JP2000122519A - 電力系統訓練シミュレータとこれを実行するためのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

電力系統訓練シミュレータとこれを実行するためのプログラムを記録した記録媒体

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JP2000122519A
JP2000122519A JP31541598A JP31541598A JP2000122519A JP 2000122519 A JP2000122519 A JP 2000122519A JP 31541598 A JP31541598 A JP 31541598A JP 31541598 A JP31541598 A JP 31541598A JP 2000122519 A JP2000122519 A JP 2000122519A
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power system
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training
monitoring
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Hidenori Yamashita
秀徳 山下
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 複数の制御所の監視制御システムにおいて、
同一の場所にて合同訓練ができ、各制御所間の情報伝送
回線を用い各制御所に設置された訓練シミュレータを連
系させて合同訓練を行なう。 【解決手段】 電力系統模擬サーバ1と、監視制御模擬
サーバ2と、複数の訓練者用操作卓クライアント3と被
訓練者用操作卓クライアント4を有し、前記訓練者用操
作卓クライアントでは接続すべきサーバの名称を指定す
るサーバ接続要求手段36と、前記接続すべきサーバのア
ドレスを検索するサーバ接続開始手段33と、前記電力系
統模擬サーバと前記訓練者用操作卓クライアントを接続
するサーバ接続手段31とを備え、前記被訓練者用操作卓
クライアントでは接続すべき監視制御模擬サーバを接続
するサーバ接続手段41と、当該接続された監視制御模擬
サーバ用MMIソフトウェアの中から起動すべきMMI
ソフトウェアを判定し起動する、起動手段43とを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力系統の応動を
模擬し電力系統の監視・操作を行なう運転員に対する訓
練のための電力系統訓練シミュレータとこれを実行する
ためのプログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】電力系統運用訓練シミュレータは、電力
会社の中央給電指令所,総合制御所,配電監視所の運転
員の訓練を行なうことを目的としたものである。被訓練
者によるデータ設定及び操作に対して電力系統の応動を
模擬し、被訓練者があたかも実際の電力系統を対象にし
て運用しているような状況を造りだし、被訓練者の訓練
を行なうものである。
【0003】ここで、従来の電力系統運用訓練シミュレ
ータを図30を用いて説明する。電力系統訓練シミュレー
タは、系統模擬手段11及び訓練支援手段12を有する電力
系統模擬サーバ1と、実際の電力系統の監視制御システ
ムの機能を忠実に模擬する監視制御模擬手段21を有する
監視制御模擬サーバ2と、電力系統模擬サーバに対して
訓練者が操作を行なうための訓練者用操作卓クライアン
ト3と、監視制御模擬サーバに対して被訓練者が操作を
行なうための被訓練者用操作卓クライアント4から構成
される。
【0004】系統模擬手段11は電力系統の有効電力,無
効電力,電圧,周波数,位相角などの電力量を系統模擬
計算により算出し、その模擬計算結果に対する制御状況
を模擬することで電力系統の応動を模擬する。又、訓練
者が予め設定した事故と事故に対して系統を保護するた
めに設置されているリレーの動作を模擬することで、事
故後系統を復旧するための被訓練者の操作に対して電力
系統の応動を模擬する。
【0005】訓練支援手段12は訓練を行なうための電力
系統の作成や系統事故のデータの設定及び訓練開始/終
了の制御,訓練内容の評価を行なう。監視制御模擬手段
21は監視制御システムにある監視機能,制御機能,系統
操作機能,記録機能,操作支援機能等と同じ動作をする
ように模擬計算を行なう。
【0006】訓練を行なうための各手段の動作内容につ
いて説明する。訓練者の要求に対して訓練者用操作卓ク
ライアント3から訓練開始要求を訓練支援手段12に通知
する。訓練支援手段12は系統模擬手段11と監視制御模擬
手段21に対して訓練開始要求を通知する。
【0007】系統模擬手段11は訓練開始要求を受けると
監視制御模擬手段21に初期電力系統状態を通知する。こ
れを受けた監視制御模擬手段21は監視制御に関する設定
値を系統模擬手段11に通知する。系統模擬手段11,監視
制御模擬手段21は互いの通知内容を反映し、訓練準備が
完了したことを訓練支援手段12に通知する。
【0008】次に訓練支援手段12は系統模擬計算の開始
を系統模擬手段11に通知する。同時に訓練支援手段12は
訓練開始準備の終了と系統模擬計算の開始を、訓練者に
は訓練者用操作卓クライアント3を通じて、被訓練者に
は被訓練者用操作卓クライアント4を通じて通知する。
【0009】系統模擬手段11で行なう系統模擬計算は監
視制御模擬手段21が管理する電力系統を対象として行な
う。系統模擬計算中、監視制御模擬手段21は被訓練者よ
り受けた指令や操作の要求の通知を系統模擬手段11と訓
練支援手段12に通知する。
【0010】系統模擬手段11は通知の内容を受けて系統
模擬計算を再度実行する。訓練支援手段12は通知の内容
を訓練者用操作卓クライアント3を通じて訓練者に通知
する。
【0011】上述にもあるが、系統模擬手段11にて実現
する系統模擬計算は、訓練対象となる監視制御模擬手段
21の管理する電力系統について行なう。そのため、系統
模擬手段11と監視制御模擬手段21は常に1対1に対応し
て訓練シミュレータを構成する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の訓練シミュ
レータは、1制御所に対する訓練を行なうことを目的と
し、電力系統模擬サーバと監視制御模擬サーバが1対1
で構成されている。そのため、電力系統及び制御管轄の
異なる制御所同士の合同訓練を同一の場所もしくは各制
御所において同時に行なうことが困難であった。このこ
とから、電力系統監視制御の管轄範囲が異なる複数の制
御所間での合同訓練を可能とする訓練シミュレータが望
まれていた。
【0013】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、複数の制御所の監視制御システムにおい
て同一の場所にて合同訓練を行なうことができると共
に、各制御所との間の情報伝送回線を用い各制御所に設
置された訓練シミュレータを連携させて合同訓練を行な
うことのできる電力系統訓練シミュレータとこれを実行
するためのプログラムを記録した記録媒体を提供するこ
とを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の[請求項1]に
係る電力系統訓練シミュレータは、電力系統の監視・制
御のための操作方法の訓練をする電力系統訓練シミュレ
ータにおいて、訓練システム環境の管理及び電力系統の
模擬を行なう電力系統模擬サーバと、制御所の監視制御
システムの機能を模擬する監視制御模擬サーバと、訓練
者が電力系統模擬サーバを操作するための訓練者用操作
卓クライアントと被訓練者が監視制御模擬サーバを操作
するための被訓練者用操作卓クライアントを有し、前記
訓練者用操作卓クライアントではこの訓練者用操作卓ク
ライアントに接続すべきサーバの名称を指定するサーバ
接続要求手段と、前記接続すべきサーバのアドレスを検
索するサーバ接続開始手段と、前記電力系統模擬サーバ
と前記訓練者用操作卓クライアントを接続するサーバ接
続手段とを備え、前記被訓練者用操作卓クライアントで
はこの被訓練者用操作卓クライアントに接続すべき監視
制御模擬サーバを接続するサーバ接続手段と、前記接続
された監視制御模擬サーバ用のMMIソフトウェアを起
