開部材の板厚をt
    2、上記移動部材の板厚をt3としたとき、 t1≦t2≦t3であることを特徴とする定着装置。
  6. 【請求項6】請求項2、3、4または5記載の定着装置
    において、 上記拡開部材の、上記電極部材と対向する周縁部が曲面
    状に形成されていることを特徴とする定着装置。
  7. 【請求項7】請求項2乃至6の何れか1つに記載の定着
    装置において、 上記電極端子は、上記樹脂キャップとの間に平ワッシャ
    及びスプリングワッシャを介して上記樹脂キャップに支
    持され、上記樹脂キャップの外側に位置する部位に、軸
    方向と交差して係合部材が設けられていることを特徴と
    する定着装置。
  8. 【請求項8】請求項1乃至7の何れか1つに記載の定着
    装置が装置本体に設けられていることを特徴とする画像
    形成装置。
JP10308196A 1998-08-17 1998-10-29 定着装置及び画像形成装置 Pending JP2000131985A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10308196A JP2000131985A (ja) 1998-08-17 1998-10-29 定着装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23064798 1998-08-17
JP10-230647 1998-08-17
JP10308196A JP2000131985A (ja) 1998-08-17 1998-10-29 定着装置及び画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000131985A true JP2000131985A (ja) 2000-05-12

Family

ID=26529458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10308196A Pending JP2000131985A (ja) 1998-08-17 1998-10-29 定着装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000131985A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020169966A (ja) * 2019-04-05 2020-10-15 有限会社テン・ワーク 負荷試験装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020169966A (ja) * 2019-04-05 2020-10-15 有限会社テン・ワーク 負荷試験装置
JP7445275B2 (ja) 2019-04-05 2024-03-07 有限会社テン・ワーク 負荷試験装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8478180B2 (en) Image heating apparatus
JP2005326524A (ja) 定着装置および画像形成装置
US5828035A (en) Web-type heating apparatus with movably supported heater
JP2011033768A (ja) 加熱回転体、及びその加熱回転体を用いた像加熱装置
JPS62215986A (ja) 定着装置
EP1055978B1 (en) Roller-shaped heater and fusing unit using a roller-shaped heater
US9250586B2 (en) Roller for fixing, manufacturing method therefor, and fixing device
JPH11219056A (ja) 定着装置
JP2000131985A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP4035426B2 (ja) 定着装置
US6909862B2 (en) Printer apparatus having fixing unit with heat controller for controlling temperature of heat-up roller
JP2000338804A (ja) 画像形成装置
JP3229490B2 (ja) 給電部をローラ内部に有する定着装置
JP2000010429A (ja) 定着装置
JP2001022212A (ja) 画像形成装置
JPH0451071A (ja) 熱定着装置
JP2000181264A (ja) 定着装置用通電方法および定着装置
JPH1173053A (ja) 定着装置
JPH07129010A (ja) 熱定着装置
JPH06149118A (ja) 定着装置
JP2002169398A (ja) 発熱定着ローラ及び加熱定着装置
JP2001117405A (ja) 加熱定着装置を有する画像形成装置
JP2004157442A (ja) 加熱装置
JP2006091452A (ja) 定着装置
JP4745712B2 (ja) 定着装置