JP2000119165A - 乳化型皮膚外用剤 - Google Patents
乳化型皮膚外用剤Info
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- JP2000119165A JP2000119165A JP10314021A JP31402198A JP2000119165A JP 2000119165 A JP2000119165 A JP 2000119165A JP 10314021 A JP10314021 A JP 10314021A JP 31402198 A JP31402198 A JP 31402198A JP 2000119165 A JP2000119165 A JP 2000119165A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】外観上差別化されるとともに、保存安定性、官
能に優れた乳化型皮膚外用剤を提供する。 【解決手段】油性成分に対して揮発性シリコン油を９５
重量％以上含み、全成分に対して１５重量％以上の多価
アルコール、カルボキシビニルポリマーおよび球状シリ
コン樹脂を含有すること。
能に優れた乳化型皮膚外用剤を提供する。 【解決手段】油性成分に対して揮発性シリコン油を９５
重量％以上含み、全成分に対して１５重量％以上の多価
アルコール、カルボキシビニルポリマーおよび球状シリ
コン樹脂を含有すること。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、外観上差別化され
るとともに、保存安定性、官能特性に優れた乳化型皮膚
外用剤に関する。
るとともに、保存安定性、官能特性に優れた乳化型皮膚
外用剤に関する。
【０００２】
【従来の技術】乳化型皮膚外用剤は、配合される油剤の
持つ機能により、皮膚保護作用、柔軟作用、閉塞作用な
ど様々な効果を持ち、油剤を含まない化粧水型皮膚外用
剤に比べて高い機能を有する。一方、一般に乳化物は油
水界面において光が屈折、反射するため、白色に見え、
外観上差別化することは困難である。乳化物の外観上の
差別化を目的として、揮発性シリコンや多価アルコール
を多量に配合した透明ないし半濁状のジェル状乳化型皮
膚外用剤等が提案されている。
持つ機能により、皮膚保護作用、柔軟作用、閉塞作用な
ど様々な効果を持ち、油剤を含まない化粧水型皮膚外用
剤に比べて高い機能を有する。一方、一般に乳化物は油
水界面において光が屈折、反射するため、白色に見え、
外観上差別化することは困難である。乳化物の外観上の
差別化を目的として、揮発性シリコンや多価アルコール
を多量に配合した透明ないし半濁状のジェル状乳化型皮
膚外用剤等が提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、揮発性
シリコンを多量に用いた乳化型皮膚外用剤の乳化安定性
においては未だ十分とはいえず、また多価アルコールを
多量に用いた乳化型皮膚外用剤はべとつくなど官能的に
劣るため、強く望まれているにもかかわらず、保存安定
性、官能特性の優れたジェル状の乳化型皮膚外用剤は得
られていない。
シリコンを多量に用いた乳化型皮膚外用剤の乳化安定性
においては未だ十分とはいえず、また多価アルコールを
多量に用いた乳化型皮膚外用剤はべとつくなど官能的に
劣るため、強く望まれているにもかかわらず、保存安定
性、官能特性の優れたジェル状の乳化型皮膚外用剤は得
られていない。
【０００４】かかる事情に鑑み、本発明は、外観上差別
化されるとともに、官能面、使用感に優れた乳化型皮膚
外用剤を得る事を意図し、透明ないし半濁状でありなが
ら、使用感に優れ、油性感、べたつきがなく、肌なじみ
のよく、保存安定性に優れた皮膚外用剤を提供すること
を目的とする。
化されるとともに、官能面、使用感に優れた乳化型皮膚
外用剤を得る事を意図し、透明ないし半濁状でありなが
ら、使用感に優れ、油性感、べたつきがなく、肌なじみ
のよく、保存安定性に優れた皮膚外用剤を提供すること
を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】種々検討の結果、上述の
目的は、油相成分に対して揮発性シリコン油を９５重量
％以上含み、全成分に対して１５重量％以上の多価アル
コール、カルボキシビニルポリマーおよび球状シリコン
樹脂を含有する乳化型皮膚外用剤によって達成される。
目的は、油相成分に対して揮発性シリコン油を９５重量
％以上含み、全成分に対して１５重量％以上の多価アル
コール、カルボキシビニルポリマーおよび球状シリコン
