JP2000109659A - ポリエステル樹脂組成物の製造方法 - Google Patents

ポリエステル樹脂組成物の製造方法

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JP2000109659A JP10286499A JP28649998A JP2000109659A JP 2000109659 A JP2000109659 A JP 2000109659A JP 10286499 A JP10286499 A JP 10286499A JP 28649998 A JP28649998 A JP 28649998A JP 2000109659 A JP2000109659 A JP 2000109659A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリエステル中の粒子の分散性に優れ、繊
維、フイルム、及び樹脂成形品とする際の成形加工性に
優れ、繊維の場合には単糸切れが少なく、フイルムの場
合には易滑性とフイルム表面の均一性及び耐磨耗性に優
れ、そして、樹脂成形品の場合には寸法安定性や耐衝撃
性に優れ、且つベースポリマーに対する固有粘度保持率
が高いポリエステル組成物を容易に製造する方法を提供
すること。 【解決手段】 ニュートラル型ニーディングディスクを
含むベント付き混練押出機に、ポリエステル樹脂及び粒
子を供給してポリエステル樹脂組成物を製造する際に、
該粒子と該粒子の重量以下のポリエステル(A)樹脂と
を供給して溶融混練した後、更に、ポリエステル(A)
樹脂及び/又は固有粘度がポリエステル(A)樹脂より
も高いポリエステル(B)樹脂を追加供給して溶融混練
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリエステル樹脂
組成物の製造方法に関し、更に詳しくは、粒子の分散性
と固有粘度保持率とが改善されたポリエステル樹脂組成
物を容易に製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエステルは優れた物理的、化学的特
性を有しており、繊維、フイルム、その他成形品として
広く使用されている。しかし、その優れた特性にもかか
わらず、上記成形品を得る成形工程における成形加工性
の問題、あるいは成形品自体での取り扱いにおける滑り
性不良による作業性の悪化、製品価値の低下といった好
ましくないトラブルが発生することも知られている。
【0003】これらの問題を解決するため、ポリエステ
ルに微粒子を含有させて成形品の表面に適度に微細な凹
凸を付与し、これにより成形品の表面の滑り性を向上さ
せる方法が数多く提案され、その一部は実用化されてい
る。例えば、酸化珪素、酸化チタン、炭酸カルシウム、
タルク、カオリナイトなどの不活性無機粒子をポリエス
テルに添加する方法(特開昭55−133431号公報
等)、あるいは、シリコン粒子、ポリスチレン粒子など
の耐熱性ポリマー粒子をポリエステルに添加する方法
(特開平3−115354号公報等)等を挙げることが
できる。
【0004】しかし、これらの粒子を添加する方法は、
粗大粒子が混入しやすく、粗大粒子が混入した場合に
は、例えば磁気テープ用フイルムにおいては、電磁変換
特性を低下させたり、ドロップアウトを引き起こす原因
となる。また、製版印刷用、マイクロフイルム用などの
透明性が要求されるフイルムにおいては、透明性が著し
く低下するなど、フイルム品質を損ねてしまう。更に、
繊維用途においては、紡糸時のフイルター詰まりが発生
し生産性が低下したり、単糸切れが発生したりして好ま
しくない。
【0005】そこでこのような粗大粒子を除去するた
め、ポリエステルの合成反応時に粒子を添加する場合
に、粉砕、分級などによりあらかじめ粗大粒子を除去し
たスラリーあるいは溶液を添加する方法も提案されてい
る(特公平1−41170号公報、特開昭63−105
059号公報等)。しかし、ポリエステルの合成反応時
に粒子を添加する方法では、粉砕、分級等の精製操作に
多大な費用や作業時間を要する上、たとえこれらの操作
を十分に行った後においても、ポリエステル合成系に添
加する時点や添加後のポリエステル内部にて粒子が再凝
集することがあり、製品ポリエステル中の粗大粒子を低