動するMMIソフトウェア起動手段とを備えた。
【0015】本発明の[請求項1]に係る電力系統訓練
シミュレータでは、訓練者用操作卓クライアントにおい
て、サーバ接続要求手段が被訓練者の要求に従い接続要
求サーバ名称ファイルにサーバ名称を保存する。サーバ
接続開始手段は接続要求のあるサーバのアドレスを検索
して接続情報ファイルにサーバ名称とアドレスを保存す
る。被訓練者用操作卓クライアントにおいて、サーバ接
続手段は接続情報ファイルにある接続要求のあるサーバ
のアドレスを用いて監視制御模擬サーバと被訓練者用操
作卓クライアントを接続する。MMIソフトウェア起動
手段は接続情報ファイルにある接続要求のあるサーバの
名称から起動すべきMMIソフトウェアを判定し、監視
制御模擬サーバ用MMIソフトウェア記憶装置に複数保
存しているMMIソフトウェアの中から該当MMIソフ
トウェアを起動する。監視制御模擬サーバと訓練者用操
作卓の接続を、訓練対象の監視制御模擬サーバ毎に被訓
練者分行なうことで、複数制御所の合同訓練を同一の場
所にて実施することができる。
【0016】本発明の[請求項2]に係る電力系統訓練
シミュレータは、電力系統の監視・制御のための操作方
法の訓練をする電力系統訓練シミュレータにおいて、訓
練システム環境の管理及び電力系統の模擬を行なう電力
系統模擬サーバと、制御所の監視制御システムの機能を
模擬する監視制御模擬サーバと、電力系統模擬サーバと
複数の監視制御模擬サーバ内部に各サーバを操作するた
めのMMIソフトウェアと、前記電力系統模擬サーバ又
は前記監視制御模擬サーバ上で動作したMMIソフトウ
ェアの表示を受け付ける複数の操作卓クライアントを有
し、各操作卓クライアントは接続すべき各サーバを選択
する接続サーバ選択手段と、前記電力系統模擬サーバ及
び監視制御模擬サーバと操作卓クライアントとを夫々接
続するための各サーバ接続手段とを備えた。
【0017】本発明の[請求項2]に係る電力系統訓練
シミュレータでは、電力系統訓練シミュレータのMMI
ソフトウェアを各々電力系統模擬サーバ,監視制御模擬
サーバ内に有する。複数の操作卓クライアントにおいて
は、接続サーバ選択手段が被訓練者の要求に従い電力系
統模擬サーバ接続手段もしくは監視制御模擬サーバ接続
手段を起動する。電力系統模擬サーバ接続手段は電力系
統模擬サーバアドレスファイルにあるサーバのアドレス
を用いて電力系統模擬サーバと操作卓クライアントを接
続し、電力系統模擬サーバ内のMMIソフトウェアを起
動する。同じく、監視制御模擬サーバ接続手段は監視制
御模擬サーバアドレスファイルから被訓練者の要求する
サーバのアドレスを検索し、検索したアドレスを用いて
監視制御模擬サーバと操作卓クライアントを接続し、監
視制御模擬サーバ内のMMIソフトウェアを起動する。
これにより、操作卓クライアントの数によらず複数制御
所の合同訓練を同一の場所にて実施することができる。
【0018】本発明の[請求項3]に係る電力系統訓練
シミュレータは、[請求項2]において、各制御所の管
轄する電力系統の模擬を行なう複数の電力系統模擬サー
バと、訓練の管理を行なう訓練管理サーバを付加した構
成とし、前記電力系統模擬サーバ間を接続する電力系統
模擬サーバ間接続手段を備え、管轄の異なる電力系統に
おける複数の制御所の合同訓練を可能とした。
【0019】本発明の[請求項3]に係る電力系統訓練
シミュレータでは、[請求項2]に係る電力系統訓練シ
ミュレータの電力系統模擬サーバ接続手段に電力系統模
擬サーバアドレスファイルから被訓練者の要求するサー
バのアドレスを検索し取得する機能を追加する。又、電
力系統模擬サーバ間接続手段は操作卓クライアントに接
続する電力系統模擬サーバの間を接続する。これによ
り、個々の電力系統模擬サーバ間で電力諸量のデータの
やりとりを行ない、異電力系統を管轄する制御所の合同
訓練を同一の場所にて実施することができる。
【0020】本発明の[請求項4]に係る電力系統訓練
シミュレータは、[請求項2]において、オンライン制
御に用いている監視制御サーバよりオンライン保存デー
タを取り込み実記録に則した事故設定や系統操作の支援
のできるオンライン操作支援サーバを付加した構成と
し、実システムの状変記録をオンライン操作支援サーバ
に取り込む状変記録取込手段と、状変内容により状変記
録を加工する状変記録加工手段と、加工した状変記録を
保存する状変記録保存手段を備え、実操作に対する模範
訓練を可能とした。
【0021】本発明の[請求項4]に係る電力系統訓練
シミュレータでは、[請求項2]に係る電力系統訓練シ
ミュレータに付加するオンライン操作支援サーバにおい
て、状変記録取込手段は実監視制御サーバに保存してい
る状変記録ファイルから被訓練者が要求する分のデータ
を取り込み、操作支援ファイルに保存する。状変記録加
工手段は操作支援ファイルのデータを事故時状変記録,
事故時操作記録,平常時操作記録に区分けする。状変記
録保存手段は操作支援ファイルのデータを上記区分けに
従い事故時状変記録ファイル,事故時操作記録ファイ
ル,平常時操作記録ファイルに保存する。これにより、
実際の系統操作に関する事故シナリオの設定とそのシナ
リオに対する模範操作を指示した訓練を実施することが
できる。
【0022】本発明の[請求項5]に係る電力系統訓練
シミュレータは、電力系統の監視・制御のための操作方
法の訓練をする電力系統訓練シミュレータにおいて、訓
練システム環境の管理及び電力系統の模擬を行なう電力
系統模擬サーバと、各制御所に設置され監視・制御サー
バの機能を模擬する監視制御模擬サーバと、被訓練者が
シミュレータを操作するための被訓練者用操作卓クライ
アントと、訓練者が監視制御模擬サーバを操作するため
の訓練用操作卓クライアントを有し、前記電力系統模擬
サーバといずれの制御所にある監視制御模擬サーバとの
接続を行なうかを選択する制御所接続選択手段と、前記
電力系統模擬サーバと前記監視制御模擬サーバとを接続
する制御所接続手段を備え、各制御所にいながら合同訓
練を可能とした。
【0023】本発明の[請求項5]に係る電力系統訓練
シミュレータでは、電力系統模擬サーバにおいて、制御
所接続選択手段は被訓練者の要求に従い制御所選択名称
ファイルに訓練を行なう制御所にある監視制御模擬サー
バの名称を保存する。制御所接続手段は制御所アドレス
ファイルから制御所選択名称ファイルにある名称のアド
レスを選択し、情報伝送路を介して監視制御模擬サーバ
と接続する。これにより、訓練総括所と各制御所との間
に電力系統模擬サーバにより求めた電力諸量と監視制御
模擬サーバからの制御・操作情報のやりとりを行ない、
各制御所にいながら合同訓練を実施することができる。
【0024】本発明の[請求項6]に係る電力系統訓練
シミュレータは、[請求項5]において、各制御所毎に
設置し制御所で管轄する電力系統の模擬を行なう複数の
電力系統模擬サーバと、訓練システム環境の管理を行な
う訓練管理サーバを付加した構成とし、前記訓練管理サ
ーバは訓練を行なう制御所を選択する制御所間接続選択
手段と、前記選択した制御所間の電力系統模擬サーバの
接続要求を行なう制御所間接続要求手段とを備えると共
に、前記電力系統模擬サーバは電力系統模擬サーバ間の
接続を行なう電力系統模擬サーバ間接続手段を備え、管
轄の異なる電力系統を制御する制御所にいながら合同訓
練を可能とした。
【0025】本発明の[請求項6]に係る電力系統訓練
シミュレータでは、訓練管理サーバにおいて、制御所間
接続選択手段は制御所アドレスファイルから制御所名称
選択ファイルにある名称のアドレスを検索し、制御所間
接続アドレスファイルに保存する。制御所間接続要求手
段は制御所間接続アドレスファイルにあるアドレスを各
制御所の電力系統模擬サーバにある接続先アドレスファ
イルに保存する。電力系統模擬サーバ間接続手段は、接
続先アドレスファイルにある電力系統模擬サーバとの接
続を行なう。これにより、異電力系統の合同訓練を各制
御所にいながら実施することができる。
【0026】本発明の[請求項7]に係る電力系統訓練
シミュレータは、[請求項5]において、各制御所には
オンライン操作支援サーバを介して各システム毎の実シ
ステム監視制御サーバを付加した構成とし、各制御所に
おける実操作に対する模擬訓練を可能とした。
【0027】本発明の[請求項7]に係る電力系統訓練
シミュレータでは、実系統における状変記録をもとに事
