JP2001143268A - 光ディスク媒体およびその記録方法、記録装置 - Google Patents

光ディスク媒体およびその記録方法、記録装置

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JP2001143268A
JP2001143268A JP32508699A JP32508699A JP2001143268A JP 2001143268 A JP2001143268 A JP 2001143268A JP 32508699 A JP32508699 A JP 32508699A JP 32508699 A JP32508699 A JP 32508699A JP 2001143268 A JP2001143268 A JP 2001143268A
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optical disk
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Junichi Minamino
順一 南野
Hiromichi Ishibashi
広通 石橋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1セクタのユーザデータに対して物理ID、
VFO、バッファ等の冗長を必要とするために記録容量
が小さくなり、連続記録時の転送レートが低いという問
題があった。 【解決手段】 物理ID数を少なくすることによって冗
長度を小さくし、セクタ構造を保つようにゾーン分割を
行うことによって、互換性を保ったままで高い大容量記
録、高転送レート記録を可能とした。更に偶数ゾーンか
ら奇数ゾーンへ移行する場合は、第1の記録部304に
含まれるセクタ数が1増し、第2の記録部305に含ま
れるセクタ数は変わらず、奇数ゾーンから偶数ゾーンへ
移行する場合は第2の記録部に含まれるセクタ数が1増
し、第2の記録部に含まれるセクタ数は変わらない構成
として、1トラックに物理IDが複数個存在する構成で
もゾーン毎にセクタ数が1ずつ増える構成を保ちゾーン
分割の効率を向上させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学的に書き換え
可能な光ディスク媒体およびその記録方法、記録装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスクは映像用途としての要
望が高く、より高画質、長時間の映像記録を行えるよう
に、高密度化、高速化が望まれている。しかしながら現
状の光ディスクは映像を記録するメディアとして十分な
容量とは言えない。そのためには、より微細な情報が記
録できるような記録媒体の開発も重要であるが、直接情
報容量に寄与しない部分、例えばアドレス領域などとい
った、いわゆるオーバーヘッド領域の削減が必須とな
る。
【0003】図10(a)は従来の光ディスクの構成図
であり、(b)はその一部を拡大した詳細図である(例
えば、「日経エレクトロニクス」1997年10月20
日号167〜186頁に記載されているDVD−RAM
フォーマットの光ディスク)。図10において光ディス
ク基板1001における情報記録面は複数のゾーンに分
割され、ゾーン内では回転数一定、ゾーン間の関係は略
線速度、線密度一定の、ZCLV(Zoned Con
stant Linear Verocity)フォー
マットを形成している。あるゾーンにおいては、ディス
ク1周が一定角度毎に複数の記録単位1004に分割さ
れている。
【0004】次に、図10(b)に示すように、記録単
位1004には、記録単位の識別が可能なように記録単
位毎のアドレスが記録されている物理ID部1002が
存在し、信号の記録を行う記録部1003が続いてい
る。ここで、物理ID部1002に記録されているアド
レスは、各記録単位で1ずつ増加していく。つまり、記
録単位1004には、物理アドレスまたは論理アドレス
の割り当て1単位にあたるセクタが1つだけ存在する。
さらに、記録部1003の構成は、VFO1005、セ
クタデータ1006、バッファ1007から構成され
る。VFO1005は、再生時にPLL(Phase
Locked Loop)の引き込みを行うための同期
パターンが記録され、セクタデータ1006には主情報
が記録される。バッファ1007は、記録位置が多少ず
れても後続のセクタに上書きしないよう設けた予備領域
である。
【0005】また、従来の光ディスクに記録する場合、
光ディスクの記録再生で生じるエラーを訂正するため
に、ECC(Error Correction Co
de)を付加したり、符号系列の順序を入れ替えるイン
ターリーブを行っている。一般的に、ECCの付加およ
びインターリーブは複数セクタ、例えばDVD−RAM
では16セクタをエラー訂正ブロックとして処理を行う
ので、実際の記録再生では16個の記録単位をエラー訂
正ブロック(以下、ECCブロック)として記録再生を
実行する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
光ディスクでは、1セクタのユーザデータに対して物理
ID、VFO、バッファ等の冗長を必要とするために記
録容量が小さくなり、連続記録時の転送レートが低いと
