JP2000107121A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP2000107121A
JP2000107121A JP10288201A JP28820198A JP2000107121A JP 2000107121 A JP2000107121 A JP 2000107121A JP 10288201 A JP10288201 A JP 10288201A JP 28820198 A JP28820198 A JP 28820198A JP 2000107121 A JP2000107121 A JP 2000107121A
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fiber
illumination
lens
frame
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JP10288201A
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Hidetoshi Saito
秀俊 齋藤
Ichiro Nakamura
一郎 中村
Yousuke Yoshimoto
羊介 吉本
Masaichi Higuma
政一 樋熊
Susumu Aono
進 青野
Yasuyuki Futaki
泰行 二木
Takahiro Kishi
孝浩 岸
Takeaki Nakamura
剛明 中村
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】オートクレーブ滅菌やその他の消毒を行った
際、LGファイバの劣化や破損を防止し、広範囲を照明
する湾曲可能な内視鏡を提供すること。 【解決手段】先端枠11の第1の透孔11aには固体撮
像素子ユニット12が組み込まれている。第2の透孔1
1bには照明光学系31が組み込まれている。照明光学
系31は、低水蒸気透過率部材である照明レンズ32
と、この照明レンズ32の基端面に臨まれる広範囲を照
明するようにコア部33aを覆う断熱性に優れ低水蒸気
透過率部材である疎水性シリカエアロゲル相によるクラ
ッド層33bを設けたLGファイバ束33とで構成され
ている。照明レンズ32は、先端枠11に金属接合によ
って気密的に接合されている。LGファイバ束33は、
第2の透孔11bの基端面側開口から挿入され、照明レ
ンズ32の基端面に当接した状態で、蒸気透過性の低い
接着剤33cによって一体的に固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用後の滅菌をオ
ートクレーブ装置で行う挿入部が軟性な内視鏡に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、細長の挿入部を体腔内に挿入
することにより、体腔内臓器などを観察したり、必要に
応じて処置具チャンネル内に挿通した処置具を用いて各
種治療処置の行える医療用の内視鏡が広く利用されてい
る。
【0003】医療分野で使用される内視鏡は、挿入部を
体腔内に挿入して、臓器などを観察したり、内視鏡の処
置具チャンネル内に挿入した処置具を用いて、各種治療
や処置を行う。このため、一度使用した内視鏡や処置具
を他の患者に再使用する場合、内視鏡や処置具を介して
の患者間感染を防止する必要から、検査・処置終了後に
内視鏡装置の洗滌消毒を行わなければならなかった。
【0004】これら内視鏡及びその附属品の消毒滅菌処
理としてはエチレンオキサイドガス(EOG)等のガス
や、消毒液を使用していた。また近年では、ランニング
コストが安価で安全性の高いなオートクレーブ滅菌(高
圧蒸気滅菌)が内視鏡機器の消毒滅菌処理の主流になり
つつある。
【0005】しかし、水蒸気は、ゴム,プラスチック等
の高分子材料や接着剤を透過する性質を有している。特
に、シリコーンゴム系の素材については、水蒸気透過性
が非常に高い。また、オートクレーブは、高圧下で行わ
れるため、内視鏡に対して、通常の1気圧のもとでの気
密性や、従来の消毒液に浸漬して消毒する水密性等に比
べてはるかに高い気密性が要求される。このため、シリ