故シナリオや操作内容を保存する支援操作を付加すると
共に、訓練者は制御所にいながら自制御所の監視制御は
もとより、他の制御所の監視制御システムの訓練を同時
にできる。即ち、各制御所において実際の系統操作に関
する事故シナリオの設定とそのシナリオに対する模範操
作を指示することができる。
【0028】本発明の[請求項8]に係る電力系統訓練
シミュレータは、[請求項2]において、各制御所に設
置している機能の異なる複数の実システム監視制御サー
バを模擬する複数の監視制御模擬サーバを付加した構成
とし、電力系統模擬サーバにはいずれの監視制御模擬サ
ーバを接続するかを選択する監視制御模擬サーバ間選択
手段を備えると共に、操作卓クライアントには監視制御
模擬サーバ間を接続するかの接続先アドレスを入力する
監視制御模擬サーバ間接続手段を備え、同時に実システ
ムに関する多機能の監視制御操作訓練を可能とした。
【0029】本発明の[請求項8]に係る電力系統訓練
シミュレータでは、監視制御模擬サーバ間選択手段は監
視制御模擬サーバ接続結果ファイルにあるアドレスを監
視制御模擬サーバにある接続先ファイルに保存する。監
視制御模擬サーバ間接続手段は接続先ファイルにあるア
ドレスの監視制御模擬サーバと接続を行なう。これによ
り、1制御所にある複数の監視制御模擬サーバを用いて
制御機能の異なる監視制御サーバに関する合同操作訓練
を実施することができる。
【0030】本発明の[請求項9]に係る記録媒体は、
訓練者用操作卓クライアントにおいて、サーバ接続要求
手段が被訓練者の要求に従い接続要求サーバ名称ファイ
ルにサーバ名称を保存する機能と、サーバ接続開始手段
は接続要求のあるサーバのアドレスを検索し接続情報フ
ァイルにサーバ名称とアドレスを保存する機能と、被訓
練者用操作卓クライアントにおいて、サーバ接続手段は
接続情報ファイルにある接続要求のあるサーバのアドレ
スを用いて監視制御模擬サーバと被訓練者用操作卓クラ
イアントを接続する機能と、MMIソフトウェア起動手
段は接続情報ファイルにある接続要求のあるサーバの名
称から起動すべきMMIソフトウェアを判定し、監視制
御模擬サーバ用MMIソフトウェア記憶装置に複数保存
しているMMIソフトウェアの中から該当MMIソフト
ウェアを起動する機能と、監視制御模擬サーバと訓練者
用操作卓の接続を、訓練対象の監視制御模擬サーバ毎に
被訓練者分行なうことで、複数制御所の合同訓練を同一
の場所にて実施することができる機能とを実現させるた
めのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体である。
【0031】
【発明の実施の形態】図1は本発明による電力系統運用
訓練シミュレータの実施の形態を示す構成図である。図
1において、図30と同一機能部分については同一符号を
付して説明を省略する。本実施の形態では電力系統模擬
サーバ1、各制御所用監視制御模擬サーバ2-a ,2-b 、
訓練者用操作卓クライアント3、各被訓練者用操作卓ク
ライアント4-a ,4-b をLAN回線6に接続したもので
ある。なお、5-a ,5-b は監視制御模擬用MMIソフト
ウェア記憶装置である。
【0032】図2は電力系統訓練シミュレータの詳細構
成例図であり、図において、31,41はサーバ接続手段、
32,42は接続情報ファイル、33はサーバ接続開始手段、
34は接続要求サーバ名称ファイル、35はサーバアドレス
ファイル、36はサーバ接続要求手段、43はMMIソフト
ウェア起動手段、5-a は前記した監視制御模擬用MMI
ソフトウェア記憶装置である。
【0033】次に作用について説明する。訓練を始める
前に訓練者用操作卓クライアント3から電力系統模擬サ
ーバ1が操作できるよう訓練者用操作卓クライアント3
と電力系統模擬サーバ1との間の接続を行なわなければ
ならず、この作用について図2を用いて説明する。
【0034】サーバ接続要求手段36は訓練者の要求を受
けて起動する。サーバ接続要求手段36は電力系統模擬サ
ーバ1の名称を接続要求サーバ名称ファイル34に保存す
る。次に、サーバ接続要求手段36はサーバ接続開始手段
33を起動する。
【0035】サーバ接続開始手段33は接続要求サーバ名
称ファイル34と図3の構成を持つサーバアドレスファイ
ル35を読み込み、接続要求サーバ名称ファイル34にある
名称とサーバアドレスファイル35にある名称とを比較す
る。
【0036】更に、サーバ接続開始手段33は比較の結
果、名称の一致した要素に対応する名称とアドレスを図
4の構成を持つ接続情報ファイル32に保存しサーバ接続
手段31を起動する。
【0037】図4はサーバアドレスファイル35の構成図
であり、各サーバ1〜nに対応してサーバ名称とアドレ
スとが記憶されている。又、図5は接続情報ファイル32
の構成図であり、接続サーバ名称と接続サーバアドレス
とが記憶されている。
【0038】サーバ接続手段31は接続情報ファイル32か
らアドレスを読み込み、そのアドレスをもとにTCP/
IP等公知の技術を用いて電力系統模擬サーバ1との接
続を行なう。
【0039】次に、被訓練者用操作卓クライアント4か
ら訓練対象となる監視制御模擬サーバ2を操作できるよ
う被訓練者用操作卓クライアント4と訓練対象となる監
視制御模擬サーバ2との間の接続を行なわなければなら
ず、この作用について図2を用いて説明する。
【0040】サーバ接続要求手段36が訓練者の要求を受
けて起動する。以下、監視制御模擬サーバ2-a と被訓練
者用操作卓クライアント4-a を接続する作用について説
明する。サーバ接続開始手段33がサーバ接続手段31を起
動するまでは、前述と同じ作用であるためここでは省略
する。
【0041】サーバ接続手段41が起動すると接続情報フ
ァイル42からアドレスを読み込み、そのアドレスをもと
にTCP/IP等公知の技術を用いて監視制御模擬サー
バ2-a との接続を行ない、接続が完了するとMMIソフ
トウェア起動手段43を起動する。
【0042】MMIソフトウェア起動手段43は接続情報
ファイル42から名称を読み込み、図5の構成からなる監
視制御模擬用MMIソフトウェア記憶装置5の中から読
み込んだ名称と同じ名称のエリアに保存されているMM
Iソフトウェアを起動する。これにより、訓練者用操作
卓クライアント4-a と監視制御模擬サーバ2-a の接続が
完了する。
【0043】図1の構成において、上記作用を用いるこ
とで訓練者用操作卓クライアント3は電力系統模擬サー
バ1と接続する。又、被訓練者用操作卓クライアント4-
a はA制御所用監視制御模擬サーバ2-a と、被訓練者用
操作卓クライアント4-b はB制御所用監視制御模擬サー
バ2-b と夫々接続する。これにより、A制御所とB制御
所にある監視制御システムに関する訓練が実施できる。
【0044】又、被訓練者用操作卓クライアント4-a に
おいて、サーバ接続要求手段36が接続要求サーバ名称フ
ァイル34にサーバ名称“2−b”を保存することで、被
訓練者用操作卓クライアント4-a はB制御所用監視制御
模擬サーバ2-b と接続することが可能である。同様に、
被訓練者用操作卓クライアント4-b はA制御所用監視制
御模擬サーバ2-a と接続することが可能である。
【0045】本実施の形態によれば、訓練の内容に応じ
て訓練対象の監視制御模擬サーバの使用台数と接続する
被訓練者用操作卓クライアントの台数とを任意に用意
し、監視制御模擬サーバと被訓練者用操作卓クライアン
トも各々任意に接続できるため、1つの監視制御システ
ムに関する訓練はもとより、複数の監視制御システムの
訓練を同時に実施することが可能である。
【0046】図6は他の実施の形態を示す全体構成図で
ある。図6において図1と同一部分については同一符号
を付して説明を省略する。本実施の形態では1つの監視
制御システムは勿論のこと、複数の監視制御システムの
訓練を同時に実施できるようにしたものである。したが
って全体構成としては図6に示されるようにLAN回線
6に対して複数の操作卓クライアント7-a ,7-b ,7-c
を接続し、各操作卓クライアントから複数の監視制御シ
ステムの訓練をできるようにしている。
【0047】図7は詳細な構成図である。図7において
電力系統模擬サーバ1内には電力系統模擬用MMIソフ
トウェア13を、監視制御模擬サーバ2-a 内には監視制御
模擬用MMIソフトウェア22を、又、各操作卓クライア
ント7内には電力系統模擬サーバ接続手段71,監視制御
