JP2000107640A - 空気清浄機の放電電極クリーニング装置 - Google Patents

空気清浄機の放電電極クリーニング装置

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JP2000107640A
JP2000107640A JP28509298A JP28509298A JP2000107640A JP 2000107640 A JP2000107640 A JP 2000107640A JP 28509298 A JP28509298 A JP 28509298A JP 28509298 A JP28509298 A JP 28509298A JP 2000107640 A JP2000107640 A JP 2000107640A
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cleaning
air
dust
discharge electrode
dust sensor
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JP28509298A
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Hiroki Ichinose
弘樹 一瀬
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Original Assignee
Ricoh Elemex Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気清浄機の放電電極を、空気清浄機が設置
された市場環境に対応した最適な条件で清掃できるよう
にする。 【解決手段】 空気清浄機の入力側に、清浄される前の
空気の粉塵濃度を測定する入力側のほこりセンサ15、
出力側に、清浄された後の空気の粉塵濃度を測定する出
力側のほこりセンサ16をそれぞれ配置する。これら両
センサの測定値の差を演算部で演算し、その差を比較部
で設定値と比較して、設定値以上または以下になったと
き、クリーニング機構14によるクリーニングの実行ま
たは告知のための信号を清掃信号出力部から出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気清浄機にお
いて、コロナ放電装置の放電電極に摺接してこれを清掃
する放電電極クリーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にコロナ放電装置を用いた複写機等
の画像形成装置において、経時的に放電電極に堆積物が
付着すると、均質な画像形成を維持することが困難とな
る。その対策として、コロナ放電電極の自動清掃装置を
備えたり、告知手段を設けて手動清掃によって性能を維
持していることは周知である。
【0003】また、清掃の動作および告知の手段とし
て、様々な方法が採られている。一例を挙げると、電源
投入時毎に清掃するとか(特開平1−237679号公
報)、記録動作回数が所定値を越えた場合に清掃すると
か(特開平1−223476号公報)、等の方法が採ら
れている。
【0004】コロナ放電電極を用いて電気集塵を行う空
気清浄機も同様に、放電電極に粉塵が堆積すると集塵率
を維持することが困難となる。この対策として、イオン
化線および対向電極をユニット化し、定期的に洗浄、交
換する方法が一般的である。しかし、複写機等の画像形
成装置のように、放電電極を本体内部に設置したままで
清掃するものは、設備併設方式(この場合は洗浄にな
る)のものを除いて、現在のところ製品化されていな
い。
【0005】空気清浄機への応用例としては、実開平3
−86049号公報が挙げられ、清掃の動作および告知
手段としては、ファンモータの動作時間の積算値が一定
値を越えた場合に清掃を行うといったものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これら従来の方式に
は、次のような問題点があった。放電電極に付着する物
質の量は、設置場所の空間によって大きく左右されるた
め、単純に動作時間、動作回数を清掃のタイミングとす
ることは、必ずしも市場環境と一致せず、最適の状態で
清掃を行っているとは言い難い。
【0007】結果として不必要な清掃を行った場合、放
電電極が摩擦し使用寿命を短くしたり、余分なエネルギ
ーを消費したりすること等の問題が発生する。逆に、汚
れているのに清掃が行われなかったりすることにより、
安定したコロナ放電が得られないなどの問題もあった。
【0008】また、空気清浄機においては、安定したコ
ロナ放電が得られなくなることによって、集塵率が低下
することが問題であるため、同様に動作時間、動作回数
を清掃のタイミングとすることは問題があった。
【0009】そこで、この発明は、空気清浄機の放電電
極を、空気清浄機が設置された市場環境に対応した最適
な条件で清掃できるようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、コロナ放
電装置の放電電極に摺接してこれを清掃するクリーニン
グ機構を具備した空気清浄機において、清浄される前の
空気の粉塵濃度を測定する第1のほこりセンサと、清浄
された後の空気の粉塵濃度を測定する第2のほこりセン
サと、これら両センサの測定値の差を演算し、その差が
一定値以上または以下になったとき、クリーニング機構
によるクリーニングの実行または告知のための信号を出
力する演算比較部を備えたことを特徴とする。
【0011】第2の発明は、コロナ放電装置の放電電極
に摺接してこれを清掃するクリーニング機構を具備した
空気清浄機において、粉塵濃度を測定するほこりセンサ
と、このほこりセンサに対して、清浄される前の空気を
誘導する状態と清浄された後の空気を誘導する状態とに
切り換えることができる空気切換誘導手段と、ほこりセ
ンサにて測定された清浄される前の粉塵濃度と清浄され
た後の粉塵濃度との差を演算し、その差が一定値以上ま
たは以下になったとき、クリーニング機構によるクリー
ニングの実行または告知のための信号を出力する演算比
較部を備えたことを特徴とする。
【0012】第2の発明の場合、空気切換誘導手段は、
空気清浄機の入口側の空気を導入する入口側ダクトと、
空気清浄機の出口側の空気を導入する出口側ダクトと、
これら両ダクトからの空気をほこりセンサに対して切り
換える切換弁とで構成することもできる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を図
面にしたがって詳細に説明する。図1に、この発明の第
