JP4864608B2 - 課金方法、記憶媒体及び半導体デバイス製造装置 - Google Patents

課金方法、記憶媒体及び半導体デバイス製造装置 Download PDF

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Description

本発明は、課金方法、記憶媒体及び半導体製造システムに関し、特に、半導体デバイス製造装置の使用に対する課金方法に関する。
基板としてのウエハにプラズマ処理を施して該ウエハから半導体デバイスを製造する半導体デバイス製造装置の販売において、該製造装置の代価は、該製造装置が当該製造装置の製造業者から顧客に納品され、該顧客による検収に合格した後、顧客から製造業者へ支払われる。そして、顧客によって半導体デバイス製造装置が使用され始めた後、実際に該製造装置の稼働時間が予想より短くても、該製造装置の代価は製造業者から顧客へ返還されることがない。したがって、顧客は設備投資リスクを負うが、半導体デバイス製造装置は非常に高価なものであるため、その設備投資リスクは非常に大きい。
一方、半導体デバイス製造装置が検収に合格しない場合や、検収後に該製造装置に不具合が発生し且つその原因が製造業者に帰着することが明らかな場合、該製造装置は顧客から製造業者へ返却され、これに応じて製造業者は該製造装置の代価を製造業者から顧客へ返還する必要がある等、製造業者も設備販売リスクを負う。そして、上述したように、半導体デバイス製造装置は非常に高価なものであるため、その設備販売リスクは非常に大きい。
そこで、これらの半導体デバイス製造装置の販売に伴うリスクを解消するために、該製造装置を顧客に販売することなく貸出し、顧客が該製造装置を稼働させたときの稼働量に応じて課金を行う半導体デバイス製造装置の稼働課金方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−117336号公報
しかしながら、上述した稼働課金方法では、半導体デバイス製造装置が稼働する際、該製造装置の不具合、処理条件の不適切な設定等でウエハが適切に処理されず、ウエハから得られる半導体デバイスの歩留まりが低い場合であっても、半導体デバイスの歩留まりが高い場合と同様に課金される。例えば、1時間の稼働時間において全く半導体デバイスが得られない場合であっても1時間の稼働に対して課金が行われ、顧客は課金された額を払う必要がある。したがって、顧客の設備投資リスクは完全に払拭されない。
また、半導体デバイス製造装置が稼働する際、ウエハから得られる半導体デバイスの歩留まりが予想より高い場合であっても、歩留まりが予想と同じ場合と同様に課金される。したがって、製造業者は高い歩留まりに対する報酬を受ける機会がない。
すなわち、顧客及び製造業者の双方に半導体デバイスの歩留まりに応じた利益を適切に配分することができないという問題がある。
これに対して、半導体デバイス製造装置によって製造された半導体デバイスの歩留まりを計測し、該計測された歩留まりに応じて課金する方法も知られているが、該方法では各半導体デバイスを直接検査する必要があるため、速やかに課金することができないという問題がある。
本発明の目的は、顧客及び製造業者の双方に半導体デバイスの歩留まりに応じた利益を適切且つ速やかに配分することができる課金方法、記憶媒体及び半導体デバイス製造装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の課金方法は、チャンバ内の基板に所定の処理を施して半導体デバイスを製造する半導体デバイス製造装置における課金方法であって、前記半導体デバイス製造装置が備える指標計測手段が、前記半導体デバイスの歩留まりに関連する指標として、前記チャンバ内に浮遊するパーティクルの量、前記チャンバ内で発生する異常放電の回数、前記チャンバ内に残留する処理ガス又は水分の量、前記チャンバ内で発生する振動の回数及び前記チャンバ内に生成するプラズマの発光の変化量の少なくとも1つを計測する指標計測ステップと、前記半導体デバイス製造装置が備える通信手段が、前記指標計測ステップで計測された指標を前記半導体デバイス製造装置に接続された課金装置に送信する送信ステップと、前記課金装置が、前記送信ステップにより受信した指標に応じて前記半導体デバイス製造装置の使用に対する課金を行う課金ステップとを有することを特徴とする。
請求項2記載の課金方法は、請求項1記載の課金方法において、前記半導体デバイス製造装置は前記基板を取り扱う複数の構成装置から構成され、前記指標計測ステップでは、前記指標計測手段は前記構成装置毎に前記指標を計測することを特徴とする。
