JP2000117646A - バイス - Google Patents

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JP2000117646A
JP2000117646A JP10290365A JP29036598A JP2000117646A JP 2000117646 A JP2000117646 A JP 2000117646A JP 10290365 A JP10290365 A JP 10290365A JP 29036598 A JP29036598 A JP 29036598A JP 2000117646 A JP2000117646 A JP 2000117646A
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female screw
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Shoichi Sakai
正一 酒井
Takeo Hayashi
武男 林
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Nabeya Iron and Tool Works Ltd
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  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被加工物に対するクランプ力を十分に増大せ
しめ得ると共に、被加工物のクランプ状態下における可
動ジョーの浮上を確実に防止し得るバイスを提供する。 【解決手段】 二つの案内レール14,14の互いに対
向する側部に、それぞれ、その対向方向に突出し且つそ
の延出方向に沿って延びるフランジ部29,29を設け
る一方、スピンドル32に螺合されると共に、該二つの
案内レール14,14上を移動する可動ジョー18に接
触位置せしめられた雌ネジ部材34に、前記フランジ部
29,29のそれぞれの厚さ方向両側において、該フラ
ンジ部29,29を間に挟んで対向位置し、且つ該フラ
ンジ部29,29との対向面の両方が該フランジ部2
9,29に摺接するガイド部62を設け、該雌ネジ部材
34が、前記スピンドル32の回転操作により、該ガイ
ド部62において該フランジ部29,29に摺動しつ
つ、該スピンドル34の軸方向に移動せしめられるよう
に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、バイスに係り、特に固定ジョー
と可動ジョーとの間に所定の被加工物をクランプして固
定するようにしたバイスに関するものである。
【0002】
【背景技術】一般に、バイス(万力装置)は、固定ジョ
ーと、該固定ジョーに接近、離隔移動可能な可動ジョー
と、該可動ジョーに螺合された状態で、該可動ジョーの
移動方向に平行に設けられ、回転操作により可動ジョー
を固定ジョーに対して接近、離隔移動せしめるスピンド
ルとを有して構成され、該スピンドルの回転操作に基づ
く可動ジョーの固定ジョーに対する接近移動により、そ
れら可動ジョーと固定ジョーとの間で被加工物をクラン
プし、固定するようにしたものであって、比較的小物の
被加工物を挟持する挟持具の一つとして汎用されてい
る。
【0003】ところで、このようなバイスを用いて、可
動ジョーと固定ジョーとの間でクランプされた被加工物
に大きな荷重が加わる作業を行なう際には、被加工物に
対するクランプ力を大きくする必要がある。そのため、
例えば、特開平10−34549号公報や特公昭63−
41711号公報等では、可動ジョーと固定ジョーとの
間で被加工物をクランプした状態下において、より大き
なクランプ力を容易に発揮させ得る特別な増力機構を備
えたバイスが、提案されている。
【0004】すなわち、それらの公報に開示のバイスに
あっては、可動ジョーと固定ジョーとの間で被加工物を
クランプした状態下で、スピンドルに対する操作力が、
機械的な作用や液圧の作用等により増幅され、また、こ
の増幅された操作力にて、スピンドルが、非回転下で、
その軸方向に所定寸法移動させられて、可動ジョーが固
定ジョーに対して更に一層接近させられるようになって
おり、それによって、被加工物に対するクランプ力が増
大せしめられるようになっている。
【0005】一方、可動ジョーと固定ジョーとの間で被
加工物がクランプされた状態下において、可動ジョーの
