JP2000129737A - 流し台 - Google Patents
流し台Info
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- JP2000129737A JP2000129737A JP10307233A JP30723398A JP2000129737A JP 2000129737 A JP2000129737 A JP 2000129737A JP 10307233 A JP10307233 A JP 10307233A JP 30723398 A JP30723398 A JP 30723398A JP 2000129737 A JP2000129737 A JP 2000129737A
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- Japan
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- water
- sink
- faucet
- pipe
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- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 水を定期的に交換する必要がなく、非常時に
備えて新しい飲料水を常に確保することができる貯留タ
ンクが一体となって組み込まれ、しかも非常時であって
も蛇口から給水することができる流し台を得る。 【解決手段】 シンク2とこのシンク2を支持する基体
3と、シンク2に排水する蛇口4とを有するとともに、
水道水を溜める貯留タンク5が一体に組み込まれた流し
台1であって、貯留タンク5は、基体3の内部空間に配
置されるとともに、水道水の導入管6に接続され、蛇口
4は、貯留タンク5に接続された導出管15の一端に取
り付けられ、導出管15の他端は貯留タンク5内の底部
近傍まで延びており、貯留タンク5には導入管6からの
給水圧がかかり、この給水圧で貯留タンク5内の空気が
圧縮され、この圧縮空気で蛇口4から給水する。
備えて新しい飲料水を常に確保することができる貯留タ
ンクが一体となって組み込まれ、しかも非常時であって
も蛇口から給水することができる流し台を得る。 【解決手段】 シンク2とこのシンク2を支持する基体
3と、シンク2に排水する蛇口4とを有するとともに、
水道水を溜める貯留タンク5が一体に組み込まれた流し
台1であって、貯留タンク5は、基体3の内部空間に配
置されるとともに、水道水の導入管6に接続され、蛇口
4は、貯留タンク5に接続された導出管15の一端に取
り付けられ、導出管15の他端は貯留タンク5内の底部
近傍まで延びており、貯留タンク5には導入管6からの
給水圧がかかり、この給水圧で貯留タンク5内の空気が
圧縮され、この圧縮空気で蛇口4から給水する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般の家庭で用い
られる流し台に関するもので、特に流し台内部に貯留タ
ンクが一体に組み込まれ、非常時にも蛇口から生活用水
を得ることができる流し台に関するものである。
られる流し台に関するもので、特に流し台内部に貯留タ
ンクが一体に組み込まれ、非常時にも蛇口から生活用水
を得ることができる流し台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、地震その他の災害等の非常時
に備えて、一般家庭では飲料水等の生活用水を確保する
ため、水をペットボトル等の容器に入れて保管しておく
ことが行われていた。しかし、これらの容器に蓄えられ
た水は、一定期間が経過すると腐敗してしまうため、定
期的に交換しなければならず、この水の交換等の管理が
煩雑であり、負担が大きかった。従って、いつ起こるか
分からない天災に備えて、常に新鮮な水を個人で備蓄し
ておくことは難しく、一般家庭においては、水の確保は
十分に行われていないのが現状である。
に備えて、一般家庭では飲料水等の生活用水を確保する
ため、水をペットボトル等の容器に入れて保管しておく
ことが行われていた。しかし、これらの容器に蓄えられ
た水は、一定期間が経過すると腐敗してしまうため、定
期的に交換しなければならず、この水の交換等の管理が
煩雑であり、負担が大きかった。従って、いつ起こるか
分からない天災に備えて、常に新鮮な水を個人で備蓄し
ておくことは難しく、一般家庭においては、水の確保は
