JP2000106075A - 高い動電力および遮断容量を有する回路遮断器 - Google Patents

高い動電力および遮断容量を有する回路遮断器

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JP2000106075A JP11215862A JP21586299A JP2000106075A JP 2000106075 A JP2000106075 A JP 2000106075A JP 11215862 A JP11215862 A JP 11215862A JP 21586299 A JP21586299 A JP 21586299A JP 2000106075 A JP2000106075 A JP 2000106075A
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    • H01H77/10Protective overload circuit-breaking switches operated by excess current and requiring separate action for resetting in which the excess current itself provides the energy for opening the contacts, and having a separate reset mechanism with electrodynamic opening
    • H01H77/101Protective overload circuit-breaking switches operated by excess current and requiring separate action for resetting in which the excess current itself provides the energy for opening the contacts, and having a separate reset mechanism with electrodynamic opening with increasing of contact pressure by electrodynamic forces before opening
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    • H01H2071/507Latching devices between operating and release mechanism being collapsible, e.g. yielding elastically, when the opening force is higher than a predetermined value
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    • H01H9/44Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts using blow-out magnet
    • H01H9/446Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts using blow-out magnet using magnetisable elements associated with the contacts

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 高い動電力および遮断容量を有する回路遮断
器。 【解決手段】 回路遮断器の1つまたは複数の極は、可
動接点手段(28)と他方の接点手段(30)を有する
一対の接点手段と、電磁的補償手段(88)とを有し、
電磁的補償手段88は、接点フィンガーを静止型接点手
段と接触状態に保持するようにこれらの接点フィンガー
に対して電磁力を加えるように設計される。電磁的制限
手段90が接点フィンガー41をその後退位置まで駆動
する電磁力をこれらのフィンガーに加えように設計され
ている。可動接点手段28の中を流れる電流の強さが制
限しきい値と呼ばれるしきい値より低い場合、前記単数
または複数のフィンガー41が静止型接点手段30と接
触状態に保持され、また前記しきい値より高い場合に単
数または複数のフィンガー41がその後退位置まで駆動
されるように、前記電磁的補償手段88と前記電磁的制
限手段90が構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反発力の動電補償