模擬サーバ接続手段72,接続サーバ選択手段73,電力系
統模擬サーバアドレスファイル74,監視制御模擬サーバ
接続情報75と既に説明した接続要求サーバ名称ファイル
34とを設けた。
【0048】次に作用について説明する。訓練を始める
前に操作卓クライアント7を用いて任意の操作卓クライ
アント7と電力系統模擬サーバ1,監視制御模擬サーバ
2との間の接続を行なわなければならず、この作用につ
いて図7を用いて説明する。接続サーバ選択手段73は被
訓練者の要求を受けて起動する。接続サーバ選択手段73
は接続するサーバの種類により電力系統模擬サーバ接続
手段71もしくは監視制御模擬サーバ接続手段72のいずれ
かを起動する。
【0049】例えば、操作卓クライアント7-c と電力系
統模擬サーバ1との間の接続を行なう場合、接続サーバ
選択手段73c は電力系統模擬サーバ接続手段71c を起動
する。次に、電力系統模擬サーバ接続手段71c は図8の
構成を持つ電力系統模擬サーバアドレスファイル74c か
ら電力系統模擬サーバ1のアドレスを読み込む。
【0050】次に、電力系統模擬サーバ接続手段71c は
読み込んだアドレスをもとに、TCP/IP等公知の技
術を用いて電力系統模擬サーバ1との接続を行なう。次
に、電力系統模擬サーバ接続手段71c は電力系統模擬用
MMIソフトウェア13を起動する。電力系統模擬用MM
Iソフトウェア13は動作した内容を操作卓クライアント
7-c に表示する。
【0051】又、操作卓クライアント7-a と監視制御模
擬サーバ2-a との間の接続を行なう場合、接続サーバ選
択手段73a は被訓練者の要求に従い、接続する監視制御
サーバの名称“2−a”を接続要求サーバ名称ファイル
34に保存する。
【0052】次に、接続サーバ選択手段73a は監視制御
模擬サーバ接続手段72a を起動する。監視制御模擬サー
バ接続手段72a は予め監視制御模擬サーバの名称と、そ
のネットワーク上のアドレスを保存している監視制御模
擬サーバ接続情報ファイル75a と、接続要求サーバ名称
ファイル34を読み込む。
【0053】次に、監視制御模擬サーバ接続手段72a は
読み込んだデータの中から接続サーバ名“2−a”を検
索し、接続先のアドレスを取得する。次に監視制御模擬
サーバ接続手段72a は取得したアドレスをもとに、TC
P/IP等公知の技術を用いて監視制御模擬サーバ2-a
との接続を行なう。
【0054】次に、監視制御模擬サーバ接続手段72a は
監視制御模擬用MMIソフトウェア22を起動する。監視
制御模擬用MMIソフトウェア22は動作した内容を操作
卓クライアント7-a に表示する。
【0055】図6の構成において、上記作用を用いるこ
とで操作卓クライアント7-a はA制御所用監視制御模擬
サーバ2-a と、操作卓クライアント7-b はB制御所用監
視制御模擬サーバ2-b と、操作卓クライアント7-c は電
力系統模擬サーバ1と夫々接続する。これにより、A制
御所とB制御所にある監視制御システムに関する訓練が
実施できる。
【0056】又、操作卓クライアント7-a において、接
続サーバ選択手段73a が接続要求サーバ名称ファイル34
にサーバ名称“2−b”を保存することで、操作卓クラ
イアント7-a はB制御所用監視制御模擬サーバ2-b と接
続することが可能である。同様に、操作卓クライアント
7-b はA制御所用監視制御模擬サーバ2-a と接続するこ
とが可能である。
【0057】本実施の形態よれば、電力系統模擬サーバ
及び監視制御模擬サーバ内にMMIソフトウェアを有し
ており、複数のアーキテクチャを持つ監視制御模擬サー
バをシミュレータシステム内に設置することができるた
め、1つの監視制御システムに関する訓練はもとより、
複数の監視制御システムの訓練を同時に実施することが
可能である。
【0058】図9は更に他の実施の形態を示す全体構成
図である。図9において図6と同一部分については同一
符号を付して説明を省略する。本実施の形態では1つの
電力系統では系統模擬計算の行なえないような複数の監
視制御システムの訓練を同時に行なおうとするものであ
る。
【0059】図10は1つの電力系統模擬サーバと1つの
操作卓クライアントとの関係で、その詳細構成を示した
ものである。図10において13は電力系統模擬用MMIソ
フトウェア、76c は電力系統模擬サーバ接続情報ファイ
ル、14は電力系統模擬サーバ接続結果ファイルである。
【0060】次に作用について説明する。被訓練者は訓
練を開始する前に操作卓クライアント7を用いて任意の
操作卓クライアント7と電力系統模擬サーバ1,監視制
御模擬サーバ2との間の接続を行なわなければならず、
この作用について図10を用いて説明する。
【0061】例えば、操作卓クライアント7-c と電力系
統模擬サーバ1-a の間の接続を行なう場合、接続サーバ
選択手段73c は被訓練者の要求に従い、接続する監視制
御サーバの名称“1−a”を接続要求サーバ名称ファイ
ル34に保存する。
【0062】次に、接続サーバ選択手段73c は電力系統
模擬サーバ接続手段71c を起動する。電力系統模擬サー
バ接続手段71c は監視制御模擬サーバ接続情報ファイル
75cと同一の構成をとり、予め電力系統模擬サーバの名
称とネットワーク上のアドレスを保存している電力系統
模擬サーバ接続情報ファイル76c と接続要求サーバ名称
ファイル34を読み込む。
【0063】電力系統模擬サーバ接続手段71c は電力系
統模擬サーバ接続情報ファイル76cのデータの中から接
続サーバ名“1−a”を検索し、接続先のアドレスを取
得する。次に、電力系統模擬サーバ接続手段71c は取得
したアドレスをもとにTCP/IP等公知の技術を用い
て電力系統模擬サーバ1-a との接続を行なう。
【0064】接続が完了したら電力系統模擬サーバ接続
手段71c は、電力系統模擬サーバ接続結果ファイル14に
電力系統模擬サーバ1-a のアドレスを保存する。次に、
電力系統模擬サーバ接続手段71c は電力系統模擬用MM
Iソフトウェア13を起動する。
【0065】電力系統模擬用MMIソフトウェア13は動
作した内容を操作卓クライアント7-c に表示する。全て
の電力系統模擬サーバ1の接続が完了すると、次に、電
力系統模擬サーバ1の間の接続を行なう。以下に、図11
を用いて電力系統模擬サーバ1-a ,1-b の接続を行なう
方法について説明する。
【0066】接続サーバ選択手段73c は電力系統模擬サ
ーバ接続結果ファイル14を読み込む。次に接続サーバ選
択手段73c は接続元サーバのアドレスを持つ電力系統模
擬サーバ1-a にある電力系統模擬サーバ間接続手段15を
起動する。
【0067】電力系統模擬サーバ間接続手段15は電力系
統模擬サーバ接続結果ファイル14を読み込み、接続先ア
ドレスをもとにTCP/IP等公知の技術を用いて電力
系統模擬サーバ1-b と接続を行なう。なお、操作卓クラ
イアント7と監視制御模擬サーバ2との間の接続の方法
は、既に図7で述べているのでここでは省略する。
【0068】次に、訓練開始後、異なる電力系統模擬サ
ーバ1のデータのやりとりについて以下に説明する。図
9における電力系統模擬サーバ1-a と1-b の間で、定周
期(例えば1秒周期)に互いの模擬電力系統のインター
フェイスとなる電気所の電力諸量を通知する。
【0069】電力系統模擬サーバ1-a ,1-b は各々通知
を受けた電力諸量を初期値として電力系統模擬計算を行
なう。一般的に通知を行なう電力諸量は電力系統模擬サ
ーバ1-a ,1-b で異なるので、どちらを優先的に使用す
る(例えば、電圧階級の上位のもの,負荷変動の大きい
もの等)かの取り決めを予め行なっておく。
【0070】図9の構成において、上記作用を用いるこ
とで操作卓クライアント7-a はA制御所用監視制御模擬
サーバ2-a と、操作卓クライアント7-b はB制御所用監
視制御模擬サーバ2-b と、操作卓クライアント7-c はA
制御所管轄電力系統模擬サーバ1-a と、操作卓クライア
ント7-d はB制御所管轄電力系統模擬サーバ1-b と夫々
接続する。
【0071】これにより、A制御所とB制御所にある監
視制御システムに関する訓練が実施できる。又、操作卓
クライアント7-c において、接続サーバ選択手段73c が
接続要求サーバ名称ファイル34にサーバ名称“1−b”
を保存することで、操作卓クライアント7-a はB制御所
管轄電力系統模擬サーバ1-b と接続することが可能であ
