JP2000114176A - P/p− エピタキシャルウェーハ及びその製造方法 - Google Patents

P/p− エピタキシャルウェーハ及びその製造方法

Info

Publication number
JP2000114176A
JP2000114176A JP29907998A JP29907998A JP2000114176A JP 2000114176 A JP2000114176 A JP 2000114176A JP 29907998 A JP29907998 A JP 29907998A JP 29907998 A JP29907998 A JP 29907998A JP 2000114176 A JP2000114176 A JP 2000114176A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
temperature
epitaxial
annealing
epitaxial wafer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29907998A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000114176A5 (ja
JP4647732B2 (ja
Inventor
Seiichi Shimura
誠一 志村
Hisashi Osawa
永 大澤
Koichiro Hayashida
広一郎 林田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumco Techxiv Corp
Original Assignee
Komatsu Electronic Metals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Electronic Metals Co Ltd filed Critical Komatsu Electronic Metals Co Ltd
Priority to JP29907998A priority Critical patent/JP4647732B2/ja
Publication of JP2000114176A publication Critical patent/JP2000114176A/ja
Publication of JP2000114176A5 publication Critical patent/JP2000114176A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4647732B2 publication Critical patent/JP4647732B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Recrystallisation Techniques (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デバイス工程の初期段階において十分なIG
能力が期待できるP/P- エピタキシャルウェーハ及び
その製造方法を提供する。 【解決手段】 枚葉式エピタキシャル成長炉を用いて製
造するP/P- エピタキシャルウェーハとその製造方法
であって、P/P- エピタキシャルウェーハは、酸素析
出核、酸素析出物を発生あるいは成長させるプレアニー
ル工程と、プレアニールによって形成された熱酸化膜を
除去する酸化膜除去工程と、これに続くエピタキシャル
成長工程とを経て製造される。このウェーハは2×10
4 個/cm2以上のBMD密度を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、P/P- エピタキ
シャルウェーハ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】デバイスプロセスの高集積化に伴い、イ
オン注入技術等を用いたプロセスの低温化、短縮化が進
められている。イオン注入技術は非常に微細な加工が可
能である他、従来の拡散技術のような高温(1200℃
近辺)、かつ長時間(数十時間)の拡散アニールを必要
としない。また、シリコンウェーハに対しては熱変形が
低減されるとともに、デバイス工程における不純物の混
入が低減されることがメリットとして挙げられる。しか
しその反面、プロセスの低温化により不純物のゲッタリ
ングサイトとなり得る酸素析出物が形成されにくくなる
ため、ゲッタリング能力の不足が懸念される。
【0003】また、次世代デバイスに使用されるシリコ
