JP2000115922A - 監視制御卓 - Google Patents

監視制御卓

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JP2000115922A
JP2000115922A JP10299128A JP29912898A JP2000115922A JP 2000115922 A JP2000115922 A JP 2000115922A JP 10299128 A JP10299128 A JP 10299128A JP 29912898 A JP29912898 A JP 29912898A JP 2000115922 A JP2000115922 A JP 2000115922A
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console
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JP10299128A
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Inventor
Shuichi Nagata
秀一 永田
Takao Enomoto
隆夫 榎本
Masanori Kikutani
政則 菊谷
Toru Miyata
徹 宮田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視制御卓を冷却するに際し、効率良く冷却
できるばかりか、埃等の侵入が少なく、メンテナンス性
の優れたものとする。 【解決手段】 電子機器等を内蔵する監視制御卓1にお
いて、監視制御卓外部に設けた空調システム2の給気用
エアダクトから監視制御卓1内に冷気を取り込む手段3
と、監視制御卓内で発熱している電子機器により温めら
れた空気を監視制御卓外に自然放出する手段とを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力,電鉄等の電
力システム等の室内に設置された発熱する機器を内蔵し
た監視制御卓に関する。
【0002】
【従来の技術】監視制御卓の内部温度上昇を防ぐための
方式として、以下の2つの方式があった。 1.自然換気方式:スリットを監視制御卓前後扉等に設
け、監視制御卓内の自然対流のみで冷却するもの。 2.強制換気方式:スリットを監視制御卓前後扉等に設
け、更に後扉(排気側)にファンを設けて、強制的に監
視制御卓内の排気を行なうもの。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の監視制
御卓の冷却方式において、自然対流のものは自然換気で
あるため熱源に対し効率の良い冷却が行なわれないた
め、機器の寿命が短くなるという問題がある。又、強制
換気のものはファンの寿命があるため、ファンを定期的
に交換しなければならないという問題がある。
【0004】又、強制換気では吸入口にフィルターをつ
けていても、埃等が監視制御卓内に侵入し、ファン及び
フィルターの付いている監視制御卓内部実装機器のフィ
ルター交換が必要となる問題もある。今後、監視制御卓
内の実装機器の発熱量の増大に伴ない、十分な監視制御
卓内の冷却のためには監視制御卓内の換気スペースの増
大による監視制御卓の大型化やファンの大型化による騒
音が問題となることが予想される。監視制御卓の冷却の
ために空調システムを設けることも方法の1つとして考
えられるが、その際には冷却のためのエネルギーが必要
になるが、これを節約することも問題である。
【0005】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、監視制御卓内を効率よく冷却し、埃等の
侵入が少なく、メンテナンス性が良好な監視制御卓を提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の[請求項1]に
係る監視制御卓は、電子機器等の発熱機器を内蔵する監
視制御卓において、監視制御卓外部に設けた空調システ
ムの給気用エアダクトから監視制御卓内に冷気を取り込
む手段と、監視制御卓内の発熱機器により温められた空
気を監視制御卓外に放出する手段とを備えた。したがっ
て、外部に設けた空調システムの給気用エアダクトから
冷気を取り込み、監視制御卓内で温められた空気を監視
