JP2000121425A - 振動状態検出装置 - Google Patents

振動状態検出装置

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JP2000121425A
JP2000121425A JP10293635A JP29363598A JP2000121425A JP 2000121425 A JP2000121425 A JP 2000121425A JP 10293635 A JP10293635 A JP 10293635A JP 29363598 A JP29363598 A JP 29363598A JP 2000121425 A JP2000121425 A JP 2000121425A
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JP
Japan
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vibration
steam trap
coil spring
acceleration sensor
detecting device
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JP10293635A
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Mamoru Nagase
守 永瀬
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TLV Co Ltd
Original Assignee
TLV Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱影響を少なくして、振動検出精度の高い振
動状態検出装置を得る。 【解決手段】 振動発生体としてのスチームトラップ1
にコイルばね4を介して加速度センサ2を取り付ける。
コイルばね4は、所定のばね力でもってスチームトラッ
プ1の外表面と、加速度センサ2に当接する。スチーム
トラップ1で発生した超音波振動は、コイルばね4を伝
わって加速度センサ2で検出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作動に伴い振動を
発生する各種プラント設備や、内部を高温流体や極低温
流体が流下することにより振動を発生する各種弁類や配
管類、あるいは、蒸気や復水などが通過するスチームト
ラップ等が発生する振動を検出することにより、これら
の稼動状況の良否を検出することのできるものに関し、
特に、振動発生体が高温状態であったり、反対に極低温
状態であったりする場合に適した振動状態検出装置に関
する。
【0002】各種工場やプラントにおいては様々な設備
や弁類が用いられており、これらの中には発生する振動
状態、特に超音波振動やショック・パルスや衝撃波やア
コースティック・エミッション等の比較的周波数の高い
振動を検出することにより、その設備や弁類の稼動状態
が良好か否かが判断できるものが数多くある。例えば、
各種回転機械や弁類やスチームトラップ等の機器は、発
生する振動状態によって、作動状態の良否が判定できる
ことにより、それらの重要度に応じて絶えず若しくは定
期的にその振動状態がチェックされている。
【0003】
【従来の技術】従来の振動状態検出装置としては、例え
ば特開平10−227686号公報に示されたものがあ
る。ここに示されたものは、振動発生体としてのスチー
ムトラップ20に放熱フィン5を介して振動検出手段1
2を取り付けることにより、スチームトラップ20の高
温の影響を受けることなく、振動状態を検出して、スチ
ームトラップ20の作動の良否を判定することができる
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
放熱フィンでの放熱を確実にするためには放熱面積の大
きなフィンを数多く取り付けなければならず、放熱フィ
ンの形状が大きくなると共に長尺なものとなってしまう
問題があった。振動検出手段としての加速度センサ等で
は、熱の影響によってその検出精度が著しく低下してし
まうのである。
【0005】従って本発明の課題は、小型で熱影響を少
なくして、振動検出精度の低下しない振動状態検出装置
を得ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに講じた本発明の手段は、振動発生体からの振動を振
動検出手段で検出するものにおいて、振動発生体と振動
検出手段との間にばね部材を介して両者を連設したもの
である。
【0007】
【発明の実施の形態】振動発生体と振動検出手段との間
に、ばね部材を介して両者を連設したことにより、検出
