JP2000120489A - 3次元データの処理装置 - Google Patents

3次元データの処理装置

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JP2000120489A
JP2000120489A JP29053098A JP29053098A JP2000120489A JP 2000120489 A JP2000120489 A JP 2000120489A JP 29053098 A JP29053098 A JP 29053098A JP 29053098 A JP29053098 A JP 29053098A JP 2000120489 A JP2000120489 A JP 2000120489A
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torque
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axis
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JP29053098A
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Isamu Kazama
勇 風間
Hiroshi Iwano
岩野  浩
Hiroshi Oba
大羽  拓
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 3次元データを処理する装置において正変
換、逆変換の過程で生じる誤差を小さくする。 【解決手段】 コントロールユニット1は、x軸方向の
格子軸データA[0]、A[1]、・・・、A[n]と、y軸
方向の格子軸データB[0]、B[1]、・・・、B[m]
と、格子点におけるz軸成分C[A[k]、B[l]](k=
0〜n、l=0〜m)とからなる3次元データを備え、
x=a、y=bが与えられたときに、3次元データを基
にx=a、y=bにおけるz軸成分C[a、b]を補間計
算により求める(正変換)。一方、y=b’、z=c’
が与えられたときには、y=b’と3次元データを基
に、C[A[k]、b’](k=0〜n)を補間計算により
求め、さらにこのC[A[k]、b’]とz=c’を基に、
y=b’、z=c’におけるx軸成分a’を補間計算に
より求める(逆変換)。これによると、正変換と逆変換
で同一のデータが用いられるので、データ変換時に生じ
る誤差を無くすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は3次元データの処理を
行うデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】3次元データを処理する装置としては、
例えば、特開平4−101037号公報に記載された内
燃機関の制御装置がある。この制御装置は、3次元デー
タを処理することにより、アクセルペダル操作量APO
とエンジン回転数NEに基づき目標エンジントルクtT
Eを設定(以下、正変換とする)し、逆に、この設定さ
れた目標エンジントルクtTEに基づき目標スロットル
弁開度tTVOを設定(以下、逆変換とする)してい
る。
【0003】具体的には、正変換時には図13に示すエ
ンジン回転数NEごとのアクセルペダル操作量APOと
目標エンジントルクtTEの関係を示したマップを参照
して目標エンジントルクtTEを求め、逆変換時には図
14に示すエンジン回転数NEごとの目標エンジントル
クtTEと目標スロットル弁開度TVOの関係を示した
マップを参照して目標スロットル弁開度tTVOを求め
ている。ここで、図14に示すマップは図13に示すマ
ップを逆変換して作成されたものである。
【0004】
【発明が解決しようとしている問題点】ところで、正変
換を行ってから逆変換を行うまでの間にエンジン回転数
NEが変化せず、かつ目標エンジントルクtTEの補正
が行われなければ、図14に示すマップは図13に示す
マップを逆変換したものであるから、アクセルペダル操
作量APOと目標スロットル弁開度tTVOは一致する
はずである。
【0005】しかしながら、上記従来技術においてはア
クセルペダル操作量APOと目標スロットル弁開度tT
VOの間にずれが生じるという問題があった。これはマ
ップに含まれているデータの数が有限であることに起因
