JP2000117771A - 射出成形同時絵付装置及び方法 - Google Patents

射出成形同時絵付装置及び方法

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JP2000117771A
JP2000117771A JP29535798A JP29535798A JP2000117771A JP 2000117771 A JP2000117771 A JP 2000117771A JP 29535798 A JP29535798 A JP 29535798A JP 29535798 A JP29535798 A JP 29535798A JP 2000117771 A JP2000117771 A JP 2000117771A
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vacuum suction
painting
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female
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Isao Tajima
功 田島
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 雌型パーティング面やキャビティに貼り付い
ている絵付シートを迅速かつ確実に引き剥がすことがで
きるようにして、絵付シートの供給を停滞させることな
く円滑に行え、もって、省力化及び生産性の向上を図る
ことができるようにされた射出成形同時絵付装置及び方
法を提供する。 【解決手段】 クランプ手段20に、絵付シートSを吸
着して雌型パーティング面14から離間する方向に引っ
張るための、真空吸引室25、真空吸引孔26等からな
る真空吸着手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形と同時に
型内で図柄や文字等が施された絵付シートを射出樹脂成
形体の表面に一体的に接着積層して加飾積層品(製品)
を得るようにした射出成形同時絵付装置及び方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】射出成形と同時に射出樹脂成形体の表面
に絵付シートを一体的に接着する射出成形同時絵付方法
としては、従来より幾つもの態様が提案されているが、
それらの大半は、次の(a)〜(i)の工程の全部又は
幾つかを記述順に又はその順番を入れ換えて、順次、又
は複数の工程を同時に重複してもしくは並列的に行うよ
うにされている(特公昭50−19132号、実公平3
−56344号、特公平7−41637号公報等を参
照)。
【0003】(a)絵付シートを射出成形に用いられる
雌型のパーティング面上に供給するシート供給工程。 (b)絵付シートを雌型のパーティング面に押圧固定す
るクランプ工程。 (c)絵付シートを熱盤等により加熱軟化させる加熱軟
化工程。 (d)絵付シートを真空吸引及び/又は圧空供給等によ
り雌型のキャビティに沿わせるように延伸させる延伸工
程(予備成形工程)。 (e)雌型と雄型の一方(通常は雌型)を他方(通常は
雄型)側へ移動させて型締めを行う型締め工程。
【0004】(f)雌型と雄型との間に形成されるキャ
ビティ内に雄型側から流動状態の樹脂(熔融樹脂)を注
入充填して射出成形を行う射出成形工程。 (g)雌型と雄型とを離間させる型開き工程。 (h)絵付シートのうちの射出樹脂成形体に接着付随さ
せるべき部分を他の部分(余剰部分)から切り離すシー
トトリミング工程。 (i)絵付シートが接着積層された積層品を雄雌両成形
型から取り出す取出工程。
【0005】なお、複数の工程を同時に重複して行うと
は、複数の工程が一工程に含まれることをいい、例え
ば、前記(e)の型締め工程において絵付シートを雌型
と雄型との間に挟んで固定保持するようになせば、該型
締め工程と同時に重複して前記(b)のクランプ工程が
行われたことになり、また、前記(f)の射出成形工程
において絵付シートを射出された熔融樹脂の熱と圧力に
より延伸させるようになせば、該射出成形工程と同時に
重複して前記(d)の延伸工程が行われたことになる場
合をいう。
【0006】また、絵付シートとしては、製品種別に応
じて貼合わせ積層シート(ラミネートシート)と転写シ