ン基板の一つとして、デバイス活性領域にgrown−
in欠陥の存在しないP/P- エピタキシャルウェーハ
が挙げられる。図6はその製造工程を示すもので、P-
シリコンウェーハをSC−1洗浄した後、エピタキシャ
ル成長を行っている。しかし、エピタキシャル成長時の
高温熱履歴(最高温度:1100〜1200℃、RTA
(rapid thermal anneal))により酸素析出核が再溶解
または収縮するため、図7に示すように、エピタキシャ
ルウェーハはポリッシュドウェーハよりも更に酸素析出
物が形成されにくくなる。
【0004】P/P- エピタキシャルウェーハにおい
て、酸素析出を促進させる方法として次の4種類の方法
が挙げられる。 (1)エピタキシャル成長工程において、最高温度まで
のランピングレートを下げる方法。 (2)エピタキシャル成長工程において、低温(600
〜800℃)保持時間を加える方法。 (3)エピタキシャル成長後に低温アニールを行う方法
(以下ポストアニールという)。 (4)エピタキシャル成長前に低温アニールを行う方法
(以下プレアニールという)。
【0005】上記方法のうち、(1)のランピングレー
トを下げる方法及び(2)の低温保持時間を加える方法
は、エピタキシャル成長工程のサイクルタイムが従来よ
りも長くなるが、エピタキシャル成長をバッチ式で処理
するならば実用的な方法といえる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在エ
ピタキシャルウェーハは直径8インチのものが主流とな
っており、将来的には更に大径化するものと考えられ
る。これに伴ってエピタキシャル成長炉が枚葉式で対応
される点を考慮すると、上記(1)、(2)の方法は現
実的とはいえない。また、(3)のポストアニールにお
いては、再溶解化された酸素析出核、析出物を再び発
生、成長させるのに大量の熱エネルギー(この場合アニ
ール時間)を要することになる。
【0007】また、上記(4)のプレアニールについて
は、最も簡易的な方法として1ステッププレアニール
(600〜800℃の低温を一定時間保持)が挙げられ
る。図8は、格子間酸素原子濃度Oi が15×1017at
oms /ccのP- シリコンウェーハに前記プレアニール処
理を施し、酸化膜除去及びSC−1洗浄の後エピタキシ
ャル成長を行って得られたP/P- エピタキシャルウェ
ーハのBMD密度の調査結果である。同図で明らかなよ
うに、1ステッププレアニールではエピタキシャル成長
後において酸素析出物が形成されにくく、BMD密度は
プレアニール時間の大きさにかかわらず1×103 個/
cm2 未満のものが大部分を占めている。また、酸素析出
量はデバイスプロセスの熱履歴に大きく依存するため、
特に低温デバイスプロセスにおけるイントリンシックゲ
ッタリング能力(以下IG能力という)は期待できな
い。
【0008】本発明は上記従来の問題点に着目してなさ
れたもので、デバイス工程の初期段階において十分なI
G能力が期待できるP/P- エピタキシャルウェーハ及
びその製造方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るP/P- エピタキシャルウェーハは、
枚葉式エピタキシャル成長炉を用いて製造するP/P-
エピタキシャルウェーハであって、酸素析出核、酸素析
出物を発生あるいは成長させるプレアニール工程と、プ
レアニールによって形成された熱酸化膜を除去する酸化
膜除去工程と、エピタキシャル成長工程とを経て製作さ
れ、2×104 個/cm2 以上のBMD密度を有すること
を特徴とする。デバイスの歩留りに大きく影響する汚染
元素として、Fe,Ni,Cu等の重金属が挙げられる
が、これらの不純物を酸素析出物によってゲッタリング
するために2×104 個/cm2 以上のBMD密度を必要
とすることが知られている。ここでいうBMD密度と
は、ライト液で片面2μmのエッチングを行うことによ
り観察される酸素析出物の蝕像を、微分干渉顕微鏡によ
りカウントした密度をいう。上記構成によれば、エピタ
キシャル成長に先立って酸素析出核、酸素析出物を発
生、成長させる方法として最も有効なプレアニール処理
を施したので、エピタキシャル成長時の高温熱履歴によ
っても再溶解しないサイズの酸素析出物を形成させ、エ
ピタキシャル成長後の段階で2×104 個/cm2 以上の
密度をもつBMDを作り込むことができる。したがっ
て、これにより製造されたP/P- エピタキシャルウェ
ーハは、デバイス工程の低温化にかかわらず、低温デバ
イス工程の初期段階において十分なIG能力を備えるこ
とができる。
