JP2000126073A - ロール紙繰り出し装置 - Google Patents

ロール紙繰り出し装置

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JP2000126073A
JP2000126073A JP10303572A JP30357298A JP2000126073A JP 2000126073 A JP2000126073 A JP 2000126073A JP 10303572 A JP10303572 A JP 10303572A JP 30357298 A JP30357298 A JP 30357298A JP 2000126073 A JP2000126073 A JP 2000126073A
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JP
Japan
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roll paper
feeding member
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holder
feeding
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JP10303572A
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Shigeru Waku
茂 和久
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロール紙を簡単な操作でホルダーから繰り
出せるようにすることによって、上記問題点を解消し得
る繰り出し装置を提供する。 【解決手段】 ロール紙ホルダー1の下部に、一端部を
押し部7とする操作レバー2の長手方向中間部を枢着
し、操作レバー2の他端部に、前記ホルダー1に保持さ
れたロール紙4の後面下部側に当接するように下り傾斜
状に延びる傾斜状当接部5を備えた繰出部材6を取り付
けると共に、操作レバー2を常時は自重により繰出部材
6側が押し部側より下位にあって繰出部材6がロール紙
4から下方へ離間した傾斜状態に保持し、操作レバー2
の押し部7を押下操作して繰出部材6を押し上げること
により、その傾斜状当接部5のロール紙4に対する当接
作用によってロール紙4を回転させて繰り出すようにし
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホルダーに保持し
たトイレットペーパーやキッチンペーパー等のロール紙
を半自動的に繰り出しできるようにしたロール紙繰り出
し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より使用されているトイレットペー
パーホルダーは、左右一対の側枠間にロール紙が挿通支
持される支軸を設けると共に両側枠の上部に押え板を枢
着してなるもので、トイレの壁面所要箇所に取り付ら
れ、そして使用にあたって、支軸に支持されているロー
ル紙を所要長さ引き出し、通常はロール紙のミシン目が
押え板の先端部に沿った位置でカットして使用されるよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにしてカッ
トされたロール紙は、その先端縁(切断縁)が押え板の
下側でロール紙に密接した状態にあったり、ホルダーの
前面側から見えない隠れた位置にあったりするため、後
の使用者がロール紙を使用する際には、手でロール紙を
回しながら手の感触でロール紙の引き出し縁部を探す必
要があって、非常に不便を来していた。また、ロール紙
を引き出してカットする際にミシン目を押え板の先端縁
に合わせるには、紙の引き出し具合を上手く加減しなけ
ればならず、これまた不便であった。
【0004】本発明は、ロール紙を簡単な操作でホルダ
ーから繰り出せるようにすることによって、上記問題点
を解消し得る繰り出し装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明のロ
ール紙繰り出し装置は、左右一対の側枠9,9間にロー
ル紙4が挿通支持される支軸12を設けると共に両側枠
9,9の上部に押え板3を枢着してなるロール紙ホルダ
ー1の下部に、一端部を押し部7とする操作レバー2の
長手方向中間部を枢着し、この操作レバー2の他端部
に、前記ホルダー1に押え板3の下側を通って前方へ引
き出し可能に保持されたロール紙4の後面下部側に当接
するように下り傾斜状に延びる傾斜状当接部5を備えた
繰出部材6を設けると共に、この操作レバー2を常時は
自重により繰出部材6側が押し部7側より下位にあって
繰出部材6がロール紙4から下方へ離間した傾斜状態に
保持し、操作レバー2の押し部7を押下操作して繰出部
材6を押し上げることにより、その傾斜状当接部5のロ
ール紙4に対する当接作用によってロール紙4を回転さ
せて繰り出すようにしたことを特徴とする。
【0006】請求項2は、請求項1に記載のロール紙繰
り出し装置において、繰出部材6の傾斜状当接部5を凹
凸状に形成してなることを特徴とする。
【0007】請求項3は、請求項1又は2に記載のロー