減することは難しいのが現状である。また、大量にポリ
エステルを製造する際にポリエステル合成系に粒子をそ
の都度添加していたのでは、ポリエステルの銘柄を変更
する度にポリエステル合成系の洗浄等による大量の銘柄
切り替えロスが発生する。
【0006】これらの問題を回避するため、合成後のポ
リエステルに粒子を混練、配合する方法が近来、検討さ
れている。この場合、粉末状粒子を単軸あるいは二軸押
出機によって、ポリマー及び粉末状粒子に剪断応力を加
えながら添加する方法が提案されている(特開平2−3
4307号公報、特公平7−62076号公報等)。
【0007】しかし、粉末状の粒子中の粗大粒子を単軸
あるいは二軸押出機中を通過させるだけで完全に粉砕、
あるいは解砕することは現実には極めて難しく、また、
ポリエステル中に粉末状の粒子を均一に分散させるため
に剪断応力をかけすぎると、ポリエステルの固有粘度が
著しく低下して、成形性あるいは製品の品質が悪化する
という問題があった。
【0008】一方、粒子を添加する場合、粒子の分散性
を上げるために粒子に表面処理を施したり、分散剤を添
加したり等、物理的あるいは化学的に改質する方法が知
られている(特開昭49−97822号公報、特開昭4
9−122535号公報等)。しかし、これらの特殊処
理方法は未処理の場合に比べてコスト高となるが、改質
のみで十分な分散を得ることは極めて困難であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ポリ
エステル中の粒子の分散性に優れ、実質的に粗大粒子が
存在せず、従って、繊維、フイルム、及び樹脂成形品と
する際の成形加工性に優れ、繊維の場合には単糸切れが
少なく、フイルムの場合には易滑性とフイルム表面の均
一性及び耐磨耗性に優れ、そして、樹脂成形品の場合に
は寸法安定性や耐衝撃性に優れ、且つベースポリマーに
対する固有粘度保持率が高いポリエステル組成物を容易
に製造する方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の従
来技術が有していた問題を解決すべく、鋭意検討を重ね
た結果、粒子の分散性とポリエステル樹脂組成物の固有
粘度保持率とが不十分となる要因の一つとして、ポリエ
ステル樹脂と粒子とを混練すると固有粘度の低下による
ポリエステル樹脂の溶融粘度低下が起こり、粒子の分散
に必要な剪断力が働いていないことを見出した。ベント
付き混練押出機を用いてポリエステル樹脂と粒子とを混
練する際に、該混練押出機内のポリエステル樹脂の溶融
粘度を低下させない方法について更に検討を重ねた結
果、本発明を完成するに至った。
【0011】すなわち、本発明の目的は、少なくとも1
個のニュートラル型ニーディングディスクを含み、該ニ
ーディングディスクの1枚あたりのリード幅Wとスクリ
ュー直径Dとの比W/Dが0.3〜1.0の範囲にある
混練ゾーンを複数個所に備えたベント付き混練押出機
に、ポリエステル樹脂と平均粒径が0.01〜5μmの
粒子とを供給・溶融混練してポリエステル樹脂組成物を
製造するに際し、該粒子と該粒子の重量以下のポリエス
テル(A)樹脂とを供給し、該ディスクを設置した第1
の混練ゾーンのバレル内の温度を該ポリエステル(A)
樹脂の融点±10℃の範囲内に保持しつつ該押出機内を
2.0D長以上通過させた後、更に、ポリエステル
(A)樹脂及び/又は固有粘度がポリエステル(A)樹
脂よりも高いポリエステル(B)樹脂を追加供給して第
2の混練ゾーンで溶融混練を行うことを特徴とする、ポ
リエステル樹脂組成物の製造方法により達成することが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の製造方法について
詳細に説明する。本発明の製造方法に用いるベント付き
混練押出機は、少なくとも1つのベント孔を設けた混練
押出機で、かつニュートラル型ニーディングディスクを
設けていることが必要である。混練押出し機とは混練押
出機能を有していれば、市販のいずれのタイプも用いる
ことができ、一軸スクリュータイプでも二軸スクリュー
タイプでもよく、一軸ロータタイプでも二軸ロータタイ
プでも良い。また、連続式でもバッチ式でもどちらでも
構わない。
【0013】ベント孔は大気に開放されたオープンベン
ト方式であっても、真空ポンプ又はエジェクターに接続