いう問題があった。
【0007】本発明は上記問題点に鑑み、フォーマット
効率が高く、より高密度、高転送レート記録が可能な光
ディスクを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の光ディ
スク媒体は、複数の情報単位から構成された情報単位ブ
ロック毎に識別情報を有する。
【0009】請求項2に記載の光ディスク媒体は、請求
項1記載の光ディスク媒体において、情報単位ブロック
の識別情報は、構成する複数の情報単位のうちいずれか
1つの情報単位の識別情報を有する。
【0010】請求項3記載の光ディスク媒体は、請求項
2記載の光ディスク媒体において、識別情報は、追記不
可能としている。
【0011】請求項4記載の光ディスク媒体は、請求項
3記載の光ディスク媒体において、識別情報は、ディス
ク1周に相当する1トラックに整数個存在するようにし
ている。
【0012】請求項5記載の光ディスク媒体は、請求項
4記載の光ディスク媒体において、1トラックに有する
情報単位数が異なる複数のゾーンに分割している。
【0013】請求項6記載の光ディスク媒体は、請求項
5記載の光ディスク媒体において、情報単位数は、ゾー
ン間の線密度が略一定になるように決定している。
【0014】請求項7記載の光ディスク媒体は、請求項
6記載の光ディスク媒体において、少なくとも特定の領
域において1トラックの識別情報数を1としている。
【0015】請求項8記載の光ディスク媒体は、請求項
6記載の光ディスク媒体において、1トラックに複数の
識別情報を有する。
【0016】請求項9記載の光ディスク媒体は、請求項
8記載の光ディスク媒体において、外周のゾーンへ移行
する毎に複数の情報単位ブロックのうちいずれか1つの
情報単位ブロックに含まれる情報単位数が増すようにし
ている。
【0017】請求項10記載の光ディスク媒体は、請求
項1から請求項9いずれかに記載の光ディスク媒体に媒
体において、1トラックに有する情報単位ブロック数が
異なる複数のゾーン領域に分割している。
【0018】請求項11記載の光ディスク媒体は、請求
項10記載の光ディスク媒体において、ゾーン領域間の
線密度が略一定になるような半径幅を持つ分割領域を設
けている。
【0019】請求項12記載の光ディスク記録方法は、
請求項1から請求項11いずれかに記載の光ディスク媒
体に記録する光ディスク記録方法であって、情報単位の
先頭付近に前記情報単位の位置検出パターンを記録す
る。
【0020】請求項13記載の光ディスク記録装置は、
請求項1から請求項11いずれかに記載の光ディスク媒
体に記録する光ディスク記録装置であって、情報単位の
先頭付近に前記情報単位の位置検出パターンを記録す
る。
【0021】請求項14記載の光ディスク記録方法は、
請求項1から請求項11いずれかに記載の光ディスク媒
体に記録する光ディスク記録方法であって、識別情報に
基づいて決定した情報単位毎の識別情報を前記情報単位
の先頭付近に記録する。
【0022】請求項15記載の光ディスク記録装置は、
請求項1から請求項11いずれかに記載の光ディスク媒
体に記録する光ディスク記録装置であって、識別情報に
基づいて決定した情報単位毎の識別情報を前記情報単位
の先頭付近に記録する。
【0023】請求項16記載の光ディスク記録方法は、
請求項1から請求項11いずれかに記載の光ディスク媒
体に記録する光ディスク記録方法であって、記録に先立
って書き換える領域を包含する記録単位の少なくとも書
き換えない部分に対してエラー訂正を施す。
【0024】請求項17記載の光ディスク記録方法は、
請求項16記載の光ディスク記録方法において、アクセ
ス頻度の高い領域を、全ての記録単位に含まれるセクタ
数がエラー訂正ブロックを成すセクタ数の倍数または1
でない約数であるゾーンに割り当てる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0026】(実施の形態1)図1(a)は本発明の実
施の形態1における光ディスクの構成図であり、(b)
はその一部を拡大した詳細図である。図1(a)におい
て101は光ディスク基板、102はディスク製造時に
ピット形状で記録され書き換え不可能な物理ID部、1
03は情報の記録が可能な記録部、104は記録を行う
最小単位である記録単位を表す。次に、図1(b)にお
いて、105は再生時にPLLが引き込むためのパター
ンであるVFO(Variable Frequenc
y Oscilator)、106は物理アドレスまた
は論理アドレス1単位に相当するデータブロックである
セクタ、107は物理アドレスに上書きしないように設
けた予備領域であるバッファを表す。さらに、108は
セクタ106の先頭を検出するために設けたセクタマー
ク、109はセクタ106を識別するためのセクタI
D、110は主情報を含むセクタデータである。
【0027】光ディスク基板101には光学的にアモル
ファス、クリスタルというように相状態を変化させて記
録し、再生時には反射率差によって信号を読み取る相変
化膜があらかじめ形成されている。また、光ディスク基
板101における情報記録面は複数のゾーンに分割さ
れ、ゾーン内では回転数一定、ゾーン間の関係はほぼ線
速度、線密度一定の、ZCLVフォーマットを構成して
いる。
【0028】ここで、記録単位104はディスク1周を
