JP2000121615A - 電子部品の製造方法及びその製造装置 - Google Patents

電子部品の製造方法及びその製造装置

Info

Publication number
JP2000121615A
JP2000121615A JP10292146A JP29214698A JP2000121615A JP 2000121615 A JP2000121615 A JP 2000121615A JP 10292146 A JP10292146 A JP 10292146A JP 29214698 A JP29214698 A JP 29214698A JP 2000121615 A JP2000121615 A JP 2000121615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
processing
brittle
sound wave
wave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10292146A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihito Enomoto
昭仁 榎本
Makoto Tamaki
誠 玉木
Yasunobu Tagusa
康伸 田草
Toru Tanigawa
徹 谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP10292146A priority Critical patent/JP2000121615A/ja
Publication of JP2000121615A publication Critical patent/JP2000121615A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板割れの検出が、割れ発生と同時に検出で
きないため、早期に基板割れに対する対応処置が実施で
きず、後続ロットのガラス基板の巻き添えの割れ防止が
不十分であり、また、基板割れが一旦発生すると、装置
やラインの復帰のために時間ロスが生じ、生産性の低下
を免れなかった。 【解決手段】 ガラス基板の割れ発生時に発するAE波
を検出するAEセンサ9を処理槽6に取り付けておき、
該AEセンサ9が検出した検出信号であるAE信号よ
り、基板割れの信号を検出すると、制御部は、対応処置
を行うように制御シーケンスを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ガラス基
板のような脆性を有する脆性部品を用いる、液晶表示素
子,PDP(Plasma Display Panel),PALC(Plas
ma Addressing Liquid Crystal Display),ラインセン
サ等の電子部品、或いは、シリコンやセラミックス等の
脆性部品を用いる半導体装置等の電子部品の製造方法、
及びその製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば液晶表示素子の製造工
程における、バッチ式の薬液処理工程や洗浄処理工程で
は、ガラス基板の割れが発生し易い。ガラス基板の割れ
は、処理槽から処理槽へとガラス基板を搬送するとき、
処理槽へとガラス基板を搬入するとき、処理槽からガラ
ス基板を搬出するとき、処理槽内で基板を処理している
ときなど、あらゆる動作時に発生する可能性がある。
【0003】特に、最近においては、ガラス基板の大型
化・薄型化が進み、基板サイズは1m角に近くに、基板
厚は1.1mmから0.7mm、さらには0.5mmと
薄型化されている。そのため、基板処理時の静的あるい
は動的なタワミの影響も大きく、バッチ式の薬液処理工
程・洗浄処理工程で、基板搬送時や各種処理中に発生す
るガラス基板の割れは、益々、増加傾向にある。
【0004】バッチ式の薬液処理工程・洗浄処理工程で
用いる処理装置内でのガラス基板の搬送は、例えば、以
下のようにして行われることが知られている。ガラス基
板は、前工程から複数枚単位で1つのカセットに収納さ
れた状態で搬送されてくる。搬送されて来たガラス基板
は、受け取り位置にある位置決め機構にてカセットから
1枚ずつ取り出され、搬送アームに対して位置決めされ
る。
【0005】位置決めされたこれらガラス基板は、第1
の搬送アームにて同時に直接チャッキングされ、最初の
処理槽へと搬送される。そして、処理槽内へ搬入され、
ここで一旦チャッキングが解除される。そして、処理が
終了すると、第1の搬送アームにて再度チャッキングさ
れ、当該処理槽から搬出され次の処理槽へと搬送され
る。第1の搬送アームは、担当する最終の処理槽まで同
じ操作を繰り返した後、これらガラス基板を、第2の搬
送アームに引き渡す。以降、最終の搬送アームに至るま
で同じ操作が繰り返される。
【0006】最終の搬送アームにて最終の処理槽から搬
出された複数枚のガラス基板は、送り出し位置にある収
納機構にて1枚ずつカセットへ収納され、次工程へと送
られる。これが、1ロットのガラス基板の流れであり、
