JP2000131646A - 投写表示装置 - Google Patents

投写表示装置

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JP2000131646A
JP2000131646A JP10305140A JP30514098A JP2000131646A JP 2000131646 A JP2000131646 A JP 2000131646A JP 10305140 A JP10305140 A JP 10305140A JP 30514098 A JP30514098 A JP 30514098A JP 2000131646 A JP2000131646 A JP 2000131646A
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Japan
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light
color
pixel electrode
linearly polarized
pitch
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JP10305140A
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Hirofumi Imaoka
裕文 今岡
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 読出し光を有効利用できる画素電極の有効領
域に集光させ光利用率を高め、高輝度で高コントラスト
な投写表示装置を提供する。 【解決手段】 空間光変調部の配向膜を画素電極161
の対角方向F1から形成し、ホログラムレンズアレイ8
Rの単位レンズ8eのピッチを画素電極層16の画素電
極161のピッチと同一にし、かつ単位レンズ8eは、
画素電極161のディスクリネーション領域以外の有効
領域に集光する焦点距離を有する。読出し光が乱反射し
て光利用率が低下することが防止でき、高輝度で、高コ
ントラストな投写表示装置が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反射型空間光変調
素子を備えた投写表示装置に係わり、特に反射型空間光
変調素子を用いた3板方式の投写表示装置の輝度向上及
びコントラストの改善に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、透過型や反射型の空間光変調
素子を用いた投写表示装置が知られている。透過型の空
間光変調素子は、液晶を駆動する駆動回路及び配線が液
晶パネルの面内にあって画素の周辺に約10μm程の幅
で形成されているため、液晶パネルの表示領域全面に対
する光変調に係わる画素領域の占める割合(以下、開口
率という)が低い。現状最も開口率の高い透過型空間光
変調素子でも開口率は60%程度の報告しかない。透過
型空間光変調素子は、画素数が増し(高解像度)画素密
度が上がると、開口率が低下するので、この透過型空間
光変調素子を搭載した投写表示装置では高輝度な表示画
像を得ることが困難であった。そこで近年、高輝度、高
解像度の投写表示装置として反射型空間光変調素子を用
いた投写表示装置が開発され実用化している。特に、小
型で低価格の投写表示装置に搭載されている反射型空間
光変調素子は、アクティブマトリクス反射型空間光変調
素子である。
【0003】アクティブマトリクス反射型空間光変調素
子は、大略、基板上に所定のピッチを有してマトリクス
状に形成された複数の画素電極と、前記基板と前記画素
電極の間に形成され、前記画素電極を駆動する駆動回路
と、前記画素電極上に形成された光変調層とからなる構
成を有している。このアクティブマトリクス反射型空間
光変調素子の動作は、前記駆動回路により前記光変調層
に画像情報の書き込みを行うと共に、前記光変調層側か
ら読出し光を照射し、前記画像情報に対応して光変調さ
れた情報光を放射することによって行われる。
【0004】通常、このアクティブマトリクス反射型空
間光変調素子の光変調に係わらない無効となる領域は、
前記画素電極間の0.5乃至0.7μm程であるから、
例えば14μmの画素電極ピッチを有するアクティブマ
トリクス反射型空間光変調素子の場合では、90乃至9
3%の開口率を得ることができる。従って、高輝度、高
解像度の投写表示装置を提供するのに好適な空間光変調
素子として注目されている。
【0005】以下に、アクティブマトリクス反射型空間
光変調素子を用いた従来例の3板方式カラー投写表示装
置及びアクティブマトリクス反射型空間光変調素子につ
いて図9、図10を用いて説明する。図9は、従来例の
3板方式カラー投写表示装置の概略を示す平面図であ
る。図10は、アクティブマトリクス反射型空間光変調
素子を示す概略断面図である。まず初めに、従来例の3
板方式カラー投写表示装置の構成について説明する。3
板方式カラー投写表示装置は、光源1と、光源1から放
射された不定偏光の読出し光wのうちシアン光gbと赤
色光r(以下、R光rという)に分離し、かつR光rを
反射し、シアン光gbを通過させる赤色ダイクロイック