ートのいずれかが用いられ、ラミネートシートである場
合には、射出成形によりそのままで絵付けが行われたこ
とになり、射出樹脂成形体の表面にシート全層が接着一
体化して化粧層となる。それに対し、絵付シートが転写
シートである場合には、射出樹脂成形体の表面に一体化
した絵付シートのうちの支持体シートを剥離し、装飾層
等の転写層のみを射出樹脂成形体側に残留させて化粧層
となすことにより絵付けが完了する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した如
くの射出成形同時絵付を行うにあたっては、絵付シート
を1ショット(成形)毎に雌型のパーティング面上に供
給するシート供給工程が必須であり、射出成形同時絵付
を行う射出成形同時絵付装置においては、通常、ロール
状に巻き取られた長尺帯状の絵付シート(シートロー
ル)を先端側から1ショット分ずつ順次巻き出し、この
巻き出された絵付シートの先端側1ショット分を前記雌
型のパーティング面上に搬送するシート供給手段が備え
られる。このシート供給手段としては、その搬送方式に
より二つに大別できる。
【0008】その一つは、例えば、特開平5−3185
23号公報等にも見られるように、ロール状に巻き取ら
れた長尺帯状の絵付シートの1ショット分を雌型上流か
ら巻出機に装着した巻出ロールからで巻き出すととも
に、雌雄両型間を走行した絵付シートを雌型下流にて巻
取機に装着した巻取ロールで巻き取る、巻き出し巻き取
り方式(以下、ロール/ロール方式と略称する)をとる
ものであり、他の一つは、例えば特開平6−31595
0号等にも見られるように、搬送チャックと受取固定チ
ャックとを備え、前記搬送チャックにより、前記巻出機
から巻き出された絵付シートの先端部を雌型における絵
付シートの搬送方向で見て上流側端部付近で把持して雌
型の下流側端部付近まで引っ張って搬送し、この搬送チ
ャックにより搬送されて来た絵付シートの先端部を受取
固定チャックにより受け取って把持固定する連携チャッ
ク方式をとるものである。連携チャック方式では、絵付
シートの先端部を受取固定チャックで把持固定した後、
クランプ手段で絵付シートを雌型パーティング面に固定
し、しかる後、絵付シートのクランプ手段より上流側
で、絵付シートを全幅に亘って切断し、クランプ手段で
固定された1ショット分の絵付シートをその上流側から
分断する。
【0009】前記したロール/ロール方式をとるシート
供給手段は、絵付シートが転写シートである場合に好適
である。つまり、前記したように、絵付シートが転写シ
ートである場合には、射出樹脂成形体の表面に一体化し
た絵付シートのうちの支持体シートのみを剥離し、この
剥離した支持体シートを雌型の下流側にて巻取機で巻き
取ることで、次ショット分が雌型パーティング面上に供
給されると同時に、不要となった支持体シートが雌型外
に排除されるので、合理的である。ここで、上記のよう
に、絵付シートとして転写シートが用いられ、かつ、シ
ート供給手段としてロール/ロール方式をとるものが用
いられた射出成形同時絵付装置及び射出成形同時絵付方
法について、以下に、図8の概略図を参照しながら簡単
に説明する。
【0010】図示例の装置10'においては、雌型12
のパーティング面14上に絵付シート(転写シート)S
を供給するロール/ロール方式をとるシート供給手段と
しての巻出機1と巻取機5とがそれぞれ雌型12の上方
(シート走行方向の上流側)と下方(シート走行方向の
下流側)に配置されるとともに、供給された1ショット
分の絵付シートSを前記パーティング面14上に押圧固
定すべく平面視形状が矩形枠状ないし井桁状のクランパ
ー20が前記パーティング面14に対して進退動可能に
配設されている。また、前記雌型12には、得るべき積
層製品に対応したキャビティ13が形成され、このキャ
ビティ13には、絵付シートSを該キャビティ13に沿
わせるように延伸させるべく真空吸引するための多数の
真空吸引孔15、15、…が開口せしめられ、この真空
吸引孔15、15、…は、真空吸引通路18及び導管1
9を介して外部の真空源に接続されている。
【0011】ここでは、前記真空吸引孔15、15、
…、真空吸引通路18、導管19等は、後述する如く
に、キャビティ13に貼り付いている絵付シート(転写
シート)Sの支持体シートSaを引き剥がすべくエアー
ブロー(圧空供給)を行うための圧空供給手段としても
働くようになっている。
