JP2000125471A - 配電線無停電工事用移動電源装置及び配電線無停電工法 - Google Patents

配電線無停電工事用移動電源装置及び配電線無停電工法

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JP2000125471A
JP2000125471A JP10289297A JP28929798A JP2000125471A JP 2000125471 A JP2000125471 A JP 2000125471A JP 10289297 A JP10289297 A JP 10289297A JP 28929798 A JP28929798 A JP 28929798A JP 2000125471 A JP2000125471 A JP 2000125471A
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Norio Sugawara
紀男 菅原
Shuichi Yamazaki
修一 山崎
Akira Miura
明 三浦
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Sanyo Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動電源装置から活線開放部分の負荷側にケ
ーブルを活線接続するだけでは、発電機から負荷への自
動負荷移行ができず、また、計測器類を常備しているの
で装置が高価になる。 【解決手段】 クランプ式変流器9を柱上開閉器3の負
荷側に活線接続したケーブル34〜36よりも電源側に
接続して負荷量を計測し、ケーブル34〜36を介して
負荷を系統電源から発電機8側に移行し、柱上開閉器3
と柱上開閉器2を開とし、無停電工事を行う。復旧動作
は、クランプ式変流器9を柱上開閉器3の電源側に接続
したケーブル31〜34よりも電源側に移設して負荷量
を計測しながら、柱上開閉器2を閉とし、遮断器4を投
入し、負荷を発電機8から系統電源に移行し、柱上開閉
器3を閉とし、遮断器4を開とし、発電機8を停止させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力を供給する配
電線における区分開閉器の電源側の系統の工事施工の際
に、負荷側である需要家に無停電で電力を供給できるよ
うにした配電線無停電工事用移動電源装置及び配電線無
停電工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年電力会社等において、配電線工事に
際して停電区間のみに限定し、発電装置等によって需要
家へは無停電で電力を供給し続ける無停電工法が強く要
望されている。このような工事に使用する従来の移動電
源装置は例えば図5の単線接続図(実公平5−8766
5号で公開)に示されている。図において、配電線電源
の代わりに負荷に電力を供給する発電機58を含む発電
機回路70と、配電線51の柱上開閉器53に並列に接
続されて配電線51の負荷量を計測する手段−電圧計6
1,電流計62,電力計63を有する並列回路60と、
並列回路60の一端を柱上開閉器53の電源側に接、断
可能に接続する断路器54と、並列回路60の他端と発
電機回路70の出力端を接続した接続点56とを柱上開
閉器53の負荷側に接、断可能に接続する断路器55を
備えた構成となっている。発電機58を配電線電圧に同
期投入した後、柱上開閉器52,53を開路として負荷
を応急用移動発電装置に切換え、柱上開閉器52と53
間の工事を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の移動電源装置では、柱上開閉器の電源側には負荷量を
計測する計測器を備えた負荷量計測回路を活線接続し、
負荷側には発電機からの電力を供給する電力供給回路を
活線接続し、発電機58と同期運転状態にした後、負荷
の切換えを行っていた。従って、配電線への活線接続ケ
ーブルが6本となり、緊急対応ができないという問題、
また、負荷量の検出点が内部に固定されており、活線接
続ケーブルが負荷側接続だけでは発電機からの負荷への
自動同期運転(自動負荷移行)ができないという問題が
あった。更に、近年では別の手段で負荷量を計測する計
測器が安価に入手できるので、三相の電力計、変流器、
電流計を常備しない安価な移動電源装置の出現が嘱望さ
