JP2000116609A - 非観血連続血圧計 - Google Patents

非観血連続血圧計

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JP2000116609A
JP2000116609A JP10304734A JP30473498A JP2000116609A JP 2000116609 A JP2000116609 A JP 2000116609A JP 10304734 A JP10304734 A JP 10304734A JP 30473498 A JP30473498 A JP 30473498A JP 2000116609 A JP2000116609 A JP 2000116609A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 血管内に振動を誘発して血圧を測定する非観
血連続血圧計において、適切にキャリブレーションを行
なうことによって、血圧値の測定精度及び信頼性を向上
させる。 【解決手段】 加振器2を用いて体表から生体内の動脈
上に振動を誘発する。誘発された振動の伝搬波を、伝搬
波センサ3によって検出する。検出された伝搬波におけ
る位相変化を、MPU6によって算出する。MPU6は
被検体に取り付けられた変位センサ9により被検体の体
動の有無を判定する。MPU6は被検体に体動が起こっ
たと判断した場合にはキャリブレーション用血圧計7に
よってキャリブレーションを行なう。MPU6は算出し
た位相変化量とキャリブレーション用血圧計7による血
圧測定結果から連続血圧値を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、血管内に振動を誘
発して血圧を連続的に測定する非観血連続血圧計に関
し、特に、被検体が動いた(体動した)場合でも、高精
度に血圧が測定できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】非観血的かつ連続的に血圧を測定する方
法として、特表平9−506024号公報に開示された
方法が知られている。これは、血圧の変化に応じて血管
の弾性が変化することを利用し、血管中の信号の伝搬速
度を検出することで血管の弾性を算出し、その血管の弾
性から血圧を推定するものである。
【0003】その処理の概要は以下の通りである。被検
体の体表から血管を振動させ、血管上を伝搬した振動を
検出する。検出した振動をディジタル信号に変換した
後、フィルタリング処理、位相検波処理を行ない、血圧
変動による位相変化を算出し、振動伝搬速度の変化を得
る。振動伝搬速度変化は血管弾性の変化を表し、血管の
弾性の変化は血圧の変化、即ち、動圧を表す。この変化
を同一被検体に別に設置したキャリブレーション(cali
bration)用の血圧計による最高血圧及び最低血圧の測
定値でキャリブレーション(目盛りの調整)を行なうこ
とにより、生体内の血圧を非観血的かつ連続に計測す
る。測定された血圧波形は、心電図、呼吸曲線、酸素飽
和度の生体情報波形とともに同一のモニタ上に時間掃引
されながら表示される。
【0004】また、血圧測定に際して、被検体の体動を
センサを用いて検出する方法として、特開平5−200
004号公報に開示された方法が知られている。これ
は、カフ帯に加速度センサを設置し、加速度センサの測
定値に基づいて被検体の体動を判定するものであり、セ
ンサが被検体の体動を検出すると、血圧測定を中断また
は再測定する手段、及び、体動を報知する手段を備えて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特表平9−50602
4号公報に開示された発明では、被検体の体動などの外
的要因によって測定された値が実際の血圧値とは異なる
ことがある。このような場合に、特表平9−50602
4号公報に開示された発明では、キャリブレーションを
行なうとされているが、血圧値変動の異常が被検体の容
態の変化によるものなのか、被検体の体動によるものな
のかを自動的に判断する方法については言及されていな
い。
【0006】また、特開平5−200004号公報に開
示された発明では、センサがカフ帯に設置されているた
め、カフ帯を取り付けた部位以外の体動を正確に検出す
ることが困難である。また、体動を検出するセンサは加
速度センサであり、XYZ方向の平行移動を検出するこ
とはできるが、X軸周りの回転であるロール、Y軸周り