ミラー2(以下、Rダイクロイックミラー2という)
と、Rダイクロイックミラー2で反射されたR光rを反
射するミラー3と、Rダイクロイックミラー2を通過し
たシアン光gbを緑色光g(以下、G光gという)と青
色光b(以下、B光bという)に分離し、かつG光gを
反射し、B光bを通過させる緑色ダイクロイックミラー
4(以下、Gダイクロイックミラー4という)と、ミラ
ー3から反射されたR光r、Gダイクロイックミラー4
により反射されたG光g及び分離されたB光bをそれぞ
れP偏光成分とS偏光成分に偏光分離する偏光ビームス
プリッター10R、10G、10Bとからなる。
【0006】更に、偏光ビームスプリッター10R、1
0G、10Bで偏光分離されたS偏光成分を光変調し、
かつ反射するアクティブマトリクス反射型空間光変調素
子9R、9G、9Bが偏光ビームスプリッター10R、
10G、10Bに隣接して設けられている。アクティブ
マトリクス反射型空間光変調素子9R、9G、9Bによ
りP偏光成分に光変調されたR光r1、G光g1及びB光
1のうち、R光r1を選択的に反射するダイクロイック
ミラー11rとB光b1を選択的に反射するダイクロイ
ックミラー11bとをクロスさせた構成を有し、かつR
光r1、G光g1及びB光b1を合成する色合成ダイクロ
イックミラー11とを有している。なお、ダイクロイッ
クミラー11rとダイクロイックミラー11bは、G光
1をそのまま通過させる。更にまた、色合成ダイクロ
イックミラー11で合成されたR光r1、G光g1及びB
光b1を図示しないスクリーン上に投写するための投写
レンズ12を備えている。
【0007】なお、図10に示すように、アクティブマ
トリクス反射型空間光変調素子9R、9G、9Bは、以
下の構成を有している。アクティブマトリクス反射型空
間光変調素子9R、9G、9Bの各構成は、全て共通し
ているので、アクティブマトリクス反射型空間光変調素
子9Rについて説明し、その他のアクティブマトリクス
反射型空間光変調素子9G、9Bについての説明を省略
する。アクティブマトリクス反射型空間光変調素子9R
は、シリコン基板14と、このシリコン基板14上に形
成されたアクティブマトリクス駆動回路15と、このア
クティブマトリクス駆動回路15によって選択的に制御
駆動される画素電極161を所定ピッチを有し、規則的
に配列した画素電極層16と、配向膜17と、光変調層
18と、配向膜19と、透明な共通電極20と、ガラス
基板21とからなる。
【0008】次に、従来例の3板方式カラー投写表示装
置の動作について説明する。光源1から放射された不定
偏光の読出し光wをRダイクロイックミラー2に照射
し、この読出し光wをRダイクロイックミラー2により
R光rとシアン光gbに分離する。R光rは、Rダイク
ロイックミラー2により反射され、ミラー3で再度反射
されて偏光ビームスプリッター10Rに達する。一方、
シアン光gbは、Rダイクロイックミラー2を通過し、
Gダイクロイックミラー4によりG光gとB光bに分離
される。G光gは、Gダイクロイックミラー4により反
射され、偏光ビームスプリッター10Gに入射する。B
光bは、Gダイクロイックミラー4を通過し、偏光ビー
ムスプリッター10Bに入射する。
【0009】この後、R光r、G光g及びB光bは、偏
光ビームスプリッター10R、10G及び10Bにより
P偏光成分とS偏光成分に分離され、P偏光成分は、偏
光ビームスプリッター10R、10G及び10Bを通過
して、偏光ビームスプリッター10R、10G及び10
Bの外に捨てられる。一方、S偏光成分は、偏光ビーム
スプリッター10R、10G及び10Bにより反射され
て、アクティブマトリクス反射型空間光変調素子9R、
9G及び9Bに入射し、このアクティブマトリクス反射
型空間光変調素子9R、9G及び9BでP偏光成分に光
変調された後、反射されてP偏光成分を有するR光
1、G光g1及びB光b1を射出する。
【0010】R光r1、G光g1及びB光b1は、色合成
ダイクロイックプリズム11に入射すると、R光r
1は、色合成ダイクロイックプリズム11のダイクロイ
ックミラー11rで、B光b1は、色合成ダイクロイッ
クプリズム11のダイクロイックミラー11bで反射さ
れ、またG光g1は色合成ダイクロイックプリズム11
のダイクロイックミラー11r及びダイクロイックミラ
ー11bをそのまま通過して投写レンズ12方向に射出
される。この後、各R光r1、G光g1及びB光b1は、
投写レンズ12により図示しないスクリーン上にカラー
画像を表示することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した従
来例の3板方式カラー投写表示装置には以下の2つの問
題点を有していた。まず初めに、第1の問題点について
図11を参照して説明する。図11は、画素電極近傍部
における読出し光の反射の様子を示す要部拡大断面図で
ある。同図において、図9、図10と同一の構成要素に
ついては同一の符号を用いて示し説明を省略する。以下
では、アクティブマトリクス反射型空間光変調素子9
R、9G、9BにR光r、G光g、B光bが入射した場
合の様子は同様であるので、アクティブマトリクス反射
