JP2000126571A - 樹脂材料の混練方法 - Google Patents

樹脂材料の混練方法

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JP2000126571A
JP2000126571A JP10319933A JP31993398A JP2000126571A JP 2000126571 A JP2000126571 A JP 2000126571A JP 10319933 A JP10319933 A JP 10319933A JP 31993398 A JP31993398 A JP 31993398A JP 2000126571 A JP2000126571 A JP 2000126571A
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Satoshi Hirano
三十四 平野
Masashi Yamano
雅司 山野
Konosuke Mitsui
幸之助 三井
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TAIBOO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】溶融温度帯の異なる樹脂材料を別個に混練する
とともに、溶融した樹脂材料を合流させて更に混練する
ことで均質な樹脂を得ることのできる混練機を提供する
こと。 【解決手段】押出機11の主射出部12の第1のシリン
ダ17内に第1群の樹脂材料片を投入し、副射出部13
の第2のシリンダ32内に第2群の樹脂材料片を投入す
る。それぞれのシリンダ17,32内で投入した材料片
を混練して別個に溶融させ、合流させて更に混練しダイ
16から押し出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、複数の群に分別
された熱可塑性樹脂材料を別々に溶融させた後、それら
樹脂材料を合流させて新たな樹脂製品を製造するための
混練装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来より樹脂製品を得る場合、例えば
押出機によって塩化ビニル系樹脂のシートやチューブの
押し出し成型品を製造する場合には、投入口としてのホ
ッパからペレット状或いはパウダー状に加工した樹脂材
料を投入し、加熱されたシリンダ内でスクリュによって
混練し溶融させ、先端ノズルから押し出すようにして得
ている。ここでもし、他の製品を製造するならば樹脂材
料の配合を変えて投入すればよく、例えば堅いシートが
必要であれば樹脂材料の可塑剤の配合割合を減らせばよ
かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年環境汚
染を防止する観点から合成樹脂の再利用が求められてい
る。このような使用済みの樹脂製品を樹脂材料として上
記のような従来の押出機内で溶融させる場合には次のよ
うな問題が生じる。低融点の使用済み樹脂製品とそれよ
りも高融点の使用済み樹脂製品とを分別せずに粉砕ある
いは細かく裁断して細片化して一緒にホッパに投入して
上記の従来の押出機内で溶融させる。すると、低融点の
使用済み樹脂製品は早く溶解する傾向となる。一方、高
融点の使用済み樹脂製品は溶解しにくい傾向となる。そ
のため両使用済み樹脂製品が混交した状態で先に低融点
の使用済み樹脂製品が溶融すると高融点の使用済み樹脂
製品はあたかもこの溶解した低融点の使用済み樹脂製品
中に浮遊するような状態となる。すると、高融点の使用
済み樹脂製品は容易に溶解せずかえって条件によっては
その溶解能は高融点の使用済み樹脂製品単体での溶解能
と比べても劣る場合があった。
【0004】この場合には混練時間を増やすことで、つ
まり加熱時間を長くすることで高融点の使用済み樹脂製
品も最終的には溶解させることができるのであるが、長
時間の加熱は樹脂の劣化や樹脂が分解して塩素系樹脂材
料では脱塩素化を招来することとなり望ましくない。ま
た、加熱温度を上げることも考えられるが同様に樹脂の
劣化や分解を招来することとなる。更に、高融点の使用
済み樹脂製品をパウダー状或いはごく小粒のペレット状
として低融点の使用済み樹脂製品に混入すれば溶けやす
くてよいのであるが、高融点の使用済み樹脂製品をわざ
わざそのような形状にしなくてはならず非常に手間であ
る上、コスト的に見合うものではない。いずれにして
も、従来の押出機等の混練機では溶融温度帯の大きく異
なる樹脂材料を不具合なく製品化することはできなかっ
た。
【0005】本発明は、このような従来の技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的とす