コーンゴム製のOリングやシリコン系接着剤等で水密構
造を構成した従来の内視鏡を、オートクレーブ装置内に
設置して滅菌処理を行った場合、水蒸気が内視鏡内部に
浸入し、内視鏡内部に水滴が残るおそれがあった。
【0006】特開平10−68845号公報には光ファ
イバの受光角及び光照射角を大きくして、多くの光を搬
送することができように、光ファイバのクラッド層にシ
リカの多孔質骨格からなるシリカエアロゲルの単独相又
はシリカエアロゲルと空隙との複合相をコアの外周面に
一体に備えた光搬送システムが開示されており、この技
術を内視鏡の照明用光ファイバ(以下、LGファイバと
略記する)に利用することにより、LGファイバから出
射される光で広範囲を照明することができるというメリ
ットがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平10−68845号公報に示されている技術を利用
したLGファイバを備えた内視鏡では、内視鏡の消毒/
滅菌の際、様々な温度、湿度、薬品、ガスに曝されるこ
とによりLGファイバの端部が劣化して、光の透過率が
低下して照明光量が落ちるだけでなく、光の損失による
発熱がこの端部で発生し、内視鏡先端部が高温になるお
それがあった。
【0008】また、クラッド層に疎水性シリカエアロゲ
ル相を形成することにより、クラッド層に耐湿性は付与
されるが、LGファイバの端面ではプラスチックや多成
分ガラスで形成されたコアが露出しているので、湿度、
特に、オートクレーブ滅菌時の高温高湿環境下で、前記
コアの光学特性、機械的特性が劣化するおそれがあっ
た。
【0009】さらに、クラッド層を多成分ガラスで構成
したLGファイバでは、オートクレーブ滅菌時に多成分
ガラスに含まれているミネラル成分が水蒸気と反応する
ことにより、ガラスが白化したり、ファイバ素線のミネ
ラル成分が水蒸気と反応してファイバ素線どうしの固着
が発生し、この固着部が湾曲の際に折れるという問題が
発生していた。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、オートクレーブ滅菌やその他の消毒を行った際、
LGファイバの劣化や破損を防止し、広範囲を照明する
湾曲可能な内視鏡を提供することを目的にしている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡は、照明
光を伝送する照明用光ファイバと、この照明用光ファイ
バの光出射端部を保持し、この光出射端の先端面が臨む
照明レンズを固定した先端枠とを備えた内視鏡であっ
て、前記照明用光ファイバの最外層を低水蒸気透過率部
材で形成する一方、この照明用光ファイバの光出射端部
を前記先端枠に水密に接合している。
【0012】この構成によれば、オートクレーブ滅菌の
際、内視鏡を高温高湿環境下に放置しても、照明用光フ
ァイバの光出射端部及び最外層から水蒸気が侵入しな
い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図3は本発明の一実施
形態に係り、図1は内視鏡の構成を説明する斜視図、図
2は内視鏡先端部の構成を説明する断面図、図3は光学
繊維の構成を説明する図である。
【0014】図1に示すように内視鏡1は、体腔内に挿
入される挿入部2と、この挿入部2の基端側に配設され
た把持部を兼ねる操作部3と、この操作部3の側部から
延出するユニバーサルコード4とで主に構成されてい
る。
【0015】前記挿入部2は、先端側より硬質の金属部
材で形成した後述する先端枠を備える先端構成部5と、
複数の湾曲駒を例えば上下方向に湾曲自在に連接した湾
曲部6と、柔軟で可撓性を有する可撓管部7とで構成さ
れている。
【0016】前記操作部3には前記湾曲部6を所望の方
向に湾曲させるための操作レバー3aが設けられてお
り、この操作レバー3aを操作することによって、湾曲
部6の先端に配置されている第1の湾曲駒に連結されて
いる図示しない操作ワイヤを牽引して湾曲部6を湾曲さ
せて、先端構成部5の先端面を所望の方向に向けること
ができるようになっている。また、前記操作部3の先端
側には処置具を挿通するための鉗子挿入口3bが設けら