の回転であるピッチ、Z軸周りの回転であるヨーのそれ
ぞれの回転角度を検出することはできず、体動検出の精
度が不十分であると考えられる。
【0007】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、被検体の体動を正確に検出し、また、被
検体の心臓の位置の高さと血圧測定部位の高さとの差を
測定することにより、連続的な血圧測定を高精度に実施
することができ、また、信頼性の高い測定結果を得るこ
とができる非観血連続血圧計を提供することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の非観血
連続血圧計では、血管壁上に振動を誘発する加振手段
と、この加振手段によって誘発された振動の周波数を計
測する加振周波数計測手段と、血管壁上を伝搬した加振
手段によって誘発された振動を検出する振動検出手段
と、この振動検出手段からの電気信号を位相検波する位
相検波手段と、位相検波信号から振動の伝搬速度を計測
して人体の血圧の相対変化を連続的かつ非観血的に測定
する血圧変化測定手段と、少なくとも一心拍の最高血圧
と最低血圧とを測定して血圧変化測定手段で測定された
被検体の血圧の相対変化のキャリブレーションを行なう
キャリブレーション手段と、被検体の体動を検出する体
動検出手段と、体動検出手段を実現するセンサを被検体
の任意の位置に取り付けるセンサ取り付け手段とを設
け、センサによって被検体の体動が検出された場合に
は、誤測定を防ぐためにキャリブレーションを行なうよ
うに構成している。
【0009】このように構成したことにより、被検体の
体動及び血圧測定部位の上下動に伴う血圧値の誤測定を
低減させることができ、高信頼性、高精度を実現する非
観血連続血圧計が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、血管壁上に振動を誘発する加振手段と、この加振手
段によって誘発された振動の周波数を計測する加振周波
数計測手段と、血管壁上を伝搬した加振手段によって誘
発された振動を検出する振動検出手段と、振動検出手段
からの電気信号を位相検波する位相検波手段と、位相検
波信号から振動の伝搬速度を計測して人体の血圧の相対
変化を連続的かつ非観血的に測定する血圧変化測定手段
と、少なくとも一心拍の最高血圧と最低血圧とを測定す
ることによって血圧変化測定手段で測定された被検体の
血圧の相対変化のキャリブレーションを行なうキャリブ
レーション手段と、被検体の体動を検出する体動検出手
段と、この体動検出手段を実現するセンサを被検体の任
意の位置に取り付けるセンサ取り付け手段とを設けた非
観血連続血圧計であり、血圧値変動の異常が被検体の容
態の変化によるものなのか、被検体の体動によるものな
のかを自動的に判断するという作用を有する。
【0011】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1の非観血連続血圧計に、体動検出手段によって計測さ
れた測定値のすべて、または、いずれかを用いて体動の
有無を判定する判定式を、血圧測定開始前または血圧測
定中に設定する判定式設定手段を設けたものであり、状
況に応じて被検体の体動の有無の判定レベルを任意に設
定することができるという作用を有する。
【0012】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1の非観血連続血圧計に、心臓の位置の高さと血圧測定
部位の高さとの高度差を測定する高度差測定手段と、心
臓の位置の高さと血圧測定部位の高さとが同じになった
ことを高度差測定手段に報知する報知手段とを設け、こ
の高度差測定手段が、報知手段から報知を受けた以降に
センサによって検出された被検体の体動に基づいて、こ
の高度差を測定するようにしたものであり、心臓の位置
の高さと血圧測定部位の高さとの高度差を測定するとい
う作用を有する。
【0013】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
3の非観血連続血圧計に、測定された連続血圧値に同期
して、測定された体動、及び心臓の位置の高さと血圧測
定部位の高さとの高度差を数値または波形で表示するモ
ニタ手段を設けたものであり、測定された連続血圧値、
測定された体動、及び心臓と血圧測定部位との高度差を
表示するという作用を有する。
【0014】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
