JP2000127263A - 包装機械 - Google Patents

包装機械

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JP2000127263A
JP2000127263A JP10308129A JP30812998A JP2000127263A JP 2000127263 A JP2000127263 A JP 2000127263A JP 10308129 A JP10308129 A JP 10308129A JP 30812998 A JP30812998 A JP 30812998A JP 2000127263 A JP2000127263 A JP 2000127263A
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JP
Japan
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mandrel
processing station
folding
folded
container
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Withdrawn
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JP10308129A
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English (en)
Inventor
Koji Fujikawa
康次 藤川
Kazuo Abe
和生 阿部
Michio Ueda
道雄 植田
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Shikoku Kakoki Co Ltd
Original Assignee
Shikoku Kakoki Co Ltd
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Publication date
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Priority to DK99203552T priority patent/DK0999135T3/da
Priority to EP99203552A priority patent/EP0999135B1/en
Priority to AT99203552T priority patent/ATE235398T1/de
Priority to CN99123270A priority patent/CN1125752C/zh
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B43/00Forming, feeding, opening or setting-up containers or receptacles in association with packaging
    • B65B43/24Breaking creases to facilitate setting-up cartons
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B31MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER; WORKING PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31BMAKING CONTAINERS OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31B50/00Making rigid or semi-rigid containers, e.g. boxes or cartons
    • B31B50/60Uniting opposed surfaces or edges; Taping
    • B31B50/64Uniting opposed surfaces or edges; Taping by applying heat or pressure, e.g. by welding

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Making Paper Articles (AREA)
  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
  • Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
  • Cartons (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 折返形成部に付けられた折り癖が容器素材の
スプリングバックの力によって戻ってしまうことを防止
する。 【解決手段】 包装機械は、マンドレル31が第1処理ス
テーションから第2処理ステーションまで移動する間
