JP2000110982A - 管継手 - Google Patents

管継手

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JP2000110982A
JP2000110982A JP10281453A JP28145398A JP2000110982A JP 2000110982 A JP2000110982 A JP 2000110982A JP 10281453 A JP10281453 A JP 10281453A JP 28145398 A JP28145398 A JP 28145398A JP 2000110982 A JP2000110982 A JP 2000110982A
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JP
Japan
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resin
inner layer
pipe joint
thickness
outer layer
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Withdrawn
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JP10281453A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Kojima
浩章 小島
Masasato Fukuoka
正吏 福岡
Tomoyuki Nemoto
友幸 根本
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Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
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Publication date
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Publication of JP2000110982A publication Critical patent/JP2000110982A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/20Controlling water pollution; Waste water treatment

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  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐塩素水性に優れるとともに、耐候性能にも
優れた管継手を提供する。 【解決手段】 耐塩素水性に優れた樹脂からなる厚さ1
〜8mmの内層12と、耐候性に優れた樹脂からなる外
層13とを積層して管継手を形成する。電熱線を埋設し
た電気融着式の管継手においては、電熱線の内周部と前
記内層の内周面との間の厚さを0.2〜1.5mmとす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管継手に関し、特
に、水道管に利用するポリエチレン管を接続するために
用いるポリエチレン樹脂製の管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレン管は、軽量で可撓性を有し
ているため、水道管路として各種形状のものが広く用い
られている。また、ポリエチレン管を接続するための管
継手としては、受口部分の内周部に埋設した電熱線を発
熱させて受口内面及び差口外面の樹脂を溶融させること
により、融着接合を行うポリエチレン製電気融着継手が
広く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ポリエ
チレン樹脂自体は、耐候性能に乏しく、また、耐候性能
を向上させるためにポリエチレン樹脂にカーボンブラッ
クを添加した樹脂は、耐塩素水性に乏しいという欠点が
あった。したがって、従来のポリエチレン製管継手は、
耐塩素水性か耐候性能かのいずれか一方のみを満足する
だけであり、双方を満足するものはなかった。このた
め、継手の性能に合わせて水道水の塩素濃度を調節する
必要があった。
【0004】そこで本発明は、耐塩素水性に優れるとと
もに、耐候性能にも優れた管継手を提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の管継手は、耐塩素水性に優れた樹脂からな
る厚さ1〜8mmの内層と、耐候性に優れた樹脂からな
る外層とを積層したことを特徴としている。
【0006】また、本発明の管継手は、樹脂管を融着接
合するための電熱線を埋設した電気融着式の管継手にお
いて、耐塩素水性に優れた樹脂からなる厚さ1〜8mm
の内層と、耐候性に優れた樹脂からなる外層とを積層す
るとともに、前記電熱線の内周部と前記内層の内周面と
の間の厚さを0.2〜1.5mmとしたことを特徴とし
ている。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明の管継手の第1形態
例を示す断面図である。この管継手11は、いわゆるス
ピゴット型継手と呼ばれるもので、チーズの三方が差口
となっている管継手であり、管継手11の全体を内層1
2と外層13との二層構造で形成している。内層12
は、例えばポリエチレン樹脂のような耐塩素水性に優れ
た樹脂からなる1〜8mmの厚さの層であって、外層1
3は、ポリエチレン樹脂にカーボンブラックを添加した
耐候性能に優れた樹脂からなる層である。
【0008】前記内層12の厚さは、1mm未満だと、
内層12を通過した塩素水が外層13と反応して外層1
3の樹脂が劣化したり、塩素水による剥離を起こすこと
があるため好ましくない。また、内層12の樹脂層は厚
くしても問題はないが、8mmを超える厚さにしても耐
塩素水性はほとんど向上しない。一方、外層13の厚さ
は、この継手11の設定寸法や必要強度等に応じて設定
することができる。
【0009】このように、耐塩素水性に優れた樹脂から
なる内層12と、耐候性能に優れた樹脂からなる外層1
3とを積層して形成することにより、水道水中の塩素に
よって継手内部が劣化したりすることがなくなり、ま
た、露出配管における継手外部の劣化も抑制することが
できる。
【0010】図2及び図3は、本発明の管継手の第2形
