JP2000113466A - 再生専用型光ディスク - Google Patents
再生専用型光ディスクInfo
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- JP2000113466A JP2000113466A JP10294475A JP29447598A JP2000113466A JP 2000113466 A JP2000113466 A JP 2000113466A JP 10294475 A JP10294475 A JP 10294475A JP 29447598 A JP29447598 A JP 29447598A JP 2000113466 A JP2000113466 A JP 2000113466A
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- JP
- Japan
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- optical disk
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- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディスクのフォーマット利用効率の向上を図
り、かつ大容量データを扱うのに適した物理フォーマッ
トを有する再生専用型光ディスクを提供する。 【解決手段】 データがプリピット列を形成することに
より書き込まれる再生専用型光ディスク１は、ディスク
の物理フォーマット構成としてプリピット列ＰＰｊ，Ｐ
Ｐｊ＋１が光ディスク１の半径方向Ｒに蛇行（以下、ウ
オブルと記す。）するように形成される。上記プリピッ
ト列を光ディスク１の半径方向にウオブルさせて形成す
る際に、任意の変調規則に基づいてアドレス情報を前記
ウオブルに重畳させながら書き込むように形成する。
り、かつ大容量データを扱うのに適した物理フォーマッ
トを有する再生専用型光ディスクを提供する。 【解決手段】 データがプリピット列を形成することに
より書き込まれる再生専用型光ディスク１は、ディスク
の物理フォーマット構成としてプリピット列ＰＰｊ，Ｐ
Ｐｊ＋１が光ディスク１の半径方向Ｒに蛇行（以下、ウ
オブルと記す。）するように形成される。上記プリピッ
ト列を光ディスク１の半径方向にウオブルさせて形成す
る際に、任意の変調規則に基づいてアドレス情報を前記
ウオブルに重畳させながら書き込むように形成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、大容量光ディスク
に係り、特にデータがプリピット列を形成することによ
り書き込まれる再生専用型光ディスクに関するものであ
る。
に係り、特にデータがプリピット列を形成することによ
り書き込まれる再生専用型光ディスクに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】コンピュータなどに使用される大容量の
記憶媒体のうち再生専用型光ディスクとしてとしてＤＶ
Ｄ(ディジタルビデオ ディスク)−ＲＯＭやＣＤ−ＲＯ
Ｍが製品化されている。これらの再生専用型光ディスク
はデータがすべてプリピット列を形成することにより書
き込まれる。図３はプリピット列が形成された従来の再
生専用型光ディスク２０を示している。同図（Ａ）にお
ける光ディスク２０のデータ記録領域２２を拡大して図
３（Ｂ）に示すようにプリピット列は光ディスク２０の
円周方向に直線状に配置されている。
記憶媒体のうち再生専用型光ディスクとしてとしてＤＶ
Ｄ(ディジタルビデオ ディスク)−ＲＯＭやＣＤ−ＲＯ
Ｍが製品化されている。これらの再生専用型光ディスク
はデータがすべてプリピット列を形成することにより書
き込まれる。図３はプリピット列が形成された従来の再
生専用型光ディスク２０を示している。同図（Ａ）にお
ける光ディスク２０のデータ記録領域２２を拡大して図
３（Ｂ）に示すようにプリピット列は光ディスク２０の
円周方向に直線状に配置されている。
【０００３】このようにプリピット列が配置された従来
の再生専用型光ディスクの物理フォーマットを図４に示