各アームの担当域で、異なるロット毎のガラス基板が搬
送され、連続して処理される。
【0007】そして、従来、このようなバッチ式の薬液
処理工程・洗浄処理工程で用いる処理装置内におけるガ
ラス基板の割れの検出は、1ロットにおいて前工程から
きた基板枚数と次工程へと移るときの基板枚数との間に
差があるとき、あるいは、処理槽からガラス基板を搬出
するチャッキング時、一定時間を過ぎてもチャッキング
できないガラス基板がある場合などで行っていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来の基板割れ検出方法はいずれも、基板割れ
が発生したと同時に割れを検出できるものでない。その
ため、割れたガラス基板による悪影響を最小限に止める
ための対応処置を迅速に行えず、対応が後手に回り、損
害が大きくなるといった問題がある。
【0009】詳しく言うと、前工程からきた基板枚数と
次工程へと移るときの基板枚数との差よりガラス基板の
割れを検出する方法では、ロット単位のガラス基板すべ
てが処理工程を終了した段階でしか基板割れ発生を検知
できないため、ロット単位の基板すべてが処理工程を終
了するまでは、割れた基板はそのまま割れた場所に放置
されることとなり、放置された割れ基板により、後続ロ
ットのガラス基板で巻き添えの割れが発生する可能性が
ある。
【0010】また、チャッキング時に一定時間が経過し
てもチャッキングしない場合に、処理槽内での基板割れ
を確認する方法においては、ガラス基板のチャッキング
と関係のない部分が割れた場合、割れた状態でチャッキ
ングされてそのまま次の処理槽へと搬送されてしまう。
そのため、検出信頼性が低く、また、上述同様割れた基
板はそのまま割れた場所に放置されることとなり、放置
された割れ基板により、後続ロットのガラス基板で巻き
添えの割れが発生する可能性がある。
【0011】したがって、従来の基板割れ検出方法にお
いては、基板割れの発生と同時に検出できないため、早
期に基板割れに対する対応処置が実施できず、後続ロッ
トのガラス基板の巻き添えの割れ防止が不十分となって
しまう。
【0012】そしてまた、基板割れが一旦発生すると、
装置やラインの復帰のために時間ロスが生じ、生産性の
低下は免れない。特に、真空加熱炉を用いた真空オーブ
ン装置、成膜装置、ドライエッチング装置などの処理装
置や、バッチ式の薬液処理装置・洗浄処理装置内におい
て、破損物を除去するためなどに、ヒートダウン、薬液
の交換、複数の搬送カセット点検処理など煩雑な作業を
必要とするため、時間ロスによる生産性の低下は大き
い。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
電子部品の製造方法は、上記の課題を解決するために、
ガラス基板等の脆性を有する脆性部品を用いる電子部品
の製造方法において、脆性部品が割れた際に発する特有
の周波数帯域の音波を検出することで脆性部品の割れを
検出し、検出後瞬時に対応処置を行うことを特徴として
いる。
【0014】また、本発明の請求項4記載の電子部品の
製造装置は、上記の課題を解決するために、ガラス基板
等の脆性を有する脆性部品を用いる電子部品の製造装置
において、脆性部品が割れた際に発する特有の周波数帯
域の音波を検出する検出手段と、該検出手段にて上記音
波が検出されると、対応処置を行うように当該製造装置
の制御シーケンスを制御する制御手段とを備えることを
特徴としている。
【0015】請求項1、4に記載の発明によれば、脆性
部品が割れた際に発する特有の周波数帯域の音波を検出
して、脆性部品の割れ発生を検出する。このような脆性
部品の割れ検出には、例えばアコースティックエミッシ
ョン(AE)技術を用いることができる。
【0016】AE技術とは、現在、非破壊検査の分野で
広く用いられている技術であり、AE波を用いる。AE
波とは、材料に極部的な変形や割れの進展が生じた際に
放出される弾性波のことである。AE波は、通常、数キ
ロヘルツから数キロメガヘルツの微弱な振動であるた
め、音として直接耳で聞くことはできない。したがっ
て、AE波の計測は、固体や液体を伝播するAE波を専
用のセンサ(AEセンサと称される)で検出して電気信
号(AE信号)に変換し、このAE信号を解析に必要な
レベルまで増幅し、フィルタで不要信号の除去を行って
成される。AE技術においては、AE信号より、AE波
を発するAE源の起因や発生位置を特定することができ
る。AEセンサは、例えばモータ音や話し声など各種の
騒音や雑音が聞こえる環境下であっても、僅かな物性の
変化を非接触で検出できる。
【0017】このように、ガラス基板等の脆性部品の割
れを、割れ発生と同時に、かつ、発生源の近くで検出
し、割れに対する対応処置を瞬時に行うので、さらなる
割れの拡大や、後続の脆性部品の2次、3次の割れを抑
制でき、仕損や不良発生を低減し、製造装置の復旧が短
時間で容易に行える。
【0018】本発明の請求項2記載の電子部品の製造方
法は、請求項1の構成において、上記音波を検出する
際、検出した信号の信号振幅で上記の音波とノイズとを
区別することを特徴としている。