制御卓外に放出できる。きる。
【0007】本発明の[請求項2]に係る監視制御卓
は、電子機器等の発熱機器を内蔵し、吸気口を備えた監
視制御卓において、ヒートパイプ等の放熱器具を設け、
当該放熱器具の一端を前記吸気口近くに配置し、該放熱
器具の他端を監視制御卓外に設けた空調システムの給気
用エアダクト内に配置した。したがって、空調システム
からの給気用エアダクトを監視制御卓内に引き込むこと
なく、卓内の空気の温度を下げることができる。
【0008】本発明の[請求項3]に係る監視制御卓
は、[請求項1]記載の監視制御卓において、監視制御
卓内に中空の仕切りを設け、当該仕切り内に前記給気用
エアダクトからの冷気を引き込み、該仕切り面に前記給
気用エアダクトから送り込まれる冷気を前記監視制御卓
内部へ送り出すための穴を複数あけた。したがって、こ
の穴を通して監視制御卓内部へ冷気を拡散できる。
【0009】本発明の[請求項4]に係る監視制御卓
は、[請求項1]記載の監視制御卓において、監視制御
卓に前記給気用エアダクトの冷気吹き出し口以外に外部
から空気を取り込むための吸気口を設けると共に、この
吸気口を開閉する手段と温度検知器とを設け、通常は、
この吸気口は閉状態にしておき、前記温度検知器が温度
異常を検出したとき、この吸気口を開状態にすることと
した。したがって、空調システム異常時でも、この吸気
口を開いて監視制御卓内に空気を取り込み、卓内の温度
上昇を抑制することができる。
【0010】本発明の[請求項5]に係る監視制御卓
は、[請求項1]記載の監視制御卓において、監視制御
卓内の温度に基づいて前記給気用エアダクトからの冷気
吹き出し量を調整する手段を備えた。したがって、監視
制御卓への冷気の吸入量を監視制御卓内の温度に応じて
調整できる。
【0011】本発明の[請求項6]に係る監視制御卓
は、[請求項1]記載の監視制御卓において、監視制御
卓の扉の開閉と連動して前記給気用エアダクトの冷気吹
き出し口が開閉する手段を備えた。したがって、複数の
監視制御卓を1台の空調システムで冷却している時で
も、ある監視制御卓の扉を開けたときに冷気の吹き出し
量を抑えて、他の監視制御卓の温度上昇を防ぐことがで
きる。
【0012】本発明の[請求項7]に係る監視制御卓
は、[請求項1]記載の監視制御卓において、発熱機器
に冷気を導くための吸気ダクトと、この吸気ダクトにつ
ながり前記発熱機器からの排気を監視制御卓外に排出す
るための排気ダクトとを有する吸排気ダクトを備え、こ
の吸排気ダクト内に前記発熱機器を配置した。したがっ
て、発熱機器を効率よく冷却することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明による監視制御卓の
実施の形態を示す構成図である。図1において、1は監
視制御卓、2は空調システム、3はエアダクト、4は固
定台である。そして、監視制御卓1と空調システム2を
エアダクト3により固定台4を介して接続し、空調シス
テム2より冷気を送り出し、この冷気をエアダクト3を
通して監視制御卓1に取り込み、監視制御卓1内を冷却
するようにしたものである。
【0014】本実施の形態では、監視制御卓1と空調シ
ステム2を接続することにより、監視制御卓1周囲から
空気を取り込むことなしに監視制御卓1内を直接冷却す
ることを可能とした。本実施の形態によれば、監視制御
卓内を効率良く冷却できるばかりか、埃等の侵入もな
く、騒音も少ない監視制御卓を提供できる。
【0015】図2は他の実施の形態を示す構成図であ
り、図2において、図1と同一部分については同一符号
を付して説明を省略する。本実施の形態において、構成
上の特徴点はエアダクト3-1 を監視制御卓と空調システ
ム間に設け、排気を監視制御卓1よりエアダクト3-1 を
通して、空調システム2に戻すようにしたものである。
【0016】本実施の形態では、排気を室内に放出させ
ないことで、監視制御卓周囲から空気を取り込むことな
しに監視制御卓1内を直接冷却し、かつ、室内の温度上
昇を防ぐことを可能とした。本実施の形態によれば、監
視制御卓内を効率よく冷却でき、埃等の侵入もなく、騒
音も少ない監視制御卓を提供できる。
【0017】図3は更に他の実施の形態を示す構成図で
あり、図3において、図1と同一部分については同一符
号を付して説明を省略する。図3において、構成上の特
