JPH10163284A - 半導体ウエハの表面検査方法および半導体装置の製造装置 - Google Patents

半導体ウエハの表面検査方法および半導体装置の製造装置

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JPH10163284A
JPH10163284A JP31905896A JP31905896A JPH10163284A JP H10163284 A JPH10163284 A JP H10163284A JP 31905896 A JP31905896 A JP 31905896A JP 31905896 A JP31905896 A JP 31905896A JP H10163284 A JPH10163284 A JP H10163284A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は研磨加工された半導体ウエハにス
クラッチが生じたか否やかを判別できる半導体ウエハの
表面検査方法を提供することにある。 【解決手段】 研磨加工された半導体ウエハ3の表面を
検査する表面検査方法において、研磨加工された半導体
ウエハを洗浄する洗浄工程と、この洗浄工程で洗浄され
た半導体ウエハの表面をパ−ティクルカウンタ16で測
定する第1の測定工程と、第1の測定工程で測定された
半導体ウエハの表面を等方性エッチング処理するエッチ
ング工程と、このエッチング工程でエッチングされた半
導体ウエハの表面をパ−ティクルカウンタで測定する第
2の測定工程と、上記第1の測定工程と第2の測定工程
とで測定されたパ−ティクル数の差によって研磨加工時
に上記半導体ウエハにスクラッチが発生したか否やかを
判別する判別工程とを具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は研磨加工を行いな
がら回路パタ−ンが形成された半導体ウエハの表面を検
査する半導体ウエハの表面検査方法および半導体装置の
製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の高密度化に伴い、半導体ウ
エハに形成された回路パタ−ンの多層化が検討されてい
る。回路パタ−ンを多層化する場合、層間絶縁膜などの
平坦化を行わなければ上記回路パタ−ンを精密に形成す
ることができなくなる。
【0003】上記層間絶縁膜などを平坦化する技術とし
てCMPと称される化学機械研磨(chemical mechanica
l polishing )が知られている。CMPは主にKOH
(水酸化カリウム)などのアルカリベ−スの水溶液にコ
ロイダルシリカルなどの粒子を分散させたスラリを研磨
剤として使用して上記層間絶縁膜などを研磨加工する。
そのため、研磨加工された半導体ウエハにはスラリ−な
どのパ−ティクルや金属イオンなどが多量に残留しまう
ため、研磨加工後には上記半導体ウエハを十分に洗浄処
理することが要求される。
【0004】上記半導体ウエハを洗浄処理した場合、そ
の洗浄評価を行うために、半導体ウエハに残留するパ−
ティクルをパ−ティクルカウンタによって計測するとい
うことが行われ、その測定値が所定値以下であれば、良
品として取り扱われることになる。
【0005】ところで、洗浄工程の前に、CMPが行わ
れた半導体ウエハには、スラリに含まれる粒子の影響な
どによってスクラッチが発生することが避けられない。
上記パ−ティクルカウンタは半導体ウエハの測定面にレ
−ザ光を照射し、その測定面からの散乱光のプロファイ
ルによってパ−ティクルをカウントするものである。
【0006】そのため、半導体ウエハの測定面にスクラ
ッチが発生すると、そのスクラッチのプロファイルをパ
−ティクルと同様にカウントしてしまうから、カウント
されたパ−ティクル数がスクラッチも含んでしまう。そ
の結果、半導体ウエハの測定面のパ−ティクル数を精密
に測定できないことになる。
【0007】つまり、CMPを伴う半導体装置の製造工
程においては、研磨加工時にスクラッチが発生する。そ
のため、半導体ウエハの洗浄評価をする際に、パ−ティ
クルでカウントされた数が実際のパ−ティクルだけの数