意味する1トラックに相当し、物理ID部102と、記
録部103によって構成されている。実際の記録では、
少なくとも1つの記録単位104に対して記録が行われ
る。
【0029】記録部103の構成は、まず、先頭にVF
O105が存在し、次にn個(nは2以上の整数)のセ
クタ106が続き、さらにバッファ107が続く。全て
のゾーンにおいて1トラックに記録単位104は唯1つ
であり、ゾーンにおける記録部に含まれるセクタ数nは
1つ外周のゾーンに移行する毎に1ずつ増す構成とす
る。このようにゾーンによって記録部に含まれるセクタ
の数を適当に選ぶことによって、線密度を略一定としZ
CLVを実現している。また、セクタ106の構成は、
セクタ106の先頭付近にセクタマーク108と、セク
タID109を設け、さらにセクタデータが続く。な
お、セクタマーク108は主情報を含むセクタデータ1
10に記録されるデータを区別するために、主情報を変
調する変調符号に存在しないパターンを含んでいる。
【0030】あるゾーンにおいて、ゾーンの第m番目の
記録単位104の物理ID部102には、そのゾーンの
先頭物理アドレスをSAとすると、物理アドレスSA+
(m−1)×nがあらかじめ記録されている。
【0031】一方、記録単位104に含まれる任意のセ
クタ106におけるセクタID109には、記録部10
3にセクタデータを記録する際、上記記録単位104の
物理ID部102から物理アドレスを検出して、先頭の
セクタ106のセクタID109には物理アドレスと同
じアドレスが、続くセクタ106のセクタID109に
はセクタ毎に1ずつ増したアドレスがそれぞれ記録され
る。つまりm番目の記録単位のセクタp(p=0からn
−1)のセクタIDに記録するアドレスは、SA+(m
−1)×n+pとなる。
【0032】図6に物理ID部102の一例の模式図を
示す。光ディスク基板101が、溝および溝間に情報を
記録するランド&グルーブ記録の光ディスクであれば、
本発明の光ディスクはゾーン内では物理ID部が放射状
に揃った構成にできるため、例えば図6(a)のように
DVD−RAMで採用されているランド(溝部)とグル
ーブ(溝間部)の間にピット形式で設けるCAPA(C
omplementary Allocated Pi
t Address)が実現できる。または、図6
(b)のようにランドおよびグルーブにそれぞれ設けら
れた、それぞれのトラック線上に配置されたインライン
IDでもかまわない。また光ディスク基板101がラン
ドまたはグルーブのみに記録するの光ディスクであれば
図6(c)のように、記録トラック線上に配置されたイ
ンラインIDを設ければよい。
【0033】なお、従来例のDVD−RAMディスクは
1周ごとにトラックがランドとグルーブで入れ替わるシ
ングルスパイラル構造を有しているが、本実施の形態に
おける光ディスクでも同様の形態をとろうとする場合、
上記物理ID部102をランド、グルーブの切り替え位
置に設けておけば、これを識別することによって容易に
トラッキング極性を切り替えることができる。
【0034】以上のように実施の形態1における光ディ
スクは、物理ID数を少なくすることによって冗長度を
小さくし、セクタ構造を保つようにゾーン分割を行い、
さらにセクタデータ記録に際にセクタマークおよびセク
タIDを記録形成することによって、記録再生時におけ
るセクタアクセス性、互換性を保ったままで高い大容量
記録、高転送レート記録を実現することができる。ま
た、物理ID数が減っても、セクタIDがこれを補完す
るため、例えば、1記録単位を再生している間に誤トラ
ックジャンプが発生しても、迅速にこれを検知し、適切
なる処置を施すことが可能となる。
【0035】しかしながら、一方では実施の形態1の光
ディスクでは物理ID上に広くディフェクト等が存在
し、物理IDの検出が不可能になると、1記録単位が特
定できず、これを構成するすべてのセクタへの記録が不
可能となるという課題が発生する。
【0036】(実施の形態2)図2(a)は本発明の実
施の形態2における光ディスクの構成図であり、(b)
はその一部を拡大した詳細図である。図2(a)におい
て、201は光ディスク基板、202は第1の物理ID
部、203は第2の物理ID部、204は第1の記録
部、205は第2の記録部、206は第1の記録単位、
207は第2の記録単位を示している。ただし、第1の
記録部204および第2の記録部205は、実施の形態
1における記録部103とほぼ同様の構成、機能を有す
るものとする。また、光ディスク基板201は実施の形
態1における光ディスクと同様、ZCLVフォーマット
の相変化光ディスクとする。
【0037】実施の形態1では、光ディスク基板101
は1トラックに唯1つの記録単位を有する構成とした
が、本実施の形態では、光ディスク基板201は、1ト
ラックに第1の記録単位206と第2の記録単位207
が存在する。さらに、第1の記録単位206は、第1の
物理ID部202と、第1の記録部204によって構成
され、同様に第2の記録単位207は第2の物理ID部
203と第2の記録部205によって構成されている。
実際の記録では少なくとも第1の記録単位206または
第2の記録単位207のどちらか一方に対して記録が行
われる。一方、連続記録においては、第1の記録単位2
06、第2の記録単位207、次のトラックの第1の記