るところは、溶融温度帯の異なる樹脂材料を別個に混練
するとともに、溶融した樹脂材料を合流させて更に混練
することで均質な樹脂を得ることのできる混練機を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、主シリンダ内に第1
のスクリュを配するとともに、同主シリンダ外に同主シ
リンダを加熱する第1の加熱手段を配し、第1の回転駆
動手段によって同第1のスクリュを回転させ同第1の加
熱手段による加熱下において投入口から同主シリンダ内
に投入された樹脂材料を混練しながら前方に送り出し同
主シリンダ先端から押し出し又は射出する主混練部と、
副シリンダ内に第2のスクリュを配するとともに、同副
シリンダ外に同副シリンダを加熱する第2の加熱手段を
配し、第2の回転駆動手段によって同第2のスクリュを
回転させ同第2の加熱手段による加熱下において投入口
から同副シリンダ内に投入された樹脂材料を混練しなが
ら前方に送り出す副混練部とを備え、副混練部の副シリ
ンダ先端を主混練部の主シリンダ側面に連通させたこと
をその要旨とする。
【0007】このような構成では、主シリンダ内に投入
口から例えば所定の溶融温度帯の樹脂材料Aを投入し、
副シリンダ内に投入口からはそれとは異なる所定の溶融
温度帯の樹脂材料Bを投入する。加熱下でそれぞれ樹脂
材料A,Bを第1及び第2のスクリュによって混練す
る。そして第2のスクリュによって前方に押し出した溶
融した副シリンダ内の樹脂材料Bを主シリンダ側面から
主シリンダ側に送り出し樹脂材料Aに合流させ更に第1
のスクリュによって混練する。
【0008】また、請求項2に記載の発明では、主シリ
ンダ内に第1のスクリュを配するとともに、同主シリン
ダ外に同主シリンダを加熱する第1の加熱手段を配し、
第1の回転駆動手段によって同第1のスクリュを回転さ
せ同第1の加熱手段による加熱下において主シリンダ内
に送り込まれた樹脂材料を混練しながら前方に送り出す
主混練部と、副シリンダ内に第2のスクリュを配すると
ともに、同副シリンダ外に同副シリンダを加熱する第2
の加熱手段を配し、第2の回転駆動手段によって同第2
のスクリュを回転させ同第2の加熱手段による加熱下に
おいて投入口から同副シリンダ内に投入された樹脂材料
を混練しながら前方に送り出す複数の副混練部とを備
え、各副混練部の副シリンダ先端を主混練部の主シリン
ダ側面に連通させたことをその要旨とする。
【0009】このような構成では、複数の副シリンダ例
えば2つの副シリンダのうち一方の副シリンダ内に投入
口から例えば所定の溶融温度帯の樹脂材料Aを投入し、
他方の副シリンダ内に投入口からはそれとは異なる所定
の溶融温度帯の樹脂材料Bを投入する。加熱下でそれぞ
れ樹脂材料A,Bを第2のスクリュによって混練する。
そして第2のスクリュによって前方に押し出した溶融し
た両副シリンダ内の樹脂材料A,Bを主シリンダ側面か
ら主シリンダ側に送り出す。そして主シリンダ内におい
て第1のスクリュによって両樹脂材料A,Bを混練す
る。
【0010】また、請求項3に記載の発明では請求項1
に記載の構成に加え、複数の副混練部を備え、前記主シ
リンダ側面に各副混練部の副混練部を連通させたことを
その要旨とする。また、請求項4に記載の発明では請求
項1〜3のいずれかの構成に加え、前記副シリンダを主
シリンダに対して同副シリンダ先端の主シリンダへの連
通位置における主シリンダと直交する面よりも後方側に
配置するようにしたことをその要旨とする。また、請求
項5に記載の発明では請求項1〜4のいずれかの構成に
加え、前記第1及び第2の加熱手段を主シリンダ及び副
シリンダの外周を包囲するシート状加熱手段としたこと
をその要旨とする。
【0011】
【発明の効果】請求項1及び2の発明では溶融温度帯の
異なる樹脂材料毎に別個に溶解させてから更に合流させ
て混練するようにしているため、いずれか溶解温度の高
い樹脂材料が溶けずに残ることがなく均質な樹脂が得ら
れる。請求項3の発明では請求項1の発明の効果に加
え、種々の溶融温度帯の異なる樹脂材料を別個に溶解さ
せてから更に合流させて混練することが可能となる。請
求項4の発明では請求項1〜3のいずれかの効果に加
え、副シリンダから主シリンダに送り込まれる溶融樹脂
をスムーズに主シリンダ内に取り込むことが可能とな
る。請求項5の発明では請求項1〜4のいずれかの効果
に加え、各シリンダに密着したシート状加熱手段によっ
て効率的に加熱が行われる。
【0012】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明を
押出機に具体化した実施の形態1を図1及び図3に基づ
いて説明する。本発明の熱可塑性樹脂を製造する押出機