1の非観血連続血圧計に、センサによって検出された被
検体の体動の大きさと、血圧波形の形状または血圧測定
値とからキャリブレーションを行なうべきか否かを判定
し、適切なキャリブレーションの時期を決定するキャリ
ブレーション時期決定手段を設けたものであり、より適
切にキャリブレーションを行なうことにより、被検体の
体動に伴う血圧値の誤測定を低減させるという作用を有
する。
【0015】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
【0016】(第1の実施形態)第1の実施形態の非観
血連続血圧計は、図1に示すように、被検体の血管壁上
に振動を誘発する、加振手段を構成する加振器2と、加
振器2の振動を検出する、加振周波数計測手段を構成す
る加振器センサ1と、加振器2によって誘発され血管壁
上を伝搬してきた振動を検出する、振動検出手段を構成
する伝搬波センサ3と、加振器2を駆動する信号と加振
器センサ1及び伝搬波センサ3によって検出された振動
信号とを増幅する増幅器4と、信号をデジタル変換する
AD変換器とアナログ変換するDA変換器とを含むAD
/DA変換器5と、波形の生成と各種の演算処理を行な
うプロセッサから成り、位相検波手段、血圧変化測定手
段、判定式設定手段及びキャリブレーション時期決定手
段を実現するMPU6と、基準となる最高血圧及び最低
血圧を測定する、キャリブレーション手段を構成するキ
ャリブレーション用血圧計7と、連続血圧値、一心拍毎
の最高・最低血圧、心拍数及び変位センサ9の測定値を
表示する、モニタ手段を実現するモニタ8と、ロール、
ピッチ、ヨーの角度変化、及びXYZ方向の加速度を計
測するジャイロセンサから成り、体動検出手段を構成す
る変位センサ9と、変位センサ9の測定データをAD変
換してMPU6に送信するコントロールボックス10と、
キャリブレーション用血圧計7によって基準となる血圧
を測定するために使用されるカフ11と、変位センサ9を
被検体に取り付ける、センサ取り付け手段を構成する取
り付け具12とを備えている。
【0017】この取り付け具12は、通常は腕帯である
が、部位によっては両面テープを用いることもできる。
また、カフ11は被検体の上腕部13に取り付けられる。
【0018】MPU6は、まず、周波数f1の加振波形
Asin2πf1tを生成する。MPU6によって生成
された加振波形Asin2πf1tは、AD/DA変換
器5によってDA変換され、増幅器4によって増幅され
る。加振器2は、増幅器4によって増幅された加振波形
を血管上に誘発する。
【0019】このときの振動は、加振器センサ1によっ
て計測され、増幅器4によって増幅され、AD/DA変
換器5によってAD変換されてMPU6に入力される。
【0020】伝搬波センサ3は、加振器2によって誘発
され、血管壁を伝搬してきた振動を計測する。伝搬波セ
ンサ3によって計測された振動は、増幅器4によって増
幅され、AD/DA変換器5によってAD変換されて、
振動信号W1としてMPU6に入力される。また、変位
センサ9によって計測された変位データは、コントロー
ルボックス10を介してMPU6に入力される。
【0021】MPU6は、伝搬波センサ3によって検出
された振動信号と、キャリブレーション用血圧計7によ
って測定された最高血圧及び最低血圧の絶対値とから、
特表平9−506024号公報に記載された方式によ
り、連続血圧値を算出する。
【0022】即ち、振動信号W1を、直交検波として知
られている方法により位相検波して、加振波形Asin
2πf1tからの位相変化を算出し、算出した値から被
検体の血圧の相対変化を求める。求められた血圧の相対
変化は、キャリブレーション用血圧計7によって測定さ
れた最高血圧及び最低血圧の絶対値によってキャリブレ
ーションされる。
【0023】また、MPU6は、キャリブレーションに
際して、特表平9−506024号公報で述べられてい
るキャリブレーションの時期以外にも、コントロールボ
ックス10を介してMPU6に入力された変位センサ9の
計測値から被検体の体動の有無を判定して、被検体の体
動があったと判断し、且つ、血圧測定値が急激に変動す
るなどの異常があったと判断した場合には、その都度、
キャリブレーションを実行する。
【0024】算出された連続血圧値は時系列波形として
モニタ8に出力される。また、モニタ8には、一心拍毎
の最高・最低血圧と心拍数とともに、変位センサ9の測
定値が連続血圧値に同期して表示される。変位センサ9
