JP2000128281A - 液体貯蔵タンク - Google Patents

液体貯蔵タンク

Info

Publication number
JP2000128281A
JP2000128281A JP10299683A JP29968398A JP2000128281A JP 2000128281 A JP2000128281 A JP 2000128281A JP 10299683 A JP10299683 A JP 10299683A JP 29968398 A JP29968398 A JP 29968398A JP 2000128281 A JP2000128281 A JP 2000128281A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
tank
main body
tank main
liquid storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10299683A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Fujita
一誠 藤田
Hiroshi Nishino
宏 西野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP10299683A priority Critical patent/JP2000128281A/ja
Publication of JP2000128281A publication Critical patent/JP2000128281A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 補強材による補強や、壁部の厚みを増大する
等の手段を講じることなく共振を抑制する。 【解決手段】 液体を貯蔵するタンク本体11と、この
タンク本体11内を上下方向に仕切る仕切板12とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船舶等に配備され
る液体貯蔵タンクに関する。
【0002】
【従来の技術】図21は、船舶等に配備される液体貯蔵
タンク1を示している。この液体貯蔵タンク1は、側壁
2で囲まれた狭い空間に流体を閉じこめる構造を有した
いわゆる狭隘タンクである。なお、この液体貯蔵タンク
1には、例えば、水、油、海水、廃液等の液体が貯蔵さ
れる。このような構造を有した液体貯蔵タンク1は、側
壁が無限水域に接する構造のタンクに比べて貯蔵液体の
付加質量が大幅に増加するので、空の状態における側壁
2の振動数に比べて貯蔵時における同振動数が大きく低
下する。このため、図22に示すように、側壁2が起振
振動(船舶においては、エンジンやプロペラの回転に基
づく振動)と共振して大きく振動し、その結果、その構
造部材にクラックが発生することがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記共振を防止するた
め、補強材でタンク1を補強することや、このタンクの
側壁2等の厚みを増大すること等が考えられるが、これ
らはいずれもタンク1の製造コストを大幅に増加させ
る。本発明の課題は、このような状況に鑑み、補強材に
よる補強や、壁部の厚みを増大する等の手段を講じるこ
となく共振を抑制することができる液体貯蔵タンクを提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、液体を貯
蔵するタンク本体と、このタンク本体内を上下方向に仕
切る着脱自在な仕切板とを備えた構成を有する。第2の
発明は、第1の発明において、前記仕切板に開口を形成
した構成を有する。第3の発明は、第2の発明におい
て、前記開口に網状体を介在させた構成を有する。第4
の発明は、液体を貯蔵するタンク本体と、このタンク本
体内に立設した可動壁とを備えた構成を有する。第5の
発明は、液体を貯蔵するタンク本体と、このタンク本体
内に上下方向に配設したルーバーとを備えた構成を有す
る。第6の発明は、液体を貯蔵するタンク本体と、この
タンク本体に貯蔵された液体の液面を覆うフロートとを
備えた構成を有する。第7の発明は、液体を貯蔵するタ
ンク本体と、このタンク本体の底部に設けたエア吹出し
手段とを備えた構成を有する。第8の発明は、液体を貯
蔵するタンク本体と、このタンク本体の壁に着脱自在に
付着させる質量増加部材とを備えた構成を有する。第9
の発明は、液体を貯蔵するタンク本体と、一端を前記タ
ンク本体の側壁に連結するとともに、他端を前記タンク
本体内の貯蔵液体の最高水位よりも高い位置に位置させ
た複数本のパイプとを備え、前記各パイプの一端を前記
側壁の上下方向に配列させて前記タンク本体の内部に連