【0010】次に、本発明に係るP/P- エピタキシャ
ルウェーハの製造方法の第1は、枚葉式エピタキシャル
成長炉を用いるP/P- エピタキシャルウェーハの製造
方法において、酸素析出核、酸素析出物を発生あるいは
成長させるプレアニール工程と、プレアニールによって
形成された熱酸化膜を除去する酸化膜除去工程と、これ
に続くエピタキシャル成長工程とを有して、2×104
個/cm2 以上のBMD密度を有するP/P- エピタキシ
ャルウェーハを得る方法としている。上記方法によれ
ば、エピタキシャル成長に先立って酸素析出核、析出物
を発生、成長させる方法として最も有効なプレアニール
処理を施すことにより、エピタキシャル成長時の高温熱
履歴によっても再溶解しないサイズの酸素析出物が形成
される。この酸素析出物がエピタキシャル成長後の段階
でBMD密度として2×104 個/cm2 以上作り込まれ
るので、デバイス工程の低温化にかかわらず、デバイス
工程の初期段階において十分なIG能力が期待できるP
/P- エピタキシャルウェーハを製造することが可能と
なる。
【0011】本発明に係るP/P- エピタキシャルウェ
ーハの製造方法の第2は、枚葉式エピタキシャル成長炉
を用いるP/P- エピタキシャルウェーハの製造方法に
おいて、格子間酸素濃度Oi が15×1017atoms/cc以
上のシリコン基板に対して酸素析出核、酸素析出物を発
生あるいは成長させると共に、580〜820℃の温度
を0. 5時間以上保持する低温保持と900〜1100
℃の温度を0. 5時間以上保持する中温保持とをランピ
ングアニールによって構成したプレアニール工程と、プ
レアニール工程によって形成された熱酸化膜を除去する
酸化膜除去工程と、これに続くエピタキシャル成長工程
とを有して、2×104 個/cm2 以上のBMD密度を有
するP/P- エピタキシャルウェーハを得る方法として
いる。上記方法によれば、格子間酸素濃度が15×10
17atoms/cc以上のシリコン基板に対して行うプレアニー
ル条件として、580〜820℃の温度を0. 5時間以
上保持する低温熱処理と900〜1100℃の温度を
0. 5時間以上保持する中温熱処理とをランピングでつ
なぐことにしたので、エピタキシャル成長後の段階で2
×104 個/cm2 以上のBMD密度をもつP/P- エピ
タキシャルウェーハを製造することができる。
【0012】本発明に係るP/P- エピタキシャルウェ
ーハの製造方法の第3は、枚葉式エピタキシャル成長炉
を用いるP/P- エピタキシャルウェーハの製造方法に
おいて、格子間酸素濃度Oi が14×1017atoms/cc以
上、15×1017atoms/cc未満のシリコン基板に対して
酸素析出核、酸素析出物を発生あるいは成長させると共
に、620〜800℃の温度を0. 5時間以上保持する
低温保持と900〜1100℃の温度を0. 5時間以上
保持する中温保持とをランピングアニールによって構成
したプレアニール工程と、プレアニール工程によって形
成された熱酸化膜を除去する酸化膜除去工程と、これに
続くエピタキシャル成長工程とを有して、2×104
/cm2 以上のBMD密度を有するP/P- エピタキシャ
ルウェーハを得る方法としている。上記方法によれば、
格子間酸素濃度が14×1017atoms/cc以上、15×1
17atoms/cc未満のシリコン基板に対して行うプレアニ
ール条件として、620〜800℃の温度を0. 5時間
以上保持する低温熱処理と900〜1100℃の温度を
0. 5時間以上保持する中温熱処理とをランピングでつ
なぐことにしたので、エピタキシャル成長後の段階で2
×104 個/cm2 以上のBMD密度をもつP/P- エピ
タキシャルウェーハを製造することができる。
【0013】また、本発明に係るP/P- エピタキシャ
ルウェーハの製造方法の第4は、枚葉式エピタキシャル
成長炉を用いるP/P- エピタキシャルウェーハの製造
方法において、格子間酸素濃度Oi が13×1017atom
s/cc以上、14×1017atoms/cc未満のシリコン基板に
対して酸素析出核、酸素析出物を発生あるいは成長させ
ると共に、660〜780℃の温度を0. 5時間以上保
持する低温保持と900〜1100℃の温度を0. 5時
間以上保持する中温保持とをランピングアニールによっ
て構成したプレアニール工程と、プレアニール工程によ
って形成された熱酸化膜を除去する酸化膜除去工程と、
これに続くエピタキシャル成長工程とを有して、2×1
4 個/cm2 以上のBMD密度を有するP/P- エピタ
キシャルウェーハを得る方法としている。上記方法によ