効果によって閉鎖位置に保持される極あたり一対の補償
接点手段を有する電力回路から成る高動電力型低電圧多
極回路遮断器の作動機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】前記の型
の機構は出願人によって出願された文献EP−A−22
2,645に記載され、引外しフックと開放バネに組合
わされてフックが負荷位置から引外し位置に作動される
際に可動接点を開放位置に駆動するためのトグル装置
と、絶縁物質から成り前記トグル装置に連結されフレー
ムに対して横方向に延在しまたすべての極の可動接点を
支承する回転シャフトを有する切り替えバーと、前記引
外しフックと協働する開放ラチェットであってこのラチ
ェットの鎖錠位置と開錠位置とにおいて機構のそれぞれ
装荷と引外しとを実施する開放ラチェットと、引外し部
材によって作動されて開放ラチェットを開錠位置まで駆
動するラッチングロックとを含む。この回路遮断器の動
電力は複数フィンガーに対する接点加圧バネの作用と、
枢転軸に強い機械的反力を受ける補償された接点手段の
作用とから生じる。この機構は最大短絡電流しきい値に
対してこれらの反力を吸収する事ができる。このしきい
値を超えると、反力は機構の伝動手段の一部の軸を損傷
し、またフック、開放ラチェットおよびラッチングロッ
クを含むレベルにおいて引外し力を増大させる傾向があ
る。瞬間的回路遮断器の動作は機構の引外しのために約
10msの応答時間を必要とするが、これは回路遮断器
の性能が高い動電力と130kAを超える遮断容量とい
う要件に対応しなければならない場合には長すぎる。
【0003】自動的引外しを生じるため、補償型接点手
段の動電補償から生じる機械的反力を使用する方法がす
でに提案されている(文献EP−A−0,780,38
0参照)。開放ラチェットは可撓性手段によって決定さ
れる校正しきい値を超える短絡電流の存在においてロッ
クの自己開錠をもたらす離脱型作動手段を有し、前記の
自己開錠は動電補償効果によって発生された機械的反力
から制御されてロックの超高速回転を生じ、引外し部材
の作動前に開放ラチェットを開錠する。
【0004】この型の回路遮断器は、自己開錠が実際に
高電流レベル、特に180kAピーク以上の電流レベル
に対して校正されるので、動電力に関する限りは非常に
すぐれた性能を示す。しかし十分な遮断容量を得るため
には、極とその消弧室が非常に大きなサイズを有する必
要があり、これは全体のサイズと価格に影響する。
【0005】
【課題を解決するための手段】従って本発明の目的は、
高い動電力と非常に高い遮断容量を有し、また大きな短
絡電流が生じた時に低い引外し力と短い引外し時間とを
必要とし、これらの性能が小スペースと低コストで得ら
れる回路遮断器を提供するにある。
【0006】本発明によれば、フレームと1つまたは複
数の極とを含む高動電力を有する低電圧回路遮断器にお
いて、前記の極は可動被覆手段および他方の接点手段と
を有し、前記可動接点手段は開放位置と閉鎖位置との間
においてフレームに対して可動の支承キャリヤおよび他
方の接点手段との接触位置と後退位置との間を前記支承
キャリヤに対して可動の1つまたは複数の接点フィンガ
ーを有し、また各極は単数または複数の接点フィンガー
を他方の接点手段と接触状態に保持するようにこれらの
接点フィンガーに対して電磁力を加え事のできる電磁的
補償手段を有し、前記回路遮断器はさらに、負荷位置か
ら除荷位置に解除されるように設計された開放バネと、
前記開放バネおよび一対の接触手段と協働して、前記開
放バネの解除が支承キャリヤをその開放位置まで駆動す
るように、前記支承キャリヤと接続するための動的接続
手段を有する動的システムと、開放バネの解除を防止す
るロック位置をとりまたこのロック位置を出る事によっ
て前記開放バネを解除するように設計された開放ロック
を有する開放作動機構と、前記可動接点手段および前記
開放ロックと協働して、前記動的接続手段に対してキャ
リヤによって加えられる合力が所定の超高速作動しきい
値を超えた時に、前記作動ロックをその開錠位置まで超
高速移動させる事のできる作動手段とを含む高動電力を
有する低圧回路遮断器によって前記の問題点が解決され
る。単数または複数の極が、さらに単数または複数の接
点フィンガーをその後退位置まで駆動する電磁力をこれ
らのフィンガーに加えように設計された電磁制限手段を
有する。前記一対の接点手段の中を流れる電流の強さが
制限しきい値と呼ばれるしきい値より低い場合、前記単
数または複数のフィンガーが他方の接点手段と接触状態
に保持され、また前記しきい値より高い場合に前記単数
または複数のフィンガーがその後退位置まで駆動される