十分に行われていないのが現状である。
【0003】生活用水を貯留しておくための従来技術と
しては、実願平8−12435号公報に記載されている
ように、各家庭の水道量水器や管理用締め切り弁の後に
非常災害用圧力貯水タンクを接続し、水道水がタンク内
を通って蛇口に到達するようにし、また、給水停止時の
ための逆流防止弁を取り付け、給水管破損の場合にサイ
ホン作用によってタンク内に水が逆流することを防ぎ、
さらに、締め切り弁を取り付け、非常時はその弁より水
を取り出して使用するようにした非常災害用貯水タンク
が知られている。
しては、実願平8−12435号公報に記載されている
ように、各家庭の水道量水器や管理用締め切り弁の後に
非常災害用圧力貯水タンクを接続し、水道水がタンク内
を通って蛇口に到達するようにし、また、給水停止時の
ための逆流防止弁を取り付け、給水管破損の場合にサイ
ホン作用によってタンク内に水が逆流することを防ぎ、
さらに、締め切り弁を取り付け、非常時はその弁より水
を取り出して使用するようにした非常災害用貯水タンク
が知られている。
【0004】また、特開平8−318258号公報に記
載されているように、水を貯留するタンクと、水供給管
の蛇口に接続した蛇口接続部から水をタンクへ導入する
ための導入部と、蛇口に与えられる水供給圧力により、
流し台上部に位置決めされた第1の吸水口からタンク内
に水を供給するための導出部と、タンクに取り付けられ
た第2給水口とを有し、タンク内に循環促進手段が設け
られた貯水タンクが知られている。
載されているように、水を貯留するタンクと、水供給管
の蛇口に接続した蛇口接続部から水をタンクへ導入する
ための導入部と、蛇口に与えられる水供給圧力により、
流し台上部に位置決めされた第1の吸水口からタンク内
に水を供給するための導出部と、タンクに取り付けられ
た第2給水口とを有し、タンク内に循環促進手段が設け
られた貯水タンクが知られている。
【0005】しかし、上記従来技術は何れも独自の形状
及び大きさに形成され、一般家庭に設置する場合、流し
台とは別個独立に設ける必要があり、しかもその大きさ
により流し台内部に設置することができない場合もあ
り、流し台と一体となって設置スペースの省略を図ると
いった着想の流し台が望まれていた。また、従来技術で
は非常時にタンク内の水を得るためにはタンク下部に設
けられた排水口から排出する必要があり、利便性が悪い
といった問題があった。
及び大きさに形成され、一般家庭に設置する場合、流し
台とは別個独立に設ける必要があり、しかもその大きさ
により流し台内部に設置することができない場合もあ
り、流し台と一体となって設置スペースの省略を図ると
いった着想の流し台が望まれていた。また、従来技術で
は非常時にタンク内の水を得るためにはタンク下部に設
けられた排水口から排出する必要があり、利便性が悪い
といった問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みてなされたもので、水を定期的に交換する必要が
なく、非常時に備えて新しい飲料水を常に確保すること
ができる貯留タンクが一体となって組み込まれ、しかも
非常時であっても蛇口から給水することができる流し台
を提供することを目的とする。
に鑑みてなされたもので、水を定期的に交換する必要が
なく、非常時に備えて新しい飲料水を常に確保すること
ができる貯留タンクが一体となって組み込まれ、しかも
非常時であっても蛇口から給水することができる流し台
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1記載の発明は、シンクとこのシンクを支持す
る基体と、シンクに排水する蛇口とを有するとともに、
水道水を溜める貯留タンクが一体に組み込まれた流し台
であって、上記貯留タンクは、上記基体の内部空間に配
置されるとともに、水道水の導入管に接続され、上記蛇
口は、上記貯留タンクに接続された導出管の一端に取り
付けられ、導出管の他端は貯留タンク内の底部近傍まで
延びており、上記貯留タンクには上記導入管からの給水
圧がかかり、この給水圧で貯留タンク内の空気が圧縮さ
れ、この圧縮空気で蛇口から給水することができること
を特徴とする。
に請求項1記載の発明は、シンクとこのシンクを支持す
る基体と、シンクに排水する蛇口とを有するとともに、
水道水を溜める貯留タンクが一体に組み込まれた流し台
であって、上記貯留タンクは、上記基体の内部空間に配
置されるとともに、水道水の導入管に接続され、上記蛇
口は、上記貯留タンクに接続された導出管の一端に取り