【0019】本発明の請求項5記載の電子部品の製造装
置は、請求項4の構成において、検出手段は、検出した
信号の信号振幅で上記音波とノイズとを区別することを
特徴としている。
【0020】請求項2、5に記載の発明によれば、高精
度でノイズ(雑音も含む)と区別することができるの
で、割れの検出精度が90%以上と高く、請求項1、4
に記載した発明による効果をより確実に得ることができ
る。
【0021】本発明の請求項3記載の電子部品の製造方
法は、請求項1の構成において、上記音波を検出する
際、検出した信号の信号振幅と信号発生時間とで上記音
波とノイズと区別することを特徴としている。
【0022】本発明の請求項6記載の電子部品の製造装
置は、請求項4の構成において、検出手段は、検出信号
の信号振幅と信号発生時間とで上記音波とノイズとを区
別することを特徴としている。
【0023】請求項3、6に記載の発明によれば、請求
項2、5に記載の発明よりもさらに高精度でノイズと区
別することができるので、割れの検出精度がさらに高く
なり、請求項1、4に記載した発明による効果をより確
実に得ることができる。
【0024】本発明の請求項7記載の電子部品の製造装
置は、請求項4の構成において、検出手段における音波
を電気信号(検出信号)に変換するセンサ部が、脆性部
品に所定の処理を施す処理部の外面に取り付けられてい
ることを特徴としている。
【0025】請求項7に記載の発明によれば、センサ部
が処理部の外面に取り付けられているので、処理部で用
いる薬液等からセンサ部を保護するための保護部材を設
ける必要がなく、メンテナンスも簡単にできる。また、
センサ部を処理部の内部に取り付けると、処理部におけ
る脆性部品のチャックと脆性部品の位置関係を考慮して
製造装置自体及び脆性部品を収納するカセット等の治具
を大幅に改造する必要があるが、処理部の外面に取り付
けることで改造の必要もない。さらに、処理部の外面に
設けたので、処理液や処理ガスの対流変化が変わらない
ので、成膜特性や洗浄性といった処理特性を該センサ部
にて低下させることがない。
【0026】本発明の請求項8記載の電子部品の製造装
置は、請求項4乃至7の何れかに記載の構成において、
液体が貯留された処理槽を複数備えると共に、各処理槽
において複数の脆性部品が一括して処理され、かつ、各
処理槽毎に上記検出手段が設けられていることを特徴と
している。
【0027】請求項8の構成は、請求項4乃至7の何れ
かに記載の発明を、バッチ式の、洗浄処理装置や薬液処
置装置に適用したものである。液体は脆性部品の割れに
て発生する音波を広範囲の方向に伝播させやすいので、
割れ信号の検出が容易であり、かつ、これら装置は複数
の処理槽を有すると共に、かつバッチ式で複数枚が一括
して処理されるので、2次、3次の割れによる損益は大
きく、本発明の製造装置の構成を採用することで、特に
効果的である。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明に係る一実施の形態を、図
1〜図8に基づいて説明すれば、以下の通りである。こ
こでは、本発明に係る電子部品の製造方法及び電子部品
の製造装置の構成を、液晶表示素子の製造に用いるバッ
チ式の薬液処理装置に適用したものを例示する。
【0029】図2に示すように、薬液処理装置1は、取
り出し機構3、第1〜第10の処理槽6(6a〜6
j)、第1〜第3の搬送アーム4(4a〜4c)、及び
収納機構7を備えている。
【0030】取り出し機構3は、前工程より1つのカセ
ット2aに複数枚単位で収納された状態で搬送されて来
るガラス基板5をカセット2a内より1枚ずつ取り出
し、第1の搬送アーム4aに対して位置決めするもので
ある。
【0031】各搬送アーム4は何れも、複数枚のガラス
基板5を同時に直接チャッキングして搬送するもので、
第1の搬送アーム4aは、第1〜第3の処理槽6a〜6
c間における搬送を担当し、第2の搬送アーム4bは、
第4〜第7の処理槽6d〜6g間、第3の搬送アーム4
cは、第8〜第10の処理槽6h〜6j間を担当する。
【0032】上記の各処理槽6は、槽内に貯留された処
理液や洗浄液等の所定の薬液によって、薬液に浸漬され
た複数枚のガラス基板5を処理するものである。特に図
示してはいないが、各処理槽6には、搬送アーム4より
チャッキングが解除された複数枚のガラス基板5を担持
する担持部材が設けられている。収納機構7は、第3の
搬送アーム4cにチャッキングされている複数枚のガラ
ス基板5を一枚ずつ外し、カセット2bに収納するもの
である。
【0033】このような構成の薬液処理装置1において
は、前工程からカセット2a内に収納されて搬送されて
来た複数枚のガラス基板5は、取り出し機構3にてカセ
ット2a内から1枚ずつ取り出されて位置決めされる。
【0034】位置決めされた複数枚のガラス基板5は、
第1の搬送アーム4aにて同時に直接チャッキングさ
れ、第1の処理槽6aへと搬送され、一旦チャッキング
が解除されて第1の処理槽6a内へ搬入される。その
後、第1の処理槽6aによる処理が終了すると、第1の
搬送アーム4aにて再度、同時にチャッキングされ、第
