JP2000106055A - キースイッチ - Google Patents

キースイッチ

Info

Publication number
JP2000106055A
JP2000106055A JP10277031A JP27703198A JP2000106055A JP 2000106055 A JP2000106055 A JP 2000106055A JP 10277031 A JP10277031 A JP 10277031A JP 27703198 A JP27703198 A JP 27703198A JP 2000106055 A JP2000106055 A JP 2000106055A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
thermoplastic elastomer
elastomer material
key switch
coupler
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10277031A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumitsu Ishii
和満 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP10277031A priority Critical patent/JP2000106055A/ja
Publication of JP2000106055A publication Critical patent/JP2000106055A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H2009/0077Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00 using recyclable materials, e.g. for easier recycling or minimising the packing material

Landscapes

  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リサイクルという観点から見ると、一つのキ
ーボード上に100個前後設けられたカップラバー部
は、再生しやすいものであることが望まれる。しかし、
従来、上記カップラバー部は、シリコンラバー、EPD
M材を使用したコンプレッション成形(プレス成形)及
び液状シリコンラバー材を使用したインジェクション成
形にて製造されていたのでリサイクルしにくかった。 【解決手段】 カップラバー部3は、熱可塑性エラスト
マー材により形成されている。この熱可塑性エラストマ
ー材、特にポリオレフィン系熱可塑性エラストマー材は
耐久性及び成形加工時の離型性、材料コストの面で優れ
ている。また、リサイクル性に優れているので、キース
イッチを100個前後配設するキーボードには優れた材
料である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部からキートッ
プ部が押圧されることにより内部のスイッチがオン/オ
フするキースイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】キーを押すことによって、コンピュータ
にプログラムやデータを入力する装置としてキーボード
がある。キーボード上のキー一つ一つには、キートップ
部と、このキートップ部に接続されて上下動するステム
部又はレバー部と、これらステム部又はレバー部に連動
して伸縮するカップラバー部が備えられている。カップ
ラバー部は、キーに内蔵されるスイッチ部をゴミや漏水
から守るために設けられている。そして、キーはキーボ
ード部の所定の位置に、補強金具、メンブレン部、及び
フレームを介して凸部となって設けられている。
【0003】上記キーは、キーボード上に複数、例えば
100個前後設けられており、同様にカップラバー部も
同数設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、リサイクル
という観点から見ると、一つのキーボード上に100個
前後設けられたカップラバー部は、再生しやすいもので
あることが望まれる。しかし、従来、上記カップラバー
部は、熱硬化性のシリコンラバー、EPDM材を使用し
たコンプレッション成形(プレス成形)及び液状シリコ
ンラバー材を使用したインジェクション成形にて製造さ
れていたのでリサイクルしにくかった。
【0005】また、成形サイクルもコンプレッション成
形は3〜5分/ショット、液状シリコンのインジェクシ
ョン成形も1分弱/ショットと長く、省資源及びコスト
の面で改善の余地があった。
【0006】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、リサイクル性が良く、かつ製造段階での加工時
間が短いので省資源及びコストの低減が可能となるカッ
プラバー部を用いたキースイッチの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるキースイ
ッチは、上記課題を解決するために、外部からキートッ
プ部が押圧されることにより内部のスイッチがオン/オ
フするキースイッチにおいて、上記キートップ部に接続
されて上下動する上下動部と、熱可塑性エラストマー材
により形成され、上記上下動部に連動して伸縮するカッ
プラバー部とを備える。
【0008】カップラバー部に用いる、熱可塑性エラス
トマー材、特にポリオレフィン系熱可塑性エラストマー
材は耐久性及び成形加工時の離型性、材料コストの面で
優れている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るキースイッチ
の実施の形態について図面を参照しながら説明する。こ
の実施の形態は、キーを押すことによってコンピュータ
にプログラムやデータを入力するキーボード上に例えば
100個前後配設されるキースイッチである。
【0010】図1及び図2には異なるタイプのキースイ
ッチの構成を示す。先ず、図1のキースイッチについて
説明する。このキースイッチは、外部からの押圧を直接
受けるキートップ部1と、キートップ部1に接続されて
上下動するステム部2と、ステム部2に連動して伸縮す
るカップラバー部3を備えてなる。
【0011】カップラバー部3は、キーに内蔵されるス
イッチ部をゴミや漏水から守るために設けられている。
そして、キーはキーボード部の所定の位置に、補強金具
6、メンブレム5、及びフレーム4を介して凸部となっ
て設けられている。
【0012】特に、カップラバー部3は、熱可塑性エラ
ストマー材により形成されている。この熱可塑性エラス
トマー材、特にポリオレフィン系熱可塑性エラストマー
材は耐久性及び成形加工時の離型性、材料コストの面で
優れている。また、リサイクル性に優れているので、キ
ースイッチを100個前後配設するキーボードには優れ
た材料である。
【0013】また、その製造方法としては、成形サイク
ルが20〜30秒/ショットと短い樹脂射出成形にて加
工できるので、従来の製造方法と比較して加工時間を短
縮でき、省資源及びコストの低減が可能となる。
【0014】さらに、ポリオレフィン型の比重は、従来
主に使用されている、シリコンラバー(比重1.15程
度)と比較して、0.9〜0.95程度と約20%程度
軽い。また材料単価も安いので製品の軽量化、製品のコ
ストダウンを可能とする。
【0015】次に、図2のキースイッチは、外部からの
押圧を直接受けるキートップ部11と、キートップ部1
1に接続されて上下動する二つのレバー部12及び13
と、この二つのレバー部12及び13に連動して伸縮す
るカップラバー部14を備えてなる。
【0016】このカップラバー部14も、キーに内蔵さ
れるスイッチ部をゴミや漏水から守るために設けられて
いる。そして、キーはキーボード部の所定の位置に、補
強金具17、メンブレム16、及びフレーム15を介し
て凸部となって設けられている。
【0017】このカップラバー部14も、熱可塑性エラ
ストマー材、特にポリオレフィン系熱可塑性エラストマ
ー材によって形成されている。したがって、上記図1に
示したキースイッチと同様の効果が得られる。
【0018】なお、上記カップラバー部14を、図3に
示すようにシート状に形成し、キーボード上に被せるよ
うに取り付けてもよい。もちろん、図4に示すように単
品として取り付けても良いのはもちろんである。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、リサイクル性が良く、
かつ製造段階での加工時間が短いので省資源及びコスト
の低減が可能となるカップラバー部を用いたキースイッ
チを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るキースイッチの実施の形態の具
体例の断面図である。
【図2】 本発明に係るキースイッチの実施の形態の他
の具体例の断面図である。
【図3】 上記図2に示したキースイッチに用いられる
カップラバー部をシート状に成形したシートタイプのカ
ップラバー部を示す図である。
【図4】 上記図2に示したキースイッチに用いられる
カップラバー部の単品タイプを示す図である。
【符号の説明】
1 キートップ部 2 ステム部 3 カップラバー部 4 フレーム部 5 メンブレン 6 補強金具

