JPH11309144A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPH11309144A
JPH11309144A JP13429398A JP13429398A JPH11309144A JP H11309144 A JPH11309144 A JP H11309144A JP 13429398 A JP13429398 A JP 13429398A JP 13429398 A JP13429398 A JP 13429398A JP H11309144 A JPH11309144 A JP H11309144A
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blood flow
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blood
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晶子 内川
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欣也 長谷川
Toru Nibuya
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 個々の被検体の特徴や測定部位の影響を受け
ずに血圧値の変化を連続的に監視できる超音波診断装置
を提供する。 【解決手段】 被検体の生理学的パラメータを非連続的
に測定する測定器14と、血管の面積を連続的に求める二
次元ドプラ演算器13と、血管の面積と測定器で測定され
る生理学的パラメータとの間の関係に基づいて二次元ド
プラ演算器13で演算された血管の面積を生理学的パラメ
ータに変換する較正器15とを設け、モニタに、較正器で
変換された生理学的パラメータを連続的に表示する。生
理学的パラメータを無侵襲で連続的に監視できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、超音波診断装置に
関し、特に、脈波や血圧などの変化を連続的に監視でき
るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】特表平9−506024号公報には、血
圧などの生理学的パラメータを連続的に測定する装置が
記載されている。この装置は、図8に示すように、患者
の血管上に配置して、患者の体内に信号波形を誘導する
励振器802と、同じ血管上に配置して血圧の波形が加算
された信号波形を検出する非観血センサ803と、患者の
血圧を較正するための較正信号を得る較正手段801と、
励振器802、非観血センサ803及び較正手段801からの信
号を処理するプロセッサを内蔵したモニタ804とで構成
されている。
【0003】この装置では、励振器802から被検体内に
波形が誘導され、生理学的パラメータによる変化が加算
された波形信号が非観血センサ803で検出され、それら
の信号がプロセッサを包含するモニタ804に取り込まれ
る。モニタ804では、検出された波形信号から生理学的
パラメータのみを検出し、較正手段801の信号を用いて
較正した後、生理学的パラメータの測定値とその時間的
変化とを表示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の装
置では、励振器と非観血センサとを同じ血管上の離れた
位置に設置する必要があるため、同じ血管を探し出さな
ければならない。また、観測する血管は、他の血管から
の情報と混同しないように、体表の血管を選ぶなどの注
意が必要である。そのため、励振器や非観血センサを被
検体に正しく設置することが難しく、また、その設置位
置が制約を受けるなどの問題点がある。
【0005】また、検出値は、励振器や非観血センサの
設置位置、それらの間の設置距離、あるいは被検体個々
の特徴による影響が非常に大きく現れ、高精度の検出結
果が得にくいと言う問題点がある。
【0006】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、個々の被検体の特徴や測定部位の影響を
受けずに、脈波を連続的に測定することができ、また、
この脈波の測定結果を用いて、血圧値や血管抵抗、血管
収縮強度などの生理学的パラメータの変化を連続的に、
また、患者に負担を掛けずに(即ち、無侵襲で)監視す
ることができる超音波診断装置を提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の超音波
診断装置では、被検体からの反射超音波の情報から血管
の面積の連続的な変化を演算する二次元ドプラ演算器を
設けている。