に、同マンドレル31にはめ被せられた容器11の折り癖の
付けられた底部構成端部14に接触してこれを平坦に折畳
みながら第1処理ステーションから第2処理ステーショ
ンまで案内するフォールディングレール36を有してい
る。フォールディングレール36は、左右のレール部材7
1,72を有している。両レール部材71,72の間には、第
1処理ステーションから第2処理ステーションまで移動
するマンドレル31にはめ被せられた容器11の折り癖の付
けられた底部構成端部14の先端部を入り込ませる間隙C
が形成されている。同レール間隙Cに、ここを移動する
底部構成部14の所要部分と接触しうるように癖折り復元
防止用案内部材73が配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、牛乳を
充填するカートンのような容器の包装機械、とくに、ボ
トムブレーカを含む包装機械に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の包装機械としては、底部構成端
部が、順次連なる第1〜第4底壁パネルを有し、第1底
壁パネルの先端縁部中央に一対の切込みが形成されるこ
とにより、両切込みに挟まれた領域が液端面浸透防止用
折返形成部となされている角筒状容器の包装機械であっ
て、放射状マンドレルを有し、マンドレルに容器が底部
構成端部を突出させて、第1底壁パネルを右に向けるよ
うにはめ被せられ、マンドレルが第1および第2処理ス
テーションで順次停止させられるように間欠的に駆動さ
れるロータと、第1処理ステーションで停止させられた
マンドレルにはめ被せられた容器の底部構成端部に、こ
れを平坦に折畳みうるように折り癖を付けるとともに、
折返形成部をその基部にそって右向きに折曲げて折り癖
を付けるボトムブレーカと、マンドレルが第1処理ステ
ーションから第2処理ステーションまで移動する間に、
同マンドレルにはめ被せられた容器の折り癖の付けられ
た底部構成端部に接触してこれを平坦に折畳みながら第
1処理ステーションから第2処理ステーションまで案内
するフォールディングレールと、第2処理ステーション
で停止させられたマンドレルにはめ被せられた容器の底
部構成端部を平坦に折畳みかつ圧着するボトムプレスと
を備えており、フォールディングレールが、左右のレー
ル部材を有しており、両レール部材の間には、第1処理
ステーションから第2処理ステーションまで移動するマ
ンドレルにはめ被せられた容器の折り癖の付けられた底
部構成端部の先端部を入り込ませる間隙が形成されてい
るものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記包装機械では、底
部構成端部がフォールディングレールにそって移動する
間に、折返形成部に付けられた折り癖が容器素材のスプ
リングバックの力によって戻ってしまい、折返形成部を
含めた底部構成端部を所定の形態にうまく折畳めないと
いう問題点があった。
【0004】この発明の目的は、折返形成部に付けられ
た折り癖が容器素材のスプリングバックの力によって戻
ってしまうことを防止できる包装機械を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明による包装機械
は、底部構成端部が、順次連なる第1〜第4底壁パネル
を有し、第1底壁パネルの先端縁部中央に液端面浸透防
止用折返形成部が設けられている角筒状容器の包装機械
であって、マンドレルを有し、マンドレルに容器が底部
構成端部を突出させて、第1底壁パネルを右に向けるよ
うにはめ被せられ、マンドレルが第1および第2処理ス
テーションで順次停止させられるように間欠的に駆動さ
れる移動体と、第1処理ステーションで停止させられた
マンドレルにはめ被せられた容器の底部構成端部に、こ
れを平坦に折畳みうるように折り癖を付けるとともに、
折返形成部をその基部にそって右向きに折曲げて折り癖
を付けるボトムブレーカと、マンドレルが第1処理ステ
ーションから第2処理ステーションまで移動する間に、
同マンドレルにはめ被せられた容器の折り癖の付けられ
た底部構成端部に接触してこれを平坦に折畳みながら第
1処理ステーションから第2処理ステーションまで案内
するフォールディングレールと、第2処理ステーション
で停止させられたマンドレルにはめ被せられた容器の底
部構成端部を平坦に折畳みかつ圧着するボトムプレスと
を備えており、フォールディングレールが、左右のレー
ル部材を有しており、両レール部材の間には、第1処理
ステーションから第2処理ステーションまで移動するマ
ンドレルにはめ被せられた容器の折り癖の付けられた底
部構成端部の先端部を入り込ませる間隙が形成されてい
る包装機械において、同レール間隙に、ここを移動する
底部構成部の所要部分と接触しうるように癖折り復元防
止用案内部材が配置されていることを特徴とするもので
ある。
【0006】この発明による包装機械では、左右のレー
ルの間隙に、ここを移動する底部構成部の所要部分と接
触しうるように癖折り復元防止用案内部材が配置されて
いるから、折返形成部に付けられた折り癖が容器素材の
スプリングバックの力によって戻ろうとしても、これを
案内部材が防止する。
