JP2000118206A - ハイブリッドタイヤ - Google Patents
ハイブリッドタイヤInfo
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- JP2000118206A JP2000118206A JP10296482A JP29648298A JP2000118206A JP 2000118206 A JP2000118206 A JP 2000118206A JP 10296482 A JP10296482 A JP 10296482A JP 29648298 A JP29648298 A JP 29648298A JP 2000118206 A JP2000118206 A JP 2000118206A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 どのような路面状況でも安全な走行ができ、
かつ降雪時期にタイヤの交換を必要としないハイブリッ
ドタイヤを提供する。 【解決手段】 本発明に係るハイブリッドタイヤ21
は、タイヤ本体22の断面中央部外面に第1トレッド部
Tを設け、この第1トレッド部Tとサイドウォール部L
との間に、第2トレッド部Sを設けた。
かつ降雪時期にタイヤの交換を必要としないハイブリッ
ドタイヤを提供する。 【解決手段】 本発明に係るハイブリッドタイヤ21
は、タイヤ本体22の断面中央部外面に第1トレッド部
Tを設け、この第1トレッド部Tとサイドウォール部L
との間に、第2トレッド部Sを設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、普通のタイヤと
スノータイヤとの機能を合せ持たせたハイブリッドタイ
ヤに関する。
スノータイヤとの機能を合せ持たせたハイブリッドタイ
ヤに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものとしては、図6に示
すようなものがある。
すようなものがある。
【0003】図6に基づいて説明すると、従来のスノー
タイヤ1は、積雪をグリップしてスリップを防止するた
めに、トレッド部t全体を柔軟性を有するゴム質材によ
り形成させている。
タイヤ1は、積雪をグリップしてスリップを防止するた
めに、トレッド部t全体を柔軟性を有するゴム質材によ
り形成させている。
【0004】このゴム質材はベルト3に接合され、その
内部にバルブ7を備えたチューブ5を挿入させ、リム6
に嵌着させてタイヤ本体2を構成させている。
内部にバルブ7を備えたチューブ5を挿入させ、リム6
に嵌着させてタイヤ本体2を構成させている。
【0005】そして、冬季の降雪時には普通のタイヤか
らこのスノータイヤ1に、交換することが行われてい
る。
らこのスノータイヤ1に、交換することが行われてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、冬季におけ
るクルマの走行路は、多雪地域においても積雪路ばかり
ではなく、乾燥路になる日も多い。さらに、雪解けの時
期などは、乾燥路面・積雪路面・氷上路面が混在しがち
である。
るクルマの走行路は、多雪地域においても積雪路ばかり
ではなく、乾燥路になる日も多い。さらに、雪解けの時
期などは、乾燥路面・積雪路面・氷上路面が混在しがち
である。
【0007】このような時期においては、降雪時期にな
ると早めにスノータイヤに交換し、そのまま降雪期間中
はタイヤ交換をしないため、耐久性の低いスノータイヤ
は磨耗が著しい。このため降雪期間が終わると、タイヤ
を新品に交換することも多く、資源の無駄使いとなって
いるといえる。同時に、スノータイヤのころがり抵抗が
大きい分、燃料消費も悪くなっている。
ると早めにスノータイヤに交換し、そのまま降雪期間中
はタイヤ交換をしないため、耐久性の低いスノータイヤ
は磨耗が著しい。このため降雪期間が終わると、タイヤ
を新品に交換することも多く、資源の無駄使いとなって
いるといえる。同時に、スノータイヤのころがり抵抗が
大きい分、燃料消費も悪くなっている。
【0008】このようなスノータイヤのゴム質材からく
る原因をなくするには、路面状況に合わせてスノータイ
ヤと普通のタイヤとを、度々交換する必要があるという
課題を有していた。
る原因をなくするには、路面状況に合わせてスノータイ
ヤと普通のタイヤとを、度々交換する必要があるという
課題を有していた。
【0009】そこで、この発明は、どの様な路面状況で
も安全な走行ができ、かつ降雪時期にタイヤの交換を必
要としないハイブリッドタイヤを提供することを目的と
している。
も安全な走行ができ、かつ降雪時期にタイヤの交換を必
要としないハイブリッドタイヤを提供することを目的と