【0008】また、被検体の生理学的パラメータを非連
続的に測定する測定器と、血管の面積と測定器で測定さ
れる生理学的パラメータとの間の予め求められた関係に
基づいて二次元ドプラ演算器で演算された血管の面積を
生理学的パラメータに変換する較正器とを設け、モニタ
に、較正器で変換された生理学的パラメータを連続的に
表示するようにしている。
【0009】二次元ドプラ演算器は、任意の部位の血管
の面積の変化、即ち、脈波の大きさの変化を連続的、且
つ、無侵襲で測定することができる。また、生理学的パ
ラメータを測定する測定器と較正器とを設けることによ
り、二次元ドプラ演算器が求めた血管の面積の変化を生
理学的パラメータの連続的な変化に変換することがで
き、生理学的パラメータを無侵襲で連続的に測定するこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、被検体に超音波を照射し、被検体からの反射超音波
を電気信号に変換する超音波センサと、表示手段のモニ
タとを備える超音波診断装置において、反射超音波がも
たらす情報から血管の面積の連続的な変化を演算する二
次元ドプラ演算器を設けたものであり、任意の部位の血
管の面積の変化、即ち、脈波の大きさの変化を連続的、
且つ、無侵襲で監視することができる。
【0011】請求項2に記載の発明は、二次元ドプラ演
算器が、各音響線上のデジタルサンプリング点での血流
成分の有無を判定し、血流成分の有るサンプリング点の
累積値によって血管の面積を求めるようにしたものであ
り、簡易な方法で血管の面積を算出することができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、二次元ドプラ演
算器が、この判定に際して、周囲のサンプリング点での
血流成分の有無を加味して、各サンプリング点の血流成
分の有無を判定するようにしたものであり、血管の面積
を高精度に算出することができる。
【0013】請求項4に記載の発明は、モニタに、被検
体の血管の断層像を表示するようにしたものであり、検
査士は、監視する血管の位置や断層像を視覚的に確認す
ることができる。
【0014】請求項5に記載の発明は、モニタに、被検
体の血管の断層像と、二次元ドプラ演算器によって血流
成分が有ると判定されたサンプリング点とを重ねて表示
するようにしたものであり、検査士は、被検体に対する
超音波センサの位置や向きを視覚的に確認できる。
【0015】請求項6に記載の発明は、モニタの画面に
表示された血管を指定して、二次元ドプラ演算器が面積
の連続的な変化を演算する血管を特定できるようにした
ものであり、モニタ画面上に複数の血管があった場合に
は、監視する血管を指定することができ、また、監視面
積を狭めることで面積の演算の精度を高めることができ
る。
【0016】請求項7に記載の発明は、被検体の生理学
的パラメータを非連続的に測定する測定器と、血管の面
積と測定器で測定される生理学的パラメータとの間の予
め求められた関係に基づいて二次元ドプラ演算器で演算
された血管の面積を生理学的パラメータに変換する較正
器とを設け、モニタに、較正器で変換された生理学的パ
ラメータを連続的に表示するようにしたものであり、生
理学的パラメータを無侵襲で連続的に測定することがで
きる。
【0017】請求項8に記載の発明は、測定器で、生理
学パラメータとして血圧値を測定するようにしたもので
あり、血圧値を無侵襲で連続的に監視することができ
る。
【0018】請求項9に記載の発明は、モニタに、測定
器によって測定された生理学的パラメータを併せて表示
するようにしたものであり、生理学的パラメータの連続
的な表示と併せて、測定器で得られた生理学的パラメー
タが数値表示される。
【0019】請求項10に記載の発明は、測定器が、任
意の時間間隔で自動的に生理学的パラメータを測定し、
較正器が、測定器で測定が行なわれるごとに、測定の結
果に基づいて、血管の面積から変換した生理学的パラメ
ータを較正するようにしたものであり、任意の時間間隔
で定期的に生理学的パラメータの測定及び較正を行なう
ことができる。
【0020】請求項11に記載の発明は、測定器が、任
意のタイミングで生理学的パラメータを測定し、較正器
が、測定器で測定が行なわれるごとに、測定の結果に基
づいて、血管の面積から変換した生理学的パラメータを
較正するようにしたものであり、検査士が任意のタイミ
ングで生理学的パラメータの測定及び較正を行なうこと
ができる。
【0021】請求項12に記載の発明は、血流速の変化
を演算するドプラ演算器と、二次元ドプラ演算器が演算
した血管の面積とドプラ演算器が演算した血流速とから
血流量を演算する血流量演算器とを設け、モニタに、二
次元ドプラ演算器によって演算された血管の面積、ドプ