【0012】かかる構成のもとで、射出成形同時絵付を
行うにあたっては、前記巻出機1や巻取機5及びニップ
ロールからなるシート送りロール3、7等で構成される
シート供給手段により雌型12のパーティング面14上
に絵付シートSを図のZ方向に沿って供給するととも
に、供給された絵付シートSを前記クランパー20によ
って前記パーティング面14上に押圧固定した後、前記
真空吸引孔15、15、…等で構成される真空吸引手段
により真空吸引を行って、雌型キャビティ13に沿って
密着させるべく延伸させ、その後、雄型30と雌型12
との型締めを行って、射出成形機からの流動状態の樹脂
を雄型30のランナー32及びゲート33を通じて雌型
12と雄型30との間に形成される成形キャビティへ射
出充填し、この樹脂が固化した後、前記雄雌両成形型3
0、12の型開きを行って、表面に転写層部分Sbが転
写された積層製品Pを取り出す(雄型30に付着した状
態でキャビティ13から引き出され、その後、イジェク
タピン等により雄型30から突き離される)。
【0013】それに前後して、前記クランパー20をパ
ーティング面14から離間させる方向(図のX方向)に
後退させるとともに、キャビティ13やパーティング面
14に貼り付いている絵付シート(転写シート)Sの支
持体シートSaを剥がすべく、前記真空吸引孔15、1
5、…等で構成される真空吸引手段を兼ねる圧空供給手
段によるエアーブローを行い、続いて、前記巻取機5等
で構成されるシート供給手段を駆動して次ショット分の
絵付シートSを前記パーティング面14上に供給する。
しかしながら、上記のような従来の装置10'では、次
のような問題が生じていた。
【0014】すなわち、積層製品Pの取り出し後、キャ
ビティ13やパーティング面14に貼り付いている絵付
シート(転写シート)Sの支持体シートSaを剥がすべ
く、圧空供給手段によるエアーブローを行っても、特
に、絵付シートSのうちのクランパー20(のシート押
圧面部20a)及び雄型30(の凸状コア部31)によ
りパーティング面14に押圧されていた部分Kがパーテ
ィング面14に貼り付いたままでスムーズに剥離しない
ことがあり、そのため、次ショット分の絵付シートSの
供給に支障を来たし、シート供給工程が滞るとともに、
作業者が手で絵付シートSを引き剥がす等の面倒な作業
が必要となり、省力化が図られず、生産性の低下を招来
していた。
【0015】本発明は、上述の如くの問題を解消すべく
なされたもので、その目的とするところは、雌型パーテ
ィング面やキャビティに貼り付いている絵付シートを迅
速かつ確実に引き剥がすことができるようにして、絵付
シートの供給を停滞させることなく円滑に行え、もっ
て、省力化及び生産性の向上を図ることができるように
された射出成形同時絵付装置及び方法を提供することに
ある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係る射出成形同時絵付装置は、基本的に
は、雄雌両成形型と、前記雌型のパーティング面上に絵
付シートを供給するシート供給手段と、供給された絵付
シートを前記パーティング面上に押圧固定すべく前記パ
ーティング面に対して進退動せしめられるクランプ手段
と、を備える。そして、前記クランプ手段に、前記絵付
シートを吸着して前記パーティング面から離間する方向
に引っ張るための真空吸着手段が設けられていることを
特徴としている。
【0017】本発明装置では、好ましくは、前記絵付シ
ートとして転写シートが用いられ、また、前記シート供
給手段としてロール/ロール方式をとるものが用いられ
る。本発明の好ましい態様では、前記クランプ手段に、
前記真空吸着手段として、真空源に接続される真空吸引
室が設けられるとともに、該真空吸引室と外部とを連通
すべく、そのシート押圧面部に真空吸引孔が形成され
る。
【0018】一方、本発明に係る射出成形同時絵付方法
は、上記装置を用いることを前提としており、前記シー
ト供給手段により雌型のパーティング面上に絵付シート
を供給するとともに、供給された絵付シートを前記クラ
ンプ手段によって前記パーティング面上に押圧固定した
後、前記雌型キャビティに沿って密着させるべく延伸さ
せ、その後、前記雄雌両成形型の型締めを行って、射出
成形機からの流動状態の樹脂を前記雄型から前記雌型と
雄型との間に形成される成形キャビティへ射出充填し、
この樹脂が固化した後、前記雄雌両成形型の型開きを行