れている(また、負荷量は予め計測し、移動電源装置の
容量を決め、準備するため、常備する必要がない)とい
う問題があった。
【0004】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、安価で負荷切換え時に停電や電圧の変動を生
じない配電線無停電工事用移動電源装置及び負荷切換え
時に停電や電圧の変動を生じない配電線無停電工法を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明による無停電工事用移動電源装置は、配電線
1の柱上開閉器3の電源側、負荷側にケーブル31〜3
6を接続して遮断器4を柱上開閉器3に並列に接続す
る。系統電源の代わりに負荷に電力を供給する発電機8
を含む発電機回路20は、並列回路10の遮断器4の他
端と発電機回路出力端6で接続しており、発電機回路2
0には自動負荷移行制御器30a、自動速度調整器30
b、自動電圧調整器30cを含む自動負荷移行装置30
を備えており、これに接続される1ヶのクランプ式変流
器9によって構成されている。また、柱上開閉器3と遮
断器4,5とを接続するケーブル31〜36の検出相の
配電線1への配電線クランプ部42を、クランプ式電流
器9と一体形構造としたものを含めるものとする。
【0006】
【発明の実施の形態】上記の課題を達成するために本発
明の配電線無停電工事用移動電源装置は、配電線1の系
統電源の代わりに負荷に電力を供給する発電機8を含む
発電機回路20と、配電線1の活線開放部分に並列に接
続された遮断器4を有する並列回路10と、配電線1に
おける電力の負荷量を計測する計測機器とを備え、柱上
開閉器2と柱上開閉器3間の工事区間で行う配電線1の
無停電工事に使用される配電線無停電工事用移動電源装
置において、前記発電機回路20には自動負荷移行制御
器30a,自動速度調整器30b及び自動電圧調整器3
0c等から成る自動負荷移行装置30が備えられてお
り、並列回路10における前記遮断器4の1次側にはケ
ーブル31〜33が接続されており、かつ、2次側には
ケーブル34〜36が接続されている発電機回路出力端
6に接続されており、前記計測機器はクランプ式変流器
9であり、このクランプ式変流器9の出力は自動負荷移
行装置30に接続されていることに特徴を有している。
【0007】また、前記クランプ式変流器9は、柱上開
閉器3の配電線1と並列回路10の遮断器4を接続する
ケーブルの配電線側に接続する配電線クランプ部42と
一体構造としたケーブルが装備されていることに特徴を
有している。
【0008】更に、本発明の配電線無停電工法は、配電
線1の柱上開閉器3の電源側と負荷側に活線接続して無
停電工事を行うとき、ケーブル34〜36を柱上開閉器
3の負荷側に活線接続し、クランプ式変流器9をケーブ
ル34〜36の活線接続点よりも電源側に接続し、自動
並列運転制御により発電機8と系統電源との同期をと
り、自動負荷移行装置30がクランプ式変流器9の出力
を零になるように動作して、負荷を系統電源から発電機
8に移行させ、負荷を発電機8側に移行した後に柱上開
閉器3を開とし、柱上開閉器2を開とし、復旧動作は、
ケーブル31〜33を柱上開閉器3の電源側に接続し、
クランプ式変流器9がケーブル31〜33の接続点より
も電源側に接続されていることを確認し、柱上開閉器2
を閉としてから遮断器4を投入し、自動負荷移行装置3
0は発電機8の出力電流が零になるように動作して、負
荷を発電機8から系統電源に移行させ、柱上開閉器3を
閉とし、遮断器4を開とし、発電機8を停止させること
に特徴を有している。
【0009】また、配電線1の柱上開閉器3の電源側と
負荷側に活線接続して無停電工事を行うとき、ケーブル
31〜33を柱上開閉器3の電源側に活線接続し、ケー
ブル34〜36を柱上開閉器3の負荷側に活線接続し、
クランプ式変流器9をケーブル31〜33の活線接続点
よりも電源側に接続し、遮断器4を閉とし、柱上開閉器
3を開とし、自動並列運転制御により発電機8と系統電
源との同期をとり、自動負荷移行装置30がクランプ式
変流器9の出力を零になるように動作して、負荷を系統
電源から発電機8に移行させ、負荷を発電機8側に移行
した後に遮断器4を開とし、柱上開閉器2を開とし、復
旧動作は、柱上開閉器2を閉としてから遮断器4を投入
し、自動負荷移行装置30は発電機8の出力電流が零に