の測定値の表示については、図2に示すようなXYZ方
向の加速度、ロール、ピッチ、ヨーの角度の数値による
表示、または、図3に示すような時系列波形による表示
のいずれかを選択することができる。
【0025】図4は、MPU6によって実行される、被
検体の体動の有無を判定し、体動があった場合にはキャ
リブレーションを行なうプログラムの手順を示してい
る。
【0026】ステップ51:コントロールボックス10から
MPU6に入力された変位センサ9の測定値から、(数
1)によって角度変化係数rot(t)と位置変化係数
mov(t)とを算出する。 rot(t)=f(pitch(t),roll(t),yaw(t)) mov(t)=g(x(t),y(t),z(t)) (数1)
【0027】そして、これらの値がある閾値より大きく
なり、且つ、血圧測定値が急激に変動した場合には、M
PU6は被検体に体動が起こったと判断して、ステップ
52:キャリブレーションを行なう。
【0028】ここでの血圧測定値とは、一心拍ごとの最
高血圧値、最低血圧値、平均血圧値のいずれか、または
全てであり、例えば一心拍前の平均血圧値と今回の心拍
の平均血圧値との差がある閾値よりも大きくなった時
に、MPU6は血圧値が急激に変動したと判断する。
【0029】また、(数1)において、pitch(t)、r
oll(t)、yaw(t)は時刻tにおけるピッチ角、ロ
ール角、ヨー角であり、x(t)、y(t)、z(t)
は時刻tにおけるxyz座標上の位置である。また、f
(pitch(t),roll(t),yaw(t))はpitch(t)、roll(t)、y
aw(t)の関数であり、g(x(t),y(t),z(t))はx(t)、y
(t)、z(t)の関数である。f(pitch(t),roll(t),yaw
(t))の値及びg(x(t),y(t),z(t))の値は、角度及び
位置の変化量を表すような値であり、f(pitch(t),roll
(t),yaw(t))、g(x(t),y(t),z(t))は操作者が任
意に設定してMPU6に記憶させることが可能である。
その一例として、次の(数2)が挙げられる。 f(pitch(t),roll(t),yaw(t))=d/dt(pitch(t))+d/dt(roll(t)) +d/dt(yaw(t)) g(x(t),y(t),z(t))=d/dt(x(t))+d/dt(y(t))+d/dt(z(t)) (数2)
【0030】さらに、操作者は、体動の有無の判定基準
である閾値を実験値などから得た適切な値に設定してM
PU6に記憶させることができる。また、(数1)及び
閾値の設定は血圧測定の最中に変更することも可能であ
る。
【0031】このように、この非観血連続血圧計は、体
動の有無を的確に判定し、それに基づいて、キャリブレ
ーションを的確に実行することができるため、連続血圧
値の測定精度を高めることができ、信頼性の高い測定結
果を得ることができる。
【0032】(第2の実施形態)第2の実施形態の非観
血連続血圧計では、心臓の位置の高さと血圧測定部位の
高さとの差がモニタに表示される。
【0033】この装置は、図5に示すように、モニタ15
に、報知手段としてのリセットボタン16が設けられてお
り、現在のカフ11の設置されている高さが心臓の高さと
同じになったとき、操作者によってこのボタンが押下さ
れる。また、MPU14は、心臓及び血圧測定部位間の高
度差を測定する高度差測定手段として機能し、モニタ15
は、測定された血圧値に同期して、心臓の位置の高さと
カフ11が設置されている血圧測定部位の高さとの高度差
を表示する。その他の構成は第1の実施形態(図1)と
変わりがない。
【0034】この装置を使用する操作者は、被検体の上
腕部13に取り付けられた血圧測定用のカフ11を被検体の
心臓と同じ高さに保持してリセットボタン16を押下し、
現在の心臓の位置の高さと、カフ11が設置されている位
置の高さとが同じになったことをMPU14に報知する。
【0035】以後、MPU14は、変位センサ9の測定値
に基づいて、心臓の位置とカフ11が設置されている血圧
測定部位の位置との高度差を算出する。MPU14によっ
て算出された値は、測定された連続血圧値に同期してモ
ニタ15に表示される。
【0036】一般に心臓の位置の高さと血圧測定部位の
高さとの差が大きくなると、血圧値の測定誤差が大きく
なることが知られている。この装置では、操作者は、心
臓の位置の高さと血圧測定部位の高さとの差をモニタ15
から知ることができるため、現在の血圧測定値をどの程