11は主混練部12と副混練部13とより構成されてい
る。主混練部12において主シリンダ17は断面円形の
中空の管体であって、同主シリンダ17の先端には押し
出し成型用のダイ16が装着されている。主シリンダ1
7の基部には主シリンダ17内部に原料を導くホッパ2
2が装着されている。主シリンダ17の外周には主シリ
ンダ17を加熱するシート状加熱手段としての複数のバ
ンドヒータ18a〜18jが装着されている。各バンド
ヒータ18a〜18jには隣接位置に熱電対よりなる温
度センサ19が配設されている。主シリンダ17内には
第1の第1のスクリュ20が配設されている。第1のス
クリュ20の外周にはスクリュ溝21が螺旋状に形成さ
れている。その結果、第1のスクリュ20と主シリンダ
17の間に介在された溶融樹脂は第1のスクリュ20の
回転によって主シリンダ17前方に送られる。第1のス
クリュ20の先端は円錐状のスクリュヘッド23とさ
れ、第1のスクリュ20の基端は図示しないスクリュ駆
動軸を介して油圧モータ25に接続されている。
【0013】主混練部12に対して約30度の角度をも
って副混練部13が配設されている。副シリンダ32は
断面円形の中空の管体であって、同副シリンダ32の先
端は前記主シリンダ17の側部中央付近に連通されてい
る。副シリンダ32と主シリンダ17は同径とされてい
る。本実施の形態における両シリンダ17, 32のなす
角度は約30度であるがこの角度は変更可能である。
【0014】同副シリンダ32の基部にはシリンダ32
内部に原料を導くホッパ33が装着されている。副シリ
ンダ32の外周には同副シリンダ32を加熱するシート
状加熱手段としての複数のバンドヒータ35a〜35d
が装着されている。各バンドヒータ35a〜35dには
隣接位置に熱電対よりなる温度センサ36が配設されて
いる。副シリンダ32内には第2のスクリュ37が配設
されている。第2のスクリュ37の外周にはスクリュ溝
38が螺旋状に形成されている。その結果、第2のスク
リュ37と副シリンダ32の間に介在された溶融樹脂は
第2のスクリュ37の回転によって副シリンダ32前方
に送られる。第2のスクリュ37の基端は図示しないス
クリュ駆動軸を介して油圧モータ39に接続されてい
る。
【0015】主シリンダ17において主シリンダ17と
副シリンダ32との連結部よりも後方は第1群の樹脂材
料片Aの混練を行う第1の混練領域41とされている。
副シリンダ32は第2群の樹脂材料片Bの混練を行う第
2の混練領域42とされている。主シリンダ17におい
て第1の混練領域41の連結部よりも前方は第1及び第
2の混練領域41, 42で混練され合流した溶融樹脂の
混練を行う第3の混練領域43とされている。第3の混
練領域43で混練された溶融樹脂は第1のスクリュ20
の押し出し力によってダイ16から外部へ押し出され
る。本実施の形態ではダイ16には断面円形状の複数の
押出用通路16aが形成されている。
【0016】次に押出機11の電気的構成について説明
する。図3に示すように、各種メモリや演算装置を備え
た制御装置45には前記温度センサ19、バンドヒータ
18a〜18j, 35a〜35d、油圧モータ25、入
出力スイッチ46及び温度設定装置47が接続されてい
る。制御装置45は温度設定装置47の設定値に基づい
て各バンドヒータ18a〜18j, 35a〜35dの温
度を制御する。また、温度センサ19から入力したパル
ス信号に基づき各バンドヒータ18a〜18j, 35a
〜35dの温度が設定範囲内に収まるように制御する。
また、入出力スイッチ46の入り切りに基づいて油圧モ
ータ25の図示しないポンプの駆動を制御する。
【0017】このような押出機11を使用して混合樹脂
を製造し、押し出し成形品を製造する作用について説明
する。まず、主シリンダ17及び副シリンダ32の各バ
ンドヒータ18a〜18j, 35a〜35dを所定の温
度で加熱させる。同時に油圧モータ25, 39を駆動さ
せて各スクリュ20, 37を回転させる。バンドヒータ
18a〜18j, 35a〜35dの温度設定は投入する
樹脂材料の融点が低いほど低く設定し、融点が高いほど
高く設定される。また、投入位置(ホッパ22、33位
置)から合流点に向かって徐々に高温となるように設定
される。そして、合流後はダイ16に向かって徐々に温
度を下げていくように設定されている。
【0018】そして、それぞれ異なる温度帯域で溶融す
る樹脂材料片(例えば塩化ビニル系樹脂を主体とした2
群の樹脂材料片)A,Bを用意しそれぞれホッパ22,
33から投入していく。第1群の樹脂材料片Aを第1の
混練領域41で混練し、第2群の樹脂材料片Bを第2の
混練領域42で混練する。樹脂材料片A, Bはバンドヒ
ータ18a〜18j, 35a〜35dによって加熱され
