JP2000121160A - 貯湯式の給湯熱源装置 - Google Patents

貯湯式の給湯熱源装置

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JP2000121160A
JP2000121160A JP29420598A JP29420598A JP2000121160A JP 2000121160 A JP2000121160 A JP 2000121160A JP 29420598 A JP29420598 A JP 29420598A JP 29420598 A JP29420598 A JP 29420598A JP 2000121160 A JP2000121160 A JP 2000121160A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貯湯タンク内に十分な貯湯量を確保しなが
ら、外部放熱部における放熱を的確に行うことができる
貯湯式の給湯熱源装置を提供する点にある。 【解決手段】 貯湯タンク1内に湯水が温度成層を形成
して貯湯されるように湯水を加熱する加熱手段Kと、貯
湯タンク1内の上部の湯水を給湯する給湯路6と、貯湯
タンク1内の湯水を外部放熱部Hに循環供給する循環供
給手段Jとが設けられた貯湯式の給湯熱源装置であっ
て、貯湯タンク1内における湯水の温度成層の形成状態
が高温部分の形成範囲が設定値よりも下方である余剰貯
湯状態であるか否かを検出する余剰貯湯状態検出手段1
1が設けられ、制御手段Sが、余剰貯湯状態検出手段1
1の検出情報に基づいて、余剰貯湯状態を維持するよう
に、加熱手段Kおよび循環供給手段Jの作動を制御する
ように構成されている貯湯式の給湯熱源装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貯湯タンクと、そ
の貯湯タンク内に湯水が温度成層を形成して貯湯される
ように湯水を加熱する加熱手段と、前記貯湯タンク内の
上部の湯水を給湯する給湯路と、前記貯湯タンク内の湯
水を外部放熱部に循環供給する循環供給手段と、前記加
熱手段および前記循環供給手段の作動を制御する制御手
段とが設けられた貯湯式の給湯熱源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような貯湯式の給湯熱源装置は、
貯湯タンク内に温度成層を形成して湯水が貯湯されるよ
うに加熱手段にて加熱し、貯湯タンク内の上部の湯水を
給湯路を介して給湯するとともに、貯湯タンク内の湯水
を外部放熱部に循環供給することにより、比較的小型の
加熱手段を用いて貯湯タンク内に温度成層を形成して湯
水を貯湯し、その貯湯された湯水を給湯および外部放熱
部にて有効利用することができるものである。
【0003】そして、従来、貯湯タンクの底部から取り
出した湯水を加熱手段にて加熱したのち、その温水を貯
湯タンクの上部に供給するように連絡水管が設けられ、
この連絡水管の途中部には、貯湯タンク内の湯水を加熱
するための熱交換部と外部放熱部とが兼用するように設
けられ、給湯するときには、貯湯タンクの底部から取り
出した湯水を加熱手段にて加熱したのち、その温水を貯
湯タンクの上部に供給して温度成層を形成して貯湯しな
がら給湯し、外部放熱部にて放熱を行うときには、外部
放熱部に供給される熱媒を加熱手段にて加熱して放熱す
るようにしているものがあった(例えば、実開昭56−
34249号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ものでは、給湯されるときにのみ貯湯タンクへの貯湯が
行われるために、給湯開始時に貯湯タンク内に十分な貯
湯量がなければ、貯湯タンク内の貯湯量が給湯量に追い
つかなくなり、湯切れが生じる虞があった。また、上述
の湯切れを防止するためには、予め給湯に必要な貯湯量
よりも設定量だけ多い余剰貯湯量になるように、加熱手
段を作動させることが考えられるが、余剰貯湯されてい
る湯が給湯されなければ、湯が利用されずに冷めて無駄
になる虞があった。
【0005】本発明は、かかる点に着目してなされたも
のであり、その目的は、貯湯タンク内に十分な貯湯量を
確保しながら、その貯湯されている湯を有効に利用する
ことができる貯湯式の給湯熱源装置を提供する点にあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明によれば、貯湯タンク内にお
ける湯水の温度成層の形成状態が高温部分の形成範囲が