1の処理槽6aから搬出され、次の第2の処理槽6bへ
と搬送される。そして、該第2の処理槽6bでの処理が
終了すると、同様にして第3の処理槽6cに搬入され
る。
【0035】複数枚のガラス基板5は、第3の処理槽6
cからは、第2のアーム4bで搬出され、第4の処理槽
6d、第5の処理槽6e、第6の処理槽6f、第7の処
理槽6gの順で処理が施された後、第7の処理槽6gか
らは、第3のアーム4cで搬出され、第8の処理槽6
h、第9の処理槽6i、第10の処理槽6jの順で処理
が施される。その後、収納機構7にて1枚ずつ第3の搬
送アーム4cから外され、カセット2bへ収納され、次
工程へと送られる。
【0036】これが、1ロットのガラス基板5の流れで
あり、第1〜第3の搬送アーム4a〜4cの担当域で、
異なるロット毎のガラス基板5が搬送され、連続して処
理される。
【0037】そして、図1に示すように、上記の第1〜
第10の処理槽6a〜6jにはそれぞれ、第1〜第10
のAEセンサ9(9a〜9j)が取り付けられている。
AEセンサ9は、各処理槽6内でのガラス基板5の割れ
を検出するもので、処理槽6における外面6Aに取り付
けられている。
【0038】図4(a)に、水中において、ガラスで金
属を叩いた時に発する音の周波数強度を示す。一方、図
4(b)に、水中においてガラス基板5を割ったときに
発する音の周波数強度を示す。図4(a)(b)より、ガ
ラスが割れる際には、おおよそ100kHz以上の周波
数で強い信号が出ていることがわかる。これが、ガラス
基板5が割れる際に発したAE波であり、このAE波の
振動が、液体や固体等の媒体を介して伝わり、電気信号
として検出されたAE信号である。上記のAEセンサ9
は、このAE信号を検出するものである。
【0039】そこで、本実施の形態の薬液処理装置1に
おいては、この結果より、AEセンサ9として、100
kHzのハイパスフィルタを有したAEテスタ((株)
エヌエフ回路設計ブロック製の型番9501)を用いて
いる。
【0040】なお、特に図示してはいないが、薬液処理
装置1のモータ音や、話し声、ワークや治具などの移送
中の音など各種の音を検波したが、このように100k
Hz以上の領域で高強度の信号は得られなかった。
【0041】図5に、AEセンサ9にてガラス基板5を
割った際の音を検波した結果を示す。CH1がAEセン
サにて検出したAE信号の原信号の波形であり、CH2
がこのAE信号の原信号を平均値検波処理した後の波形
である。
【0042】図5より、ガラス基板5の割れにて発生し
たガラス割れの信号とノイズとには、AE信号を平均値
検波した後の波形における信号振幅と信号発生時間に大
きな違いがあることがわかる。したがって、これより、
予め定める信号振幅以上、或いは予め定める信号振幅か
つ信号発生時間以上の波形をガラス割れの信号として検
出することで、ノイズと区別してガラス基板5の割れを
高精度に検出できることがわかる。
【0043】そして、信号振幅を用いてノイズと区別す
ることで、割れの検出精度を90%以上とでき、また、
信号振幅と信号発生時間とを用いてノイズと区別するこ
とで、割れの検出精度をこれより更に高くできることを
実験的に確認している。
【0044】また、図6(a)(b)(c)に、0.5m
m、0.7mm、1.1mmと厚みの異なるガラス基板
5を、処理槽6(WET槽)内で割り、割った時のAE
信号をAEセンサ9にて検出したAE信号(原信号)の
波形を示す。
【0045】また、図7(a)(b)(c)に、0.5m
m、0.7mm、1.1mmの厚みのガラス基板5にお
ける、ガラス割れ信号の信号振幅と信号発生時間との関
係を調べた結果を示す。また、図7(a)(b)(c)にお
いては、AEセンサ9を処理槽6内に取り付けた場合と
処理槽6外に取り付けた場合とでも、ガラス割れ信号の
信号振幅と信号発生時間との関係の違いも調べた。
【0046】これより、ガラス基板5の厚みの違いや、
槽内と槽外のセンサ取り付け位置の違いにより、ガラス
割れの信号の信号振幅と信号発生時間の分布に少し違い
があるものの、何れも、ある信号振幅と信号発生時間の
領域内にガラス割れの信号が分布していることがわか
る。
【0047】また、図8(a)(b)に、処理槽6外面に
2つのAEセンサ9を取り付け、各AEセンサ9でAE
信号を検出し、各AEセンサ9のノイズの検知レベルを
測定した結果を示す。
【0048】これより、出力値にAEセンサ9毎に電圧
誤差はあるが、出力数は一致しており、この実験例で
は、100%の検出率でノイズを検知していることがわ
かる。なお、電圧誤差は、AEセンサ9の取り付け位置
に違いによるものと考えられる。
【0049】図3に、薬液処理装置1の制御部の構成を
示す。制御部は、CPU(CentralProcessing Unit)2
0と、これに接続されたROM(Read Only Memory) 2
1,RAM(Random Access Memory) 22により構成さ
れる。ROM21には、薬液処理装置1の各部をシーケ
ンス制御するための制御プログラムが格納されており、
CPU20は、該プログラムに基づいて各部を制御す