浮上を防止する浮上防止機構を備えたバイスも、従来か
ら知られている。このバイスは、例えば、所定の間隙を
隔てて互いに平行に延びる二つの案内レールを有し、こ
の二つの案内レールの一端側に固定ジョーが固設される
一方、可動ジョーが、該二つの案内レール上に、それら
に案内されて移動せしめられるように配置され、更に、
二つの案内レールの間において、スピンドルが、それら
二つの案内レールに沿って延びる状態で、回転可能に配
置されると共に、このスピンドルに螺合されて、該スピ
ンドルの回転操作により該スピンドルの軸方向に移動せ
しめられる雌ネジ部材が、可動ジョーに対してそれの移
動方向に対向して接触位置せしめられるように配置され
ており、該スピンドルの回転操作に基づく雌ネジ部材の
移動に伴って、可動ジョーを固定ジョーに対して接近移
動させるように構成されている。そして、特に、かかる
雌ネジ部材の移動により、該雌ネジ部材の可動ジョーに
対する接触部位にて、可動ジョーが、固定ジョーに接近
する方向と二つの案内レールに押し付けられる方向の両
方向に向かって押圧され得るようになっており、それに
よって、可動ジョーの二つの案内レールからの浮上がり
が防止され得るようになっているのである。
【0006】このように、前記公報に開示される如き特
別な増力機構を有するバイスを用いれば、被加工物に対
するクランプ力の増大が容易に図られ得るところから、
被加工物に大きな荷重が加わる作業を行なうのに際し
て、被加工物のクランプ作業に要される労力が有利に軽
減され得るのであり、また、上述の如き可動ジョーの浮
上防止機構を備えたバイスを用いれば、被加工物のクラ
ンプ状態下おける可動ジョーの浮き上がりが有効に防止
され得るため、被加工物に対する加工精度等が効果的に
高められ得ることとなる。
【0007】ところが、そのような増力機構を有するバ
イスと浮上防止機構を備えたバイスのそれぞれの優れた
特徴を同時に得るべく、増力機構内蔵のバイスに対して
浮上防止機構を設けた場合、増力機構の機能が低下する
といった問題があった。
【0008】つまり、スピンドルを非回転下で軸方向に
移動可能に配設してなる増力機構と、スピンドルに螺合
する雌ネジ部材を、二つの案内レール上を移動する可動
ジョーに対して、それが固定ジョーに接近する方向と二
つの案内レールに押し付けられる方向とに向かって押圧
され得るように接触配置してなる浮上防止機構とが、単
に、設けられただけのバイスにあっては、被加工物のク
ランプ状態下で、スピンドルが軸方向に移動せしめられ
る際に、雌ネジ部材のスピンドルへの螺合部位に対し
て、スピンドルの移動方向と同一方向の作用力が及ぼさ
れる一方、該雌ネジ部材の可動ジョーとの接触部位に対
しては、該スピンドルの移動方向とは反対方向の作用力
が及ぼされるため、雌ネジ部材の可動ジョーとの接触部
位を可動ジョーから離間させる方向に向かって、該雌ネ
ジ部材を該可動ジョーの移動方向に直交する回動軸回り
に回動させるような力が、該雌ネジ部材に対して加えら
れることとなり、それによって、雌ネジ部材と可動ジョ
ーとの接触位置にズレが生じたり、或いは長尺なスピン
ドルが撓む等して、スピンドルの軸方向への移動ストロ
ークが小さくなってしまう。そして、その結果として、
かかるスピンドルの軸方向への移動によって得られる、
被加工物に対するクランプ力の増大量が不可避的に低く
抑えられるといった不具合が生じていたのである。
【0009】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述せる如き事
情を背景にして為されたものであって、その解決課題と
するところは、被加工物に対するクランプ力を増大せし
める増力機構と、被加工物のクランプ状態下における可
動ジョーの浮上を防止する浮上防止機構とを共に有する
バイスにおいて、それら両機構の機能が何れも十分に発
揮され得るようにした構造を提供することにある。
【0010】
【解決手段】そして、本発明にあっては、かかる課題の
解決のために、所定の間隙を隔てて互いに平行に延びる
二つの案内レールと、それら二つの案内レールの延出方
向の一端側に固定された固定ジョーと、該二つの案内レ
ールに案内されて、それら二つの案内レール上を該固定
ジョーに対して接近、離隔可能に移動せしめられる可動
ジョーと、該二つの案内レールに沿って延びるように、
回転可能に配設されたスピンドルと、該スピンドルに螺
合されて配置され、該スピンドルの回転操作により該ス
ピンドルの軸方向に移動せしめられると共に、前記可動
ジョーに対して該可動ジョーの移動方向に対向して接触