なるように動作して、負荷を発電機8から系統電源に移
行させ、柱上開閉器3を閉とし、遮断器4を開とし、発
電機8を停止させることに特徴を有している。
【0010】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。図1は本発明の一実施例における配電線無停電工
事用移動電源装置の3線接続図であり、図2は本発明の
一実施例におけるクランプ式変流器の模式図である。図
において、並列回路10には、1次側には電源側に接続
するケーブル31〜33が接続され、2次側は発電機回
路出力端6に接続されている遮断器4が備えられてい
る。更に、発電機回路出力端6には負荷側に接続するケ
ーブル34〜36と遮断器5を介して発電機8が接続さ
れている。発電機回路20には自動負荷移行装置30、
配電線1の系統電源の代わりに負荷に電力を供給する発
電機8、エンジン7、遮断器5、発電機8の出力を測定
する電圧計,電流計、電力計(図示せず)等が備えられ
ている。自動負荷移行装置30にはエンジン7の速度を
自動調整する自動速度調整器30b、発電機8の出力電
圧を自動調整する自動電圧調整器30c及びこれらの自
動速度調整器30bと自動電圧調整器30cを制御する
自動負荷移行制御器30aが備えられている。自動負荷
移行装置30の自動負荷移行制御器30aに接続されて
いるクランプ式変流器9は配電線1上のS相の電流を計
測する。例えば、このクランプ式変流器9は、先端に配
電線クランブ部42を有するケーブル(S相)と結束等
によって一体構造にしたものであり、ケーブルをS相を
表す色で色別することにより誤接続を防止でき、より簡
単で作業性の良いものとなる。
【0011】本発明の配電線無停電工法について以下詳
述する。図3は、本発明の一実施例における配電線無停
電工法を説明するために図1を簡素化した単線接続図で
ある。図において柱上開閉器2から3までの区間内の工
事を行うとき、配電線無停電工事用移動電源装置を負荷
側の柱上開閉器3の近くに配置する。柱上開閉器3より
負荷側を無停電にて電力供給を続けるため、先ず柱上開
閉器3の負荷側にケーブル34〜36を活線状態で接続
し、配電線無停電工事用移動電源装置に引き込む。ま
た、クランプ式電流器9をケーブル34〜36の接続点
よりも電源側の位置に接続する。配電線無停電工事用移
動電源装置には自動同期検定器SYが装備しており、系
統電源と発電機8の同期がとれると遮断器5が投入さ
れ、同期運転状態となり、自動負荷移行装置30によ
り、クランプ式電流器9の出力が零になるように動作
し、負荷は発電機8に移行する。この動作が完了した状
態で柱上開閉器3を開とし、次に柱上開閉器2を開とす
ることにより工事区間のみ停電状態となる。
【0012】復旧動作は、無電圧状態の柱上開閉器3の
電源側の配電線1にケーブル31〜33を接続し、クラ
ンプ式電流器9をケーブル31〜33の接続点よりも電
源側に移設する。すなわち、図4に示す配電線無停電工
法を説明するための単線接続図となる。柱上開閉器2を
閉とし、自動同期検定器SYにより、遮断器4を閉とす
ると自動負荷移行装置30は発電機出力電流が零になる
ように動作し、負荷は系統電源側に移行する。この状態
で柱上開閉器3を閉とし、次に遮断器4,5を開とし、
発電機8を停止させ、復旧動作は完了する。
【0013】最初から図4のように柱上開閉器3の電源
側、負荷側をケーブル31〜33とケーブル34〜36
により接続した場合は、相順等誤配線がないことを確認
後、遮断器4を閉として、次に柱上開閉器3を開とし、
自動同期検定器SYにより発電機回路20の遮断器5を
閉とする。自動負荷移行装置30の動作完了により、遮
断器4を開とする。次に配電線1の柱上開閉器2を開と
することにより、工事区間は無電圧状態となり、工事可
能となる。この場合の復旧動作については全く前述と同
じ手順で行われる。
【0014】以上説明したように、従来技術の手動同期
投入および手動負荷移行手段では並列回路に設けた電流
計および電力計を見ながらの操作が不可欠であったが、
本発明では自動的に負荷移行が可能となる。すなわち、
クランプ式変流器1個の挿入だけで自動的に操作され、
負荷量を計測する並列回路の電力計、電流計の常備を不
要としたものである。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の配電線無
停電工事用移動電源装置は、発電機回路20には自動負