している。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載された発明は、タイヤ本体のトレッ
ド部及びショルダ部にわたって、普通のタイヤのゴム質
材又は柔軟性を有するゴム質材により形成させた各トレ
ッド部を、隣接又は介在させて配設させたことを特徴と
している。
め、請求項1に記載された発明は、タイヤ本体のトレッ
ド部及びショルダ部にわたって、普通のタイヤのゴム質
材又は柔軟性を有するゴム質材により形成させた各トレ
ッド部を、隣接又は介在させて配設させたことを特徴と
している。
【0011】このようなものにあっては、普通のタイヤ
とスノータイヤの機能を合わせ持たせた、いわゆるハイ
ブリッドタイヤを形成させている。
とスノータイヤの機能を合わせ持たせた、いわゆるハイ
ブリッドタイヤを形成させている。
【0012】請求項2に記載された発明は、請求項1記
載のハイプリッドタイヤにおいて、前記タイヤ本体の断
面中央部外面に第1トレッド部を設け、該第1トレッド
部と両サイドウォール部との間に、それぞれ第2トレッ
ド部を設けたことを特徴としている。
載のハイプリッドタイヤにおいて、前記タイヤ本体の断
面中央部外面に第1トレッド部を設け、該第1トレッド
部と両サイドウォール部との間に、それぞれ第2トレッ
ド部を設けたことを特徴としている。
【0013】このようなものにあっては、1つのタイヤ
に、乾燥路面を走行する時に適した普通のタイヤ機能を
第1トレッド部に、積雪路面を走行する時に適したスノ
ータイヤ機能を第2トレッド部に持たせることができ
る。
に、乾燥路面を走行する時に適した普通のタイヤ機能を
第1トレッド部に、積雪路面を走行する時に適したスノ
ータイヤ機能を第2トレッド部に持たせることができ
る。
【0014】請求項3に記載された発明は、請求項1記
載のハイブリッドタイヤにおいて、前記タイヤ本体の断
面中央部外面に第1トレッド部を設け、該第1トレッド
部と両サイドウォール部との間に、それぞれ第2トレッ
ド部を設けると共に、前記第1トレッド部の中央部に割
り込むように第3トレッド部を形成させたことを特徴と
している。
載のハイブリッドタイヤにおいて、前記タイヤ本体の断
面中央部外面に第1トレッド部を設け、該第1トレッド
部と両サイドウォール部との間に、それぞれ第2トレッ
ド部を設けると共に、前記第1トレッド部の中央部に割
り込むように第3トレッド部を形成させたことを特徴と
している。
【0015】このようなものにあっては、第2トレッド
部が機能していない時でも、スノータイヤ機能を常に一
部付与させることができる。
部が機能していない時でも、スノータイヤ機能を常に一
部付与させることができる。
【0016】請求項4に記載された発明は、請求項1、
2又は3に記載のハイブリッドタイヤにおいて、前記第
2・第3トレッド部は、前記第1トレッド部より低温時
においても柔軟性を有するゴム質材とすると共に、前記
第2トレッド部は、タイヤ空気圧を調整することにより
接地可能としたことを特徴としている。
2又は3に記載のハイブリッドタイヤにおいて、前記第
2・第3トレッド部は、前記第1トレッド部より低温時
においても柔軟性を有するゴム質材とすると共に、前記
第2トレッド部は、タイヤ空気圧を調整することにより
接地可能としたことを特徴としている。
【0017】このようなものにあっては、タイヤ空気圧
を調整するだけで、普通のタイヤ機能から、積雪路を走
行するのに適しているスノータイヤ機能に変形させるこ
とができる。
を調整するだけで、普通のタイヤ機能から、積雪路を走
行するのに適しているスノータイヤ機能に変形させるこ
とができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明に係る実施の形態を図1〜
図4に基づいて、その構成及び動作を説明する。
図4に基づいて、その構成及び動作を説明する。
【0019】先ず、構成について説明する。図1
(a)、(b)は、実施の形態に係るハイブリッドタイ
ヤを示す外観図及びその要部断面図である。
(a)、(b)は、実施の形態に係るハイブリッドタイ
ヤを示す外観図及びその要部断面図である。
【0020】図1中、21はハイブリッドタイヤ、22
はタイヤ本体で、Tはタイヤ本体22の断面中央部外面
に形成した第1トレッド部、Sはタイヤ本体22のショ
ルダ部に設けた第2トレッド部で、Lはタイヤ本体22
のサイドウォール部である。これら各部T,S,Lは、
いずれもその内面側をベルト23に接合させている。
はタイヤ本体で、Tはタイヤ本体22の断面中央部外面
に形成した第1トレッド部、Sはタイヤ本体22のショ
ルダ部に設けた第2トレッド部で、Lはタイヤ本体22
のサイドウォール部である。これら各部T,S,Lは、
いずれもその内面側をベルト23に接合させている。