ラ演算器によって演算された血流速、血流量演算器によ
って演算された血流量、及び心電図からのECG信号の
少なくとも1つ以上を、生理学的パラメータと共に連続
的に同期表示するようにしたものであり、それらの波形
を同時に連続的に観測することができる。
【0022】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
【0023】(第1の実施形態)第1の実施形態の超音
波診断装置は、血圧値の変化を連続的に監視する。
【0024】この装置は、図1に示すように、被検体10
に超音波を送出して反射波を受信する超音波センサ11
と、超音波信号を生成して超音波センサ11に供給する超
音波送信器12と、超音波の反射波に基づいて血管の面積
を演算する二次元ドプラ演算器13と、非連続的に血圧を
測定する測定器14と、測定器14を構成する、血管を圧迫
する圧迫装置141及び血圧測定器142と、測定器14による
測定値と二次元ドプラ演算器13が算出した血管の面積と
から、血管の面積と血圧値との関係を予め求め、この関
係に基づいて二次元ドプラ演算器13で得られた血管の面
積を連続的な血圧値に変換する較正器15と、血圧値を連
続的に波形表示するモニタ16とを備えている。
【0025】超音波センサ11は、図1では被検体10の下
腕部に固定し、測定器14の圧迫装置141は、上腕部に固
定している。
【0026】超音波送信器12で生成された超音波信号
は、超音波センサ11を介して被検体10に照射される。被
検体10から反射された超音波信号は超音波センサ11で電
気信号に変換され、二次元ドプラ演算器13に供給され
る。二次元ドプラ演算器13は、この超音波の反射波がも
たらす情報に基づいて血管の面積を演算し、較正器15へ
供給する。
【0027】また、測定器14は、被検体の上腕部を圧迫
装置141で圧迫し、血圧測定器142でカフ方式により血圧
値を測定して、測定結果を較正器15へ供給する。
【0028】較正器15は、二次元ドプラ演算器13で得ら
れた血管の面積と血圧測定器142で得られた血圧値との
間の関係を予め記憶し、二次元ドプラ演算器13から血管
の面積が連続的に与えられると、この関係に基づいて、
血管の面積を血圧値に変換し、モニタ16に出力する。モ
ニタ16は、これを受けて、血圧値を連続的に波形表示す
る。
【0029】測定器14は、一定の時間間隔で自動的に血
圧値を測定する。測定器14が血圧値を測定すると、較正
器15は、その測定値を基準値として、血管の面積から求
めた血圧値を較正する。また、検査士は、随時、測定器
14での測定を指示することもできる。この場合も、較正
器15は、その測定値を基準値として、血管の面積から求
めた血圧値を較正する。
【0030】血圧測定器142で測定される血圧値は不連
続な値であるが、二次元ドプラ演算器13では血管の面積
を連続的に得ることができるため、モニタ16では連続的
な血圧値の変化を表示することができる。
【0031】次に、二次元ドプラ演算器13の構成につい
て説明する。
【0032】まず、超音波診断装置における二次元ドプ
ラ法の概略について説明する。超音波診断装置では、音
源または観測者の移動に伴って音の周波数に偏移が生じ
るドプラ効果を利用して血流を判断する。つまり、被検
体内で反射した超音波信号に周波数偏移が生じていた場
合には、被検体内で移動する反射体である血球が存在す
ると判断し、その反射音の周波数偏移の大きさから血流
成分の有無や、血流の速度情報などを得る。
【0033】超音波診断装置における二次元ドプラ法で
は、同一部位、つまり同一音響線に超音波信号を複数回
照射し、各照射毎に得られた反射信号の変化から同一音
響線上の血球の変化を検出し、これと同じことを複数の
音響線で繰り返すことにより、血流成分の有無や血流の
連度情報などを二次元的に入手する。
【0034】図2には、二次元ドプラ演算器13の構成
を、送信器12の構成と併せて、ブロック図で示してい
る。送信器12は、超音波信号となる電気信号を発振する
発振器123と、超音波信号の照射方向、走査、焦点を制
御するために電気信号を遅延させる超音波遅延回路122
と、信号を増幅するドライバ121とを備え、また、二次
元ドプラ演算器13は、超音波の反射信号が変換された電
気信号を増幅するプリアンプ131と、反射された超音波
信号の受信方向、走査、焦点を制御するために入力する
電気信号の遅延及び加算を行なう遅延回路132及び加算
器133と、加算器133の出力信号と発振器123から出力さ
れる基準周波数の信号とを掛け合わせるミキサ134と、
ミキサ134の出力から不要高周波成分を除去するローパ
スフィルタ135と、ローパスフィルタ135の出力をデジタ
ル信号に変換するA/D変換器136と、A/D変換器136
