JP2000117743A - タイヤ加硫機の中心機構 - Google Patents

タイヤ加硫機の中心機構

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JP2000117743A
JP2000117743A JP10294877A JP29487798A JP2000117743A JP 2000117743 A JP2000117743 A JP 2000117743A JP 10294877 A JP10294877 A JP 10294877A JP 29487798 A JP29487798 A JP 29487798A JP 2000117743 A JP2000117743 A JP 2000117743A
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piston
sensor
bladder
hydraulic cylinder
cylinder
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Shoji Shibata
昌治 柴田
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Kobe Steel Ltd
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラダ伸長高さやシェービング高さ等の高さ
制御が行える便利な中心機構を、上下にコンパクトな状
態として、或いはノックアウトレバーを備えた従来設備
にする。 【解決手段】 ブラダ5の上縁部がタイヤサイズに対応
した高さまで昇降するように、センサ26の検出情報に
基づいて流体圧シリンダ1を下降作動させる制御手段2
3を備え、ブラダ5を膨張させてグリーンタイヤ内面に
密接させるように構成されたタイヤ加硫機の中心機構に
おいて、センサ26を、流体圧シリンダ1のピストン8
下面に装備されたマグネット26bと、ピストン8内空
間に遊内嵌状態で該ピストン8の下端から挿入立設され
たセンサ棒26aとの相対移動を検出するものに構成し
て、センサ26を流体圧シリンダ1の底部から立ち上が
る状態に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラダを膨張させ
てグリーンタイヤの内面に密接させるタイヤ加硫機の中
心機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にグリーンタイヤは、上モールドと
下モールドとの型締により形成されるキャビティーに装
填される際に、ブラダを膨張させることにより、グリー
ンタイヤの内面に密接させるシェービング等が中心機構
によって施されるようになっている。
【0003】従来の中心機構は、図2に示すように、ベ
ースフレーム52側に固定したガイド筒63に、昇降用
の流体シリンダ64が、その底部に形成された横穴に作
用するノックアウトレバー73を介して昇降可能に支持
され、水圧シリンダ64のピストンロッド65における
中空ロッド67の上端に付設する上部クランプリング6
8に、ブラダ61の上端が挟持されている。支点Pを中
心に揺動自在なノックアウトレバー73は、基端がベー
スフレーム52側に枢支された水圧や油圧による昇降シ
リンダ76で駆動揺動されるものであり、加硫済みタイ
ヤを搬出するとき等には、昇降シリンダ76を伸長作動
させて、流体圧シリンダ64自体及び下部リング72を
ベースフレーム52及び下金型79に対して上昇移動さ
せること、及び下降復帰させることが可能に構成されて
いる。
【0004】又、流体圧シリンダ64の上端には、ブラ
ダ61の下端を挟持する下部クランプリング72が同リ
ング72のハブ77を介して取付けられている。そし
て、流体圧シリンダ64の下部に形成された第1ポート
66を介して、加圧流体がピストン65下面に供給され
るようになっているとともに、第2ポート69からピス
トン65を貫通して中空ロッド67内に挿出されるパイ
プ70を介して加圧流体がピストン65上面に供給され
るようになっている。
【0005】これにより、ピストン65及び中空ロッド
67が昇降することによって、ブラダ61が下部クラン
プリング72側を支点として変形したときに、スチーム
等の熱圧媒体が給排管62からハブ77側の通孔78を
