JPH03134931A - 回路遮断器 - Google Patents
回路遮断器Info
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- JPH03134931A JPH03134931A JP2267505A JP26750590A JPH03134931A JP H03134931 A JPH03134931 A JP H03134931A JP 2267505 A JP2267505 A JP 2267505A JP 26750590 A JP26750590 A JP 26750590A JP H03134931 A JPH03134931 A JP H03134931A
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- movable core
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Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H73/00—Protective overload circuit-breaking switches in which excess current opens the contacts by automatic release of mechanical energy stored by previous operation of a hand reset mechanism
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H71/00—Details of the protective switches or relays covered by groups H01H73/00 - H01H83/00
- H01H71/10—Operating or release mechanisms
- H01H71/12—Automatic release mechanisms with or without manual release
- H01H71/40—Combined electrothermal and electromagnetic mechanisms
- H01H71/405—Combined electrothermal and electromagnetic mechanisms in which a bimetal forms the inductor for the electromagnetic mechanism
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H71/00—Details of the protective switches or relays covered by groups H01H73/00 - H01H83/00
- H01H71/10—Operating or release mechanisms
- H01H71/12—Automatic release mechanisms with or without manual release
- H01H71/24—Electromagnetic mechanisms
- H01H71/34—Electromagnetic mechanisms having two or more armatures controlled by a common winding
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H71/00—Details of the protective switches or relays covered by groups H01H73/00 - H01H83/00
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- H01H71/40—Combined electrothermal and electromagnetic mechanisms
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Breakers (AREA)
- Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、一般に、異常電流により生じた磁界によって
ラッチ可能な作動機構をアンラッチして回路遮断器を引
外す磁気引外し組立体を有する回路遮断器に関し、より
詳細には、比較的低い過電流レベルで磁気引外し組立体
による回路遮断器の引外しを可能にする補足的な磁気コ
アを有する磁気引外し組立体に関する。
ラッチ可能な作動機構をアンラッチして回路遮断器を引
外す磁気引外し組立体を有する回路遮断器に関し、より
詳細には、比較的低い過電流レベルで磁気引外し組立体
による回路遮断器の引外しを可能にする補足的な磁気コ
アを有する磁気引外し組立体に関する。
〔従来技術及び発明の解決すべき課題〕回路遮断器は電
気的故障状態、例えば過負荷電流状態や短絡状態から電
気系統の保護に用いられる。電気系統の異常状態を終わ
らせるのに用いられる普及型の回路遮断器は、持続性の
ある低レベルの過負荷電流に応動する熱動用外し組立体
(これは「サーマル・トリップ・ユニット」とも呼ばれ
る)及び1秒の何分の−かで高レベルの過電流に応動す
る磁気引外し組立体を有する。かかる回路遮断器の一例
が米国特許第4,528,531号に開示されている。
気的故障状態、例えば過負荷電流状態や短絡状態から電
気系統の保護に用いられる。電気系統の異常状態を終わ
らせるのに用いられる普及型の回路遮断器は、持続性の
ある低レベルの過負荷電流に応動する熱動用外し組立体
(これは「サーマル・トリップ・ユニット」とも呼ばれ
る)及び1秒の何分の−かで高レベルの過電流に応動す
る磁気引外し組立体を有する。かかる回路遮断器の一例
が米国特許第4,528,531号に開示されている。
かかる回路遮断器では、熱動用外し組立体はバイメタル
を含み、このバイメタルはこれを通って流れる持続性の
ある低レベルの過電流に応動して撓曲してラッチ可能な
作動機構をアンラッチする。ラッチ可能な作動機構はバ
ネによって作動して電気接点を開離させ、それにより電
流を遮断する。磁気引外し組立体は作動機構をラッチさ
せるようバネ押しされる電機子を有する。バイメタル中
を流れる電流によって磁界が生じるが、この磁界は特定
の過電流レベルの状態で磁気ヨークによって集中して電
機子を引き付け、作動機構をアンラッチさせる。これら
回路遮断器のバイメタルは磁気引外し組立体の1タ一ン
電磁石として働く。
を含み、このバイメタルはこれを通って流れる持続性の
ある低レベルの過電流に応動して撓曲してラッチ可能な
作動機構をアンラッチする。ラッチ可能な作動機構はバ
ネによって作動して電気接点を開離させ、それにより電
流を遮断する。磁気引外し組立体は作動機構をラッチさ
せるようバネ押しされる電機子を有する。バイメタル中
を流れる電流によって磁界が生じるが、この磁界は特定
の過電流レベルの状態で磁気ヨークによって集中して電
機子を引き付け、作動機構をアンラッチさせる。これら
回路遮断器のバイメタルは磁気引外し組立体の1タ一ン
電磁石として働く。
かかる回路遮断器は何年間にも亘って使用されており、
これらに設計上の改良が加えられて、容易且つ経済的に
大量生産できる高効率且つ高信頼度の回路遮断器が得ら
れている。
これらに設計上の改良が加えられて、容易且つ経済的に
大量生産できる高効率且つ高信頼度の回路遮断器が得ら
れている。
最近において、低レベルの瞬時過電流状態で動作する磁
気引外し組立体を備える回路遮断器に対する要望が高ま
っている。磁気引外し組立体が動作する過電流レベルは
、幾つかの要因の関数であり、この要因としては、ラッ
チ可能なバネ押し作動機構上の摩擦力、電機子を付勢し
て作動機構をラッチさせるバネのバネ定数、過電流によ
って生しる磁界の大きさ及び電機子への磁界のカップリ
ングの状態が挙げられる。
気引外し組立体を備える回路遮断器に対する要望が高ま
っている。磁気引外し組立体が動作する過電流レベルは
、幾つかの要因の関数であり、この要因としては、ラッ
チ可能なバネ押し作動機構上の摩擦力、電機子を付勢し
て作動機構をラッチさせるバネのバネ定数、過電流によ
って生しる磁界の大きさ及び電機子への磁界のカップリ
ングの状態が挙げられる。
従来型設計では、磁気引外し機構は、回路遮断器の定格
の約15倍で動作している。磁気引外しの働く定格が5
