JPH0835688A - 水冷式の熱交換ユニット - Google Patents

水冷式の熱交換ユニット

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JPH0835688A
JPH0835688A JP19009394A JP19009394A JPH0835688A JP H0835688 A JPH0835688 A JP H0835688A JP 19009394 A JP19009394 A JP 19009394A JP 19009394 A JP19009394 A JP 19009394A JP H0835688 A JPH0835688 A JP H0835688A
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JP
Japan
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water
machine room
equipment box
fan
air
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Pending
Application number
JP19009394A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Shiina
孝夫 椎名
Yasuo Tajima
保男 田島
Junichi Saito
順一 斉藤
Yukio Aizawa
行雄 相沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で機械室内の温度上昇を防止する
ことができる水冷式の熱交換ユニットを提供する。 【構成】 本発明の水冷式の熱交換ユニット1におい
て、電装ボックス11に設けられたファン29は、電装
ボックス内の空気を機械室12に向けて排気する構成で
あり、機械室12内においては、電装ボックス11のフ
ァン29により送風された空気は機械室12内を通過し
て、ケース5に形成された換気孔33から排気されるの
で、機械室12内の雰囲気が電装ボックス11内の空気
とともにケース5外に排出される。従って、電装ボック
ス11のファン29を利用しているので、新たにファン
を設けことがなく、簡単な構成で機械室12内の温度上
昇をも防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮機及び水冷熱交換
器を配置した機械室と、電装ボックスとがケース内に収
納された水冷式の熱交換ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の空気調和機(水冷式の熱交換ユ
ニット)の一つとして、実開平2ー70134号公報が
公知である。この公報に開示された空気調和機は、室内
ユニットと水冷式の熱交換ユニット(水冷ユニット)と
から構成されており、室内ユニットは室内に配置されて
冷媒が導入された室内熱交換器により、室内に空調空気
を送風する構成となっている。
【0003】一方、水冷ユニットは、室外機として機能
するもので、ビル等の天井裏や機械室等に配置されて、
水を熱源として冷媒の熱交換をおこなうものであり、ケ
ース内は、圧縮機及び熱交換器等を備える機械室と、電
装ボックス(電装室)とに区画されている。
【0004】電装ボックスには、電装部品の発熱による
電装ボックス内の雰囲気温度の上昇を防止するため、フ
ァンが設けられており、電装ボックス内の雰囲気温度の
上昇による電装部品の短命化等を防止している。
【0005】そして、従来の水冷ユニットにおける電装
ボックの排気は、電装ボックスを構成するケースのパネ
ルを介して直接ケース外に排気する構成となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の水冷ユ
ニットでは電装ボックス内の換気は十分におこなうこと
ができるものの、機械室内の加熱された空気の排気は積
極的におこなうことができないという問題点がある。
【0007】特に、水冷ユニットにおいては、空冷式の
ものと異なり、外気の通気が積極的におこなわれていな
いため、圧縮機、アキュムレータ等による熱がこもりや
すく、機械室内に配置された電気式弁等を損ないまたは
寿命を短命にするという不都合がある。
【0008】かかる場合、機械室内に別途排気用のファ
ンを設けることも考えられるが、部品点数が増加すると
ともに構成も複雑になるという問題がある。
【0009】従って、本発明は、簡単な構成で機械室内
の温度上昇を防止することができる水冷式の熱交換ユニ
ットを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、圧縮機及
び水冷熱交換器を配置した機械室と、電装ボックスとを
ケース内に配置した水冷式の熱交換ユニットにおいて、
前記電装ボックスには、そのボックス内の空気を前記機
械室に向けて排気するファンを備え、前記ケースの前記
機械室側に換気孔が形成されている。
【0011】第2の本発明は、圧縮機及び水冷熱交換器
を配置した機械室と、電装ボックスとをケース内に配置
した水冷式の熱交換ユニットにおいて、前記電装ボック