る。同様に、操作卓クライアント7-d はA制御所管轄電
力系統模擬サーバ2-aと接続することが可能である。
【0072】本実施の形態によれば、訓練対象の監視制
御模擬サーバが管理する電力系統のみを模擬する電力系
統模擬サーバを複数用意するため、1つの電力系統模擬
サーバでは系統模擬計算の行なえない、高圧階級の電力
系統監視制御システムと配電系統の監視制御システムの
訓練を同時に実施することが可能である。
【0073】図12は更に他の実施の形態を示す全体構成
図である。図12において図6と同一部分については同一
符号を付して説明を省略する。本実施の形態では実系統
における状変記録をもとに事故シナリオや操作内容を保
存する支援機能を付加するようにしたものである。
【0074】図12において図6との構成上の差異はLA
N回線6にオンライン操作支援サーバ8を設けると共
に、LAN回線9を介してA制御所実システム監視制御
サーバ10を接続したことである。
【0075】図13はオンライン操作支援サーバ8と操作
卓クライアント7-c との関係の詳細図である。図13にお
いて新たに付加されたものは、オンライン操作支援サー
バ内のオンライン操作支援用MMIソフトウェア81と、
操作卓クライアント内のオンライン操作支援サーバ接続
手段77c と、オンライン操作支援サーバ接続情報ファイ
ル78c とである。
【0076】次に作用について説明する。被訓練者は訓
練を開始する前に、又、オンライン操作支援サーバを使
用するために、操作卓クライアント7を用いて全ての操
作卓クライアント7と電力系統模擬サーバ1,監視制御
模擬サーバ2,オンライン操作支援サーバ8との間の接
続を行なわなければならず、この作用について図13を用
いて説明する。
【0077】例えば、操作卓クライアント7-c とオンラ
イン操作支援サーバ8の間の接続を行なう場合、接続サ
ーバ選択手段73c はオンライン操作支援サーバ接続手段
77cを起動する。次に、オンライン操作支援サーバ接続
手段77c は、電力系統模擬サーバアドレスファイル(図
8の74)と同一の構成を取り予めオンライン操作支援サ
ーバの名称とネットワーク上のアドレスを保存している
オンライン操作支援サーバ接続情報ファイル78c を読み
込み、接続先のアドレスを取得する。
【0078】次に、オンライン操作支援サーバ接続手段
77c は取得したアドレスをもとにTCP/IP等公知の
技術を用いてオンライン操作支援サーバ8との接続を行
なう。次に、監視制御模擬サーバ接続手段72c は監視制
御模擬サーバ用MMIソフトウェア15を起動する。
【0079】監視制御模擬サーバ用MMIソフトウェア
15は動作した内容を操作卓クライアント7-c に表示す
る。操作卓クライアント7と電力系統模擬サーバ1及び
監視制御模擬サーバ2との間の接続の方法は、既に図
7,図10で述べているのでここでは省略する。
【0080】オンライン操作支援サーバ8は実際の電力
系統の監視制御を行なう実システム監視制御サーバ10に
保存されている状変記録ファイル101 (後述する図14)
をコピーし、訓練に用いることのできるように加工し、
加工目的に応じて、電力系統模擬サーバ1もしくは監視
制御模擬サーバ2にコピーする。
【0081】以下にオンライン操作支援サーバ8による
実電力系統における状変記録を、訓練の支援用に用いる
ためのデータ加工方法について図14を用いて説明する。
被訓練者は操作卓クライアント7を通じて状変記録取込
手段82を起動する。
【0082】次に、状変記録取込手段82は実システム監
視制御サーバ10に保存されている状変記録ファイル101
を読み込む。状変記録ファイル101 は図15のように、発
生時系列に発生時刻と状変発生場所,動作機器の情報
が、事故状変,操作状変の混在した形で保存されてい
る。
【0083】次に、状変記録取込手段82は被訓練者によ
り指示された保存開始時刻と保存終了時刻の間のデータ
を操作支援ファイル83に保存する。操作支援ファイル83
の構成は図16のように、状変記録ファイル101 の構成に
保存先エリアを加えた構成をとる。
【0084】次に、状変記録取込手段82は状変記録加工
手段84を起動する。状変記録加工手段84は操作支援ファ
イル83を読み込み、リレー動作名,電力機器動作名をキ
ーワードとし、各状変の発生時間間隔から、事故時もし
くは平常時の選択を行ない、操作支援ファイル83の保存
先エリアに事故時状変記録,事故時操作記録,平常時操
作記録を付加して操作支援ファイル83に保存する。
【0085】次に、状変記録加工手段84は状変記録保存
手段85を起動する。状変記録保存手段85は操作支援ファ
イル83を読み込み、保存先エリアの情報をもとに、状変
記録ファイル101 と同一構成の事故時状変記録ファイル
86,事故時操作記録ファイル87,平常時操作記録ファイ
ル88に状変記録を各々保存する。
【0086】被訓練者による事故シナリオ作成の支援の
目的として事故時状変記録ファイル86は使用される。事
故時状変記録ファイル86の内容をもとに作成された事故
シナリオに対する模範操作を指示するために、事故時操
作記録ファイル87は使用される。需給調整や系統切替等
の平常時における操作訓練における模範操作を指示する
ために、平常時操作記録ファイル88は使用される。
【0087】本実施の形態によれば、実系統における状
変記録をもとに事故シナリオや操作内容を保存する支援
機能を有するため、現実に起こりやすい事故に対する訓
練や模範操作指導を容易に実施することが可能である。
【0088】図17は更に他の実施の形態を示す全体構成
図である。本実施の形態では訓練管理センターにある電
力系統模擬サーバと各制御所にある監視制御模擬サーバ
とを任意に接続して、訓練者は制御所にいながら自制御
所の監視制御所はもとより、他制御所の監視制御システ
ムの訓練を同時に行なうことができるようにしたもので
ある。
【0089】図17において17は訓練管理センターであっ
て複数の制御所17a ,17b と情報伝送回線173 にて接続
してあり、訓練管理センターにある訓練管理伝送装置17
1 と各制御所にある制御所伝送装置172 間が前記情報伝
送回線173 にて連結されている。その他の符号は既に説
明した通りである。
【0090】次に作用について説明する。訓練を実施す
る制御所17a と訓練管理センター17との間で訓練開始/
終了の通知や電力系統模擬サーバ1が計算した電力諸量
のデータ,監視制御模擬サーバ2の制御/操作指令のデ
ータのやりとりを行なわなければならず、この作用につ
いて図18を用いて説明する。
【0091】制御所接続選択手段174 は被訓練者の要求
を受けて起動する。制御所接続選択手段174 は被訓練者
により選択された制御所の名称を図19の構成からなる制
御所選択名称ファイル175 に保存する。次に、制御所接
続選択手段174 は制御所接続手段176 を起動する。
【0092】制御所接続手段176 は制御所選択名称ファ
イル175 と制御所アドレスファイル177 を読み込む。制
御所アドレスファイル177 は図20のように制御所の名称
とその制御所にある監視制御模擬サーバ2のアドレスで
構成する。
【0093】制御所接続手段176 は制御所選択名称ファ
イル175 の名称と制御所アドレスファイル177 の名称を
比較し、一致する名称のアドレスを取得する。次に、制
御所接続手段176 は取得したアドレスをもとに訓練管理
伝送装置171 ,情報伝送回線173 ,制御所伝送装置172
を介して監視制御模擬サーバ2との接続を行なう。
【0094】情報伝送回線173 の伝送方式はHDLC等
公知の方法を用いる。なお、被訓練者用操作卓クライア
ント4と電力系統模擬サーバ1の接続、訓練者用操作卓
クライアント3と監視制御模擬サーバ2の接続の方法に
ついては、図7に既に述べているのでここでは省略す
る。
【0095】図17の構成において、上記作用を用いるこ
とで訓練センター17にある電力系統模擬サーバ1とA制
御所17a にあるA制御所用監視制御模擬サーバ2-a と接
続する。これにより、A制御所にある監視制御システム
に関する訓練が実施できる。
【0096】又、電力系統模擬サーバ1において、制御
所接続選択手段174 が制御所選択名称ファイル175 にサ
ーバ名称“2−a”,“2−b”を保存することで、訓
練センター17にある電力系統模擬サーバ1はA制御所17
a にあるA制御所用監視制御模擬サーバ2-a 及びB制御