倍〜10倍の回路遮断器に対する要望が高まっているの
が市場における目下の情勢である。しかしながら、現在
のところ、既存の回路遮断器に設計上、容易に適用でき
る装置は開発されていない。
の約15倍で動作している。磁気引外しの働く定格が5
倍〜10倍の回路遮断器に対する要望が高まっているの
が市場における目下の情勢である。しかしながら、現在
のところ、既存の回路遮断器に設計上、容易に適用でき
る装置は開発されていない。
低い電流レベル、例えば定格の5倍〜10倍で動作状態
になるが、単相回路遮断器でも使用できるよう改造でき
る、多相系で用いられる磁気例外し組立体を備えた改良
型回路遮断器に対する要望が依然として高い。
になるが、単相回路遮断器でも使用できるよう改造でき
る、多相系で用いられる磁気例外し組立体を備えた改良
型回路遮断器に対する要望が依然として高い。
更に、経済的な製造が可能な回路遮断器に対する要望が
ある。
ある。
これに関連して、既存の単相回路遮断器及び多相回路遮
断器に殆ど設計変更を加える必要無い、磁気例外し電流
レベルが低い回路遮断器に対する要望がある。
断器に殆ど設計変更を加える必要無い、磁気例外し電流
レベルが低い回路遮断器に対する要望がある。
上記目的及び他の目的は、磁気例外し組立体の感度を補
充すると共にこれを増大させるため固定磁気ヨークとは
別に用いられる可動磁気コアを備えた磁気例外し組立体
を有する本発明の回路遮断器によって満たされる。磁気
例外し組立体は、ラッチ可能な作動機構をラッチして回
路遮断器内に納められている電気接点を閉成位置に維持
する電機子を含む。電機子はその下端が枢着されており
、また、固定磁気ヨークから押し離される自由端を有し
ている。電機子と固定磁気ヨークとの間には空隙が画定
されている。
充すると共にこれを増大させるため固定磁気ヨークとは
別に用いられる可動磁気コアを備えた磁気例外し組立体
を有する本発明の回路遮断器によって満たされる。磁気
例外し組立体は、ラッチ可能な作動機構をラッチして回
路遮断器内に納められている電気接点を閉成位置に維持
する電機子を含む。電機子はその下端が枢着されており
、また、固定磁気ヨークから押し離される自由端を有し
ている。電機子と固定磁気ヨークとの間には空隙が画定
されている。
固定磁気ヨークは導電部材を包囲している。固定ヨーク
はU字形のものであり、導電部材の両側で外方に延びて
空隙中へ入る脚部を有する。固定磁気ヨークは磁束を電
機子の方向に集中させる。
はU字形のものであり、導電部材の両側で外方に延びて
空隙中へ入る脚部を有する。固定磁気ヨークは磁束を電
機子の方向に集中させる。
磁気回路は、電流を流す導体の周りに、固定磁気ヨーク
、電機子及びこれらの間の空隙を通って形成される。電
機子を固定磁気ヨークへ引付ける磁力は、空隙の長・さ
の2乗に反比例する。磁力は電流の2乗に比例するので
、これに着目すれば磁気例外し機構を低い電流レベル状
態で動作させることが可能になる。
、電機子及びこれらの間の空隙を通って形成される。電
機子を固定磁気ヨークへ引付ける磁力は、空隙の長・さ
の2乗に反比例する。磁力は電流の2乗に比例するので
、これに着目すれば磁気例外し機構を低い電流レベル状
態で動作させることが可能になる。
本発明は、空隙を狭くして磁束の集中の度合いを高め、
それにより同一の磁力をより低い電流レベルで発生させ
、この低い電流レベル状態で電機子が作動機構をアンラ
ッチさせることに関する。
それにより同一の磁力をより低い電流レベルで発生させ
、この低い電流レベル状態で電機子が作動機構をアンラ
ッチさせることに関する。
本発明による回路遮断器は、固定ヨークに隣接して配置
されていて、伸長位置と引込み位置との間で磁気例外し
組立体内を移動するような態様で設けられたほぼU字形
の可動磁気コアを有する。U字形コアの脚部は伸長位置
では固定ヨークの脚部を越えて空隙中に延び、それによ
り空隙を狭くすると共に磁束を更に集中させ、これによ
り付勢力に打ち勝って電機子を固定ヨークに向かってそ
のアンラッチ位置へ引きつけるのに必要な電流レベルを
下げる。
されていて、伸長位置と引込み位置との間で磁気例外し
組立体内を移動するような態様で設けられたほぼU字形
の可動磁気コアを有する。U字形コアの脚部は伸長位置
では固定ヨークの脚部を越えて空隙中に延び、それによ
り空隙を狭くすると共に磁束を更に集中させ、これによ
り付勢力に打ち勝って電機子を固定ヨークに向かってそ
のアンラッチ位置へ引きつけるのに必要な電流レベルを
下げる。
好ましくは、可動コアはU字形固定ヨークの内側に位置
し、これにより包囲されるように取付けられている。電
流が導電部材中を流れると、コアと電機子との間に引付
は力が生じ、コアはヨークからその伸長位置まで引き出
され、かくして電機子とコアとの間の空隙が狭くなる。
し、これにより包囲されるように取付けられている。電
流が導電部材中を流れると、コアと電機子との間に引付
は力が生じ、コアはヨークからその伸長位置まで引き出
され、かくして電機子とコアとの間の空隙が狭くなる。
電機子は引続きヨークに向かって引き戻されてコアと接
触してコアをヨークの内側に押し込み、これにより作動
機構をアンラッチして引外しバーを回転させるのに必要
な電機子の総移動量が得られる。可動コアは電機子を固
定磁気ヨークに引付けるのに役立ち、又可動コアが無い
場合の所要電流レベルよりも低い電流レベルでかかる作
用を発揮する。
触してコアをヨークの内側に押し込み、これにより作動
機構をアンラッチして引外しバーを回転させるのに必要
な電機子の総移動量が得られる。可動コアは電機子を固
定磁気ヨークに引付けるのに役立ち、又可動コアが無い
場合の所要電流レベルよりも低い電流レベルでかかる作
用を発揮する。
本発明の内容は、好ましい実施例の以下の詳細な説明を
添付の図面を参照して読むと完全に理解できよう。
添付の図面を参照して読むと完全に理解できよう。
図面を参照すると、本発明に従って磁気例外し点を減じ
る可動コアが収納された磁気例外し組立体を有するモー
ルドケース収納形回路遮断器1が示されている。回路遮
断器1は3相又は3極の回路遮断器として示されている
が、本発明の原理は単相又は多相回路遮断器及びA、
C回路遮断器とDC回路遮断器の両方にも同様に適用で
きる。
る可動コアが収納された磁気例外し組立体を有するモー
ルドケース収納形回路遮断器1が示されている。回路遮
断器1は3相又は3極の回路遮断器として示されている
が、本発明の原理は単相又は多相回路遮断器及びA、
C回路遮断器とDC回路遮断器の両方にも同様に適用で
きる。
回路遮断器1は、締結具34によって電気絶縁性の成形
下部カバー又はベース6に固定された電気絶縁性の成形
上部カバー8を有する(第2図参照)。
下部カバー又はベース6に固定された電気絶縁性の成形
上部カバー8を有する(第2図参照)。
第1図を参照すると、本発明の例示の態様が示されてお
り、この実施例では、各極又は各相に一つずつ対応して
一組の第1の電気端子又はライン0 側端子9a、9b、9cが設けられている。同様に、−
組の電気端子又は負荷側端子11a、11b、llcが
回路遮断器のベース6の他端に設けられている(第2図
参照)。これら端子は、回路遮断器1を3相電気系統の
保護のための3相電気回路に電気的に直列接続するのに
用いられる。
り、この実施例では、各極又は各相に一つずつ対応して
一組の第1の電気端子又はライン0 側端子9a、9b、9cが設けられている。同様に、−
組の電気端子又は負荷側端子11a、11b、llcが
回路遮断器のベース6の他端に設けられている(第2図
参照)。これら端子は、回路遮断器1を3相電気系統の
保護のための3相電気回路に電気的に直列接続するのに
用いられる。
回路遮断器1は、上部カバー3の開口15を貫通してい
て、回路遮断器をその閉路位置(第2図参照)又はその
間路位置く第7図参照)にセットするための電気的絶縁
性の手動剛性/Sンドル13を更に有している。また、
回路遮断器1は引外し位置(第8図参照)を取ることも
できる。ノ1ンドル13を、開路位置を経て(第7図参
照)、回路遮断器1を引外し位置から閉路位置ヘリセッ
トすれば保護動作状態を再度得ることができる。ノ\ン
ドル13は作動機構21を用いて手動又は自動で動かす
ことができる。この作動機構21については以下に詳述
する。
て、回路遮断器をその閉路位置(第2図参照)又はその
間路位置く第7図参照)にセットするための電気的絶縁
性の手動剛性/Sンドル13を更に有している。また、
回路遮断器1は引外し位置(第8図参照)を取ることも
できる。ノ1ンドル13を、開路位置を経て(第7図参