なのか、あるいはスクラッチを含む数なのかを判別でき
ないため、洗浄評価が行えないということがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は研
磨加工された半導体ウエハを洗浄し、その洗浄状態をパ
−ティクルカウンタで測定して評価する場合、その測定
値が実際のパ−ティクル数だけであるのか、あるいは研
磨加工時に生じたスクラッチを含むものであるのかを判
別できないということがあった。
【0009】この発明の目的は、パ−ティクルカウンタ
による測定値が研磨加工時に生じたスクラッチを含むか
どうかを判別できるようにした半導体ウエハの表面検査
方法を提供することにある。
【0010】この発明の他の目的は、研磨加工を含む半
導体装置の製造工程において、半導体ウエハをパ−ティ
クルカウンタによって測定したときに、その測定値が所
定値以上であったならば、その半導体ウエハを不良品と
することで半導体装置の製造を確実に行えるようにした
半導体装置の製造装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、研磨
加工された半導体ウエハの表面を検査する表面検査方法
において、研磨加工された半導体ウエハを洗浄する洗浄
工程と、この洗浄工程で洗浄された半導体ウエハの表面
をパ−ティクルカウンタで測定する第1の測定工程と、
第1の測定工程で測定された半導体ウエハの表面を等方
性エッチング処理するエッチング工程と、このエッチン
グ工程でエッチングされた半導体ウエハの表面をパ−テ
ィクルカウンタで測定する第2の測定工程と、上記第1
の測定工程と第2の測定工程とで測定されたパ−ティク
ル数の差によって研磨加工時に上記半導体ウエハにスク
ラッチが発生したか否やかを判別する判別工程とを具備
したことを特徴とする。
【0012】請求項2の発明は、半導体ウエハを研磨加
工して半導体装置を製造する製造装置において、半導体
ウエハを研磨加工する研磨装置と、研磨加工された半導
体ウエハを洗浄する洗浄装置と、洗浄処理された半導体
ウエハの表面のパ−ティクルを測定するパ−ティクルカ
ウンタと、このパ−ティクルカウンタの測定結果から上
記半導体ウエハの良否を判別して良品と不良品とを選別
する選別装置とを具備したことを特徴とする。
【0013】請求項1の発明によれば、洗浄後に第1の
測定工程で半導体ウエハの表面をパ−ティクルカウンタ
で測定した後、その表面を等方性エッチング処理するた
め、研磨工程のときに上記半導体ウエハにスクラッチが
発生していれば、そのスクラッチが拡大されるから、エ
ッチング工程の後の第2の測定工程の測定値にはスクラ
ッチも含まれ、その測定値が増大する。そのため、第1
の測定工程と第2の測定工程との測定値を比較すること
で、研磨工程で半導体ウエハにスクラッチが発生したか
否やかを判別することができる。
【0014】請求項2の発明によれば、研磨加工を伴い
半導体装置を製造する場合、研磨加工後に洗浄された半
導体ウエハをパ−ティクルカウンタで測定することで、
その測定値に基づいて良品と不良品とを選別できる。
【0015】
【発明の実施形態】以下、この発明の一実施形態を図面
を参照して説明する。図1は半導体装置の製造装置1を
示し、この製造装置1は成膜装置2を有する。この成膜
装置2は図3に示すように半導体ウエハ3に絶縁被膜と
しての熱酸化膜4が成膜される。
【0016】半導体ウエハ3に形成される熱酸化膜4
は、図3(a)に示すように表面が凹凸面5aになるこ
とがあるから、そのような場合、上面にさらに回路パタ
−ンを形成するためにはその凹凸面5aを図3(b)に
示すように平坦化する必要がある。
【0017】上記成膜装置2で熱酸化膜4が成膜された
半導体ウエハ3は図1に示すように上記製造装置1の研
磨装置6によって凹凸面5aを平坦化するために研磨加
工される。
【0018】上記研磨装置6としては、半導体ウエハ3
の熱酸化膜4を化学機械研磨(CMP)するものが用い
られており、この研磨装置6は図5に示すようにラップ
盤7を有し、このラップ盤7は下部駆動軸8によって回
転駆動されるようになっている。
【0019】上記ラップ盤7の上方には図示しない駆動
