JP2000119256A - アクリロニトリル化合物 - Google Patents

アクリロニトリル化合物

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JP2000119256A
JP2000119256A JP10291736A JP29173698A JP2000119256A JP 2000119256 A JP2000119256 A JP 2000119256A JP 10291736 A JP10291736 A JP 10291736A JP 29173698 A JP29173698 A JP 29173698A JP 2000119256 A JP2000119256 A JP 2000119256A
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tbu
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JP10291736A
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English (en)
Inventor
Tomoyuki Ogura
友幸 小倉
Akira Numata
昭 沼田
Hideki Ueno
英樹 植野
Sadahide Masuzawa
禎英 舛沢
Toshiro Miyake
敏郎 三宅
Yoichi Inoue
洋一 井上
Norihiko Mimori
紀彦 三森
Shinji Takii
新自 瀧井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Chemical Corp
Original Assignee
Nissan Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新規な農薬、特に殺虫、殺ダニ剤を提供す
る。 【解決手段】 式(1): 【化1】 [式中、XはH、ハロゲンまたはC1〜C4アルキルであ
り、YはH、BrまたはC1〜C4アルキルであり、Rは
H、C1〜C4アルキルまたはC2〜C4アルコキシアルキ
ルなどであり、Gはハロゲン、C1〜C6アルキルまたは
1〜C4ハロアルキルなどである。]で表されるアクリ
ロニトリル化合物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なアクリロニ
トリル化合物ならびに該化合物を有効成分として含有す
ることを特徴とする農薬に関するものである。本発明に
おける農薬とは、殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、除草剤
及び殺菌剤等であり、特に農園芸、畜産、衛生分野の殺
虫剤、殺ダニ剤及び殺線虫剤である。
【0002】
【従来の技術】農薬としてのアクリロニトリル誘導体に
関しては、WO97/40009に記載がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】殺虫剤や殺菌剤の長年
にわたる使用により、近年、病害虫が抵抗性を獲得し、
従来の殺虫剤や殺菌剤による防除が困難になっている。
また殺虫剤の一部は毒性が高く、あるものは残留性によ
り生態系を乱しつつある。よって本発明の課題は、低毒
性かつ低残留性の新規な殺虫剤や殺菌剤を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題解決にあたり、低薬量で優れた有害生物防除活性を示
し、かつホ乳動物、魚類及び益虫等の非標的生物に対し
てほとんど悪影響がない農薬を開発する為に研究を続け
た結果、下記の化合物群が安全性が高く優れた有害生物
防除活性を示すことを見出し、本発明を完成した。すな
わち本発明は、下記〔1〕ないし〔5〕に記載の化合物
(以下本発明化合物と称す。)及び該化合物を有効成分
として含有する農薬に関するものである。
【0005】〔1〕式(1):
【0006】
【化2】 [式中、Xは、H、ハロゲンまたはC1〜C4アルキルで
あり、Yは、H、BrまたはC1〜C4アルキルであり、
但しXがHまたはハロゲンの場合は、YはC1〜C4アル
キルであり、Rは、H、C1〜C4アルキル、C2〜C4
ルコキシアルキル、Raで置換されていてもよいフェニ
ル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルフェニ
ル、C3〜C8アルコキシアルコキシ、Raで置換されて
いてもよいフェノキシ、Raで置換されていてもよいベ
ンジルオキシまたはC(O)T1であり、Gは、ハロゲ
ン、C1〜C6アルキル、Rbで置換されたC1〜C4アル
キル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3アルキルで置換
されていてもよいC3〜C6シクロアルキル、C1〜C6
ルコキシ、C2〜C4アルケニルオキシ、C2〜C4アルキ
ニルオキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキ
ルスルフェニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1
〜C4アルキルスルホニル、C2〜C4アルケニルスルフ
ェニル、C2〜C4アルケニルスルフィニル、C2〜C4
ルケニルスルホニル、C2〜C4アルキニルスルフェニ
ル、C2〜C4アルキニルスルフィニル、C2〜C4アルキ
ニルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルスルフェニル、
1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアル
キルスルホニル、C2〜C4ハロアルケニルスルフェニ
ル、C2〜C4ハロアルケニルスルフィニル、C2〜C4
ロアルケニルスルホニル、NO2、CN、-NU12、ナ
フチル、Rbで置換されたメトキシ、C2〜C5アルコキ
シカルボニル、C2〜C4アルコキシアルキル、C2〜C4
アルキルカルボニル、C2〜C4ハロアルキルカルボニ
ル、C2〜C5アルキルカルボニルオキシ、C2〜C5ハロ
アルキルカルボニルオキシ、C3〜C7ジアルキルアミノ
カルボニルオキシ、Zで置換されていてもよいフェニ
ル、Zで置換されていてもよいフェノキシ、Zで置換さ
れていてもよいベンゾイル、Zで置換されていてもよい
ピリジル、Zで置換されていてもよいピリジルオキシ、
Zで置換されていてもよいチエニル、隣接した置換位置
で結合したメチレンジオキシ、隣接した置換位置で結合
したハロメチレンジオキシ及び−N=CT23の中から
選ばれる1ないし4個の置換基、または隣接した置換位
置で結合したアルキレン基によって形成される5ないし
8員環であり、
【0007】T1は、C1〜C4アルキル、C1〜C4アル
コキシ、C2〜C5アルコキシカルボニル、Raで置換さ
れていてもよいフェニルまたはナフチルであり、T2
びT3は各々独立に、H、フェニル、ベンジルまたはC1
〜C6アルキルであるか、あるいはT2とT3とが結合し
ている炭素原子と共に5ないし8員環を形成してもよ
く、Zは、各々独立して、ハロゲン、C1〜C4アルキ
ル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1
〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルスルフェニ
ル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキル
スルホニル、C2〜C4アルケニルスルフェニル、C2
4アルケニルスルフィニル、C2〜C4アルケニルスル
ホニル、C1〜C4ハロアルキルスルフェニル、C1〜C4
ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスル
ホニル、NO2、CN、−NU12及びC2〜C 5アルコ
キシカルボニルの中から選ばれる1ないし5個の置換基
であり、Raは、ハロゲン、C1〜C4アルキルまたはC1
〜C4アルコキシであり、Rbは、ハロゲン、C1〜C4
ルキルまたはC1〜C4アルコキシで置換されていてもよ
いフェニルであり、U1及びU2は、各々独立に、H、C
1〜C6アルキル、C2〜C4アルキルカルボニル、フェニ
ルまたはベンジルを表すか、あるいはU1とU2とが結合
している炭素原子と共に5ないし8員環を形成してもよ
い。]で表されるアクリロニトリル化合物。
【0008】〔2〕Rが、H、C1〜C4アルキル、フェ
ニル、C1〜C4アルコキシ、C3〜C8アルコキシアルコ
キシまたはベンジルオキシである上記〔1〕記載のアク
リロニトリル化合物。
【0009】〔3〕Xが、H、Clまたはメチルであ
り、Yが、H、Br、メチルまたはエチルである上記
〔2〕記載のアクリロニトリル化合物。
【0010】〔4〕Xが、メチルである上記〔3〕記載
のアクリロニトリル化合物。
【0011】〔5〕Xが、HまたはClであり、Yが、
メチルまたはエチルである上記〔3〕記載のアクリロニ
トリル化合物。
【0012】〔6〕上記〔1〕〜〔5〕記載のアクリロ
ニトリル化合物の1種以上を有効成分として含有するこ
とを特徴とする農薬。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明化合物(1)の−C(C
N)=C(B)− 部は、E体及びZ体の2種の異性体
が存在するが、両者とも本発明に含まれる。
【0014】次にX、Y、R、G、Z、Ra、Rb、
1、T2、T3、U1及びU2の好ましい範囲を説明す
る。
【0015】好ましいXの範囲は以下に示す群である。
即ち、XI:H、Cl及びメチル。XII:メチル。XII
I:H。XIV:Cl。
【0016】好ましいYの範囲は以下に示す群である。
即ち、YI:H及びC1〜C4アルキル。 YII:H、メチル及びエチル。YIII:H。YIV:メチ
ル。YV:エチル。
【0017】好ましいRの範囲は以下に示す群である。
即ち、RI:H、C1〜C4アルキル、フェニル、C1〜C
4アルコキシ、C3〜C8アルコキシアルコキシ及びベン
ジルオキシ。RII:C1〜C4アルコキシ、C3〜C8アル
コキシアルコキシ及びベンジルオキシ。RIII:メチ
ル、メトキシ、エトキシ、メトキシエトキシメチル及び
ベンジルオキシ。RIV:メチル、メトキシ及びエトキ
シ。
【0018】好ましいGの範囲は以下に示す各群であ
る。
【0019】即ち、GI:ハロゲン、C1〜C6アルキ
ル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1
〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルスルフェニ
ル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキル
スルホニル、C1〜C4ハロアルキルスルフェニル、C1
〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキ
ルスルホニル及びC2〜C6アルコキシカルボニルの中か
ら選ばれる1ないし3個の置換基。
【0020】GII:C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコ
キシ及びC2〜C6アルコキシカルボニルの中から選ばれ
る1個の置換基。GIII:C1〜C6アルキルの中から選
ばれる1個の置換基。GIV:4位に置換したC1〜C6
ルキル。Gv:4位に置換したターシャリーブチル基。
【0021】好ましいT1の範囲は以下に示す各群であ
る。
【0022】即ち、T1I:C1〜C4アルコキシ。
【0023】好ましいZの範囲は以下に示す各群であ
る。
【0024】即ち、ZI:ハロゲン、C1〜C4アルキ
ル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ及びC