している。
【0006】例えば、図13に示したマップを8×8の
マップで表した場合、データ配列図は図15に示すよう
になる。この場合、アクセルペダル操作量APOの格子
軸データが8個、エンジン回転数NEの格子軸データが
8個、各格子点における目標エンジントルクTEが64
個となる。一方、図14に示したマップを8×8のマッ
プで表した場合、データ配列図は図16に示すようにな
る。この場合、目標エンジントルクtTEの格子軸デー
タが8個、エンジン回転数NEの格子軸データが8個、
各格子点における目標スロットル弁開度tTVOが64
個となる。
【0007】したがって、正変換時は目標エンジントル
クtTEを64個のデータで近似するのに対し、逆変換
時は目標エンジントルクtTEを8個のデータで近似す
ることになる。このように逆変換時のデータが正変換時
に比べて少なくなるので、図16に示すマップを参照し
て逆変換を行っても図15の完全な逆変換とはならず、
誤差が残ってしまう。
【0008】図17は従来装置によるデータ変換の概要
を示したものである。正変換時は左側のマップ(a)を
参照して目標エンジントルクtTEを算出し、逆変換時
は右側のマップ(b)を参照して目標スロットル弁開度
tTVOを算出するのであるが、正変換用のマップ
(a)と逆変換用のマップ(b)とではデータの配置が
異なるため、目標スロットル弁開度tTVOは変換前の
アクセルペダル操作量APOからδだけずれてしまう。
【0009】本発明は、かかる従来技術の問題点を鑑み
てなされたものであり、正変換、逆変換の過程で生じる
誤差の小さい3次元データ処理装置を提供することを目
的とする。
【0010】
【問題点を解決するための手段】第1の発明は、x軸方
向の格子軸データA[0]、A[2]、・・・、A[n]と、
y軸方向の格子軸データB[0]、B[2]、・・・、B
[m]と、各格子点におけるz軸方向のデータC[A
[k]、B[l]](k=0〜n、l=0〜m)とからなる
3次元データを記憶する手段と、x=a、y=bが与え
られたときに、上記3次元データを基にx=a、y=b
におけるz軸成分C[a、b]を補間計算により求める正
変換手段とを備えた3次元データ処理装置において、y
=b’、z=c’が与えられたときに、y=b’と上記
3次元データを基にC[A[k]、b’](k=0〜n)を
補間計算により求め、このC[A[k]、b’]とz=c’
を基に、y=b’、z=c’におけるx軸成分a’を補
間計算により求める逆変換手段を備えたことを特徴とす
るものである。
【0011】第2の発明は、第1の発明において、3次
元データのx軸方向の格子軸データA[0]、A[2]、・
・・、A[n]をドライバ操作量、y軸方向の格子軸デー
タB[0]、B[2]、・・・、B[m]をエンジン回転数、
格子点におけるz軸成分C[A[k]、B[l]](k=0〜
n、l=0〜m)を目標エンジントルクを代表する値と
し、アクセルペダルと機械的な接続を持たない電子制御
式スロットル弁を備えたエンジン制御システムに用いら
れることを特徴とするものである。
【0012】第3の発明は、第1の発明において、3次
元データのx軸方向の格子軸データA[0]、A[2]、・
・・、A[n]をアクセルペダル操作量、y軸方向の格子
軸データB[0]、B[2]、・・・、B[m]をエンジン回
転数、格子点におけるz軸成分C[A[k]、B[l]](k
=0〜n、l=0〜m)を目標エンジントルクとし、ア
クセルペダルと機械的な接続を持たない電子制御式スロ
ットル弁を備えたエンジン制御システムに用いられるこ
とを特徴とするものである。
【0013】
【作用及び効果】第1の発明によると、正変換、逆変換
が共通のマップを用いて行われるようになる。すなわ
ち、正変換、逆変換は図8、図12に示すように異なっ
た補間計算を経て行われるが、正変換、逆変換で用いら
れるマップは同じものである。
【0014】これにより、変換過程において生じる誤差
を減らすことができ、また、正変換、逆変換で別々のマ
ップを用いる場合と比べてマップを記憶するためのRO
M容量を節約することができる。
【0015】また、第2、第3の発明によると、エンジ
ン制御システムに適用することにより、ドライバ操作量
−エンジントルク代表値(目標エンジントルク、吸入空
気量あるいは燃料噴射量等)間の変換による誤差がなく
なる。これにより、アクセルペダル操作等のドライバ操
