JP2000112257A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000112257A
JP2000112257A JP10278417A JP27841798A JP2000112257A JP 2000112257 A JP2000112257 A JP 2000112257A JP 10278417 A JP10278417 A JP 10278417A JP 27841798 A JP27841798 A JP 27841798A JP 2000112257 A JP2000112257 A JP 2000112257A
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transfer belt
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image forming
tape
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JP10278417A
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Inventor
Hiroyuki Osada
弘行 長田
Akira Shimada
明 島田
Minoru Shimojo
稔 下條
Atsushi Tanaka
篤志 田中
Tsunenori Ashibe
恒徳 芦邊
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期に渡り繰り返し使用しても中間転写ベル
トの破損(表面層の弾性層等からの剥がれ、ひび割れ)
を起こすことのないまたこれらに起因してリークを発生
して画像欠陥を生じることのない画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 第1の画像担持体上に形成された画像を
中間転写ベルトに転写した後、第2の画像担持体上に更
に転写する画像形成装置において、該中間転写ベルトが
少なくとも芯体層及び表面層を有し、該中間転写ベルト
の非画像領域部分に開口部を有し、該開口部に、体積抵
抗が1010Ωcm以上、180°剥離における接着強度
が0.5kg/25mm幅以上、破断伸び5%以上、1
0%伸びにおける応力が5kg以下、かつ700〜15
00nmのうちのいずれかの波長を有する光の透過率が
10%以上であるリーク防止テープを接着した画像形成
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真方式を用い
た画像形成装置に関し、特に第1の画像担持体上に形成
されたトナー像を、一旦中間転写体上に転写させた後に
第2の画像担持体上に更に転写させ画像形成物を得る複
写機、プリンタ及びファックス等の画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】中間転写体を使用した画像形成装置は、
カラー画像情報や多色画像情報の複数の成分色画像を順
次積層転写してカラー画像や多色画像を合成再現した画
像形成物を出力するカラー画像形成装置や多色画像形成
装置、もしくはカラー画像形成機能や多色画形成機能を
具備させた画像形成装置として有効であり、各成分色画
像の重ね合わせズレ(色ズレ)のない画像を得ることが
可能である。
【0003】ベルト形状を有する中間転写体を用いた転
写装置である画像形成装置の一例の概略図を図1に示
す。
【0004】図1は電子写真プロセスを利用したカラー
画像形成装置(複写機あるいはレーザービームプリン
タ)である。中間転写ベルト20には中抵抗の弾性体を
使用している。
【0005】1は第1の画像担持体として繰り返し使用
される回転ドラム型の電子写真感光体(以下感光ドラム
と記す)であり、矢示の時計方向に所定の周速度(プロ
セススピード)をもって回転駆動される。
【0006】感光ドラム1は回転過程で、1次帯電器2
により所定の極性・電位に一様に帯電処理され、次いで
不図示の像露光手段3(カラー原稿画像の色分解・結像
露光光学系、画像情報の時系列電気デジタル画素信号に
対応して変調されたレーザービームを出力するレーザー
スキャナによる走査露光系等)による画像露光を受ける
ことにより目的のカラー画像の第1の色成分像(例えば
イエロー色成分像)に対応した静電潜像が形成される。
【0007】次いで、その静電潜像が第1の現像器(イ
エロー色現像器41)により第1色であるイエロートナ
ーYにより現像される。この時第2〜第4の現像器(マ
ゼンタ色現像器42、シアン色現像器43及びブラック
色現像器44)の各現像器は作動−オフになっていて感
光ドラム1には作用せず、上記第1色のイエロートナー
画像は上記第2〜第4の現像器により影響を受けない。
【0008】中間転写ベルト20は時計方向に感光ドラ
ム1と同じ周速度をもって回転駆動されている。
【0009】感光ドラム1上に形成担持された上記第1
色のイエロートナー画像が、感光ドラム1と中間転写ベ
ルト20とのニップ部を通過する過程で、1次転写ロー
ラ62から中間転写ベルト20に印加される1次転写バ
イアスにより形成される電界により、中間転写ベルト2
0の外周面に順次中間転写(1次転写)されていく。
【0010】中間転写ベルト20に対応する第1色のイ
エロートナー画像の転写を終えた感光ドラム1の表面
は、クリーニング装置13により清掃される。
【0011】以下、同様に第2色のマゼンタトナー画
像、第3色のシアントナー画像、第4色のブラックトナ
ー画像が順次中間転写ベルト20上に重ね合わせて転写
され、目的のカラー画像に対応した合成カラートナー画
像が形成される。
【0012】63は2次転写ローラで、2次転写対向ロ
ーラ64に対応し平行に軸受させて中間転写ベルト20
の下面部に離間可能な状態に配設してある。
【0013】感光ドラム1から中間転写ベルト20への
第1〜第4色のトナー画像の順次重畳転写のための1次
転写バイアスは、トナーとは逆極性(+)でバイアス電
源29から印加される。その印加電圧は例えば+100
V〜2kVの範囲である。
【0014】感光ドラム1から中間転写ベルト20への
第1〜第3色のトナー画像の1次転写工程において、2
次転写ローラ63及びクリーニング用帯電部材は中間転
写ベルト20から離間することも可能である。
【0015】中間転写ベルト20上に転写された合成カ
ラートナー画像の第2の画像担持体である転写材Pへの
転写は、2次転写ローラ63が中間転写ベルト20に当
接されると共に、給紙ローラ11から中間転写ベルト2
0と2次転写ローラ63との当接ニップに所定のタイミ
ングで転写材Pが給送され、2次転写バイアスがバイア
ス電源28から2次転写ローラ63に印加される。この
2次転写バイアスにより中間転写ベルト20から第2の
画像担持体である転写材Pへ合成カラートナー画像が転
写(2次転写)される。トナー画像の転写を受けた転写