録単位206、第2の記録単位207というように記録
される。
【0038】ここで、本実施の形態の光ディスク基板2
01では、1トラックあたり2個の記録単位が存在する
ので、1トラックあたりのセクタ数は1つ外周のゾーン
に移行する毎に2ずつ増す構成である。このようにゾー
ンによって記録部に含まれるセクタの数を適当に選ぶこ
とによって、線密度を略一定としZCLVを実現してい
る。
【0039】あるゾーンにおいて、ゾーンの第m番目の
トラックの第1の記録単位206に含まれる第1の物理
ID部202には、そのゾーンの先頭物理アドレスをS
Aとすると、物理アドレスSA+(m−1)×n×2が
あらかじめ記録されている。一方、第m番目のトラック
の第2の記録単位207に含まれる第2の物理ID部2
03には、物理アドレスSA+(m−1)×n×2+n
があらかじめ記録されている。
【0040】ここで、第1の物理ID部202上に、例
えばディフェクト等が存在して第1の記録単位206の
物理アドレスが検出が不可能な場合、前もって検出され
ている1トラック前の第2の記録単位の物理アドレスか
ら算出することによって、第1の記録単位206の物理
アドレスの認識が可能となる。同様に第2の記録単位2
07のアドレスが検出不可能な場合も、第1の記録単位
のアドレスから算出できる。
【0041】なお、本実施の形態では1トラックに2つ
の記録単位を有する構成としたが、記録単位数<セクタ
数という関係であればいくつの記録単位であっても同様
の効果を発揮する。例えば1トラックに3つの記録単位
を有する構成であれば1つ外周のゾーンへ移行する毎に
1トラックのセクタ数は3ずつ増す構成となる。
【0042】以上のように実施の形態2における光ディ
スクは、実施の形態1における光ディスクに加えて、さ
らに1トラックに複数個の物理IDを持つことによっ
て、物理ID上に広くディフェクト等が存在する場合で
も物理IDの補完を可能としている。
【0043】しかしながら実施の形態2の光ディスクで
は、1つ外周のゾーンへ移行する毎に1トラックのセク
タ数は2ずつ増すため、ゾーン分割の効率が悪くなり、
ゾーン内での線密度格差が大きくなるため、フォーマッ
ト効率が低下するという課題が新たに発生する。
【0044】(実施の形態3)図3(a)は本発明の実
施の形態3における光ディスクの構成図であり、(b)
はその奇数ゾーンの一部を拡大した詳細図である。図3
(a)において、301は光ディスク基板、302は第
1の物理ID部、303は第2の物理ID部、304は
第1の記録部、305は第2の記録部、306は第1の
記録単位、307は第2の記録単位を表す。ただし、第
1の記録単位306、第2の記録単位307は実施の形
態1における記録単位104とほぼ同様の構成、機能を
有するものとする。また、光ディスク基板301は実施
の形態2における光ディスクと同様、ZCLVフォーマ
ットの相変化光ディスクとする。
【0045】光ディスク基板301は実施の形態2にお
ける光ディスクと同様、1トラックに第1の記録単位3
06と第2の記録単位307が存在する。本実施の形態
の光ディスクの特徴は、第2の物理IDの整列条件を緩
和させたことにおり、ゾーン毎のセクタ増加分を1に留
めたことにある。つまり、1トラックに複数存在する記
録単位のうち、そのいずれか1つの記録単位のセクタ数
を1増加する構成としている。
【0046】まず、光ディスク基板301は、偶数ゾー
ンにおける第1の記録部304および第2の記録部30
5の構成は、実施の形態2における第1の記録部204
または第2の記録部205とほぼ同様であり、それぞれ
に含まれるセクタ数は第1の記録部304、第2の記録
部305ともにnである。一方、奇数ゾーンにおける第
1の記録部304および第2の記録部305の構成は、
実施の形態2における第1の記録部204または第2の
記録部205とほぼ同様であるが、それぞれに含まれる
セクタ数は第1の記録部304ではn+1、第2の記録
部305ではnである。nの値は、奇数ゾーンから偶数
ゾーンへ移行する場合に1増し、偶数ゾーンから奇数ゾ
ーンへ移行する場合は変わらない。
【0047】つまり、偶数ゾーンから奇数ゾーンへ移行
する場合は、第1の記録部304に含まれるセクタ数が
1増し、第2の記録部305に含まれるセクタ数は変わ
らず、奇数ゾーンから偶数ゾーンへ移行する場合は、第
2の記録部に含まれるセクタ数が1増し、第2の記録部
に含まれるセクタ数は変わらない構成としている。
【0048】ここで、偶数ゾーンにおいて、第m番目
(mは自然数)のトラックの第1の記録単位306に含
まれる第1の物理ID部302には、そのゾーンの先頭
アドレスをSAとすると、物理アドレスSA+(m−
1)×n×2が、第2の記録単位307に含まれる第2
の物理ID部303には、物理アドレスSA+(m−
1)×n×2+nがあらかじめ記録されている。
【0049】一方、奇数ゾーンにおいては、第m番目
(mは自然数)のトラックの第1の記録単位306に含
まれる第1の物理ID部302には、そのゾーンの先頭
アドレスをSAとすると、物理アドレスSA+(m−
1)×(n×2+1)が、第2の記録単位307に含ま
れる第2の物理ID部303には、物理アドレスSA+
(m−1)×(n×2+1)+n+1があらかじめ記録
されている。
【0050】以上のように実施の形態3における光ディ