【0021】また、このベルト23の両端部23a,2
3aは、ベルト23がビードワイヤ24を抱き込むよう
に巻き付けて、こぶ状に形成させている。
3aは、ベルト23がビードワイヤ24を抱き込むよう
に巻き付けて、こぶ状に形成させている。
【0022】そして、このベルト23の内部には、空気
を注入するバルブ7を備えたチューブ5を挿入させ、さ
らにベルト23のこぶ状の両端部23a,23aをリム
6に嵌着させてタイヤ本体22を構成させている。
を注入するバルブ7を備えたチューブ5を挿入させ、さ
らにベルト23のこぶ状の両端部23a,23aをリム
6に嵌着させてタイヤ本体22を構成させている。
【0023】また、第1トレッド部Tは、普通のタイヤ
と同様のゴム質材を使用し、幅は普通のタイヤに比し適
宜に狭くして、第2トレッド部を広げるように形成させ
ている。
と同様のゴム質材を使用し、幅は普通のタイヤに比し適
宜に狭くして、第2トレッド部を広げるように形成させ
ている。
【0024】また、第2トレッド部Sは、低温時におい
ても柔軟性を有するゴム質材を使用し、第2トレッド溝
Saは、第1トレッド溝Taに比し広く深くして、積雪
をグリップしたり放したりし易いように形成させてい
る。
ても柔軟性を有するゴム質材を使用し、第2トレッド溝
Saは、第1トレッド溝Taに比し広く深くして、積雪
をグリップしたり放したりし易いように形成させてい
る。
【0025】また、第1・第2トレッド部T,Sは、普
段(普通のタイヤ空気圧の時)は、第1トレッド部Tの
みが路面に接し、第2トレッド部Sは路面に接すること
なく離間している状態に形成させている。
段(普通のタイヤ空気圧の時)は、第1トレッド部Tの
みが路面に接し、第2トレッド部Sは路面に接すること
なく離間している状態に形成させている。
【0026】なお、タイヤが摩耗した場合又はタイヤ空
気圧が多少低下した場合は、第2トレッドSの一部が路
面に接することとなるが、この場合においてもタイヤ機
能に支障はない。
気圧が多少低下した場合は、第2トレッドSの一部が路
面に接することとなるが、この場合においてもタイヤ機
能に支障はない。
【0027】さらに、この第1トレッド部Tの幅を、降
雪地域の積雪量・積雪期間等の特殊性を考慮して更に変
化させ、第2トレッド部Sの比率を高くしてスノータイ
ヤ機能を高めることも考えれれる。
雪地域の積雪量・積雪期間等の特殊性を考慮して更に変
化させ、第2トレッド部Sの比率を高くしてスノータイ
ヤ機能を高めることも考えれれる。
【0028】なお、上述のハイブリッドタイヤ21をチ
ューブレスタイヤとしても、同様の構成となる。
ューブレスタイヤとしても、同様の構成となる。
【0029】図2は、ハイブリッドタイヤの変形状態を
示す要部断面図である。
示す要部断面図である。
【0030】この要部断面図では、図1(b)に示すハ
イブリッドタイヤ21の第2トレッドSが積雪路面に接
する状態になるまで、バルブ7から空気を注出し、タイ
ヤ空気圧を調整したものである。
イブリッドタイヤ21の第2トレッドSが積雪路面に接
する状態になるまで、バルブ7から空気を注出し、タイ
ヤ空気圧を調整したものである。
【0031】このようにして接地した第2トレッド部S
は、図4の第2トレッド部の作用を示す説明図のよう
に、クルマが積雪路面8aを矢印Y方向に走行し、ハイ
ブリッドタイヤ21が矢印R方向に回転すると、第2ト
レッド溝Saが、変形しながら積雪をグリップし、積雪
路面8aから離れるとグリップした積雪を放す動作を繰
り返す構成としている。
は、図4の第2トレッド部の作用を示す説明図のよう
に、クルマが積雪路面8aを矢印Y方向に走行し、ハイ
ブリッドタイヤ21が矢印R方向に回転すると、第2ト
レッド溝Saが、変形しながら積雪をグリップし、積雪
路面8aから離れるとグリップした積雪を放す動作を繰
り返す構成としている。
【0032】なお、このハイブリッドタイヤ21の構成
は、車両用だけでなく自転車等にも適用することが考え
られる。
は、車両用だけでなく自転車等にも適用することが考え
られる。
【0033】次に、このハイブリッドタイヤ21の動作
について説明する。
について説明する。
【0034】乾燥路面8上の走行は、図3(a)の第1
トレッド部の接地状態を示す説明図のように、普通のタ
イヤ圧の時には、第1トレッドT3本が接地して走行す
る。したがって、トレッド部t全体が柔軟性を有する従
来のスノータイヤで走行するのと比較すると、ころがり
抵抗が格段に小さく高速性能や燃費の向上につながるこ
とが分かる。
トレッド部の接地状態を示す説明図のように、普通のタ
イヤ圧の時には、第1トレッドT3本が接地して走行す
る。したがって、トレッド部t全体が柔軟性を有する従
来のスノータイヤで走行するのと比較すると、ころがり