請求項記載の課金方法は、請求項1又は2記載の課金方法において、前記通信手段インターネットを介して前記計測された指標を前記課金装置に送信することを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項記載の記憶媒体は、チャンバ内の基板に所定の処理を施して半導体デバイスを製造する半導体デバイス製造装置における課金方法をコンピュータに実行させるプログラムを格納するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記プログラムは、前記半導体デバイスの歩留まりに関連する指標として、前記チャンバ内に浮遊するパーティクルの量、前記チャンバ内で発生する異常放電の回数、前記チャンバ内に残留する処理ガス又は水分の量、前記チャンバ内で発生する振動の回数及び前記チャンバ内に生成するプラズマの発光の変化量の少なくとも1つを計測する指標計測モジュールと、前記計測された指標に応じて前記半導体デバイス製造装置の使用に対する課金を行う課金モジュールとを有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項記載の半導体デバイス製造装置は、チャンバ内の基板に所定の処理を施して半導体デバイスを製造する半導体デバイス製造装置であって、前記半導体デバイスの歩留まりに関連する指標として、前記チャンバ内に浮遊するパーティクルの量、前記チャンバ内で発生する異常放電の回数、前記チャンバ内に残留する処理ガス又は水分の量、前記チャンバ内で発生する振動の回数及び前記チャンバ内に生成するプラズマの発光の変化量の少なくとも1つを計測する指標計測装置と、前記指標計測装置により計測された指標に応じて前記半導体デバイス製造装置の使用に対する課金を行う課金装置とを備えることを特徴とする。
請求項1記載の課金方法、請求項記載の記憶媒体及び請求項記載の半導体デバイス製造装置によれば、半導体デバイスの歩留まりに関連する指標として、前記チャンバ内に浮遊するパーティクルの量、前記チャンバ内で発生する異常放電の回数、前記チャンバ内に残留する処理ガス又は水分の量、前記チャンバ内で発生する振動の回数及び前記チャンバ内に生成するプラズマの発光の変化量の少なくとも1つが計測され、該計測された指標に応じて半導体デバイス製造装置の使用に対する課金が行われる。半導体デバイスの歩留まりに関連する指標は半導体デバイスの歩留まりの実情を反映するので、歩留まりの実情に基づいて課金することができ、もって、顧客及び製造業者の双方に半導体デバイスの歩留まりに応じた利益を適切に配分することができる。また、半導体デバイスの歩留まりに関連する指標を計測することにより、半導体デバイスを直接検査する必要を無くすことができ、もって、半導体デバイスの歩留まりに応じた利益を速やかに配分することができる。更に、計測された半導体デバイスの歩留まりに関連する指標は監視装置に送信されるため、顧客から離れた場所に存在する製造業者が半導体デバイスの歩留まり状況をリアルタイムで把握することができる。
請求項2記載の課金方法によれば、半導体デバイス製造装置を構成する複数の構成装置毎に半導体デバイスの歩留まりに関連する指標が計測されるので、各構成装置に対応する計測結果を用いることにより、各構成装置に対して半導体デバイスの歩留まりに応じた課金を適切に行うことができる。
請求項記載の課金方法によれば、通信手段はインターネットであるので、計測された半導体デバイスの歩留まりに関連する指標を簡便に監視装置に送信することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の第1の実施の形態に係る課金方法について説明する。
図1は、本実施の形態に係る課金方法が適用される半導体デバイス製造装置の概略構成を示す平面図である。
図1において、半導体デバイス製造装置としての基板処理装置1は、半導体デバイス用のウエハ(以下、単に「ウエハ」という。)Wに反応性イオンエッチング(Reactive Ion Etching、以下、「RIE」という。)処理を施す複数のプロセスシップ11と、複数のプロセスシップ11がそれぞれ接続された矩形状の大気系共通搬送室としてのローダーモジュール9(構成装置)とを備える。
ローダーモジュール9には、上述したプロセスシップ11の他、25枚のウエハWを収容する容器としてのフープ(Front Opening Unified Pod)14がそれぞれ載置される3つのフープ載置台15と、フープ14から搬出されたウエハWの位置をプリアライメントするオリエンタ16とが接続されている。
複数のプロセスシップ11は、ローダーモジュール9の長手方向における側壁に接続されると共にローダーモジュール9を挟んで3つのフープ載置台15と対向するように配置され、オリエンタ16はローダーモジュール9の長手方向に関する一端に配置される。
ローダーモジュール9は、内部に配置された、ウエハWを搬送する搬送アーム機構19と、各フープ載置台15に対応するように側壁に配置されたウエハWの投入口としての3つのロードポート20とを有する。搬送アーム機構19は、フープ載置台15に載置されたフープ14からウエハWをロードポート20経由で取り出し、該取り出したウエハWをプロセスシップ11やオリエンタ16へ搬出入する。