る。RAM22は、シーケンス制御に用いる各種データ
等、必要な情報を格納する記憶部である。
【0050】CPU20には、上記の第1〜第10の処
理槽6a〜6jに各々取り付けられた第1〜第10のA
Eセンサ9a〜9jの各検出出力、つまりAE信号が、
平均値検波処理を施す平均値検出器23a〜23jを介
して入力される。CPU20は、平均値検出器23a〜
23jを介して入力されるAE信号を監視しておき、後
述するガラス割れの信号を検出すると、該信号を検出し
たAEセンサ9が取り付けられている処理槽6を特定
し、該処理槽6における基板割れ発生に応じた対応処置
を行うべく、シーケンス制御を変更する。
【0051】具体的には、AE信号におけるガラス割れ
の信号とノイズとの区別を行う信号処理として、得られ
るAE信号レベルを5ms以下のサンプリング期間で規
定し、ガラス割れの信号とノイズとの振幅レベルでの比
較を行い、そして、このようにして得られた信号を、制
御シーケンスにフィードバックしている。
【0052】例えば、エッチングや剥離の処理を実施し
ているときに、処理槽6内でのガラス基板5の割れが検
出されると、当該処理槽6における処理終了後に、薬液
処理装置1全体を停止させるように制御する。
【0053】これにより、割れが発生したガラス基板5
を含む同じロットの他の正常なガラス基板5にエッチン
グ不良や剥離不良等の悪影響をもたらすことなく割れに
対応でき、しかも、基板割れが発生した処理槽6が判明
しているので、その処理槽6のみ割れ対応を行えばよ
い。その結果、後続ロットのガラス基板5の2次、3次
の割れを抑制して仕損及び割れ基板除去作業に伴う生産
能力の低下を無くすることができる。
【0054】基板割れが発生した処理槽6を作業者に認
識させる方法としては、種々考えられるが、各処理槽6
に警告ランプ等の警告手段を設けておき、基板割れの発
生を検知したAEセンサ9が取り付けられている処理槽
6の警告ランプを点灯させればよい。
【0055】また、本薬液処理装置1の場合、AEセン
サ9が処理槽6の外面6Aに取り付けられているので、
処理槽6で用いる薬液等からAEセンサ9を保護するた
めの保護部材を設ける必要がなく、メンテナンスも簡単
にできる。また、AEセンサ9を処理槽6の内部に取り
付けると、処理槽6におけるガラス基板5とチャックの
位置関係を考慮して装置自体及びガラス基板5を収納す
るカセット等の治具を大幅に改造する必要があるが、処
理槽6の外面に取り付けることで改造の必要もなく、従
来構成でそのまま対応できる。さらに、処理液の対流変
化が変わらないので、洗浄性といった処理特性を低下さ
せることもない。
【0056】また、本薬液処理装置のように、AE波が
伝播する媒体が液体であると広範囲の方向に伝播し易い
ので、AE波の検出が容易である。したがって、特に割
れが発生した処理槽を特定する必要がないのであれば、
処理槽内での割れを1つのAEセンサで検出する構成と
することもできる。或いは、AE波の強度によっては、
近接する複数個の製造装置を機械的に結合してAE波の
振動が伝播するようにしておくことで、複数個の製造装
置における割れ検知を、1つのAEセンサで実施するこ
とが可能となり、取り付けるAEセンサの個数を低減で
きる。
【0057】また、シーケンス制御の別の例として、本
発明が適用されている装置や製造条件によっては、装置
の前後を停止させ、作業者に対して警告を発するだけで
もよい。この場合、警告を受けた作業者は、基板割れの
箇所や大きさに応じて、そのまま装置を自動復帰させた
り、マニュアルで復帰作業を行ったりする。
【0058】なお、ここでは、液晶表示素子等の製造部
品であるガラス基板の薬液処理を例に説明したが、材料
としてAE波を発するものであればよく、シリコンやセ
ラミックスなどの脆性部品の割れ検出も容易である。つ
まり、IC(integrated circuit)、ラインセンサ、イメ
ージセンサ、ハイブリット基板などの製造工程、製造装
置に、本発明を適用できる。そして、用いるAEセンサ
も、割れを生じる材質や割れ方などによるAE信号波形
に応じて、周波数特性や信号処理方法などを決定すれば
よい。
【0059】また、工程もこのような薬液を用いた工程
に限らず、例えば真空装置内であっても、処理中の段階
の真空度に応じては、或いは高真空度であっても、割れ
箇所から、ホルダーや装置本体などを伝播するAE波を
AEセンサにて検出することができるので、真空処理装
置においても、内部における脆性部品の割れを発生と同
時に検出できる。真空装置としては、真空加熱炉を用い
た真空オーブン装置、成膜装置、ドライエッチング装置
など多数のものがあるが、何れにおいても、破損物を除
去するためなどに、ヒートダウンし、真空を一旦解除
し、除去作業終了後に再度真空引きする等の煩雑な作業
を必要とするため、時間ロスによる生産性の低下は大き
いので、本発明を導入することにより、その改善効果は
大である。
【0060】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の電子部品の製造
