JP2000280375A - 包装機械 - Google Patents

包装機械

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JP2000280375A
JP2000280375A JP11092447A JP9244799A JP2000280375A JP 2000280375 A JP2000280375 A JP 2000280375A JP 11092447 A JP11092447 A JP 11092447A JP 9244799 A JP9244799 A JP 9244799A JP 2000280375 A JP2000280375 A JP 2000280375A
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    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B3/00Packaging plastic material, semiliquids, liquids or mixed solids and liquids, in individual containers or receptacles, e.g. bags, sacks, boxes, cartons, cans, or jars
    • B65B3/02Machines characterised by the incorporation of means for making the containers or receptacles
    • B65B3/025Making parallelepipedal containers from a single carton blank
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B43/00Forming, feeding, opening or setting-up containers or receptacles in association with packaging
    • B65B43/24Breaking creases to facilitate setting-up cartons
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B31MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER; WORKING PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31BMAKING CONTAINERS OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31B50/00Making rigid or semi-rigid containers, e.g. boxes or cartons
    • B31B50/60Uniting opposed surfaces or edges; Taping
    • B31B50/64Uniting opposed surfaces or edges; Taping by applying heat or pressure, e.g. by welding

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  • Making Paper Articles (AREA)
  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
  • Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器を傷付けることなく、商品性を高める。
しかも、容器の底部構成部を所望の最終形状に確実に折
畳む。また、機械の高速化を図る。 【解決手段】 包装機械は、容器11の底部構成端部14
に、これを平坦に折畳みうるように折り癖を付けるボト
ムブレーカ35を有している。ボトムブレーカ35は、揺動
して開閉する上流アーム42および下流アーム42を有して
いる。折畳みに際して、上流アーム42が、第1底壁パネ
ル21に接触してこれを押圧するとともに、下流アーム42
が、第3底壁パネル23に接触してこれを押圧するように
ななっている。第3底壁パネル23に対する下流アーム42
の接触部に、押圧ローラ63が取付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、牛乳を