通させた構成を有する。第10の発明は、液体を貯蔵す
る複数のタンク本体と、これらのタンク本体相互間で貯
蔵液体を流入出させる手段とを備えた構成を有する。第
11の発明は、 液体を貯蔵するタンク本体と、このタン
ク本体内の貯蔵液体中に浸漬されて該貯蔵液体の振動を
減衰させる減衰付加材とを備えた構成を有する。
【0005】
【発明の実施の形態】図1および図2は、それぞれ本発
明に係る液体貯蔵タンクの一実施形態を示した斜視図お
よび平面図である。この液体貯蔵タンク10−1は、上
部が開口した平面四角状の箱体からなるタンク本体11
と、このタンク本体11の内部を上下方向に仕切る仕切
板12とを備えている。なお、このタンク本体10−1
は、側壁11a,11b間および側壁11c,12d間
の距離が共に小さい、いわゆる狭隘タンクであり、水、
油、海水等の液体を貯蔵するために、例えば、図3に示
す船舶30の機関室31の上方に配置される。
【0006】タンク本体11は、各側壁11a〜11d
の内面にガイドレール13をそれぞれ2条設けてある。
ガイドレール13は、コ字状の断面を有し、タンク本体
11の上下方向に沿って設けられている。そして、相対
向する側壁部の各ガイドレール13は、互いに対向して
位置している。タンク10−1を振動させる起振振動の
振動数は、図4に示したように、プロペラ32(図3参
照)の回転数に比例して増加する。いま、仕切板12を
タンク本体11に取付けていない状態での側壁11aの
共振振動数をn1とすると、この共振振動数n1はプロ
ペラ32の使用回転数範囲に対応した起振振動数の範囲
に含まれており、このため、上記側壁11aが起振振動
の振動数で共振することになる。なお、図中に示した円
C1は、側壁11aの振動応答の大きさを表わしてい
る。
【0007】図1に示した液体貯蔵タンク10−1は、
この側壁11aの共振を抑制するために、仕切板12に
よってタンク本体11を仕切ってある。すなわち、この
例では、側壁11a側に寄った部位に仕切板12を配設
して、タンク本体11の内部を仕切ってある。なお、仕
切板12は、側壁11bおよび11dに設けられた各ガ
イドレール13にその一端部と他端部をそれぞれ嵌挿す
ることによってタンク本体11に着脱自在に保持され
る。上記仕切板12を取付けることによって、図示して
いない貯蔵液体がより狭い空間に閉じ込められることに
なるので、該貯蔵液体の付加質量が増加し、特に、側壁
11aと仕切板12とによって挟まれた空間における貯
蔵液体の付加質量が大きく増加される。上記仕切板12
を取付けたことによる付加質量の増大に伴って、上記側
壁11aの共振振動数は図4に示すn2まで低下する。
この共振振動数n2は、上記プロペラ32の使用回転数
範囲に対応する起振振動数範囲に含まれておらず、この
ため、側壁11aが上記起振振動に共振することが防止
される。なお、図1においては、側壁11a側に仕切板
12を配設してあるが、これは側壁11aに最も起振振
動が強く作用する状態にタンク10−1が設置されてい
るからである。仕切板12は、図2に鎖線で示すよう
に、他の側壁11b〜11d側に配設することも可能で
あり、上記起振振動の作用方向に応じて適宜その配設位
置を選択することができる。
【0008】図5は、本発明の他の実施形態を示した平
面図である。この実施形態に係る液体貯蔵タンク10−
2は、タンク本体11の各側壁11a〜11dの内面中
央部にそれぞれ隣接する一対のガイドレール13を上下
方向(図5の紙面に垂直な方向)に沿って固着し、該各
ガイドレール13を用いて側壁11a,11b間、側壁
11b,11c間、側壁11c,11d間および側壁1
1d,11a間にそれぞれ仕切板14を着脱自在に介在
させるようにしている。この液体貯蔵タンク10−2に
よれば、各仕切板14の介在によってタンク本体11が
細かく区分されるので、貯蔵液体の付加質量の増加度合
が大きく、しかも、各側壁11a〜11dの共振振動数
を均等に低下することができる。なお、上記液体貯蔵タ
ンク10−2においても、各仕切板14の着脱が自在で
あるので、起振振動数や起振振動の伝播方向等に応じて
仕切板14の配置位置や装着枚数を適宜選定することが
できる。
【0009】図1に示した仕切板12に代えて、図6〜
図8に示すような仕切板15〜17を用いることも可能
である。図6に示す仕切板15は、小径の開口15aを
多数個均等な間隔で形成してある。この仕切板15を用
いた場合、その一方面側と他方面側が開口15aを介し
て連通するので、貯蔵液体の付加質量を少し低めに設定
する場合に有効である。
【0010】図7に示す仕切板16は、円を1/4分割
した形状を有する開口16aと、この開口16aと相似
な形状を有しかつ上記円の中心を回動中心とする調整プ
レート16bとを備え、この調整プレート16bを回動