して真空に保持して使用してもよい。好ましくは複数の
ベント孔を設け、粒子の供給口に隣接又は近隣する位置
にオープンベントを設け、粒子が含有する水分やスラリ
ーとして添加する場合、その媒体の留去を促進し、それ
らのオープンベントより下流側の位置に真空ベントを設
けてポリエステル組成物の個有粘度が低下するのを防止
するように構成する。
【0014】また、上記のベント付き混練押出機の混練
ゾーンは、1枚あたりのリード幅Wとスクリュー直径D
の比W/Dを0.3〜1.0の範囲に設定したニュート
ラル型ニーディングディスクを少なくとも1個具備する
必要がある。
【0015】該ニュートラル型ニーディングディスク
は、ポリエステル樹脂と粒子からなる未混合物を滞留さ
せて強い剪断力を付与し、粒子とポリエステル樹脂との
混練を促進し、スラリー残部の添加時にポリエステル樹
脂に高度な分散性との粘度を付与する働きを有する。
【0016】ここで、該W/Dが0.3より小さいと十
分な混練効果を得ることができず、逆に1.0を越える
とニーディングディスク同士及びニーディングディスク
とバレル内壁との剪断発熱が大きくなり、樹脂の固有粘
度の低下につながり、樹脂の推進をも妨げてしまう。該
W/Dの好ましい範囲は0.3〜0.6である。
【0017】更に、該ニュートラル型ニーディンググデ
ィスクはディスク枚数に応じて各ディスクの位相のずれ
が45°、60°、90°等となっているが、いずれの
位相のものでも好適に用いることができる。
【0018】このような形状のニーディングディスクで
ポリエステル樹脂と粒子とを混練するには、該ポリエス
テル樹脂を上記のベント付き混練押出機内において2.
0D長以上の領域を通過させる必要があり、十分な剪断
力を付与するために2.5D長以上であることがより好
ましい。一方、10D長を越えると剪断力を極端に増加
させることになり、ポリエステル樹脂の劣化を招きやす
い。
【0019】更に第1の混練ゾーンと第2以降の混練ゾ
ーンではニーディスクの形状、個数、それらの構成が異
なっていても何ら差し支えない。
【0020】本発明の製造方法において用いるベント付
き混練押出機において、ニュートラル型ニーディングデ
ィスクの組み込まれている領域の温度は、実質的に、該
ポリエステル樹脂の融点近傍に保つ必要があり、具体的
にはポリエステル(A)樹脂融点の±10℃以内にて運
転することが必要である。該温度設定が高すぎる場合に
はポリエステル樹脂の溶融粘度が下がりすぎて、混練効
率が低下し、更に樹脂の熱劣化を誘発しやすい。一方、
温度設定が低すぎると一部樹脂の固化が起きて、同じく
混練効率が激減することがある。該温度設定について
は、バレルのヒーター温度と混練押出機のスクリュー回
転数に起因する剪断発熱量とで制御すればよく、目的と
する温度になるように適宜運転条件を設定すればよい。
なお、剪断発熱量を適度なものとするには、スクリュー
回転数を200〜600rpmの範囲内に設定すること
が好ましい。
【0021】本発明の製造方法において、ポリエステル
に添加する粒子としては、無機粒子でも有機粒子でも良
く、ここで無機粒子としては、コロイダルシリカ、湿式
シリカ、乾式シリカなどの酸化珪素、酸化チタン、炭酸
カルシウム、カオリナイト、チャイナクレー、タルク、
アルミナ、ゼオライト、グラファイト、長石、二硫化モ
リブデン、カーボンブラック、硫酸バリウム等の粒子を
挙げることができ、一方、有機粒子としては、ポリスチ
レン、ポリメチルメタクリレート、メチルメタクリレー
ト共重合体、メチルメタクリレート共重合架橋体、ポリ
テトラフルオロエチレン、ポリビニリデンフルオライ
ド、ポリアクリロニトリル、ベンゾグアナミン樹脂、架
橋シリコーン樹脂等の粒子を挙げることができる。
【0022】これら粒子の平均粒径は0.01〜5μm
の範囲であることが必要である。平均粒径が5μmを越
えると加工時の工程不良や製糸時の断糸が多くなり、実
用上問題がある。一方、0.01μmよりも小さい粒子
は、比表面積が極めて大きいため、ポリエステル樹脂内
部における粒子の再凝集が著しい。
【0023】また、これらの粒子は、特開平7−247
119号公報、特開平4−7336号公報等によって提
案されている様に、粒子の表面を粒子内部の組成とは異
なる化合物で被覆していても、シランカップリング剤及