1〜C4ハロアルコキシの中から選ばれる1ないし3個の
置換基。
【0025】ZII:ハロゲン及びC1〜C4ハロアルキル
の中から選ばれる1ないし2個の置換基。
【0026】好ましいRaの範囲は以下に示す群であ
る。即ち、RaI:ハロゲン。
【0027】好ましいRbの範囲は以下に示す群であ
る。即ち、RbI:ハロゲン。
【0028】好ましいT2の範囲は以下に示す群であ
る。即ち、T2I:H、フェニル、ベンジルまたはC1
4アルキルであるか、あるいはT2とT3とが結合して
いる炭素原子と共に5員環または6員環を形成してもよ
い。
【0029】好ましいT3の範囲は以下に示す群であ
る。即ち、T3I:フェニル、ベンジルまたはC1〜C4
ルキルであるか、あるいはT2とT3とが結合している炭
素原子と共に5員環または6員環を形成してもよい。
【0030】好ましいU1の範囲は以下に示す群であ
る。即ち、U1I:H、C1〜C4アルキルまたはC2〜C5
アルキルカルボニルであるか、あるいはU1とU2とが結
合している炭素原子と共に5ないし7員環を形成しても
よい。
【0031】好ましいU2の範囲は以下に示す群であ
る。即ち、U2I:H、C1〜C4アルキルまたはC2〜C5
アルキルカルボニルであるか、あるいはU1とU2とが結
合している炭素原子と共に5ないし7員環を形成しても
よい。
【0032】上述の好ましい置換基の範囲における各群
はそれぞれ任意に組み合わせる事ができ、以下に特に好
ましい本発明化合物の範囲を挙げる。
【0033】即ち、好ましい置換基の範囲がXI、YI、
RI、GIである本発明化合物。好ましい置換基の範囲が
XI、YI、RI、GIIである本発明化合物。好ましい置
換基の範囲がXI、YI、RI、GIIIである本発明化合
物。好ましい置換基の範囲がXI、YI、RI、GIVであ
る本発明化合物。好ましい置換基の範囲がXI、YI、R
I、GVである本発明化合物。好ましい置換基の範囲がX
I、YI、RII、GIIである本発明化合物。好ましい置換
基の範囲がXI、YI、RII、GIIIである本発明化合
物。好ましい置換基の範囲がXI、YI、RII、GIVであ
る本発明化合。好ましい置換基の範囲がXI、YI、RI
I、GVである本発明化合物。好ましい置換基の範囲がX
I、YI、RIII、GIIである本発明化合物。好ましい置
換基の範囲がXI、YI、RIII、GIIIである本発明化合
物。好ましい置換基の範囲がXI、YI、RIII、GIVで
ある本発明化合。好ましい置換基の範囲がXI、YI、R
III、GVである本発明化合物。好ましい置換基の範囲が
XI、YI、RIV、GIIである本発明化合物。好ましい置
換基の範囲がXI、YI、RIV、GIIIである本発明化合
物。好ましい置換基の範囲がXI、YI、RIV、GIVであ
る本発明化合。
【0034】好ましい置換基の範囲がXI、YI、RIV、
GVである本発明化合物。好ましい置換基の範囲がXI、
YII、RI、GIIである本発明化合物。好ましい置換基
の範囲がXI、YII、RI、GIIIである本発明化合物。
好ましい置換基の範囲がXI、YII、RI、GIVである本
発明化合物。好ましい置換基の範囲がXI、YII、RI、
GVである本発明化合物。好ましい置換基の範囲がXI、
YII、RII、GIIである本発明化合物。好ましい置換基
の範囲がXI、YII、RII、GIIIである本発明化合物。
好ましい置換基の範囲がXI、YII、RII、GIVである
本発明化合。好ましい置換基の範囲がXI、YII、RI
I、GVである本発明化合物。好ましい置換基の範囲がX
I、YII、RIII、GIIである本発明化合物。好ましい置
換基の範囲がXI、YII、RIII、GIIIである本発明化
合物。好ましい置換基の範囲がXI、YII、RIII、GIV
である本発明化合。
【0035】好ましい置換基の範囲がXI、YII、RII
I、GVである本発明化合物。好ましい置換基の範囲がX
I、YII、RIV、GIIである本発明化合物。好ましい置
換基の範囲がXI、YII、RIV、GIIIである本発明化合
物。好ましい置換基の範囲がXI、YII、RIV、GIVで
ある本発明化合。好ましい置換基の範囲がXI、YII、
RIV、GVである本発明化合物。好ましい置換基の範囲
がXI、YIII、RIII、GIIIである本発明化合物。好ま
しい置換基の範囲がXI、YIII、RIV、GIVである本発
明化合。好ましい置換基の範囲がXI、YIII、RIV、G
Vである本発明化合物。好ましい置換基の範囲がXI、Y
IV、RIII、GIIIである本発明化合物。好ましい置換基
の範囲がXI、YIV、RIV、GIVである本発明化合。好
ましい置換基の範囲がXI、YIV、RIV、GVである本発
明化合物。好ましい置換基の範囲がXI、YV、RIII、
GIIIである本発明化合物。好ましい置換基の範囲がX
I、YV、RIV、GIVである本発明化合。
【0036】好ましい置換基の範囲がXI、YV、RIV、
GVである本発明化合物。好ましい置換基の範囲がXI
I、YII、RI、GIIである本発明化合物。好ましい置換
基の範囲がXII、YII、RI、GIIIである本発明化合
物。好ましい置換基の範囲がXII、YII、RI、GIVで
ある本発明化合物。好ましい置換基の範囲がXII、YI
I、RI、GVである本発明化合物。好ましい置換基の範
囲がXII、YII、RII、GIIである本発明化合物。好ま
しい置換基の範囲がXII、YII、RII、GIIIである本
発明化合物。好ましい置換基の範囲がXII、YII、RI
I、GIVである本発明化合。好ましい置換基の範囲がXI
I、YII、RII、GVである本発明化合物。好ましい置換
基の範囲がXII、YII、RIII、GIIである本発明化合
物。好ましい置換基の範囲がXII、YII、RIII、GIII
である本発明化合物。好ましい置換基の範囲がXII、Y
II、RIII、GIVである本発明化合。
【0037】好ましい置換基の範囲がXII、YII、RII
I、GVである本発明化合物。好ましい置換基の範囲がX
II、YII、RIV、GIIである本発明化合物。好ましい置
換基の範囲がXII、YII、RIV、GIIIである本発明化
合物。好ましい置換基の範囲がXII、YII、RIV、GIV
である本発明化合。好ましい置換基の範囲がXII、YI
I、RIV、GVである本発明化合物。好ましい置換基の範
囲がXII、YIII、RIII、GIIIである本発明化合物。
好ましい置換基の範囲がXII、YIII、RIV、GIVであ
る本発明化合。好ましい置換基の範囲がXII、YIII、
RIV、GVである本発明化合物。好ましい置換基の範囲
がXII、YIV、RIII、GIIIである本発明化合物。好ま
しい置換基の範囲がXII、YIV、RIV、GIVである本発
明化合。好ましい置換基の範囲がXII、YIV、RIV、G
Vである本発明化合物。好ましい置換基の範囲がXII、
YV、RIII、GIIIである本発明化合物。好ましい置換
基の範囲がXII、YV、RIV、GIVである本発明化合。
【0038】好ましい置換基の範囲がXII、YV、RI
V、GVである本発明化合物。好ましい置換基の範囲がX
III、YIV、RIII、GIIIである本発明化合物。好まし
い置換基の範囲がXIII、YIV、RIV、GIVである本発
明化合。好ましい置換基の範囲がXIII、YIV、RIV、
GVである本発明化合物。好ましい置換基の範囲がXII
I、YV、RIII、GIIIである本発明化合物。好ましい置
換基の範囲がXIII、YV、RIV、GIVである本発明化
合。好ましい置換基の範囲がXIII、YV、RIV、GVで
ある本発明化合物。好ましい置換基の範囲がXIV、YI
V、RIII、GIIIである本発明化合物。好ましい置換基
の範囲がXIV、YIV、RIV、GIVである本発明化合。好
ましい置換基の範囲がXIV、YIV、RIV、GVである本
発明化合物。好ましい置換基の範囲がXIV、YV、RII
I、GIIIである本発明化合物。好ましい置換基の範囲が
XIV、YV、RIV、GIVである本発明化合。好ましい置
換基の範囲がXIV、、YV、RIV、GVである本発明化合
物。
【0039】次にX、Y、R、G、Z、Ra、Rb、
1、T2、T3、U1及びU2の定義における各原子およ
び基の例を示す。
【0040】X、G、Z、Ra及びRbの定義におけるハ
ロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子
及びヨウ素原子があげられ、好ましくはフッ素原子、塩
素原子及び臭素原子があげられる。
【0041】X、Y、R、G、Z、Ra、Rb、T1
2、T3、U1及びU2の定義におけるアルキルとして
は、直鎖または分岐状のアルキルとしてメチル、エチ
ル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブ
チル、tert−ブチル、sec−ブチル、ペンチル−
1、ペンチル−2、ペンチル−3、2−メチルブチル−
1、2−メチルブチル−2、2−メチルブチル−3、3
−メチルブチル−1、2,2−ジメチルプロピル−1、
ヘキシル−1、ヘキシル−2、ヘキシル−3、1−メチ
ルペンチル、2−メチルペンチル、3−メチルペンチ
ル、4−メチルペンチル、1,1−ジメチルブチル、
1,2−ジメチルブチル、1,3−ジメチルブチル、
2,2−ジメチルブチル、2,3−ジメチルブチル、
3,3−ジメチルブチル、1−エチルブチル、2−エチ
ルブチル、1,1,2−トリメチルプロピル、1,2,
2−トリメチルプロピル、1−エチル−1−メチルプロ
ピル及び1−エチル−2−メチルプロピル等があげら
れ、各々の指定の炭素数の範囲で選択される。
【0042】G及びZの定義におけるハロアルキルとし
ては、直鎖または分岐状のハロアルキルとしてフルオロ
メチル、クロロメチル、ブロモメチル、フルオロエチ
ル、クロロエチル、ブロモエチル、フルオロ−n−プロ
ピル、クロロ−n−プロピル、ジフルオロメチル、クロ
ロジフルオロメチル、トリフルオロメチル、ジクロロメ
チル、トリクロロメチル、ジフルオロエチル、トリフル
オロエチル、トリクロロエチル、クロロジフルオロメチ
ル、ブロモジフルオロメチル、トリフルオロクロロエチ
ル、ヘキサフルオロ-n-プロピル、クロロブチル及びフ
ルオロブチル等があげられ、各々の指定の炭素数の範囲
から選択される。
【0043】Gの定義におけるC1〜C3アルキルで置換
されていてもよいC3〜C6シクロアルキルとしては、シ
クロプロピル、1−メチルシクロプロピル、2,2,
3,3,−テトラメチルシクロプロピル、シクロブチ
ル、1−エチルシクロブチル、1−n−ブチルシクロブ
チル、シクロペンチル、1−メチルシクロペンチル、シ
クロヘキシル、1−メチルシクロヘキシル及び4−メチ
ルシクロヘキシル等があげられる。
【0044】Gの定義におけるRbで置換されたC1〜C
4アルキルとしては、ベンジル、2−クロロベンジル、
3−ブロモベンジル、4−クロロベンジル、4−メチル
ベンジル、4−ターシャリーブチルベンジル、1−フェ
ニルエチル、1−(3−クロロフェニル)エチル、2−
フェニルエチル、1−メチル−1−フェニルエチル、1
−(4−クロロフェニル)−1−メチルエチル、1−
(3−クロロフェニル)−1−メチルエチル、1−フェ
ニルプロピル、2−フェニルプロピル、3−フェニルプ
ロピル、1−フェニルブチル、2−フェニルブチル、3
−フェニルブチル、4−フェニルブチル、1−メチル−
1−フェニルプロピル、1−メチル−2−フェニルプロ
ピル、1−メチル−3−フェニルプロピル、2−メチル
−2−フェニルプロピル、2−(4−クロロフェニル)
−2−メチル−プロピル及び2−メチル−2−(3−メ
チルフェニル)プロピル等があげられる。
【0045】Rの定義におけるRaで置換されていても
よいフェニルとしては、フェニル、2−フルオロフェニ
ル、3−フルオロフェニル、4−フルオロフェニル、2