スクは、実施の形態2における光ディスクに加えて、さ
らに、1トラックに複数個記録単位が存在する場合でも
ゾーン毎にいずれか1つの記録単位のセクタ数だけが増
加する構成にすることによって、ゾーン毎に1トラック
のセクタ数が1つずつ増える構成を保ち、ゾーン分割の
効率を向上させている。
【0051】なお、本実施の形態では1トラック2つの
記録単位を有する構成としたが、記録単位数<セクタ数
という関係であればいくつの記録単位であっても同様の
効果を発揮する。例えば、1トラックが第1の記録単
位、第2の記録単位、第3の記録単位の3つの記録単位
を有する構成であれば1つ外周のゾーンへ移行する毎
に、第1の記録単位、第2の記録単位、第3の記録単位
に含まれるセクタ数が順番に1ずつ増すというように、
1つ外周のゾーンへ移行する毎にトラックのいずれか1
つの記録単位に含まれるセクタ数が1増す構成とするこ
とによって、1トラックに3つの物理IDを有する構成
でも1トラックあたりのセクタ数が1つ外周のゾーンへ
移行する毎に1ずつ増す構成を実現できる。
【0052】(実施の形態4)図4は本発明の実施の形
態4における光ディスクの構成図である。図4におい
て、401は光ディスク基板、403は第1のゾーン領
域、404は第2のゾーン領域、405は分割領域を表
している。光ディスク基板401は実施の形態2におけ
る光ディスク基板201と同様、ZCLVフォーマット
の相変化光ディスクとする。実施の形態2の光ディスク
は全ゾーンで1トラックの記録単位数を同一としたが、
その場合、内周と外周で1周の長さが大きく異なるた
め、一記録単位に含まれるセクタ数も内周と外周で大き
く異なり、外周では1記録単位のアクセスや、記録中の
誤トラックジャンプからの回復が遅くなるという課題が
一方では発生する。
【0053】そこで、本実施の形態の光ディスク基板4
01は、内周側と外周側で、第1のゾーン領域403と
第2のゾーン領域404に分割している。ここで、内周
側に位置する第1のゾーン領域403は本発明の実施の
形態2の構成と同様、ディスク1トラックに2つの記録
単位が存在する構成であり、さらに、第2のゾーン領域
404は本発明の実施の形態2の構成を、1トラックに
3つの記録単位が存在する構成とすることによって、ト
ラック長さの短い内周側は記録単位分割を少なくし、ト
ラック長さの長い外周側は記録単位分割を多くしてい
る。
【0054】また、第1のゾーン領域と第2のゾーン領
域では、記録単位の増加することによってフォーマット
効率の連続性が保たれないので、それを補正して線密度
を略一定に保つために、さらに分割領域405を設けて
いる。1トラックの記録単位数が増えることによって増
加する冗長長さ(=物理ID部長さ+VFO長さ+バッ
ファ長さ)をLとすると、分割領域405の半径幅をL
/2πとすることによって第1のゾーン領域と第2のゾ
ーン領域でフォーマット効率の連続性は保たれる。分割
領域405には、エンボスピットによる書き換え不可能
なトラックにより形成され、物理情報が記録されてい
る。
【0055】以上のように実施の形態4における光ディ
スクは、実施の形態2の光ディスクに加えてさらに、内
周と外周で1周に含む記録単位数を変えるような領域分
割を行うことによって、内周と外周で発生する1記録単
位におけるセクタ数の格差を少なくし、アクセス性、信
頼性を保ったままでフォーマット効率の向上を実現して
いる。
【0056】(実施の形態5)図5は本発明の実施の形
態5における光ディスクの物理構造の模式図を示してい
る。図5において、501は光ディスク基板、503は
第1のゾーン領域、504は第2のゾーン領域、505
は分割領域である。光ディスク基板501は実施の形態
3における光ディスクと同様、ZCLVフォーマットの
相変化光ディスクとする。
【0057】実施の形態3の光ディスクは全ゾーンで1
トラックの記録単位数を同一としたが、その場合、内周
と外周で1周の長さが大きく異なるため、一記録単位に
含まれるセクタ数も内周と外周で大きく異なり、外周で
は1記録単位のアクセスや、記録途中で誤トラックジャ
ンプした場合の回復が遅くなるという課題が一方では発
生する。
【0058】そこで、光ディスク基板501における情
報領域は、内周側と外周側で第1のゾーン領域503と
第2のゾーン領域504に分割している。内周側に位置
する第1のゾーン領域503は本発明の実施の形態3の
構成と同様であり、第2のゾーン領域504は本発明の
実施の形態3の構成を、1トラックに3つの記録単位が
存在する構成として、トラック長さの短い内周側は記録
単位分割を少なくし、トラック長さの長い外周側は記録
単位分割を多くしている。
【0059】また、実施の形態4と同様、第1のゾーン
領域と第2のゾーン領域の間に、分割領域505を設け
ている。
【0060】以上のように実施の形態5における光ディ
スクは、実施の形態3の光ディスクに加えてさらに、内
周と外周で1周に含む記録単位数を変えるような領域分
割を行うことによって、内周と外周で発生する1記録単
位におけるセクタ数の格差を少なくし、アクセス性、信
頼性を保ったままでフォーマット効率の向上を実現して
いる。
【0061】以上、本発明の実施の形態1から実施の形
態5における光ディスクによれば、フォーマット効率を
向上し、大容量記録、高転送レート記録が実現できる。
【0062】しかしながら一方では、記録単位に含まれ