型空間光変調素子9RにR光rが入射した場合を例にと
り説明する。
【0012】アクティブマトリクス反射型空間光変調素
子9Rに入射するR光rは、画素電極層16全面を照射
するため、画素電極161の表面のみならず画素電極ギ
ャップ部16aも照射する。この際、R光rは、画素電
極161では、入射角度と同じ角度で反射されるが、画
素電極ギャップ部16aでは、エッジ部16b、側面1
6c及び底部16d等で乱反射される。
【0013】ところで、一般的に偏光ビームスプリッタ
ーは、ブリュースター角(P偏光成分は100%透過
し、S偏光成分の透過が最小となる角度)を有してお
り、このブリュースター角からずれて入射する光は透過
させてしまう性質を有している。このため、図9におい
て、偏光ビームスプリッター10R、10G、10Bに
入射するR光r、G光g及びB光bの入射角度がブリュ
ースター角からずれると、S偏光成分までが透過してし
まう。アクティブマトリクス反射型空間光変調素子9
R、9G及び9Bの画素電極161の表面以外の部分に
入射したR光r、G光g及びB光bは、乱反射した光と
なり、偏光ビームスプリッター10R、10G、10B
のブリュースター角からずれた光となるので、その透過
光中にS偏光成分が含まれることになる。このS偏光成
分は前記偏光ビームスプリッター10R、10G、10
Bを透過し、投写レンズ12を介して図示しないスクリ
ーンに投写されることになるので、投写画像のコントラ
ストを劣化させる問題があった。
【0014】次に、第2の問題点について図12を参照
して説明する。図12は、画素電極表面に斜め蒸着によ
り形成された配向膜の結晶成長の様子を示す概略断面図
である。一般的に、アクティブマトリクス反射型空間光
変調素子に用いられる光変調層は、コントラスト性能に
優れた垂直配向型液晶である。この垂直配向型液晶は、
液晶配向を基板に対して完全に垂直とすると、外部電界
の強さに応じて倒れる液晶分子の倒れる方向が定まらず
不安定な動作となってしまうので、液晶分子を予め一定
方向に所望の角度θだけ傾けておく(プリチルト)こと
で、不安定動作を回避する構造を有している。なお、前
記液晶配向は、基板に対して配向膜を斜めに蒸着して、
この配向膜上に液晶を形成することにより得られる。
【0015】図12に示すように、配向膜17を斜め上
方から蒸着して形成する場合を考えると、画素電極16
1の表面には、配向膜17の結晶17aが蒸着方向と同
じ角度θだけ傾いて成長する。このような配向膜17上
に液晶分子18aを置くと、液晶分子18aは、配向膜
17の結晶17aの傾き角度θと同じ傾き角度を有して
配列する。ところが、蒸着方向の蔭となる画素電極16
1の側面16cや画素電極ギャップ部16aの底部16
dには、配向膜17の結晶17aが異常成長する異常成
長部分16c'、16d'を生じる。異常成長部分16
c'、16d'は、液晶の配向状態が乱され、光変調には
何ら寄与しない領域である。このような液晶配向の乱さ
れた領域は、ディスクリネーションと呼ばれ、画素電極
ギャップ部16aのみならず画素電極161の表面でそ
のエッジ部16bから2乃至3μmの範囲まで影響を及
ぼし、画素電極161の表面の投写画像に関わる有効領
域を狭めている。このため、例えば画素ピッチが14μ
mのアクティブマトリクス反射型空間光変調素子9R、
9G、9Bの場合、R光r、G光r及びB光bは、ディ
スクリネーション発生領域を照射するので、投写画像に
関わる画素電極層16の有効領域は、全体の画素電極層
16の56%程度となり高輝度な投写表示装置を得るこ
とができなかった。本発明は上記問題に鑑みて成された
ものであり、読出し光を有効利用できる画素電極の有効
領域に集光させ光利用率を高め、高輝度で高コントラス
トな投写表示装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の投写表示装置に
おける第1の発明は、少なくとも、光源と、前記光源か
ら放射された不定偏光の読出し光を3原色光に色分解す
る色分解手段と、前記色分解手段により色分解された前
記不定偏光の各色を互いに直交する2つの直線偏光成分
に変換する各色の偏向板と、前記2つの直線偏光成分の
一方を主に回折し、他方を透過させる偏光分離機能を有
すると共に、色分解された各色光を集光する単位レンズ
が第1のピッチを有してマトリクス状に配列された各色
のホログラムレンズアレイと、画素電極が第2のピッチ
を有してマトリクス状に配列された画素電極層上に配向
膜を介して形成された光変調層を有し、前記ホログラム
レンズアレイにより回折された前記一方の直線偏光成分
を前記光変調層で他方の直線偏向成分に光変調した後、
前記画素電極層で反射する各色の反射型空間光変調素子
と、前記各色の反射型空間光変調素子から射出された前
記各色光を合成する色合成手段と、前記合成手段により
合成された前記各色光をスクリーンに拡大投影する投写
レンズとからなる投写表示装置において、前記配向膜を
前記画素電極の対角方向から形成し、前記第1のピッチ
を前記第2のピッチと同一にし、かつ前記単位レンズ
は、前記一方の直線偏光成分を前記画素電極のディスク
リネーション領域以外の有効領域に集光する焦点距離を
有することを特徴とする。