び/又はチタンカップリング剤などで処理されていても
固有粘度が著しく落ちない範囲であれば使用しても一向
に構わない。なかでも、酸化珪素、酸化チタン、アルミ
ナ、ポリスチレン、架橋シリコーン樹脂の粒子、あるい
はこれらの粒子の表面を他の化合物で適度に被覆した粒
子は比較的安価で混練効果を相乗的に高める場合が多く
好ましい。なお、酸化チタンにはルチル型とアナターゼ
型との2種の結晶系が知られているが、アナターゼ型の
方が樹脂の劣化が小さく好ましく用いられる。
【0024】ポリエステル樹脂組成物に対する粒子の含
有量は粒子の種類と運転条件、製品の品質目標により適
宜設定すればよいが、該樹脂組成物を基準として粒子含
有量が0.1〜60重量%であることが好ましい。
【0025】該含有量が上記の範囲内にあるときには、
ポリエステル樹脂組成物の見掛けの粘度が適度なものと
なり、更に良好な混練効果が得られ、経済的な観点から
も好ましい。
【0026】なお、粒子を50重量%以上添加しようと
する場合には、混練効果を更に向上させるために、追加
添加するポリエステル(A)樹脂及び/又はポリエステ
ル(B)樹脂をベント付き混練機の数箇所から数段階で
分割して供給してもよい。
【0027】本発明の製造方法においては、ポリエステ
ル(A)樹脂と粒子が混練分散されると剪断熱や粒子自
身の分解活性により固有粘度が低下するので高剪断力を
与えるためにポリエステル(A)樹脂及び/又はポリエ
ステル(A)樹脂より固有粘度が高いポリエステル
(B)樹脂を追加添加する。
【0028】追加添加するポリエステル樹脂はポリエス
テル(A)樹脂単独でも、ポリエステル(B)樹脂単独
でも、両者の混合物でも、いずれでもよいが、ポリエス
テル(A)樹脂単独で追加添加した場合には、使用する
樹脂が同一となるので経済的に有利であり、銘柄切り替
え時等の切り替えロスやポリエステル合成系の洗浄ロス
が少ないので好ましい。
【0029】ここで、ポリエステル(A)樹脂及びポリ
エステル(B)樹脂は、エチレンテレフタレート、ブチ
レンテレフタレート、エチレンナフタレートからなる繰
り返し単位が70モル%以上のポリエステルからなる群
から選ばれたポリエステル樹脂である。
【0030】該ポリエステル(A)樹脂及びポリエステ
ル(B)樹脂には、ポリエステルの物性を損なわない範
囲で、具体的には該樹脂を基準として30モル%未満で
他の成分が共重合されていてもよく、該他の成分として
は、酸成分としてのイソフタル酸成分、1,4−シクロ
ヘキサンジカルボン酸成分、アジピン酸成分、セバシン
酸成分、フタル酸成分、無水フタル酸成分、5−ナトリ
ウムスルホイソフタル酸成分、5−テトラブチルホスホ
ニウムスルホイソフタル酸成分、p−ヒドロキシ安息香
酸成分、テレフタル酸成分、2,6−ナフタレンジカル
ボン酸成分、などを挙げることができる。
【0031】他方、ジオール成分としては、例えばエチ
レングリコール成分、1,4−ブタンジオール成分、ジ
エチレングリコール成分、プロピレングリコール成分、
2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール成分、ジ
プロピレングリコール成分、1,6−ヘキサンジオール
成分、1,4−ヘキサンジメタノール成分、ジメチロー
ルプロピオン酸成分、ポリ(エチレンオキシド)グリコ
ール成分、ポリ(テトラメチレンオキシド)グリコール
成分などを挙げることができ、これらの共重合成分とし
ての酸成分及びジオール成分は、複数の成分が共重合さ
れていてもその総共重合量がポリエステル樹脂を基準と
して30モル%未満であれば一向にかまわない。
【0032】また、本発明におけるポリエステル(A)
樹脂及びポリエステル(B)樹脂は、トリメリット酸、
トリメシン酸、無水トリメリット酸、ピロメリット酸、
トリメリット酸モノカリウム塩などの多価カルボン酸、
グリセリン、トリメチロールプロパン、ジメチロールエ
チルスルホン酸ナトリウム、ジメチロールプロピオン酸
カリウム等の多価ヒドロキシ化合物を本発明の製造方法
の目的を奏する範囲内であれば共重合されていてもよ
い。
【0033】ポリエステル(A)樹脂及び(B)樹脂
は、前記の例示した化合物から常法によって得ることが
できる。すなわち、多価カルボン酸と多価ヒドロキシ化
合物とをエステル化反応させた後、高温、減圧下にて重