度信頼できるかを判断することが可能になる。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の非観血連続血圧計では、被検体に変位センサを取り付
けて、被検体の体動を高精度に検出しているため、血圧
値変動の異常が被検体の容態の変化によるものか、被検
体の体動によるものかを自動的に判断することができ、
それに基づいて、より適切にキャリブレーションを行な
うことかできる。
【0038】また、心臓の位置の高さと血圧測定部位の
高さとの差を表示することができるため、操作者は、現
在の血圧測定値が信頼できるものかどうかを判断するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における非観血連続血
圧計の全体構成を示すブロック図、
【図2】変位センサの測定値を数値で表示するときのモ
ニタ画面を示す図、
【図3】変位センサの測定値を時系列波形で表示すると
きのモニタ画面を示す図、
【図4】本発明の第1の実施形態における非観血連続血
圧計での被検体の体動検出プログラムの手順を示すフロ
ー図、
【図5】本発明の第2の実施形態における非観血連続血
圧計の全体構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 加振器センサ 2 加振器 3 伝搬波センサ 4 増幅器 6 AD/DA変換器 7 キャリブレーション用血圧計 8 モニタ 9 変位センサ 10 コントロールボックス 11 カフ 12 取り付け具 13 上腕部 14 MPU 15 モニタ 16 リセットボタン
フロントページの続き Fターム(参考) 4C017 AA08 AC20 BB02 BC11 BD05 FF08 4C301 AA01 DD09 EE04 EE11 JB17 JB24 KK31

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 血管壁上に振動を誘発する加振手段と、
    前記加振手段によって誘発された振動の周波数を計測す
    る加振周波数計測手段と、血管壁上を伝搬した前記加振
    手段によって誘発された振動を検出する振動検出手段
    と、前記振動検出手段からの電気信号を位相検波する位
    相検波手段と、位相検波信号から振動の伝搬速度を計測
    して人体の血圧の相対変化を連続的かつ非観血的に測定
    する血圧変化測定手段と、少なくとも一心拍の最高血圧
    と最低血圧とを測定することによって前記血圧変化測定
    手段で測定された被検体の血圧の相対変化のキャリブレ
    ーションを行なうキャリブレーション手段と、被検体の
    体動を検出する体動検出手段と、前記体動検出手段を実
    現するセンサを被検体の任意の位置に取り付けるセンサ
    取り付け手段とを備えることを特徴とする非観血連続血
    圧計。
  2. 【請求項2】 前記体動検出手段によって計測された測
    定値のすべて、または、いずれかを用いて、体動の有無
    を判定する判定式を、血圧測定開始前または血圧測定中
    に設定する判定式設定手段を備えることを特徴とする請
    求項1記載の非観血連続血圧計。
  3. 【請求項3】 心臓の位置の高さと血圧測定部位の高さ
    との高度差を測定する高度差測定手段と、心臓の位置の
    高さと血圧測定部位の高さとが同じになったことを前記
    高度差測定手段に報知する報知手段とを備え、前記高度
    差測定手段が、前記報知手段から報知を受けた以降に前
    記センサによって検出された被検体の体動に基づいて前
    記高度差を測定することを特徴とする請求項1記載の非
    観血連続血圧計。
  4. 【請求項4】 測定された連続血圧値に同期して、測定
    された体動、及び心臓の位置の高さと血圧測定部位の高
    さとの高度差を数値または波形で表示するモニタ手段を
    備えることを特徴とする請求項3記載の非観血連続血圧
    計。
  5. 【請求項5】 前記センサによって検出された被検体の
    体動の大きさと、血圧波形の形状または血圧測定値とか
    らキャリブレーションを行なうべきか否かを判定し、適
    切なキャリブレーションの時期を決定するキャリブレー
    ション時期決定手段を備えることを特徴とする請求項1
    記載の非観血連続血圧計。
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