【0017】第2の発明として、少なくとも、光源と、
前記光源から放射された不定偏光の読出し光を3原色光
に色分解する色分解手段と、前記色分解手段により色分
解された前記不定偏光の各色を互いに直交する2つの直
線偏光成分に変換する各色の偏向板と、前記2つの直線
偏光成分の一方を主に回折し、他方を透過させる偏光分
離機能を有すると共に、色分解された各色光を集光する
レンチキュラーレンズが第1の列ピッチを有してマトリ
クス状に配列した各色のホログラムレンズアレイと、画
素電極が第2の列方向ピッチを有してマトリクス状に配
列された画素電極層上に配向膜を介して形成された光変
調層を有し、前記ホログラムレンズアレイにより回折さ
れた前記一方の直線偏光成分を前記光変調層で他方の直
線偏向成分に光変調した後、前記画素電極層で反射する
各色の反射型空間光変調素子と、前記各色の反射型空間
光変調素子から射出された前記各色光を合成する色合成
手段と、前記合成手段により合成された前記各色光をス
クリーンに拡大投影する投写レンズとからなる投写表示
装置において、前記配向膜を前記画素電極の片側列方向
から形成し、前記第1の列ピッチを前記第2の列方向ピ
ッチと同一にし、かつ前記レンチキュラーレンズは、前
記一方の直線偏光を前記画素電極のディスクリネーショ
ン領域以外の有効領域に集光する焦点距離を有すること
を特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について以下図
を参照しながら説明する。本発明の第1実施例は、画素
電極161の対角方向から配向膜17を形成し、この配
向膜17上に光変調層18を形成し、ホログラムレンズ
アレイ8R、8G、8Bのレンズ配列ピッチを画素電極
161の配列ピッチと同一にした空間光変調部13R、
13G、13Bを用いた3板式投写表示装置である。図
1は、本発明の第1実施例の3板方式投写表示装置を示
す平面図である。図2は、本発明の第1実施例の3板方
式投写表示装置に用いられる空間光変調部を示す断面図
である。図3は、ホログラムレンズアレイ8Rの単位レ
ンズ8eと画素電極161との配置関係を示す図であ
る。図3において、ホログラムレンズアレイ8Rと画素
電極161との配置関係を示すために、ホログラムレン
ズアレイ8Rと画素電極161の間の各層を省略した。
従来例と同一構成には同一符号を付し、その説明を省略
する。
【0019】まず初めに、本発明の3板方式投写表示装
置の構成について説明する。図1に示すように、本発明
の3板方式投写表示装置は、光源1と、光源1から放射
された不定偏光の読出し光wのうち、シアン光gbとR
光rに分離し、かつR光rを反射し、シアン光gbを通
過させるRダイクロイックミラー2と、Rダイクロイッ
クミラー2で反射されたR光rを反射するミラー3と、
Rダイクロイックミラー2を通過したシアン光gbをG
光gとB光bに分離し、かつG光gを反射し、B光bを
通過させるGダイクロイックミラー4と、ミラー3から
反射されたR光rが入射する偏光板5Rと、Gダイクロ
イックミラー4により反射されたG光gが入射する偏光
板5Gと、Gダイクロイックミラー4で分離されたB光
bが入射する偏光板5Bとからなる。
【0020】更に、偏光板5R、5G、5Bを通過した
R光r、G光g、B光bが入射する入射面6a、6a、
6a及びこの入射面6a、6a、6aと対向する側に傾
斜部6b、6b、6bを有する台形状のカップリングプ
リズム6、6、6と、この傾斜部6b、6b、6bに配
置されたミラー7、7、7と、カップリングプリズム
6、6、6の底部6c、6c、6cに密着形成された空
間光変調部13R、13G、13Bとからなる。空間光
変調部13R、13G、13Bは、アクティブマトリク
ス反射型空間光変調素子9R、9G、9B上にそれぞれ
対応して形成されたホログラムレンズアレイ8R、8
G、8Bと、薄板ガラス22、22、22とからなる。
【0021】カップリングプリズム6、6、6の上部6
d、6d、6d上には、ミラー7、7、7で反射された
R光r、G光g、B光bが空間光変調部13R、13
G、13Bに入射することによって、光変調後、反射さ
れたR光r1、G光g1、B光b 1のうち一方の偏光成分
を除去し、他方の偏光成分を通過させる偏光ビームスプ
リッター10R、10G、10Bと、R光r1だけを選
択的に反射するダイクロイックミラー11r及びB光b
1だけを選択的に反射するダイクロイックミラー11b
をクロスさせた構成を有し、かつR光r1、G光g1及び
B光b1を合成する色合成ダイクロイックミラー11と
を有している。更にまた、色合成ダイクロイックミラー
11で合成されたR光r1、G光g1及びB光b1を集光
し、図示しないスクリーン上に拡大投写するための投写
レンズ12を備えている。
【0022】次に、空間光変調部13R、13G、13
Bの構成について図2を参照しながら詳細に説明する。
空間光変調部13R、13G、13Bの構成は、ホログ
ラムレンズアレイ8R、8G、8Bを除き同一であるの
で、空間光変調部13Rの構成についてのみを説明し、
その他の空間光変調部13G、13Bの構成についての
説明を省略する。図2に示すように、空間光変調部13
Rは、アクティブマトリクス反射型空間光変調素子9R