徴点は監視制御卓の背面に排気用のファン5を設置した
ことである。
【0018】本実施の形態では、空調システム2からエ
アダクト3を通して送り込まれた冷気を、ファン5にて
強制排気することで、監視制御卓1周囲から空気を取り
込むことなしに監視制御卓1内を直接冷却し、かつ、監
視制御卓1内の換気効率の向上を可能とした。本実施の
形態によれば、監視制御卓内を効率良く冷却でき、埃等
の侵入のない監視制御卓を提供できる。
【0019】図4は更に他の実施の形態を示す構成図で
あり、図4において、図3と同一部分については同一符
号を付して説明を省略する。本実施の形態における構成
上の特徴点はヒートパイプ6により監視制御卓1とエア
ダクト3とを接続し、監視制御卓1内のヒートパイプ6
の近くに空気吸込口7を設けると共に、背面のファン5
により排気を行なうものである。
【0020】吸込口7より吸い込まれた空気は、エアダ
クト3により冷却されたヒートパイプ6によって熱を奪
われ、温度が低下する。温度が低下した空気で監視制御
卓1内の機器を冷却し、背面から排出する。
【0021】本実施の形態によれば、監視制御卓1底面
への簡単な穴開けでヒートパイプ6を通すだけで、効率
の良い冷却を行なうことができ、埃等の侵入もなく、騒
音も少ない監視制御卓を提供できる。
【0022】図5は更に他の実施の形態を示す構成図で
ある。図5において、監視制御卓1に取り付ける扉10を
箱型とし、底面に冷気吸入口8を設け、エアダクト3を
固定台4により接続し、冷気取込ベース11により冷気を
扉10内部に送り込む。扉10の監視制御卓1内側の面に
は、冷気送出口9を全面的に均等に開けてある扉10内部
に冷気を送り込むことにより、扉10から監視制御卓1内
の全体に冷気を拡散して送り込むことを可能とした。
【0023】又、扉10は取り外すことが可能なため、監
視制御卓1のメンテナンス性が損なわれることはない。
本実施の形態によれば、監視制御卓内を効率良く冷却で
き、埃等の侵入のない監視制御卓を提供できる。
【0024】図6は更に他の実施の形態を示す構成図で
あり、図6において、図5と同一部分については同一符
号を付して説明を省略する。図5との差は監視制御卓の
内側の面に打抜き可能な穴12を設けたことである。
【0025】即ち、監視制御卓1に取り付ける扉10を箱
型とし、底面に冷気吸入口8を設け、エアダクト3を固
定台4により接続し、冷気を扉10内部に送り込む。扉10
の監視制御卓1の内側の面には、冷気送出口9を全面的
に均等に開けてあり、更に、打抜き可能な穴12を数ケ所
設けている。
【0026】その結果、温度上昇の高い場所には、その
近くの打抜き穴12を通すことにより、集中的に冷気を送
り込むことを可能とした。又、扉10は取り外すことが可
能であるため、監視制御卓1のメンテナンス性が損なわ
れることはない。本実施の形態によれば、監視制御卓内
を効率良く冷却でき、埃等の侵入もない監視制御卓を提
供できる。
【0027】図7は更に他の実施の形態を示す構成図で
ある。図7において、図3と同一部分については同一符
号を付して説明を省略する。本実施の形態の構成上の特
徴点は、監視制御卓1底面の冷気吸入口8の近くに、温
度センサー13を設置し、温度の変化により空調システム
2の動作状態を監視するものである。
【0028】図8は空調システムの異常時の動作を説明
する図であり、S81にて温度上昇を検出したとき、S82
で空気システム異常と判定し、S83にてファン動作をさ
せるようにしたものである。そして、空調システム2が
異常の場合、温度センサー13の温度が上昇したことを感
知し、監視制御卓1の裏面に設けられた排気口の部分に
設置されているファン5が動作を開始する。
【0029】又、空調システム2が異常となって、監視
制御卓1内に冷気を送り込めなくなった場合は、排気口
部のファン5を動作させることにより、監視制御卓内の
温まった空気を強制的に監視制御卓1外に送出すること
を可能とした。なお、14は吸気スリットである。本実施
の形態によれば、監視制御卓内を効率良く冷却でき、埃
等の侵入もなく、騒音も少ない監視制御卓を提供でき
る。
【0030】図9は更に他の実施の形態を示す構成図で
ある。図9において、図7と同一部分については同一符
号を付して説明を省略する。本実施の形態の構成上の特
徴点は、空調システム2が異常の場合、スリット開閉弁