充填するカートンのような容器の包装機械、とくにボト
ムブレーカを含む包装機械に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の包装機械としては、例え
ば、実公平6−46669号に開示されているように、
マンドレルを有し、マンドレルに容器が底部構成部をマ
ンドレルから突出させて、底部構成部の第1〜第4底壁
パネルをマンドレル移動方向上流、右、マンドレル移動
方向下流および左に順次向けるようにはめ被せられ、マ
ンドレルが処理ステーションで停止させられるように間
欠的に駆動される移動体と、処理ステーションで停止さ
せられたマンドレルにはめ被せられた容器の底部構成端
部に、これを平坦に折畳みうるように折り癖を付けるボ
トムブレーカとを備えており、ボトムブレーカが、第1
癖折り手段および第2癖折り手段を有しており、第1癖
折り手段の作動によって第2および第4底壁パネルが2
つ折りの三角形となるように初めに折畳まれ、第2癖折
り手段によって第2および第4底壁パネルに続いて第1
および第3底壁パネルが折畳まれるようになされている
包装機械であって、第2癖折り手段が、処理ステーショ
ンで停止させられたマンドレルの軸方向に移動自在な癖
折り部材を有しており、折畳みに際して、癖折り部材
が、第1底壁パネルおよび第3底壁パネルに接触してこ
れを押圧するようになされているものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記包装機械では、折
畳みに際し、第1底壁パネルおよび第3底壁パネルに対
して癖折り部材は擦れ合うことになる。そうすると、第
1底壁パネルおよび第3底壁パネルが傷付き、商品価値
を低下させたり、容器表面のポエチレンが剥がれたかす
や、紙粉が発生し、不衛生であった。とくに、折畳みの
後、マンドレルとともに容器が移動させられる場合、癖
折り部材に対して、第1底壁パネルおよび第3底壁パネ
ルが強く擦り合わされることになった。
【0004】また、上記、底壁パネルと癖折り部材の摩
擦に加え、癖折り部材が直線往復動させられるものであ
るため、機械の高速化が容易でなかった。
【0005】また、第1底壁パネルおよび第3底壁パネ
ルの折畳み角度は、第1底壁パネルおよび第3底壁パネ
ルに対する癖折り部材の接触部の形状によって決定され
る。そのため、第1底壁パネルおよび第3底壁パネルの
折畳み角度を大きくしようとしても、その調整を簡単に
行うことができなかった。折畳み角度の調整は、容器の
材質によって必要であった。
【0006】さらに、癖折り部材によって、第1底壁パ
ネルおよび第3底壁パネルが同時に同方向に押圧される
ため、折畳みの結果、第2および第4底壁パネルの三角
形部分と第3底壁パネルの先端縁部間に第1底壁パネル
の先端縁部がうまく差し込まれないことがあった。
【0007】この発明の目的は、上記問題点を解決し、
商品性を低下させることが無く、容器の底部構成部を所
望の最終形状に確実に折畳むことができ、しかも、高速
化が可能である包装機械を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明による包装機械
は、マンドレルを有し、マンドレルに容器が底部構成部
をマンドレルから突出させて、底部構成部の第1〜第4
底壁パネルをマンドレル移動方向上流、右、マンドレル
移動方向下流および左に順次向けるようにはめ被せら
れ、マンドレルが処理ステーションで停止させられるよ
うに間欠的に駆動される移動体と、処理ステーションで
停止させられたマンドレルにはめ被せられた容器の底部
構成端部に、これを平坦に折畳みうるように折り癖を付
けるボトムブレーカとを備えており、ボトムブレーカ
が、第1癖折り手段および第2癖折り手段を有してお
り、第1癖折り手段の作動によって第2および第4底壁
パネルが2つ折りの三角形となるように初めに折畳ま
れ、第2癖折り手段によって第2および第4底壁パネル
に続いて第1および第3底壁パネルが折畳まれるように
なされている包装機械において、第2癖折り手段が、左
右方向にのびた軸を中心として揺動させられる上流アー
ムおよび下流アームを有しており、折畳みに際して、上
流アームが、第1底壁パネルに接触してこれを押圧する
とともに、下流アームが、第3底壁パネルに接触してこ
れを押圧するようになされており、第3底壁パネルに対
する下流アームの接触部に、左右方向にのびた回転中心
を有する押圧ローラが取付けられていることを特徴とす
るものである。
【0009】この発明による包装機械では、第2癖折り
手段が、左右方向にのびた軸を中心として揺動させられ
る上流アームおよび下流アームを有しており、折畳みに