上に形成されたホログラムレンズアレイ8Rと、ガラス
基板22とから構成されている。
【0023】アクティブマトリクス反射型空間光変調素
子9Rは、シリコン基板14と、このシリコン基板14
上にアクティブマトリクス駆動回路15と、このアクテ
ィブマトリクス駆動回路15によって選択的に制御駆動
される画素電極161を所定の画素ピッチでマトリクス
状に配列された画素電極層16と、配向膜17と、光変
調層18と、配向膜19と、透明な共通電極20と、薄
板ガラス21とを順次積層した構成からなる。ここで
は、光変調層18は、垂直配向型液晶である。なお、1
6aは各画素電極161間の画素電極ギャップ部であ
る。また、ホログラムレンズアレイ8Rは、単位レンズ
8eを画素電極161の配列ピッチと同一ピッチで、マ
トリクス状に配列したものである。
【0024】更に、空間光変調部13Rにおけるホログ
ラムレンズアレイ8Rの単位レンズ8eと画素電極層1
6の画素電極161との関係について詳細に図2、図3
を参照しながら説明する。ホログラムレンズアレイ8
R、8G、8Bのそれぞれの単位レンズと画素電極との
関係は、同一であるので、ホログラムレンズアレイ8R
の単位レンズ8eと画素電極層16の画素電極161
の関係のみを説明し、その他のホログラムレンズアレイ
8G、8Bについての説明を省略する。図3に示すよう
に、ホログラムレンズアレイ8Rの単位レンズ8eは、
マトリクス状に配列された画素電極161に対応し、か
つ画素電極161の配列ピッチと同一ピッチでマトリク
ス状に配列されている。
【0025】ところで、画素電極161の対角方向F1
ら蒸着によって配向膜17を形成して光変調層18を形
成すると、画素電極161が蔭となるため、画素電極1
1の一辺16b'及び16b''の側面及び底部16dを
含むディスクリネーション領域16e及び16fを生じ
る。
【0026】このため、単位レンズ8eは、ディスクリ
ネーション領域16e及び16f以外の画素電極161
の有効領域だけに集光(網掛け部)させることができる
焦点距離を有している。
【0027】次に、本発明の投写表示装置の動作につい
て説明する。光源1から放射された不定偏光の読出し光
wをRダイクロイックミラー2に照射し、この読出し光
wをRダイクロイックミラー2によりR光rとシアン光
gbに分離する。R光rは、Rダイクロイックミラー2
により反射され、ミラー3で再度反射されて偏光ビーム
スプリッター10Rに達する。一方、シアン光gbは、
Rダイクロイックミラー2を通過し、Gダイクロイック
ミラー4によりG光gとB光bに分離される。R光r
は、Rダイクロイックミラー2により反射され、ミラー
3で再度反射されて偏光板5Rに入射する。一方、シア
ン光gbは、Rダイクロイックミラー2を通過し、Gダ
イクロイックミラー4によりG光gとB光bに分離され
る。G光gは、Gダイクロイックミラー4により反射さ
れ、偏光板5Gに入射する。B光bは、Gダイクロイッ
クミラー4を通過し、偏光板5Bに入射する。
【0028】偏光板5R、5G、5Bにそれぞれ入射し
たR光r、G光g、B光bは、不定偏光から直線偏光に
変換される。ここで、本発明の第1実施例の構成は、ホ
ログラムレンズアレイ8R、8G、8Bの照明光とし
て、S偏光成分の読出し光を想定したものであるから、
偏光板5R、5G、5Bの透過軸は、その透過光の直線
偏光がホログラムレンズアレイ8R、8G、8Bに対し
てS偏光成分となるように設定されている。
【0029】この後、偏光板5R、5G、5Bを通過し
たS偏光成分は、カップリングプリズム6、6、6の入
射面6a、6a、6aから入射し、この入射面6a、6
a、6aに対向する傾斜面6b、6b、6bに配置され
たミラー7、7、7の内面で反射して、ホログラムレン
ズアレイ8R、8G、8Bに斜めの傾斜角を有して入射
する。なお、傾斜面6b、6b、6bの傾斜角は、ホロ
グラムレンズアレイ8R、8G、8Bに対する入射光が
所定角度になるように設定されている。
【0030】更に、S偏光成分を有するR光r、G光
g、B光bは、ホログラムレンズアレイ8R、8G、8
Bに入射すると、このホログラムレンズアレイ8R、8
G、8Bで回折され、それぞれの対応色の反射型空間光
変調素子9R、9G、9Bの画素電極161、161、1
1上に集光する。この際、ホログラムレンズアレイ8
R、8G、8Bの単位レンズ8e、8e、8eの焦点を
調節することによって、各画素電極161、161、16
1の有効領域だけにR光r1、G光g1、B光b1を集光さ
せることができる。このため、S偏光成分を有するR光
r、G光g、B光bを散乱させるとなく利用することが
できる。この後、S偏光成分のR光r、G光g、B光b
は、アクティブマトリクス反射型空間光変調素子9R、
9G、9Bの光変調層18、18、18によってP偏光
成分のR光r1、G光g1、B光b1に光変調された後、
画素電極161、161、161で反射され、P偏光成分
のR光r1、G光g1、B光b1となってホログラムレン
ズアレイ8R、8G、8Bを通過していく。
【0031】ここで、画素電極161、161、161
反射されたP偏光成分のみが空間光変調部13R、13
G、13Bから射出することについて説明する。まず初