作に応じて電制スロットルを精度良く開閉駆動すること
ができ、エンジン制御の精度を向上させることができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき本発明の
実施の形態について説明する。
【0017】図1は、この発明をエンジン制御システム
に適用した場合の概略構成図である。
【0018】これはいわゆるエンジン電子制御システム
であり、コントロールユニット1は、ROM、RAM及
びCPU等から構成され、エアフロメータ2で計測され
る吸入空気量とクランク角センサ3で計測されるエンジ
ン回転数NEに基づき、吸入空気量に見合った燃料量
と、エンジン負荷及びエンジン回転数NEに見合った点
火時期を演算する。
【0019】そして、コントロールユニット1は、上記
燃料量を供給すべくインジェクタ4を駆動するとともに
上記点火時期にあわせて点火プラグ5により点火する。
【0020】さらに、吸気系にはアクセルペダルと機械
的な接続を持たず、開度を電子制御可能な電子制御式ス
ロットル弁(以下、電制スロットル)6が設けられ、吸
入空気量を制御することができる。また、ドライバによ
るアクセルペダルの操作量(ドライバ操作量)はアクセ
ルペダル操作量センサ7により計測される。
【0021】なお、ここではインジェクタ4が燃料をシ
リンダ内に直接噴射する構成となっているが、吸気ポー
トに噴射する構成であっても構わない。
【0022】図2は、このエンジン制御システムの機能
構成を示したブロック図である。
【0023】この図に示すように、エンジン制御システ
ムは、アクセルペダル操作量APOとエンジン回転数N
Eに応じて目標エンジントルクtTEを演算する目標エ
ンジントルク演算部11と、車速VSP等に基づき目標
エンジントルクTEの補正量δTEを演算するトルク補
正値演算部12と、目標エンジントルクtTEを補正量
δTEで補正し補正目標エンジントルクtTE’を演算
するトルク補正部13と、補正目標エンジントルクtT
E’を目標スロットル弁開度tTVOに変換するトルク
→開度変換部14と、目標スロットル弁開度tTVOに
基づき開度制御される電制スロットル6とから構成され
る。
【0024】次に、このエンジン制御システムの動作内
容を図3に示すフローチャートを参照しながら説明す
る。このフローチャートはコントロールユニット1にお
いて所定時間ごとに実行されるものである。
【0025】まずステップS1、S2では、アクセルペ
ダル操作量センサ7で検出されたアクセルペダル操作量
APOと、クランク角センサ3で検出されたエンジン回
転数NEが読み込まれ、ステップS3では、車速VS
P、変速比等の車両の運転状態が読み込まれる。
【0026】そして、ステップS4では、ステップS
1、S2で読み込まれたアクセルペダル操作量APO、
エンジン回転数NEに応じた目標エンジントルクtTE
がマップ検索により演算される(正変換)。このステッ
プS4における処理が図2における目標エンジントルク
演算部11に対応する。なお、この正変換の処理は図4
に示すフローチャートに従って行われるが、これについ
ては後で詳しく説明する。
【0027】次に、ステップS5では、ステップS3で
読み込まれた車両状態に応じてトルク補正値δTEが演
算される。このステップS5における処理が図2におけ
るトルク補正値演算部12に対応する。そして、ステッ
プS6では、トルク補正値δTEによって目標エンジン
トルクtTEが補正され、補正目標エンジントルクtT
E’が演算される。このステップS6における処理が図
2におけるトルク補正部13に対応する。
【0028】ステップS7では、ステップS4で用いた
マップと同一のマップを用いて、ステップS5で演算し
た補正目標エンジントルクtTE’に応じた目標スロッ
トル弁開度tTVOが演算される(逆変換)。このステ
ップS7における処理が図2におけるトルク→開度変換
部14に対応する。なお、この逆変換の処理は図10に
示すフローチャートに従って行われるが、これについて
は後で詳しく説明する。
【0029】ステップS8では、目標スロットル弁開度
tTVOに応じた制御値が電制スロットル6の駆動ユニ
ットに出力され、電制スロットル6はこの制御値に応じ
て開閉駆動される。
【0030】したがって、このエンジン制御システムに
おいては、ドライバがアクセルペダルを操作すると、そ
の操作量に応じて電制スロットル6が開閉駆動されるこ
とになる。