方法は、以上のように、ガラス基板等の脆性を有する脆
性部品を用いる電子部品の製造方法において、脆性部品
が割れた際に発する特有の周波数帯域の音波を検出する
ことで脆性部品の割れを検出し、検出後瞬時に対応処置
を行う構成である。
【0061】また、本発明の請求項4記載の電子部品の
製造装置は、以上のように、ガラス基板等の脆性を有す
る脆性部品を用いる電子部品の製造装置において、脆性
部品が割れた際に発する特有の周波数帯域の音波を検出
する検出手段と、該検出手段にて上記音波が検出される
と、対応処置を行うように当該製造装置の制御シーケン
スを制御する制御手段とを備える構成である。
【0062】これにより、ガラス基板等の脆性部品の割
れを、割れ発生と同時に、かつ、発生源の近くで検出し
て、割れに対する対応処置を瞬時に行うので、さらなる
割れの拡大や、後続の脆性部品の2次、3次の割れを抑
制でき、仕損や不良発生を低減し、製造装置の復旧が短
時間で容易に行えるという効果を奏する。
【0063】本発明の請求項2記載の電子部品の製造方
法は、請求項1の構成において、上記の音波を検出する
際、検出した信号の信号振幅で上記音波とノイズとを区
別する構成である。
【0064】本発明の請求項5記載の電子部品の製造装
置は、請求項4の構成において、上記検出手段は、検出
した信号の信号振幅で上記音波とノイズとを区別する構
成である。
【0065】これにより、高精度でノイズ(雑音も含
む)と区別することができるので、割れの検出精度が9
0%以上と高く、請求項1、4に記載した発明による効
果をより確実に得ることができるという効果を奏する。
【0066】本発明の請求項3記載の電子部品の製造方
法は、請求項1の構成において、上記の音波を検出する
際、検出した信号の信号振幅と信号発生時間とで上記音
波とノイズとを区別する構成である。
【0067】本発明の請求項6記載の電子部品の製造装
置は、請求項4の構成において、上記検出手段は、検出
した信号の信号振幅と信号発生時間とで上記音波とノイ
ズとを区別する構成である。
【0068】これにより、請求項2、5に記載の発明よ
りもさらに高精度でノイズと区別することができるの
で、割れの検出精度がさらに高くなり、請求項1、4に
記載した発明による効果をより確実に得ることができる
という効果を奏する。
【0069】本発明の請求項7記載の電子部品の製造装
置は、請求項4の構成において、上記検出手段における
音波を電気信号に変換するセンサ部が、脆性部品に所定
の処理を施す処理部の外面に取り付けられている構成で
ある。
【0070】これにより、センサ部が処理部の外面に取
り付けられているので、処理部で用いる薬液等からセン
サ部を保護するための保護部材を設ける必要がなく、メ
ンテナンスも簡単にできる。また、センサ部を処理部の
内部に取り付けると、処理部における脆性部品のチャッ
クと脆性部品の位置関係を考慮して製造装置自体及び脆
性部品を収納するカセット等の治具を大幅に改造する必
要があるが、処理部の外面に取り付けることで改造の必
要もない。さらに、処理部の外面に設けたので、処理液
や処理ガスの対流変化が変わらないので、成膜特性や洗
浄性といった処理特性を該センサ部にて低下させること
がない等の効果を奏する。
【0071】本発明の請求項8記載の電子部品の製造装
置は、請求項4乃至7の何れかに記載の構成において、
液体が貯留された処理槽を複数備えると共に、各処理槽
において複数の脆性部品が一括して処理され、かつ、各
処理槽毎に上記検出手段が設けられている構成である。
【0072】バッチ式の洗浄処理装置や薬液処置装置
は、複数枚の脆性部品が一括して処理されるので、2
次、3次の割れによる損益は大きく、復旧動作に長時間
を要するが、これにより、生産能率の高いバッチ式の洗
浄処理装置や薬液処理装置が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すもので、薬液処理
装置における処理槽と、該処理槽に対してガラス基板を
搬入・搬出する搬送アームを示す模式図である。
【図2】図1の薬液処理装置の模式平面図である。
【図3】図1の薬液処理装置に備えられた制御部の構成
を示すブロック図である。
【図4】(a)は、水中においてガラスで金属を叩いた
時に発する音の周波数強度を示す波形図であり、(b)
は水中においてガラス基板を割ったときに発する音の周
波数強度を示す波形図である。
【図5】処理槽内でガラス基板を割った際の音を検波し
た結果を示す波形図で、CH1がAE信号の原信号の波
形図、CH2が該原信号を平均値検波処理した後の波形
図である。
【図6】厚みの異なるガラス基板を割った際のAE信号
の原信号の波形図であり、(a)は0.5mm厚のガラ
ス基板のAE信号、(b)は0.7mm厚のガラス基板
のAE信号、(c)は1.1mm厚のガラス基板のAE
信号のものである。
【図7】ガラス割れの信号の振幅と信号発生時間との分
布を示すグラフで、(a)は0.5mm厚のガラス基板
のガラス割れの信号、(b)は0.7mm厚のガラス基
板のガラス割れの信号、(c)は1.1mm厚のガラス
基板のガラス割れの信号のものである。
