JP2000118278A - 車両用シート - Google Patents

車両用シート

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JP2000118278A
JP2000118278A JP10295681A JP29568198A JP2000118278A JP 2000118278 A JP2000118278 A JP 2000118278A JP 10295681 A JP10295681 A JP 10295681A JP 29568198 A JP29568198 A JP 29568198A JP 2000118278 A JP2000118278 A JP 2000118278A
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vehicle
armrest
vehicle seat
bar
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JP10295681A
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Tomimasa Hattori
富昌 服部
Mitsuo Suzuki
充雄 鈴木
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートベルトと同等の安全性能を有し,か
つ,これを確実に発揮させることができる手段を有する
車両用シートを提供すること。 【解決手段】 乗務員が着座するための座部10と,座
部10の後方に設けられた背もたれ部2と,座部10の
左右の少なくとも一方に設けられた肘掛け部31,32
とを有する。肘掛け部31には,乗務員を車両用シート
1に拘束するためのシートバー4を配設してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,乗用車,産業車両等の車両に配
設される車両用シートに関する。
【0002】
【従来技術】例えばフォークリフト等の車両において
は,該車両を運転する乗務員が着座する車両用シートが
配設されている。従来の車両用シート9は,図11に示
すごとく,乗務員が着座するための座部91と,該座部
91の後方に設けられた背もたれ部92とよりなる。ま
た,座部91の下方には,車両への取付けを行うと共に
前後位置を調整するための取付部98を設けてある。
【0003】また,例えばフォークリフト等の産業車両
の車両用シートには,シートベルトの装備が法上義務づ
けられていないが,図11に示すごとく,2点式のシー
トベルト95が装備されるのが通常である。また,乗用
車においては,通常3点式のシートベルト(図示略)が
装備される。これらのシートベルトは,図11に示すご
とく,バックル96に金具97を挿入する行為によって
乗務員に着用される。
【0004】
【解決しようとする課題】ところで,上記シートベルト
は,安全上有効であるが,乗務員に対して締付け感を与
える場合がある。また,シートベルトは着用し忘れる場
合があり,この場合には,本来の安全性能が何ら発揮さ
れない。そのため,従来より,シートベルトに替わる安
全性能保持手段を有する車両用シートの開発が望まれて
いた。
【0005】本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてな
されたもので,シートベルトと同等の安全性能を有し,
かつ,これを確実に発揮させることができる手段を有す
る車両用シートを提供しようとするものである。
【0006】
【課題の解決手段】請求項1に記載の発明は,乗務員が
着座するための座部と,該座部の後方に設けられた背も
たれ部と,上記座部の左右の少なくとも一方に設けられ
た肘掛け部とを有する車両用シートにおいて,上記肘掛
け部には,乗務員を上記車両用シートに拘束するための
シートバーを配設してあることを特徴とする車両用シー
トにある。
【0007】本発明において最も注目すべきことは,上
記肘掛け部には上記シートバーを配設してあることであ
る。上記肘掛け部は,座部の左右いずれか一方に設けて
もよいし,左右両側に設けてもよい。また左右両側に肘
掛け部を設けた場合には,その両方に上記シートバーを
設けることもできるし,いずれか一方の肘掛け部のみに
上記シートバーを設けることもできる。
【0008】いずれの場合にも,上記シートバーは,上
記乗務員を車両用シートに拘束するように設ける。ここ
でいう拘束は,車両が衝突等して衝撃が加わった際に,
乗務員が車両用シートから容易に離脱しないように保持
することをいう。このシートバーの具体的な構造は,後
述するごとく,一方の肘掛け部から着座した乗務員の正
面まで回り込ませた形状,あるいは,両側に設けた肘掛
け部から上記乗務員の正面までそれぞれ延ばした形状
等,種々の形状を取ることができる。また,上記シート
バーは,後述するごとく,開閉自在に設けることがで