れば、格子間酸素濃度が13×1017atoms/cc以上、1
4×1017atoms/cc未満のシリコン基板に対して行うプ
レアニール条件として、660〜780℃の温度を0.
5時間以上保持する低温熱処理と900〜1100℃の
温度を0. 5時間以上保持する中温熱処理とをランピン
グでつなぐことにしたので、エピタキシャル成長後の段
階で2×104 個/cm2 以上のBMD密度をもつP/P
- エピタキシャルウェーハを製造することができる。
【0014】本発明に係るP/P- エピタキシャルウェ
ーハの製造方法の第5は、枚葉式エピタキシャル成長炉
を用いるP/P- エピタキシャルウェーハの製造方法に
おいて、格子間酸素濃度Oi が12×1017atoms/cc以
上、13×1017atoms/cc未満のシリコン基板に対して
酸素析出核、酸素析出物を発生あるいは成長させると共
に、700〜750℃の温度を0. 5時間以上保持する
低温保持と900〜1100℃の温度を0. 5時間以上
保持する中温保持とをランピングアニールによって構成
したプレアニール工程と、プレアニール工程によって形
成された熱酸化膜を除去する酸化膜除去工程と、これに
続くエピタキシャル成長工程とを有して、2×104
/cm2 以上のBMD密度を有するP/P- エピタキシャ
ルウェーハを得る方法としている。上記方法によれば、
格子間酸素濃度が12×1017atoms/cc以上、13×1
17atoms/cc未満のシリコン基板に対して行うプレアニ
ール条件として、700〜750℃の温度を0. 5時間
以上保持する低温熱処理と900〜1100℃の温度を
0. 5時間以上保持する中温熱処理とをランピングでつ
なぐことにしたので、エピタキシャル成長後の段階で2
×104 個/cm2 以上のBMD密度をもつP/P- エピ
タキシャルウェーハを製造することができる。
【0015】また、本発明に係るP/P- エピタキシャ
ルウェーハの製造方法の第6は、枚葉式エピタキシャル
成長炉を用いるP/P- エピタキシャルウェーハの製造
方法において、格子間酸素濃度Oi が15×1017atom
s/cc以上のシリコン基板に対して酸素析出核、酸素析出
物を発生あるいは成長させると共に、700℃の温度を
5時間以上保持する低温保持と900℃の温度を0. 5
時間以上保持する中温保持とをランピングアニールによ
って構成したプレアニール工程と、プレアニール工程に
よって形成された熱酸化膜を除去する酸化膜除去工程
と、これに続くエピタキシャル成長工程とを有して、2
×104 個/cm2 以上のBMD密度を有するP/P-
ピタキシャルウェーハを得る方法としている。上記方法
によれば、格子間酸素濃度が15×1017atoms/cc以上
のシリコン基板に対して行うプレアニール条件として、
700℃で5時間以上保持する低温熱処理と900℃で
0. 5時間以上保持する中温熱処理とをランピングでつ
なぐことにしたので、エピタキシャル成長後の段階で2
×104 個/cm2 以上のBMD密度をもつP/P- エピ
タキシャルウェーハを製造することができる。
【0016】更に、本発明に係るP/P- エピタキシャ
ルウェーハの製造方法の第7は、枚葉式エピタキシャル
成長炉を用いるP/P- エピタキシャルウェーハの製造
方法において、プレアニール工程のみバッチ式熱処理で
行う方法としている。上記構成によれば、プレアニール
工程のみバッチ式熱処理で行うことにしたので、2ステ
ップのプレアニール工程を実施する場合でも、各ステッ
プ毎の時間はかかるが、全体として効率向上を図ること
ができる。
【0017】
【発明の実施の形態および実施例】次に、本発明に係る
P/P- エピタキシャルウェーハの実施例について図面
を参照して説明する。本発明によるP/P- エピタキシ
ャルウェーハの製造工程は、図1に示すように、P-
リコンウェーハに2ステップのプレアニールを施す工程
と、このウェーハから前記プレアニールによって生じた
酸化膜を除去し、SC−1洗浄液で洗浄する工程と、枚
葉式成長炉を用いるエピタキシャル成長工程とによって
構成されている。2ステップのプレアニールによると、
シリコンウェーハ内の酸素析出核、酸素析出物のサイズ
及び密度が1ステップのプレアニールよりも大きくなる
ため、デバイスプロセスの初期工程から高いIG効果が
期待される。
【0018】プレアニール工程は、ほぼ600〜800
℃の温度範囲を0. 5時間以上保持する低温保持と、9
00〜1100℃の温度範囲を0. 5時間以上保持する
中温保持とをランピングでつないで構成されている。プ
レアニールによって形成された熱酸化膜はフッ酸によっ