対象としての比較的周波数の高い超音波やショック・パ
ルスや衝撃波やアコースティック・エミッション等の振
動は、ばね部材で減衰されることなく伝わるために、振
動発生体で生じた振動はばね部材を介して振動検出手段
に伝達されて振動が検出される。
【0008】ばね部材として、例えば、圧縮コイルばね
や竹の子ばね、あるいは、輪ばね等を用いることによ
り、放熱面積を大きく確保することができ、振動発生体
からの熱量の大部分がばね部材で放熱され、振動検出手
段に悪影響を及ぼすことはない。
【0009】振動発生体から振動検出手段へ振動を伝達
するためには、伝達部材を両者へ所定の接触荷重を維持
して配置しなければならないのであるが、この伝達部材
としてばね部材を用いることにより、他の部材を別途用
いることなく所望の接触荷重をばね力によって得ること
ができる。
【0010】
【実施例】本実施例においては、振動発生体としてスチ
―ムトラップ1を用い、振動検出手段2を内蔵した振動
検出部3をばね部材としての圧縮コイルばね4で連設し
た振動状態検出装置の例を示す。
【0011】図1のスチームトラップ1は、配管接続さ
れる入口ネジ部の断面を示すもので、スチームトラップ
としての本体等の要部、あるいは、入口ネジ部1と対を
成す出口ネジ部等は省略したものである。スチームトラ
ップ1は、各種の蒸気使用装置や蒸気配管に取り付けら
れて、蒸気は外部へ排出することはなく、蒸気の凝縮し
た復水だけを外部へ自動的に排出する自動弁の一種であ
る。
【0012】スチームトラップ1の円柱状の入口ネジ部
の外周側面に圧縮コイルばね4の一端を接触させて配置
し、他端には振動検出手段としての加速度センサ2を振
動検出部3との間に介在させて配置する。コイルばね4
の両端部はその圧縮量に応じた所定のばね力でもって、
振動発生体としてのスチームトラップ1の外表面と、加
速度センサ2に当接することにより、スチームトラップ
1で発生した超音波振動はコイルばね4を伝達して加速
度センサ2に伝わり検出される。
【0013】スチームトラップの入口ネジ部1と振動検
出部3の間は、略U字状の取り付けベルト5とナット
6,7により、コイルばね4と加速度センサ2を挟み込
んで固定する。
【0014】コイルばね4の中央部には、クロメル・ア
ルメル熱電対を用いた温度センサ8を取り付ける。温度
センサ8の振動検出部3側に圧縮コイルばね9を配置し
て、温度センサ8を所定の接触荷重でもってスチームト
ラップ1の外表面に当接させる。温度センサ8によるス
チームトラップ1外表面の温度と、加速度センサ2によ
る振動検出値により、スチームトラップ1の作動状態を
より正確に判定することができるものである。
【0015】振動検出部3は、センサ2,8で検出した
振動値や温度値を、発信アンテナ10から図示しない受
信器へ送信したり、内部に増幅回路や変換回路、あるい
は、CPUや記憶部や表示部や電源を内蔵することによ
って、検出した振動値や温度値を表示したり、あるいは
送信したり、又は、予め記憶しておいた振動や温度の基
準値と比較して、検出した値がこの基準値を越えた場合
は異常状態であるとの表示や警報を発したり、あるいは
送信することができるようにする。
【0016】本実施例においては、スチームトラップ1
の入口の右側側面にコイルばね4を介して加速度センサ
2を取り付けた例を示したが、取り付け方向はこれに限
ることはなく、スチームトラップ1の本体や出口の下方
や上方や斜め方向等任意に設定することができ、またス
チームトラップを取り付ける配管等の振動発生体そのも
のではなく接続されたものに取り付けることもでき、ま
た、スチームトラップ以外の振動発生体であっても同様
に行なうことができるものである。
【0017】
【発明の効果】上記のように本発明の振動状態検出装置
は、振動発生体と振動検出手段との間をばね部材で連設
したことにより、ばね部材のばね力で所望の接触荷重を
得ることができると共に、小さな形状で大きな放熱面積
を確保することができて振動検出手段の熱影響を最少と
することができ、正確に振動状態を検出することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の振動状態検出装置の実施例を示す一部
断面構成図。
【符号の説明】
1 スチームトラップ 2 加速度センサ 3 振動検出部 4 コイルばね 8 温度センサ 10 アンテナ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動発生体からの振動を振動検出手段で
    検出するものにおいて、振動発生体と振動検出手段との
    間にばね部材を介して両者を連設したことを特徴とする
    振動状態検出装置。
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