の出力から固定成分や体動などの低速の周波数成分を除
去するMTIフィルタ137と、各音響線上のデジタルサ
ンプリング点で速度を持つ成分を検出する周波数解析器
138と、血流成分を有するサンプリング点の量から血管
の面積を演算する演算器139とを備えている。
【0035】この送信器12の発振器123で生成された信
号は、遅延回路122で、被検体10に対する超音波信号の
照射方向、走査、焦点を制御するために遅延された後、
ドライバ121を介して超音波センサ11に送られ、超音波
信号に変換されて被検体10に照射される。
【0036】被検体10に対して、この超音波信号が繰り
返し照射される。被検体10から各照射毎に反射される超
音波信号は、同一超音波センサ11で電気信号に変換さ
れ、二次元ドプラ演算器13のプリアンプ131、遅延回路1
32、加算器133を介してミキサ134に供給される。この遅
延回路132及び加算器133は、被検体10から反射される超
音波信号の受信方向、走査、焦点を制御している。
【0037】ミキサ134は、加算器133の出力信号と発振
器123から出力される基準周波数f0の信号とを掛け合わ
せて、ドプラ偏移周波数成分fdと高周波成分2f0+fd
とを出力する。ローパスフィルタ135は、この内の高周
波成分を除去して、ドプラ偏移周波数成分fdを出力す
る。このfdはA/D変換器136でデジタルデータに変換
される。
【0038】デジタルデータに変換されたfdは、デジ
タルフィルタであるMTIフィルタ137で固定成分や体
動などの低速の周波数成分が除去される。周波数解析器
138で各音響線上のデジタルサンプリング点の持つ成分
2b、即ち、血流の有無、血流速、血流の方向などが検
出され演算器139に供給される。
【0039】演算器139では、血流成分を有するサンプ
リング点の量から血管の面積2aが演算され出力され
る。
【0040】また、図3には、二次元ドプラ演算器13の
別の例を示している。この二次元ドプラ演算器13では、
ミキサ134とローパスフィルタ135とを二組み用意し、9
O゜位相の異なる基準周波数f0を各ミキサ134に供給し
ている。こうすることにより、二組みから得られたドプ
ラ偏移周波数成分fdの間の正負差から血流の方向を検出
することができる。
【0041】また、図4には演算器139による血管の断
面積を求める方法を示している。4aは超音波の音響線を
示し、超音波は矢印の向き、即ち、下方向に照射され
る。縦方向の丸印の並びは被検体内で反射した超音波信
号が戻ってくるまでの時間を一定時間毎にサンプリング
したもので、下方向ほど超音波反射信号が戻ってくるま
での時間が長い。超音波の照射及び受信が横方向に走査
されることで複数の音響線上にデータが得られる。図4
の場合は音響線4aが8本あり、音響線毎のサンプリン
グの数は10である。測定の結果、血流成分を検出しな
いサンプリング点を白丸4bで、血流成分を検出したサン
プリング点を斜線を入れた丸4cで示している。この場合
は、血流のある音響線4aが5本で、そのうち音響線毎
のサンプリング数は左から順に3、5、5、4、2とな
っているので、この数値の和である19を血管の断面積
を表す数値とする。
【0042】また、図5では、血管の断面積を求めるた
めに空間フィルタを用いる方法を示している。空間フィ
ルタのかかる領域5aを四角形で表している。この場合
は3行3列を領域としている。また、血流成分の有無の
判断に血流速値を用いている。血流速が極端に遅い血流
成分を検出しないサンプリング点を白丸4bと5bで、
血流速が高速の血流成分を検出したサンプリング点を二
重丸5cで示している。図5(a)の場合、フィルタリ
ングされた領域5a内で、血流成分を検出しないサンプ
リング点5bが高速の血流成分を検出したサンプリング
点5cで囲まれている。このときには5bは血流成分が
あるサンプリング点と判断し、図5(b)に示すよう
に、血流断面積を求める演算の際に繰り入れることによ
って、より精度高く血管断面積を得ることができる。
【0043】なお、上記の例では、二次元のフィルタを
用いたが、これを時間軸にも拡張し、同じ点で、ある時
間では血管成分なしと検出された点が、時間的サンプリ
ングの前後で血流成分ありとなった場合は血流成分なし
の点をありと判断する構成も可能である。
【0044】このように、第1の実施形態の超音波診断
装置では、患者に負担を掛けることなく、患者の血圧値
を連続的に測定、監視することができる。
【0045】なお、この実施形態では、血圧値を測定す
る場合について説明したが、測定器14で血圧値以外の生
理学的パラメータを非連続的に測定し、その生理学的パ
ラメータと血管の面積との関係に基づいて、較正器15
で、二次元ドプラ演算器13が算出した血管の面積を生理