た第1及び第2の混練領域41, 42において溶融され
るとともに各スクリュ20, 37によりほぼ均質となる
ように混練されながら前方に運ばれる。各々単独の群で
混練された溶融樹脂は、更に主シリンダ17と副シリン
ダ32の連通部分で合流して第1のスクリュ20により
第3の混練領域43において混練される。そして、ダイ
16からひも状に外部へ押し出される。押し出されたひ
も状の再生樹脂は冷却され、更にペレット状にカットさ
れて再加工品として得られる。
【0019】ここに、各バンドヒータ18a〜18j,
35a〜35dの温度は第3の混練領域43では第1及
び第2の混練領域41, 42から送り出された溶融樹脂
の配合割合に応じて設定する。例えば、第1の混練領域
41におけるバンドヒータ18a〜18dでは合流点直
前(バンドヒータ18dの位置)では190度Cで加熱
し、第2の混練領域42におけるバンドヒータ 35a
〜35dでは合流点直前(バンドヒータ38dの位置)
では150度Cで加熱しているものとする。この時、第
1群の樹脂材料片Aと第2群の樹脂材料片Bが均等の配
合割合で送り出されているのであれば、合流点(バンド
ヒータ18eの位置)での加熱温度は両者の中間温度、
すなわち170度Cに設定し以後徐々にダイ16方向に
向かって温度を下げるようにする。また、第1及び第2
の混練領域41、42から送り出された溶融樹脂の配合
割合が均等ではない場合にはその割合に応じて合流点の
温度を設定する。例えば、上記例で言えば、第1の混練
領域41から25重量%、第2の混練領域42から75
重量%が合流するのであれば、合流点において、 190×0.25+150×0.75=160(度C)
に設定する。
【0020】上記のように構成することで実施の形態1
は次のような効果を奏する。 (1)溶融温度帯の異なる2種の樹脂材料をそれぞれ別
個に溶融させてから合流させ更に混練するため、1つの
シリンダだけで溶融温度帯の異なる2群の樹脂材料を溶
融させた場合に一方が溶けないことによる不具合が生じ
ることがない。また、1つのシリンダだけで溶融温度帯
の異なる2種の樹脂材料を溶融させた場合には溶け具合
が悪ければ混練時間を長くしなければならない場合もあ
るが、そのようなことを考慮する必要がない。 (2)溶融温度帯が大きく異なる場合もあまり異ならな
い場合も第1及び第2の混練領域41、42の温度を調
整することで、合流までに確実に樹脂材料片を溶融させ
ることができ、種々の配合の樹脂材料(但し、相溶性が
よくなくてはいけないが)に応用することができる。 (3)合流点においては2種の溶融樹脂の温度と割合を
考慮して各バンドヒータ18a〜18j, 35a〜35
dの温度を制御するようになっているため、合流点にお
いて急激な温度差が生じることはなく、樹脂の焼け付き
や分解等の不具合が極力生じないようになっている。 (4)各バンドヒータ18a〜18j, 35a〜35d
の温度は主シリンダ17と副シリンダ32の合流点に向
かって徐々に上昇するようになっている。急激な温度上
昇がないため樹脂の劣化が防止される。 (5)主混練部12に対して副混練部13は約30度の
狭角で配設されている。従って副シリンダ32から主シ
リンダ17内へ溶融した第2群の樹脂材料片Bがスムー
ズに合流されることとなる。
【0021】(実施の形態2)以下、本発明を押出機に
具体化した実施の形態1を図2及び図4に基づいて説明
する。本発明の混合熱可塑性樹脂を製造する押出機11
は主混練部12と第1及び第2の2つの副混練部13、
14とより構成されている。主混練部12において主シ
リンダ17は断面円形の中空の管体であって、同主シリ
ンダ17の先端には押し出し成型用のダイ16が装着さ
れている。主シリンダ17の外周には主シリンダ17を
加熱するシート状加熱手段としての複数のバンドヒータ
18a〜18hが装着されている。各バンドヒータ18
a〜18hには隣接位置に熱電対よりなる温度センサ1
9が配設されている。主シリンダ17内には第1のスク
リュ20が配設されている。第1のスクリュ20の外周
にはスクリュ溝21が螺旋状に形成されている。その結
果、第1のスクリュ20と主シリンダ17の間に介在さ
れた溶融樹脂は第1のスクリュ20の回転によって主シ
リンダ17前方に送られる。第1のスクリュ20の先端
は円錐状のスクリュヘッド23とされ、第1のスクリュ
20の基端は図示しないスクリュ駆動軸を介して油圧モ
ータ25に接続されている。
【0022】主混練部12に対して約30度の角度をも
って第1及び第2の2つの副混練部13, 14が配設さ
れている。各副混練部13,14の副シリンダ32は主
シリンダ17の中心線に対して左右対称となるように配
置されている。両副シリンダ32先端は前記主シリンダ