荷移行制御器30a,自動速度調整器30b及び自動電
圧調整器30c等から成る自動負荷移行装置30が備え
られており、並列回路10における前記遮断器4の1次
側にはケーブル31〜33が接続されており、かつ、2
次側にはケーブル34〜36が接続されている発電機回
路出力端6に接続されており、計測機器はクランプ式変
流器9であり、このクランプ式変流器9の出力は自動負
荷移行装置30に接続されているので、また、本発明の
配電線無停電工法は、ケーブル34〜36を柱上開閉器
3の負荷側に活線接続し、クランプ式変流器9をケーブ
ル34〜36の活線接続点よりも電源側に接続し、自動
並列運転制御により発電機8と系統電源との同期をと
り、自動負荷移行装置30がクランプ式変流器9の出力
を零になるように動作して、負荷を系統電源から発電機
8に移行させ、負荷を発電機8側に移行した後に柱上開
閉器3を開とし、柱上開閉器2を開とし、復旧動作は、
ケーブル31〜33を柱上開閉器3の電源側に接続し、
クランプ式変流器9がケーブル31〜33の接続点より
も電源側に接続されていることを確認し、柱上開閉器2
を閉としてから遮断器4を投入し、自動負荷移行装置3
0は発電機8の出力電流が零になるように動作して、負
荷を発電機8から系統電源に移行させ、柱上開閉器3を
閉とし、遮断器4を開とし、発電機8を停止させるの
で、更に、ケーブル31〜33を柱上開閉器3の電源側
に活線接続し、ケーブル34〜36を柱上開閉器3の負
荷側に活線接続し、クランプ式変流器9をケーブル31
〜33の活線接続点よりも電源側に接続し、遮断器4を
閉とし、柱上開閉器3を開とし、自動並列運転制御によ
り発電機8と系統電源との同期をとり、自動負荷移行装
置30がクランプ式変流器9の出力を零になるように動
作して、負荷を系統電源から発電機8に移行させ、負荷
を発電機8側に移行した後に遮断器4を開とし、柱上開
閉器2を開とし、復旧動作は、柱上開閉器2を閉として
から遮断器4を投入し、自動負荷移行装置30は発電機
8の出力電流が零になるように動作して、負荷を発電機
8から系統電源に移行させ、柱上開閉器3を閉とし、遮
断器4を開とし、発電機8を停止させるので、クランプ
式変流器9の接続点移動を可能とすることにより移動電
源装置と配電線を接続するケーブルは柱上開閉器3の負
荷側の3本だけとなり、緊急時等の場合にスピーディー
な対応が可能となり、負荷に無停電で電力を供給し続け
ることができ、また、復旧動作時には工事区間が無電圧
状態での柱上開閉器3と並列接続されているケーブル
で、活線作業でない為安全に行うことができ、さらに、
負荷量は移動電源装置を移動設置する前に、予め停電区
域の需要家数を確認したり、携帯用クランプ式電流計、
電力計等で計測することで、必要な負荷量を想定して電
源装置容量を選定する必要がない。従って、配電線の並
列回路内で負荷量を計測する電力計および電流計を常備
する必要がなく、装置は簡素化され、安価となる等の効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における配電線無停電工事用
移動電源装置の3線接続図である。
【図2】本発明の一実施例におけるクランプ式変流器の
模式図である。
【図3】本発明の一実施例における配電線無停電工法を
説明するための単線接続図である。
【図4】本発明の一実施例における他の配電線無停電工
法を説明するための単線接続図である。
【図5】従来例における配電線無停電工事用電源装置の
単線接続図である。
【符号の説明】
1 配電線 2,3 柱上開閉器 4,5 遮断器 6 発電機回路出力端 7 エンジン 8 発電機 9 クランプ式変流器 10 並列回路 20 発電機回路 21 電圧計 22 電流計 23 電力計 30 自動負荷移行装置 30a 自動負荷移行制御器 30b 自動速度調整器 30c 自動電圧調整器 31〜33 ケーブル 34〜36 ケーブル 42 配電線クランプ部 SY 自動同期検定器 51 配電線 52,53 柱上開閉器 54,55 断路器 56 接続点 58 発電機 60 並列回路 61 電圧計 62 電流計 63 電力計 64 遮断器 70 発電機回路 71 電圧計 72 電流計 73 電力計 77 遮断器