−クロロフェニル、3−クロロフェニル、4−クロロフ
ェニル、2−ブロモフェニル、3−ブロモフェニル、4
−ブロモフェニル、4−ヨードフェニル、2,4−ジク
ロロフェニル、3,4−ジクロロフェニル、2,6−ジ
フルオロフェニル、2,6−ジクロロフェニル、2−フ
ルオロ−4−クロロフェニル、2,3,4,5,6,−
ペンタフルオロフェニル、2−メチルフェニル、3−メ
チルフェニル、4−メチルフェニル、2,5−ジメチル
フェニル、4−メチル−2,3,5,6−テトラフルオ
ロフェニル、2−メトキシフェニル、3−メトキシフェ
ニル、4−メトキシフェニル、2,6−メトキシフェニ
ル、3,4−ジメトキシフェニル及び3,4,5−トリ
メトキシフェニル等があげられる。
【0046】R、G、Z、Ra、Rb及びT1定義におけ
るアルコキシとしては、直鎖または分岐鎖状のアルコキ
シとしてメトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプ
ロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブト
キシ、tert−ブトキシ、n−ペンチルオキシ、1−
メチルブチルオキシ、2−メチルブチルオキシ、3−メ
チルブチルオキシ、1,1−ジメチルプロポキシ、1,
2−ジメチルプロポキシ、2,2−ジメチルプロポキ
シ、1−エチルプロピルオキシ、n−ヘキシルオキシ、
1−メチルペンチルオキシ、2−メチルペンチルオキ
シ、3−メチルペンチルオキシ、4−メチルペンチルオ
キシ、1,1−ジメチルブチルオキシ、1,2−ジメチ
ルブチルオキシ、1,3−ジメチルブチルオキシ、2,
2−ジメチルブチルオキシ基、2,3−ジメチルブチル
オキシ基、3,3−ジメチルブチルオキシ、1−エチル
ブチルオキシ、2−エチルブチルオキシ、1,1,2−
トリメチルプロピルオキシ、1,2,2−トリメチルプ
ロピルオキシ、1−エチル−1−メチルプロピルオキシ
及び1−エチル−2−メチルプロピルオキシ等があげら
れ、各々の指定の炭素数の範囲から選択される。
【0047】Gの定義における−NU12としてはメチ
ルアミノ、エチルアミノ、nープロピルアミノ、イソプ
ロピルアミノ、nーブチルアミノ、イソブチルアミノ、
sec−ブチルアミノ、tert−ブチルアミノ、n−
ペンチルアミノ、1−メチルブチルアミノ、2−メチル
ブチルアミノ、3−メチルブチルアミノ、1,1−ジメ
チルプロピルアミノ、1,2−ジメチルプロピルアミ
ノ、2,2−ジメチルプロピルアミノ、1−エチルプロ
ピルアミノ、n−ヘキシルアミノ、1−メチルペンチル
アミノ、2−メチルペンチルアミノ、3−メチルペンチ
ルアミノ、4−メチルペンチルアミノ、1,1−ジメチ
ルブチルアミノ、1,2−ジメチルブチルアミノ、1,
3−ジメチルブチルアミノ、2,2−ジメチルブチルア
ミノ、2,3−ジメチルブチルアミノ、3,3−ジメチ
ルブチルアミノ、1−エチルブチルアミノ、2−エチル
ブチルアミノ、1,1,2−トリメチルプロピルアミ
ノ、1,2,2−トリメチルプロピルアミノ、1−エチ
ル−1−メチルプロピルアミノ、ジメチルアミノ、ジエ
チルアミノ、ジ-n-プロピルアミノ、ジイソプロピルア
ミノ、ジ−n−ブチルアミノ、ジ−sec−ブチルアミ
ノ、ジイソブチルアミノ、ジ−n−ペンチルアミノ、ジ
−n−ヘキシルアミノ、メチルエチルアミノ、メチルプ
ロピルアミノ、メチルイソプロピルアミノ、メチルブチ
ルアミノ、メチル−sec−ブチルアミノ、メチルイソ
ブチルアミノ、メチル−tert−ブチルアミノ、メチ
ルペンチルアミノ、メチルヘキシルアミノ、エチルプロ
ピルアミノ、エチルイソプロピルアミノ、エチルブチル
アミノ、エチル−sec−ブチルアミノ、エチルイソブ
チルアミノ、エチルペンチルアミノ、エチルヘキシルア
ミノ、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、N−メチルア
セトアミド、N−エチルアセトアミド及びN−フェニル
アセトアミドN−アセチルアセトアミド等があげられ、
各々の指定の炭素数の範囲で選択される。
【0048】G、Z及びT1の定義におけるC1〜C4
ルコキシカルボニルとしては、メトキシカルボニル、エ
トキシカルボニル、n−プロポキシカルボニル、iso
−プロポキシカルボニル、n-ブトキシカルボニル、s
ec−ブトキシカルボニル、iso−ブトキシカルボニ
ル及びtert−ブトキシカルボニル等があげられる。
【0049】G及びZの定義におけるC1〜C4ハロアル
コキシとしては、各々C1〜C4直鎖状または分岐鎖状の
ハロアルコキシがあげられ、フルオロメトキシ、ジフル
オロメトキシ、トリフルオロメトキシ、クロロジフルオ
ロメトキシ、ブロモジフルオロメトキシ、ジクロロフル
オロメトキシ、クロロメトキシ、ジクロロメトキシ、ト
リクロロメトキシ、ブロモメトキシ、フルオロエトキ
シ、クロロエトキシ、ブロモエトキシ、ジフルオロエト
キシ、トリフルオロエトキシ、テトラフルオロエトキ
シ、ペンタフルオロエトキシ、トリクロロエトキ、トリ
フルオロクロロエトキシ、フルオロプロポキシ、クロロ
プロポキシ、ブロモプロポキシ、フルオロブトキシ、ク
ロロブトキシ、フルオロ−iso−プロポキシ及びクロ
ロ−iso−プロポキシ等があげられる。
【0050】R、G及びZの定義におけるC1〜C4アル
キルスルフェニルとしては、メチルチオ、エチルチオ、
n−プロピルチオ、iso−プロピルチオ、nーブチル
チオ、iso−ブチルチオ、sec−ブチルチオ及びt
ert−ブチルチオ等があげられる。
【0051】G及びZの定義におけるC1〜C4アルキル
スルフィニルとしては、メチルスルフィニル、エチルス
ルフィニル、n−プロピルスルフィニル、iso−プロ
ピルスルフィニル、n−ブチルスルフィニル、iso−
ブチルスルフィニル、sec−ブチルスルフィニル及び
tert−ブチルスルフィニル等があげられる。
【0052】G及びZの定義におけるC1〜C4アルキル
スルホニルとしては、メチルスルホニル、エチルスルホ
ニル、n−プロピルスルホニル、iso−プロピルスル
ホニル、n−ブチルスルホニル、iso−ブチルスルホ
ニル、sec−ブチルスルホニル及びtert−ブチル
スルホニル等があげられる。
【0053】G及びRの定義におけるC2〜C4アルコキ
シアルキルとしては、C1〜C3のアルコキシ−メチル、
1〜C2アルコキシ−エチル、メトキシエトキシメチル
及びメトキシプロピル等があげられる。
【0054】G、U1及びU2の定義におけるC2〜C4
ルキルカルボニルとしては、アセチル、プロピオニル、
ブタノイル及びiso−ブタノイル基あげられる。
【0055】Gの定義におけるC2〜C4ハロアルキルカ
ルボニルとしては、クロロアセチル、トリフルオロアセ
チル、3,3,3−トリフルオロプロピオニル及びペン
タフルオロプロピオニル基等があげられる。
【0056】Gの定義におけるC2〜C5ハロアルキルカ
ルボニルオキシとしては、クロロアセチルオキシ、トリ
フルオロアセチルオキシ、3,3,3,−トリフルオロ
プロピオニルオキシ及びペンタフルオロプロピオニルオ
キシ等があげられる。
【0057】Gの定義におけるC3〜C7ジアルキルアミ
ノカルボニルオキシとしては、ジメチルアミノカルボニ
ルオキシ、ジエチルアミノカルボニルオキシ及びジ−i
−プロピルアミノカルボニルオキシ等があげられる。
【0058】G及びT1の定義におけるナフチルとして
は1−ナフチル及び2−ナフチルがあげられる。
【0059】Gの定義におけるZで置換されていてもよ
いピリジルとしては、Zで置換されていてもよい2−ピ
リジル、Zで置換されていてもよい3−ピリジル及びZ
で置換されていてもよい4−ピリジルがあげられ、好ま
しくはZで置換されていてもよい2−ピリジル及びZで
置換されていてもよい2−ピリジルであり、より好まし
くはZで置換されていてもよい3−ピリジルである。
【0060】Gの定義におけるZで置換されていてもよ
いピリジルオキシとしては、Zで置換されていてもよい
2−ピリジルオキシ、Zで置換されていてもよい3−ピ
リジルオキシ及びZで置換されていてもよい4−ピリジ
ルオキシがあげられる。
【0061】Gの定義におけるZで置換されていてもよ
いチエニルとしては、Zで置換されていてもよい2−チ
エニル及びZで置換されていてもよい3−チエニルがあ
げられる。
【0062】Gの定義における-N=CT23はアルキリ
デンアミノ、ベンジリデンアミノ、アリーリデンアミノ
またはシクロアルキリデンアミノを意味し、メチリデン
アミノ、エチリデンアミノ、プロピリデンアミノ、イソ
プロピリデンアミノ、4-メチル-2-ペンチリデンアミ
ノ、シクロペンチリデンアミノ及びシクロヘキシリデン
アミノ等があげられる。
【0063】Gの定義におけるRbで置換されたメトキ
シとしては、ベンジルオキシ、2ークロロベンジルオキ
シ、3ークロロベンジルオキシ、4ークロロベンジルオ
キシ、3ーメチルベンジルオキシ、4ーtーブチルベン
ジルオキシ、2,6ージフルオロベンジルオキシ、2ー
フルオロー4ークロロベンジルオキシ及び4−イソプロ
ポキシベンジルオキシ等があげられる。
【0064】G及びZの定義におけるハロアルキルスル
フェニルとしては、C1〜C4直鎖状または分岐鎖状のハ
ロアルキルチオとしてフルオロメチルチオ、クロロジフ
ルオロメチルチオ、ブロモジフルオロメチルチオ、トリ
フルオロメチルチオ、トリクロロメチルチオ、2,2,
2,−トリフルオロエチルチオ、1,1,2,2,−テ
トラフルオロエチルチオ、フルオロエチルチオ、ペンタ
フルオロエチルチオ及びフルオロ−iso−プロピルチ
オ基等があげられる。
【0065】G及びZの定義におけるハロアルキルスル
フィニルとしては、C1〜C4直鎖状または分岐鎖状のハ
ロアルキルスルフィニルとしてフルオロメチルスルフィ
ニル、クロロジフルオロメチルスルフィニル、ブロモジ
フルオロメチルスルフィニル、トリフルオロメチルスル
フィニル、トリクロロメチルスルフィニル、2,2,
2,−トリフルオロエチルスルフィニル、1,1,2,
2−テトラフルオロエチルスルフィニル、フルオロエチ
ルスルフィニル、ペンタフルオロエチルスルフィニル及
びフルオロ−iso−プロピルスルフィニルなどがあげ
られる。
【0066】G及びZの定義におけるハロアルキルスル
ホニルとしては、C1〜C4直鎖状または分岐鎖状のハロ
アルキルスルホニルとしてフルオロメチルスルホニル、
クロロジフルオロメチルスルホニル、ブロモジフルオロ
メチルスルホニル、トリフルオロメチルスルホニル、ト
リクロロメチルスルホニル、2,2,2,−トリフルオ
ロエチルスルホニル、1,1,2,2−テトラフルオロ
エチルスルホニル、フルオロエチルスルホニル、ペンタ
フルオロエチルスルホニル及びフルオロ−iso−プロ
ピルスルホニル等があげられる。
【0067】Gの定義におけるアルケニルオキシとして
は、C2〜C4直鎖または分岐状のアルケニルオキシとし
てアリルオキシ、2−プロペニルオキシ、2−ブテニル
オキシ及び2−メチル−2−プロペニルオキシ等があげ
られる。
【0068】G及びZの定義におけるアルケニルスルフ
ェニルとしては、C2〜C4直鎖または分岐状のアルケニ
ルスルフェニルとしてアリルスルフェニル、2−プロペ
ニルスルフェニル、2−ブテニルスフェニル及び2−メ
チル−2−プロペニルスルフェニル等があげられる。
【0069】G及びZの定義におけるアルケニルスルフ
ィニルとしては、C2〜C4直鎖または分岐状のアルケニ
ルスルフィニルとしてアリルスルフィニル、2−プロペ
ニルスルフィニル、2−ブテニルスフィニル及び2−メ
チル−2−プロペニルスルフィニル等があげられる。
【0070】G及びZの定義におけるアルケニルスルホ
ニルとしては、C2〜C4直鎖または分岐状のアルケニル
スルホニルとしてアリルスルホニル、2−プロペニルス
ルホニル、2−ブテニルスホニル及び2−メチル−2−
プロペニルスルホニル等があげられる。
【0071】Gの定義におけるハロアルケニルスルフェ
