JP2000112011A - 磁気記録装置及び磁気記録機能付きカメラ - Google Patents

磁気記録装置及び磁気記録機能付きカメラ

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JP2000112011A
JP2000112011A JP10300330A JP30033098A JP2000112011A JP 2000112011 A JP2000112011 A JP 2000112011A JP 10300330 A JP10300330 A JP 10300330A JP 30033098 A JP30033098 A JP 30033098A JP 2000112011 A JP2000112011 A JP 2000112011A
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recording
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magnetic
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Hidetoshi Masuda
英歳 増田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成を複雑にすることなく、記録媒体の給送
速度の変動の影響を受けにくく、安定した給送速度検出
と磁気記録を行えるようにする。 【解決手段】 磁気情報を記録可能な記録媒体に予め決
められた間隔で設けられた複数の信号部を検出すること
で、前記記録媒体の給送速度を検出する給送速度検出手
段13,14a,14b,1と、該給送速度検出手段に
よって検出された少なくとも二つ以上の給送速度の情報
を記憶する記憶手段7と、磁気情報の記録に先立って、
前記記憶手段に記憶された複数の給送速度の情報を用い
て、前記記録媒体に記録するための磁気記録周波数を決
定する決定手段1とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給送時に磁気情報
を記録する磁気記録装置や磁気記録機能付きカメラの改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気記録部を有するフィルムに対
して磁気記録を行う磁気記録装置や、これらの装置を有
したカメラが種々提案されてきている。これらの提案に
よる磁気記録の方式には、大別すると以下の二つがあ
る。
【0003】1)フィルムのパーフォレーションを検出
するパーフォレーション検出手段を有し、該検出手段に
よって給送量,給送速度を得て磁気記録を行う方式。
【0004】2)フィルムの移動量に応じたパルス信号
発生器などのエンコーダを設け、該エンコーダの出力に
よって給送量,給送速度を求めて磁気記録を行う方式。
【0005】一般に、上記1)のパーフォレーション検
出手段は、フィルム停止位置を制御するために必須の手
段であり、これを停止位置の検出のみでなく、給送速度
を検出する手段として兼用するものである。これに対し
て、上記2)のエンコーダは、フィルムの移動量の検出
分解能を上げる目的で専用に設けられることが多く、上
記1)のパーフォレーション検出手段と併用される場合
が多い。
【0006】上記1)の例としては、例えば、パーフォ
レーション検出手段によりフィルムリーダー部の磁気記
録開始タイミングを決定する方法が特開平8−0298
58号に開示されており、また、パーフォレーション検
出手段と物理量(温度,駒数,電池)から磁気記録の開
始タイミングを決定する方法が特開平8−029862
号に開示されている。また、特開平8−122895号
には、パーフォレーション検出手段により、磁気記録周
波数の決定と給送停止位置の検出を行う方法が開示され
ている。
【0007】ここで、従来のフィルムに具備された磁気
記録部への記録方法の一例について、図6を用いて以下
説明する。
【0008】図6において、17は磁気記録部17dを
有するフィルムであり、各露光面17aの開始位置を示
すパーフォレーション17b及び各露光面17aの終了
位置を示すパーフォレーション17cを有している。1
4a,14bは前記パーフォレーション17b,17c
を検出する為のフォトセンサ、12は前記磁気記録部1
7dに対向した位置に配置された磁気ヘッドである。
【0009】前記磁気ヘッド12により、フィルム17
の磁気記録部17dへ、撮影日時,プリントアスペクト
比,露出情報などの撮影情報の書き込みがフィルム給送
中に磁気的に行われる事になるが、この際、フィルム給
送開始時にフィルムの移動速度を検出して適正に磁気記