【0007】同レール間隙を移動する底部構成部と案内
部材の接触か所が、折返形成部の基部左側であると、折
返形成部の折り癖がとれるように、折返形成部が左向き
に倒れようとしても、折返形成部が案内部材と接触して
倒れることができず、折り癖がとれる心配がない。
【0008】第1処理ステーションから第2処理ステー
ションまで移動するマンドレルにはめ被せられた容器の
折り癖の付けられた底部構成端部が両レール部材に接触
した時点からフォールディングレールによる同底部構成
部の折畳み動作が開始され、同底部構成部が両レール部
材に接触した時点から同底部構成部が所定距離移動した
後に、折返形成部の基部左側と案内部材の接触が行われ
るようになされていると、案内部材による折返形成部の
倒れの防止動作直後に、フォールディングレールによる
折畳み動作が行われるから、案内部材が折返形成部に対
し最適なか所で作用させられる。
【0009】案内部材が、マンドレル移動方向と直交す
る方向にのびた回転軸を有するローラよりなると、案内
部材によって容器が傷付けられる心配がない。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照してつぎに説明する。
【0011】以下の説明において。前後とは、図1の左
側を前、これと反対側を後といい、左右とは、後方より
見て、その左右の側を左右というものとする。
【0012】図8に、容器11が上下逆様の状態で示され
ている。容器11は、胴部となるべき胴部形成部12、頂部
となるべき頂部形成端部13および底部となるべき底部形
成端部14よりなる。
【0013】底部形成端部14は、順次エンドレスに連な
った四角形の第1〜第4底壁パネル21〜24よりなる。第
2および第4底壁パネル22,24には、逆V字状のスコア
線25が形成されている。第1底壁パネル21の先端縁部中
央には、容器軸方向と平行にのびた一対の切込み26が形
成されており、両切込み26で挟まれた部分が液端面浸透
防止用折返形成部27となされている。
【0014】底部形成端部14は、つぎのように折畳まれ
る。まず、第2底壁パネル22および第4底壁パネル24が
内方に折込まれながら、スコア線25にそって2つ折りと
なるように折畳まれ、ついで、折畳まれた第2底壁パネ
ル22および第4底壁パネル24の上に重ねられるように第
1底壁パネル21および第3底壁パネル23が折畳まれる。
そして、第3底壁パネル23とその下方の第2底壁パネル
22および第4底壁パネル24の三角形部分の間に第1底壁
パネル21の折返形成部27を含む先端縁部が差し込まれ
る。この場合、折返形成部27は、あらかじめ、第1底壁
パネル21の折返形成部27の基部に隣接する部分に重合わ
されるように折返しされている。
【0015】図9に、最終的に平坦に折畳まれた底部形
成端部14を、容器内面側から見たものが示されている。
もし仮に、図10に示すように、折返形成部27が無いと
すると、第1底壁パネル21の折返形成部27に相当する部
分Bは、第2底壁パネル22および第4底壁パネル24の2
つ折りとなった三角形部分の間から容器内に露出される
こととなる。そうすると、容器に内容物を充填後に、第
1底壁パネル21の折返形成部27に相当する部分Bの先端
面から液体が浸透することになるが、上記の通り、折返
形成部27を折返しておくことにより、折返形成部27は、
第1底壁パネル21と、第2底壁パネル22および第4底壁
パネル24の2つ折りとなった三角形部分に被覆されるこ
ととなって、液体の浸透が防止される。
【0016】包装機械は、図1に示すように、8つの放
射状マンドレル31を有し、マンドレル31が、図1中矢印
Aで示すように、反時計方向に回転しかつ8つの第1〜
第8処理ステーションI〜VIIIに順次停止するように配
置されている間欠駆動ロータ32と、第1処理ステーショ
ンIに配置されているフィーダ33、第4処理ステーショ
ンIVに配置されているボトムヒータ34、第5処理ステー
ションVに配置されているボトムブレーカ35、第5処理
ステーションから第6処理ステーションにかけて配置さ
れているフォールディングレール36と、第6処理ステー
ションVIに配置されているボトムプレス37および第8処
理ステーションVIIIに配置されているアンローダ38と、
第8処理ステーションVIIIを搬送経路の始端とするよう
に配置されている容器搬送コンベヤ39とを備えている。
【0017】第2処理ステーションII、第3処理ステー
ションIII および第7処理ステーションVII は、いずれ
もアイドルステーションとされている。アイドルステー
ションにはプレヒータ等適宜設けられる。
【0018】図8を参照すると、マンドレル回転方向が
矢印Aで示されているが、マンドレル31に容器11が底部
構成端部14を突出させて、第1底壁パネル21を右に向け
るようにはめ被せられる。
【0019】ボトムブレーカ35は、図2および図3に詳
しく示すように、第5処理ステーションVでマンドレル
移動方向に開閉させられる一対の第1癖折り部材41と、
第5処理ステーションVでマンドレル移動方向と直交方
向に開閉させられる一対の第2癖折り部材42と、第5処
理ステーションVで停止させられたマンドレル31の軸線