れている。
【0017】前記ユニバーサルコード4の手元側端部に
は外部装置である光源装置(不図示)に着脱自在な光源
接続部8aと電気ケーブルを介して外部装置である画像
処理装置(不図示)に着脱自在な画像処理装置接続部8
bとを備えたコネクタ8が設けられている。
【0018】図2に示すように前記挿入部2の先端構成
部5を構成する先端枠11には例えば軸方向に貫通する
第1透孔11aと第2透孔11bとが形成されており、
前記第1の透孔11aには観察手段として固体撮像素子
ユニット12が組み込まれている。
【0019】前記固体撮像素子ユニット12は、複数の
光学レンズで構成された対物光学系13を固定する耐食
性部材である例えばステンレスで形成されたレンズ枠1
4と、このレンズ枠14の基端部に嵌合固定されるセラ
ミックやポリエーテルエーテルケトン(PEEK)等の
絶縁部材で形成されたCCD保持枠15と、このCCD
保持枠15に接着固定された平板レンズ16に接合され
た電荷結合素子であるCCD17と、このCCD17の
基端面側に設けられ、前記CCD17で光電変換された
電気信号を増幅する第1基板21、第2基板22と、こ
の第2基板22に接続されて内視鏡1の挿入部2内を挿
通して前記コネクタ8まで延出する電気ケーブル18
と、この電気ケーブル18に設けられている網状のシー
ルド線19が半田や導電性接着剤によって同電位化する
ように接続されるケーブルホルダ20と、このケーブル
ホルダ20と前記CCD保持枠15とを連結固定する例
えばステンレスなどの金属製パイプ部材で形成されたシ
ールド枠23とで主に構成されている。
【0020】前記対物光学系13の最先端には融点が高
く、水蒸気に対する耐性の高いガラスであるサファイア
ガラスやS−LAH58等で形成した先端レンズ24が
配置されている。
【0021】この先端レンズ24と前記レンズ枠14と
を気密的に接合するため、前記レンズ枠14の先端レン
ズ24との接合面に金又は金合金によるメッキ処理を施
し、前記先端レンズ24のレンズ枠14との接合面には
Cr,Cu,NiでCr−Cu−Cu−Niの4層メタ
ルコーティングを施している。そして、メッキ処理を施
したレンズ枠14と4層メタルコーティングを施した先
端レンズ24とを半田、ロウ付け、融接、圧接などの金
属溶接によって、接合部25を設け、高温高湿蒸気が侵
入することを防止するように固定されている。前記レン
ズ枠14の内部に配置されるその他の光学レンズは接着
剤によってレンズ枠14の内周面に固定されている。
【0022】また、前記CCD保持枠15のレンズ枠1
4との嵌合部である先端側内周面には前記先端レンズ2
4の接合面に施した処理と同様、Cr−Cu−Cu−N
iの4層メタルコーティングを施し、前記レンズ枠14
のCCD保持枠15との嵌合部である基端側外周面には
金又は金合金によるメッキ処理を施している。そして、
前記CCD保持枠15と前記レンズ枠14とを、半田、
ロウ付け、融接、圧接などの金属溶接によって接合部2
6を設けて、高温高湿蒸気が侵入することを防止するよ
うに固定されている。加えて、前記CCD保持枠15の
シールド枠23との嵌合部である基端側外周面にも前記
先端側内周面に施した処理と同様、Cr−Cu−Cu−
Niの4層メタルコーティングを施している。
【0023】また、前記ケーブルホルダ20は、半田、
ロウ付け、溶接などの金属接合が可能な金属部材、或い
は半田、ロウ付け、溶接等の金属接合が可能な表面処理
を施した金属部材で形成されており、例えば真鍮にNi
メッキを施したものが望ましい。
【0024】また、前記シールド枠23の前記CCD保
持枠15とケーブルホルダ20とに嵌合する端部内周面
には半田、ロウ付け、溶接などの金属接合を行うため、
金又は金合金によるメッキ処理が施してある。そして、
前記シールド枠23とCCD保持枠15及び前記シール
ド枠23とケーブルホルダ20は、半田、ロウ付け、融
接、圧接などの金属接合によって接合部27を設けて、
高温高湿蒸気が侵入することを防止するように固定され
ている。なお、このシールド枠23を、半田、ロウ付け
等金属接合性の良好な部材で形成した場合にはメッキ処
理は不要である。
【0025】また、前記シールド線19は、ケーブルホ