めに、ホログラムレンズアレイ8R、8G、8Bに用い
られる一般的なホログラムレンズアレイの特性について
以下に図5を用いて説明する。図5は、偏光分離機能を
有するホログラムレンズアレイ特性を示す図である。
【0032】図5は、一例としてホログラムレンズアレ
イに入射する入射光の波長を540nm、ホログラムレ
ンズアレイの屈折率変化量△nを0.03とし、各ベン
ドアングル(入射光と回折光とのなす角)においてS偏
光成分の回折効率が100%と成るようにホログラムレ
ンズアレイの厚みtを設定した条件下で、P偏光成分の
回折効率を計算によって求めたものである。この図から
明らかなように、ベンドアングルが大きいとS偏光成分
とP偏光成分の両方とも約100%の回折効率が得ら
れ、ベンドアングルを120°以下にするとP偏光成分
の回折効率のみを50%以下にすることができ、90°
に近づけることで0%にすることができる。
【0033】また、その回折効率の特性は入射光の波長
に対し大きな依存性を示すが、逆にその波長依存性を利
用することにより、所望の波長に対してS偏光成分が1
00%に近い回折効率で回折され、P偏光成分の回折効
率が極めて小さくなるような最適設計を行うこともでき
る。ホログラムレンズアレイを3原色光(R、G、B)
の各色について、それぞれの波長帯域のS偏光成分だけ
を高い回折効率で回折させると共にP偏光成分の回折効
率を抑制させるようなホログラムレンズアレイとして構
成することができる。
【0034】図6乃至図8は、入射光の入射角65°と
して最適設計条件に基づいたR、G、B用の各ホログラ
ムレンズアレイの回折効率と入射光の波長との関係を示
す図である。図6乃至図8では、ホログラムレンズアレ
イの屈折率変化量△nは、0.06である。また、ホロ
グラムレンズアレイの厚さtは、図6では、3μm、図
7では、2.5μm、図8では、2μmである。各図に
おいて、実線はS偏光成分を、破線はP偏光成分を示
し、それぞれR,G,Bの中心波長付近でS偏光成分に
ついて約100%の回折効率が得られ、P偏光成分の回
折効率について30%以下に抑制されている。図6乃至
図8の特性を有するホログラムレンズアレイを、図1の
各色光に対応させてホログラムレンズアレイ8R、8
G、8Bに使用した場合、ホログラムレンズアレイ8
R、8G、8Bに対する入射角を65°(=180−1
15;ベンドアングル=115度)にすると、各色に係
わるホログラムレンズアレイ8R,8G,8BはS偏光
成分を主に回折させ、このS偏光成分を画素電極1
1、161、161側に垂直に射出させることができ
る。逆に、画像信号に応じて光変調され、画素電極16
1、161、161で反射された読み出し光のP偏光成分
の多くは、前記ホログラムレンズアレイ8R、8G、8
Bで回折されることなく透過して行くことになる。
【0035】更に、R光r1、G光g1、B光b1は、ホ
ログラムレンズアレイ8R、8G、8B及び偏光ビーム
スプリッター10R、10G、10Bをこのまま通過
し、色合成ダイクロイックプリズム11に入射する。R
光r1、G光g1、B光b1のうちR光r1は、色合成ダイ
クロイックプリズム11のダイクロイックミラー11r
で、B光b1は、色合成ダイクロイックプリズム11の
ダイクロイックミラー11bで反射され、G光g1は、
色合成ダイクロイックプリズム11のRダイクロイック
ミラー11r及びRダイクロイックミラー11bをその
まま通過して投写レンズ12方向に射出される。この
後、各R光r1、G光g1及びB光b1は、投写レンズ1
2により、図示しないスクリーンに結像してカラー画像
を表示する。
【0036】このようにホログラムレンズレイ8R、8
G、8Bを画素電極161、161、161の配列ピッチ
と同一ピッチで配列し、ホログラムレンズアレイ8R、
8G、8Bの単位レンズ8e、8e、8eがS偏光成分
のR光r、G光g、B光bを画素電極161、161、1
1のデスクリネーション領域16e及び16f以外の
有効な画素電極161、161、161領域に集光させる
ことができる焦点距離を有しているので、S偏光成分の
R光r、G光g、B光bが、画素電極ギャップ部16
a、16a、16aで乱反射して光利用率が低下するこ
とを防止でき、高輝度で、高コントラストな投写表示装
置が得られる。このため、読出し光のほとんど全てを投
写光として利用でき、高輝度な投写表示装置を提供でき
る。
【0037】次に、本発明の第2実施例の3板方式投写
表示装置について説明する。本発明の第2実施例は、本
発明の第1実施例の3板方式投写表示装置に用いられた
空間光変調素子の代わりに、画素電極161、161、1
1の片側列方向から配向膜17を形成し、この配向膜
17上に光変調層18を形成し、ホログラムレンズアレ
イ8R、8G、8Bの列ピッチを画素電極161、1
1、161の列方向ピッチと同一にした空間光変調部1
3R、13G、13Bを用いたものである。この空間光
変調部以外の構成は、本発明の第1実施例の構成及び動
作と同様であるので、本発明の第2実施例の構成及び動
作の説明を省略する。以下に、本発明の第2実施例に用
いられる3板方式投写表示装置に用いられる空間光変調
素子部について図4を参照しながら説明する。図4は、