樹脂を含有する乳化型皮膚外用剤によって達成される。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について詳説
する。
する。
【０００７】本発明の乳化型皮膚外用剤に用いる揮発性
シリコン油としては、大気圧下で２５０℃以下の沸点を
有するもので、例えば式｛（ＣＨ3 ）2 ＳｉＯ｝x の環
状ジメチルポリシロキサン（式中、ｘは３〜６の整数で
ある）、式（ＣＨ3 ）3 ＳｉＯ｛（ＣＨ3 ）2 ＳｉＯ｝
y Ｓｉ（ＣＨ3 ）3 の鎖状ジメチルポリシロキサン（式
中、ｙは０〜４の整数である）、またこれらの混合物が
あげられる。具体例としてはデカメチルシクロペンタシ
ロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサンなどが
あげられる。揮発性シリコン油は、本乳化型皮膚外用剤
の油相成分の総重量に対して９５〜１００重量％であ
る。９５重量％未満では外観上差別化されるような透明
感が得られず、且つ油性感の強い仕上がりとなり好まし
くない。尚、本発明における油相成分としては、揮発性
シリコン油、シリコン油、炭化水素、エステル、香料等
の油性成分及びＨＬＢ値が１０以下の親油性界面活性剤
である。
シリコン油としては、大気圧下で２５０℃以下の沸点を
有するもので、例えば式｛（ＣＨ3 ）2 ＳｉＯ｝x の環
状ジメチルポリシロキサン（式中、ｘは３〜６の整数で
ある）、式（ＣＨ3 ）3 ＳｉＯ｛（ＣＨ3 ）2 ＳｉＯ｝
y Ｓｉ（ＣＨ3 ）3 の鎖状ジメチルポリシロキサン（式
中、ｙは０〜４の整数である）、またこれらの混合物が
あげられる。具体例としてはデカメチルシクロペンタシ
ロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサンなどが
あげられる。揮発性シリコン油は、本乳化型皮膚外用剤
の油相成分の総重量に対して９５〜１００重量％であ
る。９５重量％未満では外観上差別化されるような透明
感が得られず、且つ油性感の強い仕上がりとなり好まし
くない。尚、本発明における油相成分としては、揮発性
シリコン油、シリコン油、炭化水素、エステル、香料等
の油性成分及びＨＬＢ値が１０以下の親油性界面活性剤
である。
【０００８】本乳化型皮膚外用剤に用いる多価アルコー
ルは、分子内に２個以上の水酸基を持つ有機化合物であ
り、具体例としてはジプロピレングリコール、１，３ブ
チレングリコール、グリセリン、プロピレングリコー
ル、ソルビトール、マルビトール、ジグリセリン等があ
げられ、またこれらの混合物があげられる。多価アルコ
ールは、本乳化型皮膚外用剤の全成分に対して１５重量
％を超えることが必須である。１５重量％未満では外観
上差別化されるような透明感が得られない。
ルは、分子内に２個以上の水酸基を持つ有機化合物であ
り、具体例としてはジプロピレングリコール、１，３ブ
チレングリコール、グリセリン、プロピレングリコー
ル、ソルビトール、マルビトール、ジグリセリン等があ
げられ、またこれらの混合物があげられる。多価アルコ
ールは、本乳化型皮膚外用剤の全成分に対して１５重量
％を超えることが必須である。１５重量％未満では外観
上差別化されるような透明感が得られない。
【０００９】本乳化型皮膚外用剤に用いるカルボキシビ
ニルポリマーは、アルカリ剤で中和する事により粘度が
上昇するポリアクリル酸系高分子であり、具体例として
はカーボポール９４０、カーボポール９４１、カーボポ
ール９８０、カーボポール９８１（いずれもグッドリッ
チ社製）などがあげられ、またこれらの混合物があげら
れる。カルボキシビニルポリマーは、本乳化型皮膚外用
剤の総重量に対して０．０５〜０．５重量％が本発明の
効果の点で好ましい。
ニルポリマーは、アルカリ剤で中和する事により粘度が
上昇するポリアクリル酸系高分子であり、具体例として
はカーボポール９４０、カーボポール９４１、カーボポ
ール９８０、カーボポール９８１（いずれもグッドリッ
チ社製）などがあげられ、またこれらの混合物があげら
れる。カルボキシビニルポリマーは、本乳化型皮膚外用
剤の総重量に対して０．０５〜０．５重量％が本発明の
効果の点で好ましい。
【００１０】本乳化型皮膚外用剤に用いる球状シリコン
樹脂としては、粒子形が球状のポリメチルシルセスキオ
キサン、球状シリコーンエラストマー等やその表面を熱
処理したもの等が上げられ、具体例としてはトスパール
（東芝シリコーン社製）、トレフィルＥ−５０５Ｃ，Ｅ
−５０６Ｃ（東レダウコーニング社製）などがあげられ
る。球状シリコン樹脂は、本発明の効果の点で本乳化型
皮膚外用剤の総重量に対して０．１〜１０重量％が好ま