材Pは定着器15へ導入され加熱定着される。
【0016】転写材Pへの画像転写終了後、中間転写ベ
ルト20にはクリーニング用帯電部材7が当接され、感
光ドラム1とは逆極性のバイアスを印加することによ
り、転写材Pに転写されずに中間転写ベルト20上に残
留しているトナー(転写残トナー)に感光ドラム1と逆
極性の電荷が付与される。
【0017】前記転写残トナーは、感光ドラム1とのニ
ップ部及びその近傍において感光ドラム1に静電的に転
写されることにより、中間転写体がクリーニングされ
る。
【0018】前述の中間転写ベルトを用いた画像形成装
置を有するカラー電子写真装置は、従来の技術である転
写ドラム上に張り付けまたは吸着せしめ、そこへ第1の
画像担持体上から画像を転写する画像形成装置を有した
カラー電子写真装置、例えば特開昭63−301960
号公報中で述べられたごとくの転写装置と比較すると、
第2の画像担持体である転写材になんら加工や制御(例
えばグリッパーに把持する、吸着する、また曲率をもた
せる等)を必要とせずに中間転写ベルトから画像を転写
することができるため、封筒、ハガキやラベル紙等の薄
い紙(40g/m2 紙)から厚い紙(200g/m2
紙)まで、幅の広狭、長さの長短、あるいは厚さの厚薄
によらず、第2の画像担持体を多種多様に選択すること
ができるという利点を有している。
【0019】このような利点のため、すでに市場におい
ては中間転写ベルトを用いたカラー複写機やカラープリ
ンタ等が稼働し始めている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近は環境
問題やコンピューターのネットワーク化等によりプリン
タの負荷がますます増大しており、プリンタの高速化や
高耐久化への要求が高まりつつある。
【0021】このような状況の中、樹脂あるいはゴムか
らなる従来の中間転写ベルトを任意の張力で張架して繰
り返し使用した場合、以下のような課題があった。 (1)中間転写ベルトの永久伸びが次第に大きくなり、
張力が十分にとれなくなってベルトと軸間が滑り、1次
転写時に各色トナー画像間でズレ(色ズレ)が生じて鮮
明な画像が得られない。 (2)ベルトが一方向に偏ってしまった場合、ベルト端
部がフランジ等に当たって擦られ、ベルト端部が破損し
てしまう場合がある。 (3)端部リークを発生し画像不良を発生する場合があ
る。
【0022】この点につき詳説する。
【0023】上述の通り、感光ドラムは、まず回転過程
で1次帯電器により所定の極性・電位に一様に帯電処理
する必要があるが、この1次帯電器として現在接触式の
帯電部材、その内ローラ形状のものが主に用いられてい
る。このタイプの帯電器は、帯電器と感光体間ギャップ
での放電を利用しているために、感光体に、膜厚が薄い
部分があるとその部分の抵抗が低いため放電が集中し易
くなり、その結果、感光体の表面を劣化させ局部的な削
れを発生する。
【0024】この現象は感光体の端部の非画像領域部分
に発生し易い。これは、感光体は主にディッピングと呼
ばれる塗工方法によって作られるため、感光体の片側塗
り初め部分の膜厚が薄くなるためである。更にプリンタ
を高速化すると、それに伴って一次帯電器に流す電流量
も増大させる必要があるため、この現象が助長される。
【0025】一方、中間転写ベルトは、樹脂あるいはゴ
ム材等を積層して所要の特性を発揮するように設計して
いる。通常は、均一導電性の確保、リーク防止の点か
ら、低抵抗の導電性弾性層の上に弾性層より高抵抗な表
面層を有した構成となっている。
【0026】プリンタの高速化や長期間の使用により、
強度的に弱い端部(非画像領域部分)において、高抵抗
な表面層のひび割れや、弾性層からの剥がれ等が発生す
ると、これが起点となって更に内部の画像領域部分に欠
陥が広がって行く。
【0027】特に、中間転写ベルトを使用した画像形成
装置は、各成分色画像の重ね合わせズレ(色ズレ)を防
止するため、ベルトに何らかの位置検出手段を講じるこ
とが多い。その一つとして、中間転写体の非画像領域に
穴を開け、その位置を光センサーで検出する方法がある
が、この開口部周辺は強度が不足しており、長期間の使
用により表面層のひび割れや、弾性層からの剥がれ等が
発生し低抵抗の導電性弾性層が露出する危険性がある。
【0028】この端部表面層のひび割れや剥がれ等が発
生した位置と、感光体における上記局部的な削れが発生
した(非画像領域部分に発生し易い)位置とが一致する
と、中間転写体の弾性層から過剰な電流が流れ、中間転
写体に印加された電圧が降下することによって、中間転
写ベルトの感光体長手方向接触領域全域にわたって十分
転写されない部分ができ、欠陥のある画像になってしま
うことがあった。更に、感光体背面電極への過剰電流は
電子写真装置の電気制御系統の誤動作や破損を生じさせ
る等のおそれがあった。
【0029】上記の(1)及び(2)の問題点について
は、樹脂またはゴムからなる中間転写ベルトに芯体層を
設けることにより該ベルトの機械的強度を向上させると
共に永久伸びを小さくすることができほぼ解決できた。
【0030】しかるに本発明は、上記の(3)の課題を
も解決した中間転写ベルトを用いた画像形成装置を提案
するものである。
【0031】本発明の目的は、長期に渡り繰り返し使用
しても中間転写ベルトの破損(表面層の弾性層等からの
剥がれ、ひび割れ)を起こすことのないまたこれらに起
因してリークを発生して画像欠陥を生じることのない画
像形成装置を提供することである。
【0032】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、第1の
画像担持体上に形成された画像を中間転写ベルトに転写
した後、第2の画像担持体上に更に転写する画像形成装
置において、該中間転写ベルトが少なくとも芯体層及び
表面層を有し、該中間転写ベルトの非画像領域部分に開
口部を有し、該開口部に、体積抵抗が1010Ωcm以
上、180°剥離における接着強度が0.5kg/25
mm幅以上、破断伸び5%以上、10%伸びにおける応
力が5kg以下、かつ700〜1500nmのうちのい
ずれかの波長を有する光の透過率が10%以上であるリ
ーク防止テープを接着したことを特徴とする画像形成装
置である。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0034】樹脂あるいはゴムを用いた中間転写ベルト
やローラは機械的強度が弱く、繰り返し使用すると強度
的に弱い端部(非画像領域部分)において高抵抗なひび
割れや弾性層からの剥がれ等が発生すると、これが起点
となって更に内側の画像領域部分に欠陥が広がって行き
易い、という問題があった。
【0035】特に、中間転写ベルトを使用した画像形成
装置は、各成分色画像の重ね合わせズレ(色ズレ)を防
止するため、ベルトに何らかの位置検出手段を講じるこ
とが多い。その一つとして、中間転写体の非画像領域に
穴を開け、それを光センサーで検出する方法があるが、
この開口部周辺は強度が不足しており、長期間の使用に