ホログラムレンズアレイの単位レンズと画素電極との配
置関係を示す図である。図4において、ホログラムレン
ズアレイ8R1と画素電極161との配置関係を示すため
に、ホログラムレンズアレイ8R1と画素電極161との
間の各層を省略した。本発明の第1実施例と同一構成に
は同一符号を付し、その説明を省略する。
【0038】各ホログラムレンズアレイのそれぞれのレ
ンチキュラーレンズと画素電極との関係は、同一である
ので、ホログラムレンズアレイ8R1のレンチキュラー
レンズ8e1と画素電極層16の画素電極161との関係
のみを説明し、その他のホログラムレンズアレイと画素
電極の関係についての説明を省略する。図4に示すよう
に、ホログラムレンズアレイ8R1のレンチキュラーレ
ンズ8e1は、マトリクス状に配列された画素電極161
に対応し、かつ画素電極161の列方向ピッチと同一列
ピッチでストライプ状に配列されている。
【0039】ところで、画素電極161の片側列方向F2
から蒸着によって配向膜17を形成して、この配向膜1
7上に光変調層を形成すると、画素電極161が陰とな
るため、画素電極161の一辺の側面16b''及び画素
電極ギャップ部16aを含むディスクリネーション領域
16fを生じる。
【0040】このため、レンチキュラーレンズ8e
1は、ディスクリネーション領域16f以外の画素電極
161の有効領域だけに集光(網掛け部)させることが
できる焦点距離を有したものである。
【0041】このように、ホログラムレンズレイ8R、
8G、8Bのレンチキュラーレンズ8e1、8e1、8e
1を画素電極161、161、161の列方向ピッチと同一
列ピッチで配列し、ホログラムレンズアレイ8R、8
G、8BのレンチキュラーレンズがS偏光成分のR光
r、G光g、B光bを画素電極161、161、161
デスクリネーション領域16f以外の有効な画素電極1
1、161、161領域に集光させることができる焦点
距離を有するので、S偏光成分のR光r、G光g、B光
bが、画素電極ギャップ部16aで乱反射して光利用率
が低下することを防止でき、高輝度で、高コントラスト
な投写表示装置が得られる。このため、読出し光のほと
んど全てを投写光として利用でき、高輝度な投写表示装
置を提供できる。
【0042】
【発明の効果】本発明の投写表示装置によれば、配向膜
を画素電極の対角方向から形成し、単位レンズのピッチ
を前記画素電極のピッチと同一にし、かつ前記単位レン
ズは、前記一方の直線偏光を前記画素電極のディスクリ
ネーション領域以外の有効領域に集光する焦点距離を有
するので、読出し光が乱反射して光利用率が低下するこ
とが防止でき、高輝度で、高コントラストな投写表示装
置が得られる。このため、読出し光のほとんど全てを投
写光として利用でき高輝度な投写表示装置を提供でき
る。また、配向膜を画素電極の片側列方向から形成し、
このレンチキュラーレンズの列ピッチを前記画素電極の
列方向ピッチと同一にし、前記一方の直線偏光を前記画
素電極のディスクリネーション領域以外の有効領域に集
光する焦点距離を有するので、読出し光のほとんど全て
を投写光として利用でき、高輝度な投写表示装置を提供
できる。更に、読出し光が画素電極間に入射して乱反射
されることがないから、高コントラストな投写表示装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の3板方式カラー投写表示装置の構成を
示した概略平面図である。
【図2】本発明の空間光変調部を示す断面図である。
【図3】本発明の第1実施例における空間光変調部のホ
ログラムレンズアレイと画素電極との関係を示す図であ
る。
【図4】本発明の第2実施例における空間光変調部のホ
ログラムレンズアレイと画素電極との関係を示す図であ
る。
【図5】ホログラムレンズにおけるP偏光成分の回折効
率のベンドアングル依存性を示す図ある。
【図6】R用ホログラムレンズアレイの回折効率と入射
光の波長との関係を示したものである。
【図7】G用ホログラムレンズアレイの回折効率と入射
光の波長との関係を示したものである。
【図8】B用ホログラムレンズアレイの回折効率と入射
光の波長との関係を示したものである。
【図9】アクティブマトリクス反射型空間光変調素子を
用いた従来例の3板方式カラー投写表示装置の平面図で
ある。
【図10】従来のアクティブマトリクス反射型空間光変
調素子を示す断面図である。
【図11】従来例のアクティブマトリクス反射型空間光
変調素子の画素電極近傍を示す要部拡大断面図である。
【図12】斜め蒸着により画素電極近傍に形成された配
向膜の様子を示した概略断面図である。
【符号の説明】
1…光源、2…Rダイクロイックミラー(色分解手
段)、3…ミラー、4…Gダイクロイックミラー(色分
解手段)、5R、5G、5B…偏光板、6a…入射面、
6b…傾斜部、6c…底部、7…ミラー、8R、8G、
8B…ホログラムレンズアレイ、8e…単位レンズ、8
1…レンチキュラーレンズ、9R、9G、9B…アク
ティブマトリクス反射型空間光変調素子(反射型空間光
変調素子)、10R、10G、10B…偏光ビームスプ
リッター、11…色合成ダイクロイックプリズム(色合
成手段)、11r…ダイクロイックミラー、11b…ダ