位置せしめられた雌ネジ部材とを有し、前記スピンドル
の回転操作に基づく雌ネジ部材の移動に伴って、該可動
ジョーを前記固定ジョーに対して接近移動させることよ
り、それら可動ジョーと固定ジョーとの間に所定の被加
工物をクランプして固定するように構成すると共に、か
かる雌ネジ部材の移動により、該雌ネジ部材の前記可動
ジョーに対する接触部位にて、該可動ジョーが前記固定
ジョーに接近する方向と前記二つの案内レールに押し付
けられる方向の両方向に向かって押圧され得るように該
雌ネジ部材を配設することにより、該可動ジョーの該二
つの案内レールからの浮上がりを防止する浮上防止機構
を設け、更に、該可動ジョーと該固定ジョーとの間で前
記被加工物をクランプして固定せしめた状態下におい
て、前記スピンドルを非回転下で軸方向に移動させるこ
とにより、該被加工物に対するクランプ力を増大させる
増力機構を設けてなるバイスにおいて、前記二つの案内
レールの互いに対向する側部に、それぞれ、その対向方
向に突出し且つその延出方向に沿って延びるフランジ部
を設ける一方、前記雌ネジ部材に、該フランジ部のそれ
ぞれの厚さ方向両側において、該フランジ部を間に挟ん
で対向位置し、且つ該フランジ部との対向面の両方が該
フランジ部に摺接するガイド部を設けて、該雌ネジ部材
が、該ガイド部において該二つの案内レールのそれぞれ
のフランジ部に摺動しつつ、前記スピンドルの回転操作
によって該スピンドルの軸方向に移動せしめられるよう
に構成したことを、その特徴とするものである。
【0011】要するに、本発明に従うバイスにあって
は、スピンドルに螺合され、且つ二つの案内レール上を
移動する可動ジョーに接触位置せしめられた雌ネジ部材
が、ガイド部において、二つの案内レールのそれぞれに
設けられたフランジ部の厚さ方向両側面に摺接して配置
され、そして、スピンドルの回転操作によって、かかる
ガイド部がそれらフランジ部に摺動せしめられつつ、雌
ネジ部材がスピンドルの軸方向に移動せしめられるよう
になっているところから、先に詳述せる如く、増力機構
によるスピンドルの軸方向への移動に伴って、雌ネジ部
材の可動ジョーとの接触部位を可動ジョーから離間させ
る方向に向かって、該雌ネジ部材を該可動ジョーの移動
方向に直交する回動軸回りに回動させるような力が該雌
ネジ部材に加えられた際に、雌ネジ部材の移動位置に拘
わらず、該雌ネジ部材のガイド部が、フランジ部の厚さ
方向両側面に確実に係合せしめられ、それによって、雌
ネジ部材と可動ジョーとの接触位置にズレが生じたり、
或いは長尺なスピンドルが撓む等して、スピンドルの軸
方向への移動ストロークが小さくなってしまうようなこ
とが効果的に阻止され得る。
【0012】それ故、かかるバイスにおいては、増力機
構によって移動せしめられるスピンドルの移動ストロー
クが十分に確保され得て、被加工物のクランプ状態下
で、可動ジョーが、固定ジョーに対して予め設定された
寸法だけ確実に接近せしめられ得るのであり、それによ
って、被加工物に対するクランプ力が十分に且つ確実に
増大せしめられ得る。また、そのようなスピンドルの移
動時においても、雌ネジ部材の可動ジョーに対する接触
が確保され得ていることから、浮上防止機構によって、
被加工物のクランプ状態下における可動ジョーの浮上が
りも、確実に防止され得る。
【0013】従って、本発明に従うバイスにあっては、
被加工物のクランプ状態下における可動ジョーの浮上を
防止する浮上防止機構の機能と、被加工物に対するクラ
ンプ力を増大せしめる増力機構の機能とが、共に、十分
に発揮され得るのであり、その結果として、被加工物に
対する加工精度の向上を効果的に高め得ると共に、被加
工物に大きな荷重が加わる作業を行なうのに際して、被
加工物のクランプ作業に要される労力を極めて有利に軽
減させることが出来るのである。
【0014】なお、かかる本発明に従うバイスにあって
は、有利には、前記雌ネジ部材における前記二つの案内
レールのそれぞれのフランジ部との対向部位に、該フラ
ンジ部のそれぞれが摺動可能に嵌入される凹溝がそれぞ
れ設けられ、前記ガイド部が、該凹溝の該フランジ部が
摺接する両側壁部にて構成される。このような構成を採
用すれば、雌ネジ部材に対して、単に、フランジ部に対
応した大きさの凹溝を設けるだけで、ガイド部を形成す
ることが出来、それによって、ガイド部の付与に伴う雌
ネジ部材の構造や形状の複雑化が効果的に回避され得る
のである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を更に具体的に明ら
