JP2000123111A - 金属面の画像入力方法 - Google Patents

金属面の画像入力方法

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JP2000123111A
JP2000123111A JP10298380A JP29838098A JP2000123111A JP 2000123111 A JP2000123111 A JP 2000123111A JP 10298380 A JP10298380 A JP 10298380A JP 29838098 A JP29838098 A JP 29838098A JP 2000123111 A JP2000123111 A JP 2000123111A
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illumination
metal plate
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marking portion
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JP10298380A
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Masashi Nishida
真史 西田
Masato Ushikusa
昌人 牛草
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決】 圧延された金属板の表面に形成されている文
字等のマーキング部をCCDカメラ等により撮像する
際、S/N比の高い画像を入力できるようにする。 【解決手段】 圧延製造された金属薄板Mの表面に形成
されたマーキング部をCCDカメラ12により撮像する
際、上記マーキング部を挟む位置に配された、前記金属
薄板Mの圧延方向に直交する方向に延びる1対の面照明
からなる照明装置14により、互いに対向する方向に照
明する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、金属板に直接記録
されているマーキング部を画像入力する際に適用して好
適な、金属面の画像入力方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カラーテレビのブラウン管用のシャドウ
マスクやアパーチャグリル等は、金属板にエッチング等
の処理を施して所定のパターンを形成することにより製
造されている。
【0003】このような金属板からなる製品には、文
字、記号、マーク、コード等をその表面に直接マーキン
グすることにより、ロット番号等のその製品に関する情
報を記録し、検査等の後工程等において、上記文字等の
マーキング部をCCDカメラ等の撮像手段により画像入
力し、その画像を画像処理することにより、記録されて
いる情報を読み取ることが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記金
属製品の材料となる金属板は、圧延ロールにより長手方
向に圧延して製造されているため、その表面には圧延方
向に沿った微小な凹凸からなる、いわゆる圧延筋が発生
している。このような金属板から、リング照明、4方向
照明、同軸落射照明等の通常の照明を使用して前記マー
キング部を撮像して画像を入力しても、その画像には主
に上記圧延筋に起因する多数のノイズが存在しているた
め、該画像からマーキング部を認識することが困難であ
るという問題があった。
【0005】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、圧延された金属板からなる製品の表
面に形成されてる文字、記号、マーク、コード等のマー
キング部をCCDカメラ等により撮像する際、S/N比
の高い画像を得ることができ、マーキング部の誤認識を
防ぐことができる金属面の画像入力方法を提供すること
を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧延製造され
た金属板の表面に形成されたマーキング部を撮像手段に
より画像入力する金属面の画像入力方法において、前記
マーキング部を挟む位置に配された、前記金属板の圧延
方向に直交する方向に延びる1対の照明手段により、互
いに対向する方向に照明することにより、前記課題を解
決したものである。
【0007】本発明者等は、種々検討した結果、多数の
圧延筋が形成されている金属板でも、その圧延筋に直交
する方向に配された照明手段によりマーキング部を対向
する2方向から照明することにより、S/N比の高い画
像を入力できることを知見した。本発明は、この知見に
基づいてなされたものであり、マーキング部を確実に画
像認識することが可能となった。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明に係る一実施形態に適用さ
れる画像入力装置を示したブロック図を含む概略正面図
である。
【0010】この画像入力装置は、金属薄板Mを載置
し、X方向に移動するXステージ10と、該金属薄板M
の表面に形成されている画像入力対象のマーキング部を
撮像するCCDカメラ(撮像手段)12と、該CCDカ
メラ12により撮像する際に金属薄板Mの表面を照明す
る照明装置14と、CCDカメラ12を介して画像を入
力する画像入力ボード及びそれらの画像データを処理す
る画像処理ボードが内蔵されている画像処理装置(パソ
コン)16とを備えている。
【0011】本実施形態では、上記金属薄板Mが、例え
ば圧延製造された鉄板を材料として製造されたシャドウ
マスクであり、該金属薄板Mの表面に形成されているマ
ーキング部を前記CCDカメラ12により撮像する。
【0012】上記マーキング部は、YAGレーザで金属