るセクタ数がゾーンによって変化するため、従来例のよ
うに1エラー訂正ブロックが16セクタである場合、記
録単位のセクタ数とエラー訂正ブロックのセクタ数は関
連がなく、単純な記録単位の処理だけではエラー訂正処
理はできないという課題が新たに発生することがある。
【0063】(実施の形態6)図7は実施の形態6にお
ける光ディスクにおいて、連続する記録単位と、その中
に含まれるエラー訂正ブロック(以下、ECCブロッ
ク)の関係の一例を示した図である。
【0064】例えば、図7においてECCブロックDに
記録する場合、記録単位は記録の最小単位であるので、
ECCブロックDをそれぞれ一部含む記録単位Bおよび
記録単位Cに対して記録を行う必要がある。しかし、記
録単位Bに記録するには、記録単位Bに含まれるECC
ブロックBおよびECCブロックCのデータが必要であ
る。また、記録単位Cに記録するにはECCブロックE
のデータが必要である。そこで、記録に先立ってECC
ブロックB、ECCブロックC、ECCブロックEを再
生するが、再生した情報をそのまま記録すると、誤って
再生された場合、誤った情報をそのまま記録することに
なり、信頼性を低下させる。これを防ぐためにECCブ
ロックB、ECCブロックC、ECCブロックE全体を
再生し、エラー訂正を施してもとのデータを再現する。
この再現されたデータにエラー訂正コードを付加し、記
録単位B、記録単位Cに記録するための誤りのないデー
タとして記録する。
【0065】このように、記録に先立って書き換えるE
CCブロックを含む記録単位の中で、書き換えない部分
に対してエラー訂正を施すことによって、記録単位がエ
ラー訂正ブロックと関連がない光ディスクに対しても、
信頼性の高い記録が可能となる。
【0066】なお、1つのECCブロックだけを書き換
える場合このような処理が必要であるが、映像記録のよ
うに連続的な記録の場合であれば、全てのECCブロッ
クを書き換える処理となるので、順番にECCブロック
の必要な部分をつなげながら記録単位毎に記録していけ
ば良く、記録の先頭と末尾だけで、このような処理を行
えば良い。
【0067】また、FAT(File Allocat
ion Table)や、TOC(Table Of
Contents)といった、アクセス頻度の高い記録
情報については、装置内にバッファメモリを設けること
によって、アクセス頻度を仮想的に低くすることもでき
る。また、FATに相当するECCブロックを書き換え
る記録単位が少なくて済むようなECCブロックを選ぶ
ようにすればFATの記録再生処理は単純化できる。
【0068】例えば図8(a)のように記録単位のセク
タ数がECCブロックのセクタ数の倍数であるゾーンを
FAT領域として割り当てて、ECCブロックが1つの
記録単位に収まるように構成する。また、図8(b)の
ように記録単位のセクタ数がECCブロックのセクタ数
の約数になるゾーンをFAT領域として割り当てて、E
CCブロックが数個の記録単位で完結するように構成す
る。
【0069】以上のように実施の形態6における記録方
法は、記録に先立って書き換えるECCブロックを含む
記録単位の中で、書き換えない部分に対してエラー訂正
を施すことによって、記録単位がエラー訂正ブロックと
関連がない光ディスクに対しても、信頼性の高い記録が
可能となる。さらに、アクセス頻度の高い領域を記録単
位のセクタ数がECCブロックのセクタ数の倍数または
約数になるゾーンに割り当てることによって、処理時間
の短縮が図れる。
【0070】(実施の形態7)図9は実施の形態7にお
ける光ディスク装置のブロック図である。図9におい
て、901はレーザビームを集光し光ディスク101の
トラックに光スポットを追従させ、光ディスクの明暗の
信号検出、記録を行う光ヘッド、902は光ヘッド90
1からの検出信号に対して演算処理、2値化、PLL等
を行う再生信号処理手段、903は再生信号処理手段か
らの信号に基づいて物理IDの位置および、物理IDに
記録されている物理アドレスを検出する物理ID検出手
段、904はセクタデータ110から記録信号を生成す
る記録信号生成手段、905は記録信号生成手段904
の信号を記録レーザ信号に変換する記録信号処理手段で
ある。
【0071】実施の形態1における光ディスク101に
対して記録を行う場合、記録信号生成手段904は、物
理ID検出手段903が検出した物理ID位置に基づい
て記録部の決められた位置に記録を行う。記録が実行さ
れると、まずVFOパターンの生成を行い記録部の先頭
に記録する。つぎに、セクタデータ110に対してそれ
ぞれセクタデータの先頭にセクタマーク、セクタIDの
付加を行う。ここで、セクタIDは物理ID検出手段9
03によって検出された物理アドレスに基づいて生成し
付加する。生成されたセクタデータを記録信号処理手段
905に出力し記録し、所定のセクタ数を記録した時点
で記録単位の記録処理を完了する。
【0072】以上のように、実施の形態7における光デ
ィスク装置は、物理IDに記録されている物理アドレス
を検出する物理ID検出手段と、検出した物理アドレス
に基づいて生成したセクタIDおよび、セクタマークを
付加し記録を行うことによって、物理ID数が減って
も、セクタIDがこれを補完するため、例えば、1記録
単位を再生している間に誤トラックジャンプが発生して