設定値よりも下方である余剰貯湯状態であるか否かを検
出する余剰貯湯状態検出手段が設けられ、制御手段が、
余剰貯湯状態検出手段の検出情報に基づいて、余剰貯湯
状態を維持するように、加熱手段および循環供給手段の
作動を制御するように構成されている。したがって、貯
湯タンク内における湯水の温度成層の形成状態が余剰貯
湯状態を検出すると、その余剰に貯湯されている湯を外
部放熱部における熱源として利用することができるの
で、貯湯タンク内に十分な貯湯量が確保されるようにし
て、すなわち、余剰貯湯状態になるようにして、貯湯タ
ンク内の湯を利用して外部放熱部における放熱を行うこ
とができる。
【0007】請求項2に記載の発明によれば、循環供給
手段が、貯湯タンク内の上部の湯水を取り出して、貯湯
タンクの底部に戻す形態で湯水を循環させるように構成
されている。つまり、貯湯タンク内の上部に貯湯されて
いる湯水を取り出して、この湯水を加熱することなく、
外部放熱部における熱源として利用して、その放熱され
た湯水を貯湯タンクの底部に戻すので、余剰貯湯状態に
ある貯湯タンク内の湯水の熱量を無駄なく利用すること
ができ、貯湯タンク内における温水の温度成層の形成状
態を乱すこともなく、外部放熱部における放熱をより確
実に行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明にかかる貯湯式の給湯熱源
装置をエンジンヒートポンプ式冷暖房給湯システムに適
応した例を図面に基づいて説明する。このエンジンヒー
トポンプ式冷暖房給湯システムは、図1に示すように、
室内の冷暖房をするエンジンヒートポンプ式冷暖房装置
Cが設けられ、このエンジンヒートポンプ式冷暖房装置
Cのエンジン排熱およびヒートポンプ式冷暖房における
排熱、ならびに、補助熱源を利用しながら貯湯タンク1
内の湯水を加熱する加熱手段としての加熱部K、貯湯タ
ンク1内の湯を利用して放熱する外部放熱部Hのそれぞ
れが貯湯タンク1内の湯水を循環するための循環路2に
設けられ、循環ポンプ3を作動させて貯湯タンク1内の
湯水を循環路2にて循環するようにしている。そして、
エンジンヒートポンプ式冷暖房装置Cの運転、加熱部K
および循環ポンプ3などの動作を制御する制御手段とし
ての制御装置Sが設けられている。
【0009】前記貯湯タンク1には、その底部から貯湯
タンク1に水道水圧を用いて給水する給水路4が接続さ
れ、その上部から風呂場や台所などの給湯栓5に給湯す
る給湯路6が接続され、給湯栓5で使用された量だけの
水を給水路4から貯湯タンク1に給水するようにしてい
る。また、循環路2を通流する湯水を貯湯タンク1内に
戻す、または、貯湯タンク1内の湯水を循環路2に取り
出すために、循環路2と貯湯タンク1とが、貯湯タンク
1の上部、中間部、底部の3箇所で連通接続されてい
る。
【0010】つまり、貯湯タンク1の上部には、循環路
2と貯湯タンク1とを接続する上部接続路7aと、循環
路2と上部接続路7aとの接続箇所に上部用三方弁7b
とが設けられ、貯湯タンク1の中間部には、循環路2と
貯湯タンク1とを接続する中間部接続路8aと、循環路
2と中間部接続路8aとの接続箇所に中間部用三方弁8
bとが設けられ、貯湯タンク1の底部には、循環路2と
貯湯タンク1とを接続する底部接続路9aと、循環路2
と底部接続路9aとの接続箇所に底部用三方弁9bとが
設けられている。したがって、各三方弁7b,8b,9
bを切換えることによって、循環路2を通流する湯水を
貯湯タンク1に戻したり、または、貯湯タンク1内の湯
水を循環路2に取り出すようにし、循環供給手段Jが、
循環路2、循環ポンプ3、各接続路7a,8a,9a、
各三方弁7b,8b,9bなどによって構成されてい
る。
【0011】また、貯湯タンク1内に加熱された湯を貯
湯する際には、底部接続路9aにより貯湯タンク1の底
部の水を循環路2に取り出し、その水を加熱部Kで加熱
しながら循環路2を循環させて、その加熱された湯を上
部接続路7aにより貯湯タンク1の上部に戻して温度成
層を形成して貯湯する。そして、その貯湯量が必要最小
貯湯量以上であるかを、その湯温を検出することにより
検出する貯湯温サーミスタ10、必要最小貯湯量よりも
設定量だけ多い余剰貯湯量以上であるかを、その湯温を
検出することにより検出する余剰貯湯状態検出手段とし
ての余剰湯温サーミスタ11が設けられている。なお、
必要最小貯湯量とは、給湯栓5にて給湯することが予測
される範囲の給湯量で行われるときに、湯切れが生じな
いように予め貯湯しておく貯湯量のことである。そし