かにするために、本発明に係るバイスの構成について、
図面を参照しつつ、詳細に説明することとする。
【0016】先ず、図1乃至図3には、本発明に従う構
造を有するバイスの一例としての横型バイスが、概略的
に示されている。それらの図において、10は、長手形
状を有する本体であり、上面が平坦なスライド面12と
された二つの案内レール14,14が、所定の間隙を隔
てて互いに平行に延びる状態で、一体的に形成されて、
構成されている。
【0017】また、この本体10の長手方向一端側に
は、固定ジョー16が、二つの案内レール14,14の
各スライド面12上から所定高さ突出するようにして、
一体形成されている一方、その他端部側には、可動ジョ
ー18が、固定ジョー16に対向し、且つ二つの案内レ
ール14,14に案内されつつ、各スライド面12上を
固定ジョー16に対して接近、離隔する方向に移動可能
に配置されている。
【0018】さらに、かかる本体10にあっては、図4
に示されるように、固定ジョー16の形成部位における
幅方向中央部に、該形成部位を本体10の長手方向に沿
って貫通する貫通孔20が形成されており、また、可動
ジョー18の配置側の端部には、公知の構造を有する増
力機構を備えた増力装置22が移動不能に配設されてい
る。なお、ここで用いられる増力装置22は、特開平1
0−34549号公報に示される如き構造を有するもの
で、所定のハンドル等を用いて駆動軸24を回転駆動さ
せることにより(図2参照)、該駆動軸24に対する操
作力に基づいて、回転軸26が、定位置において該駆動
軸24と一体回転させられ、また、かかる駆動軸24の
回転状態下で、回転軸26の回転負荷が一定の大きさに
達すると、つまり、固定ジョー16と可動ジョー18と
の間で所定の被加工物がクランプされた状態下で、駆動
軸24が更に回転操作されることにより、内蔵されるク
ラッチ機構(図示せず)の働きで、駆動軸24に対する
操作力の回転軸26への伝達が遮断されて、回転軸26
の回転が停止せしめられる一方、該操作力が、機械的な
作用により増幅されて、押圧部材28に伝達され、この
増幅された操作力をもって、押圧部材28が、本体10
の長手方向に所定寸法移動せしめられるように構成され
たものである。
【0019】また、図4及び図5に示される如く、ここ
では、特に、本体10における二つの案内レール14,
14に、フランジ部29,29が設けられている。この
フランジ部29,29は、縦断面矩形形状を呈し、それ
ぞれ、案内レール14,14の互いに対向する側部に対
して、その対向方向に所定寸法突出し且つその延出方向
に沿って延びるようにして、一体的に形成されている。
【0020】そして、そのような本体10において、二
つの案内レール14,14のそれぞれの基部の間には、
それらの互いに対向する両側面と、該二つの案内レール
14,14が一体的に延び出す本体10の底部内面とに
て囲まれ、該二つの案内レール14,14に沿って延び
る溝部30が形成されており、かかる溝部30内に、ス
ピンドル32と雌ネジ部材34とが収容配置されてい
る。
【0021】このスピンドル32は、一端部が、平滑な
外周面と前記本体10の貫通孔20の内径よりも僅かに
小さな外径とを有する挿通部36とされる一方、他端部
が他の部位に比して所定寸法大径化された支持部38と
され、更に、それら挿通部36と支持部38とを除く部
位の外周面の全面に雄ネジが刻設されて、成っている。
また、かかるスピンドル32の支持部38の端面には、
開口部側が大径部とされ、且つ底部側が小径部とされた
段付の円形孔40が形成されている。そして、このよう
な構成とされたスピンドル32が、前記溝部30内に、
二つの案内レール14,14に沿って延びるように配置
されていると共に、挿通部36において、本体10の一
端部に形成された前記貫通孔20内に遊挿され、更に、
挿通部36とは反対側の支持部38が、前記増力装置2
2における本体10内への突入部位に螺着された有底の
円筒部材42に対して、その底部に設けられた通孔内に
遊挿されており、以て、本体10の溝部30内におい
て、該本体10に対して、回転可能に且つ軸方向に移動
可能に支持されている。
【0022】また、ここでは、スピンドル32の支持部
38が、その端面において、増力装置22における前記
押圧部材28の端面に接触せしめられていると共に、段
付円形孔40の開口側大径部において、増力装置22の
前記回転軸26の先端部に対して摺動可能に外嵌されて