録を行うために、磁気記録時の書き込み周波数を決定し
ている。
【0010】図7は、1駒分のフィルム給送と磁気記録
のタイミングを示す図であり、フォトセンサ14aと1
4bで検出されるパーフォレーション17bと17cの
関係を示している。
【0011】図7において、フィルム17の給送を開始
すると、まずフォトセンサ14bでパーフォレーション
17cが検出される。この検出されるパーフォレーショ
ン17cの通過する時間を測定して、フィルムの給送速
度を検出し、その検出された給送速度から磁気記録用の
適正な書き込み周波数を決定し、磁気ヘッド12による
磁気記録を開始する。この後、磁気記録はフォトセンサ
14aでパーフォレーション17cが検出されるまでに
終了し、パーフォレーション17bの検出終了時点でフ
ィルム給送が停止される。
【0012】ここで、パーフォレーションの長さをL
1 、フォトセンサ14bで検出され計測されるパーフォ
レーション17cの通過時間をt2 とすると、検出され
るフィルムの給送速度ν2 は ν2 =L1 /t2 で求められる。また、フィルムの磁気記録部17dの単
位長さ当たりにどの位の量のデータを書き込むかを示す
記録密度をDとすると、磁気記録周波数f2 は f2 =D×ν2 =D×(L1 /t2 ) で求められる。
【0013】一方、上記2)の例としては、フィルムの
給送速度を検出するための専用の手段を用いて磁気記録
を行う方法が特開平7−152085号に開示されてお
り、特開平7−270891号には、給送速度の変動
(いわゆるジッタ)の発生パターンを検出する手段を設
けて、予測手段でジッタを補正する方法が開示されてい
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
1)の従来例においては、給送速度νを求める為にパー
フォレーション検出手段のみを用いているので、構成が
簡単になる半面、磁気記録の開始直前のフィルム給送速
度のみを用いるため、その変動の影響を直接受けてしま
う。即ち、偶然フィルムの負荷変動などにより、給送速
度の測定期間と磁気記録開始から終了までの期間の給送
速度に差が生じると、所望の磁気記録密度が得られな
い、所定の記録範囲内に磁気記録が収まらない、等の問
題を生じる。
【0015】また、フィルムを巻き戻す際に一括して磁
気記録を行う場合には、フィルムを巻き取る回転軸がカ
メラ内のスプール軸ではなく、フィルムカートリッジ内
のスプール軸になるが、このフィルムカートリッジ内の
スプール軸径はフィルム毎に異なり、かつ、一般にカメ
ラのスプール軸よりも細いため、巻き取り始めと巻き取
り完了の間のスプール軸径の変化が大きい。従って、磁
気記録開始前に検出した給送速度と巻き取り終了付近の
給送速度の差も大きくなってしまい、所望の磁気記録密
度が得られない、所定の記録範囲内に磁気記録が収まら
ない、等の問題が生じる。
【0016】一方、上記2)の従来例においては、フィ
ルムの給送速度を直接的に検出するための専用の手段を
設けているため、給送速度の変動による問題は生じない
ものの、給送速度の検出分解能を上げながらパーフォレ
ーション検出手段を小型化することは非常に困難である
上、給送速度検出専用の手段を新たに設ける必要がある
ため、例えば、近年小型化の著しいカメラなどでは、部
品点数が増えてレイアウト上の制約を増やす、製造コス
トが大きくなる、などの欠点がある。
【0017】(発明の目的)本発明の第1の目的は、構
成を複雑にすることなく、記録媒体の給送速度の変動の
影響を受けにくく、安定した給送速度検出と磁気記録を
行うことのできる磁気記録装置を提供しようとするもの
である。
【0018】本発明の第2の目的は、構成を複雑にする
ことなく、フィルムの給送速度の変動の影響を受けにく
く、安定した給送速度検出と磁気記録を行うことのでき
る磁気記録機能付きカメラを提供しようとするものであ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1記載の本発明は、磁気情報を記録可
能な記録媒体に予め決められた間隔で設けられた複数の
信号部を検出することで、前記記録媒体の給送速度を検
出する給送速度検出手段を有する磁気記録装置におい
て、前記給送速度検出手段によって検出された少なくと
も二つ以上の給送速度の情報を記憶する記憶手段と、磁
気情報の記録に先立って、前記記憶手段に記憶された複
数の給送速度の情報を用いて、前記記録媒体に磁気記録
情報を記録する際の磁気記録周波数を決定する決定手段
とを有する磁気記録装置とするものである。
【0020】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項2〜5記載の本発明は、磁気情報を記録可能なフ