き,乗務員の乗降を容易にすることもできる。
【0009】次に,本発明の作用につき説明する。本発
明の車両用シートは,上記のごとく,乗務員を車両用シ
ートに拘束する機能を有する上記シートバーを上記肘掛
け部から設けてある。そのため,上記車両用シートに着
座した乗務員は,従来のシートベルトを着用した場合と
同様に,上記シートバーによって運転時の安全性が確保
される。
【0010】また,上記シートバーは,上記肘掛け部か
ら設けてある。そのため,乗務員は,単に着座するとい
う行為,あるいは,シートバーを開閉可能に配設してい
た場合には着座してこれを正規の位置にセットするとい
う行為により,従来のシートベルトを着用した場合と同
等の安全性能を確保することができる。それ故,従来の
シートベルトをし忘れて本来の安全性能を発揮できない
というような問題を解消することができる。
【0011】したがって,本発明によれば,シートベル
トと同等の安全性能を有し,かつ,これを確実に発揮さ
せることができる手段を有する車両用シートを提供する
ことができる。
【0012】次に,請求項2に記載の発明のように,上
記シートバーは,上記肘掛け部から着座した乗務員の正
面側に回り込み,少なくとも,上記車両用シートの幅方
向中央位置を超えた位置まで延設されていることが好ま
しい。この場合には,着座した乗務員の正面側にまで上
記シートバーが位置しているので,確実に乗務員を車両
用シートに拘束することができる。なお,上記シートバ
ーは,両側に設けた肘掛け部を繋ぐように設けることも
できる。
【0013】また,請求項3に記載の発明のように,上
記シートバーは,上記座部に着座した上記乗務員の正面
又は側面を開放するように移動可能に設けてあると共
に,上記シートバーを正規の位置に固定するための固定
手段を有していることが好ましい。この場合には,上記
シートバーを開放することによって,乗務員の車両用シ
ートへの乗降性を向上させることができる。また,上記
シートバーの移動手段としては,シートバーの基端部側
を支点として水平方向あるいは鉛直方向へ肘掛け部を回
動させる手段,シートバーを後方へスライドさせる手
段,等種々の手段をとることができる。
【0014】また,上記移動可能に設けたシートバーに
は,上記移動を阻止して,これを正規の位置に固定する
ための固定手段を設ける。ここで,上記正規の位置と
は,シートバーが着座した乗務員を車両用シートに拘束
しうる位置である。この固定手段の具備により,運転中
においてシートバーを固定することができ,運転時の安
全性を確保することができる。
【0015】また,請求項4に記載の発明のように,上
記車両用シートは,その全体が左右の少なくとも一方に
回動可能に設けてあることが好ましい。この場合には,
車両用シートに乗務員が乗降する際に,車両用シートを
左右に回動させてその正面を車両の側方に向けることが
できる。それ故,乗務員の乗り降りを容易にすることが
できる。また,この場合の車両用シートには,これを正
面方向に向けて固定し,回動を阻止することができる固
定手段を設けることが好ましい。これにより,運転時の
安定性を向上させることができる。
【0016】また,請求項5に記載の発明のように,上
記シートバーには,車両の運転機能を操作するための運
転操作手段を配設してあることが好ましい。上記運転操
作手段としては,操舵を行うステアリングホイール,エ
ンジン回転数を変更するアクセルペダル,ギア比の変更
を行うチェインジレバー,等がある。これら全ての運転
操作手段を上記シートバーに配設してもよいし,1つの
運転操作手段だけを上記シートバーに設けることもでき
る。
【0017】この場合には,上記シートバーに上記運転
操作手段を設けてあるので,この車両用シートを備えた
車両においては,シートバーという非常に身近な位置で
容易に上記運転操作手段を操作することができる。そし
てまた,例えば,車両を後進させる場合においても,乗
務員が楽な姿勢で半身を振り返らせることもできる。そ
れ故,上記車両用シートを備えた車両の運転操作性を従
来よりも向上させることができる。
【0018】また,上記運転操作手段を上記シートバー
に設けることにより,従来車両本体に配設されていた運
転操作手段を撤去することができる。これにより,前方
の視界の拡大等の効果を得ることができる。それ故,上
記車両用シートを備えた車両の走行安全性をも向上させ
ることができる。
【0019】また,請求項6に記載の発明のように,上
記運転操作手段は,車両を操舵するためのステアリング
ホイールであることが好ましい。この場合には,常時制
御する必要があるステアリングホイールを上記シートバ
ーに備えることによって,車両の操舵制御を非常に楽な
姿勢で行うことができる。特にフォークリフトのような
産業車両の場合には,車両を後進させる場合が多く,そ
の場合の乗務員の姿勢を容易に楽な姿勢に保持すること
ができる。
【0020】また,上記ステアリングホイールとして
は,円盤状またはリング状のホイールの外周部に手で握