照)、回路遮断器1を引外し位置から閉路位置ヘリセッ
トすれば保護動作状態を再度得ることができる。ノ\ン
ドル13は作動機構21を用いて手動又は自動で動かす
ことができる。この作動機構21については以下に詳述
する。
第2図を参照すると、回路遮断器1はその主要構成要素
として各相につき、下側電気接点25及び上側電気接点
27から成る一組の電気接点24と、作動機構21と、
引外し機構又は引外し組立体23とを有している。電気
アークシュート29及びスロットモーター31が電気接
点24の各組と連携状態で設けられている。。アークシ
ュート29及びスロットモーター31はそれ自体従来型
のものなので詳細には説明しない。簡単に説明すると、
アークシュート29は故障状態が発生したときに開離中
の電気接点25.27の間に生じた単一の電気アークを
一連の複数の電気アークに分割し、アーク電圧の合計を
増大させて故障電流の大きさを制限する。電気絶縁物中
に封入された一連の全体としてU字形の積層鋼板か、或
いは全体としてU字形、の電気絶縁性の中実鋼棒からな
るスロットモーター31は、高レベル短絡条件又は故障
電流状態が発生した際に生じる磁界を集中させるため接
点25.27の周りに配置されており、それにより、開
離状態にある電気接点25.27の間に働く磁気的な反
発力を大幅に増大させて、これらの開離速度を急加速す
る。電気接点25゜27が互いに急速に開離すると、比
較的大きなアーク抵抗が生じて故障電流の大きさが制限
されることになる。アークシュート29及びスロットモ
ーター31の一層詳細な説明は、米国特許第3゜815
.059号を参照されたい。
として各相につき、下側電気接点25及び上側電気接点
27から成る一組の電気接点24と、作動機構21と、
引外し機構又は引外し組立体23とを有している。電気
アークシュート29及びスロットモーター31が電気接
点24の各組と連携状態で設けられている。。アークシ
ュート29及びスロットモーター31はそれ自体従来型
のものなので詳細には説明しない。簡単に説明すると、
アークシュート29は故障状態が発生したときに開離中
の電気接点25.27の間に生じた単一の電気アークを
一連の複数の電気アークに分割し、アーク電圧の合計を
増大させて故障電流の大きさを制限する。電気絶縁物中
に封入された一連の全体としてU字形の積層鋼板か、或
いは全体としてU字形、の電気絶縁性の中実鋼棒からな
るスロットモーター31は、高レベル短絡条件又は故障
電流状態が発生した際に生じる磁界を集中させるため接
点25.27の周りに配置されており、それにより、開
離状態にある電気接点25.27の間に働く磁気的な反
発力を大幅に増大させて、これらの開離速度を急加速す
る。電気接点25゜27が互いに急速に開離すると、比
較的大きなアーク抵抗が生じて故障電流の大きさが制限
されることになる。アークシュート29及びスロットモ
ーター31の一層詳細な説明は、米国特許第3゜815
.059号を参照されたい。
下側電気接点25は、締結具64によってベース6に固
定された下側成形固定部材62と、下側可動コンタクト
アーム37と、一対の電気接点用圧縮バネ68と、下側
電気接点用付勢手段又は圧縮バネ70と、上側電気接点
27に物理的電気的に接触する接点部分39と、電気絶
縁性ストリップ74とを有する。ライン側端子9bは部
材62の一体端部である。下側電気接点25は高レベル
短絡状態又は電気接点25.27の細長い互いに平行な
部分を通って流れる故障電流によって生じた大きな磁気
反発力を用いてコンタクトアーム37を圧縮バネ70の
付勢力に抗して急速に下方に移動させる(第2図参照)
。電気接点25.27の相互開離速度が非常に早くなり
、その結果電気接点25.27の間に生じた電気アーク
の前後の3 抵抗が急増し、比較的小さな物理的寸法形状の範囲内で
故障電流を有効に制限できる。
定された下側成形固定部材62と、下側可動コンタクト
アーム37と、一対の電気接点用圧縮バネ68と、下側
電気接点用付勢手段又は圧縮バネ70と、上側電気接点
27に物理的電気的に接触する接点部分39と、電気絶
縁性ストリップ74とを有する。ライン側端子9bは部
材62の一体端部である。下側電気接点25は高レベル
短絡状態又は電気接点25.27の細長い互いに平行な
部分を通って流れる故障電流によって生じた大きな磁気
反発力を用いてコンタクトアーム37を圧縮バネ70の
付勢力に抗して急速に下方に移動させる(第2図参照)
。電気接点25.27の相互開離速度が非常に早くなり
、その結果電気接点25.27の間に生じた電気アーク
の前後の3 抵抗が急増し、比較的小さな物理的寸法形状の範囲内で
故障電流を有効に制限できる。
上側電気接点27は、回転可能なコンタクトアーム41
と、下側電気接点25に物理的電気的に接触する接点部
分43とを有する。
と、下側電気接点25に物理的電気的に接触する接点部
分43とを有する。
作動機構21は、オーバ・センタ・トグル機構47と、
一体のm個成形クロスパー49と、一対の剛性の互いに
離隔した金属製サイドプレート51と、枢動自在な金属
製の剛性ハンドルヨーク53と、剛性のストップピン5
5と、一対の作動引張りバネ57と、ラッチ機構59と
を有する。
一体のm個成形クロスパー49と、一対の剛性の互いに
離隔した金属製サイドプレート51と、枢動自在な金属
製の剛性ハンドルヨーク53と、剛性のストップピン5
5と、一対の作動引張りバネ57と、ラッチ機構59と
を有する。
オーバ・センタ・トグル機構47は、サイドプレート5
1で支承されたクレードル支持ピン60の長さ方向中心
軸線の周りに回転可能な剛性の金属製クレードル61を
有する。
1で支承されたクレードル支持ピン60の長さ方向中心
軸線の周りに回転可能な剛性の金属製クレードル61を
有する。
オーバ・センタ・トグル機構47は更に、一対の上側ト
グルリンク65と、一対の下側トグルリンク67と、ト
グル・バネピン69と、上側トグルリンク・フォロアピ
ン71とを有する。下側トグルリンク67はトグル・コ
ンタクトピン73に4 よって上側電気接点27の回転可能なコンタクトアーム
41の何れか一方の側部に固定されている。
グルリンク65と、一対の下側トグルリンク67と、ト
グル・バネピン69と、上側トグルリンク・フォロアピ
ン71とを有する。下側トグルリンク67はトグル・コ
ンタクトピン73に4 よって上側電気接点27の回転可能なコンタクトアーム
41の何れか一方の側部に固定されている。
トグル・コンタクトピン73は又、上側電気接点27を
貫通して形成された孔(図示せず)を貫通し、かくして
上側電気接点27はピン73の長さ方向中心軸線の周り
に自由に回転できる。
貫通して形成された孔(図示せず)を貫通し、かくして
上側電気接点27はピン73の長さ方向中心軸線の周り
に自由に回転できる。
ピン73の端部は成形クロスパー49内に嵌入保持され
ている。かくして、下側トグルリンク67を動かせば上
側電気接点27が移動し、それに対応してクロスパー4
9が移動することになる。
ている。かくして、下側トグルリンク67を動かせば上
側電気接点27が移動し、それに対応してクロスパー4
9が移動することになる。
このようにすると、回路遮断器1の中央の極又は相にお
ける作動機構21によって上側電気接点27を剛性クロ
スパー49を介して動作させると、回路遮断器1の他の
極又は相と関連のある電気接点27が同様に動作する。
ける作動機構21によって上側電気接点27を剛性クロ
スパー49を介して動作させると、回路遮断器1の他の
極又は相と関連のある電気接点27が同様に動作する。
上側トグルリンク65及び下側トグルリンク67は、ト
グル・バネピン69によって互いに枢着されている。作
動状態にある引張りバネ57は、トグル・バネピン69
とハンドルヨーク53との間に引張り状態で位置し、従
って、バネ57は引張り状態を保ってオーバ・センタ・
トグル機構47の動作を、外部からハンドル13を動か
すことよって制御でき、又この動作に応答させることが
可能になる。
グル・バネピン69によって互いに枢着されている。作
動状態にある引張りバネ57は、トグル・バネピン69
とハンドルヨーク53との間に引張り状態で位置し、従
って、バネ57は引張り状態を保ってオーバ・センタ・
トグル機構47の動作を、外部からハンドル13を動か
すことよって制御でき、又この動作に応答させることが
可能になる。
上側トグルリンク65は又、ピン71を受は入れた状態
で保持する凹部又は溝77を有している。
で保持する凹部又は溝77を有している。
ピン71は、クレードル61の回転軸線から所定の離隔
距離を置いた場所でクレードル61を貫通している。バ