17の側部中央付近に連通されている。両副シリンダ3
2は主シリンダ17に対して小径とされている。尚、各
副混練部13, 14について上記実施の形態1と同様の
構成については図上同じ番号を付して説明は省略する。
本実施の形態における両副シリンダ32と主シリンダ1
7とのなす角度は約30度であるがこの角度は変更可能
である。
【0023】主シリンダ17において主シリンダ17と
副シリンダ32との連結部の前方がが両副シリンダ32
から送り出されて合流した溶融樹脂の混練を行う第1の
混練領域41とされている。各副シリンダ32はそれぞ
れ第1及び第2群の樹脂材料片A,Bの混練を行う第2
の混練領域42とされている。第1の混練領域43で混
練された溶融樹脂は第1のスクリュ20の押し出し力に
よってダイ16から外部へ押し出される。本実施の形態
ではダイ16には断面円形状の複数の押出用通路16a
が形成されている。
【0024】次に押出機11の電気的構成について説明
する。図4に示すように、各種メモリや演算装置を備え
た制御装置45には前記温度センサ19、バンドヒータ
18a〜18h, 35a〜35d、油圧モータ39、入
出力スイッチ46及び温度設定装置47が接続されてい
る。制御装置45は温度設定装置47の設定値に基づい
て各バンドヒータ18a〜18h, 35a〜35dの温
度を制御する。また、温度センサ36から入力したパル
ス信号に基づき各バンドヒータ18a〜18h, 35a
〜35dの温度が設定範囲内に収まるように制御する。
また、入出力スイッチ46の入り切りに基づいて油圧モ
ータ39の図示しないポンプの駆動を制御する。
【0025】このような押出機11を使用して混合樹脂
を製造し、押し出し成形品を製造する作用について説明
する。まず、主シリンダ17及び両副シリンダ32の各
バンドヒータ18a〜18h, 35a〜35dを所定の
温度で加熱させる。同時に油圧モータ25, 39を駆動
させて各スクリュ20, 37を回転させる。バンドヒー
タ35a〜35dの温度設定は投入する樹脂材料の融点
が低いほど低く設定し、融点が高いほど高く設定され
る。また、投入位置(ホッパ22位置)から合流点に向
かって徐々に高温となるように設定される。そして、合
流後はダイ16に向かって徐々に温度を下げていくよう
に設定されている。
【0026】そして、それぞれ異なる温度帯域で溶融す
る材料片(例えば、塩化ビニル系樹脂を主体とした2群
の樹脂材料片)A,Bを用意しそれぞれホッパ22から
投入していく。第1群の樹脂材料片Aを第1の副混練部
13の第2の混練領域42で混練し、第2群の樹脂材料
片Bを第2の副混練部14の第2の混練領域42で混練
する。樹脂材料片A, Bはバンドヒータ35a〜35d
によって加熱された第2の混練領域42において溶融さ
れるとともに第2のスクリュ37によりほぼ均質となる
ように混練されながら前方に運ばれる。各々単独の群で
混練された溶融樹脂は、更に主シリンダ17に送り出さ
れ第1の混練領域41において第1のスクリュ20によ
り混練される。そして、ダイ16からひも状に外部へ押
し出される。押し出されたひも状の再生樹脂は冷却さ
れ、更にペレット状にカットされて再加工品として得ら
れる。
【0027】ここに、各バンドヒータ18a〜18h,
35a〜35dの温度は第1の混練領域41では第2の
混練領域42から送り出された溶融樹脂の配合割合に応
じて設定する。例えば、第1の副混練部13におけるバ
ンドヒータ35a〜35dでは合流点直前(バンドヒー
タ35dの位置)では190度Cで加熱し、第2の副混
練部14におけるバンドヒータ 35a〜35dでは合
流点直前(バンドヒータ35dの位置)では150度C
で加熱しているものとする。この時、第1群の樹脂材料
片Aと第2群の樹脂材料片Bが均等の配合割合で送り出
されているのであれば、主混練部12の合流点(バンド
ヒータ18eの位置)での加熱温度は両者の中間温度、
すなわち170度Cとなるように設定し以後徐々にダイ
16方向に向かって温度を下げるようにする。また、両
第2の混練領域42から送り出された溶融樹脂の配合割
合が均等ではない場合にはその割合に応じて合流点の温
度を設定する。例えば、上記例で言えば、第1の副混練
部13の第2の混練領域42から25重量%、第2の副
混練部14の第2の混練領域42から75重量%が合流
するのであれば主混練部12の合流点(バンドヒータ1
8eの位置)の温度は、 190×0.25+150×0.75=160(度C) に設定する。
【0028】上記のように構成することで実施の形態2
は次のような効果を奏する。尚、上記実施の形態1の
(1)の効果は実施の形態2でも同様であるため説明を
省略する。 (2)溶融温度帯が大きく異なる場合もあまり異ならな