ように、前記電磁補償手段と前記電磁的制限手段が構成
される。最後に、この組立体は、可動接点手段の中を流
れる電流強さが制限しきい値に達する時にキャリヤによ
って動的接続手段に加えられる合力が超高速開放しきい
値より低いように構成される。接点の分離は、極の中を
流れる短絡電流の強さを作動手段による回路の開放に必
要な時間、制限させる事ができる。このようにして本発
明の回路遮断器は従来よりもはるかに高い固有遮断電流
を遮断する事を可能にする。制限しきい値は所要の高電
磁力を保存させる事ができる。作動手段としては、通常
の引外し装置が作動する直前に遮断を確認する事ができ
る。
【0007】好ましくは作動手段は前記超高速開放しき
い値を決定する可撓性手段を含む。従って、超高速開放
しきい値が超過された時の作動手段の動作は瞬間的では
ない。実際に、バネは開放ロックの超高速開放を生じる
前に一定の行程をカバーしなければならない。言い換え
れば、超高速開放オーダが伝達される前に、動電力がバ
ネの機械的圧縮作業に対応する一定のエネルギーを生じ
なければならない。従って開放が生じる前に、非常に短
い時間遅れが存在する。特に制限された電流強さがその
最大値に達した後に超高速開放が生じるように可撓性手
段が校正されている時に、このような時間遅れが利用さ
れる。従って開放ロックの解除は、最大電流が超過され
た後に、しかし被制限電流が減少しはじめた後に生じ
る。このようにして、開放機構の行程の末端における応
力が減少され、これは装置の信頼性を増進させる。
【0008】開放行程の極度の高速の故に、接触フィン
ガーの後退段階において強い短絡電流を制限する手段を
装置の中に合体する事が望ましい。そのため、単数また
は複数の極が消弧室と磁気回路とを有し、これらの消弧
室と磁気回路は、他方の接点手段の中を流れる電流に従
って磁界を発生するように配置され、また接点手段の分
離が生じる時に発生する電弧を前記消弧室に投射する力
を前記電弧に対して加えるように配向される。
【0009】本発明の好ましい実施態様によれば、単数
または複数の極が消弧室と磁気回路とを有し、これらの
消弧室と磁気回路は、他方の接点手段の中を流れる電流
に従って磁界を発生するように配置され、また接点手段
の分離が生じる時に発生する電弧を前記消弧室に投射す
る力を前記電弧に対して加えるように配向される。この
ようにして短絡電流が大幅に制限される。
【0010】
【発明の実施の形態】第1図乃至第4図について述べれ
ば、多極回路遮断器の作動機構がフレーム12によって
支承され、またトグル装置14を含み、このトグル装置
はそれぞれ枢転軸線20上に枢着された一対の伝動ロッ
ド16,18を有する。下方ロッド16は切り替えバー
22に対して機械的に連結され、このバー22は絶縁物
質から成り、フレーム12のフランジに対して垂直に延
在する。切り替えバー22はすべての極に対して共通で
あって、回路遮断器接点手段の開放位置と閉鎖位置との
間に回転自在に取付けられたシャフトによって形成され
る。この回路遮断器は高動電力を有する高動電力型であ
る。
【0011】各極のレベルに接続ロッド24が配置さ
れ、この接続ロッドはバー22のクランク25を可動接
点手段28の絶縁キャリヤ26に接続する。可動接点手
段28は閉鎖位置において静止接点手段30と協働し、
またブレード32によって第1接続ストリップ34に接
続されている。静止接点手段30は第2接続ストリップ
36によって直接に支承されている。極は消弧チャンバ
35を含み、この消弧チャンバの導入口は接点手段28
および30に近く配置されている。
【0012】キャリヤ26は第1図に図示の閉鎖位置と
第3図の開放位置との間において第1軸線40回りに枢
転自在に取付けられ、また可動接点28は複数の相互に
平行なフィンガー41を含み、これらのフィンガー41
は第1図に図示の接触位置と第2図に図示の後退位置と
の間において枢転自在に第2軸線42上に枢着されてい
る。各フィンガーは接点パッド43を支承し、この接点
パッド43は第1図の位置において静止接点手段30の
接点パッド45と協働する。接触加圧バネ38がキャリ
ヤ26とフィンガー41の上側面との間に配置されてい
る。
【0013】コネクティング・ロッド24の軸線の一方
においてはキャリヤ26の回転軸線40に対する位置
と、他方においては切り替えバー22の枢転軸線に対す
る位置とが高動電力を有する回路遮断器にとって特徴的
である。実際に、ロッド24の軸線40に対する大きな
レバーアームとロッド24の切り替えバー26の軸線に
対する小さなレバーアームとにより、高電流強さの電流
によって誘導される強い反発力が接点フィンガーに対し
て加えられる時に、回路遮断器の作動機構が過度に高い
力を受けないように保証される。実際にこの力の大部分