ニルとしては、C2〜C4直鎖または分岐状のハロアルケ
ニルスルフェニルとして3−クロロ−2−プロペニルス
ルフェニル、4−クロロ−2−ブテニルスルフェニル、
3,3−ジクロロ−2−プロペニルスルフェニル、4,
4−ジクロロ−3−ブテニルスルフェニル及び4,4−
ジフルオロ−3−ブテニルスルフェニル等があげられ
る。
【0072】Gの定義におけるハロアルケニルスルフィ
ニルとしては、C2〜C4直鎖または分岐状のハロアルケ
ニルスルフィニルとして3−クロロ−2−プロペニルス
ルフィニル、3,3−ジクロロ−2−プロペニルスルフ
ィニル、4−クロロ−2−ブテニルスルフィニル、4,
4−ジクロロ−3−ブテニルスルフィニル及び4,4−
ジフルオロ−3−ブテニルスルフィニル等があげられ
る。
【0073】Gの定義におけるハロアルケニルスルホニ
ルとしては、C2〜C4直鎖または分岐状のハロアルケニ
ルスルホニルとして3−クロロ−2−プロペニルスルホ
ニル、3,3−ジクロロ−2−プロペニルスルホニル、
4−クロロ−2−ブテニルスルホニル、4,4−ジクロ
ロ−3−ブテニルスルホニル及び4,4−ジフルオロ−
3−ブテニルスルホニル等があげられる。
【0074】Gの定義におけるC2〜C4アルキニルオキ
シとしては、2−プロピニルオキシ、2−ブチニルオキ
シ、1−メチル−2−プロピニルオキシ等があげられ
る。
【0075】Gの定義におけるC2〜C4アルキニルスル
フェニルとしては、2−プロピニルスルフェニル、2−
ブチニルスルフェニル及び1−メチル−2−プロピニル
スルフェニル等があげられる。
【0076】Gの定義におけるC2〜C4アルキニルスル
フェニルとしては、2−プロピニルスルフェニル、2−
ブチニルスルフェニル及び1−メチル−2−プロピニル
スルフェニル等があげられる。
【0077】Gの定義におけるC2〜C4アルキニルスル
フィニルとしては、2−プロピニルスルフィニル、2−
ブチニルスルフィニル及び1−メチル−2−プロピニル
スルフィニル等があげられる。
【0078】Gの定義におけるC2〜C4アルキニルスル
ホニルとしては、2−プロピニルスルホニル、2−ブチ
ニルスルホニル及び1−メチル−2−プロピニルスルホ
ニル等があげられる。
【0079】本発明化合物は、農園芸作物及び樹木など
を加害するいわゆる農業害虫、家畜家禽類に寄生するい
わゆる家畜害虫、家屋等の人間の生活環境で様々な悪影
響を与えるいわゆる衛生害虫、倉庫に貯蔵された穀物等
を加害するいわゆる貯穀害虫、及び同様の場面で発生加
害するダニ類、線虫類、軟体動物、甲殻類のいずれの害
虫も低濃度で有効に防除できる。
【0080】本発明化合物を用いて防除しうる昆虫類、
ダニ類、線虫類、軟体動物及び甲殻類には具体的には次
に示すものがあるが、それらのみに限定されるものでは
ない。
【0081】ニカメイガ、コブノメイガ、フタオビコヤ
ガ、イチモンジセセリ、コナガ、ヨトウガ、モンシロチ
ョウ、カブラヤガ、ハスモンヨトウ、シロイチモンジヨ
トウ、チャノコカクモンハマキ、チャハマキ、モモシン
クイ、ナシヒメシンクイ、リンゴコカクモンハマキ、キ
ンモンホソガ、コットンボールワーム、タバコバッドワ
ーム、ヨーロピアンコーンボーラー、フォールアーミー
ワーム、コドリンガ及びアメリカシロヒトリなどの鱗翅
目害虫、ツマグロヨコバイ、トビイロウンカ、モモアカ
アブラムシ、ワタアブラムシ、オンシツコナジラミ、タ
バココナジラミ、ナシキジラミ、ツツジグンバイ、ヤノ
ネカイガラムシ、クワコナカイガラムシ、ルビーロウム
シ、クサギカメムシ、ナガメ及びナンキンムシなどの半
翅目害虫、ニジュウヤホシテントウ、ドウガネブイブ
イ、イネミズゾウムシ、アリモドキゾウムシ、ウリハム
シ、キスジノミハムシ、コロラドハムシ、ゴマダラカミ
キリ、マツノマダラカミキリ、コーンルートワーム、コ
コクゾウ、グラナリーウィービル及びコクヌストモドキ
などの鞘翅目害虫、
【0082】マメハモグリバエ、タネバエ、ヘシアンフ
ライ、ウリミバエ、チチュウカイミバエ、イエバエ、サ
シバエ、ヒツジシラミバエ、キスジウシバエ、ウシバ
エ、ヒツジバエ、ツェッツェバエ、アカイエカ、ネッタ
イシマカ及びハマダラカなどの双翅目害虫、カブラハバ
チ、マツノキハバチ及びクリハバチなどの膜翅目害虫、
ミナミキイロアザミウマ、ネギアザミウマ、ミカンキイ
ロアザミウマ、ヒラズハナアザミウマ及びチャノキイロ
アザミウマなどの総翅目害虫、クロゴキブリ、ヤマトゴ
キブリ及びチャバネゴキブリなどの網翅目害虫、トノサ
マバッタ、コバネイナゴ及びサバクワタリバッタなどの
直翅目害虫、イエシロアリ、ヤマトシロアリ及びタイワ
ンシロアリなどのシロアリ目害虫、ネコノミ、ヒトノミ
及びケオプスネズミノミなどの等翅目害虫、ニワトリオ
オハジラミ及びウシハジラミなどのハジラミ目害虫、ウ
シジラミ、ブタジラミ、ウシホソジラミ及びケブカウシ
ジラミなどのシラミ目害虫、ミカンハダニ、リンゴハダ
ニ、ナミハダニ及びカンザワハダニなどのハダニ類、
【0083】ミカンサビダニ、ニセナシサビダニ、チュ
ーリップサビダニ及びチャノナガサビダニなどのフシダ
ニ類、チャノホコリダニ及びシクラメンホコリダニなど
のホコリダニ類、ケナガコナダニ及びロビンネダニなど
のコナダニ類、ミツバチヘギイタダニなどのハチダニ
類、オウシマダニ及びフタトゲチマダニなどのキュウセ
ンダニ類、ヒゼンダニなどのヒゼンダニ類、サツマイモ
ネコブセンチュウ、キタネコブセンチュウ、キタネグサ
レセンチュウ、クルミネグサレセンチュウ、ジャガイモ
シストセンチュウ及びマツノザイセンチュウなどの線虫
類、スクミリンゴガイ、ナメクジ、ウスカワマイマイ及
びミスジマイマイなどの軟体動物、オカダンゴムシなど
の甲殻類などがあげられる。
【0084】すなわち、本発明化合物は直翅目、半翅
目、鱗翅目、鞘翅目、膜翅目、双翅目、シロアリ目及び
ダニ・シラミ類の害虫や植物病害を低濃度で有効に防除
できる。一方、本発明化合物はホ乳類、魚類、甲殻類及
び益虫に対してほとんど悪影響がない極めて有用な化合
物を含む。
【0085】本発明化合物(1)は、スキーム1に記載
した方法によって合成できる。即ち本発明化合物(1)
は、WO97/40009に記載された方法に準じて合
成しうる化合物(2)に、一般式(3)で表される化合
物を反応させることにより合成できる。一般式(3)で
表される化合物は、具体的にはアルキルハライド類、ベ
ンジルハライド類、アルコキシアルキルハライド類、ア
ルコキシアルコキシアルキルハライド類、フェノキシア
ルキルハライド類、ベンジルオキシアルキルハライド
類、アルキルスルホネート類、ベンゼンスルホネート
類、トルエンスルホネート類及びα−ハロケトン類及び
α−ハロエステル類等である。
【0086】
【化3】 [スキーム1中のX及びYは前記と同じ意味を表し、L
は良好な脱離基、例えば塩素原子、臭素原子、ヨウ素原
子、C1〜C4アルキルスルホニルオキシ、ベンゼンスル
ホニルオキシ及びトルエンスルホニルオキシ等であ
る。]。
【0087】上記のに記載した方法は塩基を用いたほう
が好ましい場合もある。用いられる塩基としてはナトリ
ウムエトキシド、ナトリウムメトキシド及びtーブトキ
シカリウム等のアルカリ金属アルコキシド類、水酸化ナ
トリウム及び水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化
物、炭酸ナトリウム及び炭酸カリウム等のアルカリ金属
炭酸塩、トリエチルアミン、ピリジン及びDBU等の有
機塩基、ブチルリチウム等の有機リチウム化合物、リチ
ウムジイソプロプロピルアミド及びリチウムビストリメ
チルシリルアミド等のリチウムアミド類並びに水素化ナ
トリウム等が挙げられる。
【0088】上記に記載した反応は、反応に不活性な溶
媒中で行う事ができ、溶媒としてはメタノール及びエタ
ノール等の低級アルコール類、ベンゼン及びトルエン等
の芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒドロ
フラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタ
ン及び1,2−ジエトキシエタン等のエーテル類、アセ
トン、メチルエチルケトン及びメチルイソブチルケトン
等のケトン類、塩化メチレン、クロロホルム及び1,2
−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、ジメチル
ホルムアミド、ジメチルアセトアミド及び1,3−ジメ
チルイミダゾリジノン等のアミド類、アセトニトリル等
のニトリル類、ジメチルスルホキシド並びにこれらの混
合溶媒等が挙げられる。場合によっては、これらの溶媒
と水との混合溶媒も用いる事ができ、テトラ−n−ブチ
ルアンモニウムブロマイド等の4級アンモニウム塩を触
媒として添加する事により好結果が得られる場合もあ
る。反応温度は−70℃から200℃の任意の温度に設
定する事が可能であり、0℃から150℃または溶媒を
用いる場合には−70℃から溶媒の沸点の範囲が好まし
い。塩基は反応基質の0.05から10当量を、好まし
くは0.05から3当量の範囲である。
【0089】本発明化合物は常法により反応液から得る
ことができるが、本発明化合物を精製する必要が生じた
場合には再結晶、カラムクロマトグラフィー等の任意の
精製法によって分離、精製することができる。
【0090】なお、本発明に包含される化合物の中で不
斉炭素を有する化合物の場合には、光学活性な化合物
(+)体及び(−)体が含まれる。
【0091】本発明に含まれる化合物の例を第1表に示
す。尚、表中の略号はそれぞれ以下の意味を示す。
【0092】Me:メチル基、Et:エチル基、Pr:
プロピル基、Bu:ブチル基、Pen:ペンチル基、He
x:ヘキシル基、Hep:ヘプチル基、Oct:オクチ
ル基、Non:ノニル基、Dec:デシル基、Ph:フ
ェニル基、n:ノーマル、i:イソ、s:セカンダリー、
t:ターシャリー、c:シクロ。
【0093】〔第1表〕
【0094】
【化4】
【0095】
【化5】
【0096】
【化6】
【0097】
【表1】 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― G R ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 4-Cl Me 4-Br Et 3,4-Cl2 nPr 3-Cl-4-Br nBu 4-Me CH2OMe 4-Et CH2OEt 4-nPr CH2OnPr 4-iPr CH2OiPr 4-nBu CH2OnBu 4-iBu CH2OiBu 4-sBu CH2OsBu 4-sBu Me 4-sBu EtO 4-tBu H 4-tBu Me 4-tBu Et 4-tBu nPr 4-tBu nBu 4-tBu CH2OMe 4-tBu CH2OEt 4-tBu CH2OnPr 4-tBu CH2OiPr 4-tBu CH2OnBu ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【0098】
【表2】 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― G R ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 4-tBu CH2OiBu 4-tBu CH2OsBu 4-tBu Ph 4-tBu 2-F-Ph 4-tBu 2-Cl-Ph 4-tBu 2-Br-Ph 4-tBu 2-I-Ph 4-tBu 3-Cl-Ph 4-tBu 4-Cl-Ph 4-tBu 2,4-Cl2-Ph 4-tBu 3,4-Cl2-Ph 4-tBu 2,6-Cl2-Ph 4-tBu 2,4-F2-Ph 4-tBu 2-Me-Ph 4-tBu 2-Et-Ph 4-tBu 3-Me-Ph 4-tBu 4-Et-Ph 4-tBu 2,4,6-Me3-Ph 4-tBu 3-Cl-4-Me-Ph 4-tBu 2-F-4-Cl-Ph 4-tBu 3-F4-Me-Ph 4-tBu 2-MeO-Ph 4-tBu 2-EtO-Ph ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【0099】
