JP2000108637A - 自動車の空調ダクト構造 - Google Patents
自動車の空調ダクト構造Info
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Abstract
を図る。 【解決手段】 サイドベントダクト3,3とサイドデフ
ダクト4,4とをセンターベントダクト2から側方へ一
体ブロー成形してダクト成形性を良好にしてあり、か
つ、サイドデフダクト4,4の端部に吹出口4a,4a
の位置調整を許容する蛇腹部5,5を形成して、吹出口
4a,4aのインストルメントパネル14への接続固定
を容易にしてある。
Description
メントパネル内側に配設される空調ダクトの構造に関す
る。
れる空調ダクトは、空調機ユニットのエアアウトレット
に接続されるセンターベントダクトと、左右一対のサイ
ドベントダクトと、同じく左右一対のサイドデフダクト
とに分割してあって、それぞれポリエチレン、ポリプロ
ピレン等の非ゴム系樹脂材で形成されているが、中には
例えばCHRYSLER社が発行したOwner’s
Manual「’95NEON」に示されているよう
に、センターベントダクトと左右一対のサイドベントダ
クトおよびサイドデフダクトの各主部を一体成形し、吹
出口を有するダクト端部をそれぞれ別体成形して各ダク
ト主部に嵌合接続するようにしたものが知られている。
クト取付作業性の改善を目的としてサイドベントダクト
とサイドデフダクトとをセンターベントダクトと一体に
ブロー成形して、これらサイドベントダクトの吹出口と
サイドデフダクトの吹出口をインストルメントパネルの
側部に上下にオフセットして設けた各グリル部に接続し
ようとする場合、大口径で高い取付強度が得られるサイ
ドベントダクトの吹出口をインストルメントパネルのベ
ントグリル部に接続固定して、この取付強度の高いサイ
ドベントダクトの吹出口固定部を基準にして小口径のサ
イドデフダクトの吹出口位置を調整してインストルメン
トパネルのサイドデフグリル部に接続するようになる
が、非ゴム系樹脂製ダクトの場合硬度が高く撓み性が少
ないため、このような吹出口位置調整がつかなくなって
しまう。
トダクトとサイドデフダクトとを一体成形するようにし
ても、各ダクト主部まではセンターベントダクトと一体
成形するが、吹出口を有する各ダクト端部を別体成形し
て各ダクト主部に嵌合接続するようにしなければなら
ず、結局、サイドベントダクトとサイドデフダクトとの
完全一体化は難しくダクト成形性およびダクト取付作業
性を改善するには至らない。
イドデフダクトとを、該サイドデフダクトの吹出口位置
調整が可能に一体成形できて、ダクト成形性とダクト取
付作業性とを改善することができる自動車の空調ダクト
構造を提供するものである。
イドベントダクトとサイドデフダクトとを非ゴム系樹脂
材料をもってセンターベントダクトから側方へ一体ブロ
ー成形すると共に、サイドデフダクトの端部をサイドベ
ントダクトの端部と分離して形成し、かつ、該サイドデ
フダクトの端部に吹出口の位置調整を許容する蛇腹部を
形成したことを特徴としている。
とサイドデフダクトとをセンターベントダクトから側方
へ一体ブロー成形してあるため、従来のダクト分割タイ
プのものと較べてダクト成形性を改善できて大幅なコス
トダウンを実現することができる。
樹脂材料からなるダクトの物性上ねじれ方向に撓み変形
させることはできないが、蛇腹部で吹出口をインストル
メントパネルのサイドデフグリルに合わせて自在に位置
調節することができ、インストルメントパネル内側への
ダクト取付作業性を改善することができる。
と共に詳述する。
パネル14の内側に配設されるダクトユニットを示し、
サイドベントダクト3,3とサイドデフダクト4,4と
をポリエチレン、ポリプロピレン等の非ゴム系樹脂材料
をもってセンターベントダクト2から側方へ一体ブロー
成形してある。
向けて略直角に曲折して形成して、吹出口3a,3aを
センターベントダクト2の吹出口2aと同様に後方へ向
けてある。
ントダクト3,3の端部と分離して該サイドベントダク
ト3,3の端部よりも側方へ張り出して形成してあると
共に、若干斜め上方に曲折して吹出口4a,4aを上方
へ向けてある。
曲折した部分よりも若干ダクト中央側の部位には、吹出
口4a,4aの位置調整を許容する蛇腹部5,5を形成
してある。
デフダクト4,4の蛇腹部5,5の近傍位置で、これら
サイドデフダクト4,4の端部よりも下方にオフセット
して形成してある。
縁には左右一対のブラケット6,6を一体に突設してあ
ると共に、サイドデフダクト3,3の吹出口3a,3a
の下縁には取付座7,7を形成してあって、ダクトユニ
ット1は基本的にはこれら大口径のセンターベントダク
ト2の吹出口2aおよびサイドベントダクト3,3の吹
出口3a,3aのブラケット6,6と取付座7,7を介
してインストルメントパネル14の図外のセンターベン
トグリルおよびサイドベントグリル15に嵌合接続した
上でボルト・ナット締結することにより取付強度を確保
するようにしてある。
a,4aの周縁の一部にはインストルメントパネル14
への取付用フランジ8,8を一体成形してあると共に、
この取付用フランジ8,8と反対側の部位からダクト胴
部に亘ってサイドベントダクト3,3の端部への取付用
フランジ9,9を一体成形して、これら取付用フランジ
9,9をサイドベントダクト3,3の端部上壁に突設し