【0031】続いて、上記ステップS4、S7で行われ
る正変換、逆変換の処理についてそれぞれ図4、図10
に示したフローチャートを参照しながら詳しく説明す
る。
【0032】[正変換(アクセル→トルク変換)]ま
ず、図4を参照しながら正変換の処理について説明す
る。この正変換は、アクセルペダル操作量APOとエン
ジン回転数NEが与えられたときにROM内に記憶され
たマップを参照して目標エンジントルクtTEを求める
ためのものである。
【0033】ここで、マップ、すなわち格子軸データや
格子点データは図5のような構成となっており、x軸方
向にAPO格子軸データAPO[0]、APO[1]、・・
・、APO[7]、y軸方向にNE格子軸データNE
[0]、NE[1]、・・・、NE[7]、各格子点において
z軸方向の目標エンジントルクデータtTE[0]、tT
E[1]、・・・、tTE[63]が格納されている。な
お、ここではAPO[n]、NE[m](0≦n、m≦7)
に対する目標エンジントルクデータtTE[APO
[n]、NE[m]]をtTE[m×8+n]としている。
【0034】このマップはメモリ(ROM)内に図6に
示すような配置で記憶されており、図中の#はアドレス
を意味する。例えば、#APO+1はAPO格子軸のデ
ータAPO[1]が格納されているアドレスを意味する。
また、格子軸データはアドレスが大きくなるほど大きく
なるように並べられているとする。
【0035】図4において、まず、ステップS21で
は、R1にエンジン回転数NEが、ADR1にNE格子
軸の先頭アドレス#NEがそれぞれ格納される。
【0036】ステップS22では、図7に示すアドレス
サブルーチンが実行される。このアドレスサブルーチン
はR1を挟む格子軸データと、それら格子軸データのR
1による内分比を算出するものである。
【0037】図7において、まずステップS41では、
R0にADR1に格納されているデータ、すなわちNE
格子軸の先頭アドレス#NEに格納されているデータN
E[0]を格納する。
【0038】ステップS42では、R1(NE)とR0
(NE[0])を比較し、R1≦R0であればステップS
43へ進んでR2に0、FLGに1が格納される。一
方、R1>R0であればステップS44へ進んでR0に
ADR1+7に格納されているデータ、すなわちNE格
子軸の最終アドレス#NE+7に格納されているデータ
NE[7]が格納される。
【0039】ステップS45では、R1(NE)とR0
(NE[7])が比較され、R1≧R0であればステップ
S46へ進んでR2に7、FLGに1が格納される。
【0040】したがって、上記ステップS41〜S46
により、R1、すなわちエンジン回転数NEがNE格子
軸データの最小値NE[0]以下あるいは最大値NE[7]
以上の場合は、FLGに1が格納されるとともにNEが
最小値NE[0]あるいは最大値NE[7]であるとして以
後の計算が行われる。なお、最小値、最大値に制限する
代わりに外挿補間するようにしても構わない。
【0041】一方、R1<R0であればステップS47
へ進み、R2に1が格納される。そして、ステップS4
8ではR0にADR1+R2に格納されているデータ、
すなわちNE[R2]が格納される。
【0042】ステップS49ではR1(NE)とR0
(NE[R2])が比較される。ここで、R1<R0であ
ればステップS50へ進み、R1を挟む格子軸データの
R1による内分比tmp3が演算される。このとき、R
2にはR1に最も近く、かつR1よりも大きい格子軸デ
ータが何番目の格子にあるかを示す値が格納されてい
る。内分比tmp3は、具体的にはtmp1に(ADR
1+R2−1)に格納されているデータNE[R2−1]
が格納されるとともに、tmp2に(ADR1+R2)
に格納されているデータNE[R2]が格納され、次式、 tmp3=(R1−tmp1)/(tmp2−tmp
1) により演算される。
【0043】一方、R1≧R0であればステップS51
へ進んでR2をインクリメントしてステップS48へ戻
り、R1を挟む格子軸データを見つけるまで繰り返す。
【0044】このようにしてR1を挟む格子軸データの
R1による内分比tmp3を演算したら図4に戻り、ス
テップS23へ進む。ステップS23では、iにR2
が、FLG1にFLGが、αにtmp3がそれぞれ格納
される。
【0045】ステップS24では、今度はR1にアクセ
ルペダル操作量APOが、ADR1にAPO格子軸の先
