JP2000120506A - 高圧燃料ポンプ装置 - Google Patents

高圧燃料ポンプ装置

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JP2000120506A JP10292007A JP29200798A JP2000120506A JP 2000120506 A JP2000120506 A JP 2000120506A JP 10292007 A JP10292007 A JP 10292007A JP 29200798 A JP29200798 A JP 29200798A JP 2000120506 A JP2000120506 A JP 2000120506A
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fuel
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スリーブとピストンの隙間から漏れた燃料を
外部へ漏出することを防止する燃料シール用金属ベロー
ズの耐久性を向上させ、信頼性並びに低コストの高圧燃
料ポンプ装置を得る。 【解決手段】 燃料シール用金属ベローズ26内の漏れ
燃料のドレン通路12と高圧燃料レギュレータ8のドレ
ン通路13とを合流させると共に、この合流点14と燃
料シール用金属ベローズ26との間のドレン通路12に
おける上流側にリードタイプのチェックバルブ17を、
下流側にボールタイプのチェッグバルブ18を各々設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は高圧燃料ポンプ装
置の改良に関するものであり、特に筒内噴射式ガソリン
エンジンに用いられる高圧燃料ポンプ装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】この種従来装置を図6を参照に説明す
る。図6において、1は図示しないエンジンの各気筒内
へ直接燃料を噴射する燃料噴射弁、2はこの燃料噴射弁
に燃料を供給するデリバリーパイプ、3はこのデリバリ
ーパイプに高圧燃料供給通路4を介して高圧燃料を供給
する高圧燃料ポンプ装置、5はピストンタイプの高圧燃
料ポンプ、6はこの高圧燃料ポンプの吸入弁でリードバ
ルブから構成されている。7は上記高圧燃料ポンプの吐
出弁でリードバルブから構成されている。8は上記高圧
燃料ポンプ5から吐出された燃料圧力を所定値に調整す
る高圧燃料レギュレータ、9はこの高圧燃料レギュレー
タと上記高圧燃料ポンプ5との間に装着された高圧ダン
パ、10は低圧燃料通路で、図示しない低圧燃料ポンプ
と接続されている。11は低圧ダンパ、12は上記高圧
燃料ポンプ5のスリーブとピストンとの間の隙間から漏
れた燃料を燃料タンク側へ戻すためのドレン通路、13
は上記高圧燃料レギュレータ8のドレン通路、14は上
記高圧燃料ポンプ5のドレン通路12と、上記高圧燃料
レギュレータ8のドレン通路13との合流点、15はリ
ターン通路で図示しない燃料タンクに連通されている。
16は上記高圧燃料ポンプ5のドレン通路12に設けら
れたチェックバルブで、ボールバルブにて構成されてい
る。
【0003】上記従来装置では、高圧燃料ポンプ5のド
レン通路12にチェックバルブ16を設け、高圧燃料ポ
ンプ5のスリーブとピストンとの間の隙間から漏れた燃
料が高圧燃料ドレン室に溜ることにより、ドレン室内圧
が上昇し燃料シール用金属ベローズが破損することを防
止している。
【0004】また、上記従来装置のチェックバルブ16
は、高圧燃料レギュレータ8のドレン通路13を流れる
燃料が高圧燃料ポンプ5のドレン室内へ逆流するのを防
止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置のチェッ
クバルブ16は、高圧燃料ポンプ5のドレン室に溜った
燃料の排出と、高圧燃料レギュレータ8のドレン通路1
3の燃料が高圧燃料ポンプ5のドレン室内への逆流との
防止機能を有している。しかしながら、上記チェックバ
ルブ16は、ボールバルブにより構成されているため、
応答性が悪く、高圧燃料ポンプに対する追従性に劣り、
高圧燃料ポンプ5のドレン室に燃料が溜まり過ぎてドレ
ン室内の内圧が上昇し、その結果ドレン室内を構成する