右方を同軸線と交差する方向にのびた軸線を中心として
揺動させられる第3癖折り部材43とを備えられている。
【0020】第5処理ステーションVで停止させられた
マンドレル31の外方には、適宜手段によって機械フレー
ムに固定されたヨーク44が設けられ、これに、マンドレ
ル移動方向に並んで左右方向にのびた一対の第1回動軸
45と、両第1回動軸45の外方をこれらと交差する方向に
のびた一対の第2回動軸46とが支持されている。さら
に、右側の第2癖折り部材42の後方を斜め下向きにのび
るようにヨーク44にブラケット47が設けられ、これの下
端に、第2回動軸46と平行にのびた支持軸48が設けられ
ている。
【0021】両第1癖折り部材41は、両第1回動軸45か
らそれぞれ内向きにのびたアーム状のもので、先端に三
角板状押圧板51を有している。両第2癖折り部材42は、
両第2回動軸46からそれぞれ内向きにのびたアーム状の
もので、先端に丸棒状押圧棒52を有している。図示しな
い駆動手段により、両第1回動軸45および第2回動軸46
は、それぞれに互いに反対方向に可逆回動させられ、そ
の結果、第1癖折り部材41がその押圧板51を、第2癖折
り部材42がその押圧棒52を互いに接近・離隔させるよう
に開閉させられる。閉鎖時の両第1癖折り部材41の押圧
板51は、第2および第4底壁パネル22,24にあてがわ
れ、両第2癖折り部材42の押圧棒52は、第1および第3
底壁パネル21,23にあてがわれる。
【0022】第3癖折り部材43は、第5処理ステーショ
ンVで停止させられたマンドレル31にはめ被せられた容
器11の底部構成端部14の第1底壁パネル21をまたぐよう
に支持軸48に取付けられたL字アーム状のもので、支持
軸48から左向きにのびた帯板状基端アーム部61と、これ
の先端から前斜め下向きにのびた帯板状先端アーム部62
とよりなる。
【0023】先端アーム部62の先端部には下方に延長す
るように幅広部63が設けられるとともに、幅広部63に直
交して互いに平行に左向きにのびた一対の二股アーム部
64が設けられている。二股アーム部64の間隔は、折返形
成部27の幅よりわずかだけ小さい。幅広部63の下端部
は、二股アーム部64の基部より下方に突出しており、こ
の部分が下向き突起を形成している。二股アーム部64の
下面が折曲げガイド面65を形成するとともに、二股アー
ム部64の先端面が折曲げ強化面66を形成している。折曲
げガイド面65と折曲げ強化面66の挟み角度は、ほぼ90
度である。
【0024】第3癖折り部材43の基部には右方突出延長
アーム状耳部67が設けられている。耳部67の先端部に
は、ヨーク44に下向きに取付けられた流体圧シリンダ68
のピストンロッド69が連結されている。この流体圧シリ
ンダ68は、2段ストロークのものである。
【0025】図5に示すように、流体圧シリンダ68が進
出位置のときに、第3癖折り部材43が非作動位置P0
に、流体圧シリンダ68が1段ストローク位置のときに、
第3癖折り部材43が第1作動位置P1 に、流体圧シリン
ダ68が2段ストローク位置のときに、第3癖折り部材43
が第2作動位置P2 にそれぞれ位置させられる。
【0026】第5処理ステーションVに容器11が搬入さ
れる際、第1および第2癖折り部材41,42は、ともに、
開位置にあり、第3癖折り部材43は、非作動位置P0 に
ある。非作動位置P0 の第3癖折り部材43は、同容器11
の底部構成端部14の外方にある。
【0027】容器11が第5処理ステーションVに搬入さ
れると、流体圧シリンダ68が1段目ストロークさせら
れ、第3癖折り部材43が第1作動位置P1 に位置させら
れる。ついで、第1および第2癖折り部材41,42が開位
置から閉位置に向かって同時に移動を開始し、その途中
で、まず、第1癖折り部材41が同容器11の第2および第
4底壁パネル22,24をスコア線25にそって内向きに折畳
み、ついで、第2癖折り部材42が、第1および第3底壁
パネル21,23を、折畳まれた第2および第4底壁パネル
22,24の上に重なるように内向きに折畳む。
【0028】折畳まれる際の第1底壁パネル21の先端縁
部の描く軌跡が、図5(a) および(b) に曲線Mで示され
ているが、この曲線Mと第3癖折り部材43は交差させら
れており、折曲げガイド面65は先にいくにしたがってそ
の軌跡Mから内に向かって離れていっている。したがっ
て、第3癖折り部材43が第1作動位置P1 にある状態
で、第1底壁パネル21が閉位置に向かって移動させられ
ると、第3癖折り部材43の突起63に折返形成部27が衝突
してその基部にそって右向きに折曲げられ、折返形成部
27が突起63を乗り越えた後、折返形成部27が折曲げガイ
ド面65に沿って移動していくことにより、折返形成部27
の折曲げ角度が次第に大きくなっていく。第2癖折り部
材42が最終的に図5(c) に示す閉位置に位置させられる
と、第1および第3底壁パネル21,23は、容器中心線に
対しほぼ45度程度折曲げられ、この第1底壁パネル21
に対し折返形成部27はほぼ90度程度折曲げられる。
【0029】第2癖折り部材42が閉位置に至ると、流体
圧シリンダ68を2段目ストロークさせる。そうすると、