【表3】 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― G R ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 4-tBu 2-nPrO-Ph 4-tBu 3-MeO-Ph 4-tBu 4-MeO-Ph 4-tBu 3,4-(MeO)2-Ph 4-tBu 2,6-(MeO)2-Ph 4-tBu 3,4,5(MeO)3-Ph 4-tBu MeO 4-tBu MeO 4-tBu nPrO 4-tBu nBuO 4-tBu iBuO 4-tBu OCH2CH2OMe 4-tBu OCH2CH2OEt 4-tBu OCH2CH2OnPr 4-tBu OCH2CH2OnBu 4-tBu OCH2CH2CH2OMe 4-tBu OCH2CHMeCH2OnBu 4-tBu OPh 4-tBu O(2-Cl-Ph) 4-tBu O(2-Me-Ph) 4-tBu O(2-MeO-Ph) 4-tBu C(O)Me 4-tBu C(O)Me ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【0100】
【表4】 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― G R ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 4-tBu C(O)Et 4-tBu C(O)nPr 4-tBu C(O)tBu 4-tBu C(O)OMe 4-tBu C(O)OEt 4-tBu C(O)OnPr 4-tBu C(O)OiPr 4-tBu C(O)OnBu 4-tBu C(O)OiBu 4-tBu C(O)C(O)OMe 4-tBu C(O)C(O)OEt 4-tBu C(O)C(O)OnPr 4-tBu C(O)Ph 4-tBu C(O)(2-Cl-Ph) 4-tBu C(O)(2-Me-Ph) 4-tBu C(O)(2-MeO-Ph) 4-tBu C(O)(1-ナフチル) 4-tBu C(O)(2-ナフチル) 4-tBu MeS 4-tBu EtS 4-EtMe2C H 4-EtMe2C Me 4-EtMe2C Et ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【0101】
【表5】 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― G R ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 4-EtMe2C nPr 4-EtMe2C nBu 4-EtMe2C CH2OMe 4-EtMe2C CH2OEt 4-EtMe2C CH2OnPr 4-EtMe2C CH2OiPr 4-EtMe2C CH2OnBu 4-EtMe2C CH2OiBu 4-EtMe2C CH2OsBu 4-EtMe2C Ph 4-EtMe2C 2-F-Ph 4-EtMe2C 2-Cl-Ph 4-EtMe2C 2-Br-Ph 4-EtMe2C 2-I-Ph 4-EtMe2C 3-Cl-Ph 4-EtMe2C 4-Cl-Ph 4-EtMe2C 2,4-Cl2-Ph 4-EtMe2C 3,4-Cl2-Ph 4-EtMe2C 2,6-Cl2-Ph 4-EtMe2C 2,4-F2-Ph 4-EtMe2C 2-Me-Ph 4-EtMe2C 2-Et-Ph 4-EtMe2C 3-Me-Ph ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【0102】
【表6】 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― G R ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 4-EtMe2C 4-Et-Ph 4-EtMe2C 2,4,6-Me3-Ph 4-EtMe2C 3-Cl-4-Me-Ph 4-EtMe2C 2-F-4-Cl-Ph 4-EtMe2C 3-F4-Me-Ph 4-EtMe2C 2-MeO-Ph 4-EtMe2C 2-EtO-Ph 4-EtMe2C 2-nPrO-Ph 4-EtMe2C 3-MeO-Ph 4-EtMe2C 4-MeO-Ph 4-EtMe2C 3,4-(MeO)2-Ph 4-EtMe2C 2,6-(MeO)2-Ph 4-EtMe2C 3,4,5(MeO)3-Ph 4-EtMe2C MeO 4-EtMe2C MeO 4-EtMe2C nPrO 4-EtMe2C nBuO 4-EtMe2C iBuO 4-EtMe2C OCH2CH2OMe 4-EtMe2C OCH2CH2OEt 4-EtMe2C OCH2CH2OnPr 4-EtMe2C OCH2CH2OnBu 4-EtMe2C OCH2CH2CH2OMe ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【0103】
【表7】 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― G R ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 4-EtMe2C OCH2CHMeCH2OnBu 4-EtMe2C OPh 4-EtMe2C O(2-Cl-Ph) 4-EtMe2C O(2-Me-Ph) 4-EtMe2C O(2-MeO-Ph) 4-EtMe2C C(O)Me 4-EtMe2C C(O)Me 4-EtMe2C C(O)Et 4-EtMe2C C(O)nPr 4-EtMe2C C(O)tBu 4-EtMe2C C(O)OMe 4-EtMe2C C(O)OEt 4-EtMe2C C(O)OnPr 4-EtMe2C C(O)OiPr 4-EtMe2C C(O)OnBu 4-EtMe2C C(O)OiBu 4-EtMe2C C(O)C(O)OMe 4-EtMe2C C(O)C(O)OEt 4-EtMe2C C(O)C(O)OnPr 4-EtMe2C C(O)Ph 4-EtMe2C C(O)(2-Cl-Ph) 4-EtMe2C C(O)(2-Me-Ph) 4-EtMe2C C(O)(2-MeO-Ph) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【0104】
【表8】 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― G R ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 4-EtMe2C C(O)(1-ナフチル) 4-EtMe2C C(O)(2-ナフチル) 4-EtMe2C MeS 4-EtMe2C EtS 4-Et2MeC H 4-PhCH2 Me 4-(2-Cl-Ph)CH2 Et 4-(3-Cl-Ph)CH2 nPr 4-(4-Cl-Ph)CH2 nBu 4-(2-Me-Ph)CH2 CH2OMe 4-(3,4-Cl2-Ph)CH2 CH2OEt 4-(2,6-F2-Ph)CH2 Ph 4-CF3 H 4-cHeX Me 4-(1-Me-cHeX) Et 3-MeO-4-iPrO nPr 4-tBuO nBu 4-Me2C=CHCH2 MeO 4-CHCCH2 EtO 4-CHF2O nPrO 4-CBrF2O OCH2CH2OMe 4-CF3O OCH2CH2OEt 4-CF3CH2O MeS ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【0105】
【表9】 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― G R ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 4-CHF2CF2O H 4-CCl2=CHCH2O Me 4-MeS Et 4-iPrS nPr 4-tBuS nBu 4-EtSO MeO 4-nBuSO2 EtO 4-CH2=CHCH2S nPrO 4-CH2=CMeCH2SO OCH2CH2OMe 4-MeCH=CHCH2SO2 OCH2CH2OEt 4-EtCCCH2S MeS 4-nPrCCCH2SO H 4-MeCCCH2SO2 Me 4-CBrF2S Et 4-CF3S nPr 4-CF3SO nBu 4-CF3SO2 MeO 4-CF2=CFCH2S EtO 4-CF2=CFCH2SO nPrO 4-CF2=CFCH2SO2 OCH2CH2OMe 4-CN OCH2CH2OEt 4-Et2N MeS 4-(1-ナフチル) OCH2CH2OnPr ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【0106】
【表10】 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― G R ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 4-(2-ナフチル) OCH2CH2OnBu 3-(2-Cl-Ph)CH2O OCH2CH2CH2OMe 3-(4-Me-Ph)CH2O OCH2CHMeCH2OnB 4-(3-MeO-Ph)CH2O OPh 4-EtOC(O) H 4-iPrOC(O) Me 4-tBuOC(O) Et 4-tBuOC(O) nPr 4-tBuOC(O) nBu 4-tBuOC(O) MeO 4-tBuOC(O) EtO 4-CF3C(O) nPrO 4-CF3CF2C(O) OCH2CH2OMe 4-CF3C(O)O OCH2CH2OEt 4-Me2NC(O)O H 4-Ph Me 4-Ph Et 4-Ph nPr 4-PhO nBu 3-PhO MeO 4-(ヒ゜リシ゛ン-2-イル) EtO 4-(3,4-Cl2-Ph)O nPrO 4-(2,4-Cl2-Ph)C(O) OCH2CH2OMe ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【0107】
【表11】 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― G R ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 4-(5-CF3-ヒ゜リシ゛ン-2-イル)O OCH2CH2OEt 4-(3-Cl-5-CF3-ヒ゜リシ゛ン-2-イル) H 3-OCH2O-4 Me 3-OCF2O-4 Et 4-Me2C=N nPr 4-MePhC=N nBu 4-MePHCH2C=N MeO 3-CH2CH2CH2-4 EtO 3-Cl-4-nBuO nPrO 3-Cl-4-iPrO OCH2CH2OMe 3-Cl-4-tBuO OCH2CH2OEt 3-NO2-4-tBuO H 3-Cl-4-tBu Me 3-PhO-4-F Et 4-Cl Et 2,4-Cl2 Et 3,4-Cl2 Et 3-Cl-4-tBu Et 4-F Et 2,4-F2 Et ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【0108】本発明化合物を害虫防除剤として施用する
にあたっては、通常適当な固体担体又は液体担体と混合
し、更に所望により界面活性剤、浸透剤、展着剤、増粘
剤、凍結防止剤、結合剤、固結防止剤、崩壊剤および分
解防止剤等を添加して、液剤、乳剤、水和剤、水溶剤、