燃料シール用金属ベローズの耐久性を低下させる問題点
を生じていた。
【0006】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、燃料シール用金属ベローズの耐
久性を向上させ、信頼性並びに低コストの高圧燃料ポン
プ装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る高圧燃料ポンプ装置は、スリーブとこのスリーブ内を
往復動するピストンとの隙間から漏れた燃料を外部へ漏
出することを防止する燃料シール用金属ベローズを有す
る高圧燃料ポンプ装置において、上記ベローズ内の漏れ
燃料のドレン通路と、高圧燃料ポンプ装置からの吐出燃
料圧を所定値に調整する高圧燃料レギュレータのドレン
通路とを合流させると共に、この合流点と上記ベロ−ズ
との間のドレン通路における上流側に第1のチェックバ
ルブを、下流側に第2のチェックバルブを各々設けたこ
とを特徴とするものである。
【0008】この発明の請求項2に係る高圧燃料ポンプ
装置は、第1のチェックバルブが応答性の良好なチェッ
クバルブにより、第2のチェックバルブがシール性の良
好なチェックバルブにより各々構成されてなることを特
徴とするものである。
【0009】この発明の請求項3に係る高圧燃料ポンプ
装置は、第1のチェックバルブがリードタイプのチェッ
クバルブにより、第2のチェックバルブがボールタイプ
のチェックバルブにより、各々構成されてなることを特
徴とするものである。
【0010】この発明の請求項4に係る高圧燃料ポンプ
装置は、第1のチェックバルブと第2のチェックバルブ
が、スリーブを収納するケーシングに一体的に装着され
てなることを特徴とするものである。
【0011】この発明の請求項5に係る高圧燃料ポンプ
装置は、第1のチェックバルブが、ポンプ室の吸入用と
吐出用のリードバルブと一体に設けられていることを特
徴とするものである。
【0012】この発明の請求項6に係る高圧燃料ポンプ
装置は、高圧燃料レギュレータを一体的に装着してなる
ことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態である高圧燃料ポンプ装置の構成を示すブロ
ック図である。図2はこの発明の実施の形態である高圧
燃料ポンプ装置の詳細を示す断面図である。図3は図2
の矢印A視要部拡大断面図である。図4は図2の矢印A
視要部拡大平面図である。
【0014】図1において、17は応答性の良好な第1
のチェックバルブであるリードタイプのチェックバルブ
で、合流点14と高圧燃料ポンプ5の燃料シール用金属
ベローズとの間のドレン通路12における上流側に配設
されている。18はシール性の良好な第2のチェックバ
ルブであるボールタイプのチェックバルブで、合流点1
4と高圧燃料ポンプ5の燃料シール用金属ベローズとの
間のドレン通路12における下流側に配設されている。
【0015】図2乃至図4において、19は図示しない
エンジンにより、そのエンジンの1/2回転で駆動され
るカムで、複数のカム山、例えば6つのカム山を有して
いる。20はこのカムと当接されたタペット、21はこ
のタペットと一体に設けられたピストンで、上記タペッ
ト20を介して上記カム19により駆動され往復運動を
行う。22はこのピストンの下端側に設けられたホル
ダ、23は上記タペット20を摺動可能に支持するブラ
ケットで、タペット摺動部23aを内面に有している。
【0016】24は上記ピストン21を往復運動可能に
支持し、燃料加圧室であるポンプ室を構成するスリー
ブ、25はこのスリーブを包囲する如く支持するハウジ
ング、26は燃料シール用金属ベローズで、一端が上記
ピストン21に設けられたホルダ22に固着され、他端
が上記ハウジング25に固着され、上記ピストン21と
スリーブ24間からの漏れ燃料を収納している。27は
上記漏れ燃料を収納するドレン室である。
【0017】28は上記スリーブ24上に装着されたプ
レートAで、吸入穴28aと吐出穴28bとリターン穴
28cとを有する。29はプレートBで、上記プレート
A28との間にリードバルブ30を狭むように設けら
れ、吸入穴29aと吐出穴29bとリターン穴29cと
を有する。上記リードバルブ30には、各々吸入用、吐