抵抗が格段に小さく高速性能や燃費の向上につながるこ
とが分かる。
【0035】また、積雪路面8a上の走行は、図3
(b)の第1・第2トレッド部の作用を示す説明図のよ
うに、タイヤ圧を下げることによって、第1トレッド部
Tに加わって第2トレッド部Sの4本が、積雪路面8a
に接地して走行することになる。
(b)の第1・第2トレッド部の作用を示す説明図のよ
うに、タイヤ圧を下げることによって、第1トレッド部
Tに加わって第2トレッド部Sの4本が、積雪路面8a
に接地して走行することになる。
【0036】このように、乾燥路面8から積雪路面8a
に変わってもタイヤ圧を調整するだけで、スリップする
ことなく走行することが可能となる。したがって、降雪
時期だけでなく年間を通して、ハイブリッドタイヤ21
だけで対処することもできる。
に変わってもタイヤ圧を調整するだけで、スリップする
ことなく走行することが可能となる。したがって、降雪
時期だけでなく年間を通して、ハイブリッドタイヤ21
だけで対処することもできる。
【0037】なお、タイヤの径年使用によりトレッドが
摩耗した場合にも基本的な機能は持続できる。
摩耗した場合にも基本的な機能は持続できる。
【0038】(変形例)図5は同実施の形態に係る変形
例を示す要部断面図である。
例を示す要部断面図である。
【0039】タイヤ本体221において、T1は第1ト
レッド部、S2は第2トレッド部で、S3は第3トレッ
ド部である。
レッド部、S2は第2トレッド部で、S3は第3トレッ
ド部である。
【0040】この第3トレッド部は、第1トレッド部T
1の中央部に、低温時においても柔軟性を有するゴム質
材を、割り込むように形成させたものである。すなわ
ち、両側から普通のタイヤゴム質材の第1トレッド部T
1,T1にガードされている形状となっている。
1の中央部に、低温時においても柔軟性を有するゴム質
材を、割り込むように形成させたものである。すなわ
ち、両側から普通のタイヤゴム質材の第1トレッド部T
1,T1にガードされている形状となっている。
【0041】したがって、急に降雪や降雨にあっても、
第3トレッド部がスノータイヤの機能を発揮することが
でき、スリップ防止となる。
第3トレッド部がスノータイヤの機能を発揮することが
でき、スリップ防止となる。
【0042】その他の構成及び作用は、実施の形態と同
様であるのでその説明を省略する。
様であるのでその説明を省略する。
【0043】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、普通のタイヤ及びスノータイヤの両機能を
併せ持ったハイブリッドタイヤであるので、どのような
路面状況でも安全な走行ができ、かつ降雪時期にタイヤ
交換作業が不要となって、便利である。
明によれば、普通のタイヤ及びスノータイヤの両機能を
併せ持ったハイブリッドタイヤであるので、どのような
路面状況でも安全な走行ができ、かつ降雪時期にタイヤ
交換作業が不要となって、便利である。
【0044】請求項2の発明によれば、普通のタイヤ機
能をスノータイヤ機能に変形させるのに、タイヤ空気圧
の注出だけで済むので、従来のタイヤ交換に比し容易で
あり、天候の急激な変化にも即対応ができてる。したが
って、走行の安全性が確保できる。また、多雪地域に適
合させて、普通のタイヤトレッド部より第1トレッド部
の幅を幅狭に、第2トレッド部より広く形成させ、スノ
ータイヤ機能を上げることもできる。したがって、地域
の特殊性にも応じられる。
能をスノータイヤ機能に変形させるのに、タイヤ空気圧
の注出だけで済むので、従来のタイヤ交換に比し容易で
あり、天候の急激な変化にも即対応ができてる。したが
って、走行の安全性が確保できる。また、多雪地域に適
合させて、普通のタイヤトレッド部より第1トレッド部
の幅を幅狭に、第2トレッド部より広く形成させ、スノ
ータイヤ機能を上げることもできる。したがって、地域
の特殊性にも応じられる。
【0045】また、普通のタイヤとして使用している時
には、第1トレッド部が狭い分、ころがり抵抗が低くな
り燃費の向上につながる。
には、第1トレッド部が狭い分、ころがり抵抗が低くな
り燃費の向上につながる。
【0046】請求項3の発明によれば、第3トレッド部
が常にスノータイヤの機能を持っているので、降雪時期
を通じて急な降雪に会ってもそのまま走行できる。した
がって、より走行安全が確保できる。さらに、請求項2
の発明の効果を加味することができる。
が常にスノータイヤの機能を持っているので、降雪時期
を通じて急な降雪に会ってもそのまま走行できる。した
がって、より走行安全が確保できる。さらに、請求項2
の発明の効果を加味することができる。
【0047】請求項4の発明によれば、第2トレッド部
の接地をタイヤ空気圧の調整だけで行えるので、急な降