することによって上記開口16aの開口面積が変化され
る。この仕切板16によれば、上記開口面積を変化させ
ることによって貯蔵液体の付加質量を調整すること、つ
まり、前記タンク本体の共振振動数を調整することが可
能である。
【0011】図8に示す仕切板17は、複数の開口17
aを形成するとともに、それらの開口17aにそれぞれ
金網17bを介在させた構成を有する。この仕切板17
によれば、金網17bが開口17aにおける貯蔵液体の
流通抵抗要素として作用するので、貯蔵液体の振動応
答、ひいては側壁11aの振動応答を減衰させる。それ
ゆえ、開口17aのみの場合の振動応答の大きさが図4
に示すC2である場合、この開口17aに上記金網17
bを設けた場合の振動応答の大きさはC3となる。
【0012】図9に示す液体貯蔵タンク10−3は、タ
ンク本体11の底面上に円筒状の内部壁18を移動可能
に立設した構成を有する。この液体貯蔵タンク10−3
によれば、内部壁18の介在によって貯蔵液体の付加質
量が増加するので、該内部壁18を配置していない場合
に比してタンク本体11の共振振動数が低下する。そし
て、タンク本体11内で内部壁18を移動させることに
より、各側壁11a〜11dの共振振動数を調整するこ
とができる。
【0013】図10に示す液体貯蔵タンク10−4は、
上記内部壁18の移動手段として4本のワイヤ19を設
けている。各ワイヤ19は、それらの一端を内部壁18
の周面に90°間隔でそれぞれ連結し、それらの他端を
対応する壁部11a〜11dの中間点に設けた図示して
いない巻取り繰出し手段に連結してある。この液体貯蔵
タンク10−4によれば、各ワイヤ19を選択的に引張
することによって内部壁18を所望の位置まで移動する
ことができ、例えば、側壁11c側のワイヤ19を引張
することによって、鎖線で示すように内部壁18を該側
壁11c側に移動することができる。つまり、内部壁1
8に手を触れることなく該内部壁18を所望の位置まで
移動することができる。
【0014】図11に示す液体貯蔵タンク10−5は、
厚肉平板状の内部壁20をその側面がタンク本体11の
底面に直行する態様で設けてある。この内部壁20はタ
ンク本体11の底面に直行する軸20aによってその中
央部が回動可能に支持され、かつ、上記軸20aがはタ
ンク本体11の底面上を前後左右に移動し得るように図
示していないガイド手段で支持されている。この液体貯
蔵タンク10−5によれば、内部壁20の介在によって
貯蔵液体の付加質量が増加するので、該内部壁20を配
置していない場合に比してタンク本体11の共振振動数
が低下する。そして、タンク本体11内で内部壁19を
回動および移動させることにより、各側壁11a〜11
dの共振振動数を調整することができる。
【0015】図12に示す液体貯蔵タンク10−6は、
図11に示した内部壁20に代えて該内部壁20よりも
薄肉幅広の内部壁22を設けてある。この液体貯蔵タン
ク10−6の作用は、図10に示した液体貯蔵タンク1
0−5の作用と同様である。
【0016】図13に示す液体貯蔵タンク10−7は、
タンク本体11内にルーバー22を配設してある。この
ルーバー22は、例えば、側壁11a側によった位置に
該側壁11aに平行して設けられる。この場合、側壁1
1aに対する貯蔵液体の付加質量が最も大きくなり、か
つ、ルーバー22の開度を変化させることによって該付
加質量の増加量を任意に調整することができる。
【0017】図14に示す液体貯蔵タンク10−8は、
タンク本体11内に側壁11a,11cに平行する障壁
23を配設してある。この障壁23は、上下左右に移動
し得るように、図示していない支持手段によって支持さ
れている。この液体貯蔵タンク10−8によれば、障壁
23の介在によって壁部11a,11cに対する貯蔵液
体の付加質量が増加し、かつこの障壁23の位置および
高さを変化することによって、上記付加質量の増加量を
任意に調整することができる。
【0018】図15に示す液体貯蔵タンク10−9は、
タンク本体11の開口面積に対応する平面形状を有した
板状のフロート24を備え、このフロート24によって
貯蔵液体の液面を覆うようにしている。この液体貯蔵タ
ンク10−9によれば、貯蔵液体の自由表面が減少もく
は無くなるので、貯蔵液体の付加質量が増加し、その結
果、タンク本体11全体の共振周波数が低下する。
【0019】図16に示す液体貯蔵タンク10−10
は、タンク本体11の底部に複数本のエア放出ノズル2
5を配設してある。これらのエア放出ノズル25は、管
の長手方向に沿って多数のエア放出孔を形成した構造を
有し、タンク本体11の所望の壁部の近傍に該壁部に沿
って配設されている。各エア放出ノズル25には、タン
ク本体11の外部に設けた図示していないエア供給手段