って、得られた積層製品を取り出すとともに、前記クラ
ンプ手段に設けられた真空吸着手段により前記絵付シー
トを吸着した状態で前記クランプ手段を前記パーティン
グ面から離間する方向に後退させて、前記パーティング
面及びキャビティに貼り付いている絵付シートを引き剥
がし、しかる後、前記クランプ手段による絵付シートの
吸着状態を解除して、前記シート供給手段により次ショ
ット分の絵付シートを前記パーティング面上に供給する
ことを特徴としている。
【0019】上記した如くの構成とされた本発明に係る
射出成形同時絵付装置及び方法の好ましい態様において
は、射出成形同時絵付を行うにあたっては、巻出機や巻
取機及びニップロールからなるシート送りロール等で構
成されるロール/ロール方式をとるシート供給手段によ
り、雌型のパーティング面上に絵付シート(転写シー
ト)を供給するとともに、供給された絵付シートを前記
クランプ手段によって前記パーティング面上に押圧固定
した後、好ましくは、雌型キャビティに開口する真空吸
引孔等で構成される真空吸引手段による真空吸引を行っ
て、雌型キャビティに沿って密着させるべく延伸させ、
その後、雄型と雌型との型締めを行って、射出成形機か
らの流動状態の樹脂を雌型と雄型との間に形成される成
形キャビティへ射出充填し、この樹脂が固化した後、前
記雄雌両成形型の型開きを行って、表面に装飾層(転写
層)部分が転写された積層製品を取り出す(雄型に付着
した状態でキャビティから引き出され、その後、イジェ
クタピン等により雄型から突き離される)。
【0020】それに前後して、キャビティやパーティン
グ面に貼り付いている絵付シート(支持体シート)を剥
がすべく、好ましくは、前記真空吸引孔等で構成される
真空吸引手段を兼ねる圧空供給手段によるエアーブロー
を行うとともに、前記クランプ手段に設けられた真空吸
着手段により前記絵付シートを吸着し、この吸着した状
態で前記クランプ手段を前記パーティング面から離間す
る方向に後退させる。
【0021】これにより、前記絵付シートのうちの前記
真空吸着手段により吸着されている部分、言い換えれ
ば、クランプ手段及び雄型により雌型パーティング面に
押圧固定されていた、キャビティの外周側に位置する、
射出樹脂成形体(積層製品)には転写積層されない余剰
部分がクランプ手段と共にパーティング面から離間する
方向に引っ張られて引き剥がされるとともに、キャビテ
ィに貼り付いていた部分も完全に剥離され、その後、前
記クランプ手段による絵付シートの吸着状態を解除(真
空吸引室を大気に開放)すれば、絵付シートは、何にも
拘束されていないフリー状態となる。
【0022】しかる後、上記フリー状態で、前記シート
供給手段により次ショット分の絵付シートを前記パーテ
ィング面上に供給する。このように、本発明装置及び方
法では、クランプ手段に真空吸着手段を設けて、雌型パ
ーティング面に貼り付いている絵付シートをクランプ手
段と共にパーティング面から離間する方向に引っ張るよ
うにしているので、雌型パーティング面やキャビティに
貼り付いている絵付シートを迅速かつ確実に引き剥がす
ことができ、絵付シートの供給を停滞させることなく円
滑に行え、省力化及び生産性の向上を図ることができ
る。本発明において、雄雌両成形型は、鉄等の金属ある
いはセラミックス等で作製され、それらに必要に応じ
て、真空吸引や圧空供給用に小孔(真空吸引孔等)を設
ける。
【0023】また、雌型を複数の分割部分の集合体で構
成(いわゆる入れ子構造に)し、隣合う分割部分間にス
リット状の隙間を形成してこの隙間を真空吸引孔(及び
圧空供給孔)として用いて真空吸引(及びエアーブロ
ー)を行うようにしてもよい。前記雄型には、流動状態
の樹脂を射出するためのランナーと所要本のゲートを設
ける。ゲートの本数、位置、形状等は、得るべき製品の
形状等を勘案して自由に設定することができる。
【0024】また、絵付シートを雌型パーティング面に
固定保持すべくクランプ手段を付設する。クランプ手段
としては、平面視形状が枠状ないし井桁状のものを用い
ることができ、それに、前記真空吸着手段として、例え
ば、切換弁を介して真空源に接続される真空吸引室を設
けるとともに、該真空吸引室と外部とを連通すべく、そ
のシート押圧面部に真空吸引孔を形成する。なお、前記
真空源は、延伸工程用の真空吸引手段で使用するものを
用いることができる。
【0025】また、クランプ手段を雌型パーティング面