す。この物理フォーマットではファイル管理の最小単位
を１フレーム（セクタ）とし、各フレームはその先頭に
アドレス情報としてのセクタアドレスを示すＩＤ(Ident
ification)部と、このＩＤ部に続いてデータが書き込ま
れたデータ部（ＤＡＴＡ）とからなり、このフレームが
光ディスク２０（図３）の全周にわたってプリピット列
として連続して形成されている。
の再生専用型光ディスクの物理フォーマットを図４に示
す。この物理フォーマットではファイル管理の最小単位
を１フレーム（セクタ）とし、各フレームはその先頭に
アドレス情報としてのセクタアドレスを示すＩＤ(Ident
ification)部と、このＩＤ部に続いてデータが書き込ま
れたデータ部（ＤＡＴＡ）とからなり、このフレームが
光ディスク２０（図３）の全周にわたってプリピット列
として連続して形成されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の再生専用型光ディスクでは物理フォーマットが、ファ
イル管理の最小単位である１フレーム（セクタ）毎にＩ
Ｄ部（アドレス情報）がデータ部（ＤＡＴＡ）と共にプ
リピット列として配置されるように構成され、基本的に
すべての情報がディスク上にプリピット列として形成さ
れるようになっていいる。したがってコードデータなど
小さなファイルを主として扱う場合には適したディスク
フォーマットである。
の再生専用型光ディスクでは物理フォーマットが、ファ
イル管理の最小単位である１フレーム（セクタ）毎にＩ
Ｄ部（アドレス情報）がデータ部（ＤＡＴＡ）と共にプ
リピット列として配置されるように構成され、基本的に
すべての情報がディスク上にプリピット列として形成さ
れるようになっていいる。したがってコードデータなど
小さなファイルを主として扱う場合には適したディスク
フォーマットである。
【０００５】しかしながら、動画などの画像データや音
声データなどの大規模のファイルを主として扱う場合に
は、従来の再生専用型光ディスクでは極めて大きいオー
バヘッドが生じ、ディスクのフォーマット利用効率が悪
く、大容量化に適さないという問題があった。
声データなどの大規模のファイルを主として扱う場合に
は、従来の再生専用型光ディスクでは極めて大きいオー
バヘッドが生じ、ディスクのフォーマット利用効率が悪
く、大容量化に適さないという問題があった。
【０００６】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、ディスクのフォーマット利用効率の向上を
図ると共に、大容量データを扱うのに適した物理フォー
マットを有する再生専用型光ディスクを提供することを
目的とする。
ものであり、ディスクのフォーマット利用効率の向上を
図ると共に、大容量データを扱うのに適した物理フォー
マットを有する再生専用型光ディスクを提供することを
目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項１に記載の発明は、データがプリピット列を形
成することにより書き込まれる再生専用型光ディスクに
おいて、前記プリピット列が前記ディスクの半径方向に
蛇行（ウオブル）するように形成されていることを特徴
とする。
に請求項１に記載の発明は、データがプリピット列を形
成することにより書き込まれる再生専用型光ディスクに
おいて、前記プリピット列が前記ディスクの半径方向に
蛇行（ウオブル）するように形成されていることを特徴
とする。
【０００８】また請求項２に記載の発明は、請求項１に
記載の再生専用型光ディスクにおいて、前記プリピット
列を前記ディスクの半径方向にウオブルさせて形成する
際に、任意の変調規則に基づいてアドレス情報を前記ウ
オブルに重畳させながら書き込むように形成することを
特徴とする。
記載の再生専用型光ディスクにおいて、前記プリピット
列を前記ディスクの半径方向にウオブルさせて形成する
際に、任意の変調規則に基づいてアドレス情報を前記ウ
オブルに重畳させながら書き込むように形成することを
特徴とする。
【０００９】また請求項３に記載の発明は、データがプ
リピット列を形成することにより書き込まれる再生専用
型光ディスクにおいて、前記プリピット列が前記ディス
クの半径方向に蛇行（ウオブル）するように形成され、