顆粒水和剤、顆粒水溶剤、懸濁剤、乳濁剤、サスポエマ
ルジョン、マイクロエマルジョン、粉剤、粒剤およびゲ
ル剤等任意の剤型の製剤にて実用に供することができ
る。また、省力化および安全性向上の観点から、上記任
意の剤型の製剤を水溶性包装体に封入して供することも
できる。
【0109】固体担体としては、例えば石英、カオリナ
イト、パイロフィライト、セリサイト、タルク、ベント
ナイト、酸性白土、アタパルジャイト、ゼオライトおよ
び珪藻土等の天然鉱物質類、炭酸カルシウム、硫酸アン
モニウム、硫酸ナトリウムおよび塩化カリウム等の無機
塩類、合成珪酸ならびに合成珪酸塩が挙げられる。
【0110】液体担体としては、例えばエチレングリコ
ール、プロピレングリコールおよびイソプロパノール等
のアルコール類、キシレン、アルキルベンゼンおよびア
ルキルナフタレン等の芳香族炭化水素類、ブチルセロソ
ルブ等のエーテル類、シクロヘキサノン等のケトン類、
γ−ブチロラクトン等のエステル類、N−メチルピロリ
ドン、N−オクチルピロリドン等の酸アミド類、大豆
油、ナタネ油、綿実油およびヒマシ油等の植物油ならび
に水が挙げられる。
【0111】これら固体および液体担体は、単独で用い
ても2種以上を併用してもよい。
【0112】界面活性剤としては、例えばポリオキシエ
チレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキル
アリールエーテル、ポリオキシエチレンスチリルフェニ
ルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン
ブロックコポリマー、ポリオキシエチレン脂肪酸エステ
ル、ソルビタン脂肪酸エステルおよびポリオキシエチレ
ンソルビタン脂肪酸エステル等のノニオン性界面活性
剤、アルキル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、
リグニンスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、ナ
フタレンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸
塩、ナフタレンスルホン酸のホルマリン縮合物の塩、ア
ルキルナフタレンスルホン酸のホルマリン縮合物の塩、
ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル硫酸およ
び燐酸塩、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテ
ル硫酸および燐酸塩、ポリカルボン酸塩およびポリスチ
レンスルホン酸塩等のアニオン性界面活性剤、アルキル
アミン塩およびアルキル4級アンモニウム塩等のカチオ
ン性界面活性剤ならびにアミノ酸型およびベタイン型等
の両性界面活性剤が挙げられる。
【0113】これら界面活性剤の含有量は、特に限定さ
れるものではないが、本発明の製剤100重量部に対
し、通常0.05〜20重量部の範囲が望ましい。ま
た、これら界面活性剤は、単独で用いても2種以上を併
用してもよい。
【0114】また、本発明化合物を農薬として使用する
場合には必要に応じて製剤時または散布時に他種の除草
剤、各種殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、植物生
長調節剤、共力剤、肥料、土壌改良剤などと混合施用し
ても良い。
【0115】特に他の農薬あるいは植物ホルモンと混合
施用することにより、施用薬量の減少による低コスト
化、混合薬剤の相乗作用による殺虫スペクトラムの拡大
や、より高い有害生物防除効果が期待できる。この際、
同時に複数の公知農薬との組み合わせも可能である。本
発明化合物と混合使用する農薬の種類としては、例え
ば、ファーム・ケミカルズ・ハンドブック(Farm
Chemicals Handbook)1994年版
に記載されている化合物などがある。具体的にその一般
名を例示すれば次の通りであるが、必ずしもこれらのみ
に限定されるものではない。
【0116】殺菌剤:アシベンゾラール(acibenzola
r)、アムプロピルホス(ampropyfos)、アニラジン(a
nilazine)、アザコナゾール(azaconazole)、アゾキ
シストロビン(azoxystrobin)、ベナラキシル(benala
xyl)、ベノダニル(benodanil)、ベノミル(benomy
l)、ベンザマクリル(benzamacril)、ビナパクリル
(binapacryl)、ビフェニル(biphenyl)、ビテルタノ
ール(bitertanol)、ベトキサジン(bethoxazine)、
ボルドー液(bordeaux mixture)、ブラストサイジン−
S(blasticidin-S)、ブロモコナゾール(bromoconazol
e)、ブピリメート(bupirimate)、ブチオベート(but
hiobate)、カルシウムポリスルフィド(calcium polys
ulfide)、キャプタフォール(captafol)、キャプタン
(captan)、カッパーオキシクロリド(copper oxychlo
ride)、カルプロパミド(carpropamid)、カルベンダ
ジン(carbendazim)、カルボキシン(carboxin)、キ
ノメチオネート(chinomethionat)、クロベンチアゾン
(chlobenthiazone)、クロルフェナゾール(chlorfena
zol)、クロロネブ(chloroneb)、クロロタロニル(ch
lorothalonil)、クロゾリネート(chlozolinate)、ク
フラネブ(cufraneb)、
【0117】シモキサニル(cymoxanil)、シプロコナ
ゾール(cyproconazol)、シプロジニル(cyprodini
l)、シプロフラム(cyprofuram)、デバカルブ(debac
arb)、ジクロロフェン(dichlorophen)、ジクロブト
ラゾール(diclobutrazol)、ジクロフラニド(diclhlo
fluanid)、ジクロメジン(diclomedine)、ジクロラン
(dicloran)、ジエトフェンカルブ(diethofencar
b)、ジクロシメット(diclocymet)、ジフェノコナゾ
ール(difenoconazole)、ジフルメトリン(diflumetor
im)、ジメチリモール(dimethirimol)、ジメトモルフ
(dimethomorph)、ジニコナゾール(diniconazole)、
ジニコナゾール−M(diniconazole-M)、ジノカップ(d
inocap)、ジフェニルアミン(diphenylamine)、ジピ
リチオン(dipyrithione)、ジタリムホス(ditalimfo
s)、ジチアノン(dithianon)、ドデモルフ(dodemorp
h)、ドジン(dodine)、ドラゾクソロン(drazoxolo
n)、エデフェノホス(edifenphos)、エポキシコナゾ
ール(epoxiconazole)、エタコナゾール(etaconazol
e)、エチリモル(ethirimol)、エトリジアノール(et
ridiazole)、ファモキサゾン(famoxadone)、フェナ
リモル(fenarimol)、フェブコナゾール(febuconazol
e)、フェンフラム(fenfuram)、
【0118】フェンピクロニル(fenpiclonil)、フェ
ンプロピジン(fenpropidin)、フェンプロピモルフ(f
enpropimorph)、フェンチン(fentin)、フェルバン
(ferbam)、フェリムゾン(ferimzone)、フルアジナ
ム(fluazinam)、フルジオキソニル(fludioxonil)、
フルオロイミド(fluoroimide)、フルキンコナゾール
(fluquinconazole)、フルシラゾール(flusilazol
e)、フルスルファミド(flusulfamide)、フルトラニ
ル(flutolanil)、フルトリアフォール(flutriafo
l)、フォルペット(folpet)、フォセチル−アルミニ
ウム(fosetyl-aluminium)、フベリダゾール(fuberid
azole)、フララキシル(furalaxyl)、フェナミドン
(fenamidone)、フェンヘキサミド(fenhexamid)、
【0119】グアザチン(guazatine)、ヘキサクロロ
ベンゼン(hexachlorobenzene)、ヘキサコナゾール(h
exaconazole)、ヒメキサゾール(hymexazol)、イマザ
リル(imazalil)、イミベンコナゾール(imibenconazo
le)、イミノクタジン(iminoctadine)、イプコナゾー
ル(ipconazole)、イプロベンホス(iprobenfos)、イ
プロジオン(iprodione)、イソプロチオラン(isoprot
hiolane)、イプロバリカルブ(iprovalicarb)、カス
ガマイシン(kasugamycin)、クレソキシム−メチル(k
resoxim-methyl)、マンカッパー(mancopper)、マン
コゼブ(mancozeb)、マンネブ(maneb)、メパニピリ
ム(mepanipyrim)、メプロニル(mepronil)、メタラ
キシル(metalaxyl)、メトコナゾール(metconazol
e)、メチラム(metiram)、メトミノストロビン(meto
minostrobin)、ミクロブタニル(myclobutanil)、ナ
バム(nabam)、ニッケルビス(ジメチルジチオカーバ
メート)(nickel bis(dimethyldithiocarbamate))、
ニトロタール−イソプロピル(nitrothal-isopropy
l)、ヌアリモル(nuarimol)、オクチリノン(octhili
none)、オフレース(ofurace)、オキサジキシル(oxa
dixyl)、オキシカルボキシン(oxycarboxin)、オキポ
コナゾールフマール酸塩(oxpoconazole fumarate)、
【0120】ペフラゾエート(pefurzoate)、ペンコナ
ゾール(penconazole)、ペンシクロン(pencycuro
n)、フタライド(phthalide)、ピペラリン(piperali
n)、ポリオキシン(polyoxins)、プロベナゾール(pr
obenazole)、プロクロラズ(prochloraz)、プロシミ
ドン(procymidone)、プロパモカルブ塩酸塩(propamo
carb hydrochloride)、プロピコナゾール(propiconaz
ole)、プロピネブ(propineb)、ピラゾホス(pyrazop
hos)、ピリフェノックス(pyrifenox)、ピリメタニル
(pyrimethanil)、ピロキュロン(pyroquilon)、キノ
キシフェン(quinoxyfen)、キントゼン(quintozen
e)、硫黄(sulfur)、スピロキサミン(spiroxamin
e)、テブコナゾール(tebuconazole)、テクナゼン(t
ecnazene)、テトラコナゾール(tetraconazole)、チ
アベンダゾール(thiabendazole)、チフルザミド(thi
fluzamide)、チオファネート−メチル(thiophanate-m
ethyl)、チラム(thiram)、トルクロホス−メチル(t
olclofos-methyl)、トリルフラニド(tolylfluani
d)、
【0121】トリアジメホン(triadimefon)、トリア
ジメノール(toriadimenol)、トリアゾキシド(triazo
xide)、トリシクラゾール(tricyclazole)、トリデモ
ルフ(tridemorph)、トリフルミゾール(triflumizol
e)、トリホリン(triforine)、トリチコナゾール(tr
iticonazole)、バリダマイシン(validamycin)、ビン