付けられ、導出管の他端は貯留タンク内の底部近傍まで
延びており、上記貯留タンクには上記導入管からの給水
圧がかかり、この給水圧で貯留タンク内の空気が圧縮さ
れ、この圧縮空気で蛇口から給水することができること
を特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の流
し台において、貯留タンクは、基体の内部空間であって
シンクの後方の空間に配置されていることを特徴とす
る。
し台において、貯留タンクは、基体の内部空間であって
シンクの後方の空間に配置されていることを特徴とす
る。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の流
し台において、導入管には、逆止弁が設けられているこ
とを特徴とする。
し台において、導入管には、逆止弁が設けられているこ
とを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
にかかる流し台の実施の形態について説明する。図1は
本発明にかかる流し台の正面図である。流し台1はシン
ク2とこのシンク2を支持する基体3と、シンク2に水
を排出する蛇口4とを有し、水道水を溜めるための貯留
タンク5が流し台1の中に一体に組み込まれている。貯
留タンク5は、基体3の内部空間に配置されるととも
に、水道水の導入管6に接続され、導出管15の他端2
4側は貯留タンク5内に鉛直方向に挿入された状態とな
っている。蛇口4は貯留タンク5に接続された導出管1
5の一端23に取り付けられ、導出管15の他端24は
貯留タンク5内の底部近傍まで延びている。また、貯留
タンク5には、水を貯留タンク5内に導入部するための
導入管6が接続され、この導入管6の途中には、逆止弁
8が設けられている。逆止弁8は、筒状の枠体11内に
枠体11の内径よりも小さく、導入管6の内径よりも大
きい径を有する筒状のフロート12が挿入されており、
フロート12の下部にはバネ13が取り付けられてい
る。
にかかる流し台の実施の形態について説明する。図1は
本発明にかかる流し台の正面図である。流し台1はシン
ク2とこのシンク2を支持する基体3と、シンク2に水
を排出する蛇口4とを有し、水道水を溜めるための貯留
タンク5が流し台1の中に一体に組み込まれている。貯
留タンク5は、基体3の内部空間に配置されるととも
に、水道水の導入管6に接続され、導出管15の他端2
4側は貯留タンク5内に鉛直方向に挿入された状態とな
っている。蛇口4は貯留タンク5に接続された導出管1
5の一端23に取り付けられ、導出管15の他端24は
貯留タンク5内の底部近傍まで延びている。また、貯留
タンク5には、水を貯留タンク5内に導入部するための
導入管6が接続され、この導入管6の途中には、逆止弁
8が設けられている。逆止弁8は、筒状の枠体11内に
枠体11の内径よりも小さく、導入管6の内径よりも大
きい径を有する筒状のフロート12が挿入されており、
フロート12の下部にはバネ13が取り付けられてい
る。
【0011】最初に蛇口4が閉にされた状態で図示しな
い水道管側のバルブを開にすると、水道管からの給水圧
により水が導入管6と逆止弁8を通って貯留タンク5に
満たされていく。貯留タンク5は密閉されているため、
貯留タンク5内の空気は給水圧まで圧縮されていく。貯
留タンク5内の空気が給水圧まで圧縮された状態では、
フロート12はバネ13の弾性力とフロート12の浮力
により枠体11の上部に押し付けられ、導入管6との接
続口14を塞ぎ、貯留タンク5から導入管6への逆流を
防いでいる。
い水道管側のバルブを開にすると、水道管からの給水圧
により水が導入管6と逆止弁8を通って貯留タンク5に
満たされていく。貯留タンク5は密閉されているため、
貯留タンク5内の空気は給水圧まで圧縮されていく。貯
留タンク5内の空気が給水圧まで圧縮された状態では、
フロート12はバネ13の弾性力とフロート12の浮力
により枠体11の上部に押し付けられ、導入管6との接
続口14を塞ぎ、貯留タンク5から導入管6への逆流を
防いでいる。
【0012】蛇口4が開にされると、貯留タンク5内の
圧縮された空気の圧力により貯留タンク5内の水が導出
管15を通って蛇口4から排出されて貯留タンク5内の
圧縮された空気の圧力が下がり、この圧力低下により、
水道管の給水圧により逆止弁8内に設けられたフロート
12はバネ13の弾性力に抗して押し下げられ、貯留タ
ンク5内に水が供給されるようになっている。