スは前記ケースの正面パネル側に配置され、且つ前記電
装ボックスにはそのボックス内の空気を前記機械室に向
けて排気するファンを備え、前記、ケースを構成するパ
ネルのうち、前記電装ボックスが配置された正面パネル
の隣の側面パネルに、換気孔が形成されている。
【0012】
【作用】第1の発明によれば、電装ボックス内の空気
は、ファンにより機械室に向けて排気されるので、電装
ボックスの雰囲気温度の上昇が防止される。一方、機械
室においては、電装ボックスのファンにより送風された
空気は機械室内を通過して、ケースに形成された換気孔
(排気グリル)から排気される。機械室では、ファンユ
ニットにより機械室内に空気の流れが生じるので、機械
室内の雰囲気が電装ボックス内の空気とともにケース外
に排出される。
【0013】従って、電装ボックスのファンを利用し
て、新たにファンを機械室に設けことがなく、機械室内
の温度上昇をも防止することができる。
【0014】また、第2の発明によれば、換気孔は、正
面パネルの隣の側面パネルに設ける構成であるから、空
気通路が長くならず、ファンに大きな出力を必要としな
い。従って、従来から使用されているファンをそのまま
用い、取付け位置を変えるだけ機械室の排気を効果的に
おこなうことができる。
【0015】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付図面を参照し
て説明する。
【0016】本発明の実施にかかる空気調和機は、水冷
式の熱交換ユニットと室内ユニットとから構成される分
離型の空気調和機であって、熱源として水を用いるいわ
ゆる「水熱源型空気調和機」と呼ばれるものである。
【0017】図1及び図2において、1は空気調和機の
水冷ユニットで、ビルの天井裏や機械室等に収納される
ものである。2a、2b(図2のみに示す)は両側方に
設けられた金具足(据付用レール)であり、3は水配
管、4は冷媒配管である。この水配管3には外部からの
熱源水の配管がつながれ、冷媒配管4には室内ユニット
の熱交換器からの冷媒管がつながれている。
【0018】ケース5は、底面パネル6及び天面パネル
8の他、周面に配置された一対の側面パネル7a、7
b、背面パネル9及び正面パネル10から構成されてい
る。
【0019】ケース5内には、正面パネル10側に面し
て電装ボックス11が設けられており、圧縮機等が配置
された機械室12から区画されている。
【0020】電装ボックス11は、図1及び図3に示す
ように、ケース5の正面パネル10の一部とボックス2
1とにより構成されており、ボックス21内には、種々
の電装部品が配置された基板23が収納されており、冷
媒回路等に用いられている電磁弁25やコンプレッサ1
3等の駆動を制御している。
【0021】電装ボックス11のボックス21において
背面板(正面パネル10に対して後側の板)27には、
電装ボックス内の空気を換気するためのファン29が設
けられている。このファン29は電装ボックス11内の
加熱された空気を排気するものであるが、図1中矢印で
示すように、機械室12において電装ボックス11の背
面側に向けて送風するようになっている。
【0022】一方、電装ボックス11を構成する正面パ
ネル10には、多数の吸込み孔31が形成されており、
外部空気を吸込んで電装ボックス11内を冷却するよう
になっている。また、側面パネル7aはその背面パネル
9側に、換気孔33が形成されている。このように、正
面パネル10に吸込み孔31を形成し、側面パネル7a
に換気孔33を形成する構成とすることによって、図1
に矢印Sで示すような機械室を撹拌するような空気の流
れが形成される。
【0023】換気孔33を側面パネル7aの背面側に形
成したのは、ファン29から遠い位置にある他の側面パ
ネル7bや背面パネル9ではファン29の風が届かない
からであり、天面パネル6では、換気孔を形成するとそ
こから埃等が侵入するおそれがあり、正面パネル10や
側面パネル7aの正面パネル側では吸込み孔31に近す
ぎて、電装ボックス11内の空気は換気できるものの機
械室12内の空気に流れを生じさせることができないか
らである。
【0024】図1及び図2に示すように、機械室12に
は、圧縮機13、水を熱源とする熱交換器15、四方弁
16、アキュムレータ17、レシーバタンク18、オイ
ルセパレータ20が配置されている。熱交換器15は二
重管構造のパイプ状に構成されており、冷媒と水とが流
れている。この熱交換器15はループ状に配置されてお
り、そのループの内側には、圧縮機13を除く、四方弁
16、アキュムレータ17、レシーバタンク18、オイ
ルセパレータ20が配置されてケース内面積の有効利用
とコンパクト化が図られている。ここで、圧縮機13を
熱交換器15のループ外に配置しているのは、圧縮機1
3はアキュムレータ等の他の機器に比較して振動が激し
いため、その振動が熱交換器15や四方弁16等の他の
機器に悪影響を及ぼさないようにするためである。
【0025】次に、本実施例による空気調和機の水冷式
熱交換ユニットの作用を説明する。
【0026】ビルの天井や機械室等に据え付けられた水
冷ユニット1は、その運転時には、圧縮機13、アキュ
ムレータ17等の各機器や部分で発熱し、機械室12に
熱がこもるようになる。
【0027】一方、電装ボックス11では、電装機器の