際して、上流アームが、第1底壁パネルに接触してこれ
を押圧するとともに、下流アームが、第3底壁パネルに
接触してこれを押圧するようになされており、第3底壁
パネルに対する下流アームの接触部に、左右方向にのび
た回転中心を有する押圧ローラが取付けられているか
ら、押圧ローラによって第3底壁パネルが傷付けられた
りすることがなく、商品性の低下が防止される。さら
に、ポリエチレンのかす等の異物の発生が防止できる。
【0010】また、上流アームおよび下流アームが第1
および第3底壁パネルにほぼ直交する方向から作用させ
られるため、第1および第3底壁パネルを無理やりでな
く、スムースに折畳むことができる。
【0011】さらに、第1底壁パネルに対する上流アー
ムの接触部に、左右方向にのびた回転中心を有する押圧
ローラが取付けられていると、第3底壁パネルに加え
て、第1底壁パネルも傷付けられたりすることがない
し、異物の発生が一層防止される。
【0012】さらに、上流アームおよび下流アームが、
互いに平行にのびた一対の回動軸に回転角度調節自在に
取付けられていると、上流アームおよび下流アームの揺
動範囲を調節することができ、第1底壁パネルおよび第
3底壁パネルの折畳み角度を簡単に調節することができ
る。
【0013】さらに、上流アームが下流アームより長い
と、第1底壁パネルおよび第3底壁パネルの折畳み速度
を変えることができ、第3底壁パネルより第1底壁パネ
ルを素早く折畳むようにすれば、第1底壁パネルおよび
第3底壁パネルを所望の形状に確実に折畳むことができ
る。
【0014】さらに、処理ステーションから移動するマ
ンドレルにはめ被せられた容器の底部構成部に接触して
これを平坦に折畳みながら案内しうるようにフォールデ
ィングレールが配置され、下流アームの押圧ローラが第
3底壁パネルと接触させられた状態でマンドレルが移動
させられ、移動させられるマンドレルにはめ被せられた
容器の第3底壁パネルに同押圧ローラが接触させられた
まま同第3底壁パネルがフォールディングレールと接触
させられるようになされていると、上流アームおよび下
流アームによって底部構成部が折畳まれた状態から、折
り癖が取れることなく、フォールディングレールによっ
てさらに確実に底部構成部が折畳まれていく。
【0015】また、第1癖折り手段および第2癖折り手
段が、複数のアクチュエータによって別々に駆動される
ようになされていると、第1癖折り手段および第2癖折
り手段による折畳み動作のタイミングを自在に設定する
ことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照してつぎに説明する。
【0017】以下の説明において、前後とは、図1の左
側を前、これと反対側を後といい、左右とは、後方より
見て、その左右の側を左右というものとする。
【0018】図6に、容器11が上下逆様の状態で示され
ている。容器11は、胴部となるべき胴部形成部12、頂部
となるべき頂部形成端部13および底部となるべき底部形
成端部14よりなる。
【0019】底部形成端部14は、順次エンドレスに連な
った四角形の第1〜第4底壁パネル21〜24と、第4底壁
パネル24の自由縁部に連なりかつ第1底壁パネル21の内
面に張付けられている帯状第5底壁パネル25とよりな
る。第1底壁パネル21の上縁部中央には上方突出台形状
タック26が設けられている。第2および第4底壁パネル
22,24には、逆V字状のスコア線27が形成されている。
【0020】底部形成端部14は、つぎのように折畳まれ
る。まず、第2底壁パネル22および第4底壁パネル24が
内方に折込まれながら、スコア線27にそって2つ折りと
なるように折畳まれ、ついで、折畳まれた第2底壁パネ
ル22および第4底壁パネル24の上に重ねられるように第
1底壁パネル21および第3底壁パネル23が折畳まれる。
そして、第3底壁パネル23とその下方の第2底壁パネル
22および第4底壁パネル24の三角形部分の間にタック26
が差し込まれる。
【0021】包装機械は、図1に示すように、8つの放
射状マンドレル31を有し、マンドレル31が、図1中矢印
Aで示すように、反時計方向に回転しかつ8つの第1〜
第8処理ステーションI〜VIIIに順次停止するように配
置されている間欠駆動ロータ32と、第1処理ステーショ
ンIに配置されているフィーダ33、第4処理ステーショ
ンIVに配置されているボトムヒータ34、第5処理ステー
ションVに配置されているボトムブレーカ35、第5処理
ステーションVから第6処理ステーションVIにかけて配
置されているフォールディングレール36と、第6処理ス
テーションVIに配置されているボトムプレス37および第