1例を適用した空気清浄機の概略構成を示す。空気清浄
機は、粉塵を帯電させるイオン化部11、帯電した粉塵
を補集する集塵部12、粉塵を吸収するための送風ファ
ン13からなり、左から右に向かって空気が流れる。イ
オン化部11には、その放電電極を清掃するクリーニン
グ機構14が備えられている。
【0014】放電電極への堆積物は、いわゆるほこりで
あるため、設置空間の環境(ほこりの量)によって大き
く異なる。空気清浄機の場合、堆積物の増加によって発
生する問題は、集塵率の低下である。そこで、空気の流
れに対して、イオン化部11の上流側に入力側のほこり
センサ15、送風ファン13の下流側に出力側のほこり
センサ16をそれぞれ配置し、清浄前と清浄後のほこり
の量(粉塵量)を比較演算することによって、集塵性能
の低下度合いを把握することが可能となる。
【0015】その制御の流れの一例を、図2に示す。入
力側のほこりセンサ15の出力をQa、出力側のほこり
センサ16の出力をQbとした場合、集塵率ηは、一般
的にη=(Qa−Qb)/Qaで表されるため、演算部
23にて集塵率ηを求める。そして、比較部24にてこ
の集塵率ηを設定値Cと比較し、集塵率ηが設定値Cよ
り下回った時点または上回った時点に清掃信号出力部2
5から信号を出力する。自動清掃装置を備えている場合
は、つまり図2のクリーニング機構14が自動的に清掃
を行うタイプの場合は、清掃信号を出力することにより
自動的に放電電極の清掃が可能である。
【0016】また、手動清掃装置を備えている場合に
は、つまり図2のクリーニング機構14が手動で清掃を
行うタイプの場合は、清掃信号の出力により、使用者に
告知(たとえば、表示装置にて表示または音声でアナウ
ンスする等)し、清掃を促すことにより、洗浄や交換を
行わなくても比較的簡単に放電電極の清掃が行える。そ
の結果、使用環境に応じ、安定したコロナ放電が得られ
る。
【0017】図3は、この発明の第2例を示す。この例
では、空気清浄機の入口側の空気を吸引口31から吸引
する入力側ダクト33a、と出口側の空気を吸引口32
から吸引する出力ダクト33bとを一連に連続して、ま
たはそれぞれ分離して設け、これら両ダクト33a・3
3bからの空気を切換弁35にて交互に切り換えて、1
つのほこりセンサ35に誘導する。
【0018】そして、このほこりセンサ35にて測定さ
れた清浄される前の粉塵濃度と清浄された後の粉塵濃度
との差を演算し、その差が一定値以上または以下になっ
たときに、清掃信号を出力すれば、ほこりセンサを2台
設置することと同じ効果が得られるため、同様に集塵率
を把握することができる。
【0019】
【発明の効果】この発明によれば、ほこりセンサを入力
側と出力側に配置することにより、イオン化線に粉塵が
堆積した場合に、結果として表れる集塵率を測定し、イ
オン化線の清掃または告知を行うため、空気清浄機が設
置された市場環境に対応した最適な清掃を行うことがで
き、省エネルギー、省資源化が可能である。
【0020】請求項2および3に係る発明によれば、上
記の効果に加え、ほこりセンサが1つで済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1例の放電電極クリーニング装置
を適用した空気清浄機の概要構成図である。
【図2】この発明による放電電極クリーニング装置の電
気的な処理を示すブロック図である。
【図3】この発明の第2例の放電電極クリーニング装置
を適用した空気清浄機の概要構成図である。
【符号の説明】
11 イオン化部 12 集塵部 13 送風ファン 14 クリーニング機構 15 入力側のほこりセンサ 16 出力側のほこりセンサ 23 演算部 24 比較部 25 清掃信号出力部 31 吸引口 32 吸引口 33a 入力側ダクト 33b 出力側ダクト 34 ほこりセンサ 35 切換弁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コロナ放電装置の放電電極に摺接してこ
    れを清掃するクリーニング機構を具備した空気清浄機に
    おいて、清浄される前の空気の粉塵濃度を測定する第1
    のほこりセンサと、清浄された後の空気の粉塵濃度を測
    定する第2のほこりセンサと、これら両センサの測定値
    の差を演算し、その差が一定値以上または以下になった
    とき、前記クリーニング機構によるクリーニングの実行
    または告知のための信号を出力する演算比較部を備えた
    ことを特徴とする、空気清浄機の放電電極クリーニング
    装置。
  2. 【請求項2】 コロナ放電装置の放電電極に摺接してこ
    れを清掃するクリーニング機構を具備した空気清浄機に
    おいて、粉塵濃度を測定するほこりセンサと、このほこ
    りセンサに対して、清浄される前の空気を誘導する状態
    と清浄された後の空気を誘導する状態とに切り換えるこ
    とができる空気切換誘導手段と、前記ほこりセンサにて
    測定された清浄される前の粉塵濃度と清浄された後の粉
    塵濃度との差を演算し、その差が一定値以上または以下
    になったとき、前記クリーニング機構によるクリーニン
    グの実行または告知のための信号を出力する演算比較部
    を備えたことを特徴とする、空気清浄機の放電電極クリ
    ーニング装置。
  3. 【請求項3】 前記空気切換誘導手段は、空気清浄機の
    入口側の空気を導入する入口側ダクトと、空気清浄機の
    出口側の空気を導入する出口側ダクトと、これら両ダク
    トからの空気をほこりセンサに対して切り換える切換弁
    とから構成されている、請求項2に記載の空気清浄機の
    放電電極クリーニング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6425836B1 (ja) * 2017-06-29 2018-11-21 三菱電機株式会社 集塵デバイスおよび空気調和機

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JP6425836B1 (ja) * 2017-06-29 2018-11-21 三菱電機株式会社 集塵デバイスおよび空気調和機
WO2019003378A1 (ja) * 2017-06-29 2019-01-03 三菱電機株式会社 集塵デバイスおよび空気調和機
CN110769938A (zh) * 2017-06-29 2020-02-07 三菱电机株式会社 集尘设备及空气调节机
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