機構によって上下駆動および回転駆動される上部駆動軸
9が設けられ、この上部駆動軸9の下端にはホルダ11
が取り付けられている。このホルダ11の下面には上記
半導体ウエハ3が熱酸化膜4が形成された面を下側にし
て接着あるいは吸着などの手段によって保持される。
【0020】上記ラップ盤7の上面には供給ノズル12
からスラリ13が供給される。このスラリ13は、たと
えばKOHなどのアルカリベ−スの水溶液にコロイダル
シリカルなどの粒子を分散させたものが用いられる。
【0021】したがって、ホルダ11に保持された半導
体ウエハ3をラップ盤7の上面に所定の圧力で接触させ
るとともに、ラップ盤7の上面にスラリLを供給し、上
記ホルダ11とラップ盤7とを回転させることで、上記
半導体ウエハ3の熱酸化膜4が図3(a)に示す凹凸面
5aから同図(b)に示す平坦面5bに研磨加工される
ことになる。
【0022】研磨装置6で研磨加工された半導体ウエハ
3は図1に示す洗浄装置15に供給される。この洗浄装
置15はたとえば半導体ウエハ3を回転させながら超音
振動が印加された洗浄液を噴射することで洗浄する洗浄
作業と、洗浄後に洗浄液を供給しない状態で上記半導体
ウエハ3を高速回転させることで、洗浄液を乾燥除去す
る乾燥作業とを行うことができる、いわゆるスピン処理
装置が用いられている。
【0023】上記洗浄装置15で洗浄および乾燥させれ
た半導体ウエハ3はパ−ティクルカウンタ16に搬入さ
れる。このパ−ティクルカウンタ16は、図6に示すよ
うにレ−ザ光L1 を出力するレ−ザ発振器17と、この
レ−ザ発振器17から出力されたレ−ザ光L1 が半導体
ウエハ3を照射することで生じる散乱光L2 を検出する
検出器18とが対をなして構成されている。図6では説
明の都合上、上記レ−ザ発振器17と検出器18とを別
体で示しているが、通常、これらは一体化されている。
【0024】上記パ−ティクルカウンタ16でパ−ティ
クルが測定された半導体ウエハ3は選別装置21に搬入
される。この選別装置21では上記パ−ティクルカウン
タ16での測定値に基づいて半導体ウエハ3の洗浄状態
の良否を判定し、良品と不良品とを選別する。良品は次
工程へ搬送され、不良品は検査装置23へ搬送される。
【0025】上記製造装置1においては、成膜装置2に
よる成膜から選別装置21による選別までの一連の作業
が連続して自動的に行うことができるようになってい
る。上記検査装置23では洗浄が不良であると判定され
た半導体ウエハ3を再検査する。つまり、パ−ティクル
カウンタ16(製造装置1のパ−ティクルカウンタ16
とは別に設けられてるが、構成が同じであるから、同じ
番号を用いて説明する)によって半導体ウエハ3の熱酸
化膜4の表面に付着したパ−ティクル数およびパ−ティ
クルの粒径を測定する場合、上記熱酸化膜4が研磨装置
6で研磨加工されて平坦化されることで、その熱酸化膜
4には図4(a)に示すようにパ−テイクル24が付着
しているだけでなく、スクラッチ25が生じることがあ
る。
【0026】スクラッチ25が生じた場合、パ−ティク
ルカウンタ16は上記パ−ティクル24からの散乱光L
2 だけでなく、上記スクラッチ25からの散乱光L2 も
パ−ティクルと同じプロファイルとして検出するから、
パ−ティクルカウンタ16で測定された測定値はパ−テ
ィクル24の数と一致せず、スクラッチ25の数を含む
ことになる。そのため、パ−ティクルカウンタ16の測
定値によって半導体ウエハ3が洗浄装置15でどの程度
の清浄度で洗浄されたかどうかを判定することができな
い。
【0027】そこで、上記検査装置23では、まず、第
1の測定工程S1 で上記製造装置1の選別装置21によ
って不良と判定された半導体ウエハ3の表面をパ−ティ
クルカウンタ16で測定する。そのときの測定値をT1
とする。
【0028】つぎに、上記半導体ウエハ3の表面をエッ
チング工程S2 で等方エッチングする。この等方エッチ
ングは熱酸化膜4に対してはフッ酸(HF)で約5分間
行う。半導体ウエハ3の表面、つまり熱酸化膜4が等方
エッチングされることで、この表面に図4(a)に示す
ように大小多数のスクラッチ25があると、そのスクラ