プロセスシップ11は、ウエハWにRIE処理を施す真空容器としてのチャンバ12(構成装置)と、該チャンバ12にウエハWを受け渡す搬送アーム17を内蔵するロード・ロックモジュール18(構成装置)とを有する。
プロセスシップ11では、ローダーモジュール9の内部の圧力は大気圧に維持される一方、チャンバ12の内部圧力は真空に維持される。そのため、ロード・ロックモジュール18は、チャンバ12との連結部に真空ゲートバルブ21を備えると共に、ローダーモジュール9との連結部に大気ゲートバルブ22を備えることによって、その内部圧力を調整可能な真空予備搬送室として構成される。
ロード・ロックモジュール18の内部には、略中央部に搬送アーム17が設置され、該搬送アーム17よりチャンバ12側に第1のバッファ23が設置され、搬送アーム17よりローダーモジュール9側には第2のバッファ24が設置される。第1のバッファ23及び第2のバッファ24は、搬送アーム17の先端部に配置されたウエハWを支持するピック25が移動する軌道上に配置され、RIE処理が施されたウエハWを一時的にピック25の軌道の上方に待避させることにより、RIE未処理のウエハWとRIE処理済みのウエハWとのチャンバ12における円滑な入れ換えを可能とする。
また、基板処理装置1は、ローダーモジュール9の長手方向に関する一端に配置されたオペレーションGUI(Graphical User Interface)26とを備える。
この基板処理装置1において製造される半導体デバイスに、チャンバ12、ロード・ロックモジュール18やローダーモジュール9内を浮遊するパーティクルが付着すると、該半導体デバイスにおいて短絡等の欠陥が生じる。浮遊するパーティクルの量が多くなると、半導体デバイスに付着するパーティクルの量も多くなり、その結果、半導体デバイスの歩留まりは低下する。すなわち、パーティクルの量は半導体デバイスの歩留まりに関連する指標であり、パーティクルの量は半導体デバイスの歩留まりの実情を反映する。本実施の形態に係る課金方法ではチャンバ12、ロード・ロックモジュール18やローダーモジュール9内を浮遊するパーティクルの量を計測し、該計測結果に応じて基板処理装置1の使用に対する課金が行われる。
これに対応して、基板処理装置1は、チャンバ12、ロード・ロックモジュール18やローダーモジュール9内を浮遊するパーティクルの量を計測するセンサ27、28、29をチャンバ12、ロード・ロックモジュール18及びローダーモジュール9のそれぞれに備える。各センサ27、28,29は配線30及びインターネット31(通信部)を介して外部、例えば、基板処理装置1の製造業者の事務所に配置されたPC(Personal Computer)32(課金装置、監視装置)に接続され、計測結果はインターネット31等によってPC32に送信される。
各センサ27、28,29は様々な形態を取りうるが、例えば、センサ27としては、図2に示すようなレーザー散乱光を利用するパーティクルモニタ33(指標計測装置)であってもよい。
図2において、パーティクルモニタ33はレーザー光を発振するレーザー発振器34と、チャンバ12内の散乱光を観測するCCDカメラ35と、レーザー発振器34及びCCDカメラ35に接続されたパルスジェネレータ36とを備える。
レーザー発振器34は、チャンバ12に設けられたスリット窓37を介してRIE処理実行中のチャンバ12内に向けてレーザー光を発振する。チャンバ12内のパーティクルPはレーザー光によって照射されると散乱光を発生する。この発生した散乱光はスリット窓38を介してCCDカメラ35によって観測される。このとき、散乱光の発生回数や強度がチャンバ12内に浮遊するパーティクルPの量に対応する。したがって、パーティクルモニタ33は散乱光の発生回数や強度を通じてチャンバ12内に浮遊するパーティクルPの量を計測する(指標計測ステップ)。そして、計測されたパーティクルPの量が計測結果としてインターネット31等によってPC32に送信される。
なお、パルスジェネレータ36はレーザー発振器34及びCCDカメラ35に同期信号を発信し、これにより、レーザー光の発振のタイミングと散乱光の受光のタイミングとが調整される。
また、パーティクルモニタ33は、チャンバ12から該チャンバ12の稼働状況や不具合の有無を表す装置ステータス信号を受信し、且つ該装置ステータス信号をインターネット31等を介してPC32に送信する装置ステータス信号送信部39を備える。
図1に戻り、PC32は受信した装置ステータス信号に基づいてチャンバ12、ロード・ロックモジュール18及びローダーモジュール9の稼働状況、不具合の有無を監視すると共に、送信された計測結果であるチャンバ12内に浮遊するパーティクルPの量に応じて基板処理装置1の使用に対する課金を行う(課金ステップ)。