雪や降雨にも対応でき、スリップ防止ができて安全であ
る。
の接地をタイヤ空気圧の調整だけで行えるので、急な降
雪や降雨にも対応でき、スリップ防止ができて安全であ
る。
【図1】(a)は、本発明の実施の形態に係るハイブリ
ッドタイヤの外観図である。(b)は、図1(a)の要
部断面図である。
ッドタイヤの外観図である。(b)は、図1(a)の要
部断面図である。
【図2】同実施の形態に係るハイブリッドタイヤの変形
状態を示す要部断面図である。
状態を示す要部断面図である。
【図3】(a)は、同実施の形態に係る第1トレッド部
の接地状態を示す説明図である。(b)は、第1・第2
トレッド部の接地状態を示す説明図である。
の接地状態を示す説明図である。(b)は、第1・第2
トレッド部の接地状態を示す説明図である。
【図4】同実施の形態に係る第2トレッド部の作用を示
す説明図である。
す説明図である。
【図5】同実施の形態に係る変形例を示す要部断面図で
ある。
ある。
【図6】従来技術に係るスノータイヤの要部断面図であ
る。
る。
21…ハイブリッドタイヤ 22…タイヤ本体 T…第1トレッド部 S…第2トレッド部 L…サイドウォール部
Claims (4)
- 【請求項1】 タイヤ本体のトレッド部及びショルダ部
にわたって、普通のタイヤのゴム質材又は柔軟性を有す
るゴム質材により形成させた各トレッド部を、隣接又は
介在させて配設させたことを特徴とするハイブリッドタ
イヤ。 - 【請求項2】 前記タイヤ本体の断面中央部外面に第1
トレッド部を設け、該第1トレッド部と両サイドウォー
ル部との間に、それぞれ第2トレッド部を設けたことを
特徴とする請求項1に記載のハイブリッドタイヤ。 - 【請求項3】 前記タイヤ本体の断面中央部外面に第1
トレッド部を設け、該第1トレッド部と両サイドウォー
ル部との間に、それぞれ第2トレッド部を設けると共
に、 前記第1トレッド部の中央部に割り込むように第3トレ
ッド部を形成させたことを特徴とする請求項1に記載の
ハイブリッドタイヤ。 - 【請求項4】 前記第2・第3トレッド部は、前記第1
トレッド部より低温時においても柔軟性を有するゴム質
材とすると共に、 前記第2トレッド部は、タイヤ空気圧を調整することに
より接地可能としたことを特徴とする請求項1、2又は
3に記載のハイブリッドタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10296482A JP2000118206A (ja) | 1998-10-19 | 1998-10-19 | ハイブリッドタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10296482A JP2000118206A (ja) | 1998-10-19 | 1998-10-19 | ハイブリッドタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000118206A true JP2000118206A (ja) | 2000-04-25 |
Family
ID=17834137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10296482A Pending JP2000118206A (ja) | 1998-10-19 | 1998-10-19 | ハイブリッドタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000118206A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020065903A1 (en) * | 2018-09-28 | 2020-04-02 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | A tire for multi performance |
-
1998
- 1998-10-19 JP JP10296482A patent/JP2000118206A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020065903A1 (en) * | 2018-09-28 | 2020-04-02 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | A tire for multi performance |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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