が切り替えバー支承軸受に伝達され、これに対してバー
22に対してロッド24によって加えられるトルクは適
度であって、これはバー22に連結された機構の他方の
要素に対する応力を制限する。
【0014】トグル装置14に対して、引外しフック4
4が組合わされ、この引外しフック44は負荷位置と引
外し位置との間を主軸46上において制限された揺動を
成すように取付けられている。主軸46はフレーム12
に対して固着され、引外しフック44の一端が軸線48
によって上方伝動ロッド18に枢着されまたその他端が
作動ラッチ50と協働する。
【0015】開放バネ52がバー22のピン54とフレ
ーム12の固定スピゴット56との間に固着され、前記
スピゴット56はトグル装置14の上方に配置される。
開放ラチェット50はロックレバー57によって形成さ
れ、このロックレバー57はロック位置と開錠位置との
間において枢転自在に軸線58上に取付けられている。
半月形のラッチングロック60は開放ラチェット50を
開錠位置に移動させて機構10の引外しを生じるように
設計されている。
【0016】開放ラチェット50の戻しバネ62がラッ
チングロック60の軸線58に対して反対側に配置さ
れ、開放ラチェット50を逆時計方向にロック位置に向
かって弾発する。ロックレバー57上に、軸線58とラ
ッチングロック60との間にローラ64が配置され、こ
のローラ64は負荷位置において引外しフック44の支
承面66と協働する。フック44の支承面66は凹部を
有し、この凹部の中に円筒形ローラ64が係合する。軸
線48とスピゴット56との間に戻しバネ68が固着さ
れて、フック44を逆時計方向に負荷位置に向かって弾
発し、この負荷位置において開放ラッチ50のローラ6
4が支承面66の凹部の中に係合する。
【0017】開放ラチェット50のラッチングロック6
0は引外し装置70によって作動されてロッキングレバ
ー57を開錠位置まで駆動し、その結果、機構10の引
外しと接点手段28,30の開放とを生じる。引外し装
置70は手動的に、特に押しボタンによって実施され、
または自動的に特に磁気熱的または電子的引外し装置に
よって実施されまたは遠隔制御信号に対して敏感なエネ
ルギーリリース装置によって実施される。
【0018】第5図と第6図について述べれば、開放ラ
チェット50は一対を成す軸線58の支承フランジ72
と回転自在に取付けられたローラ64とを含む。離脱し
きい値は、フランジ72に固着された案内プレート78
と軸線58上に枢着された保持レバー80との間に配置
された2つの圧縮バネ74,76によって校正される。
保持レバー80の末端にノーズ82が備えられ、このノ
ーズはラチェット50のロック位置においてロック60
上にロックするように設計されている。
【0019】行程ストッパ84の一端がフランジ72に
固着され、開錠位置におけるラチェット50の枢転運動
を限定するように設計されている。各フランジ72は保
持レバー80のノーズ82の近くに配置された作動ラン
プ86を含み、このランプ86の傾斜は、バネ74,7
6の校正しきい値が超過された時にロック60の自己開
錠を生じるように選定される。
【0020】開放ラチェット50は、下記において離脱
しきい値と呼ばれる所定しきい値を超える短絡電流の存
在においてロック60の自己開錠を生じる離脱組立体と
して配置されている。
【0021】接点手段28,30とストリップ34,3
6は第1U型電気回路構造を成し、可動接点フィンガー
28の第2枢転軸線42が2つのストリップ34,36
の間隔の1/3に配置されている。このような回路の構
造88は、短絡電流の存在において接点手段を閉鎖状態
に保持するように設計された電流反発力の補償システム
を成す。
【0022】静止接点手段は第2U型回路構造を成し、
この第2U型構造はその側面枝が接触ストリップ34か
ら反対側に突出するように配置される。接触パッド45
はこのU型脚の1つによって、その自由端部の配置され
る側において支承される。閉鎖位置において、接点フィ
ンガー41は静止接点パッド45を支承するU型の脚に
対してほとんど平行に延在する。電流が極を通して流れ
る時、ストリップ36と接点パッド45との間において
静止接点手段によって形成されるU型を流れる電荷は誘
導電磁界を発生する。パッド43,45と軸線42との
間の区域中の誘導電磁界の値を増大するために、静止接
点手段によって形成されたU型区域の中にU型磁気プレ
ートを挿入する。このような回路の構造90は、接点圧
力バネ38の校正によって決定された一定のしきい値を
超過する短絡電流の存在において、可動接点パッド43
を静止接点パッド45から分離するように成された制限
システムを成す。