より表面層のひび割れや、弾性層からの剥がれ等が発生
し低抵抗の導電性弾性層が露出する危険性があった。
【0036】上記の問題点に対して、本発明者らは樹脂
またはゴムからなる中間転写ベルトの開口部にテープを
接着することによって、その補強効果により機械的強
度、耐圧性及び耐久性を向上させる手段を考案した(図
7)。
【0037】上記考案に基づき、種々の種類のテープを
非画像領域の開口部に貼り付けた中間転写ベルトを試作
し、検討を行ったところ、テープの特性によっては、満
足の行く結果が得られない場合があった。
【0038】本発明者らはこの点について更に検討を行
ったところ、テープの抵抗、接着強度、10%伸びにお
ける応力、及び光透過性が重要な因子であることを見い
出した。
【0039】つまり、テープの抵抗が1010Ωcm以
上、180°剥離における接着強度が0.5kg/25
mm幅以上、破断伸び5%以上、10%伸びにおける応
力が5kg以下、かつ700〜1500nmのうちのい
ずれかの波長を有する光の透過率が10%以上であるこ
とが必要である。このテープを付与することにより、中
間転写ベルトの機械的強度、耐久性及び耐圧性を向上さ
せることができることを見い出し、本発明に至った。
【0040】テープの具体的な形態例としては開口部を
含めた非画像領域全体や、開口部を含めた開口部周辺
(非画像領域の一部分)等が考えられる。
【0041】テープの抵抗は、1010Ωcm以上、好ま
しくは1012Ωcm以上である。1010Ωcm未満であ
ると、テープとして耐圧性能が不十分である。
【0042】180°剥離における接着強度は0.5k
g/25mm幅以上、好ましくは、0.75kg/25
mm幅以上である。
【0043】0.5kg/25mm幅未満であると、接
着性が不十分であり使用途中で容易に剥がれることがあ
る。
【0044】破断伸びは5%以上、好ましくは10%以
上である。5%未満の場合には、ベルトを任意の張力で
張架した時の伸びに追従できず、容易に破断してしま
う。
【0045】10%伸びにおける応力は5kg以下、好
ましくは2.5kg以下である。5kgを超える場合に
は、ベルトを任意の張力で張架した時、テープの伸びに
よる応力が、テープとベルト表面層やベルト表面層とベ
ルト弾性層に作用し、その負荷により、テープが初期あ
るいは使用途中で剥離してしまうという、耐久性低下の
問題がある。
【0046】700〜1500nmのうちのいずれかの
波長を有する光の透過率が10%以上、好ましくは、2
0%以上である。10%未満の場合には、センサーが正
常に作動せず、安定かつ正確な位置検出が困難である。
【0047】ここで、700〜1500nmのうちのい
ずれかの波長を有する光の透過率が10%以上であると
いうことは、図8に示すように10%未満の透過率であ
るところがあっても、いずれかの波長で10%以上の透
過率を有していれば良いのであって、その波長領域に主
波長を有する赤外光を用いた検出手段を用いることで、
安定かつ正確な位置検出が可能となる。
【0048】テープの厚みは任意であるが、好ましい範
囲としては10〜1000μmである。テープの厚さが
10μm未満であると、補強効果、耐圧性向上効果が小
さくなってしまい、本来の目的を果たせない場合があ
る。また、1000μmより厚いと、テープ貼り付け部
(非画像領域)と非貼り付け部(画像領域)との段差が
大きくなり、画像領域において、感光体との当接が不均
一となり、画像不良を発生することがあり、好ましくな
い。
【0049】なお、本発明においてテープの体積抵抗
は、抵抗測定器(ハイレスタ三菱化学製100V印加5
秒後)を用いて測定した値である。
【0050】180°剥離における接着強度は下記に基
づいて測定した値である。 1)中間転写ベルトを25mm幅、長さ100mmに切
断する。 2)上記ベルトサンプルに25mm幅、長さ200mm
に切断したテープを、長さ方向の一端をそろえた状態
で、所定の条件で接着させる。 3)テープの遊びの部分を180°反対方向に折り返
し、引張試験機にて、ベルトを下部つかみ、テープを上
部つかみに挟み、毎分50mmの速さで引き剥がす。引
き剥がし始めてから、20mmを剥がした時点から80
mmまでの間の力の平均値を求める。
【0051】破断伸びは、ASTM D638等に基づ
いて測定した。
【0052】10%伸びにおける応力は、引張試験機で
ダンベル3号試験片にて、 引っ張り速度 50mm/min 初期標線間距離 30mm 測定時標線間距離 33mm の条件で測定した。
【0053】透過率は、日立製作所製U−3400大型
試料室積分球付属装置を用いて測定した。
【0054】テープの構成としては、接着剤層を有する
タイプ(接着剤+フィルム)と接着剤層を有しないタイ
プ(フィルムのみ)の2種類ある。
【0055】まず、前者の構成のテープにおいて、フィ
ルムとしては、例えば、エチレンプロピレンゴム(EP
DM)、ニトリルゴム(NBR)、スチレンブタジエン
ゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、イソプレン
ゴム(IR)、クロロプレンゴム(CR)、アクリルゴ
ム(ACM)、シリコーンゴム及びフッ素ゴム等のゴム
材料や、例えばポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリウ
レタン、ポリアミド、ポリアミド系の熱可塑性エラスト
マー、やポリスチレン、クロロポリスチレン、ポリ−α
−メチルスチレン、スチレン−ブタジエン共重合体、ス
チレン−塩化ビニル共重合体、スチレン−酢酸ビニル共
重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−ア
クリル酸エステル共重合体(スチレン−アクリル酸メチ
ル共重合体、スチレン−アクリル酸エチル共重合体、ス
チレン−アクリル酸ブチル共重合体、スチレン−アクリ
ル酸オクチル共重合体及びスチレン−アクリル酸フェニ
ル共重合体等)、スチレン−メタクリル酸エステル共重
合体(スチレン−メタクリル酸メチル共重合体、スチレ
ン−メタクリル酸エチル共重合体及びスチレン−メタク
リル酸フェニル共重合体等)、スチレン−α−クロルア
クリル酸メチル共重合体及びスチレン−アクリロニトリ
ル−アクリル酸エステル共重合体等のスチレン系樹脂
(スチレンまたはスチレン置換体を含む単重合体または
共重合体)、メタクリル酸メチル樹脂、メタクリル酸ブ
チル樹脂、アクリル酸エチル樹脂、アクリル酸ブチル樹
脂、変性アクリル樹脂(シリコーン変性アクリル樹脂、
塩化ビニル樹脂変性アクリル樹脂及びアクリル・ウレタ
ン樹脂等)、塩化ビニル樹脂、スチレン−酢酸ビニル共
重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ロジン変性
マレイン酸樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリ
エステル樹脂、ポリエステルポリウレタン樹脂、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリブタジエン、ポリ塩化ビ
ニリデン、アイオノマー樹脂、ポリウレタン樹脂、シリ
コーン樹脂、フッ素樹脂、ケトン樹脂、エチレン−エチ
ルアクリレート共重合体、キシレン樹脂、ポリビニルブ
チラール樹脂、ポリアミド樹脂及び変性ポリフェニレン
オキサイド樹脂等の樹脂のいづれのシートも用いること
ができる。
【0056】接着剤としては、例えば、熱硬化性樹脂系
(エポキシ樹脂系及びフェノール樹脂系)、熱可塑性樹
脂系(ポリ酢酸ビニル系及びポリアミド系)、ゴム系
(シリコンゴム系及びポリウレタンゴム系)、複合系
(ゴム/フェノール系及びエポキシ/ナイロン系)等の
溶液系、エマルジョン系、感圧系、再湿系、重縮合系、
フィルム状及びホットメルトのものを、中間転写体及び
フィルムとの接着強度を考慮して適宜選択し用いること
ができる。
【0057】テープの中間転写ベルトへの貼り付け方法
は特に限定されるものではないが、例えば筒状の金型等
に被せ、その上に液状の接着剤を塗布したフィルムを押
し当てて、あるいは、フィルム状接着材をフィルムと中
間転写との間に挟んで、所定の接着条件で貼り付ければ
よい。
【0058】次に、後者の構成のテープにおいては、接
着方法として例えば下記の方法がある。 1)リーク防止テープ及びベルト表面層のいづれかを溶
かして接着する 2)リーク防止テープ及びベルト表面層の両方を溶かし
て接着する 材料を溶かす手段としては、良溶媒を塗布する、シーラ
ー及び超音波ウェルダー等を用いて軟化点温度以上に加
熱する、等が挙げられ、これによりテープ及びベルト表
面層の一方、あるいは両方を溶かして貼り合わせる。
【0059】なお、テープ(フィルム)としては、ベル
ト表面層と接着性や溶着性が良いものを適宜選択する必
要がある。
【0060】表面層の種類に応じて、前者テープと同様
の材料から相性の良いものを選択する。
【0061】なお、より接着性が要求される場合には、
表面層の結着材と同質な材料を選択するとよい。
【0062】同質の材料とは、樹脂及びゴム分類上の同
一系であるということである。樹脂系としては、例え
ば、ウレタン系、エポキシ樹脂系、ケイ素樹脂系、不飽
和ポリエステル系、フッ素樹脂系、ポリアミド系、ポリ
エチレン系、ポリプロピレン系、塩化ビニル系、塩化ビ
ニリデン系、ポリスチレン系、メタクリル樹脂系、ポリ
カーボネート系及びポリアセタール系等が挙げられ、例
えば、ウレタン系の場合は、ウレタン系の特徴であるウ
レタン結合を分子中に有していれば、同質とみなすこと
ができる。また、ゴム系としては、例えば、ウレタンゴ
ム系、スチレン−ブタジエンゴム系、ハイスチレンゴム
系、ブタジエンゴム系、イソプレンゴム系、エチレン−
プロピレン共重合体系、ニトリルブタジエンゴム系、ク
ロロプレンゴム系、ブチルゴム系、シリコーンゴム系、
フッ素ゴム系、ニトリルゴム系、アクリルゴム系、エピ
クロルヒドリンゴム系及びノルボルネンゴム系等が挙げ
られる。このように、挙げられた樹脂及びゴム分類上の
同一系であれば、同質バインダーとみなすことができ
る。
【0063】テープの中間転写ベルトへの貼り付け方法
としては、シーラー及びウェルダー等を用い、ベルトを
筒状の金型等に被せた状態で、その上にフィルムを載
せ、所定の条件で溶着する。
【0064】上記した通り、液状接着剤及びホットメル
ト系接着剤等を用いる接着系、また接着剤を用いない溶
着系、いづれでも接着できる。
【0065】ただし、より高耐久性が要求される場合に
は、溶着系の方が、接着系より優れている。その理由と
しては、接着系では、長期の使用により、接着剤層の劣
化等によりベルト表層/接着剤層間、接着剤層/テープ
間での界面破壊、また接着剤層の凝集破壊で、テープが
ベルトから剥離する場合が起こりうるが、溶着系では、
テープと表面層とが一体化、あるいはより高強度で接着
しているため、剥離の危険性が極めて小さいためであ
る。
【0066】前述のように、樹脂あるいはゴムを用いた
従来の中間転写ベルトは機械的強度が弱く、繰り返し使
用するとベルトの永久伸びに起因する色ズレが発生す
る、またフランジ等との摺擦によりベルト端部が破損し
易い、という問題点があった。
【0067】上記の問題点に対して、本発明者らは樹脂
またはゴムからなる中間転写ベルトに芯体層を設け、そ
の補強効果により前記中間転写ベルトの機械的強度を向
上させると共に永久伸びを小さくするという手段を考案
し解決した。
【0068】本発明における芯体層の役割は、中間転写
ベルトの機械的強度の向上にある。芯体層の具体的な形
態例としては図2〜図4に示すように、織布状、不織布
状、糸状及びテープ状等が考えられる。即ち、芯体層は
必ずしも隙間のない連続した層である必要はない。従っ
て、芯体層には隙間や凹凸が存在する場合がある。
【0069】芯体層を構成する材料は、例えば、綿、
絹、麻及び羊毛等の天然繊維、キチン繊維、アルギン酸
繊維及び再生セルロース繊維等の再生繊維、アセテート
繊維等の半合成繊維、ポリエステル繊維、ナイロン繊
維、アクリル繊維、ポリオレフィン繊維、ポリビニルア
ルコール繊維、ポリ塩化ビニル繊維、ポリ塩化ビニリデ
ン繊維、ポリウレタン繊維、ポリアルキルパラオキシベ
ンゾエート繊維、ポリアセタール繊維、アラミド繊維、
ポリフロロエチレン繊維及びフェノール繊維等の合成繊
維、炭素繊維、硝子繊維及びボロン繊維等の無機繊維、
鉄繊維及び銅繊維等の金属繊維からなる群より選ばれる
1種あるいは2種以上を用いることができる。ただし、
もちろん上記材料に限定されるものではない。
【0070】製造のし易さや製造コストの観点から、芯
体層の好ましい形態例は図2及び図3に示したように、
織布状あるいは糸状である。
【0071】糸は1本のフィラメントであっても、複数
のフィラメントを撚ったものであってもよく、片撚糸、
諸撚糸及び双糸等どのような撚り方であってもよい。ま
た、例えば上記材料群にて示した材質の繊維を混紡して
もよい。更に、場合によっては糸に適当な導電処理を施
して使用することもできる。
【0072】同じく、織布は、例えばメリヤス織り等ど
のような織り方の織布でも使用可能であり、もちろん交
織した織布も使用可能である。また、場合によっては織
布に適当な導電処理を施して使用することもできる。
【0073】芯体層の製造方法は特に限定されるもので
はないが、例えば筒状に織った織布を金型等に被せ、そ
の上に被覆層を設ける方法、筒状に織った織布を液状ゴ
ム等に浸漬して芯体層の片面あるいは両面に被覆層を設
ける方法、また糸を金型等に任意のピッチで螺旋状に巻
き付け、その上に被覆層を設ける方法等を挙げることが
できる。
【0074】前述のように、本発明の画像形成装置に用
いる中間転写体に芯体層を設ける目的は、中間転写ベル
トの補強にある。従って、芯体層の厚みは任意である
が、好ましい範囲としては10〜500μmである。芯
体層の厚さが10μm未満であると、補強的効果が小さ