ることができるグリップを設けることが好ましい。これ
により,乗務員は上記グリップを握って回動させるとい
う動作を行うことにより,ステアリングホイールを片手
で操作することができ,さらに操作性を向上させること
ができる。
【0021】また,請求項7に記載の発明のように,上
記車両用シートは,荷役機能を有する車両に搭載される
シートであって,上記肘掛け部には,上記荷役機能を操
作するための荷役操作手段を配設することもできる。こ
の場合には,上記運転操作手段だけでなく荷役操作手段
の操作をもシートバーの位置で行うことができ,荷役機
能の操作性をも向上させることができる。なお,上記荷
役機能を有する車両としては,フォークリフト等の産業
車両,ショベルローダ等の建機車両等がある。
【0022】また,請求項8に記載の発明のように,上
記座部の左右にはそれぞれ上記肘掛け部が設けられてお
り,一方の肘掛け部には上記運転操作手段を設けた上記
シートバーを,他方の肘掛け部には上記荷役操作手段を
配設してあることが好ましい。この場合には,乗務員の
一方の手で上記運転操作手段の操作を,他方の手で上記
荷役操作手段の操作をそれぞれ分担して行うことがで
き,さらに操作性を向上させることができる。
【0023】また,請求項9に記載の発明のように,上
記荷役操作手段は揺動可能に設けた操作レバーであっ
て,該操作レバーの周囲には,該操作レバーの誤動作を
防止するためのガイドを設けてあることが好ましい。こ
の場合には,上記操作レバーによってさらに優れた操作
性を得ることができると共に,上記ガイドによって上記
操作レバーへの不意の接触等による誤動作を防止するこ
とができ,さらに安全な操作性を得ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】実施形態例1 本発明の実施形態例にかかる車両用シートにつき,図1
〜図4を用いて説明する。本例の車両用シート1は,図
1に示すごとく,フォークリフト用の車両用シートであ
って,乗務員が着座するための座部10と,該座部10
の後方に設けられた背もたれ部2と,上記座部10の左
右に設けられた肘掛け部31,32とを有する。一方の
肘掛け部31(以下,左肘掛け部31という)には,乗
務員を上記車両用シートに拘束するためのシートバー4
を配設してある。なお,他方の肘掛け部32(以下,右
肘掛け部32という)は,単に肘を掛けるように構成し
た通常の肘掛け部である。
【0025】上記シートバー4は,左肘掛け部31から
着座した乗務員の正面側に回り込み,少なくとも,車両
用シートの幅方向中央位置C(図2)を超えた位置まで
延設されている。 また,上記シートバー4は,座部1
0に着座した乗務員の正面又は側面を開放するように移
動可能に設けてあると共に,シートバー4を正規の位置
に固定するための固定手段を有している。
【0026】具体的には,図2に示すごとく,シートバ
ー4は,その基端に設けた支点49を中心に,水平方向
に回動するよう設けてある。そして,シートバー4は,
この回動によって,座部10に着座した乗務員の正面を
開放するように移動可能に設けてある。また,上記固定
手段は,正規の位置である乗務員の正面にシートバー4
を固定するためのものである。この固定手段は,図1,
図3に示すごとく,固定用取手46を引き出すように移
動させることによってシートバー4の回動を可能とし,
固定用取手46をシートバー4に向けて押し込むことに
よってシートバー4の回動を阻止してこれを固定するよ
う構成されている。
【0027】また,図1,図3,図4に示すごとく,座
部10の下方には,車両への取付けを行うと共に前後位
置を調整するための取付部18を設けてある。この取付
部18は,レール状に設けてあり,車両に対して前後に
スライドするよう構成されている。そして,このスライ
ドの操作は,座部10の先端下部に設けたスライド用取
手19を引くことにより行うことができる。
【0028】次に,本例における作用効果につき説明す
る。本例の車両用シート1は,上記のごとく,乗務員を
車両用シート1に拘束する機能を有するシートバー4を
左肘掛け部31から設けてある。そのため,車両用シー
ト1に着座した乗務員は,従来のシートベルトを着用し
た場合と同様に,上記シートバー4によって運転時の安
全性が確保される。
【0029】また,上記シートバー4は,左肘掛け部3
1から設けてあると共に,乗務員の正面を開放するよう
に移動可能に設けてある。そのため,乗務員は,シート
バー4を開放位置に移動させて着座し,その後シートバ
ー4を正規の位置にセットするという行為を行うことに
より,従来のシートベルトを着用した場合と同等の安全
性能を確保することができる。それ故,従来のシートベ
ルトをし忘れて本来の安全性能を発揮できないというよ
うな問題を解消することができる。
【0030】実施形態例2 本例は,図5〜図9に示すごとく,実施形態例1におけ
る車両用シート1のシートバー4に,車両の運転機能を
操作するための運転操作手段を配設した例である。ま