おり、更に、該段付円形孔40の底部側小径部内に、ス
ピンドル32と増力装置22の回転軸26との相対回転
を阻止する回り止めキー44が収容配置されている。か
くして、本実施形態では、増力装置22の駆動軸24に
対する回転操作により、スピンドル32が、一定の位置
において回転軸26と一体回転せしめられ、また、固定
ジョー16と可動ジョー18との間で所定の被加工物が
クランプされて、かかる回転軸26の回転負荷が一定の
値より大きくなった場合に、スピンドル32の回転が停
止せしめられると共に、スピンドルが、駆動軸24に対
する回転操作力を増力してなる操作力をもって、押圧部
材28により押圧され、押圧部材の移動量に応じて、軸
方向に移動せしめられるようになっているのである。
【0023】一方、雌ネジ部材34は、略矩形ブロック
形状を呈するブロック部46と、該ブロック部46に対
して一体的に突出形成された突出部48とを有して、成
っており、かかるブロック部46には、雌ネジ孔50が
設けられている。また、この雌ネジ部材34の突出部4
8においては、雌ネジ孔50の軸心方向の一方側に位置
する壁部が、該軸心に平行な面とのなす角が鋭角となる
ような角度をもって傾斜する傾斜壁部52とされてお
り、更に、この傾斜壁部52の壁面の略中央部位には、
半球形状を呈するボール部54が一体形成されている。
【0024】そして、かかる雌ネジ部材34にあって
は、図4に示される如く、ブロック部46が、本体10
の前記溝部30内に収容され、且つ突出部48が、可動
ジョー18の内部に形成された凹所56内に突入位置せ
しめられて、二つの案内レール14,14の間に配置さ
れており、また、そのような配置状態下で、ブロック部
46の雌ネジ孔50に対して、前記スピンドル32が螺
合せしめられると共に、突出部48における傾斜壁部5
2のボール部54が、可動ジョー18の凹所56内にお
いて、固定ジョー16側の壁部に形成された、該ボール
部54に対応した半球面状の内面を有する収容穴58内
に収められ、更に、該突出部48の傾斜壁部52とは反
対側の壁部が、可動ジョー18の固定ジョー16側とは
反対側の壁部にねじ込まれた係合ピン59の先端に当接
し、係合せしめられている。
【0025】これによって、雌ネジ部材34が、前記駆
動軸24の回転操作に基づくスピンドル32の回転によ
り、該スピンドル32の軸方向に移動せしめられるよう
になっており、また、そのような雌ネジ部材34の移動
に伴って、可動ジョー18が、固定ジョー16に接近、
離隔する方向に移動させられ、特に、かかる接近移動に
よって、それら固定ジョー16と可動ジョー18との間
で、所定の被加工物がクランプされるようになってい
る。そして、そのような被加工物のクランプ状態下で、
前述した増力装置22により増力された操作力にて、ス
ピンドル32が軸方向に移動させられることにより、ク
ランプされた被加工物が、可動ジョー18と固定ジョー
16とにて強く締め付けられ、以て、被加工物に対する
クランプ力が、大きな労力を要することなく、容易に増
大せしめられ得るようになっている。また、かかる被加
工物の締付け時には、雌ネジ部材34における突出部4
8の傾斜壁部52に形成されたボール部54にて、可動
ジョー18の凹所56の内面に設けられた収容穴58の
内面に対して、可動ジョー18を固定ジョー16に接近
させる方向と前記二つの案内レール14,14の各スラ
イド面12,12に押し付ける方向の両方向に向かって
押圧され、それによって、可動ジョー18の各スライド
面12,12からの浮上が防止され得るようになってい
るのである。このことから明らかなように、本実施形態
では、雌ネジ部材34の傾斜壁部52に形成されたボー
ル部54と、可動ジョー18の凹所56の内面に設けら
れた収容穴58とにて、浮上防止機構が構成されてい
る。
【0026】そして、図5からも明らかなように、本実
施形態では、特に、雌ネジ部材34の上述の如き配置状
態下で、該雌ネジ部材34の両側面における前記二つの
案内レール14,14のフランジ部29,29との対向
部位に、凹溝60,60が設けられている。この凹溝6
0,60は、それぞれ、各案内レール14のフランジ部
29に対応した大きさと形状とを有しており、また、互
いに対向位置する側壁部が、ガイド部62,62とされ
ている。即ち、凹溝60は、縦断面が、フランジ部29
に対応した矩形形状を呈しており、その幅、換言すれば
互いに対向する二つのガイド部62,62の間の距離
が、フランジ部29の厚さと略同じか、若しくはそれよ