くなってしまい、本来の目的を果たすことができない場
合がある。また、500μmより厚いと、芯体層の剛直
性が増し、中間転写ベルトを円滑に駆動することが困難
になることがあるために好ましくない。
【0075】芯体層の上層に設ける被覆層は1層でもよ
いが、場合によっては2層以上とすることもできる。特
に、芯体層の上層にゴム及びエラストマー等の弾性体か
らなる被覆層(弾性層)を設け、その上に離型性に優れ
た樹脂等からなる被覆層(表面層)を設けた場合、弾性
層によって1次転写及び2次転写のニップが均一かつ十
分に確保され、表面層によって転写効率(特に2時転写
効率)が向上して好ましい。
【0076】芯体層の上層に設ける被覆層の厚さの和
は、本発明の骨子にあるように、芯体層の厚さ以上であ
ればよく、厚過ぎると中間転写ベルトの剛直性が増し、
中間転写ベルトを円滑に駆動することが困難になるため
に好ましくない。上記理由により、芯体層の上層に設け
る被覆層の厚さの和は、10μm〜1500μmが好ま
しい。
【0077】中間転写ベルトの厚さは、該ベルトを円滑
に駆動することが可能な限り厚い方が好ましく、かつ該
ベルトの機械的強度及び柔軟性を損なわない限り薄い方
が好ましい。具体的には0.1〜2mmが好ましい。ま
た、芯体層の上層に設ける被覆層を設ける場合、表面層
の厚さはその下の被覆層の柔軟性を損なわない程度に薄
層にすることが好ましく、具体的には1〜500μm、
更には5〜200μmが好ましい。
【0078】また、本発明者らの検討結果によると、よ
り良好な画像を得るためには中間転写ベルトの電気抵抗
値に適性範囲が存在することが判明した。
【0079】即ち、中間転写ベルトの抵抗値が高過ぎる
と、2色目以降の現像剤を1次転写する際に、それ以前
に1次転写を終了した現像剤が第1の画像担持体に戻っ
てしまい、目的とする色あいの画像が得られなくなって
しまう。また、中間転写ベルトの抵抗値が低過ぎると、
1次転写を受けた部分とそうでない部分とで中間転写ベ
ルトの抵抗値に大きな差ができてしまうために、2色目
以降の現像剤を効率よく転写することができなくなって
しまい、やはり目的とする色あいの画像が得られなくな
ってしまう。このような弊害を伴うことなく、より高品
位な画像を得ることができる中間転写ベルトの抵抗値の
範囲は、下記に示す測定法にて1×10 4 Ω以上、1×
1011Ω以下であることを、本発明者らは見いだした。
【0080】<中間転写ベルトの抵抗値の測定方法> (1)中間転写ベルトを図5に示したように張架し、該
中間転写ベルトを2本の金属ローラ202及び203で
挟み、直流電源、適当な抵抗値を持つ抵抗器、及び電位
差計をつなぐ。 (2)駆動ロールにて中間転写ベルト表面の移動速度が
100〜300mm/秒になるように該ベルトを駆動す
る。 (3)直流電源から+1kVを回路に印加し、抵抗器の
両端の電位差Vrを電位差計にて読む。なお、測定時の
雰囲気は、気温23±5℃、湿度50±10%RHとす
る。 (4)得られた電位差Vrから、回路に流れる電流値I
を求める。 (5)中間転写ベルトの抵抗値=印加電圧(1kV)/
電流値I。
【0081】また、第1の画像担持体としては、少なく
とも表面層にポリテトラフルオロエチレン(PTFE)
の微粉末を含有する感光ドラムを用いると、より高い1
次転写効率が得られるために好ましい。これは、PTF
Eの微粉末を含有することにより、該感光ドラム表面層
の表面エネルギーが低下し、トナーの離型性が向上する
ためではないかと考えられる。
【0082】中間転写ベルトのクリーニングは、ブレー
ドクリーニング、ファーブラシクリーニング、静電クリ
ーニング、あるいはそれらの組み合わせ等、任意のクリ
ーニング装置が使用可能であるが、装置の小型化、低コ
スト化の観点から、好ましいクリーニング方式の例とし
て、図1に示すごとく、転写残現像剤を感光ドラム1に
静電的に転写することにより中間転写ベルトをクリーニ
ングする方式を挙げることができる。
【0083】図1において、クリーニング用帯電部材7
は、金属ロール、導電性を有する弾性ロール、導電性を
有するファーブラシ、また導電性を有するブレード等、
種々の形態をとることができる。
【0084】なお、図1の画像形成装置においては、感
光ドラム1から中間転写ベルト20に現像剤を1次転写
すると同時に、前回の画像形成ステップで発生した中間
転写ベルト20上の転写残現像剤を感光ドラム1に戻し
てもよい(以後、1次転写同時クリーニング方式と称す
る)。1次転写同時クリーニング方式は、クリーニング
ステップを特に必要としないために、スループットの低
下がないという利点を有している。
【0085】また、図6に示すごとく、転写残現像剤回
収部材8を設けてもよい。
【0086】転写残現像剤回収部材8も、金属ロール、
導電性を有する弾性ロール、導電性を有するファーブラ
シ及び導電性を有するブレード等、種々の形態をとるこ
とができる。
【0087】転写残現像剤回収部材8には、クリーニン
グ用帯電部材7に印加される電圧とは逆極性の電圧が印
加され、転写残現像剤を静電的にクリーニングすること
ができる。
【0088】また、図6の装置において、例えば電源投
入時等に転写残現像剤回収部材8に感光ドラム1と逆極
性のバイアスを印加して、転写残現像剤回収容器9内の
転写残現像剤を帯電させ、感光ドラムのクリーニング装
置13に回収することも考えられる。この方式は、転写
残現像剤回収容器9を小型化できるという利点を有して
いる。
【0089】本発明に用いる中間転写ベルトの被覆層に
使用されるゴム、エラストマー及び樹脂として、例えば
ゴム及びエラストマーとしては、天然ゴム、イソプレン
ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ブタジエンゴム、ブ
チルゴム、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−プロ
ピレンターポリマー、クロロプレンゴム、クロロスルホ
ン化ポリエチレン、塩素化ポリエチレン、アクリロニト
リルブタジエンゴム、ウレタンゴム、シンジオタクチッ
ク1,2−ポリブタジエン、エピクロロヒドリンゴム、
アクリルゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、多硫化ゴ
ム、ポリノルボルネンゴム、水素化ニトリルゴム及び熱
可塑性エラストマー(例えばポリスチレン系、ポリオレ
フィン系、ポリ塩化ビニル系、ポリウレタン系、ポリア
ミド系、ポリエステル系及びフッ素樹脂系)等からなる
群より選ばれる1種類あるいは2種類以上を使用するこ
とができる。ただし、上記材料に限定されるものではな
い。
【0090】また、樹脂としてはポリスチレン、クロロ
ポリスチレン、ポリ−α−メチルスチレン、スチレン−
ブタジエン共重合体、スチレン−塩化ビニル共重合体、
スチレン−酢酸ビニル共重合体、スチレン−マレイン酸
共重合体、スチレン−アクリル酸エステル共重合体(ス