て、貯湯温サーミスタ10の設置位置は、貯湯タンク1
と中間接続路8aとの接続箇所よりも上方に位置し、余
剰湯温サーミスタ11の設置位置は、貯湯タンク1と中
間部接続路8aとの接続箇所よりも下方に位置する。
【0012】前記加熱部Kは、循環路2における湯水の
循環方向上手側から下手側に向けて、ヒートポンプ式冷
暖房における排熱を利用して加熱する第1熱交換部1
2、エンジン排熱を利用して加熱する第2熱交換部1
3、補助熱源としてのバーナBを備える燃焼装置Nによ
り加熱する第3熱交換部14を順に設けて構成され、そ
れぞれの熱交換部12,13,14において循環路2を
通流する湯水を熱交換により加熱できるようにしてい
る。前記外部放熱部Hは、本実施形態においては、循環
路2における湯水の循環方向上手側から下手側に向け
て、風呂追焚き用熱交換部15、床暖房用熱交換部16
を順に設けて構成されている。つまり、浴槽内の湯水を
風呂追焚き用循環ポンプ15aの作動により風呂追焚き
用循環路15bを介して風呂追焚き用熱交換部15に供
給して熱交換により図外の浴槽の湯水を追焚きをできる
ようにしている。また、床暖房用循環ポンプ16aの作
動により床暖房用循環路16bを通流する熱媒を床暖房
用熱交換部16にて熱交換して床暖房をできるようにし
ている。
【0013】ちなみに、第1熱交換部12が底部用三方
弁9bと中間部用三方弁8bとの間の循環路2に設けら
れ、第2熱交換部13および第3熱交換部14が中間部
用三方弁8bと上部用三方弁7bとの間の循環路2に設
けられ、循環ポンプ3が第3熱交換部14と上部用三方
弁7bとの間の循環路2に設けられている。そして、風
呂追焚き用熱交換部15および床暖房用熱交換部16が
上部用三方弁7bと底部用三方弁9bとの間の循環路2
に設けられている。
【0014】前記エンジンヒートポンプ式冷暖房装置C
は、室内機Ui、室外機Uoから構成され、室内機Ui
と室外機Uoとは、冷媒配管rで接続されている。前記
室内機Uiには、膨張弁Vex、室内熱交換器Ni、そ
の室内熱交換器Niで温調した空気SAを空調対象域へ
送出する室内空調用送風機Fiが備えられている。前記
室外機Uoには、ガスエンジンGE、ラジエターRG、
ラジエター用送風機RF、圧縮機Cmp、アキュムレー
タAc、四方弁Vx、室外熱交換器No、その室外熱交
換器Noに対し外気TAを通風する室外空調用送風機F
oが備えられている。また、ガスエンジンGEの冷却用
の冷却水をラジエターRGとの間で循環させる冷却水路
wが設けられ、この冷却水路wにラジエター用ポンプR
Pが設けられている。
【0015】そして、エンジンヒートポンプ式冷暖房装
置Cは、ガスエンジンGEにより圧縮機Cmpを作動さ
せて、四方弁Vxの切換え操作により冷房運転と暖房運
転とを選択切換え可能に構成されている。また、エンジ
ンヒートポンプ式冷暖房装置Cには、冷房運転における
排熱が冷媒により第1熱交換部12に供給される加熱状
態と室外熱交換器Noに供給される排熱状態とに切換え
る第1排熱切換機構17と、ガスエンジン排熱が冷却水
により第2熱交換部13に供給される加熱状態とラジエ
ターRGに供給されて排熱される排熱状態とに切換える
第2排熱切換機構18とが設けられている。
【0016】具体的に説明すると、第1排熱切換機構1
7は、室外熱交換器Noと第1熱交換部12とが並列に
なるように冷媒配管rに接続されているバイパス冷媒配
管17a、バイパス冷媒配管17aと冷媒配管rとの接
続箇所にそれぞれ設けられている三方弁17b,17c
から構成されている。そして、冷房運転における排熱が
冷媒により第1熱交換部12に供給される加熱状態にお
いては、冷媒が冷媒配管r、バイパス冷媒配管17a、
第1熱交換部12、バイパス冷媒配管17a、冷媒配管
rの順に供給される。また、冷房運転における排熱が冷
媒により室外熱交換器Noに供給される排熱状態におい
ては、冷媒が冷媒配管r、室外熱交換器No、冷媒配管r
の順に供給される。
【0017】第2排熱切換機構18は、ラジエターRG
と第2熱交換部13とが並列になるように冷却水路wに
接続されているバイパス冷却水路18a、バイパス冷却
水路18aと冷却水路wとの接続箇所にそれぞれ設けら
れている三方弁18b,18cから構成されている。そ
して、ガスエンジン排熱が冷却水により第2熱交換部1
3に供給される加熱状態においては、冷却水が冷却水路
w、バイパス冷却水路18a、第2熱交換部13、バイ
パス冷却水路18a、ラジエター用ポンプRP、冷却水
路wの順に供給される。また、ガスエンジン排熱が冷却