て除去し、その後通常のSC−1洗浄を行う。エピタキ
シャル成長工程では通常の条件でエピタキシャル層を成
長させることにより、2×104 個/cm2 以上のBMD
密度を持つP/P- エピタキシャルウェーハが製造され
る。
【0019】上記2ステップのプレアニールをバッチ処
理とすれば効率が良いので、枚葉式エピタキシャル成長
炉によって成長を行うP/P- エピタキシャルウェーハ
に2×104 個/cm2 以上の密度のBMDを発生させる
には、バッチ式でプレアニールを行うのが望ましい。
【0020】本発明の第1実施例は図2に示すように、
プレアニール条件をT℃×5時間と900℃×4時間の
2ステップとし、第1ステップの低温保持温度Tをパラ
メータとしてエピタキシャル成長後に目標とする2×1
4 個/cm2 以上のBMDを形成させるようにした。そ
の結果、シリコン基板の格子間酸素濃度Oi が15×1
17 atoms/ccの場合(図中○印)は、T=580〜8
20℃においてBMD密度が2×104 個/cm2 以上と
なり、格子間酸素濃度Oi が14×1017 atoms/ccの
場合(図中△印)は、T=620〜800℃においてB
MD密度が2×104 個/cm2 以上となる。また、格子
間酸素濃度Oi が13×1017 atoms/ccの場合(図中
×印)は、T=660〜780℃においてBMD密度が
2×104 個/cm2 以上となり、格子間酸素濃度Oi が
12×1017 atoms/ccの場合(図中□印)は、T=7
00〜750℃においてBMD密度が2×104 個/cm
2以上になった。
【0021】上記結果から、格子間酸素濃度Oi が比較
的高濃度のシリコン基板に対しては、プレアニールにお
ける第1ステップの保持温度をほぼ600〜800℃の
範囲とすればBMD密度を制御しやすいことが分かる。
また、プレアニール所要時間を考慮した場合、または図
中に示す低酸素濃度のシリコン基板を使用した場合等に
おいては、特に700〜750℃の温度域を用いるのが
好ましい。
【0022】本発明の第2実施例は図3に示すように、
プレアニール条件をT℃×t時間と900℃×4時間の
2ステップとし、第1ステップの低温保持時間tをパラ
メータとしてエピタキシャル成長後に2×104 個/cm
2 以上のBMDを形成させるようにした。シリコン基板
は格子間酸素濃度Oi が15×1017 atoms/ccのもの
を用い、低温保持温度Tは600℃、700℃、800
℃の3水準とし、中温保持条件は900℃×4時間に固
定した。低温保持温度が700℃の場合(図中○印)
は、保温時間が4時間以上になるとBMD密度は過飽和
となり差が不明確になる。また、低温保持温度が700
℃の場合、保持時間は0. 5時間までの短縮が可能であ
ることがわかる。これに対し、低温保持温度が800℃
の場合(図中△印)は保温時間を少なくとも3. 5時間
以上、低温保持温度が600℃の場合(図中□印)は保
温時間を少なくとも4. 5時間以上にする必要がある。
【0023】本発明の第3実施例は、プレアニールの第
2ステップ温度すなわち900〜1100℃の中温保持
温度をパラメータとしたもので、図4に示すようにプレ
アニール条件は、第1ステップを700℃×5時間とし
て酸素析出核を十分に発生させ、第2ステップをT℃×
4時間とした。また、シリコン基板は格子間酸素濃度O
i が15×1017 atoms/ccの高酸素濃度のものを用い
た。図4から、低温温度保持で発生させた酸素析出核あ
るいは酸素析出物を中温保持で成長させるには、900
℃以上の温度であれば十分であることが分かる。ただ
し、低温デバイスプロセスでは最高温度が1000℃と
いわれているので、ウェーハ製造工程において1000
℃以上の高温域を使用するのは汚染の面から見て好まし
くない。従って、プレアニールの第2ステップ温度とし
ては900〜1000℃の温度域を使用することが望ま
しい。
【0024】次に、本発明の第4実施例として中温保持
時間をパラメータとしたときのBMD密度の挙動を図5
に示す。プレアニール条件は、第1ステップを700℃
×5時間として酸素析出核を十分に発生させ、第2ステ
ップを900℃×t時間とした。シリコン基板は格子間
酸素濃度Oi が15×1017 atoms/ccの高酸素濃度の
ものを用いた。この場合、中温保持時間は0. 5時間ま
での短縮が可能である。また、中温保持時間が4時間以
上になるとBMD密度は過飽和となり、差が不明確にな
る。
【0025】上記の各実施例で明らかなように、2ステ
ッププレアニールの第1ステップにおいてほぼ600〜
900℃の低温温度域でP- シリコンウェーハに酸素析