チレン−アクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリ
ル酸エチル共重合体、スチレン−アクリル酸ブチル共重
合体、スチレン−アクリル酸オクチル共重合体及びスチ
レン−アクリル酸フェニル共重合体等)、スチレン−メ
タクリル酸エステル共重合体(スチレン−メタクリル酸
メチル共重合体、スチレン−メタクリル酸エチル共重合
体及びスチレン−メタクリル酸フェニル共重合体等)、
スチレン−α−クロルアクリル酸メチル共重合体及びス
チレン−アクリロニトリル−アクリル酸エステル共重合
体等のスチレン系樹脂(スチレンまたはスチレン置換体
を含む単重合体または共重合体)、メタクリル酸メチル
樹脂、メタクリル酸ブチル樹脂、アクリル酸エチル樹
脂、アクリル酸ブチル樹脂、変性アクリル樹脂(シリコ
ーン変性アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂変性アクリル樹
脂及びアクリル・ウレタン樹脂等)、塩化ビニル樹脂、
スチレン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体、ロジン変性マレイン酸樹脂、フェノール樹
脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエステルポ
リウレタン樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
ブタジエン、ポリ塩化ビニリデン、アイオノマー樹脂、
ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、ケト
ン樹脂、エチレン−エチルアクリレート共重合体、キシ
レン樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリアミド樹脂
及び変性ポリフェニレンオキサイド樹脂等からなる群よ
り選ばれる1種類あるいは2種類以上を使用することが
できる。ただし、上記材料に限定されるものではない。
【0091】本発明に用いる中間転写ベルトの抵抗値を
調節するためには導電剤を添加してもよい。導電剤とし
ては特に限定されるものではないが、例えば、カーボ
ン、アルミニウムやニッケル等の金属粉末、酸化チタン
などの金属酸化物、4級アンモニウム塩含有ポリメタク
リル酸メチル、ポリビニルアニリン、ポリビニルピロー
ル、ポリジアセチレン、ポリエチレンイミン、含硼素高
分子化合物及びポリピロール等の導電性高分子化合物等
からなる群より選ばれる1種類あるいは2種類以上を使
用することができる。ただし、上記導電剤に限定される
ものではない。
【0092】
【実施例】以下に実施例をもって本発明を詳細に説明す
る。
【0093】(実施例1)円筒状の金型に、下記配合の
ゴムコンパウンドを厚さ0.4mmで均一に巻き付け
た。次に、接着剤を表面に塗ったポリアミド糸(直径1
00μm)を前記コンパウンド上にピッチ1mmで螺旋
状に巻き付けた。その上に、あらかじめチューブ状に押
し出した下記配合のゴムコンパウンドを被せ、加硫及び
研磨を行うことにより、芯体層の上に厚さ0.3mmの
弾性層を、芯体層の下に厚さ0.4mmの弾性層を有す
る、厚さ0.8mmの芯体層入りゴムベルトを得た。
【0094】 ゴム配合 SBRゴム 30部(重量部、以下同様) EPDMゴム 70部 加硫剤(沈降硫黄) 1.5部 加硫助剤(亜鉛華) 2部 加硫促進剤(MBT) 1.5部 加硫促進剤(TMTM) 1.2部 導電剤(カーボンブラック) 25部 分散助剤(ステアリン酸) 1部 可塑剤(ナフテン系プロセスオイル)40部
【0095】次に、該ベルト上に更にもう1層の被覆層
(表面層)を得るための塗料を下記処方にて作成した。
【0096】
【0097】上記塗料を前記ベルトにスプレー塗布し、
室温にて指触乾燥後120℃で2時間加熱することによ
り残存溶剤を除去し、厚さ30μmの被覆層(表面層)
を有する中間転写ベルトを得た。得られた中間転写ベル
トの抵抗値は2×106Ωであった。
【0098】更に、ベルト端部の非画像領域4箇所に5
mm角の穴を開け、その開口部に15mm角で厚さ10
0μmの下記構成及び特性のテープを超音波溶着機を用
いて、 溶着エネルギー 100J 加圧力 10kg/cm2 の条件で溶着した。接着部を観察したところ、テープ、
表層いづれも溶融し、一体化していることが確認され
た。
【0099】 テープ ウレタン樹脂フィルム(100μm) テープの体積抵抗 1012Ωcm 180°剥離接着強度 2.5kg/25mm幅 破断伸び 5%以上 テープ10%応力 0.25kg 光透過率(960nm) 90%
【0100】この中間転写ベルトを図1に示されるフル
カラー電子写真装置に装着し、L/L(15℃、10%
RH)環境でフルカラー画像15万枚の連続プリントを
行った。
【0101】結果を表1に示す。
【0102】以下に本実施例の作像条件を示す。
【0103】 非画像部表面電位:−550V 画像部表面電位:−150V カラー現像剤(4色共に):非磁性1成分トナー 1次転写電圧:+500V 2次転写電圧:+1500V プロセススピード:120mm/sec 現像バイアス:Vdc=−400V Vac=1600Vpp 周波数=1800Hz
【0104】(実施例2)実施例1で用いたのと同一の
中間転写ベルトの開口部に15mm角で厚さ25μmの
下記構成のテープを超音波溶着機を用いて、 溶着エネルギー 100J 加圧力 10kg/cm2 の条件で溶着した。接着部を観察したところ、表層のみ
溶融し、テープに溶着していることが確認された。
【0105】 テープ ポリエチレンテレフタレートフィルム (25μm) テープの体積抵抗 1015Ωcm 180°剥離接着強度 2.0kg/25mm幅 破断伸び 5%以上 テープ10%応力 1.9kg 光透過率(960nm) 95%
【0106】この中間転写ベルトを図1に示されるフル
カラー電子写真装置に装着し、L/L環境で、実施例1
と同じ作像条件でフルカラー画像15万枚の連続プリン
トを行った。
【0107】結果を表1に示す。
【0108】(実施例3)実施例1において、被覆層
(最外層)を得るための塗料を下記処方にした以外は実
施例1と同様に中間転写ベルトを作成した。
【0109】
【0110】この中間転写ベルトの開口部に15mm角
で厚さ100μmの下記構成のテープを超音波溶着機を
用いて、 溶着エネルギー 100J 加圧力 10kg/cm2 の条件で溶着した。接着部を観察したところ、テープの
み溶融し、溶着していることが確認された。
【0111】 テープ ウレタン樹脂フィルム(100μm) テープの体積抵抗 1012Ωcm 180°剥離接着強度 2.0kg/25mm幅 破断伸び 5%以上 テープ10%応力 0.25kg 光透過率(960nm) 90%
【0112】この中間転写ベルトを図1に示されるフル
カラー電子写真装置に装着し、L/L環境で、実施例1
と同じ作像条件でフルカラー画像15万枚の連続プリン