ネ57から得られるバネ張力によりピン71は上側トグ
ルリンク65と係合状態を保つ。かくして、クレードル
61を回転運動させると、それに対応してリンク65の
上側部分が移動或いは変位する。
距離を置いた場所でクレードル61を貫通している。バ
ネ57から得られるバネ張力によりピン71は上側トグ
ルリンク65と係合状態を保つ。かくして、クレードル
61を回転運動させると、それに対応してリンク65の
上側部分が移動或いは変位する。
クレードル61は平らな傾斜ラッチ表面142を画定す
るスロット又は溝79を有し、このラッチ表面142は
、はぼ平らな中間ラッチプレート148に設けられた細
長いスロット又は孔81の上端部に形成された平らな傾
斜クレードルラッチ表面144に係合するような形状に
なっている。
るスロット又は溝79を有し、このラッチ表面142は
、はぼ平らな中間ラッチプレート148に設けられた細
長いスロット又は孔81の上端部に形成された平らな傾
斜クレードルラッチ表面144に係合するような形状に
なっている。
さらにクレードル61は、ハンドルヨーク53の両端部
に形成された下方に垂下する細長い表面87に接触する
ような形状のほぼ平らなハンドルヨーク接触表面85を
有する。作動バネ57は引外しの際にハンドル13を移
動させ、表面85,87はハンドル13の閉路位置(第
2図参照)と開路位置(第7図参照)の中間の引外し位
置(第8図参照)の状態に位置させ、かくして、回路遮
断器1が引外されたらしいことが分かる。
に形成された下方に垂下する細長い表面87に接触する
ような形状のほぼ平らなハンドルヨーク接触表面85を
有する。作動バネ57は引外しの際にハンドル13を移
動させ、表面85,87はハンドル13の閉路位置(第
2図参照)と開路位置(第7図参照)の中間の引外し位
置(第8図参照)の状態に位置させ、かくして、回路遮
断器1が引外されたらしいことが分かる。
また、表面85.87が互いに係合すると、クレードル
61をその引外し位置(第8図参照)から開路位置(第
5図参照)へ、或いはその先まで作動バネ57の付勢力
に抗して時計回りに移動させ、溝79及び孔81のラッ
チ表面の再ラツチを可能にすることにより引外し動作に
引き続いて作動機構21がリセットされる。
61をその引外し位置(第8図参照)から開路位置(第
5図参照)へ、或いはその先まで作動バネ57の付勢力
に抗して時計回りに移動させ、溝79及び孔81のラッ
チ表面の再ラツチを可能にすることにより引外し動作に
引き続いて作動機構21がリセットされる。
(以 下 余 白)
7
作動機構及びその関連の成形クロスパー49の詳細につ
いては米国特許第4,528.531号に開示された類
似の作動機構の説明から明らかになろう。かかる米国特
許4,528,531号の開示内容を本明細書の一部を
形成するものとして引用する。
いては米国特許第4,528.531号に開示された類
似の作動機構の説明から明らかになろう。かかる米国特
許4,528,531号の開示内容を本明細書の一部を
形成するものとして引用する。
引外し機構23は、中間ラッチプレート148、一体成
形用外しパー172、可動の又は枢動自在なハンドルヨ
ーク・ラッチ166と、捩じりバネ支持ピン63と、複
動式板じりバネ170と、電機子103と、電機子板じ
りバネ105と、固定磁気ヨーク100と、可動磁気コ
ア101と、バイメタル99と、端子コネクタ107と
を有する。
形用外しパー172、可動の又は枢動自在なハンドルヨ
ーク・ラッチ166と、捩じりバネ支持ピン63と、複
動式板じりバネ170と、電機子103と、電機子板じ
りバネ105と、固定磁気ヨーク100と、可動磁気コ
ア101と、バイメタル99と、端子コネクタ107と
を有する。
バイメタル99は端子コネクタ107を介して端子11
bに電気的に接続されている。固定ヨーク101は物理
的にバイメタル99を包囲しており、それにより磁気回
路(これについては以下に詳細に説明する)が形成され
て短絡条件又は故障電流条件に応動するようになってい
る。
bに電気的に接続されている。固定ヨーク101は物理
的にバイメタル99を包囲しており、それにより磁気回
路(これについては以下に詳細に説明する)が形成され
て短絡条件又は故障電流条件に応動するようになってい
る。
電機子ストッププレート]−85は反時計回りの]8
方向における電機子103の移動量を制限するよう電機
子103の上端部に係合する下方に垂下した縁部187
を有している。電機子用板じりコイルバネ105がヨー
ク100の部材161上に設けられている。バネ105
は電機子103を時計回りの方向に運動させないようそ
の上部を付勢するバネアーム106として形成された長
さ方向端部を有している。捩じりバネ105の反対側に
位置した上方に配置された長さ方向端部108は、プレ
ート185の上面を貫通して形成された複数の互いに離
隔した孔(図示せず)の内の1つの中に配設されている
。バネアーム106の張力を調節するには、捩じりバネ
1,05の長さ方向端部108を支持プレート185の
上面を貫通して形成された孔の中の異なる1つの中に位
置させれば良い。
子103の上端部に係合する下方に垂下した縁部187
を有している。電機子用板じりコイルバネ105がヨー
ク100の部材161上に設けられている。バネ105
は電機子103を時計回りの方向に運動させないようそ
の上部を付勢するバネアーム106として形成された長
さ方向端部を有している。捩じりバネ105の反対側に
位置した上方に配置された長さ方向端部108は、プレ
ート185の上面を貫通して形成された複数の互いに離
隔した孔(図示せず)の内の1つの中に配設されている
。バネアーム106の張力を調節するには、捩じりバネ
1,05の長さ方向端部108を支持プレート185の
上面を貫通して形成された孔の中の異なる1つの中に位
置させれば良い。
好ましくは、引外しバー172は、回路遮断器1の各極
又は各相につき下方に垂下した接触脚部194を備えた
一体又は1個形成の成形例外しバー172として形成さ
れている。さらに、引外しバー172は、回路遮断器1
の各極又は各相につき電機子拡大支持部分250を有し
ている。各支持部分250は、これを貫通して形成され
ていて電機子103を受入れる細長いポケット252を
有している。電機子103は短絡状態、故障電流状態又
は異常な低レベル電流状態の発生時に引外しバー172
の関連のある接触脚部194に係合してこれを時計回り
に回転させる。
又は各相につき下方に垂下した接触脚部194を備えた
一体又は1個形成の成形例外しバー172として形成さ
れている。さらに、引外しバー172は、回路遮断器1
の各極又は各相につき電機子拡大支持部分250を有し
ている。各支持部分250は、これを貫通して形成され
ていて電機子103を受入れる細長いポケット252を
有している。電機子103は短絡状態、故障電流状態又
は異常な低レベル電流状態の発生時に引外しバー172
の関連のある接触脚部194に係合してこれを時計回り
に回転させる。
引外しバー172は又、中間ラッチプレート148の引
外しバーラッチ表面(図示せず)に係合してこれをラッ
チするラッチ表面158(第2図参照)を有している。
外しバーラッチ表面(図示せず)に係合してこれをラッ
チするラッチ表面158(第2図参照)を有している。
引外しバー172を運動させ、これに対応してラッチ表
面258を運動させると、表面142,144に沿って
クレードル61と中間ラッチプレート148が相対運動
して、クレードル61を中間ラッチプレート148から
即座にアンラッチし、クレードル61の反時計回りの回
転運動を可能にして回路遮断器1の引外し動作を可能に
する。
面258を運動させると、表面142,144に沿って
クレードル61と中間ラッチプレート148が相対運動
して、クレードル61を中間ラッチプレート148から
即座にアンラッチし、クレードル61の反時計回りの回
転運動を可能にして回路遮断器1の引外し動作を可能に
する。
次に、磁気引外し動作及び本発明の可動磁気コアを特に
説明すると、磁気引外し組立体95は、上述の電機子1
03及び付勢板じりバネ105だけでなく(第2図参照
)、磁気サブアセンブリ97をも有している。磁気サブ
アセンブリ97はその等角図である第3図に最も良く示
されている。
説明すると、磁気引外し組立体95は、上述の電機子1
03及び付勢板じりバネ105だけでなく(第2図参照
)、磁気サブアセンブリ97をも有している。磁気サブ
アセンブリ97はその等角図である第3図に最も良く示
されている。
磁気サブアセンブリ97は、外方に延びる脚部111.