い場合も第1及び第2の副混練部13, 14の第2の混
練領域42の温度を調整することで、合流までに確実に
樹脂材料片を溶融させることができ、種々の配合の樹脂
材料(但し、相溶性がよくなくてはいけないが)に応用
することができる。 (3)合流点においては2種の溶融樹脂の温度と割合を
考慮して主混練部12の合流点(バンドヒータ18eの
位置)の温度を制御するようになっているため、合流点
において急激な温度差が生じることはなく、樹脂の焼け
付きや分解等の不具合が極力生じないようになってい
る。 (4)第1及び第2の副混練部13, 14の各バンドヒ
ータ35a〜35dの温度は主シリンダ17と副シリン
ダ32の合流点に向かって徐々に上昇するようになって
いる。急激な温度上昇がないため樹脂の劣化が防止され
る。 (5)主混練部12に対して各副混練部13は約30度
の狭角で配設されている。従って副シリンダ32から主
シリンダ17内へ溶融した樹脂材料片A, Bがスムーズ
に合流されることとなる。
【0029】また、上記実施の形態の別例として次のよ
うに構成することも可能である。 ・主シリンダ17に対する副シリンダ32の連通位置
(溶融樹脂の合流点)についてこれを移動させることは
自由である。また、実施の形態2において第1及び第2
の2つの副混練部13、14の副シリンダ32は主シリ
ンダ17に対して同位置で連通するように構成されてい
たが、別々の位置にずらして連通させるように構成して
も構わない。 ・実施の形態1についてさらに実施の形態2の第2の副
混練部14と同様の構成を配設するように構成してもよ
い。このようにすれば、3種類の群の樹脂片を投入する
ことが可能である。 ・実施の形態1で主シリンダ17に対する副シリンダ3
2の連通位置(溶融樹脂の合流点)から先の主シリンダ
17(第3の混練領域43)の径を副シリンダ32より
も大きく形成してもよい。 ・上記各実施の形態では押出機11を使用して実施例に
ついて説明したが、その他の射出成型機やカレンダ加工
機に応用することも可能である。また上記押出機11の
ダイ16の代わりに他の成型品を成型するダイを用いて
もよい。 ・上記実施の形態では押出機11は一軸のスクリュ2
0、37を使用したが2軸以上のスクリュでもよい。
【0030】・第1群の樹脂材料片Aや第2群の樹脂材
料片Bとしては種々の樹脂材料を用いることができる。
例えば上記塩化ビニル系樹脂のその他のポリオレフィン
系或いはポリビニル系の化合物、ポリウレタン系、ポリ
カーボネート系、ポリプロピレン系等が使用可能であ
る。また、相溶性さえ問題なければこれらを組み合わせ
てもよい。 ・ホッパ22、39に直接樹脂片を投入せず、ダクト等
を介して搬送するようにしてもよい。その他、本発明の
趣旨を逸脱しない態様で実施することは自由である。
【0031】上記実施の形態から把握できる本発明のそ
の他の技術的思想について、下記に説明する。 (1)副混練部の副シリンダ先端を主混練部の主シリン
ダ側面に連通させるとともに、主シリンダにおいて連通
部分よりも少なくとも前方側を副シリンダよりも大径と
したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の
混練機。 (2)前記第1及び第2の加熱手段を次のように制御す
ること。 a)主シリンダ及び副シリンダとの合流点に向かって徐
々に温度を上昇させること。 b)溶融温度の異なる樹脂材料をA1,A2,A3・・
・Anで表し、それら樹脂材料A1,A2,A3・・・
Anの全合流量100重量%に対する配合重量%をそれ
ぞれX1,X2,X3・・・Xnで表し、樹脂材料A
1,A2,A3・・・Anの合流直前のシリンダ内の温
度をそれぞれt1,t2,t3・・・tnで表した場合
に、合流点における温度Tを次のように制御するように
した混練機。 T=X1/100・t1+X2/100・t2+X3/1
00・t3+・・・+Xn/100・tn+
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の押出機の平面図。
【図2】 本発明の実施の形態2の押出機の平面図。
【図3】 本発明の実施の形態1の電気的構成を説明す
るブロック図。
【図4】 本発明の実施の形態2の電気的構成を説明す
るブロック図。
【符号の説明】
11…押出機、12…主混練部、13…第1の副混練
部、14…第2の副混練部、18a〜18j…バンドヒ
ータ,、17…主シリンダ、32…副シリンダ、35a
〜35d…バンドヒータ、41…第1の混練領域、42
…第2の混練領域、43…第3の混練領域。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月19日(1999.10.