ッチ25もエッチングされるから、図4(b)に示すよ
うに大きなスクラッチ25aとなる。つまり、第1の測
定工程S1 では小粒径として測定されたスクラッチ25
が大粒径として測定され、また小さすぎてパ−ティクル
として測定されなかったスクラッチ25も測定される大
きさに拡大される。
【0029】エッチングが終了したならば、その表面を
再度、パ−ティクルカウンタ16で測定する。これを図
2に示すように第2の測定工程S3 とする。この第2の
測定工程S3 での測定値をT2 とする。この第2の測定
工程S3 では、半導体ウエハ3に生じたスクラッチ25
のうち、第1の測定工程S1 ではパ−ティクルとして測
定されなかった小さなスクラッチ25が拡大されている
から、そのスクラッチ25もパ−ティクルとして測定さ
れることになる。
【0030】ついで、判別工程S4 で第1の測定工程S
1 の測定値T1 と、第2の測定工程S3 の測定値S2 と
が比較される。その結果、測定値T2 が測定値T1 に対
して十分に大きい場合には、半導体ウエハ3の熱酸化膜
4には研磨装置6での研磨加工時にスクラッチ25が発
生していたと断定できるから、上記研磨装置6での研磨
不良が発生したと判断できる。つまり、(T2 −T1 )
の値によって研磨装置6での研磨状態であるスクラッチ
25の発生度合を判定できる。
【0031】上記測定値T1 が測定値T2 とがほぼ等し
い場合には、第1の測定工程S1 で測定された測定値T
1 にはスクラッチ25がほとんど含まれず、パ−ティク
ル25だけがカウントされたものと判断できるから、そ
の測定値T1 によって洗浄装置15での洗浄性能を判断
することができる。
【0032】また、粒径の変化からパ−ティクル数を推
定することもできる。たとえば、第1の測定工程S1 で
測定できる所定の範囲の大きさの粒径の数と、第2の測
定工程S2 で測定される所定の範囲の大きさの粒径の数
とを比較し、その範囲の大きさの粒径の数が増大したと
すると、その大きさの範囲における粒径の増大分はそれ
以下のスクラッチ25がエッチングによって拡大された
と判定できるから、測定値と増大分との数の差が半導体
ウエハ3に予め付着していたパ−ティクル24であると
推定することができる。
【0033】すなわち、上述したような表面検査方法に
よれば、半導体ウエハ3の表面を研磨加工してから洗浄
した場合、上記半導体ウエハ3に形成された熱酸化膜4
にスクラッチ25がどの程度発生しているか否か、つま
り研磨装置6による半導体ウエハ3の研磨状態の良否を
判断することができ、スクラッチ25がほとんど発生し
ていないと判断できた場合には半導体ウエハ3の表面に
付着したパ−ティクル25の数、つまり洗浄装置15に
よる洗浄性能を判断することができる。
【0034】実験によると、熱酸化膜4が10000 オング
ストロ−ムの厚さで形成された半導体ウエハ3を研磨加
工せずに洗浄し、エッチング処理する前にパ−ティクル
を測定したら、その測定値は129 個/6inch であり、エ
ッチング処理後に測定したら、その値は126 個/6inch
であった。つまり、研磨加工を伴わない場合には、スク
ラッチ25が発生することがないから、エッチング処理
の前と後では測定値にほとんど変化がない。
【0035】つぎの実験として熱酸化膜4をCMPによ
る研磨加工してから洗浄し、パ−ティクルを測定したと
ころ、その数は413 個/6inch であった。測定後、エッ
チング処理して再度測定したところ、その測定値は2881
個/6inch であった。
【0036】このことから、熱酸化膜4を研磨加工する
ことでスクラッチ25が発生すると、そのスクラッチ2
5はエッチング処理することで、パ−ティクルカウンタ
16によって測定できる大きさに顕在化するため、エッ
チング後の測定値が急増することが確認された。
【0037】この発明は上記一実施形態に限定されず、
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。た
とえば、上記一実施形態では、選別装置21で不良と判
定された半導体ウエハを検査装置23で検査する場合、
その検査工程では第1の測定工程S1 によってパ−ティ
