JP2000118556A - 連結包装食品 - Google Patents

連結包装食品

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JP2000118556A
JP2000118556A JP10296562A JP29656298A JP2000118556A JP 2000118556 A JP2000118556 A JP 2000118556A JP 10296562 A JP10296562 A JP 10296562A JP 29656298 A JP29656298 A JP 29656298A JP 2000118556 A JP2000118556 A JP 2000118556A
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JP
Japan
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food
packs
foodstuff
adhesive
foodstuffs
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Application number
JP10296562A
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English (en)
Inventor
Tadashi Matsuguchi
口 正 松
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Osaka Sealing Printing Co Ltd
Original Assignee
Osaka Sealing Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流通過程や消費過程において取扱いやすく商
品価値の高い連結包装食品を提供する。 【解決手段】 連結包装食品10は、たとえば3つの食
品パック12を含む。食品パック12は、たとえば真空
包装で食べ物を個包装したものである。食品パック12
は、長手方向に少しずつ重ねられながら配列される。複
数重なり合った食品パック12の幅方向両側において、
それぞれ長手方向に延びるようにして接着剤層16が形
成される。接着剤層16によって、重なり合った食品パ
ック12同士が連結される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は連結包装食品に関
し、特にたとえば、食品を個包装した食品パックを数個
連結して一括販売できるようにした連結包装食品に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ハム,ソーセージ等の食品を個包
装したものを複数個連結した連結包装食品が提供されて
いる。これは購入量を増やしたり、購入価格を割安にし
たり、個包装されたものを一つずつ開封することにより
保存性を上げることを目的とするものである。たとえば
図6に示す連結包装食品1は、複数の食品パック2を紙
製またはプラスチック製の帯状部材3で連結貼付してな
るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の連結包装食品1は、各食品パック2の一方縁
部近傍が帯状部材3で連結されているだけなので、他方
縁部がひらひらと揺れ動く。そのため、流通過程や消費
過程において取扱いにくい場合があった。また、その構
造上、包装された食品の上に帯状部材3が配置されるの
で、見栄えが悪く、消費者に不快感を与える場合があっ
た。さらに、帯状部材3が紙等でできている場合には、
水に濡れて連結強度が弱まったり、その表面の印刷が滲
んだりするおそれがあった。
【0004】それゆえに、本発明の主たる目的は、流通
過程や消費過程において取扱いやすく商品価値の高い連
結包装食品を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる連結包装
食品は、食品を包装した複数の食品パックをずらし重ね
て食品パック同士を食品に悪影響を及ぼさないようにし
ながら接着剤で固定して一体に連結してなる、連結包装
食品である。この連結包装食品では、従来のように各食
品パックの他方縁部がひらひらと揺れ動くようなことが
なく、流通過程や消費過程において取扱いやすく商品価
値の高い連結包装食品を得ることができる。また、包装
された食品の上にラベル等の異物を配置する必要がない
ので、消費者に不快感を与えるようなこともない。さら
に、本発明にかかる連結包装食品は、シンプルな構造で
製造も比較的容易である。さらに、本発明にかかる連結
包装食品は、紙製の帯状部材を使う必要がないので水に
濡れた場合などにも丈夫である。
【0006】本発明の上述の目的,その他の目的,特徴
および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施の
形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明にかかる連結包装食
品の一例を示す斜視図であり、図2はその平面図であ
り、図3はその線III−IIIにおける断面図であ
る。
【0008】連結包装食品10は、たとえば3つの食品
パック12を含む。食品パック12は、たとえば真空包
装で食べ物を個包装したものである。このような食べ物
としては、まんじゅう、せんべい、切り餅、スライスチ
ーズ、ハム、ソーセージなどが考えられる。また、包装
材としては、普通セロハン、防湿セロハン、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン、ポリ塩
化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、エチレンビニルアルコ
ール共重合体、アルミ箔などが単体で、もしくは複数組
み合わせてラミネートしたものが用いられる。食品パッ
ク12は、長手方向に少しずつ重ねられながら配列され
る。複数重なり合った食品パック12の幅方向両側にお
いて、それぞれ長手方向に延びるようにして接着剤層1
6が形成される。接着剤層16によって、重なり合った