19)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 樹脂材料の混練方法
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、主シリンダ内に第1
樹脂材料を投入し、同第1の樹脂材料を加熱下におい
て第1のスクリュによって混練させることで前方に送り
ながら溶融させる一方、副シリンダ内に第2の樹脂材料
を投入し、同第2の樹脂材料を加熱下において第2のス
クリュによって混練させることで前方に送りながら溶融
させ、同主シリンダに連通させた同副シリンダから溶融
した第2の樹脂材料を溶融した第1の樹脂材料に合流さ
せ、合流後加熱下において更に混練させるようにしたこ
とをその要旨とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】このような構成では、主シリンダ内に投入
口から例えば所定の溶融温度帯の樹脂材料Aを投入し、
副シリンダ内投入口からはそれとは異なる所定の溶融
温度帯の樹脂材料Bを投入する。加熱下でそれぞれ樹脂
材料A,Bを第1及び第2のスクリュによって混練して
溶融させる。そして副シリンダ内を前方に送られた溶融
した樹脂材料Bは主シリンダ側面から主シリンダに送
り出されて樹脂材料Aと合流され合流後更に第1のスク
リュによって混練される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】また、請求項2に記載の発明では、複数の
副シリンダ内にそれぞれ樹脂材料を投入し、同樹脂材料
を加熱下において第1のスクリュによって混練させるこ
とで前方に送りながら溶融させる一方、同主シリンダに
連通させた同各副シリンダから溶融した樹脂材料を合流
させ、合流後加熱下において第2のスクリュによって混
練させるようにしたことをその要旨とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】このような構成では、複数の副シリンダ例
えば2つの副シリンダのうち一方の副シリンダ内に投入
口から例えば所定の溶融温度帯の樹脂材料Aを投入し、
他方の副シリンダ内に投入口からはそれとは異なる所定
の溶融温度帯の樹脂材料Bを投入する。加熱下でそれぞ
れ樹脂材料A,Bを第2のスクリュによって混練して溶
融させる。そして副シリンダ側ののスクリュによっ
て前方に押し出した溶融した両副シリンダ内の樹脂材料
A,Bを主シリンダ側面から主シリンダ側に送り出す。
そして主シリンダ内において第のスクリュによって両
樹脂材料A,Bを混練する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】また、請求項3に記載の発明では請求項1
又は2に記載の構成に加え、前記各シリンダは溶融した
樹脂材料の合流点に向かって徐々に温度を上げていくよ
うに設定したことをその要旨とする。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【発明の効果】請求項1及び2の発明では溶融温度帯の
異なる樹脂材料毎に別個に溶解させてから更に合流させ
て混練するようにしているため、いずれか溶解温度の高
い樹脂材料が溶けずに残ることがなく均質な樹脂が得ら
れる。請求項3の発明では請求項1又は2の発明の効果
に加え、急激な温度上昇がないため樹脂の劣化が防止さ
る。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】(実施の形態2)以下、本発明を押出機に
具体化した実施の形態1を図2及び図4に基づいて説明
する。本発明の混合熱可塑性樹脂を製造する押出機11
は主混練部12と第1及び第2の2つの副混練部13、
14とより構成されている。主混練部12において主シ
リンダ17は断面円形の中空の管体であって、同主シリ
ンダ17の先端には押し出し成型用のダイ16が装着さ
れている。主シリンダ17の外周には主シリンダ17を
加熱するシート状加熱手段としての複数のバンドヒータ
18a〜18hが装着されている。各バンドヒータ18
a〜18hには隣接位置に熱電対よりなる温度センサ1
9が配設されている。主シリンダ17内には第2のスク
リュ20が配設されている。第のスクリュ20の外周
にはスクリュ溝21が螺旋状に形成されている。その結
果、第のスクリュ20と主シリンダ17の間に介在さ
れた溶融樹脂は第のスクリュ20の回転によって主シ
リンダ17前方に送られる。第のスクリュ20の先端
は円錐状のスクリュヘッド23とされ、第のスクリュ
20の基端は図示しないスクリュ駆動軸を介して油圧モ
ータ25に接続されている。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】尚、各副混練部13, 14について上記実
施の形態1と同様の構成については図上同じ番号を付し
て説明は省略する。主混練部12に対して約30度の角
度をもって第1及び第2の2つの副混練部13, 14が