クロゾリン(vinclozolin)、ジネブ(zineb)及びジラ
ム(ziram)など。
【0122】殺バクテリア剤:ストレプトマイシン(st
reptomycin)、オキシテトラサイクリン(oxyterracycl
ine)及びオキソリニックアシド(oxolinic acid)な
ど。
【0123】殺線虫剤:アルドキシカルブ(aldoxycar
b)、フォスチアゼート(fosthiazate)、フォスチエタ
ン(fosthietan)、オキサミル(oxamyl)及びフェナミ
ホス(fenamiphos)など。
【0124】殺ダニ剤:アミトラズ(amitraz)、ブロ
モプロピレート(bromopropylate)、チノメチオネート
(chinomethionat)、クロロベンジラート(chlorobezi
late)、クロフェンテジン(clofentezine)、サイヘキ
サチン(cyhexatine)、ジコフォール(dicofol)、ジ
エノクロール(dienochlor)、エトキサゾール(etoxaz
ole)、フェナザキン(fenazaquin)、フェンブタチン
オキシド(fenbutatin oxide)、フェンプロパトリン
(fenpropathrin)、フェンプロキシメート(fenproxim
ate)、ハルフェンプロックス(halfenprox)、ヘキシ
チアゾックス(hexythiazox)、ミルベメクチン(milbe
mectin)、プロパルギット(propargite)、ピリダベン
(pyridaben)、ピリミジフェン(pyrimidifen)及びテ
ブフェンピラド(tebufenpyrad)など。
【0125】殺虫剤:アバメクチン(abamectin)、ア
セフェート(acephate)、アセタミピリド(acetamipir
id)、アジンホス−メチル(azinphos-methyl)、ベン
ジオカルブ(bendiocarb)、ベンフラカルブ(benfurac
arb)、ベンスルタップ(bensultap)、ビフェントリン
(bifenthrin)、ブプロフェジン(buprofezin)、ブト
カルボキシン(butocarboxim)、カルバリル(carbary
l)、カルボフラン(carbofuran)、カルボスルファン
(carbosulfan)、カルタップ(cartap)、クロルフェ
ナピル(chlorfenapyr)、クロルピリホス(chlorpyrif
os)、クロルフェンビンホス(chlorfenvinphos)、ク
ロルフルアズロン(chlorfluazuron)、クロチアニジン
(clothianidin)、クロマフェノジド(chromafenozid
e)、クロピリホス−メチル(chlorpyrifos-methyl)、
シフルトリン(cyfluthrin)、ベータ−シフルトリン
(beta-cyfluthrin)、シペルメトリン(cypermethri
n)、シロマジン(cyromazine)、
【0126】シハロトリン(cyhalothrin)、ラムダ−
シハロトリン(lambda-cyhalothrin)、デルタメトリン
(deltamethrin)、ジアフェンチウロン(diafenthiuro
n)、ダイアジノン(diazinon)、ジアクロデン(diacl
oden)、ジフルベンズロン(diflubenzuron)、ジメチ
ルビンホス(dimethylvinphos)、ジオフェノラン(dio
fenolan)、ジスルフォトン(disulfoton)、ジメトエ
ート(dimethoate)、EPN、エスフェンバレレート(esf
envalerate)、エチオフェンカルブ(ethiofencarb)、
エチプロール(ethiprole)、エトフェンプロックス(e
tofenprox)、エトリムホス(etrimfos)、フェニトロ
チオン(fenitrothion)、フェノブカルブ(fenobucar
b)、フェノキシカーブ(fenoxycarb)、フェンプロパ
トリン(fenpropathrin)、フェンバレレート(fenvale
rate)、フィプロニル(fipronil)、フルシトリネート
(flucythrinate)、フルフェノクスウロン(flufenoxu
ron)、フルフェンプロックス(flufenprox)、タウ−
フルバリネート(tau-fluvalinate)、ホノホス(fonop
hos)、フォルメタネート(formetanate)、フォルモチ
オン(formothion)、フラチオカルブ(furathiocar
b)、
【0127】ハロフェノジド(halofenozide)、ヘキサ
フルムロン(hexaflumuron)、ヒドラメチルノン(hydr
amethylnon)、イミダクロプリド(imidacloprid)、イ
ソフェンホス(isofenphos)、インドキサカルブ(indo
xacarb)、イソプロカルブ(isoprocarb)、イソキサチ
オン(isoxathion)、ルフェヌウロン(lufenuron)、
マラチオン(malathion)、メタルデヒド(metaldehyd
e)、メタミドホス(methamidophos)、メチダチオン
(methidathion)、メタクリホス(methacrifos)、メ
タルカルブ(metalcarb)、メソミル(methomyl)、メ
ソプレン(methoprene)、メトキシクロール(methoxyc
hlor)、メトキシフェノジド(methoxyfenozide)、モ
ノクロトホス(monocrotophos)、ムスカルーレ(musca
lure)、ニテンピラム(nitenpyram)、オメトエート
(omethoate)、オキシデメトン−メチル(oxydemeton-
methyl)、オキサミル(oxamyl)、
【0128】パラチオン(parathion)、パラチオン−
メチル(parathion-methyl)、ペルメトリン(permethr
in)、フェントエート(phenthoate)、フォキシム(ph
oxim)、ホレート(phorate)、ホサロン(phosalon
e)、ホスメット(phosmet)、ホスファミドン(phosph
amidon)、ピリミカルブ(pirimicarb)、ピリミホス−
メチル(pirimiphos-methyl)、プロフェノホス(profe
nofos)、ピメトロジン(pymetrozine)、ピラクロホス
(pyraclofos)、ピリプロキシフェン(pyriproxyfe
n)、ロテノン(rotenone)、スルプロホス(sulprofo
s)、シラフルオフェン(silafluofen)、スピノサド
(spinosad)、スルホテップ(sulfotep)、テブフェノ
ジド(tebfenozide)、テフルベンズロン(teflubenzur
on)、テフルトリン(tefluthorin)、テルブホス(ter
bufos)、テトラクロロビンホス(tetrachlorvinpho
s)、チオジカルブ(thiodicarb)、チアメトキサム(t
hiamethoxam)、チオファノックス(thiofanox)、チオ
メトン(thiometon)、トルフェンピラド(tolfenpyra
d)、トラロメスリン(tralomethrin)、トリクロルホ
ン(trichlorfon)、トリアズロン(triazuron)、トリ
フルムロン(triflumuron)及びバミドチオン(vamidot
hion)など。
【0129】本発明化合物の施用薬量は適用場面、施用
時期、施用方法、栽培作物等により差異はあるが一般に
は有効成分量としてヘクタール(ha)当たり0.00
5〜50kg程度が適当である。
【0130】次に具体的に本発明化合物を用いる場合の
製剤の配合例を示す。但し本発明の配合例は、これらの
みに限定されるものではない。なお、以下の配合例にお
いて「部」は重量部を意味する。
【0131】〔水和剤〕 本発明化合物 0.1〜80部 固体担体 5〜98.9部 界面活性剤 1〜10部 その他 0〜 5部 その他として、例えば固結防止剤、分解防止剤等があげ
れらる。
【0132】〔乳 剤〕 本発明化合物 0.1〜30部 液体担体 45〜95部 界面活性剤 4.9〜15部 その他 0〜10部 その他として、例えば展着剤、分解防止剤等が挙げられ
る。
【0133】〔懸濁剤〕 本発明化合物 0.1〜70部 液体担体 15〜98.89部 界面活性剤 1〜12部 その他 0.01〜30部 その他として、例えば凍結防止剤、増粘剤等が挙げられ
る。
【0134】〔顆粒水和剤〕 本発明化合物 0.1〜90部 固体担体 0〜98.9部 界面活性剤 1〜20部 その他 0〜 10部 その他として、例えば結合剤、分解防止剤等が挙げられ
る。
【0135】〔液 剤〕 本発明化合物 0.01〜70部 液体担体 20〜99.99部 その他 0〜 10部 その他として、例えば凍結防止剤、展着剤等が挙げられ
る。
【0136】〔粒 剤〕 本発明化合物 0.01〜80部 固体担体 10〜99.99部 その他 0〜10部 その他として、例えば結合剤、分解防止剤等が挙げられ
る。
【0137】〔粉 剤〕 本発明化合物 0.01〜30部 固体担体 65〜99.99部 その他 0〜5部 その他として、例えばドリフト防止剤、分解防止剤等が
挙げられる。
【0138】
【実施例】以下に本発明化合物の合成例、製剤例、試験
例を実施例として具体的に述べるが、本発明はこれらに
よって限定されるものではない。
【0139】〔参考例〕2−(4−tert−ブチルフ
ェニル)−3−(1,4−ジメチルピラゾール−5−イ
ル)−3−ヒドロキシ−アクリロニトリルの合成 4−tert−ブチルフェニルアセトニトリル1.0g
と1,4−ジメチル−5−(1−ピラゾリルカルボニ
ル)ピラゾール0.95gをテトラヒドロフラン30m
lに溶解し、氷冷下にてカリウム tert−ブトキサ
イド1.5gのテトラヒドロフラン(20ml)溶液に
滴下した。室温で一晩撹拌した後、減圧下にて溶媒を留
去し、水を加えて得られる溶液をエーテルで洗浄した。
この水溶液を希塩酸で酸性にした後、エーテルで抽出、
水洗、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留
去し、樹脂状の標記目的化合物0.4gを得た。1 H-NMR(DMSO-d6,δ(ppm)):1.31(9H,s), 2.26(3H,s),
4.07(3H,s), 5.22(1H,s),6.70(1H,s), 7.37(4H,m)。
【0140】上記参考例に準じた方法によって合成した
一般式(2)で表される化合物の構造と物性を以下に示
す。
【0141】2−(4−tert−ブチルフェニル)−
3−(1,3−ジメチルピラゾール−5−イル)−3−
ヒドロキシ−アクリロニトリル;樹脂状物。
【0142】2−(4−tert−ブチルフェニル)−
3−ヒドロキシ−3−(1,3,4−トリメチルピラゾ
ール−5−イル)アクリロニトリル;樹脂状物。
【0143】2−(4−tert−アミルフェニル)−
3−ヒドロキシ−3−(1,3,4−トリメチルピラゾ
ール−5−イル)アクリロニトリル;樹脂状物。
【0144】2−(4−tert−ブチルフェニル)−
3−(4−クロロ−1,3−ジメチルピラゾール−5−
イル)−3−ヒドロキシ−アクリロニトリル;融点:6
8.0−69.0℃。
【0145】3−(3−ブロモ−1,4−ジメチルピラ
ゾール−5−イル)−2−(4−tert−ブチルフェ
ニル)−3−ヒドロキシ−アクリロニトリル;樹脂状
物。
【0146】2−(4−sec−ブチルフェニル)−3
−ヒドロキシ−3−(1,3,4−トリメチルピラゾー
ル−5−イル)アクリロニトリル;樹脂状物。
【0147】2−(4−tert−アミルフェニル)−
3−ヒドロキシ−3−(4−クロロ−1,3−ジメチル
ピラゾール−5−イル)アクリロニトリル(比較化合物
A);樹脂状物。
【0148】〔合成例1〕2−(4−tert−ブチル
フェニル)−3−エトキシ−3−(1,3−ジメチルピ
ラゾール−5−イル)アクリロニトリル(化合物No.