学的パラメータに変換することにより、その他の生理学
的パラメータを連続的に表示することが可能となる。
【0046】また、二次元ドプラ演算器13が算出する血
管の面積の変化は、脈波を連続的に監視するために利用
することもできる。
【0047】(第2の実施形態)第2の実施形態では、
モニタ16の表示について説明する。
【0048】このモニタには、図6に示すように、二次
元ドプラ演算器13の出力である血管の面積の変化、つま
り、脈波が6aに連続波形で表示される。あるいは、ま
た、この6aとして、較正器15の出力である連続的な生理
学的パラメータ波形を表示することもできる。較正器15
で較正の基準値として使用される、測定器14が被検体か
ら直接測定した生理学的パラメータ値は6bに表示され
る。6bの値は任意の時間間隔で自動的に測定されて更新
表示される。また、6bの値は6cのキ−を操作することに
よって検査士が任意のタイミングで測定、更新すること
ができ、その測定結果が6aの波形に反映される。6Cキー
はモニタ以外の操作パネルなどに用意されてもよい。
【0049】断層像を輝度により表示する超音波診断装
置のBモード画像が6dに表示され、検査士は監視する血
管の位置及び断層像を視覚的に確認できる。6eは血管の
断面図であり、二次元ドプラ演算器13内の周波数解析器
138の出力である各サンプリング点の血流成分、血流
速、血流の方向などに色を付ける等してBモード画像に
重ねて2次元表示することにより、検査士は被検体10に
対する超音波センサ11の位置や向きなどの設置具合を視
覚的に確認できる。
【0050】また、血管の断層像上に窓枠6fを任意に設
定することで、監視する血管を指定でき、窓枠6f内のみ
の血管の面積を求めることで、より精度良く血管の面積
を求めることができ、より精度良く血圧値を測定でき
る。窓枠6fの大きさや位置は操作パネルなどを通して検
査士が任意に設定できる。
【0051】(第3の実施形態)第3の実施形態の超音
波診断装置は、血流速、血流量、血圧波形、脈波などを
同期を取ってモニタに表示することができる。
【0052】この装置は、図7に示すように、図1の構
成の他に、血流速を演算するドプラ演算器17と、血流量
を演算する血流量演算器18とを備えている。
【0053】ドプラ演算器17は、被検体内で反射した超
音波信号の周波数偏移の大きさから血流の速度を求め、
血流速7aをモニタ16に出力する。
【0054】血流量演算器18は、二次元ドプラ演算器13
で演算された血管の面積とドプラ演算器17で演算された
血流速値から血流量7bを求め、モニタ16に出力する。
【0055】二次元ドプラ演算器13からは、血管の面積
の変化、つまり脈波の大きさの変化が7cとしてモニタ16
に出力される。
【0056】測定器14からは、カフ方式で測定された血
圧値7dがモニタ16に出力される。
【0057】また、較正器15からは、血圧値7dを基準値
にして、脈波の大きさの変化7cを血圧値に変換及び較正
した連続的な血圧波形7eがモニタ16に出力される。
【0058】モニタ16は、血圧値7dを数値で表示し、ま
た、血流速7a、血流量7b、脈波7c及び血圧値7eを同期を
取って連続波形で表示する。
【0059】また、このモニタ16に心電図の波形を入力
し、ECG信号を同時に同期して連続的に表示するよう
にしてもよい。
【0060】このように、複数の波形を同期を取って表
示することにより、患者に対して、効率的、且つ、的確
な監視が可能となる。
【0061】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の超音波診断装置は、超音波信号が到達可能な深度であ
れば、部位を選ばずに腹部や頭部など任意の血管を監視
することができ、被検体個々の特徴や測定部位の影響に
よらずに、簡易に、且つ、安定的に脈波の変化、即ち、
血管の面積の変化を連続的に監視することができる。
【0062】また、この脈波の変化を、被検体の生理学
的パラメータを検出する測定器で求めた測定値に基づい
て変換、較正することにより、血圧値や血管抵抗、血管
収縮強度などの生理学的パラメータの変化を、簡易に、
且つ、安定的に、連続して監視することができる。
【0063】また、超音波診断装置のモニタに、被検体
の血管の断層像を表示したり、二次元ドプラ演算器の出
力をBモード表示上に重ねて表示することによって、監
視する血管の位置や超音波センサの設置具合を視覚的に
判断することができ、より正しく測定することができ
る。
【0064】また、モニタに表示される血管の断層像上
に演算領域を指定できる窓枠を任意に設定することによ
って、監視する血管を指定することができ、窓枠内のみ
を演算対象領域とすることで、精度良く血管の面積を測
定することができる。