りも僅かに大きな寸法とされており、また、その深さ、
つまり各ガイド部62の高さが、フランジ29における
各案内レール14の側部からの突出高さ寸法よりも少し
小さな寸法とされている。そして、前述のようにして、
雌ネジ部材34が、二つの案内レール14,14の間に
配置された状態下において、凹溝60,60内に、フラ
ンジ部29,29が嵌入されている。
【0027】かくして、雌ネジ部材34が、雌ネジ孔5
0において前記スピンドル32に螺合せしめられた状態
下で、該雌ネジ部材34の両側面にそれぞれ二つずつ設
けられたガイド部62において、各案内レール14のフ
ランジ部29を、その厚さ方向両側から上下方向に挟ん
で、それら各フランジ部29の上面と下面とに摺接する
ように、位置せしめられているのである。
【0028】それ故、本実施形態に係るバイスにあって
は、スピンドル32の回転操作に基づいて、雌ネジ部材
34が、該スピンドル32の軸方向に移動せしめられる
際に、各ガイド部62が、各フランジ部29の上面と下
面とに対して摺動させられるようになっており、また、
固定ジョー16と可動ジョー18との間に所定の被加工
物がクランプされた状態下において、スピンドル32が
軸方向に移動せしめられて、該被加工物に対するクラン
プ力が増大せしめられる際にも、雌ネジ部材34が、各
ガイド部62において、各フランジ部29の上面と下面
とに対して摺接せしめられるようになっている。そし
て、それにより、かかるスピンドル32の移動に伴っ
て、雌ネジ部材32における傾斜壁部52のボール部5
4を可動ジョー18から離間させる方向に、該雌ネジ部
材34を該可動ジョー18の移動方向に直交する回動軸
回りに回動させるような力が該雌ネジ部材34に加えら
れた際に、雌ネジ部材34の各ガイド部62が、各フラ
ンジ部29の上下面に確実に係合せしめられ得、以て、
雌ネジ部材34の前記ボール部54と可動ジョー18の
前記収容孔58との接触位置にズレが生じたり、或いは
長尺なスピンドル32が撓む等して、増力装置22によ
るスピンドル32の軸方向への移動ストロークが小さく
なってしまうようなことが効果的に阻止され得ることと
なる。
【0029】従って、このような本実施形態に係るバイ
スにあっては、被加工物のクランプ状態下における可動
ジョー18の浮上が確実に防止され得ると共に、被加工
物に対するクランプ力が十分に且つ確実に増大せしめら
れ得るのであり、その結果として、被加工物に対する加
工精度を効果的に高め得ると共に、被加工物に大きな荷
重が加わる作業を行なうのに際して、被加工物のクラン
プ作業に要される労力を極めて有利に軽減することが出
来るのである。
【0030】また、かかるバイスにおいては、二つの案
内レール14,14のフランジ部29,29にそれぞれ
摺接するガイド部62が、単に、雌ネジ部材34に対し
て、各フランジ部29に対応した凹溝60を設けるだけ
で、形成されているところから、かかるガイド部62の
形成に伴って、雌ネジ部材34の構造や形状が複雑化す
るようなことが、極めて効果的に回避され得ている。
【0031】さらに、かかるバイスにあっては、スピン
ドル32が、増力装置22の押圧部材28に接触せしめ
られて配置され、該押圧部材28によって押圧されるこ
とにより、軸方向に移動せしめられ、それに伴って、該
スピンドル32に螺合された雌ネジ部材34にて押され
つつ、可動ジョー18が移動せしめられるようになって
いるところから、増力装置22の押圧部材28を可動ジ
ョー18に対して接触位置せしめ、該押圧部材28の移
動により可動ジョー18を直接に移動させるように為す
場合とは異なり、増力装置22の大きさ、ひいてはバイ
ス全体の大きさを有利にコンパクト化することが出来る
といった利点が得られるのである。
【0032】以上、本発明の具体的な構成について詳述
してきたが、これはあくまでも例示に過ぎないのであっ
て、本発明は、上記の記載によって、何等の制約をも受
けるものではない。
【0033】例えば、前記実施形態では、雌ネジ部材3
4の両側面における二つの案内レール14,14のフラ
ンジ部29,29との対向部位に、それらフランジ部2
9,29が嵌入可能な凹溝60,60がそれぞれ設けら
れ、各凹溝60の互いに対向位置する側壁部にて、各フ
ランジ29に摺接するガイド部62が構成されていた
が、かかるガイド部62の構造は、何等これに限定され
るものではなく、各フランジ部29の厚さ方向両側にお
いて、該フランジ部29を間に挟んで対向位置し、且つ
該フランジ部29との対向面の両方が該フランジ部29