かつ前記ディスクの半径方向に複数のゾーンに分割され
て形成されることを特徴とする。
リピット列を形成することにより書き込まれる再生専用
型光ディスクにおいて、前記プリピット列が前記ディス
クの半径方向に蛇行（ウオブル）するように形成され、
かつ前記ディスクの半径方向に複数のゾーンに分割され
て形成されることを特徴とする。
【００１０】また請求項４に記載の発明は、請求項３に
記載の再生専用型光ディスクにおいて、前記分割された
各ゾーン毎に該ゾーンに書き込まれたデータを読み出す
ためのゾーンアドレスを、任意の変調規則に基づいて前
記ウオブルに重畳させながら形成することを特徴とす
る。
記載の再生専用型光ディスクにおいて、前記分割された
各ゾーン毎に該ゾーンに書き込まれたデータを読み出す
ためのゾーンアドレスを、任意の変調規則に基づいて前
記ウオブルに重畳させながら形成することを特徴とす
る。
【００１１】また請求項５に記載の発明は、請求項３ま
たは４のいずれかに記載の再生専用型光ディスクにおい
て、少なくとも各ゾーン内ではＣＡＶ(Constant Angula
r Velocity)方式によ り回転制御されている状態下で前
記ウオブルが形成されることを特徴とする。
たは４のいずれかに記載の再生専用型光ディスクにおい
て、少なくとも各ゾーン内ではＣＡＶ(Constant Angula
r Velocity)方式によ り回転制御されている状態下で前
記ウオブルが形成されることを特徴とする。
【００１２】また請求項６に記載の発明は、請求項３乃
至５のいずれかに記載の再生専用型光ディスクにおい
て、ファイル管理の最小単位を前記ゾーン単位としたこ
とを特徴とする。
至５のいずれかに記載の再生専用型光ディスクにおい
て、ファイル管理の最小単位を前記ゾーン単位としたこ
とを特徴とする。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。本発明の第１の実施の形態
に係る再生専用型光ディスクの構成を図１に示す。図１
（Ａ）において、データがプリピット列を形成すること
により書き込まれる再生専用型光ディスク１は、ディス
クの物理フォーマット構成として図１（Ｂ）に示すよう
にプリピット列ＰＰｊ，ＰＰｊ＋１が光ディスク１の半
径方向Ｒに蛇行（以下、ウオブルと記す。）するように
形成される。尚、基準線Ｒは半径方向を示しており、図
１（Ｂ）は図１（Ａ）の光ディスク１におけるデータ記
録領域Ｚ０を部分的に拡大して示している。
を参照して詳細に説明する。本発明の第１の実施の形態
に係る再生専用型光ディスクの構成を図１に示す。図１
（Ａ）において、データがプリピット列を形成すること
により書き込まれる再生専用型光ディスク１は、ディス
クの物理フォーマット構成として図１（Ｂ）に示すよう
にプリピット列ＰＰｊ，ＰＰｊ＋１が光ディスク１の半
径方向Ｒに蛇行（以下、ウオブルと記す。）するように
形成される。尚、基準線Ｒは半径方向を示しており、図
１（Ｂ）は図１（Ａ）の光ディスク１におけるデータ記
録領域Ｚ０を部分的に拡大して示している。
【００１４】また上記プリピット列を光ディスク１の半
径方向にウオブルさせて形成する際に、任意の変調規則
に基づいてアドレス情報を前記ウオブルに重畳させなが
ら書き込むように形成する。このように構成することに
より、基本的にアドレス情報をプリピット列に挿入する
必要がなくなり、ディスクのフォーマット利用効率を高
めることが可能となる。
径方向にウオブルさせて形成する際に、任意の変調規則
に基づいてアドレス情報を前記ウオブルに重畳させなが
ら書き込むように形成する。このように構成することに
より、基本的にアドレス情報をプリピット列に挿入する
必要がなくなり、ディスクのフォーマット利用効率を高
めることが可能となる。
【００１５】また上記プリピット列を光ディスク１の半
径方向にウオブルさせて形成する際にアドレス情報以外
に、例えば、ディスクの種類や特性などの情報を前記ウ
オブルに重畳させるように構成してもよい。このように
構成することにより、アドレス情報と同様にディスクの
種類や特性などの情報をプリピット列に挿入する必要が
なくなり、その結果、ディスクのフォーマット利用効率
を高めることが可能となる。更にアドレス情報及び上述