クルを測定し、その値を測定値T1 としたが、製造装置
1のパ−ティクルカウンタ16での測定値をT1 として
利用することで、検査装置23における第1の測定工程
S1 を省略してもよい。
【0038】つまり、製造装置1に洗浄状態を判別する
ためのパ−ティクルカウンタ16が設けられている場合
には検査装置23の第1の測定工程S1 を省略できる
が、製造装置1にパ−ティクルカウンタ16が設けられ
ておらず、洗浄状態の良否を、たとえば1ロッドの半導
体ウエハ3に対して1枚検査する、抜き取り検査のシス
テムを採用している場合には、検査装置23における第
1の測定工程S1 は必要である。
【0039】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、研磨加工され
た半導体ウエハを洗浄し、ついで第1の測定工程で上記
半導体ウエハの表面をパ−ティクルカウンタで測定した
後、その表面を等方性エッチング処理してから第2の測
定工程のパ−ティクルカウンタで測定するようにした。
【0040】そのため、上記半導体ウエハを等方性エッ
チング処理することで、研磨工程のときにスクラッチが
発生していれば、そのスクラッチが拡大されて第2の測
定工程でパ−ティクルと同様に測定されるから、第1の
測定工程と第2の測定工程との測定値を比較すること
で、研磨工程で半導体ウエハにスクラッチが発生したか
否やかを判別することができる。
【0041】請求項2の発明によれば、研磨加工を伴い
半導体装置を製造する場合、研磨加工後に洗浄された半
導体ウエハをパ−ティクルカウンタで測定することで、
その測定値に基づいて良品と不良品とを選別できる。そ
のため、洗浄不良や研磨加工によってスクラッチが発生
している可能性のある半導体ウエハを製造ラインから除
去することが可能となるから、半導体装置の製造不良の
発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す半導体装置の製造
装置の説明図。
【図2】同じく検査装置の説明図。
【図3】同じく半導体ウエハの研磨加工前と加工後の状
態を示す断面図。
【図4】同じく等方性エッチング前とエッチング後の状
態を示す断面図。
【図5】同じく研磨装置の説明図。
【図6】同じくパ−ティクルカウンタの説明図。
【符号の説明】
3…半導体ウエハ 6…研磨装置 15…洗浄装置 16…パ−ティクルカウンタ 21…選別装置 23…検査装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/304 321 H01L 21/304 321E

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研磨加工された半導体ウエハの表面を検
    査する表面検査方法において、 研磨加工された半導体ウエハを洗浄する洗浄工程と、 この洗浄工程で洗浄された半導体ウエハの表面をパ−テ
    ィクルカウンタで測定する第1の測定工程と、 第1の測定工程で測定された半導体ウエハの表面を等方
    性エッチング処理するエッチング工程と、 このエッチング工程でエッチングされた半導体ウエハの
    表面をパ−ティクルカウンタで測定する第2の測定工程
    と、 上記第1の測定工程と第2の測定工程とで測定されたパ
    −ティクル数の差によって研磨加工時に上記半導体ウエ
    ハにスクラッチが発生したか否やかを判別する判別工程
    とを具備したことを特徴とする半導体ウエハの表面検査
    方法。
  2. 【請求項2】 半導体ウエハを研磨加工して半導体装置
    を製造する製造装置において、 半導体ウエハを研磨加工する研磨装置と、 研磨加工された半導体ウエハを洗浄する洗浄装置と、 洗浄処理された半導体ウエハの表面のパ−ティクルを測
    定するパ−ティクルカウンタと、 このパ−ティクルカウンタの測定結果から上記半導体ウ
    エハの良否を判別して良品と不良品とを選別する選別装
    置とを具備したことを特徴とする半導体装置の製造装
    置。
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