所17b にあるB制御所用監視制御模擬サーバ2-b と接続
することが可能であり、A制御所,B制御所にある監視
制御システムに関する訓練が実施できる。
【0097】本実施の形態によれば、訓練センターにあ
る電力系統模擬サーバと各制御所にある監視制御模擬サ
ーバとを任意に接続することができるため、訓練者は制
御所にいながら自制御所の監視制御システムに関する訓
練はもとより、他制御所の監視制御システムとの訓練を
同時に実施することが可能である。
【0098】図21は更に他の実施の形態を示す構成図で
ある。図21において図17と同一部分については同一符号
を付して説明を省略する。本実施の形態では複数の監視
制御システムの訓練を同時に行なえるほか、訓練者は制
御所にいながら他制御所の監視制御システムの訓練を同
時に行なえるようにしたものである。
【0099】本実施の形態の図17との構成上の差異は、
訓練管理センター17に訓練管理サーバ170 を設けると共
に、各制御所17a ,17b には各制御所管轄電力系統模擬
サーバ1-a ,1-b を設け、更に前記訓練管理センターと
制御所間はもとより、制御所間も情報伝送回線173 にて
接続したものである。
【0100】図22は電力系統訓練シミュレータの接続の
説明図であり、図22では訓練管理サーバ170 と電力系統
模擬サーバの関係のみを示す。図22において、1701は制
御所接続選択手段、1702は制御所選択名称ファイル、17
03は制御所接続手段、1704は制御所アドレスファイル、
1705は制御所間接続選択手段、1706は制御所間接続アド
レスファイル、1707は制御所間接続要求手段、18は接続
先アドレスファイル、15は電力系統模擬サーバ間接続手
段である。
【0101】次に作用について説明する。訓練を実施す
る制御所と訓練管理センター17との間で訓練管理サーバ
170 から訓練開始/終了の通知や各電力系統模擬サーバ
1にある電力系統データの設定/操作を行なう。
【0102】又、電力系統模擬サーバ1が求めた電力諸
量を監視するため、訓練を始める前に訓練管理サーバ17
0 と各制御所にある電力系統模擬サーバ1の間に接続を
行なわなければならず、この作用について図22を用いて
説明する。
【0103】但し、訓練管理サーバ170 と電力系統模擬
サーバ1-a ,1-b との間の接続の方法は、既に図18で説
明した電力系統模擬サーバ1と監視制御模擬サーバ2の
接続に関する作用と同一なのでここでは省略する。
【0104】次に、各制御所にある電力系統模擬サーバ
1間の電力諸量の状態を合わせるために、各制御所にあ
る電力系統模擬サーバ1の間の接続を行なう。以下に、
電力系統模擬サーバ1-a と電力系統模擬サーバ1-b との
間の接続方法について述べる。
【0105】訓練管理サーバ170 と電力系統模擬サーバ
1-a ,1-b との間の接続が確立した後、制御所接続手段
1703は制御所間接続選択手段1705を起動する。次に、制
御所間接続選択手段1705は制御所選択名称ファイル1702
と制御所アドレスファイル1704を読み込む。
【0106】制御所間接続選択手段1705は制御所選択名
称ファイル1702の名称と制御所アドレスファイル1704の
名称を比較し、電力系統模擬サーバ1-a ,1-b のアドレ
スを図23の構成からなる制御所間接続アドレスファイル
1706に保存する。
【0107】アドレスは訓練管理サーバ170 と接続した
時の電力系統模擬サーバ1のアドレスを要求先アドレス
エリアに、それ以外に訓練管理サーバ170 と接続してい
る全ての電力系統模擬サーバ1のアドレスを接続先アド
レスエリアに保存する。
【0108】例えば、図23の構成である場合、名称“1
−a”の要素には要求先アドレスエリアには電力系統模
擬サーバ1-a のアドレスが、接続先アドレスエリアには
電力系統模擬サーバ1-b のアドレスを保存する。
【0109】又、名称“1−b”の要素には保存される
アドレスは、要求先アドレスエリアには電力系統模擬サ
ーバ1-b のアドレスが、接続先アドレスエリアには電力
系統模擬サーバ1-a のアドレスを保存する。
【0110】次に、制御所間接続選択手段1705は制御所
間接続要求手段1707を起動する。制御所間接続要求手段
1707は制御所間接続アドレスファイル1706を読み込み、
要求先アドレスを取得する。
【0111】次に、制御所間接続要求手段1707は取得し
たアドレスをもとに、訓練管理伝送装置171 ,情報伝送
回線173 ,制御所伝送装置172 を介して電力系統模擬サ
ーバ1-a に“1−a”の要素内にある接続先アドレスデ
ータを伝送し、接続先アドレスファイル18に保存する。
【0112】次に、制御所間接続要求手段1707は電力系
統模擬サーバ間接続手段15を起動する。電力系統模擬サ
ーバ間接続手段15は接続先アドレスファイル18を読み込
み、接続先アドレスを取得する。
【0113】次に、電力系統模擬サーバ間接続手段15は
取得した接続先アドレスをもとに制御所伝送装置172 ,
情報伝送回線173-1 ,制御所伝送装置172 を介して電力
系統模擬サーバ1-b との間の接続を行なう。情報伝送回
線173-1 の伝送方式はHDLC等公知の方法を用いる。
なお、訓練開始後の各電力系統模擬サーバ間の電力諸量
の状態合わせについては図10にて述べているのでここで
は省略する。
【0114】図21の構成において、上記作用を用いるこ
とで訓練センター17にある訓練管理サーバ170 とA制御
所17a にあるA制御所管轄電力系統模擬サーバ1-a 及び
B制御所17b にあるB制御所管轄電力系統模擬サーバ1-
b と接続する。これにより、A制御所及びB制御所にあ
る監視制御システムに関する訓練が実施できる。
【0115】本実施の形態によれば、複数の監視制御シ
ステムの訓練を同時に行なえるほか、訓練者は制御所に
いながら他制御所の監視制御システムの訓練を同時に行
なうことができる。
【0116】図24は更に他の実施の形態を示す構成図で
ある。図24において図17と同一部分については同一符号
を付して説明を省略する。本実施の形態では実系統にお
ける状変記録をもとに事故シナリオや操作内容を保存す
る支援機能を付加すると共に、訓練者は制御所にいなが
ら自制御所の監視制御はもとより、他の制御所の監視制
御システムの訓練を同時に行なうことができるようにし
たものである。
【0117】本実施の形態の構成上の特徴点は、図17で
示される各制御所にオンライン操作支援サーバ8を設け
ると共に、前記オンライン支援サーバ8に対してLAN
回線9を介して各制御所用実システム監視制御サーバ10
を設けたものである。
【0118】図25はオンライン操作支援サーバ8と電力
系統模擬サーバ1との関係の詳細図である。図18では監
視制御模擬サーバ2と電力系統模擬サーバ1との関係が
示されているが、本実施の形態では前記監視制御模擬サ
ーバ2に代えてオンライン操作支援サーバ8を設けた点
を特徴とする。
【0119】次に作用について説明する。訓練を実施す
る制御所と訓練管理センター17との間で訓練開始/終了
の通知や電力系統模擬サーバ1が計算した電力諸量のデ
ータ,監視制御模擬サーバ2の制御/操作指令のデータ
のやりとりを行なうため、又、各制御所にあるオンライ
ン操作支援サーバ8の操作を行なうために、訓練を始め
る前に電力系統模擬サーバ1と各制御所にある監視制御
模擬サーバ2、あるいはオンライン操作支援サーバ8の
間に接続を行なわなければならず、この作用について図
25を用いて説明する。電力系統模擬サーバ1と監視制御
模擬サーバ2との間の接続の方法は、図18にて既に述べ
ているのでここでは省略する。
【0120】以下に図25を用いて、電力系統模擬サーバ
1とオンライン操作支援サーバ8との間の接続を行なう
方法について説明する。制御所接続選択手段174 は被訓
練者の要求に従い起動する。制御所接続選択手段174 は
被訓練者により選択された制御所の名称を制御所選択名
称ファイル175 に保存する。
【0121】次に、制御所接続選択手段174 は制御所接
続手段176 を起動する。制御所接続手段176 は制御所選
択名称ファイル175 と制御所アドレスファイル177 を読
み込む。制御所アドレスファイル177 は図26のように各
制御所の名称とその制御所にある監視制御模擬サーバ
2,オンライン操作支援サーバ8のアドレスで構成す
る。
【0122】制御所接続手段176 は制御所選択名称ファ