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からキートップ部が押圧されること
    により内部のスイッチがオン/オフするキースイッチに
    おいて、 上記キートップ部に接続されて上下動する上下動部と、 熱可塑性エラストマー材により形成され、上記上下動部
    に連動して伸縮するカップラバー部と を備えることを
    特徴とするキースイッチ。
  2. 【請求項2】 コンピュータにプログラムやデータを入
    力するためにキーボード上に複数配設されることを特徴
    とする請求項1記載のキースイッチ。
  3. 【請求項3】 上記カップラバー部は、ポリオレフィン
    系熱可塑性エラストマー材により形成されることを特徴
    とする請求項1記載のキースイッチ。
  4. 【請求項4】 上記カップラバー部は、樹脂射出成形に
    より製造されることを特徴とする請求項3記載のキース
    イッチ。
JP10277031A 1998-09-30 1998-09-30 キースイッチ Pending JP2000106055A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10277031A JP2000106055A (ja) 1998-09-30 1998-09-30 キースイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10277031A JP2000106055A (ja) 1998-09-30 1998-09-30 キースイッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000106055A true JP2000106055A (ja) 2000-04-11

Family

ID=17577818

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10277031A Pending JP2000106055A (ja) 1998-09-30 1998-09-30 キースイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000106055A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1244125A1 (en) * 2001-03-21 2002-09-25 Polymatech Co., Ltd. Highly recyclable keypad with a key top and method of separating the same
EP1320115A2 (en) * 2001-12-11 2003-06-18 Polymatech Co., Ltd. Keypad and method of separating a cross-linked cured resin layer thereof

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1244125A1 (en) * 2001-03-21 2002-09-25 Polymatech Co., Ltd. Highly recyclable keypad with a key top and method of separating the same
EP1320115A2 (en) * 2001-12-11 2003-06-18 Polymatech Co., Ltd. Keypad and method of separating a cross-linked cured resin layer thereof
EP1320115A3 (en) * 2001-12-11 2005-04-06 Polymatech Co., Ltd. Keypad and method of separating a cross-linked cured resin layer thereof
US7192621B2 (en) 2001-12-11 2007-03-20 Polymatech Co., Ltd. Keypad and method of separating a crosslinked cured resin layer thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6571457B2 (en) Control panel for electronic equipment and method of producing the same
EP1024510B1 (en) Control panel having sheet-formed pushbutton unit and method of producing the same
JP2004362891A (ja) キーシート
CN105632821A (zh) 一种软胶和硬质片一体注塑成型的键盘、键帽及生产方法
JP4037483B2 (ja) シート状キートップおよびその製造方法
JP2000106055A (ja) キースイッチ
JP3136388B2 (ja) キートップ板の製造方法
CN209393839U (zh) 防止拉延顶部起皱的拉延模具
CN211529842U (zh) 一种便于模具成型的伺服器开关按键
CN213660240U (zh) 一种复合型硅胶按键
US20230178309A1 (en) Compoisite rubber dome and molding method
JPH02208025A (ja) 操作ボタンとその製造方法
CN216043150U (zh) 一种智能钥匙
CN214505317U (zh) 一种防尘轻触开关
JPS6250271A (ja) 衝撃エネルギ−吸収体を備えたステアリングホイ−ル
KR100525222B1 (ko) 휴대기기용 키패드 및 이에 적합한 제조 방법
CN214477084U (zh) 一种具有降噪功能的按键及具有其的电脑
CN215379395U (zh) 一种游戏掌机保护壳
CN207070331U (zh) 扬声器模组的上壳结构、扬声器模组及声学元件
JP3047152B2 (ja) 防水型キートップ板
JP3451824B2 (ja) キーボード
CN2847498Y (zh) 一种新的手机按键用薄膜开关结构
CN205609401U (zh) 侧键模组及电子设备
US20100068454A1 (en) Rubber dome and manufacturing method thereof
JP2002329437A (ja) 押釦スイッチ用賦形フィルム、押釦スイッチ用カバー部材及びこれらの製造方法