介してブラダ61内に供給されることによって、ブラダ
61がグリーンタイヤTの内面に密接されるようになっ
ている。又、ピストン65上には、上部クランプリング
68がタイヤサイズに対応したブラダの伸長高さとなる
ように、クランプリング68の上限位置を設定する遊動
ピストン75がスペーサ74を介して中空ロッド67に
摺動可能に外嵌されている。また、上部クランプリング
68がタイヤサイズに対応したシェーピング高さになる
ように、遊動ピストン75の上にはストッパ71がハブ
77を貫通して摺動可能に外嵌されている。
【0006】上記の水圧駆動スタンディングポスト式構
成では、流体圧シリンダ64を水圧式として、ピストン
65の上端に直接上部クランプリング68を装備するこ
とで上下高さの短い流体圧シリンダにでき、かつ、シリ
ンダ底より上方のスペースに、ノックアウトレバー73
及び昇降シリンダ76から成る昇降機構を配置できるの
で、加硫部分を適切な作業高さ位置としながらピットを
設けることなく中心機構を設置できる利点を有してい
る。しかしながら、タイヤサイズを変更したときには、
上部クランプリング68の上限位置をブラダに合った高
さとし、また変更後のシェービング高さとするように、
ピストン65内のスペーサ74及びピストン65の外に
至るストッパー71を交換する必要があり、タイヤサイ
ズの変更作業に要する負担が大きい問題があった。
【0007】そこで、特開平3−236912号公報に
示されもののように、センタポスト下端部に取付けたマ
グネットと、シリンダ支持部材の中心部に設けたリニア
センサ等から制御手段を構成し、その制御手段を設定変
更するだけで、タイヤサイズに対応した高さを得るべく
上部クランプリングの昇降位置を変更でき、前述したタ
イヤサイズの変更作業を容易化できる技術が開発され
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記開発技
術では、リニアセンサ下端部が流体圧シリンダの底を突
き抜けて下方に位置させ、そこから制御用のケーブルを
下向きに取出す構造であったため、流体圧シリンダとし
ての上下高さが高くなり、作業高さ位置を従来と同じに
するにはピットを設ける必要が生じて設備コストが上昇
する問題があった。この問題は、ピストン上端部に延長
ロッドを介して上部クランプリングを装着することにな
って上下高さのより長くなる油圧シリンダを用いた構造
や、流体圧シリンダの昇降を担う専用のシリンダを設け
る構造(例えば、特開平9−123171号公報)で
は、一層顕著化する。
【0009】又、設備費の節減を図るべく、センサによ
る制御手段を用いてスペーサの交換作業が省略できる便
利な流体圧シリンダを、ノックアウトレバーを用いて昇
降させる従来タイプの加硫機に適用しようとしても、下
に飛び出たセンサ部分のために、ノックアウトレバー挿
入用の横穴を設けることができず、そのままでは既設設
備に適用不可であった。これらの実情に鑑みて本発明
は、タイヤサイズに応じたブラダ伸長高さやシェービン
グ高さ等の位置制御が行える便利な中心機構を、上下に
コンパクトな状態として、或いはノックアウトレバーを
備えた既設機に適用できるものとして提供する点にあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1発明は、ブラダの上
縁部を保持するクランプ手段と、そのクランプ手段を昇
降移動自在な縦向き配置の流体圧シリンダと、この流体
圧シリンダの伸縮移動量を検出するセンサとを備え、前
記ブラダの上縁部がタイヤサイズに対応した高さまで昇
降するように、前記センサの検出情報に基づいて前記流
体圧シリンダを昇降作動させる制御手段を備えるととも
に、前記ブラダを膨張させてグリーンタイヤ内面に密接
させるタイヤ加硫機の中心機構において、前記センサ
を、前記流体圧シリンダのピストンと、このピストン内
空間に遊内嵌状態で該ピストンの下端から挿入立設され
たセンサ棒との相対移動を検出するものに構成して、該
センサを前記流体圧シリンダの底部から立ち上がる状態
に構成してあることを特徴とする。
【0011】第2発明は、第1発明において、流体圧シ
リンダを水圧で作動するものに構成するとともに、クラ
ンプ手段をピストンに直接取付けたことを特徴とする。
【0012】第3発明は、第1又は第2発明において、
流体圧シリンダの底部に突き上げ作用して、流体圧シリ