【0023】本発明による制限的回路遮断器の動作は下
記の通りである。
【0024】機構10の閉鎖段階において、引外しフッ
ク44の支承面66がローラ64に対して力Fを加え
て、ノーズ82がロック60とラッチングするまで開放
ラチェット50を軸線58回りに時計方向に押圧する。
そこで回路遮断器は接点手段30,28の安定な閉鎖位
置にある。
【0025】極中を流れる電流が存在すると、フィンガ
ーは第7図に図示のような種々の力を受ける。まずパッ
ド43中を流れる電流がパッドのレベルにおいて反発締
付け力Fsを発生し、この力のフィンガー41の枢転軸
線42に対するモーメントがフィンガー41を持ち上げ
る傾向を示す。次に第2U型回路構造90がフィンガー
41を開こうとするモーメントを発生する。接点フィン
ガー41中を流れる電荷は実際上、静止接点手段30に
よって形成されるU型中を流れ磁性U型構造92によっ
て集中される電荷によって誘導される磁界の電磁力を受
ける。これらの力は合成力FLであってその付加点は軸
線42とパッド43との間に位置し、この合成力はフィ
ンガーを軸線42回りに、接点パッド43,45の分離
方向に枢転させる。第3に、接点圧力バネ38がフィン
ガー41に対して、回路中を流れる電流とは無関係の力
Rを加え、この力の軸線に対するモーメントは可動パ
ッド43を静止パッド45に向かって移動させようとす
る。第4に、第1U型構造88もパッドを相互の方向に
移動させようとするモーメントを発生する。接点フィン
ガー41中を流れる電荷は実際上、2つの接点ストリッ
プとフィンガーとによって形成されるU型構造88中を
流れる電荷によって誘導された磁界による電磁力を受け
る。これらの電磁力はフィンガー41にそって近似的に
均一に分布され、合成力Fcを有し、従ってこの合成力
の付加点は、一方ではフィンガー41のパッド43,他
方では軸線40を両端とする線分の実質的に中央に位置
する。可動接点28のフィンガーの2つ枢転軸線42は
望ましくは第1U型構造の2つの接続ストリップ34,
36を離間する距離の1/3に配置されているので、そ
の結果、パッド43,45を相互の方に移動させるトル
クを生じる。
【0026】小さな過負荷電流の場合、接点圧力バネ3
8と第1U型構造とによって発生されるモーメントの合
計はパッド43に対する締付けと第2U型構造90とに
よって発生されるモーメントの合計より大である。従っ
てパッド43,45は接触状態に保持される。しかし前
記接点圧力バネと第1U型構造とによって発生されるモ
ーメントの合計は前記締付け力と第2U型構造とによっ
て発生されるモーメントの合計よりも電流と共に遅く増
大する。従って、前記接点圧力バネと第1U型構造とに
よって発生されるモーメントの合計が前記締付け力と第
2U型構造とによって発生されるモーメントの合計より
も小となる限度を成す極の中の電流強さの値IL、下記
において制限しきい値と呼ばれる値が存在する。
【0027】到着した電流がこのしきい値ILを超える
時、接点フィンガー41が軸線42回りに第2図の位置
まで枢転する。接点手段のパッドの区域中に磁気U型回
路構造によって集中させられた電磁界が消弧室中への電
弧の放出を増進し、この消弧室が極の中の電流の急速な
制限を促進する。
【0028】この段階において、2つのU型回路構造に
よって発生された電流強さは、キャリヤ26の軸線42
に対して加えられ機構10に対して伝達され最後に引外
しフック44によってローラ64に加えられる機械的反
力Fに対応する。この反力Fは、キャリヤ26に加えら
れる力のキャリヤ枢転軸線40に対するモーメントの合
計の線形関数であり、従って係数FS+FL+Fcの合計
に比例する。ローラ64に加えられる力Fは電力回路中
を流れる電流強さの増加関数である。しかし、フィンガ
ーを枢転させる極の中の電流強さしきい値に対応する力
Fはラチェット開放運動をもたらすには不十分である。
従って接点キャリヤ26は閉鎖位置に留まる。
【0029】パッドの分離によって得られる制限効果に
も関わらず電流が増大しつづける場合、キャリヤに対す
る電磁力も増大しづつけ、また極の中を流れる電流強さ
が第1しきい値より高い第2しきい値Icに達する時、
力Fはバネ74,76によって決定されるラチェット5
0の校正しきい値を超え、開放ラチェット50を時計方
向に回転させはじめる。
【0030】開放ラチェットの回転運動の初期におい
て、保持レバー80のノーズ82はラッチングロック6
0と係合した状態に留まるが、ラチェット50のフラン
ジ72が軸線58回りに時計方向に回転しはじめる。ラ
ッチングロック60の自己開錠しきい値に対応する校正
力から、ラチェット50のフランジ72のランプ86が
ロック60の半月形部分と協働し、ロック60を時計方