水によりラジエタRGに供給されて排熱される排熱状態
においては、冷却水が冷却水路w、ラジエターRG、ラ
ジエター用ポンプRP、冷却水路wの順に供給される。
【0018】そして、冷房運転においては、室内熱交換
器Niを蒸発器として機能させて、空調対象域への供給
空気SAを冷却温調し、第1排熱切換機構17が排熱状
態に切り換えられていると、室外熱交換器Noを凝縮器
として機能させて外気に対して放熱し、第1排熱切換機
構17が加熱状態に切り換えられていると、第1熱交換
部12にて循環路2を通流する湯水に対して放熱する。
また、暖房運転においては、室内熱交換器Niを凝縮器
として機能させて、空調対象域への供給空気SAを加熱
温調し、室外熱交換器Noを蒸発器として機能させて外
気TAから吸熱するようにしている。
【0019】このようにして、冷房運転または暖房運転
が実行されるときにおいて、冷却水によりガスエンジン
GEの排熱を回収して、第2排熱切換機構18が排熱状
態に切り換えられていると、ラジエター用送風機RFを
駆動させラジエターRGにおいて放熱し、第2排熱切換
機構18が加熱状態に切り換えられていると、第2熱交
換部13にて循環路2を通流する湯水に対して放熱する
ように構成されている。
【0020】さらに詳述すると、冷房運転においては、
圧縮機Cmpから吐出される高圧乾き蒸気冷媒を、四方
弁Vxを介して室外熱交換器Noに供給し、第1排熱切
換機構17が排熱状態に切り換えられている場合には、
この室外熱交換器Noにおいて外気との熱交換により凝
縮させる。
【0021】そして、凝縮器としての室外熱交換器No
から送出される凝縮工程通過冷媒を、膨張弁Vexを介
して室内熱交換器Niに供給し、この室内熱交換器Ni
において冷却対象空気との熱交換により蒸発される。そ
の後、蒸発器としての室内熱交換器Niから送出される
低圧乾き蒸気冷媒を、四方弁Vxおよびアキュムレータ
Acを介して圧縮機Cmpの吸入口に戻す。このように
して、冷却対象域である室内が冷房されることになる。
【0022】また、暖房運転については、圧縮機Cmp
から吐出される高圧乾き蒸気冷媒を、四方弁Vxを介し
て室内熱交換器Niに供給し、この室内熱交換器Niに
おいて加熱対象空気との熱交換により凝縮させる。
【0023】そして、凝縮器としての室内熱交換器Ni
から送出される凝縮構成通過冷媒を、膨張弁Vexを介
して室外熱交換器Noに供給し、この室外熱交換器No
において外気との熱交換により蒸発させる。その後、蒸
発器としての室外熱交換器Noから送出される低圧乾き
蒸気冷媒を四方弁VxおよびアキュムレータAcを介し
て圧縮機Cmpの吸入口に戻す。このようにして、加熱
対象域である室内が暖房されることになる。
【0024】前記制御装置Sは、図2に示すように、燃
焼装置N、循環ポンプ3および各三方弁7b,8b,9
bなどの貯湯タンク1側の動作を制御する給湯用コント
ローラTC、エンジンヒートポンプ式冷暖房装置Cの運
転を制御する冷暖房装置用コントローラRCから構成さ
れ、この給湯用コントローラTCと冷暖房装置用コント
ローラRCが通信可能に構成されている。
【0025】つまり、給湯用コントローラTCは、給湯
用操作装置KSの指令に基づいて、循環ポンプ3、燃焼
装置N、各三方弁7b,8b,9bの動作を制御するよ
うに構成され、冷暖房装置用コントローラRCは、冷暖
房用操作装置RSの指令に基づいて、ガスエンジンG
E、第1排熱切換機構17、第2排熱切換機構18の動
作を制御するように構成されている。そして、前記冷暖
房装置用コントローラRCは、冷暖房用操作装置RSの
指令に基づいて、冷房運転または暖房運転を実行すると
ともに、第1排熱切換機構17と第2排熱切換機構18
の切換えを行うように構成されている。
【0026】前記貯湯用コントローラTCは、給湯用操
作装置KSにより運転が指令されている状態で、貯湯運
転を実行する時間帯などの貯湯運転の実行タイミングで
あって、貯湯タンク1内に必要最小貯湯量の貯湯がされ
ていないと、すなわち、貯湯温サーミスタ10による検
出温度が設定温度未満であると、貯湯タンク1への貯湯
処理を行う。そして、貯湯タンク1への貯湯が行われた
後、貯湯タンク1内の貯湯量が必要最小貯湯量以上であ
るときに、外部放熱部Hにおける放熱要求に伴って外部
放熱部Hにて放熱処理を行う。
【0027】具体的に説明すると、給湯用操作装置KS
により運転が指令されている状態で、貯湯タンク1内に
必要最小貯湯量の貯湯がされていないと、すなわち、貯