113及び基部115を備えた好ましくは鋼製のU字形
インサートである可動コア101を有する。
113及び基部115を備えた好ましくは鋼製のU字形
インサートである可動コア101を有する。
コア101を磁気サブアセンブリ97内に取り付は支持
すると共にコア101を後述のように前後に移動させる
ことができる調整アーム109が設けられている。磁気
サブアセンブリ97を組み立てると、コア101の脚部
111,113は調整アーム109の側部117.11
9をそれぞれ跨ぐ。コア101はアームの肩121,1
23に載り、フランジ125の下側に位置した上側層1
31及びアーム109のフランジ127の下方に位置し
た上側層133によって上方への運動が制限される。
すると共にコア101を後述のように前後に移動させる
ことができる調整アーム109が設けられている。磁気
サブアセンブリ97を組み立てると、コア101の脚部
111,113は調整アーム109の側部117.11
9をそれぞれ跨ぐ。コア101はアームの肩121,1
23に載り、フランジ125の下側に位置した上側層1
31及びアーム109のフランジ127の下方に位置し
た上側層133によって上方への運動が制限される。
1
調整アーム109はバイメタル99に直接溶接されてい
る(第4図参照)。バイメタル99は磁気サブアセンブ
リ97の導電部材として働く。アーム109の上側表面
137はバイメタル99に直接係合する。調整アーム1
09の下側部分139は食い違い部分135において食
い違っている。
る(第4図参照)。バイメタル99は磁気サブアセンブ
リ97の導電部材として働く。アーム109の上側表面
137はバイメタル99に直接係合する。調整アーム1
09の下側部分139は食い違い部分135において食
い違っている。
調整アーム109の下側表面139を貫通して孔129
が設けられ、この孔129は熱動例外し設定値を調節す
る調整ネジ141を受入れる。これについては以下に詳
細に説明する。
が設けられ、この孔129は熱動例外し設定値を調節す
る調整ネジ141を受入れる。これについては以下に詳
細に説明する。
固定磁気ヨーク100は磁気サブアセンブリ97の主要
な磁石であり、好ましくはヨーク100は鋼又は他の適
当な磁気材料で作られ、又、U字形になっていて外方に
延びる脚部151,153を有すると共に及び細長い基
部155を有し、延長下側部分169をも有している。
な磁石であり、好ましくはヨーク100は鋼又は他の適
当な磁気材料で作られ、又、U字形になっていて外方に
延びる脚部151,153を有すると共に及び細長い基
部155を有し、延長下側部分169をも有している。
ヨーク100の脚部151,153は磁気引外し組立体
を組み立てると可動コア101を包囲する。ヨーク10
0の下側部分169は、調整ネジ141が螺入されるネ
ジ孔171を有している。
を組み立てると可動コア101を包囲する。ヨーク10
0の下側部分169は、調整ネジ141が螺入されるネ
ジ孔171を有している。
2
固定ヨーク100の下側部分169は、回路遮断器1の
成形ベース6の部分に係合する一組の上側フランジ17
3及び−組の下側フランジ175を有する。
成形ベース6の部分に係合する一組の上側フランジ17
3及び−組の下側フランジ175を有する。
端子コネクタ107は端子11bの連続部分であり、電
流を、バイメタル99の上側部分91に溶接された上側
部分181を通ってバイメタル99に流す。バイメタル
99は、引外しバー172の下方に垂下した接触脚部1
94の下端部から所定の間隔を置いて位置した成形下端
部143を有している(第2図参照)。本発明の好まし
い実施例では、調整ネジ141を適当に回すことによっ
て、下端部143と脚部194の間の離隔距離を調節し
て過負荷状態に対する回路遮断器1の応答時間を変化さ
せるのがよい。調整ネジ141は固定ヨーク100の孔
171にねじ込まれていて調整アーム109の孔129
を貫通してその周りのアーム109の縁部に係合してい
る。調整ネジ141を締め付けると、これによりバイメ
タル99に溶接されているアーム109が移動し、これ
によってバイメタル99の下端部143の位置がこれに
対応して変化することになる。上述のようにこのように
すると持続性のある低レベルの過負荷状態に対する回路
遮断器の応答時間が所望通りに変化することになる。
流を、バイメタル99の上側部分91に溶接された上側
部分181を通ってバイメタル99に流す。バイメタル
99は、引外しバー172の下方に垂下した接触脚部1
94の下端部から所定の間隔を置いて位置した成形下端
部143を有している(第2図参照)。本発明の好まし
い実施例では、調整ネジ141を適当に回すことによっ
て、下端部143と脚部194の間の離隔距離を調節し
て過負荷状態に対する回路遮断器1の応答時間を変化さ
せるのがよい。調整ネジ141は固定ヨーク100の孔
171にねじ込まれていて調整アーム109の孔129
を貫通してその周りのアーム109の縁部に係合してい
る。調整ネジ141を締め付けると、これによりバイメ
タル99に溶接されているアーム109が移動し、これ
によってバイメタル99の下端部143の位置がこれに
対応して変化することになる。上述のようにこのように
すると持続性のある低レベルの過負荷状態に対する回路
遮断器の応答時間が所望通りに変化することになる。
本発明の磁気サブアセンブリ97の組立法は第3図を参
照すれば最も良く理解できる。調整アーム109の上側
部分137をバイメタル99に溶接する。次に、可動コ
ア101を側部117,119の所で調整アーム109
の中心の周りに配置する。可動コア101はアーム10
9の肩121゜123上に載る。コア101をアーム1
09の肩131.133によって上方への運動を制限す
る。
照すれば最も良く理解できる。調整アーム109の上側
部分137をバイメタル99に溶接する。次に、可動コ
ア101を側部117,119の所で調整アーム109
の中心の周りに配置する。可動コア101はアーム10
9の肩121゜123上に載る。コア101をアーム1
09の肩131.133によって上方への運動を制限す
る。
端子コネクタ107の上側部分181をバイメタル99
の上側部分191に溶接する。次に、上述のように連結
したバイメタル99、調整アーム109、可動コア10
1及び端子コネクタ107を、固定ヨーク100のU字
形部分の中に落し込み、それによりアーム109の外側
に延びるフランジ125.127がヨーク100のスロ
ット157内に摩擦状態で嵌入させるようにする。次に
磁気サブアセンブリ97全体を、サブアセンブリ97を
受入れる成形スロット(図示せず)内に収納した状態で
回路遮断器1内に配置する。
の上側部分191に溶接する。次に、上述のように連結
したバイメタル99、調整アーム109、可動コア10
1及び端子コネクタ107を、固定ヨーク100のU字
形部分の中に落し込み、それによりアーム109の外側
に延びるフランジ125.127がヨーク100のスロ
ット157内に摩擦状態で嵌入させるようにする。次に
磁気サブアセンブリ97全体を、サブアセンブリ97を
受入れる成形スロット(図示せず)内に収納した状態で
回路遮断器1内に配置する。
磁気サブアセンブリ97を回路遮断器1内に正しく収納
固定すると、可撓性の銅製シャント200を任意適当な
手段、例えば蝋付けによりバイメタル99の下端部14
3及びクロスパー49内の上側電気接点27に接続する
ことによりバイメタル99の下端部143と上側電気端
子器27との間に電流が流れる導電路が形成される。こ
のようにすると、下側電気接点25、上側電気接点27
、可撓性シャント200、バイメタル99及び端子コネ
クタ107を経て端子9b、llb (第2図参照)間
で回路遮断器1中に電気路が形成される。
固定すると、可撓性の銅製シャント200を任意適当な
手段、例えば蝋付けによりバイメタル99の下端部14
3及びクロスパー49内の上側電気接点27に接続する
ことによりバイメタル99の下端部143と上側電気端
子器27との間に電流が流れる導電路が形成される。こ
のようにすると、下側電気接点25、上側電気接点27
、可撓性シャント200、バイメタル99及び端子コネ
クタ107を経て端子9b、llb (第2図参照)間
で回路遮断器1中に電気路が形成される。
磁気サブアセンブリ97中に形成される磁気回路が、第
6図に概略的に示されている。電流がバイメタル99を
流れると、第6図の磁気回路中に磁束が生じる。かくし
て、コア101と電機子103の間には磁気的な引力が
生じる。上述のよう5 にこの磁気力によりコア101はヨーク100から引き
出される。これにより電機子103とコア101との間
の空隙G1が狭くなる。公知のように、磁力は空隙の長
さの2乗に反比例する。磁力は又、電流の2乗に関連の
ある磁束の大きさと正比例する。空隙が狭くなると、電
流量が実質的に少なくなり、それによって、電機子の付
勢力に打ち勝つに必要な同一の磁力が発生する。変形例
として、電機子をそのアンラッチ位置の状態にするには
、ある特定の大きさの力が必要である。G1を減少させ
れば、この大きさの力をより僅かな電流値で生じるよう
にすることが可能である。これにより、磁気引外し作用
をより低い電流レベルで生ぜしめるという所望の効果が
得られることになる。
6図に概略的に示されている。電流がバイメタル99を
流れると、第6図の磁気回路中に磁束が生じる。かくし