ルダ20に設けられている貫通孔20aに半田からなる
接合部28を介して高温高湿蒸気が侵入することを防止
するように接合されている。
【0026】また、前記電気ケーブル18の周囲には耐
熱性を有し、水蒸気が透過し難い、例えばフッ素樹脂に
よる熱収縮チューブ29が設けてあり、この電気ケーブ
ル18及びシールド線19が高温高湿蒸気に曝されるこ
とを防止している。
【0027】また、前記CCD保持枠15、平板レンズ
16、ケーブルホルダ20、シールド枠23によって形
成されている空間部には電気絶縁性を有するとともに蒸
気透過性の低いエポキシ樹脂30等が充填されている。
【0028】そして、前記レンズ枠14は、先端枠11
の第1の透孔11aに接着又は半田、ロウ付け、溶接等
の金属接合によって固定されている。
【0029】一方、前記挿入部2の先端構成部5を構成
する先端枠11に形成されている第2の透孔11bには
照明光学系31が組み込まれている。前記照明光学系3
1は、前記第2の透孔11bの先端開口部に配設される
サファイアガラスやパイレックス(商標名)で形成され
た低水蒸気透過率部材である照明レンズ32と、この照
明レンズ32の基端面に臨まれるLGファイバ束33と
で構成されている。
【0030】図3に示すように前記LGファイバ束33
は、多成分ガラス又は石英ガラス又はプラスチックから
なるコア部33aと、断熱性に優れ低水蒸気透過部材で
ある疎水性シリカエアロゲル相からなるクラッド層33
bとからなる光学繊維を束ねて構成されている。ここ
で、シリカエアロゲル層からなるクラッド層33bは、
屈折率(n)が n= 1.01 〜 1.1 と低い屈折率を示す
ため、コアとクラッドとの屈折率の差が大きくなり、伝
送できる光線の角度が大きくなる。つまり、照明範囲を
広くすることができる。なお、一般的な多成分ガラスか
らなるクラッドの屈折率は n= 1.3 以上である。
【0031】前記照明レンズ32は、前記先端レンズ2
4と同様に、前記先端枠11の先端開口部に半田、ロウ
付け、溶接等の金属接合によって気密的に接合されてい
る。また、前記LGファイバ束33は、前記第2の透孔
11bの基端面側開口から挿入され、前記照明レンズ3
2の基端面に当接した状態で、蒸気透過性の低い接着剤
33cによってこの第2の透孔11b内に一体的に固定
されている。
【0032】なお、このLGファイバ束33の外周には
保護のため例えばシリコンゴム等からなる薄肉チューブ
(不図示)が外装されている。
【0033】また、前記LGファイバ束33に疎水性シ
リカエアロゲル相によるクラッド層33bを設けたこと
により広範囲を照明することが可能になるため、前記照
明レンズ32は平板レンズである。なお、より広範囲を
照明する必要が要求される際には照明レンズを凹レンズ
で構成する。
【0034】また、前記先端枠11には内視鏡内蔵物を
保護する枠として保護枠34が設けられており、この保
護枠34の手元側に湾曲部6を構成する先端湾曲コマ3
5が固設されている。そして、リベット36を介して回
動自在に複数の湾曲コマ37が連接している。
【0035】これら先端湾曲コマ35及び複数の湾曲コ
マ37の外周には細い金属線を編んで形成した網状管3
8が被せられている。この網状管38の先端部は、前記
先端湾曲コマ35に外嵌した状態で接合固定されてい
る。一方、前記網状管38の基端部は湾曲部6を構成す
る後端湾曲コマ(不図示)に接合されている。そして、
前記湾曲コマ35,37を覆う網状管38にフッ素ゴム
などからなる湾曲ゴム39を被覆して湾曲部6を構成し
ている。なお、この湾曲ゴム39の端部と前記保護枠3
4及び図示しない可撓管先端枠とは、糸巻き接着部によ
って一体的に固定されている。
【0036】上述のように構成した内視鏡1で検査を行
った後、消毒、滅菌する際、前記内視鏡1を例えば薬液
に浸漬した場合、LGファイバ束33の先端側端部が薬
液に触れることはない。また、前記内視鏡1をオートク
レーブ装置内に配置して、高温高湿環境下で滅菌処理し
たとき、LGファイバ束33内に高温水蒸気が侵入する
ことが抑えられる。
【0037】このように、LGファイバのクラッド層を