第3癖折り部材43がさらに揺動させられ、図5(c) に示
すように、第3癖折り部材43が第2作動位置P2 に位置
させられる。この状態で、第3癖折り部材43の折曲げ強
化面66が第1底壁パネル21にほぼ接するようになる。こ
のことは、第3癖折り部材43の揺動中心から最終折り曲
げ位置にある第1底壁パネル21までの距離と、折曲げ強
化面66の揺動半径とがほぼ等しいことを意味する。
【0030】第3癖折り部材43が第2作動位置P2 に位
置させられると、第3癖折り部材43の折曲げ強化面66
は、折返形成部27を、第1底壁パネル21の折返形成部27
の基部に隣接する部分に重ね合せるように押圧する。折
返形成部27は、当初の起立した状態から、180度折り
曲げられたことになる。ここまで、折返形成部27に折り
癖を付けておくと、容器素材のスプリングバックによっ
て折返形成部27の折り癖がとれる心配がない。
【0031】この後、流体圧シリンダ68を2段ストロー
ク分進出させて第3癖折り部材43を上向きに揺動させ、
ついで、第1および第2癖折り部材41,42を容器11から
離隔させる。
【0032】第1および第2癖折り部材41,42と、第3
癖折り部材43は、別の駆動源によって作動させられるた
め、それらの作動タイミングは自由に設定できるし、第
3癖折り部材43の作動だけを停止させることができる。
【0033】フォールデイングレール36は、図6に詳し
く示すように、左右のレール部材71,72よりなる。両レ
ール部材71,72は、ロータ32の回転中心を中心とするほ
ぼ円弧板状に形成されたものであるが、より正確には、
第5処理ステーションVから第6処理ステーションVIに
向かうにつれて、両レール部材71,72は、ロータ32の回
転中心に近付いていってる。
【0034】両レール部材71,72の間には、折畳まれた
底部構成端部14を入り込ませる間隙Cが形成されてい
る。間隙Cは、マンドレル移動方向に順次連なった第1
区間C1 、第2区間C2 および第3区間C3 よりなる。
【0035】底部構成端部14が第1〜3区間C1 ,C2
,C3 を順次通過していく間に、底部構成端部14が折
畳まれていく様子が、図7に順次示されている。
【0036】第1区間C1 では、底部構成端部14が両レ
ール部材71,72に接触した時点から折り畳みが始まり、
第2区間C2 では、第1底壁パネル21先端が第3底壁パ
ネル23先端の下に入り込む程度まで折り畳まれ、第3区
間C3 では、底部構成端部14はほぼ平坦に折り畳まれ
る。
【0037】そして、第1区間C1 のほぼ中間部にガイ
ドローラ73が配置されている。ガイドローラ73の回転軸
は、ガイドローラ73のところを通過するマンドレル31の
軸線延長線と交差して左右方向にのびている。ガイドロ
ーラ73は、同マンドレル31の中心が描く軌跡よりやや右
に偏った位置において、その内端をレール間隙C内には
め入れている。
【0038】図7(a) は、底部構成端部14が、丁度ガイ
ドローラ73のところを通過する状態を示すものである。
このときに、ガイドローラ73の先端は、折返形成部27の
基部左側の部分を押圧している。また、折返形成部27が
ガイドローラ73のところを通過する前後には、第1底壁
パネル21の折返形成部27基部延長線上の部分がガイドロ
ーラ73の先端部によって押圧される。このように、ガイ
ドローラ73によって、第1底壁パネル21の折返形成部27
の有る部分と無い部分をセパレートすることにより、折
返形成部27を、図7(b) および(c) に示すように、確実
に折曲げることができる。
【0039】ガイドローラ73は、第1区間C1 に設けら
れていればよいが、第2区間C2 の直前に設けられるこ
とが好ましい。
【0040】上記した実施の形態において、つぎのよう
なバリエーションが様々に考えられる。
【0041】第1底壁パネルの先端縁部中央に一対の切
込みが形成されることにより、両切込みに挟まれた領域
が液端面浸透防止用折返形成部となされていたが、折返
形成部は、第1底壁パネルの先端縁部中央から上方に突
出させられるように形成される容器も知られている(実
公昭59−22015号参照)。このような容器に対し
ても、この発明による第3癖折り部材によって、折返形
成部に折り癖をつけることができる。
【0042】複数のマンドレルは、水平回転軸線のまわ
りに放射状に配列されているが、垂直回転中心を有する
水平回転板の周縁部に、複数のマンドレルが垂下状に設
けられている包装機械も知られている(特開昭61−1
27403号参照)。このような包装機械にも、この発
明は適用される。
【0043】さらに、複数のマンドレルは、垂直面内を
循環させられる無限軌道に外方直立状に設けるようにし
てもよい。
【0044】8つのマンドレルをもったロータが示され
ているが、ロータの数が、6であるケースも良く知られ
ている。
【0045】第1癖折り部材および第2癖折り部材は、
ともに対をなしかつ開閉させられることによって癖折り
動作を行っているが、第1癖折り部材および第2癖折り
部材がマンドレルの端面に対し接近・離隔しうるように
マンドレル軸線方向に直線移動自在であり、第1癖折り
部材および第2癖折り部材の少なくとも一方は、開閉動