【0065】また、血管の面積の変化から、脈波、血流
量、血圧値や血管抵抗、血管収縮強度などの生理学的パ
ラメータとを求めることが可能であり、また、これらの
生理学的パラメータと血流速やECG信号などを同期し
て表示し、連続的に監視することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における超音波診断装
置の構成を示すブロック図、
【図2】第1の実施形態における超音波診断装置の二次
元ドプラ演算器のブロック図、
【図3】第1の実施形態の超音波診断装置においてミキ
サを2個使用した二次元ドプラ演算器のブロック図、
【図4】第1の実施形態の二次元ドプラ演算器で行なわ
れる血管の面積の演算方法を説明する図、
【図5】第1の実施形態の二次元ドプラ演算器で行なわ
れる血管の面積を求める他の演算方法を説明する図、
【図6】本発明の第2の実施形態における超音波診断装
置のモニタ、
【図7】本発明の第3の実施形態における超音波診断装
置の構成を示すブロック図
【図8】従来の生理学的パラメータを測定する装置を示
すブロック図である。
【符号の説明】
10 被検体 11 超音波センサ 12 送信器 13 二次元ドプラ演算器 14 測定器 141 圧迫装置 142 血圧測定器 15 較正器 16、804 モニタ 17 ドプラ演算器 18 血流量演算器 121 ドライバ 122 遅延回路 123 発振器 131 プリアンプ 132 遅延回路 133 加算器 134 ミキサ 135 ローパスフィルタ 136 A/D変換器 137 MTIフィルタ 138 周波数解析器 139 演算器 801 較正手段 802 励振器 803 非観血センサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年5月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、被検体に超音波を照射し、被検体からの反射超音波
を電気信号に変換する超音波センサと、表示手段のモニ
タとを備える超音波診断装置において、反射超音波がも
たらす情報から血管の面積の連続的な変化を演算する二
次元ドプラ演算器と、被検体の生理学的パラメータを非
連続的に測定する測定器と、血管の面積と測定器で測定
される生理学的パラメータとの間の予め求められた関係
に基づいて二次元ドプラ演算器で演算された血管の面積
を生理学的パラメータに変換する較正器とを設け、モニ
タに、較正器で変換された生理学的パラメータを連続的
に表示するようにしたものであり、任意の部位の血管の
面積の変化、即ち、脈波の大きさの変化を連続的、且
つ、無侵襲で監視し、生理学的パラメータを連続的に測
定することができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】請求項に記載の発明は、測定器で、生理
学パラメータとして血圧値を測定するようにしたもので
あり、血圧値を無侵襲で連続的に監視することができ
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】請求項に記載の発明は、測定器が、任意
の時間間隔で自動的に生理学的パラメータを測定し、較
正器が、測定器で測定が行なわれるごとに、測定の結果
に基づいて、血管の面積から変換した生理学的パラメー
タを較正するようにしたものであり、任意の時間間隔で
定期的に生理学的パラメータの測定及び較正を行なうこ
とができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】請求項に記載の発明は、測定器が、任意
のタイミングで生理学的パラメータを測定し、較正器
が、測定器で測定が行なわれるごとに、測定の結果に基
づいて、血管の面積から変換した生理学的パラメータを
較正するようにしたものであり、検査士が任意のタイミ
ングで生理学的パラメータの測定及び較正を行なうこと
ができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】削除

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体に超音波を照射し、被検体からの
    反射超音波を電気信号に変換する超音波センサと、表示
    手段のモニタとを備える超音波診断装置において、 前記反射超音波がもたらす情報から血管の面積の連続的
    な変化を演算する二次元ドプラ演算器を備えることを特
    徴とする超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 前記二次元ドプラ演算器が、各音響線上
    のデジタルサンプリング点での血流成分の有無を判定