湯温サーミスタ10による検出温度が設定温度未満であ
ると、貯湯処理の実行が要求されて、図3に示すよう
に、循環ポンプ3を作動させ、貯湯タンク1の底部の水
を循環路2に取り出すように底部用三方弁9bを切換え
て、貯湯タンク1の底部の水を加熱部Kにて加熱しなが
ら循環させる。そして、例えば、循環路2を通流する湯
水が十分に加熱される設定時間が経過すると、あるい
は、循環路2における湯水の温度が設定温度以上になる
と、循環路2を通流する湯を貯湯タンク1の上部に戻す
ように上部用三方弁7bを切り換えて、加熱された湯を
貯湯タンク1の上部に戻して貯湯を行う。
【0028】また、上述の貯湯タンク1への貯湯が行わ
れた後、貯湯タンク1内の貯湯量が必要最小貯湯量以上
であるときに、給湯用操作装置KSの指令により風呂追
焚きが指令されるか、床暖房装置の運転が開始される
か、または、その両方がされて、風呂追焚き用循環ポン
プ15aや床暖房用循環ポンプ16aが作動され、放熱
処理の実行が要求されると、循環ポンプ3を作動させ、
貯湯タンク1内の中間部の湯水を循環路2に取り出すよ
うに中間用三方弁8bを切換え、循環路2の湯水を貯湯
タンク1の底部に戻すように底部用三方弁9bを切換え
る。そして、図4に示すように、貯湯タンク1の中間部
の湯水を熱源として風呂追焚き用熱交換部15と床暖房
用熱交換部16のうちの放熱が要求されている一方また
はその両方において放熱し、放熱後の湯水を貯湯タンク
1の底部に戻すようにする。
【0029】このようにして、貯湯タンク1内に余剰貯
湯されているときには、その余剰貯湯されている湯を、
貯湯タンク1の中間部から取り出して外部放熱部Hにお
ける熱源として利用しながら、貯湯タンク1の底部に戻
すことができるので、余剰貯湯されている湯を有効活用
しながら、貯湯タンク1内に余剰貯湯されている余剰貯
湯状態を維持することが可能となる。
【0030】また、加熱部Kの動作について説明する
と、エンジンヒートポンプ式冷暖房装置Cが冷房運転を
実行している状態で、かつ、第1排熱切換機構17が加
熱状態に切換えられると、第1熱交換部12において、
ヒートポンプ式冷暖房における排熱を熱源として循環路
2を通流する湯水を加熱することが可能となる。また、
エンジンヒートポンプ式冷暖房装置Cが作動されている
状態で、かつ、第2排熱切換機構18が加熱状態に切り
換えられると、第2熱交換部13において、ガスエンジ
ン排熱を熱源として循環路2を通流する湯水を加熱する
ことが可能となる。そして、第3熱交換部14において
は、燃焼装置Nを作動させてバーナBの燃焼により循環
路2を通流する湯水を加熱することができる。
【0031】このようにして、第1〜3熱交換部12,
13,14のそれぞれの熱交換部において加熱可能であ
るが、貯湯タンク1への貯湯や外部放熱部Hに対する加
熱負荷に応じて、第1熱交換部12、第2熱交換部1
3、および、第3熱交換部14における加熱作動の実行
が制御される。つまり、例えば、運転の立ち上がりなど
のように加熱負荷が大きいときには、第1排熱切換機構
および第2排熱切換機構を加熱状態に切換え、かつ、バ
ーナBによる燃焼を行い、第1〜3熱交換部12,1
3,14の全ての熱交換部において加熱可能にする。
【0032】また、通常時には、エンジンヒートポンプ
式冷暖房装置Cの運転状態よって第1および第2熱交換
部12,13における加熱が可能となるために、第1お
よび第2熱交換部12,13において加熱されるか否か
に基づいて、燃焼装置Nを作動させてバーナBの燃焼に
より第3熱交換部14において加熱されるか否かが判別
される。つまり、エンジンヒートポンプ式冷暖房装置C
の運転状態よって第1および第2熱交換部12,13に
おける加熱が行われないときには、あるいは、第1およ
び第2熱交換部12,13における加熱では貯湯タンク
1への貯湯に対する加熱負荷に不足するときには、燃焼
装置Nを作動させてバーナBの燃焼により第3熱交換部
14における加熱を実行して、貯湯タンク1への貯湯や
外部放熱部Hに対する加熱負荷に対応するように加熱部
Kの動作を制御するようにしている。
【0033】前記制御装置Sの制御動作を図5のフロー
チャートに基づいて説明する。まず、給湯用操作装置K
Sにより運転が指令されている状態で、貯湯運転を実行
する時間帯などの貯湯運転の実行タイミングであって、
貯湯タンク1内に必要最小貯湯量の貯湯がされていない
と、すなわち、貯湯温サーミスタ10の検出温度TKが
設定温度未満であると、貯湯運転を開始して貯湯処理を
実行する。