8処理ステーションVIIIに配置されているアンローダ38
と、第8処理ステーションVIIIを搬送経路の始端とする
ように配置されている容器搬送コンベヤ39とを備えてい
る。
【0022】第2処理ステーションII、第3処理ステー
ションIII および第7処理ステーションVII は、いずれ
もアイドルステーションとされている。アイドルステー
ションにはプレヒータ等適宜設けられる。
【0023】図6を参照すると、マンドレル回転方向が
矢印Aで示されているが、マンドレル31に容器11が底部
構成端部14を突出させて、第1〜第4底壁パネル21〜24
を、マンドレル移動方向上流、右、マンドレル移動方向
下流および左に順次に向けるようにはめ被せられる。
【0024】ボトムブレーカ35は、図2〜図4に詳しく
示すように、第5処理ステーションVでマンドレル移動
方向と直交方向に開閉させられる一対の第1癖折りアー
ム41と、第5処理ステーションVでマンドレル移動方向
に開閉させられる一対の第2癖折りアーム42とを備えら
れている。
【0025】第5処理ステーションVで停止させられた
マンドレル31の外方には、適宜手段によって機械フレー
ムに固定されたヨーク44が設けられ、これに、マンドレ
ル移動方向と交差する方向に並んだ一対の第1回動軸45
と、両第1回動軸45の内方をこれらと交差するように左
右方向にのびた一対の第2回動軸46とが支持されてい
る。両第2回動軸46は、そのうちの上流側第2回動軸46
が同マンドレル31から遠く、下流側第2回動軸46が同マ
ンドレル31から近くなるように配置されている。両第1
癖折りアーム41は、両第1回動軸45からそれぞれ内向き
にのびかつ先端に三角板状押圧板51を有している。
【0026】左側の第1癖折りアーム41の長さの中程に
は流体圧シリンダ52のピストンロッド53が連結されてい
る。
【0027】両第1癖折りアーム41の基部には両第1回
動軸45がそれぞれ回転自在に貫通させられるとともに、
その貫通部周囲の複数か所には第1長孔54が形成されて
いる。両第1癖折りアーム41の基部とそれぞれ隣接して
両第1回動軸45には、互いに噛み合わされた一対の第1
歯車55がそれぞれ固定されている。第1長孔54を通して
両第1歯車55に第1ボルト56がねじ込まれることによ
り、両第1回動軸45に第1歯車55を介して両第1癖折り
アーム41が固定されている。
【0028】流体圧シリンダ52を作動させると、両第1
癖折りアーム41は、押圧板51を接近・離隔させるように
揺動させられる。第1ボルト56を緩めると、第1長孔54
の長さの分だけ、第1回動軸45に対して第1癖折りアー
ム41は揺動自在となる。第1回動軸45に対する第1癖折
りアーム41の角度を変更し、第1ボルト56を締め付ける
と、再び、第1回動軸45に対して第1癖折りアーム41は
固定される。これにより、両第1癖折りアーム41の各々
の揺動範囲が変更される。
【0029】両第2癖折りアーム42は、両第2回動軸46
からそれぞれ内向きにのびているが、上流側第2癖折り
アーム42の長さが下流側第2癖折りアーム42の長さより
長くなっている。両第2癖折りアーム42の先端には、第
2癖折りアーム42と直交して左右方向にのびた水平ロー
ラ軸61が貫通状に設けられている。上流側第2癖折りア
ーム42のローラ軸61には、一対の小径ローラ62が同アー
ム42の先端部を挟んで回転自在に取付けられ、下流側第
2癖折りアーム42のローラ軸61には、一対の大径ローラ
63が同アーム42の先端部を挟んで回転自在に取付けられ
ている。
【0030】上流側第2癖折りアーム42の長さの中程に
は、図示しない機械主軸によって駆動される進退ロッド
65が連結されている。
【0031】第2回動軸46に対する第2癖折りアーム42
の固定の仕方は、第1癖折りアーム41の場合と同様であ
る。以下説明は簡略する。第2癖折りアーム42には第2
長孔66が設けられている。第2回動軸46には第2歯車67
が固定されている。第2長孔66を通して第2歯車67に第
2ボルト68がねじ込まれている。
【0032】ロッド65の作動により、両第2癖折りアー
ム42は、小径ローラ62および大径ローラ63を接近・離隔
させるように揺動させられる。両第2癖折りアーム42の
揺動範囲の調節も、第1癖折りアーム41の場合と同じで
ある。
【0033】つぎに、図5を参照しながら、折畳み動作
を説明する。
【0034】図5(a) では、第1底壁パネル21から小径
ローラ62は離れているが、第3底壁パネル23に大径ロー
ラ63は、接触させられている。この状態から、両第2癖
折りアーム42が揺動させられて、小径ローラ62および大