トを行った。
【0113】(実施例4)実施例1で用いたのと同一の
中間転写ベルトの開口部に15mm角で厚さ100μm
の下記構成のテープをシーラーを用いて、 熱板温度 110℃ 加圧力 3kg/cm2 時間 20秒 の接着条件で貼り付けた。
【0114】 接着材 アクリル系熱接着フィルム(50μm) フィルム フッ素樹脂フィルム(50μm) テープの体積抵抗 1015Ωcm 180°剥離接着強度 1.5kg/25mm幅 破断伸び 5%以上 テープ10%応力 0.7kg 光透過率(960nm) 95%
【0115】この中間転写ベルトを図1に示されるフル
カラー電子写真装置に装着し、L/L環境で、実施例1
と同じ作像条件でフルカラー画像15万枚の連続プリン
トを行った。
【0116】結果を表1に示す。
【0117】(実施例5)実施例1で用いたのと同一の
中間転写ベルトの開口部に15mm角で厚さ100μm
の下記構成のテープをシーラーを用いて、 熱板温度 110℃ 加圧力 3kg/cm2 時間 20秒 の接着条件で貼り付けた。
【0118】 接着材 アクリル系熱接着フィルム(50μm) フィルム ヒドリンゴムフィルム(50μm) テープの体積抵抗 1010Ωcm 180°剥離接着強度 2.0kg/25mm幅 破断伸び 5%以上 テープ10%応力 0.06kg 光透過率(960nm) 60%
【0119】この中間転写ベルトを図1に示されるフル
カラー電子写真装置に装着し、L/L環境で、実施例1
と同じ作像条件でフルカラー画像15万枚の連続プリン
トを行った。
【0120】結果を表1に示す。
【0121】(実施例6)実施例1で用いたのと同一の
中間転写ベルトの開口部に15mm角で厚さ100μm
の下記構成のテープをシーラーを用いて、 熱板温度 110℃ 加圧力 3kg/cm2 時間 20秒 の接着条件で貼り付けた。
【0122】 接着材 アクリル系熱接着フィルム(50μm) フィルム シリコーンフィルム(50μm) テープの体積抵抗 1015Ωcm 180°剥離接着強度 0.5kg/25mm幅 破断伸び 5%以上 テープ10%応力 0.03kg 光透過率(960nm) 70%
【0123】この中間転写ベルトを図1に示されるフル
カラー電子写真装置に装着し、L/L環境で、実施例1
と同じ作像条件でフルカラー画像15万枚の連続プリン
トを行った。結果を表1に示す。
【0124】(実施例7)実施例1で用いたのと同一の
中間転写ベルトの開口部に15mm角で厚さ150μm
の下記構成のテープをシーラーを用いて、 熱板温度 110℃ 加圧力 3kg/cm2 時間 20秒 の接着条件で貼り付けた。
【0125】 接着材 アクリル系熱接着フィルム(50μm) フィルム アクリル樹脂フィルム(100μm) テープの体積抵抗 1015Ωcm 180°剥離接着強度 1.5kg/25mm幅 破断伸び 5%以上 テープ10%応力 2.0kg 光透過率(960nm) 90%
【0126】この中間転写ベルトを図1に示されるフル
カラー電子写真装置に装着し、L/L環境で、実施例1
と同じ作像条件でフルカラー画像15万枚の連続プリン
トを行った。
【0127】結果を表1に示す。
【0128】(比較例1)実施例1で用いたのと同一の
中間転写ベルトの開口部に15mm角で厚さ150μm
の下記構成のテープをシーラーを用いて、 熱板温度 110℃ 加圧力 3kg/cm2 時間 20秒 の接着条件で貼り付けた。
【0129】 接着材 アクリル系熱接着フィルム(50μm) フィルム ポリエチレンテレフタレートフィルム (100μm) テープの体積抵抗 1015Ωcm 180°剥離接着強度 1.5kg/25mm幅 破断伸び 5%以上 テープ10%応力 6.9kg 光透過率(960nm) 95%
【0130】この中間転写ベルトを図1に示されるフル
カラー電子写真装置に装着し、L/L環境で、実施例1
と同じ作像条件でフルカラー画像15万枚の連続プリン
トを行った。
【0131】結果を表1に示す。
【0132】(実施例8)実施例1で用いたのと同一の
中間転写ベルトの開口部に15mm角で厚さ1000μ
mの下記構成のテープを超音波溶着機を用いて、 溶着エネルギー 100J 加圧力 10kg/cm2 の条件で溶着した。接着部を観察したところ、テープ、
表層いづれも溶融し、一体化していることが確認され
た。
【0133】 フィルム ウレンタ樹脂フィルム(1000μm) テープの体積抵抗 1012Ωcm 180°剥離接着強度 2.5kg/25mm幅 破断伸び 5%以上 テープ10%応力 2.5kg 光透過率(960nm) 20%
【0134】この中間転写ベルトを図1に示されるフル
カラー電子写真装置に装着し、L/L環境で、実施例1
と同じ作像条件でフルカラー画像15万枚の連続プリン
トを行った。
【0135】結果を表1に示す。
【0136】(比較例2)実施例1で用いたのと同一の
中間転写ベルトの開口部に15mm角で厚さ100μm
の下記構成のテープをシーラーを用いて、 熱板温度 110℃ 加圧力 3kg/cm2 時間 20秒 の接着条件で貼り付けた。
【0137】 接着材 アクリル系熱接着テープ(50μm) フィルム カーボンブラック分散フッ素樹脂フィルム (50μm) テープの体積抵抗 1015Ωcm 180°剥離接着強度 1.5kg/25mm幅 破断伸び 5%以上 テープ10%応力 0.7kg 光透過率(960nm) 8%
【0138】この中間転写ベルトを図1に示されるフル
カラー電子写真装置に装着し、L/L環境で、実施例1
と同じ作像条件でフルカラー画像15万枚の連続プリン
トを行った。
【0139】結果を表1に示す。
【0140】(比較例3)実施例1で用いたのと同一の
中間転写ベルトの開口部に15mm角で厚さ1000μ
mの下記構成のテープを超音波溶着機を用いて、 溶着エネルギー 100J 加圧力 10kg/cm2 の条件で溶着した。接着部を観察したところ、テープ、
表層いづれも溶融し、一体化していることが確認され
た。
【0141】 フィルム 過塩素酸リチウム含有ウレンタ樹脂フィルム (1000μm) テープの体積抵抗 109 Ωcm 180°剥離接着強度 2.5kg/25mm幅 破断伸び 5%以上 テープ10%応力 0.2kg 光透過率(960nm) 90%
【0142】この中間転写ベルトを図1に示されるフル
カラー電子写真装置に装着し、L/L環境で、実施例1
と同じ作像条件でフルカラー画像15万枚の連続プリン
トを行った。
【0143】結果を表1に示す。
【0144】(比較例4)実施例1で用いたのと同一の
中間転写ベルトの開口部に15mm角で厚さ100μm
の下記構成のテープをシーラー(シンワ機械製)を用い
て、 熱板温度 110℃ 加圧力 3kg/cm2 時間 20秒 の接着条件で貼り付けた。
【0145】 接着材 オレフィン系熱接着テープ(50μm) フィルム ウレタン樹脂フィルム(100μm) テープの体積抵抗 1012Ωcm 180°剥離接着強度 0.3kg/25mm幅 破断伸び 5%以上 テープ10%応力 0.2kg 光透過率(960nm) 90%
