JP3633314B2 - 高圧燃料ポンプ装置 - Google Patents

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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B2205/00Fluid parameters
    • F04B2205/05Pressure after the pump outlet

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は高圧燃料ポンプ装置の改良に関するものであり、特に筒内噴射式ガソリンエンジンに用いられる高圧燃料ポンプ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種従来装置を図6を参照に説明する。
図6において、1は図示しないエンジンの各気筒内へ直接燃料を噴射する燃料噴射弁、2はこの燃料噴射弁に燃料を供給するデリバリーパイプ、3はこのデリバリーパイプに高圧燃料供給通路4を介して高圧燃料を供給する高圧燃料ポンプ装置、5はピストンタイプの高圧燃料ポンプ、6はこの高圧燃料ポンプの吸入弁でリードバルブから構成されている。7は上記高圧燃料ポンプの吐出弁でリードバルブから構成されている。8は上記高圧燃料ポンプ5から吐出された燃料圧力を所定値に調整する高圧燃料レギュレータ、9はこの高圧燃料レギュレータと上記高圧燃料ポンプ5との間に装着された高圧ダンパ、10は低圧燃料通路で、図示しない低圧燃料ポンプと接続されている。11は低圧ダンパ、12は上記高圧燃料ポンプ5のスリーブとピストンとの間の隙間から漏れた燃料を燃料タンク側へ戻すためのドレン通路、13は上記高圧燃料レギュレータ8のドレン通路、14は上記高圧燃料ポンプ5のドレン通路12と、上記高圧燃料レギュレータ8のドレン通路13との合流点、15はリターン通路で図示しない燃料タンクに連通されている。16は上記高圧燃料ポンプ5のドレン通路12に設けられたチェックバルブで、ボールバルブにて構成されている。
【0003】
上記従来装置では、高圧燃料ポンプ5のドレン通路12にチェックバルブ16を設け、高圧燃料ポンプ5のスリーブとピストンとの間の隙間から漏れた燃料が高圧燃料ドレン室に溜ることにより、ドレン室内圧が上昇し燃料シール用金属ベローズが破損することを防止している。
【0004】
また、上記従来装置のチェックバルブ16は、高圧燃料レギュレータ8のドレン通路13を流れる燃料が高圧燃料ポンプ5のドレン室内へ逆流するのを防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来装置のチェックバルブ16は、高圧燃料ポンプ5のドレン室に溜った燃料の排出と、高圧燃料レギュレータ8のドレン通路13の燃料が高圧燃料ポンプ5のドレン室内への逆流との防止機能を有している。
しかしながら、上記チェックバルブ16は、ボールバルブにより構成されているため、応答性が悪く、高圧燃料ポンプに対する追従性に劣り、高圧燃料ポンプ5のドレン室に燃料が溜まり過ぎてドレン室内の内圧が上昇し、その結果ドレン室内を構成する燃料シール用金属ベローズの耐久性を低下させる問題点を生じていた。
【0006】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、燃料シール用金属ベローズの耐久性を向上させ、信頼性並びに低コストの高圧燃料ポンプ装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1に係る高圧燃料ポンプ装置は、スリーブとこのスリーブ内を往復動するピストンとの隙間から漏れた燃料を外部へ漏出することを防止する燃料シール用金属ベローズを有する高圧燃料ポンプ装置において、上記ベローズ内の漏れ燃料のドレン通路と、高圧燃料ポンプ装置からの吐出燃料圧を所定値に調整する高圧燃料レギュレータのドレン通路とを合流させると共に、この合流点と上記ベローズとの間のドレン通路における上流側に第1のチェックバルブを、下流側に第2のチェックバルブを上記ドレン通路を介して設けたことを特徴とするものである。
【0008】
この発明の請求項2に係る高圧燃料ポンプ装置は、第1のチェックバルブが応答性の良好なチェックバルブにより、第2のチェックバルブがシール性の良好なチェックバルブにより各々構成されてなることを特徴とするものである。
【0009】
この発明の請求項3に係る高圧燃料ポンプ装置は、第1のチェックバルブがリードタイプのチェックバルブにより、第2のチェックバルブがボールタイプのチェックバルブにより、各々構成されてなることを特徴とするものである。
【0010】
この発明の請求項4に係る高圧燃料ポンプ装置は、第1のチェックバルブと第2のチェックバルブが、スリーブを収納するケーシングに一体的に装着されてなることを特徴とするものである。