イル175 の名称と制御所アドレスファイル177 のオンラ
イン操作支援サーバ名称を比較し、一致する名称のオン
ライン操作支援サーバ8のアドレスをもとに、訓練管理
伝送装置171 ,情報伝送回線173 ,制御所伝送装置172
を介してオンライン操作支援サーバ8との接続を行な
う。なお、オンライン操作支援サーバを用いた作用につ
いては図13にて既に述べているのでここでは省略する。
【0123】図24の構成において、上記作用を用いるこ
とで訓練管理センター17にある電力系統模擬サーバ1と
A制御所17a にあるオンライン操作支援サーバ8と接続
することが可能であり、訓練管理センター17からオンラ
イン操作支援サーバ8を操作することができる。
【0124】又、制御所接続選択手段174 が制御所選択
名称ファイル175 に制御所名称Bを保存することで、訓
練管理センター17にある電力系統模擬サーバ1とB制御
所17b にあるオンライン操作支援サーバ8と接続するこ
とが可能であり、訓練管理センター17からB制御所のオ
ンライン操作支援サーバ8を操作することができる。
【0125】本実施の形態によれば、実系統における状
変記録をもとに事故シナリオや操作内容を保存できると
共に、訓練者は制御所にいながら自制御所の監視制御は
もとより、他の制御所の監視制御システムの訓練を同時
に行なうことができる。
【0126】図27は更に他の実施の形態を示す全体構成
図である。本実施の形態では訓練の内容に応じて訓練対
象となる異なる機能の監視制御模擬サーバを使用するこ
とにより、訓練対象制御所にある1つの監視制御システ
ムに関する訓練はもとより、複数の監視制御システムの
訓練を同時に実行するようにしたものである。
【0127】図27において、1は電力系統模擬サーバ、
2-a ,2-b は監視制御模擬サーバ、7-a ,7-b ,7-c は
操作卓クライアント、6はLAN回線である。又、図28
において、72は監視制御模擬サーバ接続手段、19は監視
制御模擬サーバ間選択手段、191 は監視制御模擬サーバ
接続結果ファイル、18は接続先アドレスファイル、23は
監視制御模擬サーバ間接続手段である。
【0128】次に作用について説明する。被訓練者は訓
練を開始する前に、先ず操作卓クライアント7を用いて
全ての操作卓クライアント7と電力系統模擬サーバ1,
監視制御模擬サーバ2との間の接続を行なうことになる
が、この接続方法については既に図7,図10で述べてい
るのでここでは省略する。
【0129】次に、図28を用いて監視制御模擬サーバ2-
a と監視制御模擬サーバ2-b との間で接続を行なう方法
について以下に述べる。監視制御模擬サーバ接続手段72
は、監視制御模擬サーバ2と操作卓クライアントの接続
が完了すると、接続先の監視制御模擬サーバ2のアドレ
スを図29の構成からなる監視制御模擬サーバ接続結果フ
ァイル191 に保存する。訓練対象の全ての監視制御模擬
サーバ2の接続が完了すると、監視制御模擬サーバ間選
択手段19は被訓練者の要求に従い起動する。
【0130】次に、監視制御模擬サーバ間選択手段19は
監視制御模擬サーバ接続結果ファイル191 を読み込み、
接続元である監視制御模擬サーバ2-a のアドレスと接続
先である監視制御模擬サーバ2-b のアドレスを取得す
る。
【0131】次に、監視制御模擬サーバ間選択手段19は
読み込んだアドレスを監視制御模擬サーバ2-a にある接
続先アドレスファイル18に保存し、監視制御模擬サーバ
間接続手段23を起動する。監視制御模擬サーバ間接続手
段23は接続先アドレスファイル18を読み込み、接続先の
監視制御模擬サーバのアドレスを取得する。次に、監視
制御模擬サーバ間接続手段21は取得したアドレスをもと
に、TCP/IP等公知の技術を用いて監視制御模擬サ
ーバ2-b との接続を行なう。
【0132】図27の構成において、上記作用を用いるこ
とで操作卓クライアント7-a はA制御方式監視制御模擬
サーバ2-a と、操作卓クライアント7-b はB制御方式監
視制御模擬サーバ2-B と、操作卓クライアント7-c は電
力系統模擬サーバ1と夫々接続する。これにより、A制
御方式監視制御システムとB制御方式制御システムに関
する訓練が実施できる。
【0133】本実施の形態によれば、訓練の内容に応じ
て訓練対象となる異なる機能の監視制御模擬サーバを使
用できるため、訓練対象制御所にある1つの監視制御シ
ステムに関する訓練はもとより、複数の監視制御システ
ムの訓練を同時に実施することが可能である。
【0134】上記した各説明において記載した手法は、
コンピュータに実行させることのできるプログラムとし
て、例えば磁気ディスク,光ディスク,半導体メモリな
どの記録媒体に書き込んで、各種装置に適用したり、通
信媒体により伝送して各種装置に適用することも可能で
ある。又、これらを実現するコンピュータは、記録媒体
に記録されたプログラムを読み込み、このプログラムに
よって動作が制御されることにより、上述した処理を実
行する。
【0135】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば同
じ場所にある複数の監視制御模擬サーバを操作すること
ができるため、複数の制御所に関する合同訓練又は複数
機能の監視制御装置の操作に関する合同訓練を実施する
ことができるばかりか、各制御所に監視制御模擬サーバ
を有し、互いの情報のやりとりを行なうことで、各制御
所にいながら合同訓練を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電力系統訓練シミュレータの構成
図。
【図2】本発明に係る電力系統訓練シミュレータの説明
図。
【図3】本発明に係る電力系統訓練シミュレータの監視
制御模擬サーバ接続情報ファイルの構成図。
【図4】本発明に係る電力系統訓練シミュレータの接続
情報ファイルの構成図。
【図5】本発明に係る電力系統訓練シミュレータの監視
制御模擬用MMIソフトウェア記憶装置の説明図。
【図6】本発明の他の実施の形態を示す電力系統訓練シ
ミュレータの構成図。
【図7】図6の操作卓クライアントの構成図。
【図8】図6の電力系統模擬サーバアドレスファイルの
構成図。
【図9】更に他の実施の形態を示す電力系統訓練シミュ
レータの構成図。
【図10】図9の操作卓クライアントの構成図。
【図11】図9の電力系統模擬サーバ間の接続に関する説
明図。
【図12】更に他の実施の形態を示す電力系統訓練シミュ
レータの構成図。
【図13】図12の操作卓クライアントの構成図。
【図14】図12のオンライン操作支援サーバの説明図。
【図15】図14の状変記録ファイルの説明図。
【図16】図14の操作支援ファイルの説明図。
【図17】更に他の実施の形態を示す電力系統訓練シミュ
レータの構成図。
【図18】図17の接続に関する説明図。
【図19】図18の制御所選択名称アドレスファイルの構成
図。
【図20】図18の制御所アドレスファイルの構成図。
【図21】更に他の実施の形態を示す電力系統訓練シミュ
レータの構成図。
【図22】図21の接続に関する説明図。
【図23】図22の制御所間接続アドレスファイルの構成
図。
【図24】更に他の実施の形態を示す電力系統訓練シミュ
レータの構成図。
【図25】図24の接続に関する説明図。
【図26】図25の制御所アドレスファイルの構成図。
【図27】更に他の実施の形態を示す電力系統訓練シミュ
レータの構成図。
【図28】図27の接続に関する説明図。
【図29】図28の監視制御模擬サーバ接続結果ファイルの
構成図。
【図30】従来の技術に係る電力系統訓練シミュレータの
構成図。
【符号の説明】
1,1-a ,1-b 電力系統模擬サーバ 2,2-a ,2-b 監視制御模擬サーバ 3 訓練者用操作卓クライアント 31,41 サーバ接続手段 32,42 接続情報ファイル 33 サーバ接続開始手段 34 接続要求サーバ名称ファイル 35 サーバアドレスファイル 36 サーバ接続要求手段 4,4-a ,4-b 被訓練者用操作卓クライアント 43 MMIソフトウェア起動手段 5-a ,5-b 監視制御模擬用MMIソフトウェア記憶