したディスクの種類や特性などの情報の両方を前記ウオ
ブルに重畳させ、可能な限り、データ情報のみを前記プ
リピット列を形成することにより書き込むように構成し
てもよい。このように構成することによりディスクのフ
ォーマット利用効率を理想的に高めることが可能とな
る。尚、上記以外の情報を前記ウオブルに重畳させるよ
うに構成しても同様の効果が得られることは勿論であ
る。
径方向にウオブルさせて形成する際にアドレス情報以外
に、例えば、ディスクの種類や特性などの情報を前記ウ
オブルに重畳させるように構成してもよい。このように
構成することにより、アドレス情報と同様にディスクの
種類や特性などの情報をプリピット列に挿入する必要が
なくなり、その結果、ディスクのフォーマット利用効率
を高めることが可能となる。更にアドレス情報及び上述
したディスクの種類や特性などの情報の両方を前記ウオ
ブルに重畳させ、可能な限り、データ情報のみを前記プ
リピット列を形成することにより書き込むように構成し
てもよい。このように構成することによりディスクのフ
ォーマット利用効率を理想的に高めることが可能とな
る。尚、上記以外の情報を前記ウオブルに重畳させるよ
うに構成しても同様の効果が得られることは勿論であ
る。
【００１６】本発明の第２の実施形態に係る再生専用型
光ディスクの構成を図２に示す。図２（Ａ）に示すよう
に、本実施の形態に係る光ディスク１０はディスクの半
径方向に任意の複数のゾーン２１〜２ｉ（ｉは自然数）
に分割される。図１（Ａ）におけるデータ記録領域Ｚｉ
を拡大した状態を図２（Ｂ）に示す。図２（Ｂ）に示す
ように本実施の形態に係る光ディスク１０においても第
１の実施形態（図１）と同様にプリピット列ＰＰｋ，Ｐ
Ｐｋ＋１はディスクの半径方向（基準線Ｒの方向）にウ
オブルして形成される。そして分割された各ゾーン毎に
該各ゾーンに書き込まれたデータを読み出すためのゾー
ンアドレスを、任意の変調規則に基づいて前記ウオブル
に重畳させながら形成する。
光ディスクの構成を図２に示す。図２（Ａ）に示すよう
に、本実施の形態に係る光ディスク１０はディスクの半
径方向に任意の複数のゾーン２１〜２ｉ（ｉは自然数）
に分割される。図１（Ａ）におけるデータ記録領域Ｚｉ
を拡大した状態を図２（Ｂ）に示す。図２（Ｂ）に示す
ように本実施の形態に係る光ディスク１０においても第
１の実施形態（図１）と同様にプリピット列ＰＰｋ，Ｐ
Ｐｋ＋１はディスクの半径方向（基準線Ｒの方向）にウ
オブルして形成される。そして分割された各ゾーン毎に
該各ゾーンに書き込まれたデータを読み出すためのゾー
ンアドレスを、任意の変調規則に基づいて前記ウオブル
に重畳させながら形成する。
【００１７】更に本実施の形態では、各ゾーンのゾーン
アドレスを、任意の変調方式に基づいて上記ウオブルに
重畳させながらプリピット列を形成する際に、少なくと
も各ゾーン内ではＣＡＶ（Constant Angular Velocit
y）方式によりディスク駆動装置により回転制御されて
いる状態下で上記プリピット列がウオブルして形成され
る。
アドレスを、任意の変調方式に基づいて上記ウオブルに
重畳させながらプリピット列を形成する際に、少なくと
も各ゾーン内ではＣＡＶ（Constant Angular Velocit
y）方式によりディスク駆動装置により回転制御されて
いる状態下で上記プリピット列がウオブルして形成され
る。
【００１８】各ゾーン内は、すべて同一のアドレス情報
（ゾーンアドレス）であるため、各ゾーン内において
は、隣接するプリピット列は同一のウオブル周期を有す
ることとなる。図２（Ｂ）に示すようにプリピット列Ｐ
Ｐｋ，ＰＰｋ＋１のウオブル周期は同一であり、かつ同
位相である。この結果、トラックを高密度化してトラッ
クピッチが狭くなったとしても極めて高いＣ／Ｎ比で前
記ウオブルからアドレス情報を検出することが可能にな
る。
（ゾーンアドレス）であるため、各ゾーン内において
は、隣接するプリピット列は同一のウオブル周期を有す
ることとなる。図２（Ｂ）に示すようにプリピット列Ｐ
Ｐｋ，ＰＰｋ＋１のウオブル周期は同一であり、かつ同
位相である。この結果、トラックを高密度化してトラッ
クピッチが狭くなったとしても極めて高いＣ／Ｎ比で前