に対して進退動させるには、型締め動作等の成形用駆動
力を用いたり、イジェクターピン駆動機構の動力を利用
したりすることができる他、別途に流体圧アクチュエー
ター等の駆動手段を設けることによりなされる。絵付シ
ートの供給方法としては、前述した搬送チャック方式を
用いることもできるが、本発明は、ロール状に巻き取ら
れた長尺帯状の絵付シートの1ショット分を雌型上流か
ら巻出機で巻き出すとともに、雌型下流にて巻き取る巻
き出し巻き取り方式(ロール/ロール方式)を用いる場
合に特に有効である。
【0026】また、本発明装置では、好ましくは、予備
成形を行うべく、熱盤を備える。熱盤としては、伝導熱
を用いる接触加熱方式、あるいは輻射熱や誘電加熱を用
いる非接触加熱方式のいずれを採用してもよい。絵付シ
ートは、基材シートとその上に積層された装飾層からな
り、基材シートを成形品と密着一体化させたまま最終製
品として使用する貼り合わせ積層シート(ラミネートシ
ート)、あるいは一旦絵付シートと成形品とを一体化さ
せた後、装飾層(転写層)のみを成形品側に残して基材
シート(支持体シート)を剥離する転写シートのいずれ
も使用することができるが、本発明は、特に転写シート
を用いる場合に有効である。
【0027】前記貼合わせ積層シートの場合、基材シー
トとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオ
レフィン樹脂、ポリ塩化ビニル、アクリル樹脂、ポリス
チレン、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエス
テル樹脂等の熱可塑性樹脂を用いることができる。基材
シートの厚さは、通常20〜500μm程度である。装
飾層としては、印刷絵柄、着色又は透明塗装、金属薄
膜、あるいは、硬質塗膜、防曇塗料、導電性層等の機能
性層等を用いることができる。
【0028】前記転写シートの場合は、一旦剥離性の支
持体シート上に形成した絵柄層等よりなる転写層を、別
の被転写体に転移させるためのもので、支持体シート上
には必要に応じて離型層を設けても良く、転写層として
は、剥離層、装飾層、接着剤層、等からなり、装飾層以
外の層は必要に応じて選択する。装飾層としては、絵柄
層、金属薄膜層(部分又は全面)あるいは硬質塗膜、防
曇塗膜、導電性層等の機能性層から選ばれる。支持体シ
ートは、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド樹
脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン
樹脂、ポリ塩化ビニル等、可撓性を有する熱可塑性樹脂
フィルムあるいはそれらの積層体が好ましい。
【0029】射出成形用の樹脂としては、ABS(アク
リロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体)樹脂、
ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、アクリル樹脂、ポリカ
ーボネート樹脂等の熱可塑性樹脂を加熱熔融して液状な
いし流動状態となったもの、あるいは、二液硬化型、触
媒硬化型の樹脂、例えば、ウレタン樹脂、ポリエステル
樹脂、エポキシ樹脂等の未硬化液等の射出成形同時絵付
用として従来より知られている材料を使用でき、製品の
要求物性やコスト等に応じて選定される。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明に係る射出
成形同時絵付装置の一実施形態を示す全体構成図であ
り、図3は図1の装置10に用いられるクランパー20
を示す斜視図である。
【0031】本実施形態の射出成形同時絵付装置10に
より得るべき積層製品は、平面視では矩形状で断面がコ
字状のパネルであり、射出樹脂成形体の表面に絵付シー
トSとしての転写シートの転写層を転写したものであ
る。なお、前記絵付シート(転写シート)Sとして、こ
こでは、図7に示される如くに、支持体シートSa上に
は、離型層Scを介して転写層Sbが積層されており、
前記転写層Sbは、剥離層Sd、接着剤(プライマー)
層Se、装飾層Sf、接着層Sg からなっている。
【0032】本実施形態の射出成形同時絵付装置10
は、前記した得るべき積層製品に対応した凹凸形状の雌
型12と雄型30とを備え、雌型12は、図示はされて