装置 6,9 LAN回線 7,7-a 〜7-d 操作卓クライアント 72 監視制御模擬サーバ接続手段 8 オンライン操作支援サーバ 81 オンライン操作支援用MMIソフトウェア 82 状変記録取込手段 83 操作支援ファイル 84 状変記録加工手段 85 状変記録保存手段 86 事故時状態記録ファイル 87 事故時操作記録ファイル 88 平常時操作記録ファイル 10 実システム監視制御サーバ 11 系統模擬手段 12 訓練支援手段 13 電力系統模擬用MMIソフトウェア 14 電力系統模擬サーバ接続結果ファイル 15 電力系統模擬サーバ間接続手段 17 訓練管理センター 18 接続先アドレスファイル 19 監視制御模擬サーバ間選択手段 21 監視制御模擬手段 22 監視制御模擬用MMIソフトウェア 23 監視制御模擬サーバ間接続手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力系統の監視・制御のための操作方法
    の訓練をする電力系統訓練シミュレータにおいて、訓練
    システム環境の管理及び電力系統の模擬を行なう電力系
    統模擬サーバと、制御所の監視制御システムの機能を模
    擬する監視制御模擬サーバと、訓練者が電力系統模擬サ
    ーバを操作するための訓練者用操作卓クライアントと被
    訓練者が監視制御模擬サーバを操作するための被訓練者
    用操作卓クライアントを有し、前記訓練者用操作卓クラ
    イアントではこの訓練者用操作卓クライアントに接続す
    べきサーバの名称を指定するサーバ接続要求手段と、前
    記接続すべきサーバのアドレスを検索するサーバ接続開
    始手段と、前記電力系統模擬サーバと前記訓練者用操作
    卓クライアントを接続するサーバ接続手段とを備え、前
    記被訓練者用操作卓クライアントではこの被訓練者用操
    作卓クライアントに接続すべき監視制御模擬サーバを接
    続するサーバ接続手段と、当該接続された監視制御模擬
    サーバ用のMMIソフトウェアを起動するMMIソフト
    ウェア起動手段とを備えたことを特徴とする電力系統訓
    練シミュレータ。
  2. 【請求項2】 電力系統の監視・制御のための操作方法
    の訓練をする電力系統訓練シミュレータにおいて、訓練
    システム環境の管理及び電力系統の模擬を行なう電力系
    統模擬サーバと、制御所の監視制御システムの機能を模
    擬する監視制御模擬サーバと、電力系統模擬サーバと監
    視制御模擬サーバ内部に各サーバを操作するためのMM
    Iソフトウェアと、前記電力系統模擬サーバ又は前記監
    視制御模擬サーバ上で動作したMMIソフトウェアの表
    示を受け付ける複数の操作卓クライアントを有し、各操
    作卓クライアントは接続すべき各サーバを選択する接続
    サーバ選択手段と、前記電力系統模擬サーバ及び監視制
    御模擬サーバと操作卓クライアントとを夫々接続するた
    めの各サーバ接続手段とを備えたことを特徴とする電力
    系統訓練シミュレータ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電力系統訓練シミュレー
    タにおいて、各制御所の管轄する電力系統の模擬を行な
    う複数の電力系統模擬サーバと、訓練の管理を行なう訓
    練管理サーバを付加した構成とし、前記電力系統模擬サ
    ーバ間を接続する電力系統模擬サーバ間接続手段を備
    え、管轄の異なる電力系統における複数の制御所の合同
    訓練を可能とすることを特徴とする電力系統訓練シミュ
    レータ。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の電力系統訓練シミュレー
    タにおいて、オンライン制御に用いている監視制御サー
    バよりオンライン保存データを取り込み実記録に則した
    事故設定や系統操作の支援のできるオンライン操作支援
    サーバを付加した構成とし、実システムの状変記録をオ
    ンライン操作支援サーバに取り込む状変記録取込手段
    と、状変内容により状変記録を加工する状変記録加工手
    段と、加工した状変記録を保存する状変記録保存手段を
    備え、実操作に対する模範訓練を可能とすることを特徴
    とする電力系統訓練シミュレータ。
  5. 【請求項5】 電力系統の監視・制御のための操作方法
    の訓練をする電力系統訓練シミュレータにおいて、訓練
    システム環境の管理及び電力系統の模擬を行なう電力系
    統模擬サーバと、各制御所に設置され監視・制御サーバ
    の機能を模擬する監視制御模擬サーバと、被訓練者がシ
    ミュレータを操作するための被訓練者用操作卓クライア
    ントと、訓練者が監視制御模擬サーバを操作するための
    訓練用操作卓クライアントを有し、前記電力系統模擬サ
    ーバといずれの制御所にある監視制御模擬サーバとの接
    続を行なうかを選択する制御所接続選択手段と、前記電
    力系統模擬サーバと前記監視制御模擬サーバとを接続す
    る制御所接続手段を備え、各制御所にいながら合同訓練
    を可能とすることを特徴とする電力系統訓練シミュレー
    タ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の電力系統訓練シミュレー
    タにおいて、各制御所毎に設置し制御所で管轄する電力
    系統の模擬を行なう複数の電力系統模擬サーバと、訓練
    システム環境の管理を行なう訓練管理サーバを付加した
    構成とし、前記訓練管理サーバは訓練を行なう制御所を
    選択する制御所間接続選択手段と、前記選択した制御所
    間の電力系統模擬サーバの接続要求を行なう制御所間接
    続要求手段とを備えると共に、前記電力系統模擬サーバ
    は電力系統模擬サーバ間の接続を行なう電力系統模擬サ
    ーバ間接続手段を備え、管轄の異なる電力系統を制御す
    る制御所にいながら合同訓練を可能とすることを特徴と
    する電力系統訓練シミュレータ。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の電力系統訓練シミュレー
    タにおいて、各制御所にはオンライン操作支援サーバを
    介して各システム毎の実システム監視制御サーバを付加
    した構成とし、各制御所における実操作に対する模擬訓
    練を可能とすることを特徴とする電力系統訓練シミュレ
    ータ。
  8. 【請求項8】 請求項2記載の電力系統訓練シミュレー
    タにおいて、各制御所に設置している機能の異なる複数
    の実システム監視制御サーバを模擬する複数の監視制御
    模擬サーバを付加した構成とし、電力系統模擬サーバに
    はいずれの監視制御模擬サーバを接続するかを選択する
    監視制御模擬サーバ間選択手段を備えると共に、操作卓
    クライアントには監視制御模擬サーバ間を接続するかの
    接続先アドレスを入力する監視制御模擬サーバ間接続手
    段を備え、同時に実システムに関する多機能の監視制御
    操作訓練を可能とすることを特徴とする電力系統訓練シ
    ミュレータ。
  9. 【請求項9】 訓練者用操作卓クライアントにおいて、
    サーバ接続要求手段が被訓練者の要求に従い接続要求サ
    ーバ名称ファイルにサーバ名称を保存する機能と、サー
    バ接続開始手段は接続要求のあるサーバのアドレスを検
    索し接続情報ファイルにサーバ名称とアドレスを保存す
    る機能と、被訓練者用操作卓クライアントにおいて、サ
    ーバ接続手段は接続情報ファイルにある接続要求のある
    サーバのアドレスを用いて監視制御模擬サーバと被訓練
    者用操作卓クライアントを接続する機能と、MMIソフ
    トウェア起動手段は接続情報ファイルにある接続要求の
    あるサーバの名称から起動すべきMMIソフトウェアを
    判定し、監視制御模擬サーバ用MMIソフトウェア記憶
    装置に複数保存しているMMIソフトウェアの中から該
    当MMIソフトウェアを起動する機能と、監視制御模擬
    サーバと訓練者用操作卓の接続を、訓練対象の監視制御
    模擬サーバ毎に被訓練者分行なうことで、複数制御所の
    合同訓練を同一の場所にて実施することができる機能と
    を実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
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