ンダを強制上昇可能な揺動レバーを備えてあることを特
徴とする。
【0013】第1発明の構成によれば、センサは流体圧
シリンダの底より上側において構成され、シリンダ底か
ら下には飛び出ないので、流体圧シリンダの上下長さ
が、すなわち中心機構の上下長さを短くすることができ
る。それによって従来では必要であったピットを設ける
ことなく中心機構を設置することも可能になる。
【0014】第2発明の構成によれば、次のような作用
がある。ピストンがブラダ内部に伸長移動して加硫のた
めの高温に曝される状態において、ピストン表面に圧力
媒体である油が存在していると、その高温によって油が
燃焼するおそれがあるが、圧力媒体が水であれば気化す
るだけで油が燃焼するような不都合が生じない。従っ
て、流体圧シリンダを水圧で作動する水圧シリンダに構
成することで、油圧シリンダを用いたときのように延長
ロッドを介装することなく、ピストン上部に直接上部ク
ランプリングを取付けることが可能になり、その延長ロ
ッドが不要な分、中心機構の上下長さを小型化すること
ができる。
【0015】第3発明の構成によれば、センサがシリン
ダ底から飛び出さないので、前述したように、下部クラ
ンプリングを上昇させるのに、揺動レバーを用いてシリ
ンダ底を突き上げて流体圧シリンダを強制上昇させるこ
とが可能になる。つまり、センサによる制御手段を用い
てスペーサの交換作業が省略できる便利な流体圧シリン
ダとしながら、揺動レバーを用いて流体圧シリンダを昇
降させる従来の設備に適用可能になるとともに、ピット
を設けることない上下高さのよりコンパクトな中心機構
を構成することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は、本発明による中心機構
を示す断面図である。図1に示すように、ローダ21に
よって搬送されてきたグリーンタイヤ22の内面にブラ
ダ5を密接させるシェービングを行うものであり、ブラ
ダ5の上縁部を保持する上部クランプリング(クランプ
手段の一例)3、及び上部ビードリング4と、ブラダ5
の下縁部を保持する下部クランプリング6、及び下部ビ
ードリング7とを有して、タイヤ加硫機の中心機構Aを
構成してある。上部クランプリング3の中心部には、縦
向きの水圧式のリフトシリンダ(流体圧シリンダの一
例)1のピストン8の上端部がボルト止めされている。
【0017】リフトシリンダ1は、シリンダチューブ9
と、これの内部に摺動自在に嵌合されるピストン8と、
このピストン8に下端が取付けられた中空状のピストン
ロッド10とを備えて構成されるている。シリンダチュ
ーブ9の下端に溶着されるヘッド部(底部の一例)11
には、ピストン上昇用の第1水圧供給口12が形成、か
つ、シリンダチューブ9の上端に装着されるクランプリ
ングハブ13にはピストン下降用の第2水圧供給口14
が夫々形成されており、これら両供給口12,14に
は、図示しないバルブ等の給排機構や加圧ポンプ等の圧
送機構が接続されている。
【0018】従って、ピストン8の下側水室18への圧
水供給でピストン8を、すなわち上部クランプリング3
に保持されたブラダ5の上縁部を駆動上昇できるととも
に、ピストン8の上側水室19への圧水供給でピストン
8、及びブラダ5の上縁部を強制下降できるのであり、
中心機構Aを水圧駆動スタンディングポスト式に構成し
てある。
【0019】シリンダチューブ9には、これを上下摺動
自在に支持するシリンダガイド15が外嵌され、このシ
リンダガイド15は、ベースフレーム20に支持された
下プラテン25にボルト止めされている。これにより、
中心機構Aは、シンダガイド15を下プラテン21に係
止することでタイヤ加硫機に容易に組み込めるようにな
っている。
【0020】下プラテン21は、グリーンタイヤ22の
サイド部に当接する環状の下モールド27を支持してお
り、そのモールド内周部には、上部クランプリング3を
構成する下部ビードリング7が設けてある。又、下部ク
ランプリング6の内周部には、ピストンロッド10が移
動自在に貫挿された前述のクランプリングハブ13が螺
合されている。尚、図示しないが、従来の中心機構と同
様に、ブラダ5内にタイヤ加硫用の加圧流体を注入する
ためのフランジがクランプリングハブ13に装備され、
かつ、そのフランジには加圧流体供給パイプが接続され
るようになっている。
【0021】そして、ヘッド部11にはノックアウトレ