た,右肘掛け部32には,荷役機能を操作するための荷
役操作手段6を配設した。
【0031】上記シートバー4に設けた運転操作手段5
は,図9に示すごとく,車両を操舵するためのステアリ
ングホイール51と,車両の進行方向を前進または後進
に切替えるための切替スイッチ52と,ホーンを鳴らせ
るためのホーンボタン53である。その他のアクセル等
の運転操作手段は,従来と同様に車両本体に残した。
【0032】上記ステアリングホイール51は,図9に
示すごとく,円盤状のホイール510と,その外周部に
設けたグリップ512とよりなり,グループ512を握
って回動することにより容易に操舵操作ができるよう構
成してある。このステアリングホイール51は回転角度
センサー式であって,これから出力される電気信号が車
両に内蔵されたパワーステアリングユニット(図示略)
に送られ,操舵操作が行われる。
【0033】また,上記切替スイッチ52は,これを前
方に倒せば車両の前進,後方に倒せば車両の後進を可能
とするよう構成してある。また,上記ホーンボタン53
は,これを押圧している間だけホーン(警笛)が鳴るよ
うに構成してある。また,図6,図7に示すごとく,シ
ートバー4に配設した運転操作手段5は,着座した乗務
員の略正面に位置するように設けてある。
【0034】また,図5〜図7に示すごとく,上記右肘
掛け部32に設けた荷役操作手段6は揺動可能に設けた
可変抵抗式の2つの操作レバー61,62よりなる。一
方の操作レバー61は,フォークリフトのフォークを昇
降させるためのリフトシリンダを制御するためののもの
であり,他方の操作レバー62は,フォークを傾動させ
るチルトシリンダを制御するためのものである。
【0035】また,図5〜図7に示すごとく,上記右肘
掛け部32には,操作レバー61,62の誤動作を防止
するためのガイド65を設けてある。このガイド65
は,同図に示すごとくL字形状を有しており,そのL字
の内部に上記操作レバー61,62を位置させるように
設けてある。このガイド65によって操作レバー61,
62への不意の接触等による誤動作を防止している。そ
の他は,実施形態例1と同様である。
【0036】次に,本例における作用効果につき説明す
る。本例の車両用シート1は,上記のごとく,シートバ
ー4には運転操作手段5を,右肘掛け部32には荷役操
作手段6をそれぞれ設けてある。そのため,この車両用
シートを備えたフォークリフトにおいては,非常に身近
な位置で容易に運転操作手段5および荷役操作手段6を
操作することができる。特に,本例のように車両がフォ
ークリフトである場合には,走行作業の半分程度が後進
である。この後進時において,乗務員は,上記運転操作
手段5および荷役操作手段6に触れたまま,楽な姿勢で
半身を振り返らせることができる。
【0037】さらに,運転操作手段5を配設したシート
バー4は,座部10に着座した乗務員の略正面に運転操
作手段5が位置するように設けてある。そのため,さら
に楽な姿勢で運転操作を行うことができる。また,シー
トバー4には上記運転操作手段5を,右肘掛け部32に
は上記荷役操作手段6をそれぞれ配設してあるので,乗
務員は,左手で運転操作を,右手で荷役操作を分担して
行うことができる。それ故,操作性がさらに向上する。
【0038】また,運転操作手段5および荷役操作手段
6を車両用シート1に設けることにより,従来車両本体
に配設されていた運転操作手段および荷役操作手段を撤
去することができる。これにより,前方の視界の拡大等
の効果を得ることもできる。その他は,実施形態例1と
同様の作用効果が得られる。
【0039】実施形態例3 本例は,図10に示すごとく,実施形態例2の車両用シ
ート1において,その全体を左右に回動可能に設けた例
である。具体的には,同図に示すごとく,座部10と取
付部18との間に,ターンテーブル7を設けた。このタ
ーンテーブル7は,上記座部10に固定された上テーブ
ル71と,上記取付部18に固定された下テーブル72
とよりなり,これらが互いに回動するよう構成されてい
る。
【0040】また,ターンテーブル7には,回動レバー
75を設けてある。そして,ターンテーブル7は,回動
レバー75を上方へ引上げることにより回動可能とな
り,回動レバー75を引下げることにより回動不能とな
るよう構成してある。なお,上記回動レバー75は,図
示しないスプリングにより常時下方に付勢されており,
故意に引き上げない限り,ターンテーブル7を回動可能
としないよう構成してある。その他は,実施形態例2と
同様である。
【0041】この場合には,車両用シート1に乗務員が
乗降する際に,車両用シート1を左右に回動させてその
正面を車両の側方に向けることができる。それ故,乗務
員の乗り降りを容易にすることができる。また,上記タ
ーンテーブルには,上記回動レバー75を設けてある。
そのため,車両用シート1を容易に正面に向けて固定す
ることができ,運転時の安定性を向上させることができ
る。その他は,実施形態例1,2と同様の作用効果が得