て、コア101と電機子103の間には磁気的な引力が
生じる。上述のよう5 にこの磁気力によりコア101はヨーク100から引き
出される。これにより電機子103とコア101との間
の空隙G1が狭くなる。公知のように、磁力は空隙の長
さの2乗に反比例する。磁力は又、電流の2乗に関連の
ある磁束の大きさと正比例する。空隙が狭くなると、電
流量が実質的に少なくなり、それによって、電機子の付
勢力に打ち勝つに必要な同一の磁力が発生する。変形例
として、電機子をそのアンラッチ位置の状態にするには
、ある特定の大きさの力が必要である。G1を減少させ
れば、この大きさの力をより僅かな電流値で生じるよう
にすることが可能である。これにより、磁気引外し作用
をより低い電流レベルで生ぜしめるという所望の効果が
得られることになる。
好ましくは、可動コア101と固定磁気ヨーク100と
の間には、第2の空隙G2が形成されている(第6図参
照)。この空隙G2は磁束を電機子の方向に集中させる
ことができる。加えて、空隙G2がコア101の周りに
在るので、可動コア6 101が第1の空隙G2内に入る前に可動コア101と
ヨーク100との間で打ち勝つべき摩擦力は本質的には
存在しない。
の間には、第2の空隙G2が形成されている(第6図参
照)。この空隙G2は磁束を電機子の方向に集中させる
ことができる。加えて、空隙G2がコア101の周りに
在るので、可動コア6 101が第1の空隙G2内に入る前に可動コア101と
ヨーク100との間で打ち勝つべき摩擦力は本質的には
存在しない。
上述のように、電流がバイメタル99を通って流れると
、可動磁気コア101と電機子103との間に引力が生
じ、可動コア101が固定ヨーク100から引き出され
て電機子103とコア101との間の空隙G1が狭くな
る。電機子103はコア101と接触した後も引続き固
定ヨーク100に向かって引かれる。次に、電機子10
3は可動コア101を磁石内に押し戻し、その結果、作
動機構21をアンラッチするに必要な全移動量が得られ
、これにより引外しバー172は上述のような態様で回
転することになる。可動コア101は電機子103を固
定磁気ヨーク100に向かって引き寄せ易くし、しかも
、これは、コア101が存在しない場合よりも一層低い
電流レベルで生じる。
、可動磁気コア101と電機子103との間に引力が生
じ、可動コア101が固定ヨーク100から引き出され
て電機子103とコア101との間の空隙G1が狭くな
る。電機子103はコア101と接触した後も引続き固
定ヨーク100に向かって引かれる。次に、電機子10
3は可動コア101を磁石内に押し戻し、その結果、作
動機構21をアンラッチするに必要な全移動量が得られ
、これにより引外しバー172は上述のような態様で回
転することになる。可動コア101は電機子103を固
定磁気ヨーク100に向かって引き寄せ易くし、しかも
、これは、コア101が存在しない場合よりも一層低い
電流レベルで生じる。
用途によっては、磁気引外し機構にスナップ動作を持た
せるのが望ましい場合がある。もし、固定ヨーク100
の脚部151,153間、可動コア101の脚部111
,113間にそれぞれ第2の空隙G2が形成されていな
ければ、スナップ動作が生じることになる(第6図参照
)。このスナップ動作は、コア101とヨーク100と
の間の摩擦力に打ち勝つ必要があり、しかも、コア10
1とヨーク100との間で次第に増強する横方向の磁場
に打ち勝つ必要があるために生じる。これら2つの力に
打ち勝つためには、第2の空隙G2が存在していた場合
の所要電流よりも大きな電流が必要になる。しかしなが
ら、これら2つの力に一旦打ち勝つと、結果的にスナッ
プ動作が生じ、電機子103が、電流レベルの増大に起
因して例えばAC電流の約1/2サイクルで非常に素早
くスナップバックすることになる。
せるのが望ましい場合がある。もし、固定ヨーク100
の脚部151,153間、可動コア101の脚部111
,113間にそれぞれ第2の空隙G2が形成されていな
ければ、スナップ動作が生じることになる(第6図参照
)。このスナップ動作は、コア101とヨーク100と
の間の摩擦力に打ち勝つ必要があり、しかも、コア10
1とヨーク100との間で次第に増強する横方向の磁場
に打ち勝つ必要があるために生じる。これら2つの力に
打ち勝つためには、第2の空隙G2が存在していた場合
の所要電流よりも大きな電流が必要になる。しかしなが
ら、これら2つの力に一旦打ち勝つと、結果的にスナッ
プ動作が生じ、電機子103が、電流レベルの増大に起
因して例えばAC電流の約1/2サイクルで非常に素早
くスナップバックすることになる。
第5図は、磁気サブアセンブリ97の水平断面を示して
いる。バイメタル99は可動磁気コア101によって部
分的に包囲されている。コア101は調整アーム109
上に載っている。コア101は固定磁気ヨーク100に
よって部分的に包囲されている。端子コネクタ107は
電気系統の1つの相の端子(図示せず)から磁気サブア
センブリ97に電流を流す。
いる。バイメタル99は可動磁気コア101によって部
分的に包囲されている。コア101は調整アーム109
上に載っている。コア101は固定磁気ヨーク100に
よって部分的に包囲されている。端子コネクタ107は
電気系統の1つの相の端子(図示せず)から磁気サブア
センブリ97に電流を流す。
以下に動作原理を説明する。短絡状態、故障電流状態又
は所要値の電流と関連付けられる低レベルの故障状態が
生じると、磁束が磁気引外し組立体95中に発生して固
定磁気ヨーク100が即座に電機子103の引きっけを
開始する。それと同時に、本発明の可動コア101が第
1の空隙G1内へ引込まれる。可動コア101が第1の
空隙G1中へ移動するので空隙のサイズが小さくなる。
は所要値の電流と関連付けられる低レベルの故障状態が
生じると、磁束が磁気引外し組立体95中に発生して固
定磁気ヨーク100が即座に電機子103の引きっけを
開始する。それと同時に、本発明の可動コア101が第
1の空隙G1内へ引込まれる。可動コア101が第1の
空隙G1中へ移動するので空隙のサイズが小さくなる。
空隙のサイズが小さくなると、磁気回路のリラクタンス
が小さくなる。その結果、低レベルの電流であっても、
これにより、電機子を所望のアンラッチ位置へ枢動させ
るに必要な力が生じるようになる。より詳細に説明する
と、電機子103は可動磁気コア101に引きつけられ
てこれに係合し、次に、コア101を固定磁気ヨーク3
中に押し戻す。最終的には、電機子103は固定磁気ヨ
ーク100に係合する。この電機子103の枢動運動9 により、接触脚部194が時計回りに枢動又は回転し、
それに対応して引外しバー172が回転する。上述のよ
うに、接触脚部194が時計回りに回転運動すると、中
間ラッチプレート148が解除され、傾斜面142,1
44に沿うクレードル61と中間ラッチプレート184
の相対運動が即座に始まることになる。クレードル61
は作動バネ57によって反時計回りに即座に回転しく第
2図参照)、上側トグルリンク65、トグル・バネピン
69及び下側トグルリンク67がそれと実質的に同時に
運動することになる。ピン69の接触面160に作用を
及ぼす推進用表面又はキツカー158がピン69を上方
へ且つ反時計回りの円弧を描いて急激に加速運動させ、
その結果、それに対応してトグル接触ピン73の上向き
の運動が生じると共に上側電気接点27がその引外し位
置まで上方へ即座に運動することになる(第8図参照)
全ての上側電気接点27の基部44がバネ45によって
付勢されてクロスバー49に形成された0 内部表面(図示せず)に接触するので、上側電気接点2
7はクロスバー49と一致した状態でに運動し、かくし
て回路遮断器1中において3つ全ての上側電気接点27
が下側電気接点25から同時に又は同期して開離するこ
とになる。
が小さくなる。その結果、低レベルの電流であっても、
これにより、電機子を所望のアンラッチ位置へ枢動させ
るに必要な力が生じるようになる。より詳細に説明する
と、電機子103は可動磁気コア101に引きつけられ
てこれに係合し、次に、コア101を固定磁気ヨーク3
中に押し戻す。最終的には、電機子103は固定磁気ヨ
ーク100に係合する。この電機子103の枢動運動9 により、接触脚部194が時計回りに枢動又は回転し、
それに対応して引外しバー172が回転する。上述のよ
うに、接触脚部194が時計回りに回転運動すると、中
間ラッチプレート148が解除され、傾斜面142,1
44に沿うクレードル61と中間ラッチプレート184
の相対運動が即座に始まることになる。クレードル61
は作動バネ57によって反時計回りに即座に回転しく第
2図参照)、上側トグルリンク65、トグル・バネピン
69及び下側トグルリンク67がそれと実質的に同時に
運動することになる。ピン69の接触面160に作用を
及ぼす推進用表面又はキツカー158がピン69を上方
へ且つ反時計回りの円弧を描いて急激に加速運動させ、
その結果、それに対応してトグル接触ピン73の上向き
の運動が生じると共に上側電気接点27がその引外し位
置まで上方へ即座に運動することになる(第8図参照)
全ての上側電気接点27の基部44がバネ45によって
付勢されてクロスバー49に形成された0 内部表面(図示せず)に接触するので、上側電気接点2
7はクロスバー49と一致した状態でに運動し、かくし
て回路遮断器1中において3つ全ての上側電気接点27