出核を作り込み、この酸素析出核を酸素析出物に成長さ
せるため第2ステップで900〜1100℃の中温温度
域で加熱することにより、シリコン基板の酸素濃度に係
わりなくBMD密度の制御が可能となる。
【0026】以上説明したように本発明によれば、P-
シリコンウェーハに低温域での温度保持と中温域での温
度保持とをランピングで組み合わせた2ステップのプレ
アニール処理を施した後、エピタキシャル成長を行うよ
うにしたので、低温デバイスプロセスの初期段階におい
て十分なIG能力を備えたP/P- エピタキシャルウェ
ーハを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるP/P- エピタキシャルウェー
ハの製造工程図である。
【図2】2ステッププレアニールの低温保持温度をパラ
メータとした場合の、エピタキシャル成長後のBMD密
度の挙動を示す図である。
【図3】2ステッププレアニールの低温保持時間をパラ
メータとした場合の、エピタキシャル成長後のBMD密
度の挙動を示す図である。
【図4】2ステッププレアニールの中温保持温度をパラ
メータとした場合の、エピタキシャル成長後のBMD密
度の挙動を示す図である。
【図5】2ステッププレアニールの中温保持時間をパラ
メータとした場合の、エピタキシャル成長後のBMD密
度の挙動を示す図である。
【図6】従来技術によるP/P- エピタキシャルウェー
ハの製造工程図である。
【図7】P/P- エピタキシャルウェーハとP- ポリッ
シュドウェーハとについて析出熱処理後のBMD密度を
比較した図である。
【図8】1ステッププレアニールの保持温度、保持時間
に対するエピタキシャル成長後のBMD密度の挙動を示
す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林田 広一郎 神奈川県平塚市四之宮2612 コマツ電子金 属株式会社内 Fターム(参考) 5F052 DA01 DB01 EA15 HA03 KA05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枚葉式エピタキシャル成長炉を用いて製
    造するP/P- エピタキシャルウェーハであって、酸素
    析出核、酸素析出物を発生あるいは成長させるプレアニ
    ール工程と、プレアニールによって形成された熱酸化膜
    を除去する酸化膜除去工程と、エピタキシャル成長工程
    とを経て製作され、2×104 個/cm2 以上のBMD密
    度を有することを特徴とするP/P- エピタキシャルウ
    ェーハ。
  2. 【請求項2】 枚葉式エピタキシャル成長炉を用いるP
    /P- エピタキシャルウェーハの製造方法において、酸
    素析出核、酸素析出物を発生あるいは成長させるプレア
    ニール工程と、プレアニールによって形成された熱酸化
    膜を除去する酸化膜除去工程と、これに続くエピタキシ
    ャル成長工程とを有して、2×104個/cm2 以上のB
    MD密度を有するP/P- エピタキシャルウェーハを得
    ることを特徴とするP/P- エピタキシャルウェーハの
    製造方法。
  3. 【請求項3】 枚葉式エピタキシャル成長炉を用いるP
    /P- エピタキシャルウェーハの製造方法において、格
    子間酸素濃度Oi が15×1017atoms/cc以上のシリコ
    ン基板に対して酸素析出核、酸素析出物を発生あるいは
    成長させると共に、580〜820℃の温度を0. 5時
    間以上保持する低温保持と900〜1100℃の温度を
    0. 5時間以上保持する中温保持とをランピングアニー
    ルによって構成したプレアニール工程と、プレアニール
    工程によって形成された熱酸化膜を除去する酸化膜除去
    工程と、これに続くエピタキシャル成長工程とを有し
    て、2×104 個/cm2 以上のBMD密度を有するP/
    - エピタキシャルウェーハを得ることを特徴とするP
    /P- エピタキシャルウェーハの製造方法。
  4. 【請求項4】 枚葉式エピタキシャル成長炉を用いるP
    /P- エピタキシャルウェーハの製造方法において、格
    子間酸素濃度Oi が14×1017atoms/cc以上、15×
    1017atoms/cc未満のシリコン基板に対して酸素析出
    核、酸素析出物を発生あるいは成長させると共に、62
    0〜800℃の温度を0. 5時間以上保持する低温保持
    と900〜1100℃の温度を0. 5時間以上保持する
    中温保持とをランピングアニールによって構成したプレ