られる。
【0042】
【発明の効果】上述のごとく,本発明によれば,シート
ベルトと同等の安全性能を有し,かつ,これを確実に発
揮させることができる手段を有する車両用シートを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1における,車両用シートの斜視
図。
【図2】実施形態例1における,車両用シートの平面
図。
【図3】実施形態例1における,車両用シートの正面
図。
【図4】実施形態例1における,車両用シートの左側面
図。
【図5】実施形態例2における,車両用シートの斜視
図。
【図6】実施形態例2における,車両用シートの平面
図。
【図7】実施形態例2における,車両用シートの正面
図。
【図8】実施形態例2における,車両用シートの左側面
図。
【図9】実施形態例2における,肘掛け部に配置した運
転操作手段を示す説明図。
【図10】実施形態例3における,車両用シートの左側
面図。
【図11】従来例における,車両用シートの斜視図。
【符号の説明】
1...車両用シート, 10...座部, 2...背もたれ部, 31...肘掛け部(左肘掛け部), 32...肘掛け部(右肘掛け部), 4...シートバー, 5...運転操作手段, 6...荷役操作手段, 7...ターンテーブル,

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗務員が着座するための座部と,該座部
    の後方に設けられた背もたれ部と,上記座部の左右の少
    なくとも一方に設けられた肘掛け部とを有する車両用シ
    ートにおいて,上記肘掛け部には,乗務員を上記車両用
    シートに拘束するためのシートバーを配設してあること
    を特徴とする車両用シート。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記シートバーは,
    上記肘掛け部から着座した乗務員の正面側に回り込み,
    少なくとも,上記車両用シートの幅方向中央位置を超え
    た位置まで延設されていることを特徴とする車両用シー
    ト。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において,上記シートバ
    ーは,上記座部に着座した上記乗務員の正面又は側面を
    開放するように移動可能に設けてあると共に,上記シー
    トバーを正規の位置に固定するための固定手段を有して
    いることを特徴とする車両用シート。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において,
    上記車両用シートは,その全体が左右の少なくとも一方
    に回動可能に設けてあることを特徴とする車両用シー
    ト。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項において,
    上記シートバーには,車両の運転機能を操作するための
    運転操作手段を配設してあることを特徴とする車両用シ
    ート。
  6. 【請求項6】 請求項5において,上記運転操作手段
    は,車両を操舵するためのステアリングホイールである
    ことを特徴とする車両用シート。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項において,
    上記車両用シートは,荷役機能を有する車両に搭載され
    るシートであって,上記肘掛け部には,上記荷役機能を
    操作するための荷役操作手段を配設してあることを特徴
    とする車両用シート。
  8. 【請求項8】 請求項7において,上記座部の左右には
    それぞれ上記肘掛け部が設けられており,一方の肘掛け
    部には上記運転操作手段を設けた上記シートバーを,他
    方の肘掛け部には上記荷役操作手段を配設してあること
    を特徴とする車両用シート。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8において,上記荷役操作
    手段は揺動可能に設けた操作レバーであって,該操作レ
    バーの周囲には,該操作レバーの誤動作を防止するため
    のガイドを設けてあることを特徴とする車両用シート。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017170943A (ja) * 2016-03-18 2017-09-28 株式会社Subaru 車両の停止装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017170943A (ja) * 2016-03-18 2017-09-28 株式会社Subaru 車両の停止装置

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