疎水性シリカエアロゲル相で形成するとともに、LGフ
ァイバの先端側端面及び先端側外周を照明レンズや接着
剤によって封止したことにより、広範囲を照明すること
ができるとともに、消毒や滅菌の際に、様々な温度、湿
度、薬品、ガスに曝されるとによってLGファイバが劣
化することを防止することができる。このことにより、
光の透過率が低下することなく、照明光量が初期状態と
同様に確保される。
【0038】また、LGファイバのクラッド層を疎水性
シリカエアロゲル相で形成し、このLGファイバの先端
側端面及び先端側外周が照明レンズや接着剤によって封
止したことにより、オートクレーブ滅菌時の高温高湿環
境下でも高温高湿蒸気が浸透することを防止することが
できる。このことにより、LGファイバを構成するコア
の光学特性、機械的特性が劣化しない。このため、湾曲
可能な内視鏡では水蒸気の影響による湾曲時のLGファ
イバの折れがなくなる。
【0039】さらに、シリカエアロゲルは、断熱性に優
れているため、LGファイバのコアが光エネルギーの損
失によって発熱した場合でも、クラッド層から外に熱が
逃げることを防止するので、先端枠や保護枠が高熱にな
ることを防止することができる。このことにより、先端
枠や保護枠が万一生体に接触した場合でも組織が熱変性
を起こすことがなくなる。
【0040】又、LGファイバのクラッド層を疎水性シ
リカエアロゲル相で形成して広範囲を照明することを可
能にして、照明レンズを平板レンズで構成したことによ
り、この照明レンズとLGファイバとを隙間なく接合す
ることができる。このことにより、オートクレーブ時の
圧力変化に十分耐え、内視鏡の寿命が長くなる。
【0041】なお、前記LGファイバ束33のファイバ
素線として、コアが石英ガラスや多成分ガラスで、クラ
ッドにアモルファス(非結晶質)特性を有するフッ素樹
脂を形成したもの、あるいはクラッドに多成分ガラスや
疎水性シリカエアロゲルとし、その外側にコーティング
層として非結晶質透明フッ素樹脂を設けた、非結晶質透
明フッ素樹脂ファイバを使用してもよい。また、コア、
クラッドとも非結晶質透明フッ素樹脂からなる非結晶質
透明フッ素樹脂ファイバを使用してもよい。この非結晶
質透明フッ素樹脂の特性は、非常に薄いコーティングが
可能であること及び、フッ素樹脂本来の特性である耐熱
性、耐薬品性、撥水性、低摩擦係数、低水蒸気透過性を
有していることである。
【0042】このため、オートクレーブ滅菌の際、高温
水蒸気が直接LGファイバに触れても非結晶質透明フッ
素樹脂の耐熱性、低水蒸気透過性によって、ファイバ素
線同士の固着や白化をなくして、LGファイバの性能の
劣化を防止することができる。
【0043】また、非結晶質透明フッ素樹脂は、薄いコ
ーティングが可能であるので、LGファイバ全体として
の外径寸法を小さくして内視鏡の細径化を図ることがで
きる。このことにより、生体への挿入時の苦痛を和らげ
られる。
【0044】さらに、ファイバ素線同士の滑り性が良好
であるので、二硫化モリブデン等の固体潤滑材を使う必
要がなくなりより細径化を図れる。
【0045】なお、上述した実施形態の内視鏡は、先端
構成部にCCDを配設した所謂電子内視鏡として説明し
てきたが、内視鏡はCCDを配設した電子内視鏡に限ら
ず、観察手段として観察用光ファイバであるイメージガ
イドファイバを使用した所謂ファイバスコープでもよ
い。このとき、前記図2において、CCD17、第1基
板21、第2基板22、電気ケーブル18の代わりにイ
メージガイドファイバ(不図示)を設け、このイメージ
ガイドファイバの端面を研磨して接着剤等により先端レ
ンズ24に接合する。そして、このイメージガイドファ
イバを、前記LGファイバと同様に非結晶質透明フッ素
樹脂ファイバで構成することにより、ファイバスコープ
に耐オートクレーブ性が付与される。
【0046】ところで、特開平5−220102号公報
には曲がり癖がつき難く、しかも内視鏡に必要な耐久性
を有する内視鏡の可撓管として、軟質エラストマー層の
外周面に硬質エラストマー層の外皮を形成したも内視鏡
の可撓管が開示されている。しかし、この内視鏡の可撓
管では軟質エラストマー層の外周面に硬質エラストマー
層の外皮を形成して曲がり癖がつき難くなっているが、