縮合させるか、又は多価カルボン酸のエステル形成性誘
導体と多価ヒドロキシ化合物とをエステル交換反応後、
高温、減圧下にて重縮合させることで製造することがで
きる。
【0034】ポリエステル(A)樹脂及びポリエステル
(B)樹脂の固有粘度は、ベント付き混練押出機内での
混練が終了した後、ペレット化、製糸、フィルム製膜等
成形ができる範囲であれば特に制限はないが、好ましい
固有粘度の範囲は0.60以上である。この範囲にある
ときには、該ポリエステルの溶融粘度が適度なものとな
り、溶融成形性が更に良好となる。
【0035】ここで、ポリエステル(A)樹脂とポリエ
ステル(B)樹脂との固有粘度を比べた際に、ポリエス
テル(B)樹脂の方が高いことが必要である。なぜなら
ば追加添加するポリエステル(B)樹脂を粒子を既に含
有させたポリエステル(A)樹脂の溶融粘度より低い場
合には高い溶融粘度とすることができず高剪断力を発生
させることができないためである。
【0036】また、ポリエステル(A)樹脂と、追加添
加するポリエステル(A)樹脂及び/又はポリエステル
(B)樹脂との重量比は粒子の種類、運転条件及び目的
とする製品の品質に従って最良の条件に設定すれば良
く、ベント付き混練押出機内へ上記樹脂を追加添加する
位置については、ポリエステル(A)樹脂と粒子とが混
練ゾーンを通過した後から、該混練押出機内における最
終混練ゾーンより前であれば、即ち、少なくとも、ポリ
エステル(A)樹脂と粒子との組成物と、追加添加した
樹脂とが混練されるのであれば、いずれの場所に設定し
ても問題は無い。しかし、ポリエステルポリエステル
(A)樹脂と粒子とが混練ゾーンを通過した後からベン
ト孔より前の間の任意の場所に設定することが好まし
い。
【0037】本発明の製造方法において、ポリエステル
樹脂への粒子添加方法としては、粉体で添加しても、ス
ラリー状態で添加してもどちらでも構わないが、スラリ
ーで添加した場合には、粒子中の粗大粒子の除去や場合
に応じて粒子の表面処理を容易に行うことができるので
好ましい。スラリー状態にて添加する場合には、分散媒
として水及び/又は沸点240℃以下の有機化合物を用
いてスラリーとすることが好ましく、経済性や取り扱い
の簡便さから水が最も好ましく用いられる。
【0038】ここで、沸点240℃以下の有機化合物と
しては、メタノール、エタノール、エチレングリコー
ル、1,4−ブタンジオールなどのアルコール類、ベン
ゼン、トルエン、キシレンなどの炭化水素化合物、テト
ラヒドロフラン、1,3−ジオキソラン、2−メチル−
1,3−ジオキソラン、エチレングリコールエーテルな
どのエーテル類、その他エステル類、ケトン類、アミン
類などを挙げることができ、就中、エチレングリコー
ル、1,4−ブタンジオール、テトラヒドロフラン、
1,3−ジオキソラン、2−メチル−1,3−ジオキソ
ラン、β−オキシエチルエーテル、β−オキシエチルメ
チルエーテルを用いることが好ましい。
【0039】また、前記の粒子をスラリー状とするに当
たり、これら分散媒としての水及び/又は沸点240℃
以下の有機化合物は、一種を単独で用いても、2種以上
を併用してもどちらでも良い。更に、均一に粒子が分散
したスラリーを得るために、本発明の効果を損なわない
範囲で分散助剤を添加してもよく、該分散助剤として
は、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム、ポリアクリル
酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロース、ポリビニ
ルアルコール、ビニル化合物とカルボン酸系単量体との
共重合物の塩、ポリアクリル酸部分アルキルエステル、
ポリアルキレンポリアミン、アンモニア、各種のアンモ
ニア塩、水酸化ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウ
ム、ピロリン酸ナトリウムなどの各種のナトリウム塩、
テトラエチルアンモニウムクロライド、テトラメチルア
ンモニウムヒドロキサイド、テトラメチルホスホニウム
ブロマイド、テトラブチルホスホニウムヒドロキサイド
などのオニウム化合物等を挙げることができる。
【0040】水及び/又は沸点240℃以下の有機化合
物を除去するためのベント孔のうち少なくとも一つは、