も、迅速にこれを検知し、適切なる処置を施すことが可
能となる。
【0073】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の光ディスク
媒体によれば、複数の情報単位から構成された情報単位
ブロック毎に識別情報を有することによって、識別情
報、VFO、バッファ等の冗長を最小限におさえること
によって、フォーマット効率をあげ、記録容量が増大、
高転送レート化が可能となる。
【0074】また、請求項2記載の光ディスク媒体によ
れば、請求項1記載の光ディスク媒体において、識別情
報を情報単位そのものの識別情報とすることによって、
情報単位の識別が容易となる。
【0075】また、請求項3記載の光ディスク媒体によ
れば、請求項2記載の光ディスク媒体において、ディス
ク製造時等に識別情報の記録を行い、ソフトフォーマッ
ト等の工程を必要としない光ディスク媒体が実現でき
る。
【0076】また、請求項4記載の光ディスク媒体によ
れば、請求項3記載の光ディスク媒体において、識別情
報を放射線状にそろえることができ、シングルスパイラ
ル構造の実現やCAPAアドレスの実現ができる。
【0077】また、請求項5記載の光ディスク媒体によ
れば、請求項4記載の光ディスク媒体において、ゾーン
分割を行うことによって、自由度の高いフォーマット設
計が可能となり、さらにフォーマット効率の高い光ディ
スク媒体が実現できる。
【0078】また、請求項6記載の光ディスク媒体によ
れば、請求項5記載の光ディスク媒体において、情報単
位の構成を保ったゾーン分割が可能となり、情報単位毎
の処理が容易となる。
【0079】また、請求項7記載の光ディスク媒体によ
れば、請求項6記載の光ディスク媒体において、最小限
の1トラックに1つの記録単位とすることによって、フ
ォーマット効率を上げ、記録容量を増大でき、高転送レ
ート化が可能となる。
【0080】また、請求項8記載の光ディスク媒体によ
れば、請求項6記載の光ディスク媒体において、1トラ
ックに複数の記録単位を設けることによって、ディフェ
クト等による集中的な物理ID部の欠落があっても、ト
ラック上の他の位置に設けられた物理IDを再生するこ
とによって、信頼性を保ちながら、フォーマット効率を
上げ、記録容量を増大でき、高転送レート化が可能とな
る。
【0081】また、請求項9記載の光ディスク媒体によ
れば、請求項8記載の光ディスク媒体において、ゾーン
間の線密度の変化量を小さく押さえることによって、ゾ
ーン分割におけるフォーマット効率の低下を押さえるこ
とができる。
【0082】また、請求項10記載の光ディスク媒体に
よれば、請求項1から請求項9記載の光ディスク媒体に
おいて、内周と外周で1トラックに有する記録単位数が
ことなる複数のゾーン領域に分割することによって、内
周と外周で生じる1記録単位に含まれるセクタ数の格差
を小さくし、再生または記録信号処理を容易にしてい
る。
【0083】また、請求項11記載の光ディスク媒体に
よれば、ゾーン領域間に分割領域を設けることによっ
て、1トラックに含まれる記録単位数を異ならせること
によって生じるフォーマット効率の変化を吸収し、フォ
ーマット効率の低下を押さえることができる。
【0084】また、請求項12記載の光ディスク記録方
法によれば、セクタの先頭付近に変調符号に存在しない
パターンを記録することによって、再生時にセクタ位置
の検出が可能となり、アクセス性能を向上させることが
できる。
【0085】また、請求項13記載の光ディスク記録装
置によれば、セクタの先頭付近に変調符号に存在しない
パターンを記録することによって、再生時にセクタ位置
の検出が可能となり、アクセス性能を向上させることが
できる。
【0086】また、請求項14記載の光ディスク記録方
法によれば、セクタの先頭付近に物理IDに基づいて決
定したアドレスを記録することによって、再生時にセク
タの物理アドレスの認識が可能となり、アクセス性能を
向上させることができる。
【0087】また、請求項15記載の光ディスク記録装
置によれば、セクタの先頭付近に物理IDに基づいて決
定したアドレスを記録することによって、再生時にセク
タの物理アドレスの認識が可能となり、アクセス性能を
向上させることができる。
【0088】また、請求項16記載の光ディスク記録方
法によれば、記録に先立って書き換える領域を包含する
情報単位ブロックの書き換えない部分に対してエラー訂
正を施すことによって、情報単位ブロックとエラー訂正
ブロックに関連性がないゾーンでも、データの信頼性を
保つことができる。
【0089】また、請求項17記載の光ディスク記録方
法によれば、請求項16記載の光ディスク記録方法にお
いて、アクセス頻度の高い領域は余分な処理が必要でな
いゾーンに割り当てることによって、見かけ上のアクセ
ス性能を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における光ディスクを説
明するための図
【図2】本発明の実施の形態2における光ディスクを説
明するための図
【図3】本発明の実施の形態3における光ディスクを説
明するための図
【図4】本発明の実施の形態4における光ディスクを説
明するための図
【図5】本発明の実施の形態5における光ディスクを説
明するための図
【図6】本発明の実施の形態1における光ディスクの物