態例を示すもので、図2は全体形状を示す断面図、図3
は要部の拡大断面図である。この管継手21は、両側の
開口から樹脂管や前記形態例に示す継手の差口を挿入し
て溶着接合を行う電気融着式の管継手であって、内周部
には、通電することによって発熱する電熱線22が埋め
込まれている。この電熱線22は、その両端が端子2
3,23にそれぞれ接続されており、樹脂管との熱融着
部24の部分は密に、熱融着に関係のない部分25は粗
に設けられている。また、熱融着部24の外側には、熱
融着が完了したことを示すためのインジケータ26が設
けられている。
【0011】このような熱融着継手21において、耐塩
素水性に優れた樹脂からなる内層27の厚さは、熱融着
部24では、電熱線22の発熱により内層27と接続す
る樹脂管の外周面とを十分に溶融させるため、電熱線2
2から内周面までの距離S、すなわち、電熱線22の内
周部と内層27の内周面との間の厚さが0.2〜1.5
mmの範囲になるようにすることが好ましく、0.3〜
1.0mmの範囲にすることが特に好ましい。すなわ
ち、距離Sが0.2mm未満では成形が困難となり、距
離Sが1.5mmを超えると、電熱線22の発熱が樹脂
管に十分に伝わらなくなることがあり、熱融着が不完全
になるおそれがある。
【0012】熱融着部24における前記距離Sを0.2
mm以上とっておくためには、例えば、内層27の厚さ
を1mmとし、これに深さ0.5mm程度の螺旋溝を形
成し、この螺旋溝内に電熱線22を巻くようにすればよ
い。
【0013】なお、熱融着部24以外の部分25の内層
27は、前記同様に1〜8mmの範囲の厚さにしておく
ことにより、十分な耐塩素水性が得られる。また、耐候
性能の優れた樹脂からなる外層28の厚さは、前記同様
に任意であり、特に限定されるものではない。さらに、
水漏れのとき以外は、内部を流れる水と接触することが
ない開口部近傍29は、耐塩素水性を必要としないの
で、内層27を薄くしたり、省略したりしてもよい。
【0014】図4は本発明の管継手の第3形態例を示す
断面図である。この管継手31は、一方に前記同様の熱
融着部32を有するものであって、前記第2形態例と同
様に、熱融着部32における内層33は、電熱線34と
継手内周面との距離が0.2〜1.5mm、好ましくは
0.3〜1.0mmになるようにし、熱融着部以外の部
分35、すなわち、内部を流れる水が接触する部分の内
層33の厚さは、1〜8mmとしている。外層36は、
前記同様に、継手の必要強度や設定されている外径寸法
等に応じて適宜な厚さで形成されている。
【0015】図5は本発明の管継手の第4形態例を示す
断面図である。この管継手41は、チーズの直管部両側
に熱融着部42をそれぞれ設け、分岐管部を差口43と
したものである。この場合も、内層44の厚さは、熱融
着部42における電熱線45と継手内周面との距離、す
なわち、熱融着部42における内層44の厚さは、0.
2〜1.5mm、好ましくは0.3〜1.0mmとし、
熱融着部以外の部分の内層44の厚さは、1〜8mmと
している。この場合も、外層46は所定の厚さで形成す
ればよい。
【0016】これらの各形態例に示すように、耐塩素水
性に優れた樹脂からなる内層と、耐候性能に優れた樹脂
からなる外層とを積層して管継手を形成することによ
り、前述のように、耐塩素水性と耐候性能とに優れた様
々な形状の管継手を得ることができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の管継手に
よれば、内層が耐塩素水性に優れた樹脂を使用している
ため、継手の性能に合わせて水道の塩素濃度を下げる必
要がなくなる。また、内層と外層との厚さを適正に設定
しているので、強度を落とすことなく十分な耐塩素水性
と耐候性能とを得ることができ、露出配管にも問題なく
使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の管継手の第1形態例を示す断面図で
ある。
【図2】 本発明の管継手の第2形態例を示す断面図で
ある。
【図3】 要部の拡大断面図である。
【図4】 本発明の管継手の第3形態例を示す断面図で
ある。
【図5】 本発明の管継手の第4形態例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
11…管継手、12…内層、13…外層、21…管継
手、22…電熱線、23…端子、24…熱融着部、25
…熱融着に関係のない部分、26…インジケータ、27
…内層、28…外層、29…開口部近傍、31…管継
手、32…熱融着部、33…内層、34…電熱線、35
…熱融着部以外の部分、36…外層、41…管継手、4
2…熱融着部、43…差口、44…内層、45…電熱
線、46…外層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 根本 友幸 神奈川県平塚市真土2480番地 三菱樹脂株 式会社平塚工場内 Fターム(参考) 3H019 GA03 GA12

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐塩素水性に優れた樹脂からなる厚さ1
    〜8mmの内層と、耐候性に優れた樹脂からなる外層と
    を積層したことを特徴とする管継手。
  2. 【請求項2】 樹脂管を融着接合するための電熱線を埋
    設した電気融着式の管継手において、耐塩素水性に優れ
    た樹脂からなる厚さ1〜8mmの内層と、耐候性に優れ
    た樹脂からなる外層とを積層するとともに、前記電熱線
    の内周部と前記内層の内周面との間の厚さを0.2〜
    1.5mmとしたことを特徴とする管継手。
JP10281453A 1998-10-02 1998-10-02 管継手 Withdrawn JP2000110982A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002257271A (ja) * 2001-03-01 2002-09-11 Hitachi Metals Ltd 管端防食継手
JP2019071948A (ja) * 2017-10-12 2019-05-16 三井化学産資株式会社 分岐ヘッダー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002257271A (ja) * 2001-03-01 2002-09-11 Hitachi Metals Ltd 管端防食継手
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