向F1に回転させて保持ノーズ82を解除し、開錠位置
(第6図)へのラチェット開放運動を生じる。またロー
ラ64の解除は引外しフック44を解除させ、これはト
グル装置14の開放バネ52によって接点手段30,2
8の開放運動を生じる。
【0031】開放ラチェット50の離脱効果による機構
10の引外しは超高速であって、引外し装置70の動作
前に生じる。この引外し装置70はこの回路遮断器にお
いて使用される磁気熱的または電子的引外し装置の型に
対応する応答時間を有する。ラッチングロック60の自
己離脱による開放ラチェット50の運動の故に、回路遮
断器は引外し装置の瞬間的防護と両立するような超高速
自己防護を機械的に実施する事ができる。
【0032】バネ74,76は、しきい値IcがIL
約110%となるように校正される。機構10の超高速
開錠は高電流水準で、特に100kA以上の電流水準で
生じる。従って、従って本発明の回路遮断器は本質的に
高い動電力を有する選択的回路遮断器である。この回路
遮断器の制限特性はその選択しきい値の90%以上にお
いてのみ有効である。本発明の回路遮断器に優れた遮断
容量を与えるのはこのような制限特性である。
【0033】IcとILの間の電流強さの比較的小さい
変動は力Fの大きな変動に対応する。なぜかならば、3
成分Fs,ILおよびFcがすべての電流の3増加関数
だからである。従って、所要の校正を成して制限しきい
値以前の自己開錠のトリガリングのリスクを除去するよ
うにバネ74,76を調整する事は容易である。
【0034】説明のため、短絡電流の存在における回路
遮断器開放の時間的順序の一例を第8図に示した。時間
t1において電流ILが極の中を流れている。そこで、
接点フィンガーが離間しはじめ、電弧電圧Uarcが表
われる。この電弧電圧は近似的に接点パッドの間隔Xと
共に増大する。時間t2において、U型磁気回路が消弧
室の中に電弧を投射するのに十分程度に接点フィンガー
が相互に離間しまた電弧が大きくなる。この時点から電
弧電圧がより急速に増加する。接点フィンガーがその反
発行程をつづけ、t3において第8図の最大反発位置X
Rに達する。t4において、電流が値Icに達し、これ
がラチェットの開放運動をトリガする。しかし、接点パ
ッドの間隔は、バネ74,76の圧縮に必要な機械的作
用が加えられるまでは変動しない。開放ラッチ60の解
除による作動機構の開放は時間t4後においてのみ生じ
る。次にt4とt6の間において、電弧電圧は消弧室中
の膨張によって増加しつづけ、時間t5において電力シ
ステム電圧に達し、次にこの電圧を超える。t5におい
て、制限された電流強さはその最大限に達する。従って
t6における作動機構の開放は電流強さ減少段階におい
て生じ、これは比較的ゆっくりした開放を可能とし、こ
れは機構10の可動要素の走行停止端部を保護する。開
放の末端において、可動パッド43が静止パッドから第
8図に図示のように間隔X0の位置に達する。
【0035】第1図乃至第6図の実施態様によれば、開
放ラチェット50のフランジ72と保持レバー80との
間の相対運動は小さな角度範囲の回転運動によって達成
される。この相対運動が楕円形アパチュアを有する手段
による並進運動によって実施できる事は明かである。
【0036】簡単のため前記の実施例は単一極の中で発
生した力に関して説明された。しかし、回路遮断器が多
極回路遮断器である場合、ローラに対して加えられる力
Fはすべての極の応力に依存する。
【図面の簡単な説明】
【図1】閉鎖位置にある作動機構と接触位置にある接点
手段とを含む本発明による回路遮断器の極の概略図。
【図2】閉鎖位置にある作動機構と後退位置にある接点
手段とを示す第1図に類似の図。
【図3】開放位置にある機構を示す第1図と類似の図。
【図4】第1図のA−A面における断面図。
【図5】ロック位置にある第1図の回路遮断器の開放ラ
チェットの側面図。
【図6】ロックの自己開錠段階の生じる時のラチェット
の類似の図。
【図7】接点手段に加えられる力の概略図。
【図8】解放動作が短絡回路上で生じる際の電流I、電
圧Uおよび接点手段の可動パッドと静止パッドとの間に
おいて測定された距離Xの経時的変動を示すグラフ。
【符号の説明】
1 開放作動機構 12 フレーム 14 トグル 22 切り替えバー 24 接続ロッド 26 支承キャリヤ 28 可動接点 30 固定接点 41 接点フィンガー 44 引き外しフック 52 開放バネ 60 開放ロック 64 ローラ 74,76 調整バネ 80 保持レバー 88 電磁的補償手段 90 電磁的制限手段(第2U型回路)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルク、ブランフェーヌ フランス国ドメサン、ル、ファルク (72)発明者 クロード、グレリエ フランス国クロール、リュ、パブロ、ネリ ュダ、342