出用の一方向バルブと、リターン用であるドレン用チェ
ックバルブ17が設けられている。
【0018】32は上記プレートA28に当接されたス
プリングガイド、33はこのスプリングガイドと上記ピ
ストン21との間に張架された圧縮コイルスプリング
で、上記ピストン21を常にタペット20側へ押圧して
いる。
【0019】34は吸入通路34a、吐出通路34b、
ドレン通路34cを有してなるケーシングで、上記ピス
トン21、スリーブ24等を収納している。このケーシ
ング34内には、リードタイプのチェックバルブ17と
ボールタイプのチェックバルブ18とが一体に設けられ
ている。上記ケーシング34のドレン通路34cは、上
記高圧燃料ポンプ5のドレン室27と連通するドレン通
路12を構成している。
【0020】35は、上記ハウジング25の外周に圧着
された締付ねじで、外周部に上記ケーシング34に螺着
されるねじ山35aが形成されており、この締付ねじ3
5を介してハウジング25とケーシング34とが一体的
に固着されている。36は上記ケーシング34に一体に
設けられた高圧燃料レギュレータ8のドレン通路13を
構成するドレン配管で、合流点14に連通可能な如く連
通口36aが形成されている。
【0021】37は、リータン通路15を構成するリタ
ーン配管で、燃料タンクに連通されている。38は上記
ボールタイプの第2のチェックバルブ18を構成する金
属製のボール、39はこのボールとによって一方向弁を
構成するバルブシートで、上記ケーシング34に固着さ
れている。40は、上記ボール38を常にバルブシート
39側へ押し付けている圧縮コイルスプリングである。
【0022】上記リードタイプのチェックバルブ17は
図3、図4に拡大して示すように、リードバルブ自体が
板ばねにより舌片状に形成されており、所定のドレン側
燃料圧が生じるまでは図3の実線の如くリターン穴28
cを閉じており、所定のドレン側燃料圧が生じると図4
の2点鎖線にて示す如くリターン穴28cを応答性良く
開口するものである。
【0023】なお図2には詳細に図示していないが、高
圧燃料レギュレータ8、高圧ダンパ9、低圧ダンパ11
は、高圧燃料ポンプ装置3のケーシング34に、各々一
体的に装着されている。
【0024】このように構成された実施の形態1では、
カム19の回転によりタペット20を介してピストン2
1を往復運動させる。ピストン21の下降時、低圧燃料
通路10より低圧ダンパ11を介して燃料吸入通路34
a、プレートB29の吸入口29a、リードバルブ30
の吸入用バルブ、プレートA28の吸入穴28aを介し
燃料がポンプ室に流入する。
【0025】ピストン21の上昇時、リードバルブ30
の吸入用バルブが閉じ、吐出用バルブが開いてポンプ室
の燃料は、プレートB29の吐出穴29b、吐出通路3
4bを介し吐出される。一方、ピストン21とスリーブ
24との間から漏れる燃料は金属ベローズ26が外部へ
の漏洩を防いでおり、この金属ベローズ26内の漏れ燃
料はスリーブ24のリターン穴、ドレン通路12、プレ
ートA28のリターン穴28c、チェックバルブ17、
プレートB29のリターン穴29c、ドレン通路34c
を介してボールタイプのチェックバルブ18へ流入す
る。そしてこのチェックバルブ18より、ドレン通路1
2を介して合流点14へ流出され、この合流点よりリタ
ーン通路15を通じて燃料タンクへ戻される。
【0026】この実施の形態1のものでは、高圧燃料ポ
ンプ5のドレン通路12における上流側に応答性の良好
なリードタイプのチェックバルブ17を、下流側にシー
ル性の良好なボールタイプのチェックバルブ18を各々
設けるようにしているので、高圧燃料のドレン室27に
漏れた燃料が溜り、所定圧に達すると、リードタイプの
チェックバルブ17が応答性良く開口し、次いでシール
性の良好なボールタイプのチェックバルブ18が開口し
て、高圧燃料のドレン室27に溜った燃料を確実にドレ
ン通路12、リターン通路15を介して燃料タンクへ戻
すことができる。
【0027】また、高圧燃料レギュレータ8からドレン
通路13を介して合流点14に達したドレン側燃料は、
シール性の良好なボールタイプのチェックバルブ18に
よって高圧燃料ポンプ5のドレン室27への逆流が確実
に防止できる。
【0028】さらに、高圧燃料ポンプ5の吸入、吐出用