【0011】
この発明の請求項5に係る高圧燃料ポンプ装置は、第1のチェックバルブが、ポンプ室の吸入用と吐出用のリードバルブと一体に設けられていることを特徴とするものである。
【0012】
この発明の請求項6に係る高圧燃料ポンプ装置は、高圧燃料レギュレータを一体的に装着してなることを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態である高圧燃料ポンプ装置の構成を示すブロック図である。図2はこの発明の実施の形態である高圧燃料ポンプ装置の詳細を示す断面図である。図3は図2の矢印A視要部拡大断面図である。図4は図2の矢印A視要部拡大平面図である。
【0014】
図1において、17は応答性の良好な第1のチェックバルブであるリードタイプのチェックバルブで、合流点14と高圧燃料ポンプ5の燃料シール用金属ベローズとの間のドレン通路12における上流側に配設されている。
18はシール性の良好な第2のチェックバルブであるボールタイプのチェックバルブで、合流点14と高圧燃料ポンプ5の燃料シール用金属ベローズとの間のドレン通路12における下流側に配設されている。
【0015】
図2乃至図4において、19は図示しないエンジンにより、そのエンジンの1/2回転で駆動されるカムで、複数のカム山、例えば6つのカム山を有している。20はこのカムと当接されたタペット、21はこのタペットと一体に設けられたピストンで、上記タペット20を介して上記カム19により駆動され往復運動を行う。22はこのピストンの下端側に設けられたホルダ、23は上記タペット20を摺動可能に支持するブラケットで、タペット摺動部23aを内面に有している。
【0016】
24は上記ピストン21を往復運動可能に支持し、燃料加圧室であるポンプ室を構成するスリーブ、25はこのスリーブを包囲する如く支持するハウジング、26は燃料シール用金属ベローズで、一端が上記ピストン21に設けられたホルダ22に固着され、他端が上記ハウジング25に固着され、上記ピストン21とスリーブ24間からの漏れ燃料を収納している。27は上記漏れ燃料を収納するドレン室である。
【0017】
28は上記スリーブ24上に装着されたプレートAで、吸入穴28aと吐出穴28bとリターン穴28cとを有する。29はプレートBで、上記プレートA28との間にリードバルブ30を狭むように設けられ、吸入穴29aと吐出穴29bとリターン穴29cとを有する。上記リードバルブ30には、各々吸入用、吐出用の一方向バルブと、リターン用であるドレン用チェックバルブ17が設けられている。
【0018】
32は上記プレートA28に当接されたスプリングガイド、33はこのスプリングガイドと上記ピストン21との間に張架された圧縮コイルスプリングで、上記ピストン21を常にタペット20側へ押圧している。
【0019】
34は吸入通路34a、吐出通路34b、ドレン通路34cを有してなるケーシングで、上記ピストン21、スリーブ24等を収納している。このケーシング34内には、リードタイプのチェックバルブ17とボールタイプのチェックバルブ18とが一体に設けられている。上記ケーシング34のドレン通路34cは、上記高圧燃料ポンプ5のドレン室27と連通するドレン通路12を構成している。
【0020】
35は、上記ハウジング25の外周に圧着された締付ねじで、外周部に上記ケーシング34に螺着されるねじ山35aが形成されており、この締付ねじ35を介してハウジング25とケーシング34とが一体的に固着されている。36は上記ケーシング34に一体に設けられた高圧燃料レギュレータ8のドレン通路13を構成するドレン配管で、合流点14に連通可能な如く連通口36aが形成されている。
【0021】
37は、リータン通路15を構成するリターン配管で、燃料タンクに連通されている。38は上記ボールタイプの第2のチェックバルブ18を構成する金属製のボール、39はこのボールとによって一方向弁を構成するバルブシートで、上記ケーシング34に固着されている。
40は、上記ボール38を常にバルブシート39側へ押し付けている圧縮コイルスプリングである。
【0022】
上記リードタイプのチェックバルブ17は図3、図4に拡大して示すように、リードバルブ自体が板ばねにより舌片状に形成されており、所定のドレン側燃料圧が生じるまでは図3の実線の如くリターン穴28cを閉じており、所定のドレン側燃料圧が生じると図4の2点鎖線にて示す如くリターン穴28cを応答性良く開口するものである。
【0023】
なお図2には詳細に図示していないが、高圧燃料レギュレータ8、高圧ダンパ9、低圧ダンパ11は、高圧燃料ポンプ装置3のケーシング34に、各々一体的に装着されている。
【0024】
このように構成された実施の形態1では、カム19の回転によりタペット20を介してピストン21を往復運動させる。ピストン21の下降時、低圧燃料通路10より低圧ダンパ11を介して燃料吸入通路34a、プレートB29の吸入口29a、リードバルブ30の吸入用バルブ、プレートA28の吸入穴28aを介し燃料がポンプ室に流入する。