イクロイックミラー、12…投写レンズ、13R、13
G、13B…空間光変調部、14…シリコン基板、15
…アクティブマトリクス駆動回路、16…画素電極層、
161…画素電極、16a…画素電極ギャップ部、16
b…エッジ部、16b',16b''…一辺、16c…側
面、16d…底部、16e、16f…ディスクリネーシ
ョン領域、17、19…配向膜、17a…結晶、18…
光変調層、18a…液晶分子、20…透明電極、21…
薄板ガラス、22…ガラス基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 21/00 G03B 21/00 D H04N 5/74 H04N 5/74 B 9/31 9/31 C Fターム(参考) 2H049 BA02 BA13 BB61 BC22 CA09 CA17 CA22 2H091 FA05X FA05Z FA10X FA14Z FA21X FA29X FA41Z GA01 GA02 GA06 GA13 LA17 MA07 2H099 AA12 BA09 CA01 5C058 AA08 BA05 BA08 EA12 EA33 EA35 EA51 5C060 BA03 BA08 BC05 DA05 EA00 GA01 GB02 GB06 HC00 HC20 HC24 JB06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも、光源と、 前記光源から放射された不定偏光の読出し光を3原色光
    に色分解する色分解手段と、 前記色分解手段により色分解された前記不定偏光の各色
    を互いに直交する2つの直線偏光成分に変換する各色の
    偏向板と、 前記2つの直線偏光成分の一方を主に回折し、他方を透
    過させる偏光分離機能を有すると共に、色分解された各
    色光を集光する単位レンズが第1のピッチを有してマト
    リクス状に配列された各色のホログラムレンズアレイ
    と、 画素電極が第2のピッチを有してマトリクス状に配列さ
    れた画素電極層上に配向膜を介して形成された光変調層
    を有し、前記ホログラムレンズアレイにより回折された
    前記一方の直線偏光成分を前記光変調層で他方の直線偏
    向成分に光変調した後、前記画素電極層で反射する各色
    の反射型空間光変調素子と、 前記各色の反射型空間光変調素子から射出された前記各
    色光を合成する色合成手段と、 前記合成手段により合成された前記各色光をスクリーン
    に拡大投影する投写レンズとからなる投写表示装置にお
    いて、 前記配向膜を前記画素電極の対角方向から形成し、前記
    第1のピッチを前記第2のピッチと同一にし、かつ前記
    単位レンズは、前記一方の直線偏光成分を前記画素電極
    のディスクリネーション領域以外の有効領域に集光する
    焦点距離を有することを特徴とする投写表示装置。
  2. 【請求項2】少なくとも、光源と、 前記光源から放射された不定偏光の読出し光を3原色光
    に色分解する色分解手段と、 前記色分解手段により色分解された前記不定偏光の各色
    を互いに直交する2つの直線偏光成分に変換する各色の
    偏向板と、 前記2つの直線偏光成分の一方を主に回折し、他方を透
    過させる偏光分離機能を有すると共に、色分解された各
    色光を集光するレンチキュラーレンズが第1の列ピッチ
    を有してマトリクス状に配列した各色のホログラムレン
    ズアレイと、 画素電極が第2の列方向ピッチを有してマトリクス状に
    配列された画素電極層上に配向膜を介して形成された光
    変調層を有し、前記ホログラムレンズアレイにより回折
    された前記一方の直線偏光成分を前記光変調層で他方の
    直線偏向成分に光変調した後、前記画素電極層で反射す
    る各色の反射型空間光変調素子と、 前記各色の反射型空間光変調素子から射出された前記各
    色光を合成する色合成手段と、 前記合成手段により合成された前記各色光をスクリーン
    に拡大投影する投写レンズとからなる投写表示装置にお
    いて、 前記配向膜を前記画素電極の片側列方向から形成し、前
    記レンチキュラーレンズは、前記第1の列ピッチを前記
    第2の列方向ピッチと同一にし、前記一方の直線偏光を
    前記画素電極のディスクリネーション領域以外の有効領
    域に集光する焦点距離を有することを特徴とする投写表
    示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002055627A (ja) * 2000-08-08 2002-02-20 Dainippon Printing Co Ltd 表示装置
KR100444986B1 (ko) * 2001-09-29 2004-08-21 삼성전자주식회사 조명계 및 이를 채용한 프로젝터
CN111338165A (zh) * 2018-12-18 2020-06-26 深圳光峰科技股份有限公司 光源系统及其控制方法与显示设备及其控制方法

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