のリードバルブ30にドレン用のチェックバルブ17を
構成しているので、部品点数を増加させることなく、安
価で応答性の良好なチェックバルブを提供できる。
【0029】実施の形態2.図5に示す如く、高圧燃料
レギュレータ8を高圧燃料ポンプ5のケーシング34と
別体に構成することも可能である。この実施の形態2の
ものでも、上述の実施の形態1と同様の作用効果を奏す
るものである。
【0030】実施の形態3.上述の実施の形態のもので
は、第2のチェックバルブであるボールタイプのチェッ
クバルブ18のボールを金属性のボールから構成するも
のを例示したが、セラミックで構成すれば重量が軽減で
き、応答性を向上できるものである。
【0031】実施の形態4.上述の実施の形態のもので
は、第1のチェックバルブを応答性良好なリードタイプ
のチェックバルブ17により、第2のチェックバルブを
シール性の良好なボールタイプのチェックバルブ18に
より、各々構成するものを例示したが、第1、第2のチ
ェックバルブをリードタイプのチェックバルブにより各
々構成しても良い。また第1、第2のチェックバルブを
ボールタイプのチェックバルブにより各々構成しても良
い。即ち、燃料シール用金属ベローズ26と合流点14
との間のドレン通路の間に2つのチェックバルブを設け
ることにより、高圧燃料レギュレータ8のドレン通路1
3、合流点14を介して金属ベローズ26側へ逆流する
燃料を効果的にシールする効果を有する。
【0032】
【発明の効果】この発明の請求項1に係る高圧燃料ポン
プ装置によれば、スリーブとこのスリーブ内を往復動す
るピストンの隙間から漏れた燃料を外部へ漏出すること
を防止する燃料シール用金属ベローズを有する高圧燃料
ポンプ装置において、上記ベローズ内の漏れ燃料のドレ
ン通路と、高圧燃料ポンプ装置からの吐出燃料圧を所定
値に調整する高圧燃料レギュレータのドレン通路とを合
流させると共に、この合流点と上記ベローズとの間のド
レン通路における上流側に第1のチェックバルブを、下
流側に第2のチェックバルブを各々設けたことにより、
高圧燃料レギュレータ側からの逆流を防止することがで
きるので、ドレン室の内圧の上昇を防止し、燃料シール
用金属ベローズの耐久性を向上させることができ、しか
も、高圧燃料ポンプ装置のドレン通路内で発生する脈動
も低減でき、さらにその脈動がドレン配管に伝わり配管
振動による異音発生も防止できる。
【0033】この発明の請求項2に係る高圧燃料ポンプ
装置によれば、第1のチェックバルブを応答性の良好な
チェックバルブにより、第2のチェックバルブをシール
性の良好なチェックバルブにより、各々構成することに
より、燃料シール用金属ベローズより構成されるドレン
室に溜った燃料を応答性良く排出することができると共
に、高圧燃料レギュレータ側からの逆流を防止すること
ができるので、ドレン室の内圧の上昇を応答性良く防止
し、また、燃料シール用金属ベローズの耐久性を向上さ
せることができ、しかも、高圧燃料ポンプ装置のドレン
通路内で発生する脈動も低減でき、さらにその脈動がド
レン配管に伝わり配管振動による異音発生も防止でき
る。
【0034】この発明の請求項3に係る高圧燃料ポンプ
装置によれば、第1のチェックバルブをリードタイプの
チェックバルブにより、第2のチェックバルブをボール
タイプのチェックバルブにより、各々構成するようにし
ているので、燃料シール用金属ベローズより構成される
ドレン室に溜った燃料を応答性良く排出することができ
ると共に、高圧燃料レギュレータ側からドレン室側への
逆流を防止できるので、ドレン室の内圧の上昇を応答性
良く防止し、また、燃料シール用金属ベローズの耐久性
を向上させることができ、しかも、構成が簡単で安価に
でき、さらに、高圧燃料ポンプ装置のドレン通路内で発
生する脈動も低減できると共にその脈動がドレン配管に
伝わり配管振動による異音の発生も防止できる。
【0035】この発明の請求項4に係る高圧燃料ポンプ
装置によれば、第1のチェックバルブと第2のチェック
バルブが、スリーブを収納するケーシング内に一体的に
装着されているので、互いのチェックバルブの構成を簡
略化できると共に、互いのチェックバルブを連通する連
通路も短縮化できる。
【0036】この発明の請求項5に係る高圧燃料ポンプ