15をアクチュエータ16を動作させて開くようにしたもの
である。
【0031】そこで、通常時はスリット開閉弁15を閉じ
て、監視制御卓1内の冷却効率を高め、かつ、埃等の侵
入を防ぎ、空調システム2の異常時のみ吸気口として作
用させるようにした。本実施の形態によれば、監視制御
卓内を効率良く冷却でき、埃等の侵入もなく、騒音も少
ない監視制御卓を提供できる。
【0032】図10は更に他の実施の形態を示す構成図で
ある。本実施の形態の構成上の特徴点は、監視制御卓1
内部の冷気吸入口8の付近に、手動で移動可能なつまみ
18付きの吸入量調整蓋17を設置させるようにした。
【0033】本実施の形態によれば、つまみ18により手
動で吸入量調整蓋17を移動させ、冷気吸入口8の開口面
積を変えることにより、冷気の吸入量の調整を可能とし
た。これにより冷やし過ぎの防止をし、空調システム2
の無駄な動作を抑制する。
【0034】本実施の形態によれば、監視制御卓内を空
調システムを無駄なく使い、効率良く冷却でき、埃等の
侵入もなく、騒音も少ない監視制御卓を提供できる。
【0035】図11は更に他の実施の形態を示す構成図で
あり、図11において図10と同一部分については同一符号
を付して説明を省略する。本実施の形態の構成上の特徴
点は、監視制御卓1内に温度センサー13を設置し、冷気
吸入口8付近に設置された吸入量調整蓋17に対して、ア
クチュエータ19を接続したものである。
【0036】図12のブロック図に示す動作により、アク
チュエータ19を動かす(S84)ことにより冷気吸入口8
の開口面積を変え(S85)、冷気の吸入量を調整し、監
視制御卓1内の温度を一定に保つことを可能とした。こ
れにより冷やし過ぎの防止をし、空調システム2の無駄
な動作を抑制する。
【0037】本実施の形態によれば、監視制御卓内を空
調システムを無駄なく使い、効率良く冷却でき、埃等の
侵入もなく、騒音も少ない監視制御卓を提供できる。
【0038】図13は更に他の実施の形態を示す構成図で
あり、図13における構成上の特徴点は、監視制御卓1を
構成する板材に断熱材20を付加したものである。監視制
御卓1を構成する板材に断熱材20を付加することによ
り、監視制御卓1に取り込んだ冷気を逃がさないように
することができ、冷却効率を上げることを可能とした。
【0039】本実施の形態によれば、監視制御卓内を空
調システムを無駄なく使い、効率良く冷却でき、埃等の
侵入もなく、騒音も少ない監視制御卓を提供できる。
【0040】図14は更に他の実施の形態を示す構成図で
あり、図14における構成上の特徴点は、空調システム2
により監視制御卓1内を冷却中に監視制御卓1の扉10を
開けた場合には、冷却吸入口8に吸入蓋21がされるよう
になっている。
【0041】複数の監視制御卓1を1台の空調システム
2からエアダクト3を通して冷却を行なっている場合、
いずれかの監視制御卓1の扉10を開けた時、多量の冷気
がその監視制御卓に流れ込んで無駄になり、かつ、他の
監視制御卓1への吸入量の減少を防ぐことを可能とし
た。なお、22はヒンジ、23はリンク機構である。
【0042】本実施の形態によれば、監視制御卓内を空
調システムを無駄なく使い、効率良く冷却でき、埃等の
侵入もなく、騒音も少ない監視制御卓を提供できる。
【0043】図15は更に他の実施の形態を示す構成図で
あり、図15における構成上の特徴点は、エアダクト3と
固定台4との接続部分に、蛇腹状の配管24を使用し、監
視制御卓1に接続したものである。本実施の形態によれ
ば、蛇腹状の配管24を使用したことにより、監視制御卓
1とエアダクト3との接続位置を調整可能とした。
【0044】本実施の形態によれば、監視制御卓内を空
調システムを容易に接続できるばかりか、効率良く冷却
でき、埃等の侵入もなく、かつ、騒音も少ない監視制御
卓を提供できる。
【0045】図16は更に他の実施の形態を示す構成図で
あり、図16の構成上の特徴点は、エアダクト3と監視制
御卓1との接続部分の固定台4に磁石25を付け、監視制
御卓1と接続させるようにしたものである。本実施の形
態によれば、エアダクト3と監視制御卓1との接続を容
易に行なうことを可能とした。
【0046】本実施の形態によれば、監視制御卓内を空
調システムを容易に接続できると共に、効率良く冷却で
き、埃等の侵入もなく、騒音も少ない監視制御卓を提供