径ローラ63は互いに接近させられていくことになるが、
上流側第2癖折りアーム42の方が下流側第2癖折りアー
ム42より長いため、両ローラ62,63が接近させられる場
合、小径ローラ62の移動速度および移動距離は、大径ロ
ーラ63のそれよりも大である。第1底壁パネル21に小径
ローラ62が接触してこれを押圧し、第3底壁パネル23に
大径ローラ63が接触してこれを押圧することにより、第
1底壁パネル21および第3底壁パネル23は、次第に折畳
まれていくが、この場合、両ローラ62,63は、両底壁パ
ネル21,23の基部近くに接触し、両底壁パネル21,23上
を先端部に向かって転動させられるため、両底壁パネル
21,23は、それぞれ基部において、スムースに折畳まれ
ていく。また、両底壁パネル21,23に対して、両ローラ
62,63が概ね直交する方向から押圧するようになってい
るため、両底壁パネル21,23がスムースに折畳まれるこ
とになる。
【0035】図5(b) に、小径ローラ62および大径ロー
ラ63が最接近させられた状態が示されているが、第1底
壁パネル21の先端部は第3底壁パネル23の下に差し込ま
れている。図5(a) から図5(b) の状態となるまでの両
ローラ62,63の軌跡が図5(b) に想像線で示されてい
る。また、図5(a) から図5(b) の状態となるまでの間
に、第2底壁パネル22および第4底壁パネル24は、第1
癖折りアーム41によって、第1底壁パネル21および第3
底壁パネル23に先行して折畳まれている。
【0036】小径ローラ62および大径ローラ63が最接近
位置に至ると、小径ローラ62および大径ローラ63をその
位置に保持したままで、図5(c) に示すように、マンド
レル31は移動させられる。そうすると、第1底壁パネル
21から小径ローラ62は離れるが、第1底壁パネル21は大
径ローラ63の下を潜らされることとなって、第1底壁パ
ネル21および第3底壁パネル23の折畳み角度は、図5
(b) に示す状態よりも大きくなっている。
【0037】さらに、マンドレル31が移動させられる
と、図5(d) に示すように、第3底壁パネル23は、大径
ローラ63からホールディングレール36に渡されるが、大
径ローラ63は第3底壁パネル23を押圧したままである。
【0038】ここで、ホールディングレール36について
簡単に説明すると、ホールディングレール36は、ロータ
32の回転中心を中心とするほぼ円弧状のものであるが、
正確には、第5処理ステーションVから第6処理ステー
ションVIに向かうにつれて、ホールディングレール36
は、ロータ32の回転中心に近付いていっている。
【0039】第5処理ステーションVで折畳まれた底部
構成部14は、第6処理ステーションVIまで、ホールディ
ングレール36と接触して案内され、この間に、底部構成
部14の折畳みの程度は一層深まっていく。
【0040】上記した実施の形態において、つぎのよう
なバリエーションが様々に考えられる。
【0041】まず、底部の折畳み方としては、第2およ
び第4底壁パネルが2つ折りの三角形となるように初め
に折畳まれ、第2および第4底壁パネルに続いて第1お
よび第3底壁パネルが折畳まれるものであればどのよう
なものでもよいが、上記例のように、第2癖折り手段に
よって第1および第3底壁パネルが折畳まれた結果、第
2および第4底壁パネルの三角形部分と第3底壁パネル
の先端縁部間に第1底壁パネルの先端縁部が差し込まれ
るようになっているものや、従来技術の項で説明した実
公平6−46669号に開示されている容器のように、
第1底壁パネルの先端縁部がこれに連なる第2および第
4底壁パネルの三角形部分に重ね合わされ、これが折り
返されて、第3底壁パネルの先端縁部とこれに連なる第
2および第4底壁パネルの三角形部分の下方に折畳むよ
うにするものを例示することができる。
【0042】また、第1底壁パネルの先端縁部中央にタ
ックが上方突出状に形成されているが、第1底壁パネル
の先端縁部両端とタックの先端縁部両端を結ぶようにし
て、上記例のように、タックを極端に突出させるように
しなくても良い。
【0043】複数のマンドレルは、水平回転軸線のまわ
りに放射状に配列されているが、垂直回転中心を有する
水平回転板の周縁部に、複数のマンドレルが垂下状に設
けられている包装機械も知られている(特開昭61−1
27403号参照)。このような包装機械にも、この発
明は適用される。
【0044】さらに、複数のマンドレルは、垂直面内を
循環させられる無限軌道に外方直立状に設けるようにし
てもよい。
【0045】8つのマンドレルをもったロータが示され
ているが、ロータの数が、6であるケースも良く知られ
ている。