ィルムに予め決められた間隔で設けられたパーフォレー
ションを検出することで、前記フィルムの給送速度を検
出する給送速度検出手段を有する磁気記録機能付きカメ
ラにおいて、前記給送速度検出手段によって検出された
少なくとも二つ以上の給送速度の情報を記憶する記憶手
段と、磁気情報の記録に先立って、前記記憶手段に記憶
された複数の給送速度の情報を用いて、前記フィルムに
磁気記録情報を記録する際の磁気記録周波数を決定する
決定手段とを有する磁気記録機能付きカメラとするもの
である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0022】図1は本発明の実施の一形態に係る、磁気
記録部を有するフィルムを用いる磁気記録装置としての
カメラの回路構成を示すブロック図である。
【0023】図1において、1はカメラ全体を制御する
マイクロコンピュータ、2は露光量を決定するために測
光を行う測光回路、3は被写体距離を決定するために測
距を行う測距回路、4は前記測距回路3によって決定さ
れた距離に撮影レンズのピントを合わせる為のレンズ制
御回路、5は前記測光回路2によって決定された露光量
をフィルムに与えるためのシャッタ制御回路、6はフィ
ルム駒数などの情報を表示するための表示部、7は各種
データを記憶する不揮発性メモリであるところのEEP
ROMである。
【0024】8はフィルム装填スイッチ、9は測光や測
距を開始させる為のレリーズ第1ストロークスイッチ、
10はレリーズ動作を開始させる為のレリーズ第2スト
ロークスイッチ、11は撮影情報当の情報を記録する為
の磁気記録回路、12はフィルム上に前記情報を磁気記
録する磁気ヘッド、13はフィルムのパーフォレーショ
ンを検出するパーフォレーション検出回路、14a及び
14bは投光部と受光部より成るフォトカプラなどで構
成されフィルムの反射光を受光するフォトセンサ、15
は後述のフィルム給送用モータを制御するフィルム給送
回路、16はフィルムの給送を行うためのフィルム給送
用モータ、17は磁気記録部を有するフィルムである。
【0025】ここで、上記磁気ヘッド12,フォトセン
サ14a及び14bは、フィルム17に対して従来の技
術で説明した図6と同様に配置されている。
【0026】図2は、フィルム17のリーダー部から2
駒目までの撮影画面位置とパーフォレーションとの関係
を示した図である。ここで二つ並んだパーフォレーショ
ンの間隔をL1 とする。
【0027】図3は、フィルム装填後、1駒目までフィ
ルム給送を行った時のフォトセンサ14a及び14bの
出力を示した図である。
【0028】この図の様に、フィルム17のリーダー部
は、初めにフォトセンサ14bの位置を通過し、その後
フォトセンサ14aの位置を通過し、次いでパーフォレ
ーション17c及び17bがフォトセンサ14b及び1
4aを順次通過する。ここで、二つのパーフォレーショ
ン間隔を通過する時間をT1 とする。
【0029】図4は、図1に示すフィルム装填スイッチ
8がフィルムの装填を検出した時のマイクロコンピュー
タ1の動作を示すフローチャートである。
【0030】マイクロコンピュータ1はフィルム17の
装填を検出すると、ステップ#101からステップ#1
02へ進み、ここではフィルム給送回路15を介してフ
ィルム給送用モータ16の駆動を開始する。すると、フ
ィルム17のリーダー部がまずフォトセンサ14b及び
14aを通過し、その後にフォトセンサ14bをパーフ
ォレーション17cが通過することになるが、次のステ
ップ#103においては、フォトセンサ14bでのパー
フォレーション17cの検出から17bの検出までの時
間t1 をパーフォレーション間隔の通過時間として測定
する。
【0031】このように通過時間を測定するのは、パー
フォレーション検出回路13のバラツキやフィルム種類
による出力のバラツキによる影響を排するためである。
この時間T1 によってその給送速度ν1 を算出すると、 ν1 =L1 /t1 となる。この給送速度ν1 をマイクロコンピュータ1内
のメモリ、又は、EEPROM7に記憶する。
【0032】ステップ#104においては、フォトセン
サ14aでのパーフォレーション17bの検出終了を待
ち、つまり1駒給送終了を待ち、続くステップ#105
において、フィルム給送を停止し、ステップ#106に
てフィルム装填動作(1駒目までの給送動作)を終了す
る。
【0033】図7は、前述した様に、各撮影駒毎のフィ
ルム給送中のフォトセンサ14a及び14bの出力と制
御タイミングを示す図であり、同図において、フィルム
給送を開始した後にフォトセンサ14bでパーフォレー
ション17cの通過時間t2を測定する。この時間t2