チャンバ12内に浮遊するパーティクルPの量に応じた課金方法では、例えば、1枚のウエハWにRIE処理を施す間において、パーティクルモニタ33によって確認されたチャンバ12内のパーティクルの数が多いほど使用料金が低く設定される。具体的には、計測されたパーティクルPの数が0〜10個であれば、使用料金として10万円が課金され、計測されたパーティクルPの数が11〜100個であれば、5万円が課金され、計測されたパーティクルPの数が101〜500個であれば、3万円が課金され、計測されたパーティクルPの数が501〜1000個であれば、1万円が課金され、計測されたパーティクルPの数が1001個以上であれば、0万円が課金される。なお、この使用料金は一例であり、得られる半導体デバイスの単価や基板処理装置1の代価に応じて変化する。
基板処理装置1では、チャンバ12だけでなくロード・ロックモジュール18やローダーモジュール9内に浮遊するパーティクルの量がセンサ28、29(指標計測装置)によって計測され、それぞれの計測結果がインターネット31等によってPC32に送信される。PC32は、チャンバ12内に浮遊するパーティクルの量と同様に、送信された計測結果であるロード・ロックモジュール18やローダーモジュール9内に浮遊するパーティクルPの量に応じて基板処理装置1の使用に対する課金を行う。なお、基板処理装置1では、ロード・ロックモジュール18やローダーモジュール9からもこれらの装置の稼働状況や不具合の有無を表す装置ステータス信号がインターネット31等を介してPC32に送信される。
本実施の形態に係る課金方法によれば、チャンバ12、ロード・ロックモジュール18やローダーモジュール9内に浮遊するパーティクルPの量が計測され、該計測結果に応じて基板処理装置1の使用に対する課金が行われる。パーティクルPの量は、基板処理装置1における半導体デバイスの歩留まりの実情を反映するので、歩留まりの実情に基づいて課金することができ、もって、顧客及び製造業者の双方に半導体デバイスの歩留まりに応じた利益を適切に配分することができる。また、課金を行う際、パーティクルPを計測することにより、半導体デバイスを直接検査する必要を無くすことができ、もって、半導体デバイスの歩留まりに応じた利益を速やかに配分することができる。特に、パーティクルモニタ33を用いると、RIE処理を行いながらチャンバ12内のパーティクルの量を計測することができ、もって、リアルタイムに課金を行うことができる。
本実施の形態に係る課金方法では、計測されたチャンバ12、ロード・ロックモジュール18やローダーモジュール9内に浮遊するパーティクルPの量はPC32に送信されるので、顧客から離れた場所、例えば事務所に存在する製造業者が半導体デバイスの歩留まり状況をリアルタイムで把握することができる。また、チャンバ12、ロード・ロックモジュール18やローダーモジュール9の装置ステータス信号がインターネット31等を介してPC32に送信されるので、製造業者は各装置の状況をリアルタイムで知ることができる。計測されたパーティクルPの量や装置ステータス信号はインターネットを介して送信されるので、これらを簡便にPC32に送信することができる。
本実施の形態に係る課金方法では、各計測結果に応じて基板処理装置1の使用に対する課金が行われるが、各計測結果に基づき、チャンバ12、ロード・ロックモジュール18及びローダーモジュール9に関して個別に課金を行ってもよい。このとき、各計測結果はチャンバ12、ロード・ロックモジュール18及びローダーモジュール9のそれぞれにおける半導体デバイスの歩留まりの実情を反映している。したがって、各計測結果を用いることにより、チャンバ12、ロード・ロックモジュール18及びローダーモジュール9のそれぞれに対して半導体デバイスの歩留まりに応じた課金を適切に行うことができる。
ところで、基板処理装置1は、図3に示すように、チャンバ12内を排気する排気系40を備え、該排気系40は粗引きライン41と本排気ライン42とを有する。
粗引きライン41はドライポンプ(図示しない)に接続されてチャンバ12内を粗引きする。本排気ライン42はターボ分子ポンプ(TMP)43を有し、該TMP43によってチャンバ12内を高真空引きする。また、本排気ライン42は粗引きライン41と接続する分岐ライン44を有する。なお、粗引きライン41及び分岐ライン44には各ラインを遮断可能なバルブV1,V2が配されている。
ここで、排気系40はチャンバ12内をパーティクルPを含めて排気するので、排気系40内におけるパーティクルの量はチャンバ12内を浮遊するパーティクルPの量と密接に関連する。故に、排気系40内におけるパーティクルの量は半導体デバイスの歩留まりに関連する指標であり、該パーティクルの量は半導体デバイスの歩留まりの実情を反映する。したがって、本実施の形態に係る課金方法の変形例として、排気系40内におけるパーティクルの量を計測し、該計測結果に応じて基板処理装置1の使用に対する課金を行ってもよい。