が下側電気接点25から同時に又は同期して開離するこ
とになる。
上述の態様と類似した態様で、持続性の低レベル電流に
より、バイメタル99が撓曲してその成形下端部143
が引外しバー172の接触脚部194に接触してこれを
回転させ、それによって引外しバー172を枢動させて
回路遮断器を磁気弓外し動作と関連した上述の態様で引
外す。
より、バイメタル99が撓曲してその成形下端部143
が引外しバー172の接触脚部194に接触してこれを
回転させ、それによって引外しバー172を枢動させて
回路遮断器を磁気弓外し動作と関連した上述の態様で引
外す。
高レベルの短絡状態又は故障電流状態が生じ、故障電流
が互いにほぼ平行なコンタクトアーム27.29を通っ
て流れることによって大きな磁気反発力が生じると、電
気接点27.25は急速開離してブローオープン位置へ
移動する(ブローオープン位置は第2図において破線で
示されている)。電気接点27.25の開離は、作動機
構21が引外し動作を経て順番に動作段階を行う必要無
く達成される。しかしながら、作動機構21が引外し動
作を経てその動作段階を次々に順番に行う場合、上側コ
ンタクトアーム41が絶縁性バリヤ196に押し付けら
れると共に回路遮断器1の中央に位置した極又は相のス
トップ156が回路遮断器1のその外側に位置した極又
は相の上部カバー8に一体に形成されているストップに
押付けられ、それにより、上側電気接点27とクロスパ
ー49が相対回転するので、上側電気接点27の基部4
4がクロスパー49の内部表面(図示せず)に再び係合
し、その結果、回路遮断器1の他の極又は相の他の電気
接点が開離することになる。
が互いにほぼ平行なコンタクトアーム27.29を通っ
て流れることによって大きな磁気反発力が生じると、電
気接点27.25は急速開離してブローオープン位置へ
移動する(ブローオープン位置は第2図において破線で
示されている)。電気接点27.25の開離は、作動機
構21が引外し動作を経て順番に動作段階を行う必要無
く達成される。しかしながら、作動機構21が引外し動
作を経てその動作段階を次々に順番に行う場合、上側コ
ンタクトアーム41が絶縁性バリヤ196に押し付けら
れると共に回路遮断器1の中央に位置した極又は相のス
トップ156が回路遮断器1のその外側に位置した極又
は相の上部カバー8に一体に形成されているストップに
押付けられ、それにより、上側電気接点27とクロスパ
ー49が相対回転するので、上側電気接点27の基部4
4がクロスパー49の内部表面(図示せず)に再び係合
し、その結果、回路遮断器1の他の極又は相の他の電気
接点が開離することになる。
回路遮断器の引外し状態では、接点は第8図に示すよう
に開離している。回路遮断器1をリセットするには、ハ
ンドル13を第7図に示すようなオフ位置へ移動させる
。これによりクレードル61は、捩じりバネ170によ
って付勢される位置まで回転するが、捩じりバネ170
は引外しバー172の表面237に係合し、表面237
は反時計回りに回転して引外しバー172のラッチ表面
258を中間ラッチプレート148のラッチ表面212
に係合させてこれを再びラッチさせ、かくして、中間ラ
ッチプレート148、引外しバー172及び回路遮断器
1がリセットされる。
に開離している。回路遮断器1をリセットするには、ハ
ンドル13を第7図に示すようなオフ位置へ移動させる
。これによりクレードル61は、捩じりバネ170によ
って付勢される位置まで回転するが、捩じりバネ170
は引外しバー172の表面237に係合し、表面237
は反時計回りに回転して引外しバー172のラッチ表面
258を中間ラッチプレート148のラッチ表面212
に係合させてこれを再びラッチさせ、かくして、中間ラ
ッチプレート148、引外しバー172及び回路遮断器
1がリセットされる。
本発明の特定の実施例を詳細に説明したが、当業者であ
れば本明細書の開示内容に鑑みて実施例の細部に対する
種々の設計変更及び改造を想倒できることは明らかであ
ろう。従って、開示した特定の構成は例示に過ぎず、本
発明の範囲を限定するものではなく、本発明の範囲は特
許請求の範囲に記載の技術的事項に基づいて定められる
。
れば本明細書の開示内容に鑑みて実施例の細部に対する
種々の設計変更及び改造を想倒できることは明らかであ
ろう。従って、開示した特定の構成は例示に過ぎず、本
発明の範囲を限定するものではなく、本発明の範囲は特
許請求の範囲に記載の技術的事項に基づいて定められる
。
第1図は、本発明を組込んだモールドケース収納型回路
遮断器の平面図である。 第2図は、第1図の2−2線における第1図の回路遮断
器の横断面図である。 第3図は、本発明の磁気コアを含む磁気サブアセンブリ
の組立法を示す展開等角図である。 第4図は、本発明の可動コアを有する磁気サブアセンブ
リの縦断面図である。 第5図は、第4図の5−5線における本発明の33 可動コアを有する磁気引外し組立体の水平断面図である
。 第6図は、本発明の可動コア及び電機子を含む磁気引外
し組立体の構成要素によって形成される磁気回路の略図
である。 第7図は、第2図と同一の線における第1図の回路遮断
器の部分縦断面図であるが、例示の多相回路遮断器のう
ちの1つの相についての磁気引外し組立体及び電気接点
を開離位置で示す図である。 第8図は、第2図と同一の線における第1図の回路遮断
器の部分縦断面図であるが、例示の多相回路遮断器のう
ちの1つの相についての磁気引外し組立体及び電気接点
を引外し位置で示す図である。 〔主要な参照符号の説明〕 1は回路遮断器、21はラッチ可能な作動機構、23は
磁気引外し組立体、47はオーバ・センタ・トグル機構
、59はラッチ機構、61はクレードル、91は第1の
空隙、95は磁気引外し組立4 体、97は磁気サブアセンブリ、99はバイメタル、1
00は固定磁気ヨーク、101は可動コア、103は電
機子、107は端子コネクタ、143はバイメタルの下
端部、148は中間ラッチプレート、172は引外しバ
ー 194は引外しバーの接触脚部である。
遮断器の平面図である。 第2図は、第1図の2−2線における第1図の回路遮断
器の横断面図である。 第3図は、本発明の磁気コアを含む磁気サブアセンブリ
の組立法を示す展開等角図である。 第4図は、本発明の可動コアを有する磁気サブアセンブ
リの縦断面図である。 第5図は、第4図の5−5線における本発明の33 可動コアを有する磁気引外し組立体の水平断面図である
。 第6図は、本発明の可動コア及び電機子を含む磁気引外
し組立体の構成要素によって形成される磁気回路の略図
である。 第7図は、第2図と同一の線における第1図の回路遮断
器の部分縦断面図であるが、例示の多相回路遮断器のう
ちの1つの相についての磁気引外し組立体及び電気接点
を開離位置で示す図である。 第8図は、第2図と同一の線における第1図の回路遮断
器の部分縦断面図であるが、例示の多相回路遮断器のう
ちの1つの相についての磁気引外し組立体及び電気接点
を引外し位置で示す図である。 〔主要な参照符号の説明〕 1は回路遮断器、21はラッチ可能な作動機構、23は
磁気引外し組立体、47はオーバ・センタ・トグル機構
、59はラッチ機構、61はクレードル、91は第1の
空隙、95は磁気引外し組立4 体、97は磁気サブアセンブリ、99はバイメタル、1
00は固定磁気ヨーク、101は可動コア、103は電
機子、107は端子コネクタ、143はバイメタルの下
端部、148は中間ラッチプレート、172は引外しバ
ー 194は引外しバーの接触脚部である。
Claims (6)
- (1)回路が導体を介して閉じられる閉成位置と導体を
介する回路が開かれる開離位置との間で動作可能な電気
接点と、アンラッチ時に電気接点を開離するラッチ可能
な作動機構と、磁束を発生させるよう導体からの電流を
流通させる細長い導電部材及びピボット軸線の周りに回
転可能に枢着されていて、導電部材に向かって回転でき
る自由端を備えた電機子を含む磁気引外し組立体とを有
し、電機子が作動機構をラッチするラッチ位置では、電
機子の自由端が導電部材から間隔を置いて位置し、電機
子が、導電部材中の異常電流により生じた磁束によって
導電部材に向かって、作動機構をアンラッチするアンラ
ッチ位置へ引き付けられるように構成して成る、電気系
統の導体中の異常電流に応答する回路遮断器において、
全体としてU字形の固定磁気ヨークが、基部と、導電部
材を部分的に包囲する2つの外方に延びる脚部とを有し
、該脚部は電機子の方向に磁束を集中させると共に電機
子との間に第1の空隙を形成するよう電機子に向かって
導電部材の両側を越えて延び、全体としてU字形の可動
磁気コアが、基部と、2つの外方に延びる脚部とを有し
、可動コアの基部は、固定ヨークの基部に隣接して位置
し、また、伸長位置と引込み位置との間で固定ヨークに
対して移動でき、可動コアの脚部は伸長位置において電
機子と固定ヨークとの間の第1の空隙を狭めるよう固定
ヨークの脚部を越えて第1の空隙内に延び、それによっ
て、低い電流レベルの状態で、磁束を更に集中させると
共に電機子を固定ヨークに向かって引付けるのに必要な
磁力を発生させ、電機子は固定ヨークに向かって枢動状
態で回転すると伸長位置に在る可動コアに係合し、引き
続き回転すると可動コアをその引込み位置に押圧し、可
動コアの脚部は、この引込み位置の状態では、固定ヨー
クの脚部と同じ程遠くに位置した状態で電機子に向かっ
て延び、また、可動コアは、該コアを固定ヨークに対し