    し、血流成分の有るサンプリング点の累積値によって前
    記血管の面積を求めることを特徴とする請求項1に記載
    の超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 前記二次元ドプラ演算器が、前記判定に
    際して、周囲のサンプリング点での血流成分の有無を加
    味して、各サンプリング点の血流成分の有無を判定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の超音波診断装置。
  4. 【請求項4】 前記モニタに、被検体の血管の断層像を
    表示することを特徴とする請求項1に記載の超音波診断
    装置。
  5. 【請求項5】 前記モニタに、被検体の血管の断層像
    と、前記二次元ドプラ演算器によって血流成分が有ると
    判定されたサンプリング点とを重ねて表示することを特
    徴とする請求項1乃至3に記載の超音波診断装置。
  6. 【請求項6】 前記モニタの画面に表示された血管を指
    定して、前記二次元ドプラ演算器が面積の連続的な変化
    を演算する血管を特定できるようにしたことを特徴とす
    る請求項4または5に記載の超音波診断装置。
  7. 【請求項7】 被検体の生理学的パラメータを非連続的
    に測定する測定器と、血管の面積と前記測定器で測定さ
    れる生理学的パラメータとの間の予め求められた関係に
    基づいて前記二次元ドプラ演算器で演算された血管の面
    積を生理学的パラメータに変換する較正器とを具備し、
    前記モニタが、前記較正器で変換された生理学的パラメ
    ータを連続的に表示することを特徴とする請求項1に記
    載の超音波診断装置。
  8. 【請求項8】 前記測定器が、前記生理学パラメータと
    して血圧値を測定することを特徴とする請求項7に記載
    の超音波診断装置。
  9. 【請求項9】 前記モニタが、前記測定器によって測定
    された生理学的パラメータを併せて表示することを特徴
    とする請求項7に記載の超音波診断装置。
  10. 【請求項10】 前記測定器が、任意の時間間隔で自動
    的に前記生理学的パラメータを測定し、前記較正器が、
    前記測定器で測定が行なわれるごとに、測定の結果に基
    づいて、前記血管の面積から変換した生理学的パラメー
    タを較正することを特徴とする請求項7に記載の超音波
    診断装置。
  11. 【請求項11】 前記測定器が、任意のタイミングで前
    記生理学的パラメータを測定し、前記較正器が、前記測
    定器で測定が行なわれるごとに、測定の結果に基づい
    て、前記血管の面積から変換した生理学的パラメータを
    較正することを特徴とする請求項7に記載の超音波診断
    装置。
  12. 【請求項12】 血流速の変化を演算するドプラ演算器
    と、前記二次元ドプラ演算器が演算した血管の面積と前
    記ドプラ演算器が演算した血流速とから血流量を演算す
    る血流量演算器とを具備し、前記モニタに、前記二次元
    ドプラ演算器によって演算された血管の面積、前記ドプ
    ラ演算器によって演算された血流速、前記血流量演算器
    によって演算された血流量、及び心電図からのECG信
    号の少なくとも1つ以上を、前記生理学的パラメータと
    共に連続的に同期表示することを特徴とする請求項7に
    記載の超音波診断装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005523757A (ja) * 2002-04-23 2005-08-11 ドレーガー メディカル システムズ インコーポレイテッド タイミング適応可能な患者のパラメータ収集及び表示システム並びにその方法
CN103110431A (zh) * 2012-09-12 2013-05-22 中国科学院深圳先进技术研究院 无创连续血压测量装置与方法
JP2013220242A (ja) * 2012-04-18 2013-10-28 Seiko Epson Corp 血圧推定パラメーター校正方法及び血圧計測装置
JP2013220241A (ja) * 2012-04-18 2013-10-28 Seiko Epson Corp 血圧推定パラメーター校正方法、血圧計測方法及び血圧計測装置
JP2013220243A (ja) * 2012-04-18 2013-10-28 Seiko Epson Corp 中心血圧推定パラメーター校正方法、中心血圧計測方法及び中心血圧計測装置

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