排気系40内におけるパーティクルの量の計測は、粗引きライン41の途中に設けたISPM(In Situation Particle Monitor)45(指標計測装置)により、チャンバ12内の洗浄シーケンスを実行する際に行ってもよい。チャンバ12内の洗浄シーケンスはプラズマの発生を伴わないので、容易且つ簡便に実行することでき、もって、基板処理装置1の使用に対する課金を容易且つ簡便に行うことができる。
この排気系40におけるパーティクルの量に応じた課金方法では、具体的に、計測されたパーティクルの数が0〜5個であれば、使用料金として20万円/日が課金され、計測されたパーティクルの数が6〜40個であれば、10万円/日が課金され、計測されたパーティクルの数が41〜100個であれば、5万円/日が課金され、計測されたパーティクルの数が101〜1000個であれば、1万円/日が課金され、計測されたパーティクルの数が1001個以上であれば、0万円/日が課金される。
また、排気系40内におけるパーティクルの量の計測を本排気ライン42の途中に設けたISPM(図示しない)で行ってもよく、本排気ライン42は、RIE処理が実行される際に、チャンバ12内を排気するので、RIE処理を実行しながらリアルタイムに課金を行うことができる。
上述した基板処理装置1では、ローダーモジュール9において半導体デバイスの歩留まりの実情を反映する指標はパーティクルの量に限られず、例えば、内部の汚染状況を示す清浄度も該当する。したがって、ローダーモジュール9のセンサ29が内部の清浄度を計測し、該清浄度のクラス(JIS B 9920、下記表1参照。)に応じて基板処理装置1の使用に対する課金を行ってもよい。
Figure 0004864608
この清浄度クラスに応じた課金方法では、具体的に、清浄度クラスが1〜2であれば、使用料金として20万円/日が課金され、清浄度クラスが3〜4であれば、10万円/日が課金され、清浄度クラスが5であれば、5万円/日が課金され、清浄度クラスが6〜8であれば、1万円/日が課金される。
また、計測された清浄度はPC32に送信されるので、製造業者がローダーモジュール9内部の汚染状況をリアルタイムで把握することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る課金方法について説明する。
本実施の形態は、その構成や作用が上述した第1の実施の形態と基本的に同じであり、パーティクルの量ではなく異常放電の回数に応じて課金が行われる点が上述した第1の実施の形態と異なるのみである。したがって、同様の構成については説明を省略し、以下に第1の実施の形態と異なる作用についてのみ説明を行う。
この基板処理装置1のチャンバ12において、ウエハWのRIE処理中に異常放電が発生すると、ウエハW上の半導体デバイスが損傷する。異常放電の回数が多くなると、ウエハW上の半導体デバイスの損傷度合いも大きくなり、その結果、半導体デバイスの歩留まりは低下する。すなわち、異常放電の回数は半導体デバイスの歩留まりに関連する指標であり、異常放電の回数は半導体デバイスの歩留まりの実情を反映する。本実施の形態に係る課金方法ではRIE処理中におけるチャンバ12の異常放電の回数を計測し、該計測結果に応じて基板処理装置1の使用に対する課金が行われる。
これに対応して、チャンバ12は異常放電の発生を検知する、図4に示す、異常放電監視システム46(指標計測装置)を備える。異常放電監視システム46はチャンバ12の側壁に配置された3つの超音波感知器47、例えば、AEセンサ、音響センサ、マイクロホンを有する。3つの超音波感知器47は配線30及びインターネット31を介してPC32に接続される。
チャンバ12内で異常放電が発生すると超音波が発生する。この発生した超音波は各超音波感知器47によって検知される。このとき、超音波の検知回数がチャンバ12内で発生する異常放電の回数に対応する。したがって、異常放電監視システム46は超音波の検知回数を通じてチャンバ12内で発生する異常放電の回数を計測する(指標計測ステップ)。そして、計測された異常放電の回数が計測結果としてインターネット31等によってPC32に送信される。
チャンバ12内で発生する異常放電の回数に応じた課金方法では、具体的に、異常放電の回数が0〜10回であれば、使用料金として5万円/日が課金され、異常放電の回数が11〜50回であれば、1万円/日が課金され、異常放電の回数が51回以上であれば、0万円が課金される。
本実施の形態に係る課金方法によれば、チャンバ12内で発生する異常放電の回数が計測され、該計測結果に応じて基板処理装置1の使用に対する課金が行われる。異常放電の回数は、基板処理装置1における半導体デバイスの歩留まりの実情を反映するので、顧客及び製造業者の双方に半導体デバイスの歩留まりに応じた利益を適切に配分することができる。また、課金を行う際、異常放電の回数を計測することにより、半導体デバイスを直接検査する必要を無くすことができる。
なお、チャンバ12内で異常放電が発生すると超音波が発生するだけでなく、チャンバ12内に印加される高周波電力におけるRF進行波や高周波電力の反射波の変動が発生し、さらに、チャンバ12内でウエハWを静電力によって吸着する静電吸着板に印加される直流電圧や直流電流が変化する。したがって、これらを計測し、該計測結果に応じて課金を行ってもよい。