からエアが供給され、これによって、これらのエア放出
ノズル25から放出される空気が気泡となって上方に移
動する。この気泡は、貯蔵液体の圧力を局部的に低下さ
せるので、図示するように、空気放出ノズル25を側壁
11aの近傍に設けた場合、上記気泡による減圧作用に
よって側壁11aの共振振動数が変化されることにな
る。したがって、側壁11aの共振振動数が前記起振振
動数から外れるように上記気泡の量を設定すれば、起振
振動に基づく側壁11aの共振を抑制することができ
る。なお、上記エア放出ノズル25は、タンク本体11
の大きさや、貯蔵液体の種類等に応じてその設置本数が
設定される。
【0020】図17に示す液体貯蔵タンク10−11
は、タンク本体11の所望の壁部の外面に付設する質量
付加ブロック26を備えている。質量付加ブロック26
は少なくとも壁部に接する部位が永久磁石で形成されて
おり、この永久磁石の磁力によってタンク本体11に吸
着される。この液体貯蔵タンク10−11によれば、質
量付加ブロック26が付設された壁部の質量が増大する
ため、その壁部が制振されることになる。なお、質量付
加ブロック26は、必ずしも磁力で保持させる必要はな
く、たとえば、タンク本体の適所に質量付加ブロック2
6を着脱自在に保持させるポケットを設けるようにして
も良い。
【0021】図18に示す液体貯蔵タンク10−12
は、複数本の減圧用パイプ27を備えている。各パイプ
27は、一端がタンク本体11の所望の側壁(この例で
は、側壁11a)に上下方向に所定の間隔をあけて連結
され、その連結端において該タンク本体11の内部と連
通している。また、各パイプ27の他端は、タンク本体
11内の貯蔵液体の最高水位よりも高い位置まで導かれ
ている。この液体貯蔵タンク10−12によれば、タン
ク本体11aに貯蔵液体が満たされた状態において、各
パイプ27の全てに貯蔵液体が流入する。そして、貯蔵
液体の液面の降下に伴って、その液面よりも下方に位置
するパイプ27のみに貯蔵液が流入することになる。上
記各パイプ27は、側壁11a近傍における貯蔵液体の
圧力逃がし手段としての機能を有するので、この側壁1
1aの共振振動数が変化されることになる。したがっ
て、側壁11aの共振振動数が前記起振振動数から外し
て、起振振動に基づく側壁11aの共振を抑制すること
が可能である。
【0022】図19に示す液体貯蔵タンク10−13
は、液体を貯蔵する一対のタンク本体11A,11B
と、これらのタンク本体11A,11B相互間で貯蔵液
体を流入出させる連通パイプ28とを備えている。連通
パイプ28は、図示していない可逆転ポンプを途中に介
在させてあり、したがって、このポンプを運転すること
によってタンク本体11A,11B内の貯蔵液体の量を
増減することができる。タンク本体11A,11Bの共
振振動数は、それらにおける液体貯蔵量によって変化す
る。そこで、この液体貯蔵タンク10−13では、タン
ク本体11A,11Bの共振振動数が前記起振振動数
(図4の使用回転数範囲における起振振動数)から外れ
るように相互の液体貯蔵量が調整される。なお、この実
施形態では一対のタンク本体11A,11Bを用いてい
るが、タンク本体を3個以上配設して、それらのタンク
本体間で液体の流出入を行なうようにすることも当然可
能である。
【0023】図20に示す液体貯蔵タンク10−14
は、タンク本体11内の貯蔵液体中に浸漬させる減衰付
加材29を備えている。減衰付加材29は、たとえばプ
ラスチック製のコイル状繊維を絡み合わせることによっ
て形成され、貯蔵液体の振動を減衰してタンク本体11
の振動応答性を低下させる作用をなす。
【0024】上記各実施形態に係る液体貯蔵タンク10
−1〜10−14の配置個所は、図3に示した船舶30
の機関室31の上方に限定されない。すなわち、これら
の液体貯蔵タンク10−14は、起振振動源が存在する
あらゆる個所に配置して有効である。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、補強材による補強や、
壁部の厚みを増大する等の手段を講じることなく、つま
り、設備コストを大幅にアップさせことなく共振を効果
的に抑制することができる。したがって、本発明のタン
クは、船舶の機関室近傍に配置される狭隘タンクとして
好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液体貯蔵タンクの一実施形態を示
した斜視図。
【図2】図1に示す液体貯蔵タンクの平面図。
【図3】船舶における液体貯蔵タンクの配置態様を示し
た概念図。
【図4】プロペラ回転数に対する起振振動数の変化態様
を例示したグラフ。
【図5】仕切板をタンク本体態の隣接する壁間に斜めに
介在させた本発明の他の実施形態を示す平面図。