装置によれば、第1のチェックバルブが、ポンプ室の吸
入用と吐出用のリードバルブと一体に設けられているの
で、部品点数を増加させることなく、安価で応答性の良
好なチェックバルブを提供できる。
【0037】この発明の請求項6に係る高圧燃料ポンプ
装置によれば、高圧燃料レギュレータを一体的に装着し
ているので、燃料シール用金属ベローズからのドレン通
路と、高圧燃料レギュレータのドレン通路との合流点を
容易に形成でき、第1のチェックバルブと第2のチェッ
クバルブの機能を充分に発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の高圧燃料ポンプ装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の高圧燃料ポンプ装
置の構成の詳細を示す断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1を示す図2の要部を
拡大して示す断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態1を示す図2の要部を
拡大して示す平面図である。
【図5】 この発明の実施の形態2の高圧燃料ポンプ装
置の構成を示すブロック図である。
【図6】 従来の高圧燃料ポンプ装置の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 燃料噴射弁 2 デリバリーパ
イプ 3 高圧燃料ポンプ装置 5 高圧燃料ポン
プ 6 吸入弁 7 吐出弁 8 高圧燃料レギュレータ 12 ドレン通路 13 ドレン通路 14 合流点 15 リターン通路 17 第1のチェ
ックバルブ 18 第2のチェックバルブ 19 カム 21 ピストン 23 ブラケット 24 スリーブ 25 ハウジング 26 燃料シール用金属ベローズ 27 ドレン室 30 リードバルブ 34 ケーシング 34a 吸入通路 34b 吐出通路 34c ドレン通路 38 ボール 39 バルブシート 40 圧縮コイル
スプリング

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スリーブとこのスリーブ内を往復動する
    ピストンとの隙間から漏れた燃料を外部へ漏出すること
    を防止する燃料シール用金属ベローズを有する高圧燃料
    ポンプ装置において、上記ベローズ内の漏れ燃料のドレ
    ン通路と、高圧燃料ポンプ装置からの吐出燃料圧を所定
    値に調整する高圧燃料レギュレータのドレン通路とを合
    流させると共に、上記合流点と上記ベローズとの間のド
    レン通路における上流側に第1のチェックバルブを、下
    流側に第2のチェックバルブを各々設けたことを特徴と
    する高圧燃料ポンプ装置。
  2. 【請求項2】 第1のチェックバルブは応答性の良好な
    チェックバルブにより、第2のチェックバルブはシール
    性の良好なチェックバルブにより、各々構成されてなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の高圧燃料ポンプ装
    置。
  3. 【請求項3】 第1のチェックバルブはリードタイプの
    チェックバルブにより、第2のチェックバルブはボール
    タイプのチェックバルブにより、各々構成されているこ
    とを特徴とする請求項2に記載の高圧燃料ポンプ装置。
  4. 【請求項4】 第1チェックバルブと第2のチェックバ
    ルブは上記スリーブを収納するケーシングに一体的に装
    着されていることを特徴とする請求項1ないし3の何れ
    かに記載の高圧燃料ポンプ装置。
  5. 【請求項5】 第1のチェックバルブは、上記スリーブ
    と上記ピストンにより形成されるポンプ室の吸入用と吐
    出用のリードバルブと一体に設けられていることを特徴
    とする請求項1ないし4の何れかに記載の高圧燃料ポン
    プ装置。
  6. 【請求項6】 高圧燃料レギュレータを一体的に装着し
    てなることを特徴とする請求項1ないし5の何れかに記
    載の高圧燃料ポンプ装置。
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