次に、本発明の第3の実施の形態に係る課金方法について説明する。
本実施の形態は、その構成や作用が上述した第1の実施の形態と基本的に同じであり、パーティクルの量ではなく各構成装置内に残留する処理ガスの量や水分量に応じて課金が行われる点が上述した第1の実施の形態と異なるのみである。したがって、同様の構成については説明を省略し、以下に第1の実施の形態と異なる作用についてのみ説明を行う。
この基板処理装置1のチャンバ12、ロード・ロックモジュール18やローダーモジュール9内に処理ガスや水分が残留すると、半導体デバイスにおいて、断熱膨張による凝固した水分の付着や、水分及び処理ガスの反応によって生成された酸系の化合物による配線等の腐食が発生する。残留する処理ガスや水分の量が多くなると、半導体デバイスにおける腐食の発生確率も高くなり、その結果、半導体デバイスの歩留まりは低下する。すなわち、残留する処理ガスや水分の量は半導体デバイスの歩留まりに関連する指標であり、残留する処理ガスや水分の量は半導体デバイスの歩留まりの実情を反映する。本実施の形態に係る課金方法では各構成装置(チャンバ12、ロード・ロックモジュール18、ローダーモジュール9)内において残留する処理ガスや水分の量を計測し、該計測結果に応じて基板処理装置1の使用に対する課金が行われる。
これに対応して、センサ27,28,29は各構成装置内に残留する水分又は処理ガスの量を計測する(指標計測ステップ)。そして、計測された水分又は処理ガスの量が計測結果としてインターネット31等によってPC32に送信される。
本実施の形態に係る課金方法によれば、各構成装置内において残留する処理ガスや水分の量が計測され、該計測結果に応じて基板処理装置1の使用に対する課金が行われる。各構成装置内において残留する処理ガスや水分の量は、基板処理装置1における半導体デバイスの歩留まりの実情を反映するので、顧客及び製造業者の双方に半導体デバイスの歩留まりに応じた利益を適切に配分することができる。また、課金を行う際、残留する処理ガスや水分の量を計測することにより、半導体デバイスを直接検査する必要を無くすことができる。
なお、半導体デバイスにおける腐食の発生確率は残留ガスの成分によっても変化する。すなわち、残留ガスの成分も半導体デバイスの歩留まりに関連する指標であり、これらを計測し、該計測結果に応じて課金を行ってもよい。残留ガスの成分を計測するためには、センサ27,28,29を赤外線吸収センサ、FTIR(フーリエ変換赤外分光光度計)、QMS(質量分析装置)等によって構成するのが好ましい。
次に、本発明の第4の実施の形態に係る課金方法について説明する。
本実施の形態は、その構成や作用が上述した第1の実施の形態と基本的に同じであり、パーティクルの量ではなく各構成装置内で発生する振動の回数に応じて課金が行われる点が上述した第1の実施の形態と異なるのみである。したがって、同様の構成については説明を省略し、以下に第1の実施の形態と異なる作用についてのみ説明を行う。
この基板処理装置1の各構成装置(チャンバ12、ロード・ロックモジュール18、ローダーモジュール9)内で、図5に示すように、搬送アーム17の搬送ミス等によってウエハWが各構成装置の部品と衝突し(図中A参照。)、またはアッセンブリ不良等によって各構成装置の部品同士が衝突する(図中B参照。)と、部品の一部が剥離してパーティクルP’となり飛散する。このパーティクルP’は主に石英やアルマイトからなる。このパーティクルP’も半導体デバイスの歩留まりを低下させる。
パーティクルP’が発生する際には、必ずウエハW及び部品の衝突、若しくは部品同士の衝突が発生しているため、各構成装置内で振動が発生する。そして、各構成装置内で発生する振動の回数が多いほどパーティクルP’の発生量も多くなるため、各構成装置内で発生する振動の回数は半導体デバイスの歩留まりに関連する指標であり、振動の回数は半導体デバイスの歩留まりの実情を反映する。
本実施の形態に係る課金方法では各構成装置(チャンバ12、ロード・ロックモジュール18、ローダーモジュール9)内で発生する振動の回数を計測し、該計測結果に応じて基板処理装置1の使用に対する課金が行われる。
これに対応して、センサ27,28,29は各構成装置内で発生する振動の回数を計測する(指標計測ステップ)。そして、計測された振動の回数が計測結果としてインターネット31等によってPC32に送信される。なお、発生する振動を確実に検知するために、搬送アーム17やチャンバ12内においてウエハWを載置する載置台に振動検知センサを設置するのが好ましい。
各構成装置内で発生する振動の回数に応じた課金方法では、例えば、1枚のウエハWにRIE処理を施す間において、計測された振動の回数が0〜10個であれば、使用料金として2万円が課金され、計測された振動の回数が11〜50個であれば、1万円が課金され、計測された振動の回数が51個以上であれば、0万円が課金される。