【図6】多数の開口を形成した仕切板の正面図。
【図7】開口面積の調整が可能な開口を有する仕切板の
正面図。
【図8】開口に金網を介在させた仕切板の正面図。
【図9】タンク本体内に円筒状の内部壁を移動可能に立
設した本発明の他の実施形態を示す平面図。
【図10】ワイヤの操作によってタンク本体内で移動さ
れる円筒状の内部壁を設けた本発明の他の実施形態を示
す平面図。
【図11】タンク本体内に板状の内部壁を旋回および移
動可能に支持した本発明の他の実施形態を示す平面図。
【図12】タンク本体内に板状幅広の内部壁を旋回およ
び移動可能に支持した本発明の他の実施形態を示す平面
図。
【図13】タンク本体内にルーバーを配設した本発明の
他の実施形態を示す縦断面図。
【図14】タンク本体内に障壁を移動可能に配設した本
発明の他の実施形態を示す縦断面図。
【図15】貯蔵液体の液面を覆うフロートを備えた本発
明の他の実施形態を示す縦断面図。
【図16】タンク本体の底部にエア放出ノズルを配設し
た本発明の他の実施形態を示す縦断面図。
【図17】タンク本体の壁部に付着させる質量付加ブロ
ックを備えた本発明の他の実施形態を示す縦断面図。
【図18】タンク本体の側壁に複数本の減圧パイプを設
けた本発明の他の実施形態を示す縦断面図。
【図19】連通パイプを介して複数のタンク本体間で貯
蔵液体を流入出させるように構成された本発明の他の実
施形態を示す縦断面図。
【図20】タンク本体内の貯蔵液体中に減衰付加材を浸
漬させた本発明の他の実施形態を示す縦断面図。
【図21】従来の液体貯蔵タンクを示した斜視図。
【図22】図21に示したタンクの平面図。
【符号の説明】
10−1〜10−14 液体貯蔵タンク 11,11A,11B タンク本体 11a〜11d 側壁 12,14〜17 仕切板 13 ガイドレール 15a,16a 開口 17a 開口 17b 金網 18,20,21 内部壁 19 ワイヤ 22 ルーバー 23 障壁 24 フロート 25 エア放出ノズル 26 質量付加ブロック 27 減圧パイプ 28 連通パイプ 29 減衰付加材
フロントページの続き Fターム(参考) 3E070 AA02 AB01 AB02 AB03 AB08 QA13 SA01 SA20 TA01 TA10 3J048 AA04 AC04 AD05 BE03 CB05 CB23 EA37

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を貯蔵するタンク本体と、このタン
    ク本体内を上下方向に仕切る着脱自在な仕切板とを備え
    ることを特徴とする液体貯蔵タンク。
  2. 【請求項2】 前記仕切板に開口を形成したことを特徴
    とする請求項1に記載の液体貯蔵タンク。
  3. 【請求項3】 前記開口に網状体を介在させたことを特
    徴とする請求項2に記載の液体貯蔵タンク。
  4. 【請求項4】 液体を貯蔵するタンク本体と、このタン
    ク本体内に立設した可動壁とを備えることを特徴とする
    液体貯蔵タンク。
  5. 【請求項5】 液体を貯蔵するタンク本体と、このタン
    ク本体内に上下方向に配設したルーバーとを備えること
    を特徴とする液体貯蔵タンク。
  6. 【請求項6】 液体を貯蔵するタンク本体と、このタン
    ク本体に貯蔵された液体の液面を覆うフロートとを備え
    ることを特徴とする液体貯蔵タンク。
  7. 【請求項7】 液体を貯蔵するタンク本体と、このタン
    ク本体の底部に設けたエア吹出し手段とを備えることを
    特徴とする液体貯蔵タンク。
  8. 【請求項8】 液体を貯蔵するタンク本体と、このタン
    ク本体の壁に着脱自在に付着させる質量増加部材とを備
    えることを特徴とする液体貯蔵タンク。
  9. 【請求項9】 液体を貯蔵するタンク本体と、一端を前
    記タンク本体の側壁に連結するとともに、他端を前記タ
    ンク本体内の貯蔵液体の最高水位よりも高い位置に位置
    させた複数本のパイプとを備え、前記各パイプの一端を
    前記側壁の上下方向に配列させて前記タンク本体の内部
    に連通させたことを特徴とする液体貯蔵タンク。
  10. 【請求項10】 液体を貯蔵する複数のタンク本体と、
    これらのタンク本体相互間で貯蔵液体を流入出させる手
    段とを備えることを特徴とする液体貯蔵タンク。
  11. 【請求項11】液体を貯蔵するタンク本体と、このタン
    ク本体内の貯蔵液体中に浸漬されて該貯蔵液体の振動を
    減衰させる減衰付加材とを備えることを特徴とする液体
    貯蔵タンク。