【0034】つまり、循環ポンプ3を作動させ、底部用
三方弁9bを貯湯タンク1の水を循環路2に取り出すよ
うに切換えて、貯湯タンク1の底部の水を加熱部Kにて
加熱しながら循環させ、例えば、循環路2を通流する湯
水が十分に加熱される設定時間が経過すると、あるい
は、循環路2における湯水の温度が設定温度以上になる
と、循環路2を通流する湯を貯湯タンク1に戻すように
上部用三方弁7bを切り換えて、加熱された湯を貯湯タ
ンク1の上部に戻して貯湯処理を行う。
【0035】このようにして、貯湯処理を実行して、そ
の貯湯量が必要最小貯湯量よりも設定量だけ多い余剰貯
湯量になると、すなわち、余剰湯温サーミスタ11によ
る検出温度TYが設定温度以上になると、貯湯処理の終
了が要求されて、停止処理を実行して貯湯運転を終了す
る。つまり、循環ポンプ3が作動中であればその作動を
停止させ、第1〜3熱交換部12,13,14にて循環
路2の湯水が加熱されないように、第1排熱切換機構1
7および第2排熱切換機構18が加熱状態に切換えられ
ていると排熱状態に切換えるとともに、バーナBが燃焼
中であればバーナBでの燃焼を停止させる。
【0036】また、貯湯運転を実行する時間帯などの貯
湯運転の実行タイミングであって、貯湯タンク1内に必
要最小貯湯量の貯湯がされているときに、すなわち、貯
湯温サーミスタ10の検出温度TKが設定温度以上のと
きに、貯湯タンク1への貯湯を行う貯湯処理を実行して
いる貯湯運転中であると、その貯湯処理が継続して実行
される。そして、貯湯タンク1内に余剰貯湯量の貯湯が
行われて、貯湯運転が終了された後に、給湯用操作装置
KSの指令により風呂追焚きが指令されるか、床暖房装
置の運転が開始されるか、または、その両方がされて、
放熱処理の実行が要求されると、放熱運転を開始して放
熱処理を実行する。つまり、循環ポンプ3を作動させ、
貯湯タンク1内の湯水を循環路2に取り出すように中間
用三方弁8bを切換え、循環路2の湯水を貯湯タンク1
内に戻すように底部用三方弁9bを切換えて、貯湯タン
ク1の中間部の湯水を熱源として風呂追焚き用熱交換部
15と床暖房用熱交換部16のうちの放熱が要求されて
いる一方またはその両方において放熱する。
【0037】そして、上述のように貯湯運転が終了して
いるときに、給湯用操作装置KSの指令により風呂追焚
きが指令されず、かつ、床暖房装置の運転が停止された
状態で、放熱処理の実行が要求されていないと、貯湯温
サーミスタ10の検出温度TKが設定温度未満となるま
で、あるいは、給湯用操作装置KSの指令により風呂追
焚きが指令されたり、床暖房装置の運転が開始されたり
して、放熱処理の実行が要求されるまで、貯湯処理ある
いは放熱処理の実行を待機させる待機処理を実行する。
つまり、循環ポンプ3が作動していればその作動を停止
させ、第1排熱切換機構17および第2排熱切換機構1
8が加熱状態に切換えられていると排熱状態に切換える
とともに、バーナBが燃焼中であればバーナBでの燃焼
を停止させる。
【0038】このようにして、貯湯運転を実行する時間
帯などの貯湯運転の実行タイミングにおいては、貯湯運
転や放熱運転が実行されるが、貯湯運転の実行タイミン
グでなければ、上述の停止処理が実行される。つまり、
循環ポンプ3が作動中であればその作動を停止させ、第
1〜3熱交換部12,13,14にて循環路2の湯水が
加熱されないように、第1排熱切換機構17および第2
排熱切換機構18が加熱状態に切換えられていると排熱
状態に切換えるとともに、バーナBが燃焼中であればバ
ーナBでの燃焼を停止させる。
【0039】〔別実施形態〕 (1)上記実施形態では、循環ポンプ3を作動させ、貯
湯タンク1内の湯水を循環路2に取り出すように中間用
三方弁8bを切換え、循環路2の湯水を貯湯タンク1内
に戻すように底部用三方弁9bを切換えて、貯湯タンク
1の中間部の湯水を取り出して放熱処理を実行するよう
にしているが、図6に示すように、上部接続路7aより
も湯水循環方向下流側の循環路2に上部取出し用ポンプ
3aを設けて、この上部取出し用ポンプ3aを作動させ
て、貯湯タンク1内の湯水を循環路2に取り出すように
上部用三方弁7bを切り換えて、貯湯タンク1の上部の
湯水を取り出して放熱処理を実行するようにしてもよ
い。
【0040】また、上述のように、貯湯タンク1の上部
から湯水を取り出す際には、上部用三方弁7bを切換え
るようにしているが、次のように構成してもよい。つま
り、図7に示すように、循環路2に対して循環ポンプ3
を設けてバイパス循環路2aが設けられ、このバイパス