頭アドレス#APOが格納される。そして、ステップS
25では、NE格子軸のときと同様にアドレス検索サブ
ルーチンが実行され、R1を挟む格子軸データのR1に
よる内分比tmp3と、R1に最も近くR1より大きい
格子軸データが何番目の格子にあるかを示す値R2が演
算される。また、アクセルペダル操作量APOがAPO
格子軸データの最小値APO[0]以下あるいは最大値A
PO[7]以上の場合、FLGに1が格納されるとともに
APOが最小値APO[0]あるいは最大値APO[7]で
あるとして以後の計算が行われる。なお、この場合も最
小値、最大値に制限するのではなく外挿補間するように
しても構わない。
【0046】ステップS26では、jにR2が、FLG
2にFLGが、βにtmp3がそれぞれ格納される。
【0047】ステップS27では、FLG1が1、すな
わちエンジン回転数NEがNE格子軸データの最小値以
下あるいは最大値以上であるかどうかが判断され、FL
G1=1ならばステップS28へ進み、FLG1=1で
なければステップS31へ進む。
【0048】ステップS28では、FLG2が1、すな
わちアクセルペダル操作量APOがAPO格子軸データ
の最小値以下あるいは最大値以上であるかどうか判断さ
れ、FLG2=1ならばステップS29へ進み、FLG
2=1でなければステップS30へ進む。
【0049】ステップS29では、前述したように、エ
ンジン回転数NE、アクセルペダル操作量APOがNE
格子軸、APO格子軸の最小値以下あるいは最大値以上
のときはそれぞれの値を最小値あるいは最大値に制限す
るようにしているので、図5の黒丸のデータがtTEに
格納されることなる。すなわち、tTEには{#tTE
+(i×8)+j}に格納されているデータtTE
[(i×8)+j]が格納される。例えば、アクセルペダ
ル操作量APOがAPO[0]よりも小さく、かつエンジ
ン回転数NEがNE[0]よりも低いときにはi=0、j
=0となるのでtTEにtTE[0]が格納される。
【0050】ステップS30では、FLG=1かつFL
G2=0、すなわち、エンジン回転数NEがNE格子軸
データの最小値以下あるいは最大値以上のときであるた
め、NE=NE[0]あるいはNE=NE[7]としてAP
O格子軸方向でのみ補間した値がtTEに格納される。
すなわち、tmp1に{#tTE+(i×8)+j−
1}に格納されているデータtTE[(i×8)+j−
1]が格納されるとともに、tmp2に{#tTE+
(i×8)+j}に格納されているデータtTE[(i
×8)+j]が格納され、次式、 tTE=(1−β)×tmp1+β×tmp2 によりtTEが演算される。
【0051】一方、ステップS27でFLG1=0であ
った場合は、ステップS31に進み、FLG2が1かど
うかが判断される。FLG2=1であればステップS3
2へ進み、FLG2=0であればステップS33へ進
む。
【0052】ステップS32では、FLG1=0かつF
LG2=1、すなわち、アクセルペダル操作量APOが
APO格子軸データの最小値以下あるいは最大値以上の
ときであるため、APO=APO[0]あるいはAPO=
APO[7]としてNE格子軸方向でのみ補間した値がt
TEに格納される。
【0053】ステップS33では、アクセルペダル操作
量APO、エンジン回転数NEに応じた4点のデータが
tmp1〜tmp4に格納され、まず、APO格子軸方
向に補間計算(tmp5、tmp6)が行われ、その後
NE格子軸方向に補間計算が行われ、tTEが演算され
る。
【0054】具体的には、tmp1に{#tTE+(i
−1)×8+j−1}に格納されているデータtTE
[(i−1)×8+j−1]、tmp2に{#tTE+
(i−1)×8+j}に格納されているデータtTE
[(i−1)×8+j]、tmp3に{#tTE+(i×
8)+j−1}に格納されているデータtTE[(i×
8)+j−1]、tmp4に{#tTE+(i×8)+
j}に格納されているデータtTE[(i×8)+j]が
それぞれ格納され、次式、 tmp5=(1−β)×tmp1+β×tmp2 tmp6=(1−β)×tmp3+β×tmp4 によりtmp5、tmp6が演算される。さらに、次
式、 tTE=(1−α)×tmp5+α×tmp6 によりtTEが演算される。
【0055】この正変換における補間計算の過程を図で
表すと図8のようになる。
【0056】これはアクセルペダル操作量APOとエン