【0046】第1癖折りアームおよび第2癖折りアーム
は、ともに対をなしかつ開閉させられることによって癖
折り動作を行っているが、第1癖折りアームがマンドレ
ルの端面に対し接近・離隔しうるようにマンドレル軸線
方向に直線移動自在として、開閉動作をさせないように
してもよい。
【0047】
【発明の効果】この発明によれば、商品性を低下させる
ことが無く、容器の底部構成部を所望の最終形状に確実
に折畳むことができ、しかも、機械の高速化を容易に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による包装機械の側面図である。
【図2】同包装機械のボトムブレーカの側面図である。
【図3】図2のIII ーIII にそう断面図である。
【図4】同ボトムブレーカの斜視図である。
【図5】同ボトムブレーカによる折畳み動作説明図であ
る。
【図6】同包装機械に用いられる容器の斜視図である。
【符号の説明】
11 容器 14 底部構成端部 21〜24 底壁パネル 31 マンドネレル 35 ボトムブレーカ 42 アーム 62 ローラ 63 ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植田 道雄 徳島県板野郡北島町太郎八須字西の川10番 地の1四国化工機株式会社内 Fターム(参考) 3E075 AA02 AA10 BA04 BB22 CA07 DA03 DA04 DA05 DA12 DA23 DA32 DC05 DC28 DC43 DC53 DC72 GA03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンドレルを有し、マンドレルに容器が
    底部構成部をマンドレルから突出させて、底部構成部の
    第1〜第4底壁パネルをマンドレル移動方向上流、右、
    マンドレル移動方向下流および左に順次向けるようには
    め被せられ、マンドレルが処理ステーションで停止させ
    られるように間欠的に駆動される移動体と、 処理ステーションで停止させられたマンドレルにはめ被
    せられた容器の底部構成端部に、これを平坦に折畳みう
    るように折り癖を付けるボトムブレーカと、を備えてお
    り、 ボトムブレーカが、第1癖折り手段および第2癖折り手
    段を有しており、第1癖折り手段の作動によって第2お
    よび第4底壁パネルが2つ折りの三角形となるように初
    めに折畳まれ、第2癖折り手段によって第2および第4
    底壁パネルに続いて第1および第3底壁パネルが折畳ま
    れるようになされている包装機械において、 第2癖折り手段が、左右方向にのびた軸を中心として揺
    動させられる開閉自在な上流アームおよび下流アームを
    有しており、折畳みに際して、上流アームが、第1底壁
    パネルに接触してこれを押圧するとともに、下流アーム
    が、第3底壁パネルに接触してこれを押圧するようにな
    されており、第3底壁パネルに対する下流アームの接触
    部に、左右方向にのびた回転中心を有する押圧ローラが
    取付けられていることを特徴とする包装機械。
  2. 【請求項2】 第1底壁パネルに対する上流アームの接
    触部に、左右方向にのびた回転中心を有する押圧ローラ
    が取付けられている請求項1記載の包装機械。
  3. 【請求項3】 上流アームおよび下流アームが、互いに
    平行にのびた一対の回動軸に回転角度調節自在に取付け
    られている請求項1または2記載の包装機械。
  4. 【請求項4】 上流アームが下流アームより長い請求項
    1〜3のいずれか1つに記載の包装機械。
  5. 【請求項5】 処理ステーションから移動するマンド
    レルにはめ被せられた容器の底部構成部に接触してこれ
    を平坦に折畳みながら案内しうるようにフォールディン
    グレールが配置され、下流アームの押圧ローラが第3底
    壁パネルと接触させられた状態でマンドレルが移動させ
    られ、移動させられるマンドレルにはめ被せられた容器
    の第3底壁パネルに同押圧ローラが接触させられたまま
    同第3底壁パネルがフォールディングレールと接触させ
    られるようになされている請求項1〜4のいずれか1つ
    に記載の包装機械。
  6. 【請求項6】 第1癖折り手段および第2癖折り手段
    が、複数のアクチュエータによって別々に駆動されるよ
    うになされている請求項1〜5のいずれか1つに記載の
    包装機械。
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