食品パック12同士が臭気や毒性等の点で食品に悪影響
を及ぼさないようにしながら接着されて連結される。こ
の場合、接着力と剥離力とのバランスを考慮して食品パ
ック12同士が重なり合う長さ、すなわち接着剤層16
の長さが決定される。また、接着剤層16は、食品に悪
影響を及ぼさないようにするため、食品からできるだけ
離れた部位に形成されることが好ましい。また、接着剤
としては食品パックをできるだけ侵さない性質のものが
好ましく、たとえばホットメルト型接着剤などを用いて
もよい。
【0009】図4は、図1に示す連結包装食品の製造状
況を示す図解図である。この連結包装食品10を製造す
るためには、接着剤塗布装置100の下に食品パック1
2が配置される。そして、食品パック12の幅方向両側
上に線状に接着剤が塗布されて接着剤層16が形成され
る。この接着剤塗布装置100では、溶融されたホット
メルト型接着剤がパイプ104を通ってノズル102内
に圧送され、ノズル102の先端から吐出される。同時
に、温度コントロールされたエア−がパイプ106を通
ってノズル102内に送られて、その圧力によってホッ
トメルト型接着材は霧状になり被覆材14の主面に繊維
状に着地する。そのため、熱によるダメージを被着体に
与えることはほとんどなく、食品パック12を構成する
フィルムの柔らかさも損なわれない。このような接着剤
塗布装置100としては、たとえば株式会社サンツール
製のカーテンスプレー塗布システムを用いることができ
る。なお、接着剤を線状に塗布するためには、食品パッ
ク12を固定しておき、その上に接着剤を吐出させなが
らノズル102を平行移動させてもよく、接着剤を吐出
するノズル102を固定しておき、食品パック12を載
せた台の方を平行移動させてもよい。
【0010】また、各食品パック12の表面には、文字
や図形が印刷されて表示部が形成される。表示部は、商
品価値を高めるデザイン要素として働くとともに、流通
業者や消費者に商品情報を与えるためのものである。ま
た、各食品パック12を透明ないし半透明な材質で形成
した場合には、内容物たる食品パック12を外部から目
視することができる。また、この連結包装食品10は、
側面部の薄いスライスチーズやハムなどに限らず、側面
部の分厚いソーセージなどにも好ましく適用することが
できる。
【0011】この連結包装食品10では、食品パック1
2同士が接着剤層16によって接着されて一体的に連結
されるので、従来のように各食品パックの他方縁部がひ
らひらと揺れ動くようなことがない。そのため、この連
結包装食品10は、流通過程や消費過程において取扱い
やすく商品価値の高いものである。なお、消費段階では
食品パック12同士が引き剥がされて食品が取り出され
る。また、この連結包装食品10は水に濡れた場合も丈
夫である。
【0012】なお、上述の各実施形態では、接着剤層1
6が実線状に形成された例を図示したが、これに限ら
ず、たとえば破線状や点線状などの他の形状に形成して
もよい。また、食品パックの数は3個に限るものではな
くその他の個数でもよい。さらに、食品パックは四角形
に限らず、三角形その他の多角形あるいは円形のもので
も同様に適用することができる。また、接着剤の代わり
に超音波溶着ないし高周波溶着を用いてもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、流通過程や消費過程に
おいて取扱いやすく商品価値の高い連結包装食品を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる連結包装食品の一例を示す斜視
図である。
【図2】図1に示す連結包装食品の平面図である。
【図3】図2に示す線III−IIIにおける断面図で
ある。
【図4】図1に示す連結包装食品の製造状況を示す図解
図である。
【図5】図4に示す接着剤塗布装置のノズルの断面図解
図である。
【図6】従来の連結包装食品の一例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 連結包装食品 12 食品パック 14 被覆材 16 接着剤層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品を包装した複数の食品パックをずら
    し重ねて前記食品パック同士を食品に悪影響を及ぼさな
    いようにしながら接着剤で固定して一体に連結してな
    る、連結包装食品。
JP10296562A 1998-10-19 1998-10-19 連結包装食品 Pending JP2000118556A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016530358A (ja) * 2013-07-17 2016-09-29 アイピー アンド パテント マネジメント ウーゲー (ハフトゥングスベシュレンクト)IP & Patent Management UG (haftungsbeschraenkt) ホットメルト接着剤およびその使用
JP2016532741A (ja) * 2013-07-16 2016-10-20 アイピー アンド パテント マネジメント ウーゲー (ハフトゥングスベシュレンクト)IP & Patent Management UG (haftungsbeschraenkt) ホットメルト接着剤およびその使用

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016532741A (ja) * 2013-07-16 2016-10-20 アイピー アンド パテント マネジメント ウーゲー (ハフトゥングスベシュレンクト)IP & Patent Management UG (haftungsbeschraenkt) ホットメルト接着剤およびその使用
JP2016530358A (ja) * 2013-07-17 2016-09-29 アイピー アンド パテント マネジメント ウーゲー (ハフトゥングスベシュレンクト)IP & Patent Management UG (haftungsbeschraenkt) ホットメルト接着剤およびその使用

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