記ウオブルからアドレス情報を検出することが可能にな
る。
【００１９】また図１及び図２においてプリピット列と
ウオブルとの関係を判り易くするために誇張して図示し
ているが、プリピット列のパターン周波数ｆpとウオブ
ル周波数ｆwとの関係 は、ｆp≫ｆwとなるようにプリピ
ット列を形成するので、プリピット列のパターン周波
数ｆpとウオブル周波数ｆwとの相互の影響は実質的に無
視し得る。ここで任意の変調方式としては、例えば、Ｃ
Ｄ−Ｒなどに用いられるＦＭ変調が用いられる。勿論、
他の変調方式であっても問題はない。
ウオブルとの関係を判り易くするために誇張して図示し
ているが、プリピット列のパターン周波数ｆpとウオブ
ル周波数ｆwとの関係 は、ｆp≫ｆwとなるようにプリピ
ット列を形成するので、プリピット列のパターン周波
数ｆpとウオブル周波数ｆwとの相互の影響は実質的に無
視し得る。ここで任意の変調方式としては、例えば、Ｃ
Ｄ−Ｒなどに用いられるＦＭ変調が用いられる。勿論、
他の変調方式であっても問題はない。
【００２０】図２に示したようにフォーマットされた光
ディスク１０にデータを記録する際には、ファイル管理
の最小単位をゾーン単位としてファイル管理を行えばよ
い。特に画像データや音声データなどのような大容量デ
ータを扱うシステムではファイル管理が容易になり、極
めて操作性の高いシステムを構築することができ、極め
て効果的なフォーマット構成であるといえる。
ディスク１０にデータを記録する際には、ファイル管理
の最小単位をゾーン単位としてファイル管理を行えばよ
い。特に画像データや音声データなどのような大容量デ
ータを扱うシステムではファイル管理が容易になり、極
めて操作性の高いシステムを構築することができ、極め
て効果的なフォーマット構成であるといえる。
【００２１】更には、アドレス情報をウオブルに重畳し
てトラック溝を形成するようなタイプの追記（ライトワ
ンス）型光ディスク及び書き換え型光ディスクと共にシ
ステムを構成することにより、再生専用型、追記型及び
書き換え型のすべてのタイプの光ディスク間で極めて容
易に互換性を確保することが可能となる。
てトラック溝を形成するようなタイプの追記（ライトワ
ンス）型光ディスク及び書き換え型光ディスクと共にシ
ステムを構成することにより、再生専用型、追記型及び
書き換え型のすべてのタイプの光ディスク間で極めて容
易に互換性を確保することが可能となる。
【００２２】以上に説明したように本発明の第１、第２
の実施の形態によれば、大容量化に適した物理フォーマ
ットを有する再生専用型光ディスクが得られる。
の実施の形態によれば、大容量化に適した物理フォーマ
ットを有する再生専用型光ディスクが得られる。
【００２３】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項１に記載
の発明によれば、データがプリピット列を形成すること
により書き込まれる再生専用型光ディスクにおいて、前
記プリピット列が前記ディスクの半径方向に蛇行（ウオ
ブル）するように形成されているため、前記ウオブルを
用いて、例えばディスクの種類や特性などの直接、デー
タ情報とは関係ないような情報を、プリピット列により
形成する必要がなくなり、その結果、光ディスクのフォ
ーマット利用効率を極めて高くすることが可能となる。
の発明によれば、データがプリピット列を形成すること
により書き込まれる再生専用型光ディスクにおいて、前
記プリピット列が前記ディスクの半径方向に蛇行（ウオ
ブル）するように形成されているため、前記ウオブルを
用いて、例えばディスクの種類や特性などの直接、デー
タ情報とは関係ないような情報を、プリピット列により
形成する必要がなくなり、その結果、光ディスクのフォ
ーマット利用効率を極めて高くすることが可能となる。
【００２４】請求項２に記載の発明によれば、前記プリ
ピット列を前記ディスクの半径方向にウオブルさせて形
成する際に、任意の変調規則に基づいてアドレス情報を
前記ウオブルに重畳させながら書き込むように形成する
ため、従来のようにアドレス情報をデータ情報と一緒に
前記プリピット列として配置する必要がなくなり、その
結果、光ディスクのフォーマット利用効率を極めて高く
することが可能となる。
ピット列を前記ディスクの半径方向にウオブルさせて形