オートクレーブ滅菌の高温高湿環境下に曝した際にはこ
の構成の可撓管であってもエラストマー層に曲がり癖が
ついて実使用に耐えないものになってしまう。このた
め、オートクレーブ滅菌を行っても可撓管に曲がり癖の
つかない湾曲可能な内視鏡が望まれていた。
【0047】図4及び図5は可撓管部の曲がり癖を防止
する内視鏡の実施形態に係り、図4は内視鏡の構成を説
明する図、図5は内視鏡の挿入部にシースを装着した状
態を説明する図である。
【0048】図4に示すように本実施形態の内視鏡40
は、細長な挿入部41と、この挿入部41の基端側に位
置する操作部42とで構成されている。前記挿入部41
は、先端側から順に、先端構成部43、屈曲可能部分で
ある湾曲部44、可撓管部45を連接している。前記操
作部42には前記湾曲部44の湾曲状態を変化させる図
示しないノブ等が設けられている。そして、前記挿入部
41には長尺で柔軟なエラストマー層を有するシース5
0が装着されるようになっている。
【0049】前記湾曲部44及び可撓管部45には外装
部材としてステンレス線やタングステン線等の金属線を
編組して形成した網状管44a,45aが外装してあ
る。この網状管44a,45aは図に示すように別体で
あっても、一体に形成したものであってもよい。
【0050】前記先端構成部43の先端側部及び可撓管
部45の手元側部にはそれぞれ前記シース50の端部を
固定保持するための溝部43a,45bが形成してあ
る。
【0051】なお、前記網状管44aの内周面側には複
数の湾曲コマ(不図示)が回動自在に連接されている。
また、前記網状管45aの内周面には例えばステンレス
製の螺旋管が配置されている。
【0052】図5に示すように前記シース50の端部に
は前記溝部45bの径寸法よりもやや小径に形成した基
端側締付け部51と、前記溝部43aの径寸法よりもや
や小径に形成した先端側締付け部52とが設けられてい
る。そして、それぞれの締付け部51,52を溝部45
b,43aに圧入配置することによって、挿入部41の
水密を確保した状態でシース50を取り付けた内視鏡4
0が構成される。
【0053】つまり、前記シース50を挿入部41に装
着した状態で、患者の体腔内に挿入して、診断・治療を
行う。そして、診断・治療終了後に、前記シース50を
挿入部41から取り外してオートクレーブ滅菌を行う。
【0054】このように、オートクレーブ滅菌の際、曲
がり癖の付き易いエラストマー層からなるシースを、内
視鏡の挿入部に対して着脱自在な構成にしたことによ
り、シースを内視鏡の挿入部から外した状態でオートク
レーブ滅菌することにより、挿入部をたとえ丸めた状態
にして滅菌を行っても挿入部に曲がり癖が付くことを防
止することができる。
【0055】また、湾曲部及び可撓管に外装部材として
網状管を設けたことにより、オートクレーブ滅菌時に高
圧高温水蒸気が内視鏡の内部に侵入するので、内視鏡内
部の滅菌を確実に行うことができる。このことにより、
万一、使用中にシースが破損して挿入部が生体に触れた
場合でも細菌が生体内に入ることが防止されて、安全で
ある。
【0056】なお、前記シース50の基端側締め付部5
1を可撓管部45の溝部45bに係入させる代わりに、
図6に示すように操作部42の先端側に設けた溝部42
aに係入配置する構成であってもよい。この場合、シー
ス50の基端部分の外形は操作部42の外形寸法に合わ
せた太径部となる。このため、太径部を、図に示すよう
にシース50の基端側に行くにしたがって徐々に外形寸
法が太径に変化する折れ止め53として形成するように
してもよい。このことにより、折れ止め53を有するシ
ース50を装着することによって、挿入部41と操作部
42と接続部分での折れが防止される。また、前記シー
ス50は使い捨てタイプ、又は繰り返し使用可能なタイ
プのどちらであってもよい。
【0057】図7ないし図9は可撓管の曲がり癖を防止
する内視鏡の他の実施形態に係り、図7は分割部を有す
る内視鏡の構成を説明する図、図8は内視鏡の挿入部の
構成説明する図、図9は内視鏡の挿入部を曲げた状態を
示す図である。
【0058】図7に示すように本実施形態の内視鏡61
の挿入部62には分割部63、64が設けられている。