減圧下に保持することが好ましく、この真空度としては
100Torr以下であることが好ましく、20Tor
r以下であることがより好ましい。該真空度が上記の範
囲内にある時には、得られる樹脂組成物の固有粘度保持
率を更に向上させることができ、更に、ベント孔の真空
度及び溶融混練時のバレル内壁温度を適度に設定するこ
とで任意の固有粘度に調節することも可能である。
【0041】このようにしてベント付き混練押出機で得
られたポリエステル組成物は、そのまま繊維化工程、製
膜工程あるいは成形工程等へと送ることもできるし、造
粒化工程で、ペレット化することもできる。
【0042】本発明の製造方法において、組成物の固有
粘度保持率は、出発原料のポリエステル(A)樹脂の固
有粘度を基準として60%以上保持していると、次工程
での工程安定性が更に安定するとともに、製品の物性も
向上するので好ましく、ニーディングディスクの種類や
スクリュー構成の選択、追加添加するポリエステル樹脂
の固有粘度及び添加量を適宜設定することによって該保
持率の範囲内とすることができる。
【0043】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば、幅広い濃度
範囲において、粗大粒子が実質的にない良好な分散状態
にポリエステル樹脂中に粒子を分散・混合することがで
き、繊維、フイルム、及び樹脂成形品に成形加工する場
合の成形加工性に優れ、また、繊維、フイルム、及び樹
脂成形品としたときの製品品質にも優れたポリエステル
樹脂組成物を得ることができる。
【0044】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に具体的に説
明するが、本発明はこれにより何等限定を受けるもので
はない。なお、実施例中の種々の物性値及び特性は、以
下の方法に従って測定した。
【0045】(1)粒子の平均粒径:島津製作所製CP
−50型Centrifugal Particles
Size Analyserを用いて測定した。そし
て、この測定器によって得られる遠心沈降曲線をもとに
算出した各粒径の粒子とその存在量とのcumulat
ive曲線から、50 mass percentに相
当する粒径を読み取り、この値を上記平均粒径とした
(「粒度測定技術」日刊工業新聞社発行、1975年、
頁242〜247参照)。
【0046】(2)固有粘度:1,1,2,2−テトラ
クロルエタン40重量部とフェノール60重量部の混合
溶媒中35℃にて常法に従って測定した。
【0047】(3)固有粘度保持率:ポリエステル
(A)樹脂の固有粘度を基準とした時のポリエステル樹
脂組成物の固有粘度の比率を求め、固有粘度保持率とし
た。
【0048】(4)ポリエステル中の粗大粒子:ポリマ
ー50mgを2枚のカバーグラス間に挟み込んで、28
0℃にて溶融プレスし、急冷させた後、位相差顕微鏡を
用いて観察し、画像解析装置「ルーゼックス500」を
用いて顕微鏡像内の最大長が5.0μm以上の粒子数を
カウントし、以下の基準に従って判定を行った。 特級:5.0μmをこえる粒子が全く見当たらないも
の。 1級:5.0μmをこえる粒子数が5個/mm2未満で
あるもの。 2級:5.0μmをこえる粒子数が5〜10個/mm2
であるもの。 3級:5.0μmをこえる粒子数が10個/mm2を越
えるもの。 なお、特級及び1級のみを実用に供することができる。
【0049】(5)ポリエステルを濾過した時の濾過圧
力上昇速度:小型1軸スクリュータイプ押出機の溶融ポ
リマー出側にポリマー定量供給装置を取り付け、更にそ
の出側に内径64mmの2400メッシュ金網フイルタ
ーを2枚重ねて装着し、溶融ポリマーの温度を290℃
一定にコントロールして、毎分33.3gの速度でポリ
マーを10時間連続して濾過し、この時のフイルター入
側の圧力上昇値の平均値をもって、濾過圧力上昇速度と
した。尚、この時濾過するポリマー中の粒子添加量は
0.3重量%に統一し、以下の基準に従って判定を行っ
た。 特級:濾過圧力上昇速度が、毎時5kg/cm2以下で
あるもの。 1級:濾過圧力上昇速度が、毎時5〜10kg/cm2
であるもの。 2級:濾過圧力上昇速度が、毎時10〜20kg/cm
2であるもの。 3級:濾過圧力上昇速度が、毎時20kg/cm2以上
であるもの。 なお、特級及び1級のみを実用に供することができる。