によってその給送速度ν2 を検出し、メモリしておく
が、この給送速度ν2 は ν2 =L1 /t2 であり、従来はこのν2 によって磁気記録周波数f2 を f2 =D×ν2 によって決定していたが、本実施の形態では、前述した
フィルム装填時に測定したν1 も加味し、 ν3 =αν1 +(1−α)ν2 として得られる平均化した給送速度ν3 を用いて、磁気
記録周波数f3 を f3 =D×ν3 によって決定する。ここで定数α(0<α<1)は、フ
ォトセンサ14a,14bの相対配置関係によって決ま
る。
【0034】また、撮影を続けて行くことにより、給送
速度νn を νn =ανn ー2+(1−α)νn ー1 と帰納的に定義すれば順次得られ、磁気記録の開始直前
の給送速度のみならず、過去の給送速度をも反映した速
度を得られる。
【0035】こうして磁気記録の開始直前の給送速度ν
2 (即ち、νn-1 )のバラツキに直接影響されにくい安
定したフィルムの給送速度ν3 (即ち、νn )と磁気記
録周波数fnn =D×νn を求めることができる。
【0036】上記の実施の形態では、撮影後の巻き上げ
動作時に磁気記録を行う場合を例にしているが、巻き戻
し時に磁気記録を一括して行う場合にも同様に適用でき
るものである。
【0037】巻き戻し時にフィルムがフィルムカートリ
ッジ内のスプール軸に巻き取られて行くに従い、フィル
ムカートリッジ内のスプール軸径も次第に大きくなり、
同じ回転速度でフィルム給送用モータを書き戻し方向に
回転させると、巻き戻し速度はスプール軸径が大きくな
った分だけ大きくなることになる。
【0038】図5はこの関係をスプールの回転量θと巻
き上げ量Lの関係で示したもので、フィルムの厚さ△t
に応じて、 L∝△tθ2 +βθ+γ という二次関数になる。なお、βはスプール軸径で決ま
る定数である。
【0039】今、回転開始直後の期間を除くと、モータ
の角回転速度ω(=dθ/dt)がほぼ一定と見なす
と、給送速度(=dL/dt)は、上式を時間tで微分
すれば、回転量θに比例して大きくなることが分かる。
このように、巻き戻すにつれて給送速度は大きくなる。
巻き上げ時はカメラ内のスプール軸で巻き上げるため、
そのスプール軸径は既知であったが、巻き戻し時は、フ
ィルムがフィルムカートリッジ内のスプール軸に巻き取
られるため、そのスプール軸径は未知であり、特に、撮
影可能駒数やフィルムの種類によって軸径が2倍も異な
るものがある。
【0040】しかし、前述したように、給送速度とし
て、過去の給送速度をも反映した速度を用いるならば、
磁気記録周波数は常に適正に保つことが可能である。
【0041】以上の様な構成にすることにより、信頼性
の高い給送速度の検出、及び、磁気記録密度の決定を行
うことができる。また、給送速度は、既存のパーフォレ
ーションを検出する手段を用いることができるので、構
成が複雑になることなく、正確にフィルムの給送速度を
検出することができる。
【0042】また、記録を開始する前の予備走行段階で
のフィルム給送速度に乱れが生じても直接その影響を受
けにくい、適正な記録密度で磁気記録を行うことができ
る。
【0043】さらには、巻き戻し時に一括して磁気記録
を行う場合であっても、給送速度の変化に対応した適正
な記録密度で磁気記録を行うことができる。
【0044】(発明と実施の形態の対応)上記実施の形
態において、パーフォレーション検出回路13,フォト
センサ14a,14b及びマイクロコンピュータ1のス
テップ#103の動作を行う部分が本発明の給送速度検
出手段に相当し、マイクロコンピュータ1内のメモリ又
はEEPROM7が本発明の記憶手段に相当し、マイク
ロコンピュータ1の磁気記録に際して少なくとも二つの
給送速度を用いて磁気記録密度を算出する部分が本発明
の決定手段に相当する。
【0045】以上が実施の形態の各構成と本発明の各構
成の対応関係であるが、本発明は、これら実施の形態の
構成に限定されるものではなく、請求項で示した機能、
又は実施の形態がもつ機能が達成できる構成であればど
のようなものであってもよいことは言うまでもない。
【0046】(変形例)上記実施の形態では、カメラに
適用した例を述べているが、カメラ以外の磁気記録機能
を備えた装置でも適用できるものである。
【0047】また、フィルムに磁気記録する例を示して
いるが、その他の記録媒体であっても良い。
【0048】また、上記実施の形態では、未露光の先頭
駒である1駒目に対する磁気記録に際しての磁気記録周
波数の決定は、フィルム装填動作時に検出される給送速
度のみとなるが、これで不都合の場合は、更に2駒目ま
で給送し、1駒目から2駒目への給送時に給送速度を検