循環路2aと循環路2との接続箇所のそれぞれに三方弁
7c,7dが設けられ、三方弁7cと三方弁7dとの間
の循環路2と貯湯タンク1とを接続する接続路7eが設
けられている。
【0041】そして、三方弁7cと三方弁7dを切換え
ることによって、循環路2の湯水を貯湯タンク1に戻す
状態(図7(イ))と、貯湯タンク1内の湯水を循環路
2に取り出す状態(図7(ロ))と、循環路2の湯水を
貯湯タンク1に戻すことなくそのまま下流側に供給する
状態(図7(ハ))とに切換える。
【0042】(2)上記実施形態では、貯湯タンク1へ
の貯湯と外部放熱部Hにおける放熱を各別に実行するよ
うにしているが、貯湯タンク1への貯湯と外部放熱部H
における放熱を同時に行うようにしてもよい。つまり、
貯湯運転が終了されて、貯湯タンク1内に必要最小貯湯
量の貯湯がされているときには、すなわち、貯湯温サー
ミスタ10の検出温度が設定温度以上のときには、給湯
用操作装置KSの指令により風呂追焚きが指令される
か、床暖房装置の運転が開始されるか、または、その両
方がされて、風呂追焚き用循環ポンプ15aや床暖房用
循環ポンプ16aが作動されと、放熱処理の実行が要求
されて、貯湯タンク1内の湯水を熱源として風呂追焚き
用熱交換部15と床暖房用熱交換部16のうちの放熱が
要求されている一方またはその両方において放熱すると
ともに、貯湯タンク1への貯湯を行うようにする。
【0043】具体的に説明すると、図8に示すように、
貯湯運転が終了された後、貯湯温サーミスタ10の検出
温度が設定温度以上のときにおいて、給湯用操作装置K
Sの指令により風呂追焚きが指令されるか、床暖房装置
の運転が開始されるか、または、その両方がされて、放
熱処理の実行が要求されると、循環ポンプ3を作動さ
せ、底部接続路9aからの湯水と循環路2からの湯水と
が混合するように底部用三方弁9bを切り換え、循環路
2の湯水の一部を貯湯タンク1に戻すように上部用三方
弁7bを切り換える。そして、貯湯タンク1の底部の湯
水を加熱部Kにて加熱して、その一部を貯湯タンク1の
上部に戻して貯湯するとともに、残りの湯水を熱源とし
て外部放熱部Hにて放熱する。その後、貯湯タンク1の
底部の湯水と外部放熱部Hにて熱源として放熱された湯
水を混合させて、再び加熱部Kにて加熱するように循環
させる。なお、このときの加熱部Kの動作については、
上記実施形態の加熱部Kの動作と同様であるので、その
説明は省略する。
【0044】また、貯湯タンク1への貯湯と外部放熱部
Hにおける放熱を同時に行う構成は、次のようにしても
よい。具体的に説明すると、図9に示すように、貯湯運
転が終了された後、貯湯温サーミスタ10の検出温度が
設定温度以上のときにおいて、給湯用操作装置KSの指
令により風呂追焚きが指令されたり、床暖房装置の運転
が開始されたりして、風呂追焚き用循環ポンプ15aや
床暖房用循環ポンプ16aが作動されるに伴って、貯湯
タンク1内の湯水を循環路2に取り出すように中間部用
三方弁8bを切り換え、循環路2の湯水の一部を貯湯タ
ンク1に戻すように上部用三方弁7bを切り換える。そ
して、貯湯タンク1の中間部の湯水の一部を貯湯タンク
1の上部に戻して貯湯するとともに、残りの湯水を熱源
として外部放熱部Hにて放熱して貯湯タンク1の底部に
戻す。なお、このときの加熱部Kの動作においては上記
実施形態と同様であるので、その説明は省略する。
【0045】(3)上記実施形態では、貯湯タンク1へ
の貯湯を行うとき、および、外部放熱部Hにて放熱を行
うときには、共通の循環路2および循環ポンプ3にて行
うようにしているが、それぞれ各別に設けるようにして
もよい。つまり、図10に基づいて説明すると、貯湯タ
ンク1の底部から取り出した湯水を加熱部Kにて加熱し
たのち、その温水を貯湯タンク1の上部に供給する貯湯
用循環路19が設けられ、この貯湯用循環路19には貯
湯用循環ポンプ20が設けられ、貯湯タンク1の中間部
から取り出した湯水を外部放熱部Hにて放熱したのち、
その湯水を貯湯タンク1の底部に戻す放熱用循環路21
が設けられ、この放熱用循環路21には放熱用循環ポン
プ22が設けられている。そして、放熱用循環路21と
貯湯タンク1の中間部との接続箇所は、貯湯タンク1内
に設けられている貯湯温サーミスタ10と余剰湯温サー
ミスタ11の間に位置する。なお、上記実施形態と同様
の構成は同符号を記すことで、その説明を省略する。
【0046】そして、貯湯タンク1への貯湯を行うとき
には、貯湯用循環ポンプ20を作動させて、貯湯タンク
1の底部から取り出した湯水を加熱部Kにて加熱したの