バー(揺動レバーの一例)16の先端部を挿入する横孔
11aが形成されており、この支点Pで揺動自在なノッ
クアウトレバー16と、これを揺動駆動する水圧式の昇
降シリンダ17とによって、リフトシリンダ1をシリン
ダガイド15に対して鉛直方向に駆動昇降させる昇降機
構Bを構成している。
【0022】ピストンロッド10内には、ヘッド部11
から立ち上がるセンサ棒26aがピストン8を貫通して
相対移動自在に挿入されるとともに、ピストン8の下面
には、センサ棒26aを囲むようにマグネット26bが
取付けてあり、これらセンサ棒26aとマグネット26
bとでリフトシリンダ1の伸縮移動量、ピストン8のシ
リンダチューブ9に対する位置を検出可能なリニアセン
サ26を構成している。センサ棒26aに接続されたケ
ーブル26cは、ヘッド部11を横向きに貫通して外部
に取り出されて制御装置(制御手段の一例)23に接続
されている。
【0023】本リニアセンサ26は、スペーサで高さ位
置決めを行っていた従来の水圧駆動スタンディングポス
ト式中心機構のヘッド部におけるスプレイパイプ(ピス
トンロッド内に配置される水圧供給用パイプ)用のねじ
込み穴と、ヘッド部に明けられた横穴を、夫々センサ棒
22aのねじ止めと、ケーブル22cの外部への取出し
としてそのまま使用できるので、スプレイパイプとリニ
アセンサとを置き換えることが可能に構成されている。
従って、ノックアウトレバー16挿入用の横穴11aも
そのまま使用できるので、従来構造を殆ど変更すること
なくリニアセンサ化が行え、既設の加硫機及びその設備
に適用できる利点がある。
【0024】ピストン8の移動量は制御装置23に出力
され、制御装置23はピストン8の移動量を基にして上
部クランプリング3の昇降を制御し、タイヤサイズに対
応したブラダ5の伸長位置やシェービング高さに上部ク
ランプリング3を位置させるようになっている。従っ
て、タイヤサイズ変更には、交換後のタイヤサイズに対
応するブラダ伸長高さやシェービング高さとなるように
制御装置23を設定変更するだけで、上部クランプリン
グ3の下限位置を変更することができるので、タイヤサ
イズの変更作業を容易に行うことができる。又、制御装
置にはストローク設定表示器24が接続してあり、これ
の設定値を変更調節することで上述したブラダ伸長高さ
やシェービング高さを任意に設定することができる。
【0025】センサ棒26aには、全長に亘ってレシー
ブコイルが巻かれた磁歪線が内装されて構成されてお
り、リニアセンサ26の作動原理は次のようである。す
なわち、磁歪線に磁界を加えると、その部分が伸びる現
象(磁歪現象)が起こるので、この現象に基づいて磁歪
線の端部に瞬間的に磁界を加えると、その部分が一瞬だ
け伸びる。その瞬間的な伸びが縦モードの超音波振動と
なって磁歪線中を伝搬して行くので、超音波振動が発磁
体であるマグネット26bの位置に到達したときに、レ
シーブコイルからパルス電圧が発生する。そして、超音
波振動発生からレシーブコイルに発生するパルス電圧検
出までの時間を、アナログ信号に変換して出力するので
ある。
【0026】次に、中心機構Aの動作を概略説明する。
先ず、タイヤ加硫機に備えられた中心機構Aを据え付け
るには、グリーンタイヤ22を置く高さ(作業高さ)に
合わせて中心機構Aをベースフレーム20よりも下方に
突出させた状態で取り付ける。本中心機構Aは、水圧リ
フトシリンダ1と、その昇降機構Bを横から作用するノ
ックアウトレバー16とを用いる構造として、上下長さ
の短いものに構成されているので、従来のピットが不要
となる利点がある。
【0027】グリーンタイヤを搬入する場合には、リフ
トシリンダ1を伸長作動させて、ピストンロッド10と
共に上部クランプリング3を所定の上限高さに上昇させ
ることにより、下部クランプリング及び下部ビードリン
ク7に保持されたブラダ5が上方向に伸展して、グリー
ンタイヤ22の内径よりも小さな径を有することにな
る。
【0028】そして、グリーンタイヤ22がローダ21
により搬送され、ブラダ5の上方から下降されることに
なる。グリーンタイヤ22の下端が下部ビードリング7
の上に載り、伸展状態のブラダ5を下降させる。そし
て、リフトシリンダ1を短縮作動させることで上部クラ
ンプリング3が下降され、同時にブラダ5内に蒸気等の
圧力ガスが供給され、ブラダ5が圧力ガスによる押圧力
で徐々に外方向に膨らんで湾曲変形しながらグリーンタ