ジン回転数NEが与えられたときに目標エンジントルク
tTEを求めるときに行われる補間計算の様子を示した
ものであるが、ここではアクセルペダル操作量APOが
APO格子軸データのAPO[3]とAPO[4]の間にあ
り、かつエンジン回転数NEがNE格子軸データのNE
[0]とNE[1]の間にあるので、APOによるAPO格
子軸データAPO[3]、APO[4]の内分比β、NEに
よるNE格子軸データNE[0]、NE[1]間の内分比α
がそれぞれ演算され、これら内分比α、βと、各格子点
におけるトルクデータttmp1(TE[3])、tmp
2(tTE[4])、tmp3(tTE[11])及びtm
p4(tTE[12])を基に目標エンジントルクtTE
が演算される。
【0057】これを3次元的に表したものが図9であ
る。この図に示すように正変換は点tmp1、tmp
2、tmp3及びtmp4からなる平面を考え、いわゆ
る面補間計算を行ってtTEを演算していることにな
る。
【0058】[逆変換(トルク→スロットル弁開度変
換)]次に、図10を参照しながら逆変換の処理につい
て説明する。この逆変換処理は、補正後の目標エンジン
トルクtTE’とエンジン回転数NEが与えられたとき
に正変換と同一のマップを用いて目標スロットル弁開度
tTVOを求めるものである。
【0059】まず、ステップS61では、R1にエンジ
ン回転数NEが、ADR1にはNE格子軸の先頭アドレ
ス#NEが格納される。
【0060】ステップS62では、図7に示したアドレ
ス検索サブルーチンが実行される。アドレス検索サブル
ーチンについては前述しているので、ここでは詳しい説
明を省略するが、R1(NE)を挟むNE格子軸データ
のR1による内分比tmp3と、R1に最も近くかつR
1より大きい格子軸データが何番目の格子にあるかを示
す値R2とが演算される。また、R1が格子軸データの
最大値以上あるいは最小値以下の場合はFLGに1が格
納される。
【0061】ステップS63では、iにR2、FLG1
にFLG、αにtmp3、jに0がそれぞれ格納され
る。
【0062】ステップS64では、FLG1が1かどう
か、すなわちエンジン回転数NEがNE格子軸データの
最小値以下あるいは最大値以上であるかどうかが判断さ
れ、FLG1が1であればステップS67へ進み、そう
でない場合はステップS65へ進む。
【0063】ステップS67では、jが7より大きいか
どうかが判断され、j≦7であればステップS69へ進
む。
【0064】ステップS69では、iに対応したAPO
格子軸方向のトルクデータ、すなわちtTE[i×8]か
らtTE[i×8+7]がそれぞれtmp[0]からtmp
[7]に格納される。なお、tmp[0]からtmp[7]は
図11に示すようにRAM内に格納される。
【0065】これにより、R1(NE)がNE格子軸デ
ータの最大値以上であればtmp[0]からtmp[7]の
値が図5に示すtTE[56]からtTE[63]の値に制
限され、R1が格子軸データの最小値以下であればtT
E[0]からtTE[7]の値に制限されることになる。な
お、アクセル→トルク変換時に外挿補間した場合におい
ては、ここでも外挿補間を行う必要がある。
【0066】ステップS67でj>7となればステップ
S68へ進み、R1にtTE’、ADR1に上記作成し
たトルクデータの先頭アドレス#tmpが格納される。
【0067】一方、ステップS64でFLG1がゼロで
あればステップS65へ進む。
【0068】ステップS65では、jが7よりか大きい
かが判断され、j≦7であればステップS66へ進む。
ステップS66では、NEを挟む格子軸データに相当す
るトルクデータがαで補間され、APO格子軸データの
数だけトルクデータtmp[i]が作成される(図12参
照)。そして、ステップS65でj>7となればステッ
プS68へ進み、R1にtTE’が、ADR1に上記作
成したトルクデータの先頭アドレス#tmpがそれぞれ
格納される。
【0069】ステップS70では再びアドレス検索サブ
ルーチンが実行され、R1(tTE’)を挟むトルクデ
ータのR1による内分比tmp3と、R1に最も近くか
つR1より大きいトルクデータが何番目の格子にあるか
を示す値R2が演算される。また、R1がトルクデータ
の最小値以下あるいは最大値以上であるかどうかが判断
され、最小値以下あるいは最大値以上である場合にはF
LGに1が格納される。