    アニール工程と、プレアニール工程によって形成された
    熱酸化膜を除去する酸化膜除去工程と、これに続くエピ
    タキシャル成長工程とを有して、2×104 個/cm2
    上のBMD密度を有するP/P- エピタキシャルウェー
    ハを得ることを特徴とするP/P- エピタキシャルウェ
    ーハの製造方法。
  5. 【請求項5】 枚葉式エピタキシャル成長炉を用いるP
    /P- エピタキシャルウェーハの製造方法において、格
    子間酸素濃度Oi が13×1017atoms/cc以上、14×
    1017atoms/cc未満のシリコン基板に対して酸素析出
    核、酸素析出物を発生あるいは成長させると共に、66
    0〜780℃の温度を0. 5時間以上保持する低温保持
    と900〜1100℃の温度を0. 5時間以上保持する
    中温保持とをランピングアニールによって構成したプレ
    アニール工程と、プレアニール工程によって形成された
    熱酸化膜を除去する酸化膜除去工程と、これに続くエピ
    タキシャル成長工程とを有して、2×104 個/cm2
    上のBMD密度を有するP/P- エピタキシャルウェー
    ハを得ることを特徴とするP/P- エピタキシャルウェ
    ーハの製造方法。
  6. 【請求項6】 枚葉式エピタキシャル成長炉を用いるP
    /P- エピタキシャルウェーハの製造方法において、格
    子間酸素濃度Oi が12×1017atoms/cc以上、13×
    1017atoms/cc未満のシリコン基板に対して酸素析出
    核、酸素析出物を発生あるいは成長させると共に、70
    0〜750℃の温度を0. 5時間以上保持する低温保持
    と900〜1100℃の温度を0. 5時間以上保持する
    中温保持とをランピングアニールによって構成したプレ
    アニール工程と、プレアニール工程によって形成された
    熱酸化膜を除去する酸化膜除去工程と、これに続くエピ
    タキシャル成長工程とを有して、2×104 個/cm2
    上のBMD密度を有するP/P- エピタキシャルウェー
    ハを得ることを特徴とするP/P- エピタキシャルウェ
    ーハの製造方法。
  7. 【請求項7】 枚葉式エピタキシャル成長炉を用いるP
    /P- エピタキシャルウェーハの製造方法において、格
    子間酸素濃度Oi が15×1017atoms/cc以上のシリコ
    ン基板に対して酸素析出核、酸素析出物を発生あるいは
    成長させると共に、700℃の温度を5時間以上保持す
    る低温保持と900℃の温度を0. 5時間以上保持する
    中温保持とをランピングアニールによって構成したプレ
    アニール工程と、プレアニール工程によって形成された
    熱酸化膜を除去する酸化膜除去工程と、これに続くエピ
    タキシャル成長工程とを有して、2×104 個/cm2
    上のBMD密度を有するP/P- エピタキシャルウェー
    ハを得ることを特徴とするP/P- エピタキシャルウェ
    ーハの製造方法。
  8. 【請求項8】 枚葉式エピタキシャル成長炉を用いるP
    /P- エピタキシャルウェーハの製造方法において、プ
    レアニール工程のみバッチ式熱処理で行うことを特徴と
    するP/P- エピタキシャルウェーハの製造方法。
JP29907998A 1998-10-06 1998-10-06 P/p−エピタキシャルウェーハの製造方法 Expired - Lifetime JP4647732B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29907998A JP4647732B2 (ja) 1998-10-06 1998-10-06 P/p−エピタキシャルウェーハの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29907998A JP4647732B2 (ja) 1998-10-06 1998-10-06 P/p−エピタキシャルウェーハの製造方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2000114176A true JP2000114176A (ja) 2000-04-21
JP2000114176A5 JP2000114176A5 (ja) 2005-11-17
JP4647732B2 JP4647732B2 (ja) 2011-03-09