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレーム(12)と、 可動接点手段(28)と他方の接点手段(30)とを有
    する一対の接点手段であって、前記可動接点手段(2
    8)が、開放位置と閉鎖位置との間においてフレーム
    (12)に対して可動な支承キャリヤ(26)と、他方
    の接点手段との接触位置と後退位置との間を前記支承キ
    ャリヤ(26)に対して可動な1又は2以上の接点フィ
    ンガー(41)とを有するような一対の接点手段と、 単数または複数の接点フィンガー(41)を他方の接点
    手段と接触状態に保持するようにこれらの接点フィンガ
    ー(41)に対して電磁力を加え事のできる電磁的補償
    手段(88)と、 を備えた1又は2以上の極と、 負荷位置から除荷位置に解除されるように設計された開
    放バネ(52)と、 前記開放バネ(52)および一対の接触手段(28,3
    0)と協働して、前記開放バネ(52)の解除が支承キ
    ャリヤ(26)をその開放位置へ駆動する動的システム
    であって、前記支承キャリヤ(26)と接続するための
    動的接続手段(24)を有する動的システムと、 開放バネ(52)の解除を防止するロック位置をとり、
    そしてこのロック位置から去ることによって前記開放バ
    ネ(52)を解除するように設計された開放ロック(6
    0)を有する開放作動機構(10)と、 前記可動接点手段(28)および前記開放ロック(6
    0)と協働して、前記動的接続手段(24)に対してキ
    ャリヤ(26)によって加えられる合力が所定の超高速
    解放しきい値を超えた時に、前記解放ロック(60)を
    その開錠位置まで超高速移動させることのできる作動手
    段と、を具備する、高い動電力を有する低圧回路遮断器
    において、 単数または複数の極が、単数または複数の接点フィンガ
    ー(41)をその後退位置まで駆動するように電磁力を
    これらのフィンガーに加えるように設計された電磁制限
    手段(90)をさらに有し、 一対の接点手段(28,30)の中を流れる電流の強さ
    が制限しきい値と呼ばれるしきい値より低い場合、前記
    単数または複数のフィンガー(41)が他方の接点手段
    (30)と接触状態に保持され、また前記しきい値より
    高い場合に前記単数または複数のフィンガー(41)が
    その後退位置まで駆動されるように、前記電磁補償手段
    (88)と前記電磁的制限手段(90)が構成され、 可動接点手段(28)の中を流れる電流強さが制限しき
    い値に達する時にキャリヤ(26)によって動的接続手
    段(24)に加えられる合力が超高速開放しきい値より
    低い、ことを特徴とする高い動電力を有する低圧回路遮
    断器。
  2. 【請求項2】前記作動手段が前記超高速開放しきい値を
    決定する可撓性手段(74,76)を含むことを特徴と
    する請求項1に記載の低圧回路遮断器。
  3. 【請求項3】前記可撓性手段(74,76)は、制限さ
    れた電流強さがその最大限に達した後に超高速開放が生
    じるように校正されることを特徴とする請求項2に記載
    の低圧回路遮断器。
  4. 【請求項4】前記単数または複数の極が消弧室(35)
    と磁気回路(92)とを有し、これらの消弧室と磁気回
    路は、他方の接点手段(39)の中を流れる電流に従っ
    て磁界を発生するように配置され、また接点手段(2
    8,30)の分離が生じる時に発生する電弧が前記消弧
    室(35)に突出するように前記電弧に対して加える力
    を発生するように配向されることを特徴とする請求項1
    または2のいずれかに記載の低圧回路遮断器。
  5. 【請求項5】前記支承キャリヤ(26)は前記フレーム
    (12)に対して固定軸線(40)回りに回転でき、ま
    た前記単数又は複数の接点フィンガー(41)は前記支
    承キャリヤ(26)に連結された軸線(42)回りに枢
    転し、前記キャリヤ(26)と協働する1または2以上
    の戻しバネ(38)によって接触位置まで戻されること
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の低圧
    回路遮断器。
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