本実施の形態に係る課金方法によれば、各構成装置内で発生する振動の回数が計測され、該計測結果に応じて基板処理装置1の使用に対する課金が行われる。各構成装置内で発生する振動の回数は、基板処理装置1における半導体デバイスの歩留まりの実情を反映するので、顧客及び製造業者の双方に半導体デバイスの歩留まりに応じた利益を適切に配分することができる。また、課金を行う際、各構成装置内で発生する振動の回数を計測することにより、半導体デバイスを直接検査する必要を無くすことができる。
次に、本発明の第5の実施の形態に係る課金方法について説明する。
本実施の形態は、その構成や作用が上述した第1の実施の形態と基本的に同じであり、パーティクルの量ではなくチャンバ12内におけるプラズマの発光量に応じて課金が行われる点が上述した第1の実施の形態と異なるのみである。したがって、同様の構成については説明を省略し、以下に第1の実施の形態と異なる作用についてのみ説明を行う。
チャンバ12内で、プラズマの分布が乱れるとウエハWに対してRIE処理を適切に施すことができず(例えば、所望のエッチレートを実現することができない。)、半導体デバイスの歩留まりは低下する。そして、プラズマの分布が乱れるとプラズマの発光量が変動するため、チャンバ12内におけるプラズマの発光量は半導体デバイスの歩留まりに関連する指標であり、プラズマの発光量は半導体デバイスの歩留まりの実情を反映する。
本実施の形態に係る課金方法ではチャンバ12内におけるプラズマの発光量を計測し、該計測結果に応じて基板処理装置1の使用に対する課金が行われる。
これに対応して、センサ27はプラズマ発光モニタとして構成され、チャンバ12内におけるプラズマの発光量を計測する(指標計測ステップ)。そして、計測されたプラズマの発光量が計測結果としてインターネット31等によってPC32に送信される。
本実施の形態に係る課金方法によれば、チャンバ12内におけるプラズマの発光量が計測され、該計測結果に応じて基板処理装置1の使用に対する課金が行われる。チャンバ12内におけるプラズマの発光量は、基板処理装置1における半導体デバイスの歩留まりの実情を反映するので、顧客及び製造業者の双方に半導体デバイスの歩留まりに応じた利益を適切に配分することができる。また、課金を行う際、チャンバ12内におけるプラズマの発光量を計測することにより、半導体デバイスを直接検査する必要を無くすことができる。
半導体デバイスの歩留まりに関連する指標として、上述した各実施の形態で用いられたものに限られず、例えば、各構成装置の部品の破損状況も該当する。
上述した各実施の形態は単独で基板処理装置1に適用されるが、基板処理装置1において複数の実施の形態を同時に適用してもよく、例えば、パーティクルPの量を計測するとともに、各構成装置内で発生する振動の回数を計測し、これらの計測結果に応じて課金を行ってもよい。この場合、各測定結果に重み付けを行い、該重み付けを考慮に入れて課金を行うのが好ましい。
上述した各実施の形態では、顧客が基板処理装置1の各構成装置に意図的に手を加えて、半導体デバイスの歩留まりに関連する指標の計測結果をわざと悪化させることにより、課金される額を抑えることが考えられる。これに対応するために、基板処理装置1の各構成装置に意図的に手が加えられているか否かを判定可能なセルフテスト機能を基板処理装置1やPC32に備えさせてもよい。
また、上述した各実施の形態では、基板処理装置1が検収に合格しただけでは、基板処理装置1の代価が支払われないことを想定しているが、基板処理装置1が検収に合格した際に基板処理装置1の代価の一部を支払うようにしてもよい。
なお、本発明は半導体デバイス製造装置に適用されたが、適用可能な装置はこれに限られず、凡そ基板を処理する装置であれば適用可能である。また、処理される基板もウエハに限られず、LCD(Liquid Crystal Display)やFPD(Flat Panel Display)等に用いる各種基板や、フォトマスク、CD基板、プリント基板等であってもよい。
また、本発明の目的は、上述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、コンピュータに供給し、コンピュータのCPUが記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した各実施の形態の機能を実現することになり、プログラムコード及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、RAM、NV−RAM、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD(DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW)等の光ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、他のROM等の上記プログラムコードを記憶できるものであればよい。