出して記憶しておき(これで二つの給送速度の情報が得
られた事になる)、再び1駒目まで巻き戻して1駒目か
らの撮影を可能にする様にしてもよい。
【0049】また、フィルム巻き戻し時に一括して磁気
記録を行うように構成した場合の、最初の磁気記録が為
される(最後に撮影された駒への磁気記録時)場合も、
フィルム巻き戻し時には一つの給送速度しか検出されて
いないので、上記と同様の給送制御を行うか、フィルム
最終駒へのフィルム巻き上げ時に給送速度の情報ををあ
らかじめ検出して、記憶しておく様にしても良い。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
構成を複雑にすることなく、記録媒体の給送速度の変動
の影響を受けにくく、安定した給送速度検出と磁気記録
を行うことができる磁気記録装置を提供できるものであ
る。
【0051】また、本発明によれば、構成を複雑にする
ことなく、フィルムの給送速度の変動の影響を受けにく
く、安定した給送速度検出と磁気記録を行うことができ
る磁気記録機能付きカメラを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るカメラの主要部分
の回路構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態に係るカメラにおいてフ
ィルムのリーダー部から2駒目までの撮影画面位置とパ
ーフォレーションとの関係を示した図である。
【図3】本発明の実施の一形態に係るカメラにおいて1
駒目までフィルム給送を行った時のフォトセンサ14a
及び14bの出力を示した図である。
【図4】本発明の実施の一形態に係るカメラにおける主
要部分の動作を示すフローチャートである。
【図5】一般的なフィルムカートリッジ内のスプールの
回転量θと巻き上げ量Lの関係で示した図である。
【図6】従来のフィルムに具備された磁気記録部への記
録方法の一例を示す図である。
【図7】従来の1駒分のフィルム給送と磁気記録のタイ
ミングを示す図である。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 7 EEPROM 11 磁気記録回路 12 磁気ヘッド 13 パーフォレーション検出回路 14a,14b フォトセンサ 15 フィルム給送回路 16 フィルム給送用モータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気情報を記録可能な記録媒体に予め決
    められた間隔で設けられた複数の信号部を検出すること
    で、前記記録媒体の給送速度を検出する給送速度検出手
    段を有する磁気記録装置において、 前記給送速度検出手段によって検出された少なくとも二
    つ以上の給送速度の情報を記憶する記憶手段と、磁気情
    報の記録に先立って、前記記憶手段に記憶された複数の
    給送速度の情報を用いて、前記記録媒体に磁気記録情報
    を記録する際の磁気記録周波数を決定する決定手段とを
    有することを特徴とする磁気記録装置。
  2. 【請求項2】 磁気情報を記録可能なフィルムに予め決
    められた間隔で設けられたパーフォレーションを検出す
    ることで、前記フィルムの給送速度を検出する給送速度
    検出手段を有する磁気記録機能付きカメラにおいて、 前記給送速度検出手段によって検出された少なくとも二
    つ以上の給送速度の情報を記憶する記憶手段と、磁気情
    報の記録に先立って、前記記憶手段に記憶された複数の
    給送速度の情報を用いて、前記フィルムに磁気記録情報
    を記録する際の磁気記録周波数を決定する決定手段とを
    有することを特徴とする磁気記録機能付きカメラ。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段に記憶される少なくとも二
    つ以上の給送速度の情報には、フィルム装填から未露光
    先頭駒までの給送時に得られる給送速度の情報が含まれ
    ることを特徴とする請求項1記載の磁気記録機能付きカ
    メラ。
  4. 【請求項4】 前記磁気情報の記録は、撮影駒の巻き上
    げ時に行われ、前記給送速度は、前記撮影駒の巻き上げ
    時に検出されることを特徴とする請求項2又は3磁気記
    録機能付きカメラ。
  5. 【請求項5】 前記磁気情報の記録はフィルム巻き戻し
    時に一括して行われ、前記給送速度は、フィルム巻き戻
    し時に検出されることを特徴とする請求項2記載の磁気
    記録機能付きカメラ。
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