に摺接するように構成されておれば良く、従って、雌ネ
ジ部材34の各フランジ部29との対向面のそれぞれ
に、各フランジ部29の厚さと略同一が若しくはそれよ
りも僅かに広い間隔を有し、各フランジ部29の厚さ方
向両側面に対してそれぞれ摺接する突出部を一対ずつ設
け、これらの突出部にて、ガイド部を構成することも、
可能である。
【0034】また、そのようなガイド部62が摺接する
フランジ部29も、二つの案内レールの互いに対向する
側部に、それぞれ、その対向方向に突出し且つその延出
方向に沿って延びるものであれば、その配設構造や形状
等が、前記実施形態に示される如きものに、決して限定
されるものではない。
【0035】さらに、ガイド部62の形状も、前記実施
形態に示される如きものに、特に限定されるものではな
く、それが摺接せしめられるフランジ部29,29の形
状に応じて、適宜に変更され得るものである。
【0036】また、前記実施形態では、固定ジョー16
と可動ジョー18との間でクランプされた被加工物に対
するクランプ力の増大を図る増力装置22が、特開平1
0−34549号公報に示される如く、駆動軸24の回
転操作力が、機械的な作用により増幅せしめられ、この
増幅された操作力をもって、押圧部材28が本体10の
長手方向に所定寸法移動せしめられるように構成されて
いたが、かかる増力装置22に代えて、例えば、特公昭
63−41711号公報に開示される如く、駆動軸24
の回転操作力が、油圧等の液圧作用に基づいて増幅せし
められ、かかる増幅された操作力にて、押圧部材28が
移動せしめられるように構成された増力装置を用いるこ
とも、勿論可能である。
【0037】加えて、前記実施形態では、所定の作業台
(取付台)に対して横置きにして使用される横型バイス
に対して、本発明を適用したものの具体例を示したが、
本発明は、縦型バイスに対しても有利に適用され得るこ
とは、勿論である。
【0038】その他、一々列挙はしないが、本発明が、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもないところである。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に従うバイスにあっては、被加工物のクランプ状態下に
おける可動ジョーの浮上を防止する浮上防止機構の機能
と、被加工物に対するクランプ力を増大せしめる増力機
構の機能とが、共に、十分に発揮され得るのであり、そ
の結果として、被加工物に対する加工精度の向上を効果
的に高め得ると共に、被加工物に大きな荷重が加わる作
業を行なうのに際して、被加工物のクランプ作業に要さ
れる労力を極めて有利に軽減させることが出来るのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従うバイスの一例を示す平面説明図で
ある。
【図2】図1におけるII矢視説明図である。
【図3】図1における III矢視説明図である。
【図4】図1におけるIV−IV断面説明図である。
【図5】図4における V−V 断面拡大説明図である。
【符号の説明】
10 本体 12 スライド面 14 案内レール 16 固定ジョー 18 可動ジョー 22 増力装置 24 駆動軸 26 回転軸 28 押圧部材 29 フランジ部 32 スピンドル 34 雌ネジ部材 50 雌ネジ孔 54 ボール部 58 収容孔 60 凹溝 62 ガイド部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年8月17日(1999.8.1
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【解決手段】そして、本発明にあっては、かかる課題の
解決のために、所定の間隙を隔てて互いに平行に延びる
二つの案内レールと、それら二つの案内レールの延出方
向の一端側に固定された固定ジョーと、該二つの案内レ
ールに案内されて、それら二つの案内レール上を該固定
ジョーに対して接近、離隔可能に移動せしめられる可動
ジョーと、該二つの案内レールに沿って延びるように、
回転可能に配設されたスピンドルと、該スピンドルに螺
合されて配置され、該スピンドルの回転操作により該ス
ピンドルの軸方向に移動せしめられると共に、前記可動
ジョーに対して該可動ジョーの移動方向に対向して接触
位置せしめられた雌ネジ部材とを有し、前記スピンドル
の回転操作に基づく雌ネジ部材の移動に伴って、該可動
ジョーを前記固定ジョーに対して接近移動させることよ