たボス部10,10にボルト11,11により締結して
サイドデフダクト4,4の端部をサイドベントダクト
3,3の端部に固定した上で、該サイドデフダクト4,
4の端部を取付用フランジ8,8を介してインストルメ
ントパネル14に締結固定するようにしてある。
は、何れもダクトユニット1のブロー成形時に成形型合
わせ面間に生じるバリ12を有効利用して、ダクトユニ
ット1のブロー成形後のトリミング加工時にバリ12を
完全に切除しないで前述の所用部位に取付用フランジ
8,8および9,9として残して形成してある。
はセンターデフ接続部13が一体成形され、該センター
デフ接続部13にはインストルメントパネル14に装着
される図外のセンターデフノズルの端部を嵌合接続する
ようにしてある。
ト1は予めインストルメントパネル14の裏側に固定さ
れるが、この際センターベントダクト2の吹出口2a縁
に突設したブラケット6をインストルメントパネル14
中央のセンターベントグリル(図示省略)にボルト・ナ
ット締結して接続すると共に、サイドベントダクト3,
3の吹出口3a,3aの取付座7,7をインストルメン
トパネル14側部のサイドベントグリル15にボルト・
ナット締結して接続する。
れるサイドベントダクト3,3の吹出口3a,3aの固
定部を基準にしてサイドデフダクト4,4の吹出口4
a,4aをサイドベントグリル15よりも上方に位置す
る図外のサイドデフグリルに接続固定するが、この吹出
口4a,4aのサイドデフグリルへの位置合わせについ
ては、蛇腹部5,5の部分で図3〜6に示すようにサイ
ドデフダクト4,4の端部を後方へ撓み移動すると共に
下方へ撓み移動することによって容易に位置合わせする
ことができるから、この位置合わせした状態で取付用フ
ランジ9,9をサイドベントダクト3,3端のボス部1
0,10上にボルト11により締結固定し、取付用フラ
ンジ8,8をサイドデフグリルにボルト・ナット締結す
ればよい。
ントダクト3,3とサイドデフダクト4,4とをセンタ
ーベントダクト2から側方へ一体ブロー成形してあるか
ら、これら各ダクトの一体化によりダクト個々を別体成
形するものに較べてダクト成形性を著しく改善できてコ
ストダウンを実現することができる。
3a,3aをインストルメントパネル14に締結固定し
て、この固定部を基準にしてサイドデフダクト4,4の
吹出口4a,4aをインストルメントパネル14に締結
固定する場合でも、蛇腹部5,5の部分で吹出口4a,
4aの位置調整を容易にかつ、自在に行えるから、これ
ら吹出口4a,4aをサイドデフグリルに適正に整合し
て接続固定することができ、非ゴム系樹脂材料をもって
一体ブロー成形することによるダクト成形性・ダクト取
付作業性の改善と、サイドデフダクト4,4の取付性の
確保との両立を図ることができる。
撓み変形させた状態の平面図。
部との関係を示す斜視図。
Claims (1)
- 【請求項1】 サイドベントダクトとサイドデフダクト
とを非ゴム系樹脂材料をもってセンターベントダクトか
ら側方へ一体ブロー成形すると共に、サイドデフダクト
の端部をサイドベントダクトの端部と分離して形成し、
かつ、該サイドデフダクトの端部に吹出口の位置調整を
許容する蛇腹部を形成したことを特徴とする自動車の空
調ダクト構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31955299A JP3524451B2 (ja) | 1999-11-10 | 1999-11-10 | 自動車の空調ダクト構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31955299A JP3524451B2 (ja) | 1999-11-10 | 1999-11-10 | 自動車の空調ダクト構造 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14894095A Division JP3483986B2 (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 自動車の空調ダクト構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP3524451B2 JP3524451B2 (ja) | 2004-05-10 |
Family
ID=18111544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31955299A Expired - Fee Related JP3524451B2 (ja) | 1999-11-10 | 1999-11-10 | 自動車の空調ダクト構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3524451B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1999
- 1999-11-10 JP JP31955299A patent/JP3524451B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3524451B2 (ja) | 2004-05-10 |
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