【0025】
ピストン21の上昇時、リードバルブ30の吸入用バルブが閉じ、吐出用バルブが開いてポンプ室の燃料は、プレートB29の吐出穴29b、吐出通路34bを介し吐出される。
一方、ピストン21とスリーブ24との間から漏れる燃料は金属ベローズ26が外部への漏洩を防いでおり、この金属ベローズ26内の漏れ燃料はスリーブ24のリターン穴、ドレン通路12、プレートA28のリターン穴28c、チェックバルブ17、プレートB29のリターン穴29c、ドレン通路34cを介してボールタイプのチェックバルブ18へ流入する。そしてこのチェックバルブ18より、ドレン通路12を介して合流点14へ流出され、この合流点よりリターン通路15を通じて燃料タンクへ戻される。
【0026】
この実施の形態1のものでは、高圧燃料ポンプ5のドレン通路12における上流側に応答性の良好なリードタイプのチェックバルブ17を、下流側にシール性の良好なボールタイプのチェックバルブ18を各々設けるようにしているので、高圧燃料のドレン室27に漏れた燃料が溜り、所定圧に達すると、リードタイプのチェックバルブ17が応答性良く開口し、次いでシール性の良好なボールタイプのチェックバルブ18が開口して、高圧燃料のドレン室27に溜った燃料を確実にドレン通路12、リターン通路15を介して燃料タンクへ戻すことができる。
【0027】
また、高圧燃料レギュレータ8からドレン通路13を介して合流点14に達したドレン側燃料は、シール性の良好なボールタイプのチェックバルブ18によって高圧燃料ポンプ5のドレン室27への逆流が確実に防止できる。
【0028】
さらに、高圧燃料ポンプ5の吸入、吐出用のリードバルブ30にドレン用のチェックバルブ17を構成しているので、部品点数を増加させることなく、安価で応答性の良好なチェックバルブを提供できる。
【0029】
実施の形態2.
図5に示す如く、高圧燃料レギュレータ8を高圧燃料ポンプ5のケーシング34と別体に構成することも可能である。
この実施の形態2のものでも、上述の実施の形態1と同様の作用効果を奏するものである。
【0030】
実施の形態3.
上述の実施の形態のものでは、第2のチェックバルブであるボールタイプのチェックバルブ18のボールを金属性のボールから構成するものを例示したが、セラミックで構成すれば重量が軽減でき、応答性を向上できるものである。
【0031】
実施の形態4.
上述の実施の形態のものでは、第1のチェックバルブを応答性良好なリードタイプのチェックバルブ17により、第2のチェックバルブをシール性の良好なボールタイプのチェックバルブ18により、各々構成するものを例示したが、第1、第2のチェックバルブをリードタイプのチェックバルブにより各々構成しても良い。また第1、第2のチェックバルブをボールタイプのチェックバルブにより各々構成しても良い。即ち、燃料シール用金属ベローズ26と合流点14との間のドレン通路の間に2つのチェックバルブを設けることにより、高圧燃料レギュレータ8のドレン通路13、合流点14を介して金属ベローズ26側へ逆流する燃料を効果的にシールする効果を有する。
【0032】
【発明の効果】
この発明の請求項1に係る高圧燃料ポンプ装置によれば、スリーブとこのスリーブ内を往復動するピストンの隙間から漏れた燃料を外部へ漏出することを防止する燃料シール用金属ベローズを有する高圧燃料ポンプ装置において、上記ベローズ内の漏れ燃料のドレン通路と、高圧燃料ポンプ装置からの吐出燃料圧を所定値に調整する高圧燃料レギュレータのドレン通路とを合流させると共に、この合流点と上記ベローズとの間のドレン通路における上流側に第1のチェックバルブを、下流側に第2のチェックバルブを上記ドレン通路を介して設けたことにより、高圧燃料レギュレータ側からの逆流を防止することができるので、ドレン室の内圧の上昇を防止し、燃料シール用金属ベローズの耐久性を向上させることができ、しかも、高圧燃料ポンプ装置のドレン通路内で発生する脈動も低減でき、さらにその脈動がドレン配管に伝わり配管振動による異音発生も防止できる。
【0033】
この発明の請求項2に係る高圧燃料ポンプ装置によれば、第1のチェックバルブを応答性の良好なチェックバルブにより、第2のチェックバルブをシール性の良好なチェックバルブにより、各々構成することにより、燃料シール用金属ベローズより構成されるドレン室に溜った燃料を応答性良く排出することができると共に、高圧燃料レギュレータ側からの逆流を防止することができるので、ドレン室の内圧の上昇を応答性良く防止し、また、燃料シール用金属ベローズの耐久性を向上させることができ、しかも、高圧燃料ポンプ装置のドレン通路内で発生する脈動も低減でき、さらにその脈動がドレン配管に伝わり配管振動による異音発生も防止できる。
【0034】