ル紙繰り出し装置において、繰出部材6を操作レバー2
の他端部に対し高さ及び傾斜角度調整自在に取り付けて
なることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るロール紙繰り
出し装置の一実施形態を示す外観斜視図、図2は同装置
の縦断側面図、図3は正面図である。このロール紙繰り
出し装置は、ロール紙ホルダー1の下部に、一端部に押
し部7を形成した操作レバー2の長手方向中間部を枢軸
8によって枢着し、この操作レバー2の他端部に、ロー
ル紙ホルダー1に押え板3の下側を通って前方へ引き出
し可能に保持されたロール紙4の後面下部側に当接する
ように下り傾斜状に延びる傾斜状当接部5を備えた繰出
部材6を取り付けると共に、この操作レバー2を常時は
自重により繰出部材6側が押え部5側より下位にあって
繰出部材6がロール紙4から下方へ離間した傾斜状態に
保持してなるもので、操作レバー2の押し部7を押下操
作して繰出部材6を押し上げることにより、その傾斜状
当接部5のロール紙4に対する当接作用によりロール紙
4を回転させて少量ずつ間欠的に繰り出すようにしてい
る。
【0009】上記ロール紙繰り出し装置の構成について
更に詳しく説明すると、ロール紙ホルダー1は、左右一
対の側枠9,9と取付枠10とからなるプラスチック製
のコ字状本体11を有し、このコ字状本体11の両側枠
9,9間にロール紙4の紙管12が挿通支持される両側
一対のプラスチック製支軸13,13を設けると共に、
両側枠9,9の基端側上端部にプラスチック製の押え板
3を枢支ピン14,14によって枢着したもので、コ字
状本体11の取付枠10をビス15でトイレ等の壁面W
に取付けて固定するようになっている。
【0010】ロール紙ホルダー1のコ字状本体11を形
成する一方の側枠9の下端面に、側面視略上向きU字状
のブラケット16がビス17によって固定され、このU
字状ブラケット16に操作レバー2が通されて、この操
作レバー2の長手方向中間部が枢軸8によりブラケット
16に枢着され、この操作レバー2の先端折曲部片2a
に繰出部材6がボルト・ナット18によって取り付けら
れ、しかしてこの操作レバー2は、常時は自重によって
繰出部材6側端部が押し部7側端部より下位にあって繰
出部材6の傾斜状当接部5がロール紙4から下方へ離間
した傾斜状態に保持される。即ち、操作レバー2は、繰
出部材6取付側端部が重いため、この繰出部材6側が下
向きに傾斜し、この傾斜状態で図3のようにU字状ブラ
ケット16の上下両端部に係止されて保持される。尚、
ロール紙ホルダー1の支軸については、両側枠9,9間
に着脱自在に架け渡される長い支軸を使用してもよい。
【0011】繰出部材6は、例えば金属板からなるもの
で、図2から分かるように上端部に傾斜状当接部5を形
成しており、この傾斜状当接部5は、ロール紙4に対し
滑り止め効果を発揮させるように凹凸状に形成されてい
る。また、繰出部材6は、操作レバー2の先端折曲部片
2aにボルト・ナット18により締付固定されるが、こ
の繰出部材6には複数箇所(この実施形態では4箇所)
にボルト挿通孔19が設けられていて、これらのボルト
挿通孔19の選択により繰出部材6の取付高さを変更す
ることができ、また繰出部材6の取付角度は上記ボルト
・ナット18の締付時に任意に設定することができ、従
ってロール紙4の後面下部側に当接する傾斜状当接部5
の当接状態を所望に調整することができる。尚、繰出部
材6を操作レバー2と共に金属又はプラスチックで一体
形成してもよい。
【0012】前記ロール紙ホルダー1の各支軸13は、
各側枠9の内側面に凹設された溝部20内に没入する退
避位置と、図1及び図3に示すように溝部20から突出
した使用位置との間で90°回動可能となっていて、常
時はばね(図示せず)によって図示のような使用位置に
突出付勢されている。従って、ロール紙4を両支軸1
3,13に装着するときは、ロール紙4を水平状態で両
側枠9,9間にその下方より挿入することによって、ロ
ール紙4の紙管12両端部に両支軸13,13を突入さ
せることができ、またロール紙4を取り外すときは、そ
のロール紙4を両側枠9,9から上方に引き出すように
すればよい。
【0013】上記のように構成されるロール紙繰り出し
装置の使用に際しては、ロール紙4をロール紙ホルダー
1にその押え板3の下側を通って前方へ引き出し可能に
保持した状態で、図3に示すように操作レバー2の一端
部側の押し部7を押し下げると、枢軸8を中心として操
作レバー2が図3に関して時計回りに揺動し、それによ
りレバー他端部の繰出部材6が持ち上がって上動し、こ
の繰出部材6の上動に伴って繰出部材6上端の傾斜状当
接部5がロール紙4の後面下部側に当接し、その当接作
用によりロール紙4が所定角度回転して、このロール紙
4が一定長さだけ繰り出される。
【0014】この場合、図2から分かるように、ロール
紙4の紙管12の径がロール紙ホルダー1の支軸13の
径より相当に大きいため、ロール紙4は、繰出部材6の
上動に伴って同図の仮想線図示のように取付基板2の被
取付面2a側から斜め上方へ押し上げられ、それによっ
てロール紙4が有効に回転し、ロール紙4の繰り出しが
確実に行われるようになる。
【0015】上記のように操作レバー2の押し部7を押