作をすることなく、直線移動動作のみで折り癖をつける
ように構成されているボトムブレーカも知られている
(実開平3−8107号参照)。このように構成された
第1癖折り部材および第2癖折り部材に、この発明によ
る第3癖折り部材を組み合わせることができる。
【0046】ガイドローラに代えて、例えば、容器移動
方向にのびた棒状の固定ガイド部材を用いても良い。そ
の場合、固定部材の容器に対する接触面にはテフロン
(登録商標)コーティングを施すことが好ましい。そう
すれば、ガイド部材と容器との擦れによる容器表面のポ
リエチレンの滓等の発生を防止できる。
【0047】
【発明の効果】この発明によれば、折返形成部に付けら
れた折り癖が容器素材のスプリングバックの力によって
戻ってしまうことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による包装機械の側面図である。
【図2】同包装機械のボトムブレーカの側面図である。
【図3】図2のIII ーIII 線にそう矢視図である。
【図4】同ボトムブレーカの第3癖折り部材の斜視図で
ある。
【図5】同ボトムブレーカによる折畳み動作説明図であ
る。
【図6】同包装機械のフォールディングレール周辺の斜
視図である。
【図7】同フォールディングレールによる折畳み動作説
明図である。
【図8】同包装機械に用いられる容器の斜視図である。
【図9】同容器の折畳み後の底部を内面側から見た平面
図である。
【図10】同底部の別の形態を説明するための図9相当
の平面図である。
【符号の説明】
11 容器 14 底部構成端部 21〜24 第1〜第4底壁パネル 27 折返形成部 31 マンドレル 32 ロータ 34 ボトムブレーカ 36 フォールディングレール 71 レール部材 72 レール部材 73 案内部材 C レール間隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植田 道雄 徳島県板野郡北島町太郎八須字西の川10番 地の1四国化工機株式会社内 Fターム(参考) 3E075 AA28 BA03 BA04 CA02 CA07 DA03 DA04 DA12 DC05 DC15 DC43 DD02 DD09 GA03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部構成端部が、順次連なる第1〜第4
    底壁パネルを有し、第1底壁パネルの先端縁部中央に液
    端面浸透防止用折返形成部が設けられている角筒状容器
    の包装機械であって、 マンドレルを有し、マンドレルに容器が底部構成端部を
    突出させて、第1底壁パネルを右に向けるようにはめ被
    せられ、マンドレルが第1および第2処理ステーション
    で順次停止させられるように間欠的に駆動される移動体
    と、 第1処理ステーションで停止させられたマンドレルには
    め被せられた容器の底部構成端部に、これを平坦に折畳
    みうるように折り癖を付けるとともに、折返形成部をそ
    の基部にそって右向きに折曲げて折り癖を付けるボトム
    ブレーカと、 マンドレルが第1処理ステーションから第2処理ステー
    ションまで移動する間に、同マンドレルにはめ被せられ
    た容器の折り癖の付けられた底部構成端部に接触してこ
    れを平坦に折畳みながら第1処理ステーションから第2
    処理ステーションまで案内するフォールディングレール
    と、 第2処理ステーションで停止させられたマンドレルには
    め被せられた容器の底部構成端部を平坦に折畳みかつ圧
    着するボトムプレスと、 を備えており、 フォールディングレールが、左右のレール部材を有して
    おり、両レール部材の間には、第1処理ステーションか
    ら第2処理ステーションまで移動するマンドレルにはめ
    被せられた容器の折り癖の付けられた底部構成端部の先
    端部を入り込ませる間隙が形成されている、 包装機械において、 同レール間隙に、ここを移動する底部構成部の所要部分
    と接触しうるように癖折り復元防止用案内部材が配置さ
    れている、 ことを特徴とする包装機械。
  2. 【請求項2】 同レール間隙を移動する底部構成部と案
    内部材の接触か所が、折返形成部の基部左側である請求
    項1記載の包装機械。
  3. 【請求項3】 第1処理ステーションから第2処理ステ
    ーションまで移動するマンドレルにはめ被せられた容器
    の折り癖の付けられた底部構成端部が両レール部材に接
    触した時点からフォールディングレールによる同底部構
    成部の折畳み動作が開始され、同底部構成部が両レール
    部材に接触した時点から同底部構成部が所定距離移動し
    た後に、折返形成部の基部左側と案内部材の接触が行わ
    れるようになされている請求項2記載の包装機械。
  4. 【請求項4】 案内部材が、マンドレル移動方向と直交
    する方向にのびた回転軸を有するローラよりなる請求項
    1〜3のいずれか1つに2記載の包装機械。
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