いないが、その底部が可動盤に固定されていて、流体圧
シリンダのラム等により水平方向(図1のX方向)、言
い換えれば、雄型30に対して接近−離隔する方向に進
退動するようされている。
【0033】なお、本実施形態では、上記のように雌型
12が可動型とされていて水平方向に移動するようにさ
れているが、これに限定される訳ではなく、例えば、雄
型、雌型を上下に対向配置してそれらの一方を鉛直方向
に移動させる等の形態を採用することもできる。
【0034】前記雌型12の上方(シート走行方向の上
流側)と下方(シート走行方向の下流側)には、雌型1
2のパーティング面14上に絵付シート(転写シート)
Sを供給するロール/ロール方式をとるシート供給手段
としての巻出機1及びニップロールからなるシート送り
ロール3と巻取機5及びニップロールからなるシート送
りロール7がそれぞれ配設されている。
【0035】また、前記雌型12には、得るべき積層製
品に対応したキャビティ13が形成され、このキャビテ
ィ13には、絵付シートSを該キャビティ13に沿わせ
るように延伸させるべく真空吸引するための多数の真空
吸引孔15、15、…が開口せしめられ、この真空吸引
孔15、15、…は、真空吸引通路18及び導管19を
介して外部の真空源に接続されている。
【0036】ここでは、前記真空吸引孔15、15、
…、真空吸引通路18、導管19、真空源(バキューム
ポンプであるがエアーポンプとしての機能を持つ)等で
構成される真空吸引手段は、後述する如くに、キャビテ
ィ13に貼り付いている絵付シート(転写シート)Sの
支持体シートSaを引き剥がすべくエアーブロー(圧空
供給)を行うための圧空供給手段としても働くようにな
っている。
【0037】さらに、前記雌型12のパーティング面1
4の外周側には、Oリング22が装着された環状の装着
溝23が設けられている。前記Oリング22は、後述す
る矩形枠状ないし井桁状のクランパー20が、間に絵付
シートSを挟んで雌型12のパーティング面14に押し
付けられた際、前記キャビティ12と外部とを気密的に
遮断する役目を果たす。
【0038】一方、前記雄型30は、図示はされていな
いが、射出成形機のノズルが装着される固定盤に固定さ
れており、この雄型30には、前記積層製品形状に対応
した凸状コア部31が設けられるとともに、その内部に
は、熔融樹脂射出用のランナー32及びそれに連なるゲ
ート33が設けられている。
【0039】また、前記雌型12には、供給された1シ
ョット分の絵付シートSを前記パーティング面14上に
押圧固定すべく、図3に示される如くの平面視形状が矩
形枠状ないし井桁状のクランパー20が設けられてい
る。このクランパー20は、その四隅に連結された4本
の摺動ロッド24を介して図示されていない駆動手段に
より前記パーティング面14に対して垂直方向(図のX
方向)に進退動できるようになっている。
【0040】そして、このクランパー20には、真空吸
着手段として、前記真空吸引手段で用いられるものと共
通の真空源に導管27を介して接続される環状空間から
なる真空吸引室25が設けられるとともに、該真空吸引
室25と外部とを連通すべく、雌型パーティング面14
と対向するそのシート押圧面部20aに多数の真空吸引
孔26が所定の環状配列形態をもって形成されている
(図1に加えて図3を参照)。該クランパー20では、
前記真空吸引室25の空気が真空吸引されると、前記シ
ート押圧面部20aが圧接せしめられる絵付シートSが
真空吸引孔26部分で吸着保持せしめられ、また、前記
真空吸引室25が前記導管27や切換弁等を介して大気
に開放されると、前記絵付シートSの吸着状態が解除さ
れるようになっている。
【0041】さらに、図示はされていないが、予備成形
を行うべく、従来より周知の熱盤を備える。熱盤は、エ
アーシリンダ等の熱盤移送手段により、雄雌両成形型外
の待機位置から雌型12のパーティング面14の絵付シ
ート加熱位置まで移動せしめられて、絵付シートSを加
熱軟化させるようになっている。
【0042】このような構成とされた本実施形態装置1
0においては、射出成形同時絵付を行うにあたっては、
まず、図1に示される如くに、長尺帯状の絵付シートの
巻出ロールを装着してなる巻出機1や、絵付シートを巻
き取る巻取ロールを装着してなる巻取機5、及びニップ
ロールからなるシート送りロール3、7等で構成される