【0146】この中間転写ベルトを図1に示されるフル
カラー電子写真装置に装着し、L/L環境で、実施例1
と同じ作像条件でフルカラー画像15万枚の連続プリン
トを行った。
【0147】結果を表1に示す。
【0148】
【表1】
【0149】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明は、第1
の画像担持体上に形成された画像を中間転写ベルトに転
写した後、第2の画像担持体上に更に転写する画像形成
装置において、該中間転写ベルトが少なくとも芯体層及
び表面層を有し、該中間転写ベルトの非画像領域部分に
開口部を有し、該開口部に、体積抵抗が1010Ωcm以
上、180°剥離における接着強度が0.5kg/25
mm幅以上、破断伸び5%以上、10%伸びにおける応
力が5kg以下、かつ700〜1500nmのうちのい
ずれかの波長を有する光の透過率が10%以上であるリ
ーク防止テープを接着したことを特徴とする画像形成装
置、により長期に渡り繰り返し使用しても中間転写ベル
トの破損(表面層の弾性層等からの剥がれ、ひび割れ)
を起こすことのない、またこれに起因してリークを発生
して画像欠陥を生じることのない良好な画像を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】中間転写ベルトを用いたカラー画像出力装置の
概略図である。
【図2】糸状の芯体層を有する本発明の中間転写ベルト
の一部の概略図である。
【図3】織布状の芯体層を有する本発明の中間転写ベル
トの一部の概略図である。
【図4】フィルム状の芯体層を有する本発明の中間転写
ベルトの一部の概略図である。
【図5】本発明の中間転写ベルトの抵抗測定装置の概略
図である。
【図6】中間転写ベルトを用いたカラー画像出力装置の
概略図である。
【図7】中間転写ベルトの開口部に設けたリーク防止テ
ープを示す斜視図である。
【図8】光透過率曲線の1例を示す図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 1次帯電器 3 像露光手段 7 クリーニング用帯電部材 8 転写残現像剤回収部材 9 転写残現像剤回収容器 10 転写材ガイド 11 給紙ローラ 13 感光ドラムのクリーニング装置 15 定着器 20 中間転写ベルト 21 中間転写ベルトの一部 22 被覆層 23 芯体層 24 被覆層 26 バイアス電源 27 バイアス電源 28 バイアス電源 29 バイアス電源 41 イエロー色現像装置 42 マゼンタ色現像装置 43 シアン色現像装置 44 ブラック色現像装置 50 リーク防止テープ 53 穴開け(開口部) 61 ローラ 62 1次転写ローラ 63 2次転写ローラ 64 2次転写対向ローラ 200 駆動ローラ 201 金属ローラ 202 金属ローラ 203 金属ローラ 204 電源 205 抵抗器 206 電位差計 P 転写材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下條 稔 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 田中 篤志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 芦邊 恒徳 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H030 BB42 BB44 2H032 AA05 AA15 BA09 BA23 2H068 AA21 FB11 FC11

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の画像担持体上に形成された画像を
    中間転写ベルトに転写した後、第2の画像担持体上に更
    に転写する画像形成装置において、該中間転写ベルトが
    少なくとも芯体層及び表面層を有し、該中間転写ベルト
    の非画像領域部分に開口部を有し、該開口部に、体積抵
    抗が1010Ωcm以上、180°剥離における接着強度
    が0.5kg/25mm幅以上、破断伸び5%以上、1
    0%伸びにおける応力が5kg以下、かつ700〜15
    00nmのうちのいずれかの波長を有する光の透過率が
    10%以上であるリーク防止テープを接着したことを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 リーク防止テープの厚みが10〜100
    0μmである請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 リーク防止テープが接着剤層を有する請
    求項1〜2のいずれかに記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 リーク防止テープが接着剤層を有しない
    請求項1〜2のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 リーク防止テープ及び表面層のいづれか
    を溶かして接着した請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 リーク防止テープ及び表面層の両方を溶
    かして接着した請求項4記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 超音波溶着機を使用して接着した請求項
    4〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 中間転写ベルトが少なくとも弾性層を有
    する請求項2〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 感光体が有機感光体である請求項1〜8
    のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 感光体が表面に保護層を有する有機感
    光体である請求項1〜9のいずれかに記載の画像形成装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003084474A (ja) * 2001-06-27 2003-03-19 Ricoh Co Ltd 電子写真感光体及びその製造方法、並びに該電子写真感光体を用いた画像形成方法、画像形成装置、及び画像形成用プロセスカートリッジ
JP2017156710A (ja) * 2016-03-04 2017-09-07 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置用の弾性ベルト、ベルトユニット、及び画像形成装置

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