この発明の請求項3に係る高圧燃料ポンプ装置によれば、第1のチェックバルブをリードタイプのチェックバルブにより、第2のチェックバルブをボールタイプのチェックバルブにより、各々構成するようにしているので、燃料シール用金属ベローズより構成されるドレン室に溜った燃料を応答性良く排出することができると共に、高圧燃料レギュレータ側からドレン室側への逆流を防止できるので、ドレン室の内圧の上昇を応答性良く防止し、また、燃料シール用金属ベローズの耐久性を向上させることができ、しかも、構成が簡単で安価にでき、さらに、高圧燃料ポンプ装置のドレン通路内で発生する脈動も低減できると共にその脈動がドレン配管に伝わり配管振動による異音の発生も防止できる。
【0035】
この発明の請求項4に係る高圧燃料ポンプ装置によれば、第1のチェックバルブと第2のチェックバルブが、スリーブを収納するケーシング内に一体的に装着されているので、互いのチェックバルブの構成を簡略化できると共に、互いのチェックバルブを連通する連通路も短縮化できる。
【0036】
この発明の請求項5に係る高圧燃料ポンプ装置によれば、第1のチェックバルブが、ポンプ室の吸入用と吐出用のリードバルブと一体に設けられているので、部品点数を増加させることなく、安価で応答性の良好なチェックバルブを提供できる。
【0037】
この発明の請求項6に係る高圧燃料ポンプ装置によれば、高圧燃料レギュレータを一体的に装着しているので、燃料シール用金属ベローズからのドレン通路と、高圧燃料レギュレータのドレン通路との合流点を容易に形成でき、第1のチェックバルブと第2のチェックバルブの機能を充分に発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1の高圧燃料ポンプ装置の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施の形態1の高圧燃料ポンプ装置の構成の詳細を示す断面図である。
【図3】この発明の実施の形態1を示す図2の要部を拡大して示す断面図である。
【図4】この発明の実施の形態1を示す図2の要部を拡大して示す平面図である。
【図5】この発明の実施の形態2の高圧燃料ポンプ装置の構成を示すブロック図である。
【図6】従来の高圧燃料ポンプ装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 燃料噴射弁 2 デリバリーパイプ
3 高圧燃料ポンプ装置 5 高圧燃料ポンプ
6 吸入弁 7 吐出弁
8 高圧燃料レギュレータ 12 ドレン通路
13 ドレン通路 14 合流点
15 リターン通路 17 第1のチェックバルブ
18 第2のチェックバルブ 19 カム
21 ピストン 23 ブラケット
24 スリーブ 25 ハウジング
26 燃料シール用金属ベローズ 27 ドレン室
30 リードバルブ 34 ケーシング
34a 吸入通路 34b 吐出通路
34c ドレン通路 38 ボール
39 バルブシート 40 圧縮コイルスプリング

Claims (6)

  1. スリーブとこのスリーブ内を往復動するピストンとの隙間から漏れた燃料を外部へ漏出することを防止する燃料シール用金属ベローズを有する高圧燃料ポンプ装置において、上記ベローズ内の漏れ燃料のドレン通路と、高圧燃料ポンプ装置からの吐出燃料圧を所定値に調整する高圧燃料レギュレータのドレン通路とを合流させると共に、上記合流点と上記ベローズとの間のドレン通路における上流側に第1のチェックバルブを、下流側に第2のチェックバルブを上記ドレン通路を介して設けたことを特徴とする高圧燃料ポンプ装置。
  2. 第1のチェックバルブは応答性の良好なチェックバルブにより、第2のチェックバルブはシール性の良好なチェックバルブにより、各々構成されてなることを特徴とする請求項1に記載の高圧燃料ポンプ装置。
  3. 第1のチェックバルブはリードタイプのチェックバルブにより、第2のチェックバルブはボールタイプのチェックバルブにより、各々構成されていることを特徴とする請求項2に記載の高圧燃料ポンプ装置。
  4. 第1チェックバルブと第2のチェックバルブは上記スリーブを収納するケーシングに一体的に装着されていることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の高圧燃料ポンプ装置。
  5. 第1のチェックバルブは、上記スリーブと上記ピストンにより形成されるポンプ室の吸入用と吐出用のリードバルブと一体に設けられていることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の高圧燃料ポンプ装置。
  6. 高圧燃料レギュレータを一体的に装着してなることを特徴とする請求項1ないし5の何れかに記載の高圧燃料ポンプ装置。
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