【図8】(a)(b)共に、AEセンサのノイズ検知レベ
ルを測定した結果を示す説明図である。
【符号の説明】
2a・2b カセット 3 受け取り機構 4a〜4c 搬送アーム 6a〜6j 処理槽 7 収納機構 9a〜9j AEセンサ(検出手段) 20 CPU(制御部) 21 ROM(制御部) 22 RAM(制御部) 23a〜23j 平均値検出器(検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田草 康伸 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 谷川 徹 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2G047 AA09 AC10 BA05 BC03 BC04 EA09 GF11 GJ28 2H088 FA11 FA17 FA21 HA01 HA06 MA20 5F043 AA40 DD23 EE02 EE35 EE36 EE40 GG10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス基板等の脆性を有する脆性部品を用
    いる電子部品の製造方法において、 脆性部品が割れた際に発する特有の周波数帯域の音波を
    検出することで脆性部品の割れを検出し、検出後瞬時に
    対応処置を行うことを特徴とする電子部品の製造方法。
  2. 【請求項2】上記の音波を検出する際、検出した信号の
    信号振幅で上記音波とノイズとを区別することを特徴と
    する請求項1に記載の電子部品の製造方法。
  3. 【請求項3】上記の音波を検出する際、検出した信号の
    信号振幅と信号発生時間とで上記音波とノイズとを区別
    することを特徴とする請求項1に記載の電子部品の製造
    方法。
  4. 【請求項4】ガラス基板等の脆性を有する脆性部品を用
    いる電子部品の製造装置において、 脆性部品が割れた際に発する特有の周波数帯域の音波を
    検出する検出手段と、 該検出手段にて上記音波が検出されると、対応処置を行
    うように当該製造装置の制御シーケンスを制御する制御
    手段とを備えることを特徴とする電子部品の製造装置。
  5. 【請求項5】上記検出手段は、検出した信号の信号振幅
    で上記音波とノイズとを区別することを特徴とする請求
    項4に記載の電子部品の製造装置。
  6. 【請求項6】上記検出手段は、検出した信号の信号振幅
    と信号発生時間とで上記音波とノイズとを区別すること
    を特徴とする請求項4に記載の電子部品の製造装置。
  7. 【請求項7】上記検出手段における音波を電気信号に変
    換するセンサ部が、脆性部品に所定の処理を施す処理部
    の外面に取り付けられていることを特徴とする請求項4
    に記載の電子部品の製造装置。
  8. 【請求項8】液体が貯留された処理槽を複数備えると共
    に、各処理槽において複数の脆性部品が一括して処理さ
    れ、かつ、各処理槽毎に上記検出手段が設けられている
    ことを特徴とする請求項4乃至7の何れかに記載の電子
    部品の製造装置。
JP10292146A 1998-10-14 1998-10-14 電子部品の製造方法及びその製造装置 Pending JP2000121615A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10292146A JP2000121615A (ja) 1998-10-14 1998-10-14 電子部品の製造方法及びその製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10292146A JP2000121615A (ja) 1998-10-14 1998-10-14 電子部品の製造方法及びその製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000121615A true JP2000121615A (ja) 2000-04-28

Family

ID=17778146

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10292146A Pending JP2000121615A (ja) 1998-10-14 1998-10-14 電子部品の製造方法及びその製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000121615A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009541981A (ja) * 2006-06-22 2009-11-26 コミサリヤ・ア・レネルジ・アトミク マイクロ技術基板の熱処理の監視方法および監視装置
JP2012235044A (ja) * 2011-05-09 2012-11-29 Ulvac Japan Ltd 基板事前検査方法