理ID部を拡大した模式図
【図7】本発明の実施の形態6における光ディスク記録
方法の動作説明のための記録単位およびECCブロック
の関係の一例を示す構成図
【図8】本発明の実施の形態6における光ディスク記録
方法の動作説明のための記録単位およびECCブロック
の関係の一例を示す構成図
【図9】本発明の実施の形態7における光ディスク記録
装置のブロック図
【図10】従来の光ディスクを説明するための図
【符号の説明】
101 光ディスク基板 102 物理ID部 103 記録部 104 記録単位 105 VFO 106 セクタ 107 バッファ 108 セクタマーク 109 セクタID 110 セクタデータ 403 第1のゾーン領域 404 第2のゾーン領域 405 分割領域 901 光ヘッド 902 再生信号処理手段 903 物理ID検出手段 904 記録信号生成手段 905 記録信号処理手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D044 AB01 BC06 CC04 DE02 DE12 DE37 DE78 5D090 AA01 BB04 CC01 CC11 CC14 CC16 DD03 DD05 FF30 FF36 GG11 GG27 HH01 LL08

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の情報単位から構成された情報単位
    ブロック毎に識別情報を有する光ディスク媒体。
  2. 【請求項2】 情報単位ブロックの識別情報は、構成す
    る複数の情報単位のうちいずれか1つの情報単位の識別
    情報を有する請求項1記載の光ディスク媒体。
  3. 【請求項3】 識別情報は、追記不可能である請求項2
    記載の光ディスク媒体。
  4. 【請求項4】 情報単位ブロックは、ディスク1周に相
    当する1トラックに整数個存在する請求項3記載の光デ
    ィスク媒体。
  5. 【請求項5】 1トラックに有する情報単位数が異なる
    複数のゾーンに分割された請求項4記載の光ディスク媒
    体。
  6. 【請求項6】 情報単位数は、ゾーン間の線密度が略一
    定になるように決定されている請求項5記載の光ディス
    ク媒体。
  7. 【請求項7】 少なくとも特定の領域において1トラッ
    クの情報単位ブロック数が1である請求項6記載の光デ
    ィスク媒体。
  8. 【請求項8】 1トラックに複数の情報単位ブロックを
    有する請求項6記載の光ディスク媒体。
  9. 【請求項9】 外周のゾーンへ移行する毎に複数の情報
    単位ブロックのうちいずれか1つの情報単位ブロックに
    含まれる情報単位数が増す、請求項8記載の光ディスク
    媒体。
  10. 【請求項10】 1トラックに有する情報単位ブロック
    数が異なる複数のゾーン領域に分割された請求項1から
    請求項9いずれか1項に記載の光ディスク媒体。
  11. 【請求項11】 ゾーン領域間の線密度が略一定になる
    ような半径幅を持つ分割領域を設けたことを特徴とする
    請求項10記載の光ディスク媒体。
  12. 【請求項12】 請求項1から請求項11いずれかに記
    載の光ディスク媒体に記録する光ディスク記録方法であ
    って、情報単位の先頭付近に前期情報単位の位置検出パ
    ターンを記録することを特徴とする、光ディスク記録方
    法。
  13. 【請求項13】 請求項1から請求項11いずれかに記
    載の光ディスク媒体に記録する光ディスク記録装置であ
    って、情報単位の先頭付近に前記情報単位の位置検出パ
    ターンを記録することを特徴とする、光ディスク記録装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項1から請求項11いずれか1項
    に記載の光ディスク媒体に記録する光ディスク記録方法
    であって、識別情報に基づいて決定した情報単位毎の識
    別情報を前記情報単位の先頭付近に記録することを特徴
    とする、光ディスク記録方法。
  15. 【請求項15】 請求項1から請求項11いずれか1項
    に記載の光ディスク媒体に記録する光ディスク記録装置
    であって、識別情報に基づいて決定した情報単位毎の識
    別情報を前記情報単位の先頭付近に記録することを特徴
    とする、光ディスク記録装置。
  16. 【請求項16】 請求項1から請求項11いずれか1項
    に記載の光ディスク媒体に記録する光ディスク記録方法
    であって、記録に先立って書き換える領域を包含する記
    録単位の少なくとも書き換えない部分に対してエラー訂
    正を施すことを特徴とする、光ディスク記録方法。
  17. 【請求項17】 アクセス頻度の高い領域を、全ての記
    録単位に含まれるセクタ数がエラー訂正ブロックを成す
    セクタ数の倍数または1でない約数であるゾーンに割り
    当てることを特徴とする、請求項16記載の光ディスク
    記録方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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