間隔を置いた関係で取付ける取付け手段を有し、可動コ
アは伸長位置から引込み位置へ取付け手段上を移動でき
、電機子を導電部材からラッチ位置に向かって押し離す
付勢手段が設けられていることを特徴とする回路遮断器
。 - (2)取付け手段は可動コアを固定ヨークに対して間隔
を置いた関係で支持し、それにより可動コアの脚部と固
定ヨークの脚部との間には第2の空隙が画定されている
ことを特徴とする請求項第1項記載の回路遮断器、 - (3)可動コアは導電部材と固定ヨークとの間に位置し
た状態で取付け手段に取付けられ、固定ヨークは可動コ
アを包囲していることを特徴とする請求項第2項記載の
回路遮断器。 - (4)可動コアは導電部材と固定ヨークとの間に位置し
た状態で取付け手段に取付けられ、固定ヨークは可動コ
アを部分的に包囲すると共に可動コアと係合状態にある
ことを特徴とする請求項第1項記載の回路遮断器。 - (5)細長い導電部材は一端が片持ち状態のバイメタル
であり、バイメタルは、導体中を流れる現レベルよりも
大きな持続性のある電流に応動してラッチ可能な作動機
構をアンラッチすることを特徴とする請求項第1項記載
の回路遮断器。 - (6)取付け手段は、バイメタルの前記一端に隣接して
取り付けられた調整アームから成り、調整アームは、可
動コアを支持すると共に可動コアを伸長位置と引込み位
置との間で移動させることができる肩を有することを特
徴とする請求項第1項記載の回路遮断器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US417,378 | 1989-10-05 | ||
US07/417,378 US4951015A (en) | 1989-10-05 | 1989-10-05 | Circuit breaker with moving magnetic core for low current magnetic trip |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03134931A true JPH03134931A (ja) | 1991-06-07 |
Family
ID=23653779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2267505A Pending JPH03134931A (ja) | 1989-10-05 | 1990-10-04 | 回路遮断器 |
Country Status (14)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4951015A (ja) |
EP (1) | EP0421691B1 (ja) |
JP (1) | JPH03134931A (ja) |
KR (1) | KR0146699B1 (ja) |
CN (1) | CN1023359C (ja) |
AR (1) | AR245313A1 (ja) |
AT (1) | ATE142366T1 (ja) |
AU (1) | AU628648B2 (ja) |
BR (1) | BR9004972A (ja) |
CA (1) | CA2025781C (ja) |
DE (1) | DE69028366T2 (ja) |
ES (1) | ES2091804T3 (ja) |
MX (1) | MX167927B (ja) |
ZA (1) | ZA902095B (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US5182532A (en) * | 1992-02-25 | 1993-01-26 | General Electric Company | Thermal-magnetic trip unit |
US5237297A (en) * | 1992-07-06 | 1993-08-17 | American Circuit Breaker Corporation | Tripping apparatus for use with an electrical circuit breaker having magnetic tripping responsive to low overcurrent |
KR100462708B1 (ko) * | 1996-12-10 | 2005-07-28 | 주식회사 엘지화학 | 천연목분소재를 이용한 바닥장식재와 그 제조방법 |
US5793026A (en) * | 1997-04-14 | 1998-08-11 | Eaton Corporation | Magnetic trip assembly and circuit breaker incorporating same |
US5894259A (en) * | 1997-04-14 | 1999-04-13 | Eaton Corporation | Thermal trip unit with magnetic shield and circuit breaker incorporating same |
US5831501A (en) * | 1997-04-14 | 1998-11-03 | Eaton Corporation | Adjustable trip unit and circuit breaker incorporating same |
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JP2001351486A (ja) | 2000-04-20 | 2001-12-21 | Eaton Corp | 真空スイッチ組立体を備えた成型ケース回路遮断器 |
KR20020092692A (ko) * | 2001-06-05 | 2002-12-12 | 주식회사 크라텍 | 인테리어용 무늬목 및 그 제조방법 |
US6507256B1 (en) * | 2001-08-17 | 2003-01-14 | General Electric Company | Auxiliary magnetic trip system |
CN100464387C (zh) * | 2006-12-15 | 2009-02-25 | 大全集团有限公司 | 断路器跳闸脱扣器 |
ITBG20060065A1 (it) * | 2006-12-21 | 2008-06-22 | Abb Service Srl | Dispositivo di protezione per un interruttore automatico e interruttore automatico comprendente tale dispositivo. |
CN101359561B (zh) * | 2007-08-03 | 2013-02-27 | 施耐德电器工业公司 | 具有台阶式轭铁结构的脱扣器和具有这种脱扣器的断路器 |
AT509407A1 (de) * | 2008-03-05 | 2011-08-15 | Moeller Gebaeudeautomation Gmbh | Schaltgerät |
AT509250A1 (de) * | 2008-03-05 | 2011-07-15 | Moeller Gebaeudeautomation Gmbh | Schaltgerät |
CN101308743B (zh) * | 2008-06-06 | 2012-02-22 | 常熟开关制造有限公司(原常熟开关厂) | 拍合式可调电磁脱扣器 |
US8542084B1 (en) * | 2012-03-13 | 2013-09-24 | General Electric Company | Circuit protection device and trip unit for use with a circuit protection device |
WO2020139933A1 (en) * | 2018-12-28 | 2020-07-02 | Schneider Electric USA, Inc. | Bi-stable trip unit with trip solenoid and flux transfer reset |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US4630017A (en) * | 1984-10-01 | 1986-12-16 | Siemens Energy & Automation, Inc. | Magnetic structure for calibrating a circuit breaker |
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US4719438A (en) * | 1986-09-30 | 1988-01-12 | Westinghouse Electric Corp. | Circuit breaker with fast trip unit |
-
1989
- 1989-10-05 US US07/417,378 patent/US4951015A/en not_active Expired - Lifetime
-
1990
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