発熱による雰囲気温度の上昇を防止するため、ファン2
9を駆動して電装ボックス内の空気を機械室12側に向
けて換気する。
【0028】ファン29による空気の流れは、図1中に
符号Sで示すように、吸込み孔31から取り込まれた空
気が、電装ボックス11内を通過して、ファン29から
機械室12内へ排気される。機械室12内では、ファン
29からの空気の一部が機械室内を撹拌するように流
れ、側面パネル7aの換気孔33を通って吹出される。
【0029】即ち、ファン29から換気孔33への空気
の流れが生じると、機械室内にもこの空気流れに沿う流
れや機械室内を撹拌っする流れが生じて、機械室12内
の加熱された空気を有効に排気することができる。
【0030】従って、本実施例によれば機械室12に熱
のこもりがなく、温度上昇による四方弁等の部品の損傷
や短命化を防止できる。
【0031】しかも、従来のファン29をそのまま用い
ることができるので製造が容易である。
【0032】
【発明の効果】第1の発明の水冷式の熱交換ユニット
は、電装ボックスに設けられたファンは、電装ボックス
内の空気を機械室に向けて排気する構成であり、機械室
においては、電装ボックスのファンにより送風された空
気は機械室内を通過して、ケースに形成された換気孔か
ら排気されるので、機械室内の雰囲気が電装ボックス内
の空気とともにケース外に排出される。
【0033】従って、電装ボックスのファン利用してい
るので、新たにファンを設けことがなく、簡単な構成で
機械室内の温度上昇をも防止することができる。
【0034】また、第2の発明によれば、換気孔は、正
面パネルの隣の側面パネルに設ける構成であるから、空
気通路が短いため、ファンに大きな出力を必要としな
い。従って、従来から使用されているファンをそのまま
用い、取付け位置を変えるだけ機械室の排気を効果的に
おこなうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる水冷式の熱交換ユニッ
トの概略的構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示す水冷式の熱交換ユニットにおける機
械室の配置状態を示す側面図である。
【図3】図1に示す電装ボックスの分解斜視図である。
【符号の説明】 1 水冷ユニット(水冷式の熱交換ユニット) 5 ケース 13 圧縮機 15 水冷熱交換器 29 ファン 33 換気孔
フロントページの続き (72)発明者 相沢 行雄 大阪府守口市京阪本通2丁目5番地5号 三洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機及び水冷熱交換器を配置した機械
    室と、電装ボックスとをケース内に配置した水冷式の熱
    交換ユニットにおいて、 前記電装ボックスには、そのボックス内の空気を前記機
    械室に向けて排気するファンを備え、前記ケースの前記
    機械室側に換気孔が形成されていることを特徴とする水
    冷式の熱交換ユニット。
  2. 【請求項2】 圧縮機及び水冷熱交換器を配置した機械
    室と、電装ボックスとをケース内に配置した水冷式の熱
    交換ユニットにおいて、 前記電装ボックスは前記ケースの正面パネル側に配置さ
    れ、且つ前記電装ボックスにはそのボックス内の空気を
    前記機械室に向けて排気するファンを備え、前記ケース
    を構成するパネルのうち、前記電装ボックスが配置され
    た正面パネルの隣の側面パネルに、換気孔が形成されて
    いることを特徴とする水冷式の熱交換ユニット。
JP19009394A 1994-07-20 1994-07-20 水冷式の熱交換ユニット Pending JPH0835688A (ja)

Priority Applications (1)

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JP19009394A JPH0835688A (ja) 1994-07-20 1994-07-20 水冷式の熱交換ユニット

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JP19009394A JPH0835688A (ja) 1994-07-20 1994-07-20 水冷式の熱交換ユニット

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JPH0835688A true JPH0835688A (ja) 1996-02-06

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007046795A (ja) * 2005-08-05 2007-02-22 Toshiba Kyaria Kk 空気調和機
KR100954358B1 (ko) * 2006-01-25 2010-04-27 엘지전자 주식회사 공기조화기 실외기의 컨트롤박스
CN105509180A (zh) * 2016-02-01 2016-04-20 芜湖美智空调设备有限公司 空调系统

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