り、それら可動ジョーと固定ジョーとの間に所定の被加
工物をクランプして固定するように構成すると共に、
雌ネジ部材の前記可動ジョーに対向して、接触する突出
部に形成した傾斜壁部に設けた半球形状を呈するボール
部によって、該可動ジョーに設けた収容穴の内面を押圧
して、該可動ジョーを前記固定ジョーに対して接近移動
させる方向に該雌ネジ部材を移動させることにより、該
可動ジョーが該固定ジョーに接近する方向と前記二つの
案内レールに押し付けられる方向の両方向に向かって押
圧され得るように構成して、該可動ジョーの該二つの案
内レールからの浮上がりを防止する浮上防止機構を設
け、更に、該可動ジョーと該固定ジョーとの間で前記被
加工物をクランプして固定せしめた状態下において、前
記スピンドルを非回転下で軸方向に移動させることによ
り、該被加工物に対するクランプ力を増大させる増力機
構を設けてなるバイスにおいて、前記二つの案内レール
の互いに対向する側部に、それぞれ、その対向方向に突
出し且つその延出方向に沿って延びるフランジ部を設け
る一方、前記雌ネジ部材に、該フランジ部のそれぞれの
厚さ方向両側において、該フランジ部を間に挟んで対向
位置し、且つ該フランジ部との対向面の両方が該フラン
ジ部に摺接するガイド部を設けて、該雌ネジ部材が、該
ガイド部において該二つの案内レールのそれぞれのフラ
ンジ部に摺動しつつ、前記スピンドルの回転操作によっ
て該スピンドルの軸方向に移動せしめられるように構成
したことを、その特徴とするものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の間隙を隔てて互いに平行に延びる
    二つの案内レールと、それら二つの案内レールの延出方
    向の一端側に固定された固定ジョーと、該二つの案内レ
    ールに案内されて、それら二つの案内レール上を該固定
    ジョーに対して接近、離隔可能に移動せしめられる可動
    ジョーと、該二つの案内レールに沿って延びるように、
    回転可能に配設されたスピンドルと、該スピンドルに螺
    合されて配置され、該スピンドルの回転操作により該ス
    ピンドルの軸方向に移動せしめられると共に、前記可動
    ジョーに対して該可動ジョーの移動方向に対向して接触
    位置せしめられた雌ネジ部材とを有し、前記スピンドル
    の回転操作に基づく雌ネジ部材の移動に伴って、該可動
    ジョーを前記固定ジョーに対して接近移動させることよ
    り、それら可動ジョーと固定ジョーとの間に所定の被加
    工物をクランプして固定するように構成すると共に、か
    かる雌ネジ部材の移動により、該雌ネジ部材の前記可動
    ジョーに対する接触部位にて、該可動ジョーが前記固定
    ジョーに接近する方向と前記二つの案内レールに押し付
    けられる方向の両方向に向かって押圧され得るように該
    雌ネジ部材を配設することにより、該可動ジョーの該二
    つの案内レールからの浮上がりを防止する浮上防止機構
    を設け、更に、該可動ジョーと該固定ジョーとの間で前
    記被加工物をクランプして固定せしめた状態下におい
    て、前記スピンドルを非回転下で軸方向に移動させるこ
    とにより、該被加工物に対するクランプ力を増大させる
    増力機構を設けてなるバイスにおいて、前記二つの案内
    レールの互いに対向する側部に、それぞれ、その対向方
    向に突出し且つその延出方向に沿って延びるフランジ部
    を設ける一方、前記雌ネジ部材に、該フランジ部のそれ
    ぞれの厚さ方向両側において、該フランジ部を間に挟ん
    で対向位置し、且つ該フランジ部との対向面の両方が該
    フランジ部に摺接するガイド部を設けて、該雌ネジ部材
    が、該ガイド部において該二つの案内レールのそれぞれ
    のフランジ部に摺動しつつ、前記スピンドルの回転操作
    によって該スピンドルの軸方向に移動せしめられるよう
    に構成したことを特徴とするバイス。
  2. 【請求項2】 前記雌ネジ部材における前記二つの案内
    レールのそれぞれのフランジ部との対向部位に、該フラ
    ンジ部のそれぞれが摺動可能に嵌入される凹溝をそれぞ
    れ設け、前記ガイド部を、該凹溝の該フランジ部が摺接
    する両側壁部にて構成した請求項1に記載のバイス。
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