圧縮された空気の圧力により貯留タンク5内の水が導出
管15を通って蛇口4から排出されて貯留タンク5内の
圧縮された空気の圧力が下がり、この圧力低下により、
水道管の給水圧により逆止弁8内に設けられたフロート
12はバネ13の弾性力に抗して押し下げられ、貯留タ
ンク5内に水が供給されるようになっている。
【0013】水を貯留するための貯留タンク5は、基体
3内の背面に沿うように横方向に広く、奥行き方向に狭
い扁平の直方体状に形成されている。基体3内におい
て、貯留タンク5の前面20に沿って隔離板21が設け
られ、基体3内の空間は、隔離板21を介して開放空間
22と貯留タンクとに隔離されている。貯留タンク5
は、金属又は合成樹脂等の適宜の材料で形成されてい
る。
3内の背面に沿うように横方向に広く、奥行き方向に狭
い扁平の直方体状に形成されている。基体3内におい
て、貯留タンク5の前面20に沿って隔離板21が設け
られ、基体3内の空間は、隔離板21を介して開放空間
22と貯留タンクとに隔離されている。貯留タンク5
は、金属又は合成樹脂等の適宜の材料で形成されてい
る。
【0014】シンク2は上面が開放された略直方体状の
空間として形成され、その底面には排出口19が設けら
れている。排出口19の一端に排水管16は接続され、
排水管16は流し台1の基体3内に立設され、他端は下
水配管に接続されている。
空間として形成され、その底面には排出口19が設けら
れている。排出口19の一端に排水管16は接続され、
排水管16は流し台1の基体3内に立設され、他端は下
水配管に接続されている。
【0015】図2に示すように、貯留タンク5は、基体
3の内部空間であって、シンク2に接続された排水管1
6の後方のデッドスペースに配置することにより、貯留
タンク5が邪魔になることがなく、しかも、基体3内の
スペースを有効に利用することができる。さらに、貯留
タンク5は流し台1の剛性を補強するといった効果も奏
することができる。
3の内部空間であって、シンク2に接続された排水管1
6の後方のデッドスペースに配置することにより、貯留
タンク5が邪魔になることがなく、しかも、基体3内の
スペースを有効に利用することができる。さらに、貯留
タンク5は流し台1の剛性を補強するといった効果も奏
することができる。
【0016】貯留タンク5の下部に設けられたドレンコ
ック7にはバルブ17が設けられている。バルブ17は
通常時は閉にされており、貯留タンク5内の清掃を行う
場合等に、バルブ17を開にして貯留タンク5内の水を
排出し、洗浄等を行うことができる。
ック7にはバルブ17が設けられている。バルブ17は
通常時は閉にされており、貯留タンク5内の清掃を行う
場合等に、バルブ17を開にして貯留タンク5内の水を
排出し、洗浄等を行うことができる。
【0017】ドレンコック7の設置位置は、貯留タンク
5の下部でしかも角部であることが望ましい。貯留タン
ク5の角部にドレンコック7を設ければ、貯留タンク5
を僅かに傾けるだけで、貯留タンク5内の水を全て排出
することができ、貯留タンク5内の水を有効に利用する
ことができるからである。なお、図1に示すように貯留
タンク5の底部に底部から下方に向けて突出部18を形
成し、貯留タンク5の底面よりも低い位置に内部空間を
設け、この突出部18にドレンコック7を取り付けると
さらに望ましい。貯留タンク5内の水の残量が少なくな
っても、貯留タンク5の底面よりも低い突出部18に水
が溜まるため、貯留タンク5を傾けることなく全ての水
をドレンコック7から排出することができるからであ
る。
5の下部でしかも角部であることが望ましい。貯留タン
ク5の角部にドレンコック7を設ければ、貯留タンク5
を僅かに傾けるだけで、貯留タンク5内の水を全て排出
することができ、貯留タンク5内の水を有効に利用する
ことができるからである。なお、図1に示すように貯留
タンク5の底部に底部から下方に向けて突出部18を形
成し、貯留タンク5の底面よりも低い位置に内部空間を
設け、この突出部18にドレンコック7を取り付けると
さらに望ましい。貯留タンク5内の水の残量が少なくな
っても、貯留タンク5の底面よりも低い突出部18に水
が溜まるため、貯留タンク5を傾けることなく全ての水
をドレンコック7から排出することができるからであ
る。
【0018】以下において、本発明にかかる流し台の使
用例について説明する。前述のように、貯留タンク5は
密閉され、貯留タンク5内の空気は水道管からの給水圧
により圧縮されている。従って、使用者が蛇口4を開く
と、貯留タンク5内の空気の圧力により、貯留タンク5