このため、前記挿入部62は、前記分割部63,64に
よって第1挿入部62a、第2挿入部62b、第3挿入
部62cの3つに分割される構成になっている。
【0059】ここで、図8を参照して分割部の構成を説
明する。なお、前記分割部63、64の構造は同様であ
る。このため、本図において分割部63の構成を説明し
て分割部64の説明は省略する。
【0060】図に示すように分割部63は、第1挿入部
62aの基端部に設けられた基端側口金65と、第2挿
入部62bの先端部に設けられた先端側口金66と、こ
の先端側口金66と前記基端側口金65との連結部分の
水密を確保するOリング67と、前記先端側口金66と
前記基端側口金65とに設けた着脱自在な螺合部を形成
するネジ部68とで構成されている。
【0061】また、第1挿入部62a及び第2挿入部6
2bは、内周側から順にステンレスなどの金属製の螺旋
管71、この螺旋管71の外側に配置されたステンレス
線又はタングステン線などの金属線を編組した網状管7
2、この網状管72の外側に配置されたエラストマー層
73とで構成されている。
【0062】そして、前記口金65,66は、前記網状
管72にそれぞれ外嵌固定されている。このため、基端
側口金65と先端側口金66とのネジ部68の螺合状態
を解除して分割することによって、図9に示すようにL
Gファイバ、信号ケーブル、送気管路、送水管路、吸引
管路等の内蔵物74が露出され、この状態で挿入部62
が曲げられるようになっている。
【0063】したがって、内視鏡観察を行う際には基端
側口金65と先端側口金66とのネジ部68を螺合接続
して挿入部62を構成し、この状態で患者の体腔内に挿
入部62挿入して、診断・治療を行う。そして、診断・
治療終了後、前記ネジ部68が螺合接続された状態のま
ま洗滌、乾燥を行う。そして、基端側口金65と先端側
口金66との螺合接続状態を解除して、内蔵物74を露
出させた後、挿入部62a,62b,62cを曲げるこ
となく、挿入部62を基端側口金65と先端側口金66
との間で曲げてオートクレーブ滅菌を行う。
【0064】このように、内視鏡の挿入部に分割部を設
け、挿入部を複数に分割して構成したことにより、オー
トクレーブ滅菌時に分割されたそれぞれの挿入部を曲げ
ることなく、離れた位置関係になった基端側口金と先端
側口金との間で内蔵物とともに曲げるので、挿入部に曲
がり癖がつくことを防止することができる。
【0065】なお、前記エラストマー層73を、例えば
最下層をフッ素樹脂で形成し、中間層をポリウレタンや
ポリエステルで形成し、最外層(外表面)をフッ素樹脂
にて形成することにより、フッ素樹脂の耐熱性、低水蒸
気透過性などの特性から内視鏡の可撓性に大きな影響を
及ぼす中間層のポリウレタンやポリエステルの劣化を防
止して長期にわたる安定した可撓性を実現することがで
きる。
【0066】なお、本発明は、以上述べた実施形態のみ
に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能である。
【0067】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施形態によれば、以下の如き構成を得ることができ
る。
【0068】(1)照明光を伝送する照明用光ファイバ
と、この照明用光ファイバの光出射端部を保持し、この
光出射端の先端面が臨む照明レンズを固定した先端枠と
を備えた内視鏡において、前記照明用光ファイバの最外
層を低水蒸気透過率部材で形成する一方、この照明用光
ファイバの光出射端部を前記先端枠に水密に接合した内
視鏡。
【0069】(2)前記照明レンズを前記先端枠に、溶
接、ロウ付け、半田、又は接着によって接合した付記1
記載の内視鏡。
【0070】(3)前記低水蒸気透過率部材は、疎水性
シリカエアロゲル又は非結晶質透明フッ素樹脂である付
記1記載の内視鏡。
【0071】(4)前記先端枠と照明用光ファイバと
を、エポキシ系接着剤又はシリコン系接着剤で接着固定
した付記1記載の内視鏡。
【0072】(5)前記内視鏡は、観察手段として固体
撮像素子ユニット又は観察用光ファイバを有する付記1
記載の内視鏡。