イヤ22の内面に当接されることにより、シェーピング
が行われる。
【0029】上部クランプリング3の下降は、リニアセ
ンサ26がピストン8の移動量をマグネット22bで検
出し、その移動量を制御装置23に出力することで監視
されている。以上のように、本構成の中心機構Aでは、
高さ位置決め用のスペーサが存在しないので、そのスペ
ーサによるブラダ噛み込み等の不都合が生じないととも
に、機構上部に内圧が入らないので省エネルギー化が行
え、水漏れによるタイヤ不良発生の可能性が減少する利
点を備えている。
【0030】〔別実施形態〕リフトシリンダを油圧シリ
ンダとして、ピストンロッドに延長ロッドを介して上部
クランプリングを装着する構造でも良い。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、第1〜3発明のい
ずれに記載のタイヤ加硫機でも、センサをシリンダ底よ
りも上側において構成することにより、労力的に負担な
スペーサ交換作業が不要となるセンサ位置決め式の流体
圧シリンダを採用しながら、その上下長さのコンパクト
化が図れて配設スペースの点で有利な中心機構を提供す
ることができた。
【0032】第2発明に記載のタイヤ加硫機では、本来
的に上下長さを短くし易い水圧シリンダを採用すること
により、ピットを設けなくて済む等、中心機構の上下長
さのより一層のコンパクトが行えるようになった。
【0033】第3発明に記載のタイヤ加硫機では、揺動
レバーで流体圧シリンダの昇降を行う従来の設備に、セ
ンサ制御式の流体圧シリンダを装着させることができ、
汎用性があって設備コストの安い状態で便利なセンサ制
御式の中心機構を実現できたとともに、ピットや専用の
シリンダ昇降手段が不要であり、経済性も良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による中心機構の構造を示す断面図
【図2】従来の中心機構を示す断面図
【符号の説明】
1 流体圧シリンダ 3 クランプ手段 5 ブラダ 8 ピストン 11 底部 16 揺動レバー 22a センサ棒 23 制御手段 26 センサ
フロントページの続き Fターム(参考) 4F202 AH20 AM15 AM32 AP11 AQ03 CA21 CT01 CU12 CU17 CV02 CV09 CV13 CV18 CV21 CX04 CX09 CX10 CY02 4F203 AH20 AM15 AM32 AP11 AQ03 DA11 DC01 DL12 DL14 DM02 DM10 DM23

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラダの上縁部を保持するクランプ手段
    と、そのクランプ手段を昇降移動自在な縦向き配置の流
    体圧シリンダと、この流体圧シリンダの伸縮移動量を検
    出するセンサとを備え、前記ブラダの上縁部がタイヤサ
    イズに対応した高さまで昇降するように、前記センサの
    検出情報に基づいて前記流体圧シリンダを昇降作動させ
    る制御手段を備えるとともに、前記ブラダを膨張させて
    グリーンタイヤ内面に密接させるタイヤ加硫機の中心機
    構であって、 前記センサを、前記流体圧シリンダのピストンと、この
    ピストン内空間に遊内嵌状態で該ピストンの下端から挿
    入立設されたセンサ棒との相対移動を検出するものに構
    成して、該センサを前記流体圧シリンダの底部から立ち
    上がる状態に構成してあるタイヤ加硫機の中心機構。
  2. 【請求項2】 前記流体圧シリンダを水圧で作動するも
    のに構成するとともに、前記クランプ手段を前記ピスト
    ンに直接取付けてある請求項1に記載のタイヤ加硫機の
    中心機構。
  3. 【請求項3】 前記流体圧シリンダの底部に突き上げ作
    用して、該流体圧シリンダを強制上昇可能な揺動レバー
    を備えてある請求項1又は2に記載のタイヤ加硫機の中
    心機構。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100760592B1 (ko) * 2006-06-28 2007-10-04 금호타이어 주식회사 타이어 가류기용 블래더의 편심 방지 장치
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