表面にレーザマーキングされた、例えばアルファベット
のAである。本実施形態では、この文字を画像処理する
ことにより認識するために、前記CCDカメラ12によ
り画像を取り込むが、そのカメラ12の視野は25mm
×20mm程度で、1画素は約50μmである。
【0013】本実施形態では、このマーキング部を前記
CCDカメラ12により撮像して画像入力するにあた
り、前記照明装置14として、図2(A)に平面図を、
同図(B)に側面図をそれぞれ示したものを使用する。
この照明装置14は、前記マーキング部(図示せず)を
挟む位置に配された、金属薄板Mの圧延方向に直交する
方向に延びる1対の面照明(照明手段)14Aにより、
互いに対向する方向に照明するようになっている。な
お、上記図2(A)に破線で示した矩形は、上述したC
CDカメラ12の視野に相当する。
【0014】この面照明14Aについて詳述すると、図
3にその1つを拡大した斜視図で示すように、前記金属
薄板Mの表面にほぼ垂直な、例えば約50mm×20m
mの平面部を有し、該平面部に約直径5mmのLED
(照明部)14Bが4列で各10個ずつ配設された構造
になっている。そして、ここでは、これら1対の面照明
14Aが、100mmの間隔を置いて対向配置されてい
る。但し、これら面照明14Aはその対向間隔を含む水
平方向の位置は可変であり、又、金属薄板Mの表面から
の高さも、例えば10mm〜20mmの範囲で可変であ
り、撮像する対象に応じて適切な位置に移動可能になっ
ている。なお、面照明14Aを構成するLED14Bの
色は特に規定されないが、入力するカメラのCCD素子
の感度にマッチした色を選択することが、より高画質の
画像を得る上で望ましい。
【0015】以上詳述した1対の面照明14Aを使用す
る本実施形態において、前記金属薄板MからCCDカメ
ラ12によりマーキング部のAを撮像して得られた画像
のイメージを図4に、又、従来と同様に周囲4方向から
照明して同マーキング部を撮像して得られた画像のイメ
ージを図5に、それぞれ示した。これら2つの図を比較
すると、本実施形態によれば、縦方向に長い楕円(筋)
状のノイズNが極めて少ない、即ち高いS/N比の画像
が入力できていることが分かる。
【0016】なお、上記図5に示したように、周囲4方
向から照明するとノイズが多く出る理由は、圧延方向に
直交する金属薄板Mの断面における表面部のイメージを
図6に拡大して示したように、金属薄板Mの表面には圧
延方向に沿った微妙なうねりが存在しているため、同方
向に平行な方向からの照明が存在すると、そのうねりが
撮像されるため、入力画像を2値化してマーキング部を
画像認識する際には、それがノイズとなると考えられ
る。
【0017】以上、本発明について具体的に説明した
が、本発明は、前記実施形態に示したものに限られるも
のでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
ある。
【0018】例えば、前記実施形態では、照明手段とし
て面照明を使用する場合を示したが、これに限定され
ず、圧延筋に直交する方向に延びるものであれば、光フ
ァイバ等であってもよい。
【0019】又、画像入力の対象であるマーキング部
は、金属板にレーザマーキングされたA(文字)である
場合を示したが、マーキング部の形成方法は任意であ
り、彫刻で彫って形成したものでも、エッチングで生成
したものであってもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
圧延された金属板からなる製品の表面に形成されている
文字、記号、マーク、コード等のマーキング部をCCD
カメラ等により撮像する際に、圧延筋の影響を受けるこ
となくS/N比の高い画像を得ることができ、その結
果、マーキング部の誤認識を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態に適用される画像入力
装置を示す概略正面図
【図2】本実施形態に適用される面照明を示す平面図、
正面図
【図3】上記面照明を拡大して示す斜視図
【図4】本実施形態による入力画像のイメージを示す説
明図
【図5】従来方法による入力画像のイメージを示す説明
【図6】従来の問題点が生じる理由を示す説明図
【符号の説明】
10…Xステージ 12…CCDカメラ 14…照明装置 14A…面照明 14B…LED 16…画像処理装置 M…金属薄板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧延製造された金属板の表面に形成された
    マーキング部を撮像手段により画像入力する金属面の画
    像入力方法において、 前記マーキング部を挟む位置に配された、前記金属板の
    圧延方向に直交する方向に延びる1対の照明手段によ
    り、互いに対向する方向に照明することを特徴とする金
    属面の画像入力方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記照明手段が、前記金属板の表面に略垂直な平面に照
    明部が形成された面照明であることを特徴とする金属面
    の画像入力方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記照明手段が、対向間隔、水平方向の位置及び前記金
    属板の表面からの高さがそれぞれ可変であることを特徴
    とする金属面の画像入力方法。
JP10298380A 1998-10-20 1998-10-20 金属面の画像入力方法 Withdrawn JP2000123111A (ja)

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Cited By (3)

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