配設されている。各副混練部13,14の副シリンダ3
2は主シリンダ17の中心線に対して左右対称となるよ
うに配置されている。両副シリンダ32先端は前記主シ
リンダ17の側部中央付近に連通されている。両副シリ
ンダ32は主シリンダ17に対して小径とされている。
両副シリンダ32内には第1のスクリュ37が配設され
ている。第1のスクリュ37の外周にはスクリュ溝38
が螺旋状に形成されている。その結果、第2のスクリュ
37と副シリンダ32の間に介在された溶融樹脂は第2
のスクリュ37の回転によって副シリンダ32前方に送
られる。第2のスクリュ37の基端は図示しないスクリ
ュ駆動軸を介して油圧モータ39に接続されている。
実施の形態における両副シリンダ32と主シリンダ17
とのなす角度は約30度であるがこの角度は変更可能で
ある。
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G078 AA04 AA21 AA22 AA26 AB06 BA01 BA09 CA05 CA17 CA21 DA09 EA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主シリンダ内に第1のスクリュを配する
    とともに、同主シリンダ外に同主シリンダを加熱する第
    1の加熱手段を配し、第1の回転駆動手段によって同第
    1のスクリュを回転させ同第1の加熱手段による加熱下
    において投入口から同主シリンダ内に投入された樹脂材
    料を混練しながら前方に送り出し同主シリンダ先端から
    押し出し又は射出する主混練部と、 副シリンダ内に第2のスクリュを配するとともに、同副
    シリンダ外に同副シリンダを加熱する第2の加熱手段を
    配し、第2の回転駆動手段によって同第2のスクリュを
    回転させ同第2の加熱手段による加熱下において投入口
    から同副シリンダ内に投入された樹脂材料を混練しなが
    ら前方に送り出す副混練部とを備え、 副混練部の副シリンダ先端を主混練部の主シリンダ側面
    に連通させたことを特徴とする混練装置。
  2. 【請求項2】 主シリンダ内に第1のスクリュを配する
    とともに、同主シリンダ外に同主シリンダを加熱する第
    1の加熱手段を配し、第1の回転駆動手段によって同第
    1のスクリュを回転させ同第1の加熱手段による加熱下
    において主シリンダ内に送り込まれた樹脂材料を混練し
    ながら前方に送り出す主混練部と、 副シリンダ内に第2のスクリュを配するとともに、同副
    シリンダ外に同副シリンダを加熱する第2の加熱手段を
    配し、第2の回転駆動手段によって同第2のスクリュを
    回転させ同第2の加熱手段による加熱下において投入口
    から同副シリンダ内に投入された樹脂材料を混練しなが
    ら前方に送り出す複数の副混練部とを備え、 各副混練部の副シリンダ先端を主混練部の主シリンダ側
    面に連通させたことを特徴とする混練装置。
  3. 【請求項3】 複数の副混練部を備え、前記主シリンダ
    側面に各副混練部の副混練部を連通させたことを特徴と
    する請求項1に記載の混練装置。
  4. 【請求項4】 前記副シリンダは主シリンダに対して同
    副シリンダ先端の主シリンダへの連通位置における主シ
    リンダと直交する面よりも後方側に配置されることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の混練装置。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2の加熱手段は主シリン
    ダ及び副シリンダの外周を包囲するシート状加熱手段で
    あることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の
    混練装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009507641A (ja) * 2005-09-13 2009-02-26 ベイワン ウレタン システムズ, エルエルシー 動的ならせん型攪拌素子および該らせん型攪拌素子を用いた攪拌器
JP2014000493A (ja) * 2012-06-15 2014-01-09 Maruka:Kk 硫黄系硝酸性窒素浄化材の製造装置
JP2016221524A (ja) * 2016-10-06 2016-12-28 株式会社 Maruka 硫黄系硝酸性窒素浄化材の製造装置および製造方法

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JP2009507641A (ja) * 2005-09-13 2009-02-26 ベイワン ウレタン システムズ, エルエルシー 動的ならせん型攪拌素子および該らせん型攪拌素子を用いた攪拌器
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