【0070】ステップS71では、jにR2が、FLG
2にFLGが、βにtmp3がそれぞれ格納される。
【0071】ステップS72では、FLG2が1かどう
か、すなわちtTE’がトルクデータの最小値以下ある
いは最大値以上かどうかが判断され、FLG2=1であ
ればステップS73へ進んで、トルクデータの最小値t
mp[0]あるいは最大値tmp[7]に対応するAPO
[j](j=0または7)がtTVOに格納される。
【0072】一方、ステップS74では、tTE’を挟
むトルクデータに対応するAPO格子軸データがβで補
間され、tTVOが演算される。具体的には、tmp1
に{#APO+j−1}に格納されているデータAPO
[j−1]が、tmp2に{#APO+j}に格納されて
いるデータAPO[j]がそれぞれ格納され、次式、tT
VO=(1−β)×tmp1+β×tmp2により目標
スロットル弁開度tTVOが演算される。
【0073】すなわち、ステップS70からステップS
74では、トルクデータをテーブル検索の格子軸、AP
O格子軸データをテーブルデータとして、tTE’に対
応するAPO(tTVO)がテーブル検索される。
【0074】図12は、この逆変換処理における補間計
算の過程を図で表したもので、これは目標エンジントル
クtTE’とエンジン回転数NEが与えられたときに目
標スロットル弁開度tTVOを求める際の処理を示す。
【0075】ここでエンジン回転数NEが例えば100
0rpmとすると、図12に示すマップにはエンジン回
転数が800rpmと1200rpmのときのデータが
格納されているので、まず、これらをもとにエンジン回
転数が1000rpmのときのトルクデータtmp
[0]、tmp[1]、・・・、tmp[7]がそれぞれ補
間計算により求められる。なお、このマップは図8に示
したものと同じものである。
【0076】そして、これらトルクデータtmp[0]、
tmp[1]、・・・、tmp[7]を用いて目標エンジン
トルクtTE’に対応する目標スロットル弁開度tTV
Oが補間計算により求められる。このときの補間計算は
従来の2次元テーブルを用いてテーブル検索を行う際の
補間計算と同じであり、ここでは目標エンジントルクt
TE’がtmp[3]とtmp[4]の間にあるので、算出
されるtTVOはAPO[3]とAPO[4]の間の値とな
る。
【0077】このように、本実施形態ではコントロール
ユニット1が正変換及び逆変換を行うが、データ変換の
過程で用いられる3次元データマップは1枚のみである
ので、正変換、逆変換でそれぞれ1枚のマップを用いて
いた従来装置に比べてROM容量が節約できるという効
果がある。
【0078】特に、正変換、逆変換で同一のマップを用
いるようにしたので、従来のようにアクセル→トルク変
換及びトルク→開度変換の過程で誤差が生じることがな
く良好な変換精度が確保でき、アクセルペダル操作量に
応じて電制スロットル6を精度よく開閉駆動できる。さ
らに、従来では正変換・逆変換の精度確保のためには格
子点やデータの取り方などの適合が必要であったが、本
発明によるとこのような適合工数も不要になる。
【0079】以上、本発明をアクセルペダル操作量と目
標エンジントルクの間で正変換、逆変換を行うエンジン
制御システムに適用した場合について説明したが、エン
ジン制御システムの構成は種々の変更が可能であり、例
えば、アクセルペダル操作量以外のドライバ操作量を目
標エンジントルクに変換する構成であってもよい。ま
た、目標エンジントルクに代えて吸入空気量や燃料噴射
量等の目標エンジントルクを代表する値に変換する構成
であってもよい。
【0080】また、本発明の適用範囲はエンジン制御装
置に限ったものではなく、3次元データをマップとして
備え、正変換及び逆変換を行う装置に関して広く適用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるエンジン制御システムの概
略構成を示す図である。
【図2】エンジン制御システムの機能構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】エンジン制御システムの動作内容を示したフロ
ーチャートである。
【図4】正変換における処理を示すフローチャートであ
る。
【図5】3次元データの構造を説明する図である。
【図6】ROM内に記憶されている3次元データの配列
を示す図である。
【図7】アドレス検索サブルーチンの内容を示すフロー