しい。
樹脂としては、粒子形が球状のポリメチルシルセスキオ
キサン、球状シリコーンエラストマー等やその表面を熱
処理したもの等が上げられ、具体例としてはトスパール
（東芝シリコーン社製）、トレフィルＥ−５０５Ｃ，Ｅ
−５０６Ｃ（東レダウコーニング社製）などがあげられ
る。球状シリコン樹脂は、本発明の効果の点で本乳化型
皮膚外用剤の総重量に対して０．１〜１０重量％が好ま
しい。
【００１１】本乳化型皮膚外用剤は、化粧料、医薬部外
品、医薬品等に適用する事ができ、その使用形態として
は、例えば軟膏、クリーム、ローション、乳液、パッ
ク、化粧下地、メイクアップ料、マッサージ料などが挙
げられる。
品、医薬品等に適用する事ができ、その使用形態として
は、例えば軟膏、クリーム、ローション、乳液、パッ
ク、化粧下地、メイクアップ料、マッサージ料などが挙
げられる。
【００１２】本乳化型皮膚外用剤の基剤としては、公知
の外用基剤で良く、例えば、メチルフェニルポリシロキ
サン、ジメチルポリシロキサン等のシリコン油、パラフ
ィン、ワセリン等の炭化水素類、オリーブスクワラン、
米スクワラン、米糠油、オリーブ油、大豆油、、米胚芽
油、ホホバ油、ヒマシ油、紅花油、ヒマワリ油、オリー
ブ油、マカデミアナッツ油などの植物油、ミツロウ、モ
クロウ、カルナバロウ等のロウ類、ミリスチン酸オクチ
ルドデシル、パルミチン酸セチル等のエステル油、セタ
ノール、ベヘニルアルコール、ステアリルアルコール、
イソステアリルアルコール等の高級アルコール類、コレ
ステロール、フィトステロール等のステロール類、分岐
脂肪酸コレステロールエステル、マカデミアナッツ油脂
肪酸フィトステロールエステル等のステロール脂肪酸エ
ステル類、ステアリン酸、ミリスチン酸、イソステアリ
ン酸、オレイン酸、イソ型長鎖脂肪酸、アンテイソ型長
鎖脂肪酸などの高級脂肪酸の塩、セチル硫酸ナトリウ
ム、Ｎ−ステアロイル−Ｌ−グルタミン酸塩、グリチル
リチン酸塩などの陰イオン界面活性剤、ポリオキシエチ
レンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレン多価アルコール脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、多価アルコール
脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、変性
シリコン、蔗糖エステルなどの非イオン界面活性剤、テ
トラアルキルアンモニウム塩などの陽イオン界面活性
剤、ベタイン型、スルホベタイン型、スルホアミノ酸型
などの両性界面活性剤、レシチン、水素添加レシチン、
リゾフォスファチジルコリン、セラミド、セレブロシド
などの天然系界面活性剤、硬化油等の加工油類、トリイ
ソソテアリン酸グリセリド、カプリリ・カプリン酸グリ
セリド、２−エチルヘキサン酸グリセリルなどのトリグ
リセリド、タール系色素、酸化鉄などの着色顔料、パラ
ベン、フェノキシエタノールなどの防腐剤、酸化チタ
ン、酸化亜鉛などの顔料、ジブチルヒドロキシトルエ
ン、デヒドロジクレオソールなどの抗酸化剤、エタノー
ル等の一級アルコール、塩化ナトリウム、塩化マグネシ
ウム、硫酸ナトリウム、硝酸カリウム、珪酸ナトリウム
等の無機塩類、琥珀酸ナトリウム、アスパラギン酸ナト
リウム等の有機酸塩類、塩酸エタノールアミン、硝酸ア
ンモニウム、塩酸アルギニン、燐酸塩、クエン酸塩、酢
酸塩、炭酸塩、トリスヒドロキシメチルアミノメタン塩
酸塩、ジイソプロピルアミンジクロロ酢酸塩等の塩類、
キサンタンガム、カラギーナン、ペクチン、アルキル変
性カルボキシビニルポリマー等の増粘剤、エデト酸等の
キレート剤、水酸化カリウム、ジイソプロパノールアミ
ン、トリエタノールアミン等の中和剤、乳酸などのヒド
ロキシ酸、ヒアルロン酸、コラーゲン、シルク蛋白等の
生体高分子、乳酸菌、酵母などの培養生成物、カミツ
レ、センブリ、アロエ、モモ、カロット、スギナ、ク
ワ、桃の葉、セージ、ビワ葉、キュウカンバー、セイヨ
ウキズタ、ハイビスカス、ウコン、ローズマリー、オウ
ゴン、チョウジ、フェンネル、クローブ、プルーン、甘
草等の植物エキス、セリン、スレオニン、Ｎ−メチルグ
リシン、Ｎ−メチル−ｌ−セリン、アミノ酪酸、ヒドロ
キシアミノ酪酸等のアミノ酸類、ヒドロキシメトキシベ
ンゾフェノンスルフォン酸塩等の紫外線吸収剤、ビタミ
ンＡ類、Ｂ類、Ｃ類、Ｅ類などのビタミン類、香料等を
用いることが出来るがこれに限定されるものではない。
の外用基剤で良く、例えば、メチルフェニルポリシロキ
サン、ジメチルポリシロキサン等のシリコン油、パラフ