Family

ID=17867924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29907998A Expired - Lifetime JP4647732B2 (ja) 1998-10-06 1998-10-06 P/p−エピタキシャルウェーハの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4647732B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1475829A1 (en) * 2002-01-25 2004-11-10 Shin-Etsu Handotai Co., Ltd Silicon epitaxial wafer and its production method
EP2169708A3 (en) * 2008-09-29 2011-03-02 MagnaChip Semiconductor Ltd. Silicon wafer and fabrication method thereof
KR101184380B1 (ko) * 2008-08-28 2012-09-20 매그나칩 반도체 유한회사 에피택셜 웨이퍼 제조 방법, 이를 적용한 에피택셜 웨이퍼,및 반도체 소자
CN116759325A (zh) * 2023-08-23 2023-09-15 江苏卓胜微电子股份有限公司 用于监控离子注入剂量的阻值监控方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03166733A (ja) * 1989-11-27 1991-07-18 Olympus Optical Co Ltd 半導体装置の製造方法
JPH0897220A (ja) * 1994-09-26 1996-04-12 Toshiba Ceramics Co Ltd シリコンエピタキシャルウェーハの製造方法及びシリコンエピタキシャルウェーハ
JPH10223641A (ja) * 1996-12-03 1998-08-21 Sumitomo Sitix Corp 半導体シリコンエピタキシャルウェーハ及び半導体デバイスの製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03166733A (ja) * 1989-11-27 1991-07-18 Olympus Optical Co Ltd 半導体装置の製造方法
JPH0897220A (ja) * 1994-09-26 1996-04-12 Toshiba Ceramics Co Ltd シリコンエピタキシャルウェーハの製造方法及びシリコンエピタキシャルウェーハ
JPH10223641A (ja) * 1996-12-03 1998-08-21 Sumitomo Sitix Corp 半導体シリコンエピタキシャルウェーハ及び半導体デバイスの製造方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1475829A1 (en) * 2002-01-25 2004-11-10 Shin-Etsu Handotai Co., Ltd Silicon epitaxial wafer and its production method
EP1475829A4 (en) * 2002-01-25 2008-01-23 Shinetsu Handotai Kk SILICON PITAXIS WAFERS AND METHOD FOR THE PRODUCTION THEREOF
KR101184380B1 (ko) * 2008-08-28 2012-09-20 매그나칩 반도체 유한회사 에피택셜 웨이퍼 제조 방법, 이를 적용한 에피택셜 웨이퍼,및 반도체 소자
EP2169708A3 (en) * 2008-09-29 2011-03-02 MagnaChip Semiconductor Ltd. Silicon wafer and fabrication method thereof
US7977216B2 (en) 2008-09-29 2011-07-12 Magnachip Semiconductor, Ltd. Silicon wafer and fabrication method thereof
US8486813B2 (en) 2008-09-29 2013-07-16 Magnachip Semiconductor, Ltd. Silicon wafer and fabrication method thereof
US9018735B2 (en) 2008-09-29 2015-04-28 Magnachip Semiconductor, Ltd. Silicon wafer and fabrication method thereof
CN116759325A (zh) * 2023-08-23 2023-09-15 江苏卓胜微电子股份有限公司 用于监控离子注入剂量的阻值监控方法
CN116759325B (zh) * 2023-08-23 2023-11-03 江苏卓胜微电子股份有限公司 用于监控离子注入剂量的阻值监控方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4647732B2 (ja) 2011-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5700333A (en) Thin-film photoelectric conversion device and a method of manufacturing the same
JP3384506B2 (ja) 半導体基板の製造方法
CN101010805A (zh) Simox基板的制造方法以及由该方法得到的simox基板
KR20000057350A (ko) 반도체 실리콘 에피택셜 웨이퍼 및 반도체 디바이스의 제조 방법
JP3223847B2 (ja) シリコン単結晶ウェーハの熱処理方法と製造方法
WO2005014898A1 (ja) ウエーハの製造方法
JP2998330B2 (ja) Simox基板及びその製造方法
JP3022044B2 (ja) シリコンウエハの製造方法およびシリコンウエハ
JP2000114176A (ja) P/p− エピタキシャルウェーハ及びその製造方法
JP3022045B2 (ja) シリコンウエハの製造方法及びシリコンウエハ
US6518150B1 (en) Method of manufacturing semiconductor device
JPH0737893A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH05235005A (ja) 半導体基板及びその製造方法
JP2943369B2 (ja) 半導体基板の製造方法
WO2001086710A1 (fr) Procede de production de plaquettes epitaxiales de silicium
JP3294722B2 (ja) シリコンウェーハの製造方法及びシリコンウェーハ
JPS6326541B2 (ja)
JP2005064254A (ja) アニールウエーハの製造方法
JPH0234932A (ja) 半導体ウエハのゲッタリング方法
JP2000114176A5 (ja)
JPH0247836A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2010062503A (ja) Simoxウェーハの結晶欠陥の低減方法及びsimoxウェーハ
JPH02164040A (ja) シリコン半導体基板の処理方法
JPH0479228A (ja) 半導体層の形成方法
JPH1187258A (ja) 半導体装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050928

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050928

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050928

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050928

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20071009

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090714

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100831

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101021

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101130

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101209

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term