し下げてロール紙4を一定長さ繰り出した後、押し部7
を放すと、操作レバー2は自重によって図3の実線で示
すような元の傾斜状態に戻る。しかして、このような操
作レバー2の押し部7の押し下げ操作を繰り返し行うこ
とによって、ロール紙4を図2及び図3の仮想線及び矢
印で示すように一定長さずつ間欠的に繰り出すことがで
きる。従って、一度カットされたロール紙4の先端縁
(切断縁)が押え板3の下側でロール紙4に密接してい
たり、コ字状本体11の内側等の隠れた位置にある場合
には、上記操作レバー2の押し下げ操作を数回繰り返し
行うことにより、そのロール紙4の先端縁が自動的に繰
り出されて、引き出し可能な状態となる。
【0016】また、ロール紙4を一度に相当長い長さ使
用するときは、ロール紙ホルダー1の前方側でロール紙
4を手で適当長さまで引き出し、そのロール紙4をカッ
トする間際に操作レバー2の押し部7を適宜に押し下げ
操作して低速で繰り出せば、カットするロール紙4のミ
シン目4aを押え板3の先端部位に合わせることがで
き、それによってロール紙4のカットを容易に行うこと
ができる。
【0017】
【発明の効果】請求項1に係る発明のロール紙繰り出し
装置によれば、ロール紙をロール紙ホルダーにその押え
板の下側を通って前方へ引き出し可能に保持した状態
で、操作レバーの一端側押し部を押し下げると、繰出部
材が押し上げられて上動し、この繰出部材の上動に伴っ
て繰出部材の傾斜状当接部がロール紙の後面下部側に当
接し、その当接作用によりロール紙が回転して一定長さ
だけ繰り出され、操作レバーを離すと、自重により操作
レバーが揺動して繰出部材が下動し、傾斜状当接部がロ
ール紙から離間する。従って、この操作レバーの押し下
げ操作を繰り返し行うことにより、ロール紙を一定長さ
ずつ間欠的に繰り出すことができる。
【0018】しかして、ロール紙を一度に長く使用する
ときは、ロール紙を手で適当長さ引き出し、カットする
間際に操作レバーをに押し下げ操作して低速で繰り出せ
ば、カットするロール紙のミシン目を押え板の先端部位
に合わせることができて、ロール紙のカットを容易に行
うことができるし、また一度カットされた紙の先端縁が
押え板の下側でロール紙に密接していたり、ホルダーの
内側や押え板の下側等の隠れた位置にある場合には、操
作レバーの押し下げ操作を数回繰り返し行うことによっ
て、ロール紙の先端縁を自動的に繰り出すことができ
る。従って、使用者がロール紙の使用後に、上記のよう
にしてロール紙の先端縁を所要長さ引き出した状態にし
ておくことによって、後のロール紙使用者にとって非常
に使い易くなる。
【0019】請求項2に記載のように、繰出部材の傾斜
状当接部を凹凸状に形成することによ、ロール紙に対す
る滑りを少なくして、ロール紙を有効に回転させること
ができる。
【0020】請求項3に記載のように、繰出部材を操作
レバーの先端部に対し高さ及び傾斜角度調整自在に取り
付けることにより、ロール紙の後面下部側に当接する傾
斜状当接部の当接状態を所望に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るロール紙繰り出し装置の一実施
形態を示す外観斜視図である。
【図2】 同ロール紙繰り出し装置の縦断側面図であ
る。
【図3】 同ロール紙繰り出し装置の正面図である。 1 ロール紙ホルダー 2 操作レバー 3 押え板 4 ロール紙 5 傾斜状当接部 6 繰出部材 7 操作レバーの押し部 8 操作レバーの枢軸 9 コ字状本体の側枠 10 コ字状本体の取付枠 11 コ字状本体 12 ロール紙の紙管 13 ロール紙ホルダーの支軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の側枠間にロール紙が挿通支持
    される支軸を設けると共に両側枠の上部に押え板を枢着
    してなるロール紙ホルダーの下部に、一端部を押し部と
    する操作レバーの長手方向中間部を枢着し、この操作レ
    バーの他端部に、前記ホルダーに押え板の下側を通って
    前方へ引き出し可能に保持されたロール紙の後面下部側
    に当接するように下り傾斜状に延びる傾斜状当接部を備
    えた繰出部材を設けると共に、この操作レバーを常時は
    自重により繰出部材側が押し部側より下位にあって繰出
    部材がロール紙から下方へ離間した傾斜状態に保持し、
    操作レバーの押し部を押下操作して繰出部材を押し上げ
    ることにより、その傾斜状当接部のロール紙に対する当
    接作用によってロール紙を回転させて繰り出すようにし
    たロール紙繰り出し装置。
  2. 【請求項2】 繰出部材の傾斜状当接部を凹凸状に形成
    してなる請求項1に記載のロール紙の繰り出し装置。
  3. 【請求項3】 繰出部材を操作レバーの他端部に対し高
    さ及び傾斜角度調整自在に取り付けてなる請求項1又は
    2に記載のロール紙の繰り出し装置。
JP10303572A 1998-10-26 1998-10-26 ロール紙繰り出し装置 Withdrawn JP2000126073A (ja)

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Effective date: 20060110