フロントページの続き (72)発明者 三浦 明 東京都豊島区北大塚1丁目15番1号 山洋 電気株式会社内 Fターム(参考) 5G015 GA06 GA15 HA13 JA05 5G066 AA10 AB01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配電線(1)の系統電源の代わりに負荷
    に電力を供給する発電機(8)を含む発電機回路(2
    0)と、配電線(1)の活線開放部分である柱上開閉器
    (3)(以下、活線開放部分である柱上開閉器を単に柱
    上開閉器と記す)に並列に接続された遮断器(4)を有
    する並列回路(10)と、配電線(1)における電力の
    負荷量を計測する計測機器とを備え、 柱上開閉器(2)と柱上開閉器(3)間の工事区間で行
    う配電線(1)の無停電工事に使用される配電線無停電
    工事用移動電源装置において、 前記発電機回路(20)には自動負荷移行制御器30
    a,自動速度調整器30b及び自動電圧調整器30c等
    から成る自動負荷移行装置(30)が備えられており、 並列回路(10)における前記遮断器(4)の1次側に
    はケーブル(31〜33)が接続されており、かつ、2
    次側にはケーブル(34〜36)が接続されている発電
    機回路出力端(6)に接続されており、 前記計測機器はクランプ式変流器(9)であり、 このクランプ式変流器(9)の出力は自動負荷移行装置
    (30)に接続されていることを特徴とする配電線無停
    電工事用移動電源装置。
  2. 【請求項2】 前記クランプ式変流器(9)は、 柱上開閉器(3)の配電線(1)と並列回路(10)の
    遮断器(4)を接続するケーブルの配電線側に接続する
    配電線クランプ部(42)と一体構造としたケーブルが
    装備されていることを特徴とする請求項1記載の配電線
    無停電工事用移動電源装置。
  3. 【請求項3】 配電線(1)の柱上開閉器(3)の電源
    側と負荷側に活線接続して無停電工事を行うとき、 ケーブル(34〜36)を柱上開閉器(3)の負荷側に
    活線接続し、 クランプ式変流器(9)をケーブル(34〜36)の活
    線接続点よりも電源側に接続し、 自動並列運転制御により発電機(8)と系統電源との同
    期をとり、 自動負荷移行装置(30)がクランプ式変流器(9)の
    出力を零になるように動作して、負荷を系統電源から発
    電機(8)に移行させ、 負荷を発電機(8)側に移行した後に柱上開閉器(3)
    を開とし、柱上開閉器(2)を開とし、 復旧動作は、 ケーブル(31〜33)を柱上開閉器(3)の電源側に
    接続し、 クランプ式変流器(9)がケーブル(31〜33)の接
    続点よりも電源側に接続されていることを確認し、 柱上開閉器(2)を閉としてから遮断器(4)を投入
    し、 自動負荷移行装置(30)は発電機(8)の出力電流が
    零になるように動作して、負荷を発電機(8)から系統
    電源に移行させ、 柱上開閉器(3)を閉とし、遮断器(4)を開とし、発
    電機(8)を停止させることを特徴とする配電線無停電
    工法。
  4. 【請求項4】 配電線(1)の柱上開閉器(3)の電源
    側と負荷側に活線接続して無停電工事を行うとき、 ケーブル(31〜33)を柱上開閉器(3)の電源側に
    活線接続し、 ケーブル(34〜36)を柱上開閉器(3)の負荷側に
    活線接続し、 クランプ式変流器(9)をケーブル(31〜33)の活
    線接続点よりも電源側に接続し、 遮断器(4)を閉とし、柱上開閉器(3)を開とし、 自動並列運転制御により発電機(8)と系統電源との同
    期をとり、 自動負荷移行装置(30)がクランプ式変流器(9)の
    出力を零になるように動作して、負荷を系統電源から発
    電機(8)に移行させ、 負荷を発電機(8)側に移行した後に遮断器(4)を開
    とし、 柱上開閉器(2)を開とし、 復旧動作は、 柱上開閉器(2)を閉としてから遮断器(4)を投入
    し、 自動負荷移行装置(30)は発電機(8)の出力電流が
    零になるように動作して、負荷を発電機(8)から系統
    電源に移行させ、 柱上開閉器(3)を閉とし、遮断器(4)を開とし、発
    電機(8)を停止させることを特徴とする配電線無停電
    工法。
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