或いは、上記プログラムコードは、インターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続される不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることによりコンピュータに供給されてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記各実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、CPU上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
上記プログラムコードの形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラムコード、OSに供給されるスクリプトデータ等の形態から成ってもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る課金方法が適用される半導体デバイス製造装置の概略構成を示す平面図である。 レーザー散乱光を利用するパーティクルモニタの概略構成を示す図である。 図1におけるチャンバ内を排気する排気系の概略構成を示す図である。 図1におけるチャンバが備える異常放電監視システムの概略構成を示す図である。 図1の半導体デバイス製造装置におけるウエハ及び部品の衝突、若しくは部品同士の衝突を示す図である。
符号の説明
W ウエハ
9 ローダーモジュール
12 チャンバ
18 ロード・ロックモジュール
27,28,29 センサ
31 インターネット
32 PC
33 パーティクルモニタ
45 ISPM
46 異常放電監視システム

Claims (5)

  1. チャンバ内の基板に所定の処理を施して半導体デバイスを製造する半導体デバイス製造装置における課金方法であって、
    前記半導体デバイス製造装置が備える指標計測手段が、前記半導体デバイスの歩留まりに関連する指標として、前記チャンバ内に浮遊するパーティクルの量、前記チャンバ内で発生する異常放電の回数、前記チャンバ内に残留する処理ガス又は水分の量、前記チャンバ内で発生する振動の回数及び前記チャンバ内に生成するプラズマの発光の変化量の少なくとも1つを計測する指標計測ステップと、
    前記半導体デバイス製造装置が備える通信手段が、前記指標計測ステップで計測された指標を前記半導体デバイス製造装置に接続された課金装置に送信する送信ステップと、
    前記課金装置が、前記送信ステップにより受信した指標に応じて前記半導体デバイス製造装置の使用に対する課金を行う課金ステップとを有することを特徴とする課金方法。
  2. 前記半導体デバイス製造装置は前記基板を取り扱う複数の構成装置から構成され、
    前記指標計測ステップでは、前記指標計測手段は前記構成装置毎に前記指標を計測することを特徴とする請求項1記載の課金方法。
  3. 前記通信手段インターネットを介して前記計測された指標を前記課金装置に送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の課金方法。
  4. チャンバ内の基板に所定の処理を施して半導体デバイスを製造する半導体デバイス製造装置における課金方法をコンピュータに実行させるプログラムを格納するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記プログラムは、
    前記半導体デバイスの歩留まりに関連する指標として、前記チャンバ内に浮遊するパーティクルの量、前記チャンバ内で発生する異常放電の回数、前記チャンバ内に残留する処理ガス又は水分の量、前記チャンバ内で発生する振動の回数及び前記チャンバ内に生成するプラズマの発光の変化量の少なくとも1つを計測する指標計測モジュールと、
    前記計測された指標に応じて前記半導体デバイス製造装置の使用に対する課金を行う課金モジュールとを有することを特徴とする記憶媒体。
  5. チャンバ内の基板に所定の処理を施して半導体デバイスを製造する半導体デバイス製造装置であって
    前記半導体デバイスの歩留まりに関連する指標として、前記チャンバ内に浮遊するパーティクルの量、前記チャンバ内で発生する異常放電の回数、前記チャンバ内に残留する処理ガス又は水分の量、前記チャンバ内で発生する振動の回数及び前記チャンバ内に生成するプラズマの発光の変化量の少なくとも1つを計測する指標計測装置と、
    前記指標計測装置により計測された指標に応じて前記半導体デバイス製造装置の使用に対する課金を行う課金装置とを備えることを特徴とする半導体デバイス製造装置。
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