JP10299683A 1998-10-21 1998-10-21 液体貯蔵タンク Withdrawn JP2000128281A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10299683A JP2000128281A (ja) 1998-10-21 1998-10-21 液体貯蔵タンク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10299683A JP2000128281A (ja) 1998-10-21 1998-10-21 液体貯蔵タンク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000128281A true JP2000128281A (ja) 2000-05-09

Family

ID=17875712

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10299683A Withdrawn JP2000128281A (ja) 1998-10-21 1998-10-21 液体貯蔵タンク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000128281A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009067475A (ja) * 2008-12-25 2009-04-02 Rix Techno Service Kk 貯留槽用液体流動制御部材
JP2011020693A (ja) * 2009-07-14 2011-02-03 Ihi Corp タンクの共振防止構造
KR20130074092A (ko) * 2011-12-26 2013-07-04 두산인프라코어 주식회사 건설기계의 액체탱크
JP7425477B2 (ja) 2020-04-08 2024-01-31 株式会社テクト 消防車用の樹脂製タンク

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009067475A (ja) * 2008-12-25 2009-04-02 Rix Techno Service Kk 貯留槽用液体流動制御部材
JP2011020693A (ja) * 2009-07-14 2011-02-03 Ihi Corp タンクの共振防止構造
KR20130074092A (ko) * 2011-12-26 2013-07-04 두산인프라코어 주식회사 건설기계의 액체탱크
KR101893610B1 (ko) * 2011-12-26 2018-08-30 두산인프라코어 주식회사 건설기계의 액체탱크
JP7425477B2 (ja) 2020-04-08 2024-01-31 株式会社テクト 消防車用の樹脂製タンク

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4615521B2 (ja) 作動油タンク
JP2000128281A (ja) 液体貯蔵タンク
CA2014361A1 (en) Float
KR101796510B1 (ko) 내진 구조를 가지는 물탱크
JP2007191183A (ja) スロッシング抑制装置
JPH10229781A (ja) 水中散気方法およびその装置
JP2006199052A (ja) 減揺水槽装置
KR101610841B1 (ko) 부상 흡음재 내장형 회전식 방음패널 유닛 및 이를 이용한 방음벽
JP4277185B2 (ja) 浮体式免震構造物の付加減衰機構
JP4383542B2 (ja) 浄水用ブロックとその製造方法および該浄水用ブロックを用いた浄水装置
JPS63270940A (ja) 振動制御装置
JP5794487B2 (ja) 消泡装置
JP2006181434A (ja) 濾過ユニット
KR101826681B1 (ko) 유동 차단수단을 갖는 횡동요 저감 탱크 및 이를 가지는 해상 구조물
US6814863B2 (en) Radial flow septic tank
JP2000018322A (ja) 流体式制振装置
JP2001220920A (ja) 流体制振装置およびその制振周期の調整方法
JP3538776B2 (ja) 排ガス浄化装置
JPH1073144A (ja) 制振タンク
KR102644618B1 (ko) 밀폐 탱크용 벤트 밸브
JP3744752B2 (ja) 振動水柱型消波堤
JP2001163393A (ja) 液体貯蔵施設
JP3749866B2 (ja) 浮き型浄水装置
JPS629400B2 (ja)
JP6742615B2 (ja) 制振装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060110