ロール/ロール方式をとるシート供給手段により、雌型
12のパーティング面14とクランパー20のシート押
圧面部20aとの間の部分に絵付シート(転写シート)
Sを供給する。
【0043】続いて、クランパー20をパーティング面
14側に前進させて、供給された絵付シートSをこのク
ランパー20のシート押圧面部20aによって前記パー
ティング面14上に押圧固定する。その後、好ましく
は、図示していない熱盤を、クランパー20により押圧
固定されている絵付シートS上に対向する位置に移動さ
せて該絵付シートSを加熱軟化させるとともに、雌型キ
ャビティ13に開口する真空吸引孔15等で構成される
真空吸引手段による真空吸引を行って、前記絵付シート
Sを雌型キャビティに沿って密着させるべく延伸させ
る。
【0044】しかる後、図2に示される如くに、雌型1
2を雄型30側に移動させて、雄型30と雌型12との
型締めを行って、射出成形機からの流動状態の樹脂Pr
を雌型12と雄型30との間に形成される成形キャビテ
ィへ射出充填し、この樹脂が固化した後、前記雄雌両成
形型12、30の型開きを行って、図4に示される如く
に、射出樹脂成形体Ps表面に装飾層(転写層)部分S
bが転写された積層製品Pを取り出す(雄型に付着した
状態でキャビティから引き出され、その後、イジェクタ
ピン37(図5)等により雄型から突き離される)。
【0045】それに前後して、キャビティ13やパーテ
ィング面14に貼り付いている絵付シートS(支持体シ
ートSa)を剥がすべく、図5に示される如くに、前記
真空吸引孔15等で構成される真空吸引手段を兼ねる圧
空供給手段によるエアーブローを行うとともに(図の点
線の矢印は、吹き出した空気の流れを表す)、前記クラ
ンパー20に設けられた真空吸引室25内の空気を真空
吸引して真空吸引孔26を介して前記絵付シートSを吸
着し、この吸着した状態で、図6に示される如くに、前
記クランパー20を前記パーティング面14から離間す
る方向に後退させる。
【0046】これにより、前記絵付シートSのうちの前
記真空吸引孔26を介して吸着されている部分、言い換
えれば、クランパー20のシート押圧面部20a及び雄
型30の凸状コア部31により雌型パーティング面14
に押圧固定されていた、キャビティ13の外周側に位置
する、射出樹脂成形体Ps(積層製品P)には転写積層
されない余剰部分がクランパー20と共にパーティング
面14から離間する方向に引っ張られて引き剥がされる
とともに、キャビティ13に貼り付いていた部分も完全
に剥離され、その後、前記クランパー20による絵付シ
ートの吸着状態を解除(真空吸引室を大気に開放)すれ
ば、絵付シート(支持体シート)S(Sa)は、何にも
拘束されていないフリー状態となる。
【0047】しかる後、上記フリー状態で、前記シート
供給手段により次ショット分の絵付シートSを前記パー
ティング面14上に供給する。このように、本実施形態
の装置及び方法では、クランパー20に真空吸引孔26
等で構成される真空吸着手段を設けて、雌型パーティン
グ面14に貼り付いている絵付シートS(支持体シート
Sa)をクランパー20と共にパーティング面14から
離間する方向に引っ張るようにしているので、雌型パー
ティング面14やキャビティ13に貼り付いている絵付
シートSを迅速かつ確実に引き剥がすことができ、絵付
シートの供給を停滞させることなく円滑に行え、省力化
及び生産性の向上を図ることができる。
【0048】本発明の装置及び方法は、上記の態様のみ
に限定されるわけではない。例えば、真空吸引手段とは
別に空気圧縮機等の圧空供給手段を設ける態様、真空吸
引孔からのエアブローは行わずに、クランプ手段のシー
ト押圧面部20aの真空吸引による吸着のみを利用する
態様、絵付シートとして貼り合わせ積層シートを用いる
態様、あるいは、絵付シート供給手段として前記の如き
連携チャック方式を用いる態様等を採用することもでき
る。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明に係る射出成形同時絵付装置及び方法によれば、クラ
ンプ手段に真空吸着手段を設けて、雌型パーティング面
に貼り付いている絵付シートをクランプ手段と共にパー
ティング面から離間する方向に引っ張るようにしている
ので、雌型パーティング面やキャビティに貼り付いてい
る絵付シートを迅速かつ確実に引き剥がすことができ、
絵付シートの供給を停滞させることなく円滑に行え、省