ィン、ワセリン等の炭化水素類、オリーブスクワラン、
米スクワラン、米糠油、オリーブ油、大豆油、、米胚芽
油、ホホバ油、ヒマシ油、紅花油、ヒマワリ油、オリー
ブ油、マカデミアナッツ油などの植物油、ミツロウ、モ
クロウ、カルナバロウ等のロウ類、ミリスチン酸オクチ
ルドデシル、パルミチン酸セチル等のエステル油、セタ
ノール、ベヘニルアルコール、ステアリルアルコール、
イソステアリルアルコール等の高級アルコール類、コレ
ステロール、フィトステロール等のステロール類、分岐
脂肪酸コレステロールエステル、マカデミアナッツ油脂
肪酸フィトステロールエステル等のステロール脂肪酸エ
ステル類、ステアリン酸、ミリスチン酸、イソステアリ
ン酸、オレイン酸、イソ型長鎖脂肪酸、アンテイソ型長
鎖脂肪酸などの高級脂肪酸の塩、セチル硫酸ナトリウ
ム、Ｎ−ステアロイル−Ｌ−グルタミン酸塩、グリチル
リチン酸塩などの陰イオン界面活性剤、ポリオキシエチ
レンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレン多価アルコール脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、多価アルコール
脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、変性
シリコン、蔗糖エステルなどの非イオン界面活性剤、テ
トラアルキルアンモニウム塩などの陽イオン界面活性
剤、ベタイン型、スルホベタイン型、スルホアミノ酸型
などの両性界面活性剤、レシチン、水素添加レシチン、
リゾフォスファチジルコリン、セラミド、セレブロシド
などの天然系界面活性剤、硬化油等の加工油類、トリイ
ソソテアリン酸グリセリド、カプリリ・カプリン酸グリ
セリド、２−エチルヘキサン酸グリセリルなどのトリグ
リセリド、タール系色素、酸化鉄などの着色顔料、パラ
ベン、フェノキシエタノールなどの防腐剤、酸化チタ
ン、酸化亜鉛などの顔料、ジブチルヒドロキシトルエ
ン、デヒドロジクレオソールなどの抗酸化剤、エタノー
ル等の一級アルコール、塩化ナトリウム、塩化マグネシ
ウム、硫酸ナトリウム、硝酸カリウム、珪酸ナトリウム
等の無機塩類、琥珀酸ナトリウム、アスパラギン酸ナト
リウム等の有機酸塩類、塩酸エタノールアミン、硝酸ア
ンモニウム、塩酸アルギニン、燐酸塩、クエン酸塩、酢
酸塩、炭酸塩、トリスヒドロキシメチルアミノメタン塩
酸塩、ジイソプロピルアミンジクロロ酢酸塩等の塩類、
キサンタンガム、カラギーナン、ペクチン、アルキル変
性カルボキシビニルポリマー等の増粘剤、エデト酸等の
キレート剤、水酸化カリウム、ジイソプロパノールアミ
ン、トリエタノールアミン等の中和剤、乳酸などのヒド
ロキシ酸、ヒアルロン酸、コラーゲン、シルク蛋白等の
生体高分子、乳酸菌、酵母などの培養生成物、カミツ
レ、センブリ、アロエ、モモ、カロット、スギナ、ク
ワ、桃の葉、セージ、ビワ葉、キュウカンバー、セイヨ
ウキズタ、ハイビスカス、ウコン、ローズマリー、オウ
ゴン、チョウジ、フェンネル、クローブ、プルーン、甘
草等の植物エキス、セリン、スレオニン、Ｎ−メチルグ
リシン、Ｎ−メチル−ｌ−セリン、アミノ酪酸、ヒドロ
キシアミノ酪酸等のアミノ酸類、ヒドロキシメトキシベ
ンゾフェノンスルフォン酸塩等の紫外線吸収剤、ビタミ
ンＡ類、Ｂ類、Ｃ類、Ｅ類などのビタミン類、香料等を
用いることが出来るがこれに限定されるものではない。
【００１３】
【実施例】以下、実施例、比較例により詳細に説明す
る。
る。
【００１４】実施例に先立ち、官能特性試験、保存安定
性試験、外観確認試験について述べる。
性試験、外観確認試験について述べる。
【００１５】（１）方法 ａ．官能特性試験 成人女性30名の顔面に実施例及び比較例の試料を塗布
し、塗布後の潤いを感じた人数、べたつきを感じなかっ
た人数にて示した。
し、塗布後の潤いを感じた人数、べたつきを感じなかっ
た人数にて示した。
【００１６】ｂ．保存安定性試験 室温で１週間放置後の乳化状態、外観を観察し、異常が
認められる場合（油分、水分が分離した場合）×で表
し、異常が認められない場合を○で表した。
認められる場合（油分、水分が分離した場合）×で表
し、異常が認められない場合を○で表した。
【００１７】ｃ．外観確認試験 ２５℃で外観を観察し、完全に白色となる場合を×で表
し、透明、又は半濁状の場合を○で表した。
し、透明、又は半濁状の場合を○で表した。
【００１８】実施例１〜４、比較例１〜４（スキンクリ
ーム） 各成分を表１及び２の組成でそれぞれを配合し、スキン
クリームを調製した。 （１）組成
ーム） 各成分を表１及び２の組成でそれぞれを配合し、スキン