成する際に、任意の変調規則に基づいてアドレス情報を
前記ウオブルに重畳させながら書き込むように形成する
ため、従来のようにアドレス情報をデータ情報と一緒に
前記プリピット列として配置する必要がなくなり、その
結果、光ディスクのフォーマット利用効率を極めて高く
することが可能となる。
【００２５】請求項３に記載の発明によれば、データが
プリピット列を形成することにより書き込まれる再生専
用型光ディスクにおいて、前記プリピット列が前記ディ
スクの半径方向に蛇行（ウオブル）するように形成さ
れ、かつ前記ディスクの半径方向に複数のゾーンに分割
されて形成されるため、各ゾーン毎に前記ウオブルを有
効利用することが可能となる。
プリピット列を形成することにより書き込まれる再生専
用型光ディスクにおいて、前記プリピット列が前記ディ
スクの半径方向に蛇行（ウオブル）するように形成さ
れ、かつ前記ディスクの半径方向に複数のゾーンに分割
されて形成されるため、各ゾーン毎に前記ウオブルを有
効利用することが可能となる。
【００２６】請求項４に記載の発明によれば、前記分割
された各ゾーン毎に該ゾーンに書き込まれたデータを読
み出すためのゾーンアドレスを、任意の変調規則に基づ
いて前記ウオブルに重畳させながら形成するように構成
したので、各ゾーン毎にゾーンアドレス情報を前記ウオ
ブルを利用して形成でき、その結果、光ディスクのフォ
ーマット利用効率を極めて高くすることが可能になる。
された各ゾーン毎に該ゾーンに書き込まれたデータを読
み出すためのゾーンアドレスを、任意の変調規則に基づ
いて前記ウオブルに重畳させながら形成するように構成
したので、各ゾーン毎にゾーンアドレス情報を前記ウオ
ブルを利用して形成でき、その結果、光ディスクのフォ
ーマット利用効率を極めて高くすることが可能になる。
【００２７】請求項５に記載の発明によれば、少なくと
も各ゾーン内ではＣＡＶ(ConstantAngular Velocity)方
式により回転制御されている状態下で前記ウオブルが形
成されるので、各ゾーン内においては、隣接するプリピ
ット列は同一のウオブル周期を有することとなる。その
結果、トラックを高密度化してトラックピッチが狭くな
ったとしても極めて高いＣ／Ｎ比で前記ウオブルからア
ドレス情報を検出することが可能になる。
も各ゾーン内ではＣＡＶ(ConstantAngular Velocity)方
式により回転制御されている状態下で前記ウオブルが形
成されるので、各ゾーン内においては、隣接するプリピ
ット列は同一のウオブル周期を有することとなる。その
結果、トラックを高密度化してトラックピッチが狭くな
ったとしても極めて高いＣ／Ｎ比で前記ウオブルからア
ドレス情報を検出することが可能になる。
【００２８】請求項６に記載の発明によれば、ファイル
管理の最小単位を前記ゾーン単位としたので、画像デー
タ、音声データなどの大容量データを扱う場合に極めて
操作性の高いシステムを構築することができる。
管理の最小単位を前記ゾーン単位としたので、画像デー
タ、音声データなどの大容量データを扱う場合に極めて
操作性の高いシステムを構築することができる。
【００２９】以上のように本発明によれば、ディスクの
フォーマット利用効率の向上が図れると共に、画像デー
タや音声データなどの大容量データを扱うのに適したデ
ィスクの物理フォーマットを有する再生専用型光ディス
クが得られる。
フォーマット利用効率の向上が図れると共に、画像デー
タや音声データなどの大容量データを扱うのに適したデ
ィスクの物理フォーマットを有する再生専用型光ディス
クが得られる。
【図１】本発明の第１の実施形態に係る再生専用型光デ
ィスクの構成を示す説明図。
ィスクの構成を示す説明図。
【図２】本発明の第２の実施形態に係る再生専用型光デ
ィスクの構成を示す説明図。
ィスクの構成を示す説明図。
【図３】従来の再生専用型光ディスクの構成を示す説明
図。
図。
【図４】図３に示した再生専用型光ディスクの物理フォ
ーマットを示す説明図。
ーマットを示す説明図。
１、１０ 光ディスク ２ ゾーン ２２ データ記録領域
Claims (6)
- 【請求項１】 データがプリピット列を形成することに
より書き込まれる再生専用型光ディスクにおいて、 前記プリピット列が前記ディスクの半径方向に蛇行（ウ