チャートである。
【図8】正変換における補間計算を説明するための図で
ある。
【図9】同じく正変換における補間計算を説明するため
の図である。
【図10】逆変換における処理を示すフローチャートで
ある。
【図11】RAM内に記憶されるトルクデータの配列を
示す図である。
【図12】逆変換処理における補間計算を説明するため
の図である。
【図13】アクセルペダル操作量と目標エンジントルク
の関係を示したマップである。
【図14】目標エンジントルクと目標スロットル弁開度
の関係を示したマップである。
【図15】図13に示したマップを8×8のマップで表
した場合のデータ配列を示す図である。
【図16】図14に示したマップを8×8のマップで表
した場合のデータ配列を示す図である。
【図17】従来のデータ変換の概要を示した図である。
【符号の説明】
1 コントロールユニット 3 クランク角センサ 6 電制スロットル 7 アクセルペダル操作量センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大羽 拓 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 3G065 CA26 DA04 FA09 FA12 GA05 GA10 GA11 GA18 GA31 GA32 GA41 KA33 3G084 BA02 BA05 DA04 EB09 EB12 EB26 FA05 FA06 FA07 FA10 FA13 FA33 FA38 5B049 BB07 EE03 EE05 EE31

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】x軸方向の格子軸データA[0]、A[2]、
    ・・・、A[n]と、 y軸方向の格子軸データB[0]、B[2]、・・・、B
    [m]と、 各格子点におけるz軸方向のデータC[A[k]、B[l]]
    (k=0〜n、l=0〜m)と、からなる3次元データ
    を記憶する手段と、 x=a、y=bが与えられたときに、上記3次元データ
    を基にx=a、y=bにおけるz軸成分C[a、b]を補
    間計算により求める正変換手段と、を備えた3次元デー
    タ処理装置において、 y=b’、z=c’が与えられたときに、 y=b’と上記3次元データを基にC[A[k]、b’]
    (k=0〜n)を補間計算により求め、 このC[A[k]、b’]とz=c’を基に、y=b’、z
    =c’におけるx軸成分a’を補間計算により求める逆
    変換手段を備えたことを特徴とする3次元データ処理装
    置。
  2. 【請求項2】前記3次元データのx軸方向の格子軸デー
    タA[0]、A[2]、・・・、A[n]をドライバ操作量、
    前記y軸方向の格子軸データB[0]、B[2]、・・・、
    B[m]をエンジン回転数、前記格子点におけるz軸成分
    C[A[k]、B[l]](k=0〜n、l=0〜m)を目標
    エンジントルクを代表する値とし、 アクセルペダルと機械的な接続を持たない電子制御式ス
    ロットル弁を備えたエンジン制御システムに用いられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の3次元データ処理装
    置。
  3. 【請求項3】前記3次元データのx軸方向の格子軸デー
    タA[0]、A[2]、・・・、A[n]をアクセルペダル操
    作量、前記y軸方向の格子軸データB[0]、B[2]、・
    ・・、B[m]をエンジン回転数、前記格子点におけるz
    軸成分C[A[k]、B[l]](k=0〜n、l=0〜m)
    を目標エンジントルクとし、 アクセルペダルと機械的な接続を持たない電子制御式ス
    ロットル弁を備えたエンジン制御システムに用いられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の3次元データ処理装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5668864B2 (ja) * 2011-09-28 2015-02-12 トヨタ自動車株式会社 エンジン制御装置

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