力化及び生産性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る射出成形同時絵付装置の一実施形
態を示すシート供給工程を示す全体概略縦断面図。
【図2】図1に示される装置の射出成形工程等の説明に
供される全体概略縦断面図。
【図3】図1に示される装置に使用されるクランパーを
示す斜視図。
【図4】図1に示される装置の型開き工程等の説明に供
される全体概略縦断面図。
【図5】図1に示される装置の製品取出工程、エアーブ
ロー工程等の説明に供される全体概略縦断面図。
【図6】図1に示される装置のシート引き剥がし工程の
説明に供される全体概略縦断面図。
【図7】図1に示される装置に使用される絵付シートと
しての転写シートの構成の説明に供される概略断面図。
【図8】従来の射出成形同時絵付装置の一例のシート引
き剥がし工程の説明に供される全体概略縦断面図。
【符号の説明】
S 絵付シート(転写シート) Sa 支持体シート Sb 転写層部分 1 巻出機 5 巻取機 10 射出成形同時絵付装置 12 雌型 13 キャビティ 14 パーティング面 15 真空吸引孔 20 クランパー 20a シート押圧面部 25 真空吸引室 26 真空吸引孔 30 雄型

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雄雌両成形型と、前記雌型のパーティン
    グ面上に絵付シートを供給するシート供給手段と、供給
    された絵付シートを前記パーティング面上に押圧固定す
    べく前記パーティング面に対して進退動せしめられるク
    ランプ手段と、を備えた射出成形同時絵付装置におい
    て、 前記クランプ手段に、前記絵付シートを吸着して前記パ
    ーティング面から離間する方向に引っ張るための真空吸
    着手段が設けられていることを特徴とする射出成形同時
    絵付装置。
  2. 【請求項2】 前記絵付シートとして転写シートが用い
    られ、前記シート供給手段として、長尺帯状の絵付シー
    トをシート走行方向上流側に位置する巻出器に装着した
    巻出ロールから巻き出して、雌雄両型間を走行させ、シ
    ート走行方向下流側に位置する巻取器に装着した巻取ロ
    ールに巻き取る方式をとるものが用いられていることを
    特徴とする請求項1に記載の射出成形同時絵付装置。
  3. 【請求項3】 前記クランプ手段に、前記真空吸着手段
    として、真空源に接続される真空吸引室が設けられると
    ともに、該真空吸引室と外部とを連通すべく、そのシー
    ト押圧面部に真空吸引孔が形成されていることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の射出成形同時絵付装置。
  4. 【請求項4】 前記シート供給手段により雌型のパーテ
    ィング面上に絵付シートを供給するとともに、供給され
    た絵付シートを前記クランプ手段によって前記パーティ
    ング面上に押圧固定した後、前記雌型キャビティに沿っ
    て密着させるべく延伸させ、その後、前記雄雌両成形型
    の型締めを行って、射出成形機からの流動状態の樹脂を
    前記雄型から前記雌型と雄型との間に形成される成形キ
    ャビティへ射出充填し、この樹脂が固化した後、前記雄
    雌両成形型の型開きを行って、得られた積層製品を取り
    出すとともに、前記クランプ手段に設けられた真空吸着
    手段により前記絵付シートを吸着した状態で前記クラン
    プ手段を前記パーティング面から離間する方向に後退さ
    せて、前記パーティング面及びキャビティに貼り付いて
    いる絵付シートを引き剥がし、しかる後、前記クランプ
    手段による絵付シートの吸着状態を解除して、前記シー
    ト供給手段により次ショット分の絵付シートを前記パー
    ティング面上に供給することを特徴とする射出成形同時
    絵付方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101113059B1 (ko) * 2011-03-23 2012-02-22 (주)우주일렉트로닉스 사출금형 및 사출성형 방법

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