【0050】(6)ポリエステル中の粒子の分散性:ポ
リエステル中の粒子の添加量を0.3重量%になるよう
に、必要ならポリエステルベースチップで希釈した後、
小型1軸スクリュータイプ押出機で押し出したポリエス
テルをエポキシ樹脂に包埋し、ミクロトームで切断して
切断面を走査型電子顕微鏡で観察した(倍率=5000
〜10000倍)。30組の、任意に抽出した、互いに
隣接する2つの粒子について、その粒子間の直線距離を
測定し、平均値、標準偏差、変動係数を求め、以下の基
準に従って判定した。 特級:変動係数が0.05未満であるもの。 1級:変動係数が0.05〜0.1であるもの。 2級:変動係数が0.1〜0.2であるもの。 3級:変動係数が0.2以上であるもの。 なお、特級及び1級のみを実用に供することができる。
【0051】[実施例1]上流側供給口と下流側投入口
とを有し、W/Dが0.3、位相90°ずれでディスク
長2.4Dのニュートラル型ニーディングディスクを備
え、ベント孔を2つ備えた同方向回転型二軸スクリュー
タイプ混練押出機を、スクリュー回転数400rpmに
て運転し、上流側供給口に170℃で4時間乾燥した融
点264℃のポリエチレンテレフタレート樹脂(固有粘
度0.635)を15kg/hの流量で供給した。同時
に粒子の全重量を基準として0.15wt%のトリメチ
ロールプロパンをその表面に吸着被覆させた、平均粒径
0.35μmのアナターゼ型酸化チタン粒子を25kg
/hの流量で供給した。
【0052】ポリエチレンテレフタレート樹脂の可塑化
後、バレル内壁温度を255℃に保ちこの温度が平衡に
達した時点で樹脂温度を測定した結果、268℃であっ
た。ニーディングディスクを通過させて混練した樹脂組
成物に対して、更に、上流側供給口に供給したものと同
一のポリエチレンテレフタレート樹脂を10kg/hの
流量にて下流側供給口に追加供給し、真空ベント領域を
通過させた。
【0053】ベント孔には各々独立したスチームエジェ
クターを設け、上流から順にそれぞれ8Torr、0.
5Torrの真空度に保持し、樹脂温度を285℃で溶
融押し出し後、ペレット化させて固有粘度0.595の
ポリエステル組成物ペレットを得た。このポリエステル
組成物ペレットを用いて特性を評価した結果を表1に示
す。
【0054】[実施例2]実施例1において、酸化チタ
ン粒子を、粒子の全重量を基準として0.15wt%の
トリメチロールプロパンをその表面に吸着被覆させた、
平均粒径0.35μmのアナターゼ型酸化チタンを、更
に、全重量を基準として60重量%の粒子濃度を有する
水/テトラヒドロフラン(重量比9/1)を分散媒とす
るスラリーとし、該スラリーをサンドミルを通過させて
実質5μm以上の粗大粒子を除去して後、42kg/h
の流量にて供給したこと以外は同様の操作を行ってポリ
エチレンテレフタレート樹脂組成物を得た。得られた組
成物をペレット化して、固有粘度0.590のポリエス
テル組成物ペレットを得た。このポリエステル組成物ペ
レットを用いて特性を評価した結果を表1に示す。
【0055】[実施例3]実施例1において、ニュート
ラル型ニーディングディスクの形状を表1記載の通りに
変更し、更に、スラリーの媒体を水のみに変更し、更
に、追加添加したポリエチレンテレフタレート樹脂を固
有粘度0.71のものとすること以外は同様の操作を行
った。結果を表1に示す。
【0056】[実施例4]実施例3において、粒子の供
給量及びポリエチレンテレフタレート樹脂の供給量を表
1に示す通り、実施した。結果を表1に示す。
【0057】[比較例1]実施例1において、下流側供
給口からポリエチレンテレフタレート樹脂を供給せず
に、上流側供給口のみから、ポリエチレンテレフタレー
ト樹脂を25kg/hの流量にて供給したこと以外は、
同様の操作を行ったところ粒子の分散性は不十分であっ
た。結果を表1に示す。
【0058】[比較例2]実施例1において、ニュート
ラル型ニーディングセグメントを、ピッチ0.5D、長
さ3.0Dのフルフライトスクリューに変更し、更に、
スラリーの媒体を水のみとしたこと以外は同様の操作を
行ったところ粒子の分散性は不十分であった。結果を表
1に示す。
【0059】[比較例3]実施例1において、ニュート
ラル型ニーディングセグメントとして、W/Dが0.