【0073】(6)前記光ファイバの素線の最外層を、
疎水性シリカエアロゲル又は非結晶質透明フッ素樹脂に
て形成した付記5記載の内視鏡。
【0074】(7)前記照明用光ファイバと前記観察用
光ファイバの少なくとも一方は、クラッド層が疎水性シ
リカエアロゲル又は非結晶質透明フッ素樹脂である付記
5記載の内視鏡。
【0075】(8)挿入部が可撓性を有する内視鏡にお
いて、前記挿入部の少なくとも一部に、外表面にエラス
トマー層のない屈曲可能部分を有する内視鏡。
【0076】(9)前記屈曲可能部にエラストマー層が
着脱可能である付記8記載の内視鏡。
【0077】(10)前記屈曲可能部分は、前記エラス
トマー層を外した状態で、外部と通気可能である付記9
記載の内視鏡。
【0078】(11)前記挿入部は、少なくとも1つ以
上の分割部によって複数に分割可能である付記8記載の
内視鏡。
【0079】(12)前記分割部を介して挿入部を複数
に分割することによって、内視鏡内蔵物が露出する付記
11記載の内視鏡。
【0080】(13)前記エラストマー層は、挿入部に
設けた溝部に圧入配置されて一体的に取りつけられる付
記9記載の内視鏡。
【0081】(14)前記エラストマー層に折れ止めを
形成した付記13記載の内視鏡。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、オ
ートクレーブ滅菌やその他の消毒を行った際、LGファ
イバの劣化や破損を防止し、広範囲を照明する湾曲可能
な内視鏡を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図3は本発明の一実施形態に係り、
図1は内視鏡の構成を説明する斜視図
【図2】内視鏡先端部の構成を説明する断面図
【図3】光学繊維の構成を説明する図
【図4】図4及び図5は可撓管部の曲がり癖を防止する
内視鏡の実施形態に係り、図4は内視鏡の構成を説明す
る図
【図5】内視鏡の挿入部にシースを装着した状態を説明
する図
【図6】シースの他の構成を示す図
【図7】図7ないし図9は可撓管の曲がり癖を防止する
内視鏡の他の実施形態に係り、図7は分割部を有する内
視鏡の構成を説明する図
【図8】内視鏡の挿入部の構成説明する図
【図9】内視鏡の挿入部を曲げた状態を示す図
【符号の説明】
1…内視鏡 2…挿入部 12…固体撮像素子ユニット 13…観察光学系 24…先端レンズ 31…照明光学系 32…照明レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉本 羊介 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 樋熊 政一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 青野 進 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 二木 泰行 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 岸 孝浩 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 剛明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H050 AB04X AB04Y AB47Y AC03 AC90 4C061 AA00 BB00 CC06 DD03 FF40 FF46 FF47 GG09 JJ03 JJ06 JJ13 LL02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明光を伝送する照明用光ファイバと、
    この照明用光ファイバの光出射端部を保持し、この光出
    射端の先端面が臨む照明レンズを固定した先端枠とを備
    えた内視鏡において、 前記照明用光ファイバの最外層を低水蒸気透過率部材で
    形成する一方、この照明用光ファイバの光出射端部を前
    記先端枠に水密に接合したことを特徴とする内視鏡。
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