できる。
【0047】図17は更に他の実施の形態を示す構成図で
あり、図17における構成上の特徴点は、ケースの天板の
上面に排気誘導ベース26をつくり、この部分を経由した
暖かい空気を排出するようにしたものである。
【0048】即ち、図5,図6では監視制御卓1内の特
定の部分に冷気を集中して送り込むことになるため、そ
の部分の監視制御卓1の側面(外壁)が、監視制御卓1
の外の温度よりも、かなり低くなって結露する可能性が
あるため、これを防止するため排出された監視制御卓1
内部の暖かい空気が外壁に沿ってつくられた排気誘導ベ
ース26内に入り込んでから外部に送出されるようにした
ものである。暖かい空気が監視制御卓1外壁に触れるこ
とで、結露を防止することを可能とした。
【0049】本実施の形態によれば、監視制御卓内を空
調システムを無駄なく使い、結露を防止しながら、効率
良く冷却でき、埃等の侵入もなく、監視制御卓を提供で
きる。
【0050】図18は更に他の実施の形態を示す構成図で
あり、図18における構成上の特徴点は、吸気が取り込み
にくい場所及び排気が監視制御卓1外に出にくい場合
に、ファンを内蔵し吸気口,排気口が設置されている電
子機器27に対しては、吸気を電子機器27に直接取り込ん
だり排気を直接監視制御卓1の外に送出するための吸排
気ダクト付ベース28を使用するようにした。
【0051】電子機器27の吸気口に冷気を直接取り込む
ことにより機器の温度上昇を防ぎ、又、電子機器27の排
気を直接監視制御卓1外に送出することで、監視制御卓
1内の温度上昇を防ぐことを可能とした。
【0052】本実施の形態によれば、監視制御卓内を効
率良く冷却でき、冷却のためのエネルギーを必要としな
い監視制御卓を提供できる。
【0053】図19は更に他の実施の形態を示す構成図で
あり、図19における構成上の特徴点は、吸気が取り込み
にくい場所及び排気が監視制御卓1外に出にくい場合
に、ファンを内蔵し吸気口及び排気口が設置されている
電子機器27に対して、吸気を電子機器27に直接取り込ん
だり排気を直接監視制御卓1の外に送出するための吸排
気ダクト付ベース28を取り付けた。吸排気部分を蛇腹状
の配管29にしたことにより電子機器27の取り付け位置に
よらず、吸排気する位置を直接可能とした。
【0054】本実施の形態によれば、監視制御卓内を効
率良く冷却でき、冷却のためのエネルギーを必要としな
い監視制御卓を提供できる。
【0055】図20は更に他の実施の形態を示す構成図で
あり、図20において図18と同一部分については同一符号
を付して説明を省略する。本実施の形態における特徴点
は、吸排気ダクト付ベース28とは別に排気用にファン5
を設けたことである。
【0056】吸排気ダクト付ベース28とは別に排気用に
ファン5を設けることで電子機器27そのものの発熱によ
る監視制御卓1の内部温度上昇を防ぐことを可能とし
た。本実施の形態によれば、監視制御卓内を効率良く冷
却できる監視制御卓を提供できる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば監
視制御卓内に常に一定の冷気を送り込むことなどによ
り、監視制御卓内に収納した機器の発する熱による監視
制御卓内の温度上昇を防ぐことができるため、機器内部
の過剰な温度上昇も防げ、よって機器の寿命を延ばすこ
とになり、その結果、システム全体の信頼性向上に効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による監視制御卓の実施の形態を示す構
成図。
【図2】他の実施の形態を示す構成図。
【図3】更に他の実施の形態を示す構成図。
【図4】更に他の実施の形態を示す構成図。
【図5】更に他の実施の形態を示す構成図。
【図6】更に他の実施の形態を示す構成図。
【図7】更に他の実施の形態を示す構成図。
【図8】図7の監視制御卓内温度判定からファン動作ま
でのブロック図。
【図9】更に他の実施の形態を示す構成図。
【図10】更に他の実施の形態を示す構成図。
【図11】更に他の実施の形態を示す構成図。
【図12】図11の監視制御卓内温度判定から吸入量直接蓋
移動までのブロック図。
【図13】更に他の実施の形態を示す構成図。
【図14】更に他の実施の形態を示す構成図。
【図15】更に他の実施の形態を示す構成図。
【図16】更に他の実施の形態を示す構成図。