内の水は導出管15を介して蛇口4へ給水される。これ
により使用者は通常の水仕事が可能となり、しかも、蛇
口4が開にされる度に新しい水が水道管から貯留タンク
5内に供給され、水の腐敗を心配する必要がない。ま
た、地震等の災害時に水道が使用できなくなった場合で
も、貯留タンク5内の空気は水道管からの給水圧で圧縮
されているため、蛇口4を開にすることにより、蛇口4
から給水することができる。従って、本発明によれば、
流しの通常の使用時と非常時の何れにおいても蛇口4か
ら給水することができ、従来の貯留タンクのように非常
時にはタンクの下部に設けられた給水口から給水する必
要がなく、利便性を向上させることができる。
用例について説明する。前述のように、貯留タンク5は
密閉され、貯留タンク5内の空気は水道管からの給水圧
により圧縮されている。従って、使用者が蛇口4を開く
と、貯留タンク5内の空気の圧力により、貯留タンク5
内の水は導出管15を介して蛇口4へ給水される。これ
により使用者は通常の水仕事が可能となり、しかも、蛇
口4が開にされる度に新しい水が水道管から貯留タンク
5内に供給され、水の腐敗を心配する必要がない。ま
た、地震等の災害時に水道が使用できなくなった場合で
も、貯留タンク5内の空気は水道管からの給水圧で圧縮
されているため、蛇口4を開にすることにより、蛇口4
から給水することができる。従って、本発明によれば、
流しの通常の使用時と非常時の何れにおいても蛇口4か
ら給水することができ、従来の貯留タンクのように非常
時にはタンクの下部に設けられた給水口から給水する必
要がなく、利便性を向上させることができる。
【0019】本発明にかかる流し台1の設置について
は、予め流し台1内部に貯留タンク5が取り付けられて
いるため、貯留タンク5の導入管6を水道管に接続する
だけで設置は終了する。
は、予め流し台1内部に貯留タンク5が取り付けられて
いるため、貯留タンク5の導入管6を水道管に接続する
だけで設置は終了する。
【0020】なお、導入管6、導出管15等の配管類
は、金属、ゴム、ビニール等の管や網状部材で補強され
た管等の適宜の材料で構成されている。また、貯留タン
ク5の設置位置は、流し台の大きさや形状に応じて、ス
ペースを有効に利用できる位置に設計変更可能である。
は、金属、ゴム、ビニール等の管や網状部材で補強され
た管等の適宜の材料で構成されている。また、貯留タン
ク5の設置位置は、流し台の大きさや形状に応じて、ス
ペースを有効に利用できる位置に設計変更可能である。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、シンクと
このシンクを支持する基体と、シンクに排水する蛇口と
を有するとともに、水道水を溜める貯留タンクが一体に
組み込まれた流し台であって、上記貯留タンクは、上記
基体の内部空間に配置されるとともに、水道水の導入管
に接続され、上記蛇口は、上記貯留タンクに接続された
導出管の一端に取り付けられ、導出管の他端は貯留タン
ク内の底部近傍まで延びており、上記貯留タンクには上
記導入管からの給水圧がかかり、この給水圧で貯留タン
ク内の空気が圧縮され、この圧縮空気で蛇口から給水す
ることができるようにしたため、地震等の非常時に水道
水の供給が止まっても、貯留タンク内の空気が圧縮され
ているので、この圧縮空気の圧力により、貯留タンク内
に溜められた水を蛇口から利用することができる。ま
た、流し台の設置は水道管に導入管を接続するだけの簡
単な構成とすることができる。
このシンクを支持する基体と、シンクに排水する蛇口と
を有するとともに、水道水を溜める貯留タンクが一体に
組み込まれた流し台であって、上記貯留タンクは、上記
基体の内部空間に配置されるとともに、水道水の導入管
に接続され、上記蛇口は、上記貯留タンクに接続された
導出管の一端に取り付けられ、導出管の他端は貯留タン
ク内の底部近傍まで延びており、上記貯留タンクには上
記導入管からの給水圧がかかり、この給水圧で貯留タン
ク内の空気が圧縮され、この圧縮空気で蛇口から給水す
ることができるようにしたため、地震等の非常時に水道
水の供給が止まっても、貯留タンク内の空気が圧縮され
ているので、この圧縮空気の圧力により、貯留タンク内
に溜められた水を蛇口から利用することができる。ま
た、流し台の設置は水道管に導入管を接続するだけの簡
単な構成とすることができる。
【0022】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の流し台において、貯留タンクは、基体の内部空間で