クリームを調製した。 （１）組成
【００１９】
【表１】
【００２０】
【表２】
【００２１】（２）調製法 （Ａ）成分および（Ｂ）成分を各々６０℃で溶解した
後、混合後、攪拌しつつ冷却し、３０℃まで冷却してス
キンクリームを調製した。尚、配合量は重量％である。
後、混合後、攪拌しつつ冷却し、３０℃まで冷却してス
キンクリームを調製した。尚、配合量は重量％である。
【００２２】（３）結果 結果を表１及び２に示す。表１及び２より明らかなよう
に本発明の乳化型皮膚外用剤（実施例１〜４）は比較例
１〜４と比べて、外観上差別化されるとともに、保存安
定性、良好な官能特性が認められた。
に本発明の乳化型皮膚外用剤（実施例１〜４）は比較例
１〜４と比べて、外観上差別化されるとともに、保存安
定性、良好な官能特性が認められた。
【００２３】
【発明の効果】以上の如く、本発明は、外観上差別化さ
れるとともに、保存安定性、官能特性に優れた乳化型皮
膚外用剤を提供できることは明らかである。
れるとともに、保存安定性、官能特性に優れた乳化型皮
膚外用剤を提供できることは明らかである。
Claims (1)
- 【請求項１】 油相成分に対して揮発性シリコン油を９
５重量％以上含み、全成分に対して１５重量％以上の多
価アルコール、カルボキシビニルポリマーおよび球状シ
リコン樹脂を含有する乳化型皮膚外用剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10314021A JP2000119165A (ja) | 1998-10-16 | 1998-10-16 | 乳化型皮膚外用剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10314021A JP2000119165A (ja) | 1998-10-16 | 1998-10-16 | 乳化型皮膚外用剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000119165A true JP2000119165A (ja) | 2000-04-25 |
Family
ID=18048260
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10314021A Pending JP2000119165A (ja) | 1998-10-16 | 1998-10-16 | 乳化型皮膚外用剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000119165A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002308720A (ja) * | 2001-04-16 | 2002-10-23 | Pola Chem Ind Inc | 皮膚保護化粧料 |
| US10449138B2 (en) | 2012-12-24 | 2019-10-22 | Conopco, Inc. | Cosmetic composition |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01250305A (ja) * | 1987-12-22 | 1989-10-05 | Kobayashi Kose Co Ltd | 化粧料用組成物 |
| JPH0219310A (ja) * | 1988-07-08 | 1990-01-23 | Kobayashi Kose Co Ltd | 液状化粧料 |
| JPH07330536A (ja) * | 1994-06-02 | 1995-12-19 | Shiseido Co Ltd | 化粧料 |
-
1998
- 1998-10-16 JP JP10314021A patent/JP2000119165A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01250305A (ja) * | 1987-12-22 | 1989-10-05 | Kobayashi Kose Co Ltd | 化粧料用組成物 |
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| US10449138B2 (en) | 2012-12-24 | 2019-10-22 | Conopco, Inc. | Cosmetic composition |
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