【図17】更に他の実施の形態を示す構成図。
【図18】更に他の実施の形態を示す構成図。
【図19】更に他の実施の形態を示す構成図。
【図20】更に他の実施の形態を示す構成図。
【符号の説明】 1 監視制御卓 2 空調システム 3,3-1 エアダクト 4 固定台 5 ファン 6 ヒートパイプ 7 空気吸込口 8 冷気吸入口 9 冷気送出口 10 扉 11 冷気取込ベース 12 打抜き穴 13 温度センサー 14 吸気スリット 15 スリット開閉弁 16,19 アクチュエータ 17 吸入量調整蓋 18 つまみ 20 断熱材 21 吸入蓋 22 ヒンジ 23 リンク機構 24 蛇腹状の配管 25 磁石 26 排気誘導ベース 27 電子機器 28 吸排気ダクト付ベース 29 蛇腹状の配管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊谷 政則 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 宮田 徹 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 Fターム(参考) 5G016 AA09 CG03 CG04 CG08 CG18

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器等の発熱機器を内蔵する監視制
    御卓において、監視制御卓外部に設けた空調システムの
    給気用エアダクトから監視制御卓内に冷気を取り込む手
    段と、監視制御卓内の発熱機器により温められた空気を
    監視制御卓外に放出する手段とを備えたことを特徴とす
    る監視制御卓。
  2. 【請求項2】 電子機器等の発熱機器を内蔵し、吸気口
    を備えた監視制御卓において、ヒートパイプ等の放熱器
    具を設け、当該放熱器具の一端を前記吸気口近くに配置
    し、該放熱器具の他端を監視制御卓外に設けた空調シス
    テムの給気用エアダクト内に配置したことを特徴とする
    監視制御卓。
  3. 【請求項3】 監視制御卓内に中空の仕切りを設け、当
    該仕切り内に前記給気用エアダクトからの冷気を引き込
    み、該仕切り面に前記給気用エアダクトから送り込まれ
    る冷気を前記監視制御卓内部へ送り出すための穴を複数
    あけたことを特徴とする請求項1記載の監視制御卓。
  4. 【請求項4】 監視制御卓に前記給気用エアダクトの冷
    気吹き出し口以外に外部から空気を取り込むための吸気
    口を設けると共に、この吸気口を開閉する手段と温度検
    知器とを設け、通常は、この吸気口は閉状態にしてお
    き、前記温度検知器が温度異常を検出したとき、この吸
    気口を開状態にすることを特徴とする請求項1記載の監
    視制御卓。
  5. 【請求項5】 監視制御卓内の温度に基づいて前記給気
    用エアダクトからの冷気吹き出し量を調整する手段を備
    えたことを特徴とする請求項1記載の監視制御卓。
  6. 【請求項6】 監視制御卓の扉の開閉と連動して前記給
    気用エアダクトの冷気吹き出し口が開閉する手段を備え
    たことを特徴とする請求項1記載の監視制御卓。
  7. 【請求項7】 発熱機器に冷気を導くための吸気ダクト
    と、この吸気ダクトにつながり前記発熱機器からの排気
    を監視制御卓外に排出するための排気ダクトとを有する
    吸排気ダクトを備え、この吸排気ダクト内に前記発熱機
    器を配置したことを特徴とする請求項1記載の監視制御
    卓。
JP10299128A 1998-10-06 1998-10-06 監視制御卓 Pending JP2000115922A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101774286B1 (ko) * 2016-12-12 2017-09-07 주식회사 삼신기전 대류 방열구조에 의한 전기 제어기기용 외함의 방열 시스템
CN111786270A (zh) * 2020-07-16 2020-10-16 安徽卓越电力设备有限公司 一种防水型的高压配电柜装置

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