あってシンクの後方の空間に配置したため、貯留タンク
が邪魔になることなく、しかも、基体内のスペースを有
効に利用することができ、さらに、貯留タンクが流し台
の剛性の補強部材としての役割を果たすことができる。
載の流し台において、貯留タンクは、基体の内部空間で
あってシンクの後方の空間に配置したため、貯留タンク
が邪魔になることなく、しかも、基体内のスペースを有
効に利用することができ、さらに、貯留タンクが流し台
の剛性の補強部材としての役割を果たすことができる。
【0023】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の流し台において、導入管には、逆止弁が設けられて
いるため、貯留タンク内の水が水道管へ逆流することが
ない。
載の流し台において、導入管には、逆止弁が設けられて
いるため、貯留タンク内の水が水道管へ逆流することが
ない。
【図1】本発明にかかる流し台の実施の形態を示す正面
図である。
図である。
【図2】同上実施の形態の側面図である。
1 流し台 2 シンク 3 基体 4 蛇口 5 貯留タンク 6 導入管 7 ドレンコック 8 逆止弁 15 導出管 18 突出部
Claims (3)
- 【請求項1】 シンクとこのシンクを支持する基体と、
シンクに排水する蛇口とを有するとともに、水道水を溜
める貯留タンクが一体に組み込まれた流し台であって、 上記貯留タンクは、上記基体の内部空間に配置されると
ともに、水道水の導入管に接続され、 上記蛇口は、上記貯留タンクに接続された導出管の一端
に取り付けられ、導出管の他端は貯留タンク内の底部近
傍まで延びており、 上記貯留タンクには上記導入管からの給水圧がかかり、
この給水圧で貯留タンク内の空気が圧縮され、この圧縮
空気で蛇口から給水することができることを特徴とする
流し台。 - 【請求項2】 前記貯留タンクは、基体の内部空間であ
ってシンクの後方の空間に配置されていることを特徴と
する請求項1記載の流し台。 - 【請求項3】 前記導入管には、逆止弁が設けられてい
ることを特徴とする請求項1記載の流し台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10307233A JP2000129737A (ja) | 1998-10-28 | 1998-10-28 | 流し台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10307233A JP2000129737A (ja) | 1998-10-28 | 1998-10-28 | 流し台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000129737A true JP2000129737A (ja) | 2000-05-09 |
Family
ID=17966646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10307233A Pending JP2000129737A (ja) | 1998-10-28 | 1998-10-28 | 流し台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000129737A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015025341A (ja) * | 2013-07-29 | 2015-02-05 | 株式会社ブリヂストン | サイフォン排水システム |
JP7148282B2 (ja) | 2018-06-05 | 2022-10-05 | 株式会社モリタホールディングス | 空気供給装置 |
-
1998
- 1998-10-28 JP JP10307233A patent/JP2000129737A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015025341A (ja) * | 2013-07-29 | 2015-02-05 | 株式会社ブリヂストン | サイフォン排水システム |
JP7148282B2 (ja) | 2018-06-05 | 2022-10-05 | 株式会社モリタホールディングス | 空気供給装置 |
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