1)の合成 2−(4−tert−ブチルフェニル)−3−(1,3
−ジメチルピラゾール−5−イル)−3−ヒドロキシ−
アクリロニトリル1.0gをアセトニトリル50mlに
溶解し、無水炭酸カリウム0・84gを加えた後、ジエ
チル硫酸0.63gを滴下し、室温で一晩撹拌した。反
応混合物を水100mlに注ぎクロロホルムで抽出、5
%炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去して得られた油状物を
TLC(n−ヘキサン/酢酸エチル=3/2)で分取し、
標記目的化合物0.65gを得た。融点:133.0−
135.3℃。
【0149】〔合成例2〕2−(4−tert−ブチル
フェニル)−3−エトキシメトキシ−3−(1,3,4
−トリメチルピラゾール−5−イル)アクリロニトリル
(化合物No.2、3)の合成 油性水素化ナトリウム(>60%)0.15gをn−ヘ
キサンで洗浄しテトラヒドロフラン50mlに懸濁さ
せ、氷冷下にて2−(4−tert−ブチルフェニル)
−3−(1,3,4−トリメチルピラゾール−5−イ
ル)−3−ヒドロキシ−アクリロニトリル0.85gを
添加し30分間撹拌した後、クロロメチルメチルエーテ
ル0.26gを加えて室温で一晩撹拌した。減圧下で溶
媒を留去した後、氷水を加えてクロロホルムで抽出、炭
酸水素ナトリウム水溶液で洗浄、無水硫酸ナトリウムで
乾燥後、減圧下で濃縮して標記目的化合物のE体とZ体
を含む油状物を得た。これをTLC(n−ヘキサン/酢
酸エチル=2/1)で分取して高Rf値の標記目的化合
物Z体0.42g(化合物No.2)と低Rf値の標記
目的化合物E体0.4g(化合物No.3)を得た。
【0150】化合物No.21 H-NMR(CDCl3,δ(ppm)):1.27(3H,t,J=4.4), 1.26(9H,
s), 1.82(3H,s), 2.17(3H,s), 3.42(3H,s), 3.80-3.88
(1H,m), 3.92-4.01(1H,m), 4.82-4.87(1H,m), 4.90-4.9
5(1H,m), 6.96(2H,d,J=6.8), 7.24(2H,d,J=6.8)。
【0151】化合物No.31 H-NMR(CDCl3,δ(ppm)):1.13(3H,t,J=6.8), 1.35(9H,
s), 2.03(3H,s), 2.22(3H,s), 3.50-3.70(2H,m), 3.80
(3H,s), 3.78-3.87(1H,m), 3.89-3.95(1H,m), 7.46(2H,
d,J=8.4), 7.84(2H,d,J=8.4)。
【0152】上記合成例に準じて合成した本発明化合物
の構造と物性を第2表に記載した。
【0153】〔第2表〕
【0154】
【化7】
【0155】
【表12】 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 化合物No. G R X Y 融点(℃) ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 1 tBu Me H Me 133.0-135.3 2 tBu OEt Me Me 樹脂状 3 tBu OEt Me Me 樹脂状(No.2の異性体) 4 tBu OEt H Me 93.7-96.6 5 tBu Me Me H 樹脂状 6 tBu OEt Me H 樹脂状 7 tBu H Me Me 樹脂状 8 tBu Me Me Me 樹脂状 9 tBu OMe Me Me 樹脂状 10 tBu OMe Me Me 樹脂状(No.9の異性体) 11 tBu OCH2Ph Me Me 樹脂状 12 tBu OCH2Ph Me Me 樹脂状(No.11の異性体) 13 tBu OCH2CH2OMe Me Me 樹脂状 14 tBu OCH2SMe Me Me 樹脂状 15 tBu OCH2SMe Me Me 樹脂状(No.14の異性体) 16 tBu OCH2Et Cl Me 66.5-67.45 17 tBu OCH2Et Me Br 94.0-95.0 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【0156】〔製剤例〕次に、本発明化合物を有効成分
とする有害生物防除剤の製剤例を示すが、本発明はこれ
らに限定されるものではない。
【0157】尚、以下の製剤例において、「部」は重量
部を意味する。
【0158】〔配合例1〕水和剤 本発明化合物No.17 20部 パイロフィライト 76部 ソルポール5039 2部 (非イオン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤との混
合物:東邦化学工業(株)商品名) カープレックス#80D 2部 (合成含水珪酸:塩野義製薬(株)商品名) 以上を均一に混合粉砕して水和剤とする。
【0159】〔配合例2〕乳 剤 本発明化合物No.17 5部 キシレン 75部 N−メチルピロリドン 15部 ソルポール2680 5部 (非イオン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤との混
合物:東邦化学工業(株)商品名) 以上を均一に混合して乳剤とする。
【0160】〔配合例3〕懸濁剤(フロアブル剤) 本発明化合物No.17 25部 アグリゾールS−710 10部 (非イオン性界面活性剤:花王(株)商品名) ルノックス1000C 0.5部 (アニオン性界面活性剤:東邦化学工業(株)商品名) キサンタンガム 0.2部 水 64.3部 以上を均一に混合した後、湿式粉砕して懸濁剤とする。
【0161】〔配合例4〕顆粒水和剤(ドライフロアブ
ル剤) 本発明化合物No.17 75部 ハイテノールNE-15 5部 (アニオン性界面活性剤:第一工業製薬(株)商品名) バニレックスN 10部 (アニオン性界面活性剤:日本製紙(株)商品名) カープレックス#80D 10部 (合成含水珪酸:塩野義製薬(株)商品名) 以上を均一に混合粉砕した後、少量の水を加えて攪拌混
合し、押出式造粒機で造粒し、乾燥して顆粒水和剤とす
る。
【0162】〔配合例5〕粒 剤 本発明化合物No.17 5部 ベントナイト 50部 タルク 45部 以上を均一に混合粉砕した後、少量の水を加えて攪拌混
合し、押出式造粒機で造粒し、乾燥して粒剤とする。
【0163】〔配合例6〕粉 剤 本発明化合物No.17 3部 カープレックス#80D 0.5部 (合成含水珪酸:塩野義製薬(株)商品名) カオリナイト 95部 リン酸ジイソプロピル 1.5部 以上を均一に混合粉砕して粉剤とする。
【0164】使用に際しては上記水和剤、乳剤、フロア
ブル剤、粒状水和剤は水で50〜20000倍に希釈し
て有効成分が1ヘクタール(ha)当たり0.005〜
50kgになるように散布する。
【0165】〔試験例〕次に、本発明化合物の有害生物
防除剤としての有用性について、以下の試験例において
具体的に説明する。
【0166】〔試験例1〕 ナミハダニに対する殺虫試
験 インゲンの葉をリーフパンチを用いて径3.0cmの円
形に切り取り、径7cmのスチロールカップ上の湿った
濾紙上に置いた。これにナミハダニ幼虫を1葉当たり1
0頭接種した。明細書に記載された本発明化合物の5%
乳剤(化合物によっては25%水和剤を供試)を展着剤
の入った水で希釈して所定の薬液濃度に調整し、この薬
液をスチロールカップ当たり2mlづつ回転式散布塔用
いて散布し、25℃の恒温室に収容し、96時間経過後
の死虫率を下記の計算式から求めた。尚、試験は2区制
でおこなった。
【0167】
【数1】 死虫率={死虫数/(死虫数+生存虫数)}×100
【0168】WO97/40009に記載されている下
記化合物を比較化合物Aとして試験に供試した。結果を
第3表に示した。
【0169】
【化8】 〔第3表〕
【0170】
【表13】 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 化合物No. 薬液濃度(ppm) 死虫率(%) ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 1 100 100 10 86 2 100 100 10 100 3 100 100 10 100 4 100 100 10 100 5 100 100 10 0 6 100 100 10 100 7 100 100 10 0 8 100 100 10 100 9 100 100 10 100 10 100 100 10 100 11 100 100 10 88 13 100 100 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【0171】
【表14】 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 化合物No. 薬液濃度(ppm) 死虫率(%) ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 10 51 14 100 100 10 100 15 100 100 10 100 16 100 100 10 100 17 100 100 10 100 比較化合物A 100 54 10 0 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【0172】
【発明の効果】本発明は、低毒性かつ低残留性の新規な
殺虫剤を提供するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 舛沢 禎英 千葉県船橋市坪井町722番地1 日産化学 工業株式会社中央研究所内 (72)発明者 三宅 敏郎 埼玉県南埼玉郡白岡町大字白岡1470 日産 化学工業株式会社生物科学研究所内 (72)発明者 井上 洋一 埼玉県南埼玉郡白岡町大字白岡1470 日産 化学工業株式会社生物科学研究所内 (72)発明者 三森 紀彦 埼玉県南埼玉郡白岡町大字白岡1470 日産 化学工業株式会社生物科学研究所内 (72)発明者 瀧井 新自 埼玉県南埼玉郡白岡町大字白岡1470 日産 化学工業株式会社生物科学研究所内 Fターム(参考) 4H011 AA01 AB01 AC01 AC04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(1): 【化1】 [式中、Xは、H、ハロゲンまたはC1〜C4アルキルで
    あり、 Yは、H、BrまたはC1〜C4アルキルであり、但しX
    がHまたはハロゲンの場合は、YはC1〜C4アルキルで
    あり、 Rは、H、C1〜C4アルキル、C2〜C4アルコキシアル
    キル、Raで置換されていてもよいフェニル、C1〜C4
    アルコキシ、C1〜C4アルキルスルフェニル、C3〜C8
    アルコキシアルコキシ、Raで置換されていてもよいフ
    ェノキシ、Raで置換されていてもよいベンジルオキシ
    またはC(O)T1であり、 Gは、ハロゲン、C1〜C6アルキル、Rbで置換された
    1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3
    ルキルで置換されていてもよいC3〜C6シクロアルキ
    ル、C1〜C6アルコキシ、C2〜C4アルケニルオキシ、
    2〜C4アルキニルオキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、
    1〜C4アルキルスルフェニル、C1〜C4アルキルスル
    フィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C2〜C4アル
    ケニルスルフェニル、C2〜C4アルケニルスルフィニ
    ル、C2〜C4アルケニルスルホニル、C2〜C4アルキニ
    ルスルフェニル、C2〜C4アルキニルスルフィニル、C
    2〜C4アルキニルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルス
    ルフェニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1
    〜C4ハロアルキルスルホニル、C2〜C4ハロアルケニ
    ルスルフェニル、C2〜C4ハロアルケニルスルフィニ
    ル、C2〜C4ハロアルケニルスルホニル、NO2、C
    N、-NU12、ナフチル、Rbで置換されたメトキシ、
    2〜C5アルコキシカルボニル、C2〜C4アルコキシア
    ルキル、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C4ハロア
    ルキルカルボニル、C2〜C5アルキルカルボニルオキ
    シ、C2〜C5ハロアルキルカルボニルオキシ、C3〜C7
    ジアルキルアミノカルボニルオキシ、Zで置換されてい
    てもよいフェニル、Zで置換されていてもよいフェノキ
    シ、Zで置換されていてもよいベンゾイル、Zで置換さ
    れていてもよいピリジル、Zで置換されていてもよいピ
    リジルオキシ、Zで置換されていてもよいチエニル、隣
    接した置換位置で結合したメチレンジオキシ、隣接した
    置換位置で結合したハロメチレンジオキシ及び−N=C
    23の中から選ばれる1ないし4個の置換基、または
    隣接した置換位置で結合したアルキレン基によって形成
    される5ないし8員環であり、 T1は、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C2
    5アルコキシカルボニル、Raで置換されていてもよい
    フェニルまたはナフチルであり、 T2及びT3は各々独立に、H、フェニル、ベンジルまた
    はC1〜C6アルキルであるか、あるいはT2とT3とが結
    合している炭素原子と共に5ないし8員環を形成しても
    よく、 Zは、各々独立して、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C
    1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4
    ロアルコキシ、C1〜C4アルキルスルフェニル、C1
    4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニ
    ル、C2〜C4アルケニルスルフェニル、C2〜C4アルケ
    ニルスルフィニル、C2〜C4アルケニルスルホニル、C
    1〜C4ハロアルキルスルフェニル、C1〜C4ハロアルキ
    ルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、N
    2、CN、−NU12及びC2〜C 5アルコキシカルボ
    ニルの中から選ばれる1ないし5個の置換基であり、 Raは、ハロゲン、C1〜C4アルキルまたはC1〜C4
    ルコキシであり、 Rbは、ハロゲン、C1〜C4アルキルまたはC1〜C4
    ルコキシで置換されていてもよいフェニルであり、 U1及びU2は、各々独立に、H、C1〜C6アルキル、C
    2〜C4アルキルカルボニル、フェニルまたはベンジルを
    表すか、あるいはU1とU2とが結合している炭素原子と
    共に5ないし8員環を形成してもよい。]で表されるア
    クリロニトリル化合物。
  2. 【請求項2】Rが、H、C1〜C4アルキル、フェニル、
    1〜C4アルコキシ、C3〜C8アルコキシアルコキシま
    たはベンジルオキシである請求項1記載のアクリロニト
    リル化合物。
  3. 【請求項3】Xが、H、Clまたはメチルであり、 Yが、H、Br、メチルまたはエチルである請求項2記
    載のアクリロニトリル化合物。
  4. 【請求項4】Xが、メチルである請求項3記載のアクリ
    ロニトリル化合物。
  5. 【請求項5】Xが、HまたはClであり、 Yが、メチルまたはエチルである請求項3記載のアクリ
    ロニトリル化合物。
  6. 【請求項6】請求項1〜5記載のアクリロニトリル化合
    物の1種以上を有効成分として含有することを特徴とす
    る農薬。
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