2、長さ2.0Dのニュートラル型ニーディングディス
クを組み込んだこと以外は同様の操作を行ったところ粒
子の分散性は不十分であった。結果を表1に示す。
【0060】[比較例4]実施例1において、ニュート
ラル型ニーディングセグメントとして、W/Dが0.
3、長さ1.5Dのニュートラル型ニーディングディス
クを組み込んだこと以外は同様の操作を行ったところ粒
子の分散性は不十分であった。結果を表1に示す。
【0061】[比較例5]実施例1において、ニュート
ラル型ニーディングセグメントが組み込まれている領域
のバレル内壁温度を255℃から変更して300℃に設
定したこと以外は同様の操作を行った。結果を表1に示
す。
【0062】[比較例6]実施例1において、粉体の投
入量とポリエチレンテレフタレート樹脂の投入量の比率
をポリエチレンテレフタレート樹脂を過剰に投入したこ
と以外は同様の操作を行ったところ分散性は不十分であ
った。結果を表1に示す。
【0063】[実施例5、6]実施例1において、表1
に記載した通りに粒子種類、添加形態、粒子供給量、ポ
リエチレンテレフタレート樹脂供給量を変更したこと以
外は同様の操作を行った。結果を表1に示す。
【0064】
【表1】
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) //(C08L 67/02 101:00) B29K 67:00 Fターム(参考) 4F201 AA24 AB16 AB19 AC04 AR06 AR15 AR17 BA01 BC01 BC12 BC37 BD05 BK13 BK33 BK36 BK49 BK73 BQ07 BQ16 BQ50 4J002 DA026 DA036 DG026 DG046 DJ006 GF00 GK01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1個のニュートラル型ニーデ
    ィングディスクを含み、該ニーディングディスクの1枚
    あたりのリード幅Wとスクリュー直径Dとの比W/Dが
    0.3〜1.0の範囲にある混練ゾーンを複数個所に備
    えたベント付き混練押出機に、ポリエステル樹脂と平均
    粒径が0.01〜5μmの粒子とを供給・溶融混練して
    ポリエステル樹脂組成物を製造するに際し、 該粒子と該粒子の重量以下のポリエステル(A)樹脂と
    を供給し、該ディスクを設置した第1の混練ゾーンのバ
    レル内の温度を該ポリエステル(A)樹脂の融点±10
    ℃の範囲内に保持しつつ該押出機内を2.0D長以上通
    過させた後、更に、ポリエステル(A)樹脂及び/又は
    固有粘度がポリエステル(A)樹脂よりも高いポリエス
    テル(B)樹脂を追加供給して第2の混練ゾーンで溶融
    混練を行うことを特徴とする、ポリエステル樹脂組成物
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 ポリエステル樹脂組成物を基準として、
    粒子含有量を0.1〜60重量%の範囲とする、請求項
    1記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 粒子をアナターゼ型酸化チタンとする、
    請求項1記載の製造方法。
  4. 【請求項4】 粒子を、水及び/又は沸点240℃以下
    の有機化合物とのスラリーとして供給する、請求項1記
    載の製造方法。
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