JP2013207106A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Avanstrate Inc ガラス板の製造方法、搬送方法、および損傷検出方法
JP2017190971A (ja) * 2016-04-12 2017-10-19 旭硝子株式会社 ガラス割れ検知方法、ガラス割れ検知装置、ガラス板の研磨方法、ガラス板の研磨装置、及びガラス板の製造方法
US10131135B2 (en) 2015-07-24 2018-11-20 Toshiba Memory Corporation Imprint apparatus and imprint method

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009541981A (ja) * 2006-06-22 2009-11-26 コミサリヤ・ア・レネルジ・アトミク マイクロ技術基板の熱処理の監視方法および監視装置
JP2012235044A (ja) * 2011-05-09 2012-11-29 Ulvac Japan Ltd 基板事前検査方法
JP2013207106A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Avanstrate Inc ガラス板の製造方法、搬送方法、および損傷検出方法
US10131135B2 (en) 2015-07-24 2018-11-20 Toshiba Memory Corporation Imprint apparatus and imprint method
JP2017190971A (ja) * 2016-04-12 2017-10-19 旭硝子株式会社 ガラス割れ検知方法、ガラス割れ検知装置、ガラス板の研磨方法、ガラス板の研磨装置、及びガラス板の製造方法
KR20170116955A (ko) * 2016-04-12 2017-10-20 아사히 가라스 가부시키가이샤 유리 깨짐 검지 방법, 유리 깨짐 검지 장치, 유리판의 연마 방법, 유리판의 연마 장치, 및 유리판의 제조 방법
CN107378750A (zh) * 2016-04-12 2017-11-24 旭硝子株式会社 玻璃破裂检测方法及检测装置、玻璃板的研磨方法及研磨装置、以及玻璃板的制造方法
TWI721109B (zh) * 2016-04-12 2021-03-11 日商Agc股份有限公司 玻璃破裂檢測方法、玻璃破裂檢測裝置、玻璃板之研磨方法、玻璃板之研磨裝置、以及玻璃板之製造方法
KR102276603B1 (ko) 2016-04-12 2021-07-13 에이지씨 가부시키가이샤 유리 깨짐 검지 방법, 유리 깨짐 검지 장치, 유리판의 연마 방법, 유리판의 연마 장치, 및 유리판의 제조 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20140208850A1 (en) Apparatus and method of detecting a defect of a semiconductor device
JP2012526275A (ja) 基板の完全性を判定するための非破壊的信号伝搬システムおよび方法
JPH09148280A (ja) Uv過敏テープを用いてウェーハの裏面を研磨する半導体素子の製造方法
JP2006237456A (ja) 基板処理装置および基板飛散防止方法
JP2000121615A (ja) 電子部品の製造方法及びその製造装置
CN110571163A (zh) 晶圆键合工艺的气泡缺陷处理方法
CN100385611C (zh) 监控处理室中薄膜沉积的方法及设备
KR20080059059A (ko) 기판의 스티킹 발생을 검출하는 방법 및 그 시스템
JP2004241499A (ja) 真空処理装置の異物管理装置及び異物管理方法
JPH11195695A (ja) 電子デバイス製造装置
JP2005286102A (ja) 真空処理装置および真空処理方法
JP2010287841A (ja) 超音波洗浄装置
CN108807216B (zh) 粘片检测系统及方法、反应腔室、半导体加工设备
JP2001183261A (ja) 電子部品の製造方法及びその製造装置
JPH10163284A (ja) 半導体ウエハの表面検査方法および半導体装置の製造装置
JP2004335570A (ja) 基板処理装置
JP2004028823A (ja) ワーク処理装置
TW202209535A (zh) 晶圓盒裝置、半導體處理機台和晶圓檢測方法
JPH0610357B2 (ja) プラズマ処理装置
TWI799140B (zh) 單晶圓潔淨設備與其監控方法
CN101097835A (zh) 程序机构异常运作检测系统及其方法
JP4864608B2 (ja) 課金方法、記憶媒体及び半導体デバイス製造装置
JP2005223244A (ja) チップの飛び出し位置検出方法
JP2005150555A (ja) 半導体製造装置
JP5389362B2 (ja) 真空処理装置