ち、その温水を貯湯タンク1の上部に供給して、貯湯タ
ンク1内に温度成層を形成して湯水を貯湯する。外部放
熱部Hにて放熱を行うときには、放熱用循環ポンプ22
を作動させて、貯湯タンク1の中間部から取り出した湯
水を熱源として外部放熱部Hにて放熱したのち、その湯
水を貯湯タンク1の底部に戻す。
【0047】また、図10では、放熱用循環路21を貯
湯タンク1の中間部と底部とを接続するように設けてい
るが、図11に示すように、放熱用循環路21を貯湯タ
ンク1の上部と底部を接続するようにしてもよい。そし
て、外部放熱部Hにて放熱を行うときには、放熱用循環
ポンプ22を作動させて、貯湯タンク1の上部から取り
出した湯水を熱源として外部放熱部Hにて放熱しての
ち、その湯水を貯湯タンク1の底部に戻す。
【0048】(4)上記実施形態では、貯湯タンク1か
ら循環路2に湯水を取り出したり、循環路2から貯湯タ
ンク1に湯水を戻すのを、上部三方弁7b、中間部三方
弁8b、および、底部三方弁9bを用いて行っている
が、三方弁に限ることなく、断続弁や比例弁を用いて行
うことも可能である。
【0049】(5)上記実施形態では、エンジンヒート
ポンプ式冷暖房装置Cのエンジン排熱およびヒートポン
プ式冷暖房における排熱を利用して加熱部Kにおける加
熱を可能としているが、家庭用コージェネレーションシ
ステムにおけるエンジン排熱および発電機排熱を利用し
て加熱部Kにおいて加熱するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジンヒートポンプ式冷暖房給湯システムの
概略構成図
【図2】制御装置の制御ブロック図
【図3】エンジンヒートポンプ式冷暖房給湯システムの
概略構成図
【図4】エンジンヒートポンプ式冷暖房給湯システムの
概略構成図
【図5】制御装置の制御動作を示すフローチャート
【図6】別実施形態を示すエンジンヒートポンプ式冷暖
房給湯システムの概略構成図
【図7】別実施形態におけるエンジンヒートポンプ式冷
暖房給湯システムの要部を示す図
【図8】別実施形態を示すエンジンヒートポンプ式冷暖
房給湯システムの概略構成図
【図9】別実施形態を示すエンジンヒートポンプ式冷暖
房給湯システムの概略構成図
【図10】別実施形態におけるエンジンヒートポンプ式
冷暖房給湯システムの要部を示す図
【図11】別実施形態におけるエンジンヒートポンプ式
冷暖房給湯システムの要部を示す図
【符号の説明】
1 貯湯タンク 6 給湯路 11 余剰貯湯状態検出手段 H 外部放熱部 J 循環供給手段 K 加熱手段 S 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩田 伸 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 福知 徹 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 橋詰 康人 大阪府大阪市港区南市岡1丁目1番52号 株式会社ハーマン内 (72)発明者 藤川 泰 大阪府大阪市港区南市岡1丁目1番52号 株式会社ハーマン内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯湯タンクと、その貯湯タンク内に湯水
    が温度成層を形成して貯湯されるように湯水を加熱する
    加熱手段と、前記貯湯タンク内の上部の湯水を給湯する
    給湯路と、前記貯湯タンク内の湯水を外部放熱部に循環
    供給する循環供給手段と、前記加熱手段および前記循環
    供給手段の作動を制御する制御手段とが設けられた貯湯
    式の給湯熱源装置であって、 前記貯湯タンク内における湯水の温度成層の形成状態が
    高温部分の形成範囲が設定値よりも下方である余剰貯湯
    状態であるか否かを検出する余剰貯湯状態検出手段が設
    けられ、 前記制御手段が、前記余剰貯湯状態検出手段の検出情報
    に基づいて、前記余剰貯湯状態を維持するように、前記
    加熱手段および前記循環供給手段の作動を制御するよう
    に構成されている貯湯式の給湯熱源装置。
  2. 【請求項2】 前記循環供給手段が、前記貯湯タンク内
    の上部の湯水を取り出して、前記貯湯タンクの底部に戻
    す形態で湯水を循環させるように構成されている請求項
    1に記載の貯湯式の給湯熱源装置。
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