オブル）するように形成されていることを特徴とする再
生専用型光ディスク。 - 【請求項２】 前記プリピット列を前記ディスクの半径
方向にウオブルさせて形成する際に、任意の変調規則に
基づいてアドレス情報を前記ウオブルに重畳させながら
書き込むように形成することを特徴とする請求項１に記
載の再生専用型光ディスク。 - 【請求項３】 データがプリピット列を形成することに
より書き込まれる再生専用型光ディスクにおいて、 前記プリピット列が前記ディスクの半径方向に蛇行（ウ
オブル）するように形成され、かつ前記ディスクの半径
方向に複数のゾーンに分割されて形成されることを特徴
とする再生専用型光ディスク。 - 【請求項４】 前記分割された各ゾーン毎に該ゾーンに
書き込まれたデータを読み出すためのゾーンアドレス
を、任意の変調規則に基づいて前記ウオブルに重畳させ
ながら形成することを特徴とする請求項３に記載の再生
専用型光ディスク。 - 【請求項５】 少なくとも各ゾーン内ではＣＡＶ(Consta
nt Angular Velocity)方式により回転制御されている状
態下で前記ウオブルが形成されることを特徴とする請求
項３または４のいずれかに記載の再生専用型光ディス
ク。 - 【請求項６】 ファイル管理の最小単位を前記ゾーン単
位としたことを特徴とする請求項３乃至５のいずれかに
記載の再生専用型光ディスク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10294475A JP2000113466A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | 再生専用型光ディスク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10294475A JP2000113466A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | 再生専用型光ディスク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000113466A true JP2000113466A (ja) | 2000-04-21 |
Family
ID=17808264
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10294475A Pending JP2000113466A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | 再生専用型光ディスク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000113466A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7502307B2 (en) | 2002-07-02 | 2009-03-10 | Lg Electronics Inc. | Recording medium with restricted playback feature and apparatus and methods for forming, recording, and reproducing the recording medium |
| US7574003B2 (en) | 2003-02-19 | 2009-08-11 | Lg Electronics Inc. | Recording medium, apparatus for forming the recording medium, and apparatus and method for reproducing the recording medium |
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- 1998-09-30 JP JP10294475A patent/JP2000113466A/ja active Pending
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